JPS6228902A - 磁気記録方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の技術分野〉 この発明は、従来一般に普及している磁気記録再生装置
をもって磁気情報の読み取りや書き替え等が出来ない安
全性の高い磁気記録方法に関するものである。

〈発明の概要〉 この発明は、磁気カードのような磁気記録媒体の磁気情
報記録部を、走査方向に対して垂直方向に配向した後、
この磁気情報記録部−Ｌへ磁気ヘッドを斜めに交叉させ
て配備して、磁気情報を記録するようにしてあり、これ
により、磁気記録媒体に記録された磁気情報の特異性を
高めるとともに読み取り、改ざん防止の効果を顕著に高
めている。

〈発明の背景〉 従来、磁気記録媒体に記録される磁気情報は、磁気記録
媒体の走査方向に対して平行な向きの磁束の変化でもっ
て記録されるもので、従って記録再生に際して使用され
る磁気ヘッドは、そのギャップの方向が前記走査方向に
対して垂直になるように配備されているのが一般的であ
る。

第６図〜第８図は、従来の磁気記録方式に用いられる磁
気情報記録部２を有する磁気記録媒体（磁気カード）１
であって、このうち第６図は走査方向（ａｌと平行な方
向に磁針ｐを配向した状態を、また第７図および第８図
は第６図のカ−ドへ従来方法で記録された磁気情報の記
録状態を、夫々示すものである。

このように、磁気記録媒体に記録される磁気情報の記録
方法は、常に画一的であるため、前記磁気情報は在来の
磁気記録媒体記録再生装置でＮｑｌに読み取られ、また
書き替え（改ざん）られるという欠点があった。

〈発明の目的〉 この発明は、上記問題点を解決するためのものであって
、在来の磁気記録媒体記録再生装置では記録再生できな
い、極めて完全性の高いｆ〃磁気記録方法提供すること
を目的とする。

〈発明の構成および効果〉 Ｌ記目的を達成するために、この発明では、６〃気記１
．ｐ媒体に磁気情報を記録するに際して、ｆａ）　　前
記磁気記録媒体に設けた磁気情報記録部を、走査方向に
対して垂直の方向に配向した後、 （ｔｌ）前記磁気情報記録部上に磁気ヘッドを、磁気ヘ
ッドのギヤツブが前記走査方向と所定の角度で斜めに交
叉するように配備して、磁気情報を記録するように構成
した。

この発明によれば、磁気情（■記録部の配向方向を走査
方向に対して垂直方向とな１−７、かつ磁気ヘッドを、
磁気ヘッドのギャップが前記走査方向に対して斜めとな
るよう交叉して、磁束変化の垂直方向成分をもって情報
記録するから、磁気情報を構成する正負の磁針の向きは
走査方向に対し全て垂直方向であり、従って磁気ヘッド
のギャップが走査方向と垂直をなす在来の磁気記録媒体
記録再生装置では、前記の記録情報を読み出したり、或
いは書き替えたりずろことが不能となり、情報の改ざん
防１トに卓越した効果を発揮する。

才た、この発明にがかるＨ磁気記録方法によれば、前記
交叉角度を適宜変更するだけで、記録するｆ〃磁気情報
実質上変化させることかできるので、特に汎用度・特異
性の高い（Ｉｔ気記録再生を実現できる。

〈実施例の説明〉 第１図は、この発明にかかる磁気記録方法における磁気
記録媒体（この場合、磁気カード）と磁気ヘッドとの相
関関係を示す。また第２図ば、磁気カーｌの磁気情報記
録部における配向状態、第３図は、磁気カートの磁気情
報記録状態を夫々示す。なお第４図は第３図Ａ　−Ａ　
ｖＡ断面図であり、第５図は第３図Ｂ−Ｂ線断面図であ
る。

第１図において、磁気カード１は、一方表面の長手方向
にス１ライプ状の磁気情報記録部２が設けてあり１、二
の磁気カード１上の前記磁気量中じ記録部２に対応した
位置に、磁気ヘッド３が、そのギヤツブ４の方向（ｂｌ
が走査方向（ａｌに対Ｕ２て所定の角度θで斜めに交叉
するように配備されている。磁気カード川の磁気情報記
録部２は、磁針（第２図中、矢印ｐで示す）の方向ＦＣ
＋が、前記走査方向（ａ）に対して垂直の方向を向くよ
うに、公知の方法であらかじめ配向処理されている。

この配向処理された磁気カード川に情報記録する場合、
磁気ヘッド３は、走査方向ｆａｔと磁気ヘット３のギヤ
ツブ方向（ｂｌとが一定の角度θを保つようにして、前
記情報記録部２上を走査させて、磁気情ｔしを記録する
。このようにして前記磁気情報記録部２に記録された磁
気情報の記録状態は、第３図乙こ示すとおりであり、磁
針ｐの方向は前記走査方向（ａ）に対して垂直であり、
かつ磁釧ｐが反転するデータの境界は、走査方向ｆａｔ
に対して角度θをなす直線を形成する。なお第４図およ
び第５図中、矢印ｐば磁針を、また点線の矢印は磁力線
を、それぞれ示す。

かくして従来の磁気記録再生方法では、第６図〜第８図
に示す如く、記録再生に使用する磁気ヘッドは、そのギ
ャップの方向を走査方向に対して垂直にした状態で、記
録再生するものであるため、この磁気記録媒体記録再生
装置では、走査方向に対して平行な磁針で構成される磁
気情報しか記録・再生できない。

これに対しこの発明にかかる方法で、磁気カー　Ｆ　］
に記録された磁気情報は、走査方向［ａ）に対して垂直
の方向の磁針をもって構成されているから、従来の磁気
記録媒体記録再生装置では、この発明によって磁気記録
された磁気情報記録部２に対しては感応せず、記録情報
の判読や改ざんが全く不可能になる。

従ってこの発明にかかる方法で磁気記録された情報を再
生するには、情報記録時と同様、第１図に示す姿勢の磁
気ヘッドを有する磁気情報再生装置を用いることが必要
である。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明にかかる磁気記録方法における磁気記
録媒体と磁気ヘッドとの相関関係を示す斜面図、第２図
はこの発明にかかる磁気記録媒体の配向状態を示す図、
第３図は磁気記録媒体の磁気情報記録状態を示す図、第
４図は第７図Ｃ−Ｃ線断面図、第５図は第７図Ｃ−Ｃ線
断面図、第６図は従来のｆ〃磁気記録媒体配向状態を示
す図、第７図は従来の６ｎ気記録媒体磁気情報状態を示
す図、第８図は第７図Ｃ−Ｃ線断面図である。 １・・・・磁気記録媒体（磁気カード）２・・・・磁気
情報記録部 ３・・・・磁気ヘッド　　４・・・・ギャップ特許　出
　願人　立石電機株式会社 室　　　　　　　　　く ヤ −Ｎ　づ　ぐ 皺 娑

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 磁気記録媒体に磁気情報を記録する方法であって、 前記磁気記録媒体に、配向の方向が走査方向に対して垂
   直の方向をなす磁気情報記録部を形成した後、前記磁気
   情報記録部上へ、磁気ヘッドを、磁気ヘッドのギャップ
   が前記走査方向と所定角度で斜めに交叉するように対応
   配備して、磁気情報を記録することを特徴とする磁気記
   録方法。