JPH03178014A - 磁気ヘッド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ｍ気カード、磁気ディスク等の磁気記録媒体
に対しデータの読取り、書込みを５１気的に行う磁気ヘ
ッドに関する。

［従来の技術］ 従来、磁気ディスク装置等に用いられる磁気へ一２ドの
コア７には第７図（ａ）、（ｂ）に示すように直線状の
ギャップ８が設けられていた。そして。

このような磁気ヘッドによって書込まれたデータはデー
タトラック１０上に対し上記直線上のギャップと対応し
て第８図（ａ）のように平行な帯状に並ぶこととなる。

また、この場合、データは磁気ヘッドの走査方向に直角
に記録される。

ところで、上記のように記録されたデータは、他の磁気
ヘッドで容易に読取りや書替えが可能であるため、デー
タの偽造、改ざんが容易になされるおそれがあった。

これを防ぐ方法として、一般に磁気ヘッドを走合方向に
対して傾けて設置して第８図（ｂ）に示すようにデータ
を斜めに記録することにより、普通に設置した磁気ヘッ
ドではデータを読み書きできないようにすることが行わ
れていた。

［発ＩＪ１が解決しようとする課８］ しかＬ６．上述したデータを斜めに記録する方式を用い
た場合でも、磁気造影剤を用いてデータの傾斜角を調べ
ることによりデータの偽造、改ざんが可能であり、不正
行ムを完全に防止することはできなかった。

本発明は、上記従来の課題を解決し、従来の磁気ヘッド
では読み書きが不可能となるようにデータを記録する磁
気ヘッドを提供することを目的とする。

［Ｘ１８を解決するための手段］ 上記目的を達成するため本発明は、磁気記録媒体に対し
てデータの読取り、書込みを磁気的に行う磁気ヘッドに
おいて、コアに設けたギャップの形状を湾曲又は屈曲さ
せて形成したことを特徴とする。

より兵体的には、コアに設けたギャップの形状を円弧形
状、略Ｓ字形状、又は略く字形状としたことを特徴とす
る。

［実施例１ 以ド、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図（ａ）、（ｂ）は本発明の磁気ヘッドの第１実施
例を示す斜視図及び要部拡大図である。

本実施例の磁気ヘッドに用いるコアｌには、円弧形状に
湾曲したギャップ２を形成しである。この磁気ヘッドに
よって磁気記録媒体にデータを書込むと、第２図に示す
ように、データトラックｌＯに対しギャップ２の形状と
対応して円弧形状の帯状に並んで記録される。

したがって、上記のように本実施例の磁気ヘッドにより
書込んだ円弧状のデータを直線状のギャップを右する磁
気ヘッドで読取った場合、データとギャップとが対応し
ないため異なる内容のデータとして読取られデータの正
確な再現は不内丁能となる。

第３図（ａ）、（ｂ）は本発明の第２実施例を示す斜視
図及び要部拡大図である。

本実施例の磁気ヘッドに用いるコア３には、略Ｓ字形状
に湾曲したギャップ４を形威しである。

この磁気ヘッドによって磁気記録媒体にデータを書込む
と、第４図に示すように、データトラックｌＯに対しギ
ャップ４の形状と対応して略Ｓ字形状の帯状に並んで記
録される。

したがって、第１実施例同様直線状のギャップを有する
ｍ気ヘッドではデータを正確に読取れなくなる。

第５図（ａ）、（ｂ）は本発明の第３実施例を示す斜視
図及び要部拡大図である。

本実施例の磁気ヘッドに用いるコア５には、略〈字形状
に屈曲したギャップ６を形威しである。

この磁気ヘッドによって磁気記録媒体にデータをと込む
と、第６図に示すように、データトラック１０に対しギ
ャップ６の形状に対応して略く字形状の帯状に並んで記
録される。

したがって、第１．第２実施例同様直線状のギャップを
有する磁気ヘッドではデータを正確に読取れなくなる。

なお、コアに設けたギャップの形状は上記各実施例に限
るものではなく、非直線形状であれば何でもよい、また
、磁気ヘッドを走査方向に対して傾けて設置し、データ
トラックｌＯに対しデータを斜めに記録してもよい。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明の磁気ヘッドは、コアに設け
たギャップの形状を湾曲又は屈曲させて形成したため、
データトラックに書込まれたデータはギャップの形状に
対応して湾曲又は屈曲し。

直線状のギャップを有する普通の磁気ヘッドではデータ
を正確に読取ることができず、また逆に普通の磁気ヘッ
ドで書込まれたデータを本発明の磁気ヘッドで読取るこ
ともできないため、データの偽造、敗ざん等不正行ゐを
防止するという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は本発す１の磁気ヘッドの第１実施例示す
斜視図。 第１図（ｂ）は第１図（ａ）の磁気ヘッドの要部拡大図
、 第２図は第１図（ａ）、（ｂ）の磁気ヘッドを用いてデ
ータを書込んだデータトラックを示す平面図、第３図（
ａ）、（ｂ）は第２実施例を示す斜視図及び要部拡大図
。 第４図は第３図（ａ）、（ｂ）の磁気ヘッドを用いてデ
ータを書込んだデータトラックを示す平面図、第５図（
ａ）　、（ｂ）は第３丈施例を示す斜視図及び要部拡大
図、 第６図は第５図（ａ）、（ｂ）の磁気ヘッドを用いてデ
ータを−）込んだデータトラックを示す平面図、第７図
（ａ）、（ｂ）は従来の磁気ヘッドを示す斜視図及び要
部拡大図、 第８図（ａ）は従来の磁気ヘッドを用いてデータを書込
んだデータトラックを示す平面図、第８図（ｂ）はデー
タを斜めに書込んだデータトラックを后す平面図である
。 １．３，５，７：コア ２．４，６，８：ギャップ ｌＯ：データトラック

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）磁気記録媒体に対してデータの読取り、書込みを
   磁気的に行う磁気ヘッドにおいて、 コアに設けたギャップの形状を湾曲又は屈曲させて形成
   したことを特徴とする磁気ヘッド。
2. （２）コアに設けたギャップの形状を円弧形状とレたこ
   とを特徴とする請求項第１項記載の磁気ヘッド。
3. （３）コアに設けたギャップの形状を略Ｓ字形状とした
   ことを特徴とする請求項第１項記載の磁気ヘッド。
4. （４）コアに設けたギャップの形状を略く字形状とした
   ことを特徴とする請求項第１項記載の磁気ヘッド。