JPH0317778Y2 - - Google Patents

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JPH0317778Y2
JPH0317778Y2 JP1985184870U JP18487085U JPH0317778Y2 JP H0317778 Y2 JPH0317778 Y2 JP H0317778Y2 JP 1985184870 U JP1985184870 U JP 1985184870U JP 18487085 U JP18487085 U JP 18487085U JP H0317778 Y2 JPH0317778 Y2 JP H0317778Y2
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groove
tube
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guide
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は棒状化粧料容器の改良に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来より、口紅等の棒状化粧料容器は、携帯す
る化粧品のため、小径で小型化したものが望まれ
ていた。しかし、単純に容器を小さくしたもの
は、使用に際して繰り出し操作がしにくかつた
り、塗布する際持ちにくかつたりした。
そこで、特公昭50−31075号公報により、使用
時に容器長が伸長して使いやすい長さとなり、携
帯時には、容器長が収縮して小型化する構造の棒
状化粧料容器が提案されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、この提案の構造は複雑であり、部品点
数が多く、製造コストも高くならざるを得なかつ
た。また、棒状化粧料の繰り出し機構と容器の伸
縮機構が直列に配置されているため、収縮時の容
器長と比べて棒状化粧料長が短いものしか収納で
きなかつた。
〔課題を解決するための手段〕
棒状化粧料1を収嵌保持した収嵌筒2は、外側
壁に螺合片3を突出させる。この収嵌筒2を上下
摺動自在に内装したガイド筒4は、前記螺合片3
が貫通するガイド溝4を縦状に穿設し、側壁に係
合片9が突出した摺動部8を下端に膨出させる。
このガイド筒4に回動自在にしかし抜脱不能に保
持される繰り出し螺旋筒10は、前記収嵌筒2の
螺合片3を螺合する右螺旋溝12を螺設する。こ
の繰り出し螺旋筒10は、スリーブ13内に内装
止着する。このスリーブ13が回動自在に挿入さ
れる中筒19は、蓋体16が抜脱自在に嵌合する
挿嵌部18を設ける。この中筒19は、回動操作
筒15の上部に止着する。この回動操作筒15の
中筒19下方に内装止着される伸縮螺旋筒20
は、前記摺動部8の係合片9が螺合する左螺旋溝
21を螺設する。本考案は以上構成である。
また、前記ガイド筒4のガイド溝5若しくは繰
り出し螺旋筒10の右螺旋溝12の上端には、水
平に折曲した上昇停止溝部6を、下端には水平に
折曲した下降停止溝部7を設け、前記伸縮螺旋筒
20の左螺旋溝21の上端には、水平に折曲した
伸長停止溝部22を、下端には水平に折曲した収
縮停止溝部23を設け、この上昇停止溝部6及び
収縮停止溝部23、若しくは下降停止溝部7及び
伸長停止溝部22に、螺合片3及び係合片9が脱
出可能に係合する感応突部24をそれぞれ突出さ
せる。
〔作用〕
スリーブ13を保持して回動操作筒15を右回
転させると、収嵌筒2の螺合片3が、回動操作筒
15の内壁に止着された伸縮螺旋筒20の左螺旋
溝21に係合片9が螺合して回転するガイド筒4
を貫通し、スリーブ13の内壁に止着され回転し
ない繰り出し螺旋筒10の右螺旋溝12に螺合し
ているため、螺合作用により棒状化粧料1が昇降
動するものである。同時にガイド溝5を貫通した
収嵌筒2の螺合片3がスリーブ13の内壁に止着
された繰り出し螺旋筒10の右螺旋溝12に螺合
して回転しないガイド筒4の係合片9が、回動操
作筒15の内壁に止着され回転する伸縮螺旋筒2
0の左螺旋溝21に螺合しているため、螺合作用
によりガイド筒4が繰り出され、容器長が伸長す
る。この棒状化粧料1の昇降動と容器長の伸長
は、同時に行われる。
また、ガイド溝5若しくは右螺旋溝12に上昇
停止溝部6及び下降停止溝部7を設け、左螺旋溝
21に伸長停止溝部22及び収縮停止溝部23を
設け、上昇停止溝部6と収縮停止溝部23に感応
突部24を突出させた場合には、棒状化粧料1収
納状態より回動操作筒15を右回転させると棒状
化粧料1は螺合作用により繰り出されるのである
が、係合片9が感応突部24により収縮停止溝部
23に係合しているため、ガイド筒4が繰り出さ
れない。しかし、棒状化粧料1が上死点に達して
螺合片3が上昇停止溝部6の感応突部24を乗り
越え、上昇停止溝部6に係合した後も更に回動操
作筒15を右回転させれば係合片9が感応突部2
4を乗り越え、収縮螺旋溝23に突入するため螺
合作用が発生し、ガイド筒4が繰り出されるもの
である。棒状化粧料1を収納する場合には、回動
操作筒15を左回転させると、螺合片3が上昇停
止溝部6に係合しているため、ガイド筒4の繰り
下げが終了した後螺合片3が感応突部24を乗り
越え、繰り出し螺旋溝10に突入して棒状化粧料
1が繰り下げられる。
同様に、下降停止溝部7と伸長停止溝部22に
感応突部24を設けた場合、繰り上げ時には容器
長が伸長した後棒状化粧料1が繰り出され、繰り
下げ時には棒状化粧料1が収納された後容器長が
収縮する。
〔実施例〕
棒状化粧料1を収嵌保持する収嵌筒2は、有底
筒状体であり、外側壁に螺合片3が突出してい
る。この収嵌筒3は、ガイド筒4に上下摺動自在
に内装されている。
このガイド筒4は、筒状をしており、側壁に前
記螺合片3が貫通して収嵌筒2を回動不能にする
ガイド溝5を上下方向に穿設している。また、ガ
イド筒4の下端には、環状に膨出した摺動部8を
設けている。この摺動部8の外側壁には、係合片
9が突出している。更にガイド筒4の上端外側壁
には、突リブ11が周設されている。この突リブ
11と摺動部8との間には、繰り出し螺旋筒10
が回動自在に抜脱不能に挟持されている。
この繰り出し螺旋筒10の側壁には、前記ガイ
ド筒4のガイド溝5を貫通した螺合片3が螺合す
る右螺旋溝12が螺設されている。この右螺旋溝
12の上端は、水平方向に折曲して上昇停止溝部
6になつている。また右螺旋溝12の下端は、水
平に折曲して下降停止溝部7になつている。この
上昇停止溝部6及び下降停止溝部7は、右螺旋溝
12の上下端に設けずに、ガイド溝5の上下端に
設けても良い。この場合、上端に設けられる上昇
停止溝部6は、左方向に直角に折曲して設ける必
要があり、下端に設けられる下降停止溝部7は、
右方向に直角に折曲して設ける必要がある。この
繰り出し螺旋筒10は、スリーブ13内壁に止着
されている。
このスリーブ13の外径は、前記ガイド筒4の
摺動部8の外径と同径かそれ以下となつている。
また、スリーブ13の上端には、棒状化粧料1及
び収嵌筒2上端が出没する出没口14が穿設さ
れ、下端はガイド筒4の摺動部8上方までを覆つ
ている。このスリーブ13下端及びガイド筒4の
摺動部8は、中筒19に上下摺動自在に挿入され
ている。
この中筒19の上部は、蓋体16を抜脱可能に
係着する突ダボ17が複数ケ所に突出した挿嵌部
18となつている。また、中筒19の下部は、回
動操作筒15の上部に挿入止着されている。
この回動操作筒15内には、伸縮螺旋筒20が
内装止着されている。この伸縮螺旋筒20は、上
端が中筒19の下端に当接して脱落不能となつて
いる。
この伸縮螺旋筒20内には、ガイド筒4の摺動
部8が挿入されており、側壁には、摺動部8の係
合片9が螺合する左螺旋溝21が螺設されてい
る。この事により、ガイド筒4及びスリーブ13
が回動操作筒15より抜脱不能となつている。こ
の左螺旋溝21の上端は、水平に折曲して伸長停
止溝部22になつている。また下端も同様に、水
平に折曲して収縮停止溝部23になつている。更
に、この伸長停止溝部22と前記下降停止溝部
7、若しくは、収縮停止溝部23と前記上昇停止
溝部6には、前記螺合片3及び係合片9が係合
し、且つ乗り越える事の可能な感応突部24が突
出している。
この伸長停止溝部22及び下降停止溝部7に感
応突部24を設けた場合には、先ず容器長が伸長
した後棒状化粧料1が繰り出され、棒状化粧料1
が収納された後容器長が収縮するようになる。ま
た、収縮停止溝部23と上昇停止溝部6に感応突
部24を設けた場合には、先ず棒状化粧料1が繰
り出された後容器長が伸長し、容器長が収縮した
後棒状化粧料1が収納されるようになる。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように、棒状化粧料1収納時に
は、容器長が短く携帯に適した大きさでありなが
ら、回動操作筒15に内装された伸縮螺旋筒20
の左螺旋溝21のストローク分だけ、スリーブ1
3が繰り出されて長くなり、塗布しやすい容器長
となるものである。
また、容器を伸縮させる伸縮螺旋筒20が回動
操作筒15に内装され、容器の収縮時にはスリー
ブ13及びガイド筒4の摺動部8伸縮螺旋筒20
内に挿入された状態となつているため、携帯時、
つまり容器長が短くなつた状態は、従来の棒状化
粧料容器長と比べてほとんど変わりないものとな
つている。
尚、本考案は、繰り出し繰り下げ操作を行う
と、棒状化粧料1の昇降動と同時に容器長の伸縮
も行われる構成となつているが、ガイド溝5もし
くは右螺旋溝12の上昇停止溝部6と左螺旋溝2
1の収縮停止溝部23、あるいは下降停止溝部7
と伸長停止溝部22に、螺合片3及び係合片9が
脱出可能に係合する感応突部24を設けると、棒
状化粧料1の昇降動と容器長の伸縮のどちらか一
方の動作が先に行われ、その動作が終わると他方
の動作が起こる2段繰り出し式の容器とする事も
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図及び第5図は、それぞれ本考案
実施例の側断面図。第2図は、第1図に於ける繰
り出し螺旋筒と伸縮螺旋筒の斜視図。第4図は、
第3図に於ける繰り出し螺旋筒と伸縮螺旋筒の斜
視図、第6図は第5図に於ける繰り出し螺旋筒と
伸縮螺旋筒の斜視図。 1……棒状化粧料、2……収嵌筒、3……螺合
片、4……ガイド筒、5……ガイド溝、6……上
昇停止溝部、7……下降停止溝部、8……摺動
部、9……係合片、10……繰り出し螺旋筒、1
1……突リブ、12……右螺旋溝、13……スリ
ーブ、14……出没口、15……回動操作筒、1
6……蓋体、17……突ダボ、18……挿嵌部、
19……中筒、20……伸縮螺旋筒、21……左
螺旋溝、22……伸長停止溝部、23……収縮停
止溝部、24……感応突部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 [1] 棒状化粧料1を収嵌保持し、外側壁に螺
    合片3が突出した収嵌筒2と、 該収嵌筒2を上下摺動自在に内装し、前記螺
    合片3が貫通するガイド溝5を縦状に穿設し、
    側壁に係合片9が突出した摺動部8を下端に膨
    出させたガイド筒4と、 該ガイド筒4に回動自在に、しかも抜脱不能
    に保持され、前記螺合片3が螺合する右螺旋溝
    12を螺設した繰り出し螺旋筒10と、 該繰り出し螺旋筒10を内装止着したスリー
    ブ13と、 該スリーブ13の下部が回動自在に挿入さ
    れ、蓋体16が抜脱自在に嵌合する挿嵌部18
    を有する中筒19と、 該中筒19を上部に止着した回動操作筒15
    と、該回動操作筒15の中筒19下方に内装止
    着され、前記摺動部8の係合片9が螺合する左
    螺旋溝21を螺設した伸縮螺旋筒20と、 より構成される事を特徴とする棒状化粧料容
    器。 [2] 前記ガイド筒4のガイド溝5若しくは繰
    り出し螺旋筒10の右螺旋溝12の上端には、
    水平に折曲した上昇停止溝部6を、下端には水
    平に折曲した下降停止溝部7を設け、 前記伸縮螺旋筒20の左螺旋溝21の上端に
    は、水平に折曲した伸長停止溝部22を、下端
    には水平に折曲した収縮停止溝部23を設け、 該上昇停止溝部6び収縮停止溝部23、若し
    くは下降停止溝部7及び伸長停止溝部22に、
    螺合片3及び結合片9が脱出可能に係合する感
    応突部24をそれぞれ突出させた事を特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の棒状化
    粧料容器。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6261614B2 (ja) * 1979-09-14 1987-12-22 Toray Silicone Co

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0236407Y2 (ja) * 1985-10-08 1990-10-03

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6261614B2 (ja) * 1979-09-14 1987-12-22 Toray Silicone Co

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