JPH03177625A - ビスカスカップリング - Google Patents
ビスカスカップリングInfo
- Publication number
- JPH03177625A JPH03177625A JP30475489A JP30475489A JPH03177625A JP H03177625 A JPH03177625 A JP H03177625A JP 30475489 A JP30475489 A JP 30475489A JP 30475489 A JP30475489 A JP 30475489A JP H03177625 A JPH03177625 A JP H03177625A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- clutch
- hub
- torque
- housing
- Prior art date
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- Granted
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 title claims abstract description 21
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 title claims abstract description 21
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 title claims abstract description 21
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 43
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 5
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 abstract 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 abstract 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 abstract 1
- 229920002545 silicone oil Polymers 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D35/00—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion
- F16D35/005—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with multiple lamellae
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Retarders (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は、粘性流体を介してトルク伝達を行うビスカ
スカップリングに関する。
スカップリングに関する。
(従来の技術)
特開昭62−286836@公報に「四輪駆動車の駆動
装置」が記載されている。これは差動制限クラッチ(ビ
スカスカップリング)と切換クラッチ(多板クラッチ)
とを直列に配置した装置である。この装置ではビスカス
カップリングにより回転差に応じたトルク伝達を行うと
共に多板クラッチでトルクの遮断が行える。従って、こ
れを四輪駆動(4WD)車の動力伝達系に用いれば前後
輪間に回転差が生じたとき差動制限クラッチを介して非
スリツプ側へ駆動力が送られるように動力系を構成でき
ると共に、制動時に前後輪を切離してアンチスキッドブ
レーキシステム(ABS)の動作が阻害されるのを防止
することができる。
装置」が記載されている。これは差動制限クラッチ(ビ
スカスカップリング)と切換クラッチ(多板クラッチ)
とを直列に配置した装置である。この装置ではビスカス
カップリングにより回転差に応じたトルク伝達を行うと
共に多板クラッチでトルクの遮断が行える。従って、こ
れを四輪駆動(4WD)車の動力伝達系に用いれば前後
輪間に回転差が生じたとき差動制限クラッチを介して非
スリツプ側へ駆動力が送られるように動力系を構成でき
ると共に、制動時に前後輪を切離してアンチスキッドブ
レーキシステム(ABS)の動作が阻害されるのを防止
することができる。
又、多板クラッチの締結力を調整し、装置全体としてト
ルク伝達特性を変えることができる。さらに、多板クラ
ッチはトルクリミッタとしても作用させることができる
。
ルク伝達特性を変えることができる。さらに、多板クラ
ッチはトルクリミッタとしても作用させることができる
。
(発明が解決しようとする課題〉
ところが、このようにビスカスカップリングにトルク伝
達特性の調節機#、などを与えるために多板クラッチを
別個に附加しているから、装置全体が大型で重く、構造
が複雑である。
達特性の調節機#、などを与えるために多板クラッチを
別個に附加しているから、装置全体が大型で重く、構造
が複雑である。
そこで、この発明は、トルク伝達特性の調節機能を有し
、構造が簡単で、小型軽量なビスカスカップリングの提
供を目的とする。
、構造が簡単で、小型軽量なビスカスカップリングの提
供を目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段〉
この発明のビスカスカップリングは、相対回転自在に配
置された第1及び第2の伝達部材と、粘性流体が封入さ
れた作動室と、第1の伝達部材と回転方向に係合した第
1のプレートと、このプレートと前記作動室内で交互に
配置され第2伝達部材に回転方向に係合した第2のプレ
ートと、少なくとも一方のプレートと第2の伝達部材と
の間に設けられ前記係合を摩擦力で断続するクラッチと
、このクラッチを操作するアクチュエータとを備えたこ
とを特徴とする。
置された第1及び第2の伝達部材と、粘性流体が封入さ
れた作動室と、第1の伝達部材と回転方向に係合した第
1のプレートと、このプレートと前記作動室内で交互に
配置され第2伝達部材に回転方向に係合した第2のプレ
ートと、少なくとも一方のプレートと第2の伝達部材と
の間に設けられ前記係合を摩擦力で断続するクラッチと
、このクラッチを操作するアクチュエータとを備えたこ
とを特徴とする。
(作用〉
アクチュエータによりクラッチが締結されると、プレー
トと伝達部材との係合がM¥fれる。ここで、伝達部材
の一方が回転するとこの回転は粘性流体の剪断抵抗によ
り各プレート間で伝達され他方の伝達部材を回転させる
。回転差が大きいと差動が大きく制限されて大きなトル
クが伝達され、回転差が小さいと差動が許容され伝達ト
ルクは小さくなる。このとき、クラッチの締結力を調整
するとこのトルク伝達特性を変えることができ、これら
の締結を解除すると伝達部材間のトルク伝達を遮断する
ことができる。
トと伝達部材との係合がM¥fれる。ここで、伝達部材
の一方が回転するとこの回転は粘性流体の剪断抵抗によ
り各プレート間で伝達され他方の伝達部材を回転させる
。回転差が大きいと差動が大きく制限されて大きなトル
クが伝達され、回転差が小さいと差動が許容され伝達ト
ルクは小さくなる。このとき、クラッチの締結力を調整
するとこのトルク伝達特性を変えることができ、これら
の締結を解除すると伝達部材間のトルク伝達を遮断する
ことができる。
(実施例〉
第1図ないし第3図により一実施例の説明をする。
第3図はこの実施例を用いた4WD車の動力系を示す。
以下、左右の方向は第1図での左右の方向でありその左
方はこの車両の前方(第3図の上方)に相当する。なお
、番号は対さない部材等は図示されていない。
方はこの車両の前方(第3図の上方)に相当する。なお
、番号は対さない部材等は図示されていない。
先ず、第3図によりこの重両の動力系の構成を説明する
。この動力系は、エンジン1、トランスミッション3、
フロントデフ5(前輪側のデファレンシャル装置〉、左
右の前輪7.9、トランスファ11、この実施例のビス
カスカップリング13、プロペラシャフト15、リヤデ
フ17(後輪側のデファレンシャル装置)、左右の後輪
19゜21などから構成されている。
。この動力系は、エンジン1、トランスミッション3、
フロントデフ5(前輪側のデファレンシャル装置〉、左
右の前輪7.9、トランスファ11、この実施例のビス
カスカップリング13、プロペラシャフト15、リヤデ
フ17(後輪側のデファレンシャル装置)、左右の後輪
19゜21などから構成されている。
次に、第1図によりビスカスカップリング13の構成を
説明する。ハウジング23(第1の伝達部材)とハブ2
5〈第2の伝達部材〉は相対回転自在に配置されている
。ハブ25は伝達軸27にスプライン嵌合し、ハウジン
グ23とこの伝達軸27との間にはベアリング29が配
置されている。
説明する。ハウジング23(第1の伝達部材)とハブ2
5〈第2の伝達部材〉は相対回転自在に配置されている
。ハブ25は伝達軸27にスプライン嵌合し、ハウジン
グ23とこの伝達軸27との間にはベアリング29が配
置されている。
ベアリング29を軸方向に固定するために、伝達軸27
にはワッシャ31とロックナツト33が装着され、ハウ
ジング23にはとめ輪35が装着されている。ハウジン
グ23はボルト穴37に螺名されるボルトによりトラン
スファ11側にフランジ連結され、伝達127はプロベ
ラシャフト15側に連結されている。
にはワッシャ31とロックナツト33が装着され、ハウ
ジング23にはとめ輪35が装着されている。ハウジン
グ23はボルト穴37に螺名されるボルトによりトラン
スファ11側にフランジ連結され、伝達127はプロベ
ラシャフト15側に連結されている。
ハウジング23の内周と伝達軸27の外周との間には押
圧部材39が軸方向移動自在に配置されており、この部
材39とハウジング23との間にはベアリング41とシ
ール43とが配置されている。押圧部材39はハウジン
グ23内でハブ25にスプライン嵌合し、回り止めがな
されている。
圧部材39が軸方向移動自在に配置されており、この部
材39とハウジング23との間にはベアリング41とシ
ール43とが配置されている。押圧部材39はハウジン
グ23内でハブ25にスプライン嵌合し、回り止めがな
されている。
ハウジング23とハブ25と押圧部材39との間には作
動室45が形成され、この作動室45には高粘度のシリ
コンオイル(粘性流体〉が封入されている。ハウジング
23とハブ25及び部材39との間にはそれぞれXリン
グ47,49 (断面がX字状のシール〉が配置され、
ハブ25と部材39との間には0リング51が配置され
、作8室45を液密に保っている。
動室45が形成され、この作動室45には高粘度のシリ
コンオイル(粘性流体〉が封入されている。ハウジング
23とハブ25及び部材39との間にはそれぞれXリン
グ47,49 (断面がX字状のシール〉が配置され、
ハブ25と部材39との間には0リング51が配置され
、作8室45を液密に保っている。
第1図(社)に拡大して示したように、この作動室45
内ではプレート53.55が交互配置されている。外側
のプレート53(第1のプレート)はハウジング23内
周に軸方向移動自在にスプライン連結されており、内側
のプレート55(第2のプレート)の内縁側にはリング
57がプレート55と交互に配置されており、このリン
グ57はハブ25の外周に軸方向移動自在にスプライン
連結されている。左端のリング57の左側には受圧リン
グ59がハブ25に装着されており、右端のリング57
の右側は抑圧部材3つの左端と対向している。プレート
55とリング57とは押圧部祠39に受圧リング59と
の間で押圧されて締結する。
内ではプレート53.55が交互配置されている。外側
のプレート53(第1のプレート)はハウジング23内
周に軸方向移動自在にスプライン連結されており、内側
のプレート55(第2のプレート)の内縁側にはリング
57がプレート55と交互に配置されており、このリン
グ57はハブ25の外周に軸方向移動自在にスプライン
連結されている。左端のリング57の左側には受圧リン
グ59がハブ25に装着されており、右端のリング57
の右側は抑圧部材3つの左端と対向している。プレート
55とリング57とは押圧部祠39に受圧リング59と
の間で押圧されて締結する。
こうして、プレート55とハブ25とを連結するクラッ
チ61が構成される。
チ61が構成される。
ハウジング23の右方には車体側に固定されたリング状
のシリンダ部材63が伝達軸27と同軸に配置されてい
る。シリンダ部材63と伝達軸27との間にはベアリン
グ65が配置されている。
のシリンダ部材63が伝達軸27と同軸に配置されてい
る。シリンダ部材63と伝達軸27との間にはベアリン
グ65が配置されている。
シリンダ部材63にはピストン67が軸方向摺動可能に
嵌合している。シリンダ部材63.ピストン67の摺動
部はOリング69.71により液密に保たれている。こ
うして、油圧アクチュエータ73(締結手段〉が構成さ
れている。アクチュエータ73には油圧源から制御弁装
置と油圧ボート75とを介して油圧が供給される。ピス
トン67はベアリング77を介して押圧部材39に連結
されている。アクチュエータ73はこれらを介してクラ
ッチ61を締結させる。アクチュエータ73は操舵条件
や路面条件に応じて自動操作されると共に制動時に差動
停止するように構成されている。
嵌合している。シリンダ部材63.ピストン67の摺動
部はOリング69.71により液密に保たれている。こ
うして、油圧アクチュエータ73(締結手段〉が構成さ
れている。アクチュエータ73には油圧源から制御弁装
置と油圧ボート75とを介して油圧が供給される。ピス
トン67はベアリング77を介して押圧部材39に連結
されている。アクチュエータ73はこれらを介してクラ
ッチ61を締結させる。アクチュエータ73は操舵条件
や路面条件に応じて自動操作されると共に制動時に差動
停止するように構成されている。
こうして、ビスカスカップリング13が構成されている
。次に、ビスカスカップリング13の機能を説明する。
。次に、ビスカスカップリング13の機能を説明する。
アクチュエータ73に油圧を供給すると、クラップ−6
1が締結され、この締結ツノの強さに応じた強さでプレ
ート55はハブ25に連結される。エンジン1からの駆
動力によるハウジング23の回転はシリコンオイルの剪
断抵抗によりプレート53からプレート55に伝達され
、ハブ25を回転させる。このときプレート53.55
間の回転差が大きいと差動制限力が強くなり大きなトル
クが伝達され、この回転差が小さいと差動が許容され伝
達トルクは小さくなる。
1が締結され、この締結ツノの強さに応じた強さでプレ
ート55はハブ25に連結される。エンジン1からの駆
動力によるハウジング23の回転はシリコンオイルの剪
断抵抗によりプレート53からプレート55に伝達され
、ハブ25を回転させる。このときプレート53.55
間の回転差が大きいと差動制限力が強くなり大きなトル
クが伝達され、この回転差が小さいと差動が許容され伝
達トルクは小さくなる。
クラッチ61の締結力を充分に大きくして滑りをなくす
と、ハウジング23とハブ25の回転差とプレート53
.55間の回転差とが等しくなり、このときのトルク伝
達特性が第2図のグラフ79のようになる。なお、第2
図の回転差(ΔN)はハウジング23とハブ25間の回
転差である。クラッチ61の締結力を弱めるとプレート
55とリング57間の滑りによりプレート53.55間
の回転差が小さくなり伝達トルクが小さくなってグラフ
81のような特性になる。滑りを大きくすればグラフ8
3のように更に伝達トルクが下がる。
と、ハウジング23とハブ25の回転差とプレート53
.55間の回転差とが等しくなり、このときのトルク伝
達特性が第2図のグラフ79のようになる。なお、第2
図の回転差(ΔN)はハウジング23とハブ25間の回
転差である。クラッチ61の締結力を弱めるとプレート
55とリング57間の滑りによりプレート53.55間
の回転差が小さくなり伝達トルクが小さくなってグラフ
81のような特性になる。滑りを大きくすればグラフ8
3のように更に伝達トルクが下がる。
又、クラッチ61を開放すると伝達トルクはシリコンオ
イルの剪断抵抗によるプレート55からリング57への
わずかなトルクだけになり、実質的にハウジング23と
ハブ25とが切離されトルク伝達が遮断される。
イルの剪断抵抗によるプレート55からリング57への
わずかなトルクだけになり、実質的にハウジング23と
ハブ25とが切離されトルク伝達が遮断される。
このように、このビスカスカップリング13はトルク伝
達特性を調節することができると共に実質的にトルク伝
達を遮断できる。過大トルクが入力されたときはクラッ
チ61が滑り、トルクリミッタとして動く。又、クラッ
チ61を一体に組込んだから、従来例と異って、構成が
簡単であり小型!1填である。
達特性を調節することができると共に実質的にトルク伝
達を遮断できる。過大トルクが入力されたときはクラッ
チ61が滑り、トルクリミッタとして動く。又、クラッ
チ61を一体に組込んだから、従来例と異って、構成が
簡単であり小型!1填である。
次に、ビスカスカップリング13の機能を第3図の車両
の動力性能に即して説明する。
の動力性能に即して説明する。
エンジン1の回転はトランスミッション3で変速されフ
ロントデフ5から左右の前輪7,9に分割出力される。
ロントデフ5から左右の前輪7,9に分割出力される。
クラッチ61を締結状態にすると、駆動力はトランスフ
ァ11、ビスカスカップリング13、プロペラシャフト
15からリヤデフ17を介して左右の後輪19.21に
分割出力され、車両に4WD状態になる。
ァ11、ビスカスカップリング13、プロペラシャフト
15からリヤデフ17を介して左右の後輪19.21に
分割出力され、車両に4WD状態になる。
4WD状態では良路走行中のように前後輪間に回転差が
小さい状態ではビスカスカップリング13の特性により
後輪19.21側へはほとんど駆動力が伝達されない。
小さい状態ではビスカスカップリング13の特性により
後輪19.21側へはほとんど駆動力が伝達されない。
従って、車両は実質的に前輪駆動の2WD状態となり、
大幅に燃費が向上する。
大幅に燃費が向上する。
悪路などで前輪7.9が空転し前後輪間に回転差が生じ
るとビスカスカップリング13を介して後輪19.21
側に駆動力が伝達され、高い走破性が得られる。又、旋
回に際して前後輪間に生じる小さな回転差はビスカスカ
ップリング13で吸収されるから円滑な旋回が行える。
るとビスカスカップリング13を介して後輪19.21
側に駆動力が伝達され、高い走破性が得られる。又、旋
回に際して前後輪間に生じる小さな回転差はビスカスカ
ップリング13で吸収されるから円滑な旋回が行える。
車庫入れやUターンなどのような低速急旋回の際も前後
輪間の回転差がビスカスカップリング13に吸収される
からタイトコーナーブレーキング現象が防止される。
輪間の回転差がビスカスカップリング13に吸収される
からタイトコーナーブレーキング現象が防止される。
クラッチ61を開放すると、回転差には関係なく、後輪
側への駆動力伝達が実質的に遮断されて後輪側は切離し
状態になり、車両は2WD状態になる。制動時にこの切
離しが自動的に行われ、前後輪間の制動力の干渉(例え
ば、前輪のロックが後輪に波及する)が防止され、AB
Sの正常な機能が保護される。
側への駆動力伝達が実質的に遮断されて後輪側は切離し
状態になり、車両は2WD状態になる。制動時にこの切
離しが自動的に行われ、前後輪間の制動力の干渉(例え
ば、前輪のロックが後輪に波及する)が防止され、AB
Sの正常な機能が保護される。
なお、クラッチ61は外側のプレート53とハウジング
23の間に設けてもよく、双方に設けてもよい。
23の間に設けてもよく、双方に設けてもよい。
クラッチ61は左右に分け、左右のアクチュエータで別
々に締結する構造でもよい。この場合、−側だけ締結す
るといった作用も期待できる。
々に締結する構造でもよい。この場合、−側だけ締結す
るといった作用も期待できる。
第4図は他の実施例に係り、アクチュエータ73を電磁
クラッチで構成したものである。このように電磁クラッ
チの7リクシヨン発生部をビスカスカップリング13の
内部に受けたため、コンパクトになり車載性が向上した
。
クラッチで構成したものである。このように電磁クラッ
チの7リクシヨン発生部をビスカスカップリング13の
内部に受けたため、コンパクトになり車載性が向上した
。
[発明の効果]
この発明のビスカスカップリングはプレートと伝達部材
間に摩擦クラッチを設けたから、トルク伝達特性を調節
することができ、構造簡単で小型軽量である。
間に摩擦クラッチを設けたから、トルク伝達特性を調節
することができ、構造簡単で小型軽量である。
第1図像)は一実施例の断面図、同図(ωは偲)の要部
拡大図、第2図はこの実施例の特性を示すグラフ、第3
図はこの実施例を用いた車両の動力系を示すスケルトン
機構図、第4図は他の実施例に係る断面図である。 23・・・ハウジング(第1の伝達部材〉25・・・ハ
ブ(第2の伝達部材〉 45・・・作動室 53・・・プレート(第1のプレート)55・・・プレ
ート(第2のプレート〉61・・・クラッチ 73・・・アクチュエータ
拡大図、第2図はこの実施例の特性を示すグラフ、第3
図はこの実施例を用いた車両の動力系を示すスケルトン
機構図、第4図は他の実施例に係る断面図である。 23・・・ハウジング(第1の伝達部材〉25・・・ハ
ブ(第2の伝達部材〉 45・・・作動室 53・・・プレート(第1のプレート)55・・・プレ
ート(第2のプレート〉61・・・クラッチ 73・・・アクチュエータ
Claims (1)
- 相対回転自在に配置された第1及び第2の伝達部材と、
粘性流体が封入された作動室と、第1の伝達部材と回転
方向に係合した第1のプレートと、このプレートと前記
作動室内で交互に配置され第2伝達部材に回転方向に係
合した第2のプレートと、少なくとも一方のプレートと
第2の伝達部材との間に設けられ前記係合を摩擦力で断
続するクラッチと、このクラッチを操作するアクチュエ
ータとを備えたことを特徴とするビスカスカップリング
。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1304754A JPH0742994B2 (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | ビスカスカップリング |
DE4036230A DE4036230C2 (de) | 1989-11-27 | 1990-11-14 | Schaltbare Viskokupplung |
AT0234690A AT398234B (de) | 1989-11-27 | 1990-11-20 | Schaltbare viskokupplung |
GB9025545A GB2238851B (en) | 1989-11-27 | 1990-11-23 | Viscous coupling |
US07/618,159 US5080210A (en) | 1989-11-27 | 1990-11-26 | Viscous coupling |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1304754A JPH0742994B2 (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | ビスカスカップリング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03177625A true JPH03177625A (ja) | 1991-08-01 |
JPH0742994B2 JPH0742994B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=17936825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1304754A Expired - Fee Related JPH0742994B2 (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | ビスカスカップリング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742994B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02296017A (ja) * | 1989-05-02 | 1990-12-06 | Steyr Daimler Puch Ag | 液体摩擦クラッチ |
-
1989
- 1989-11-27 JP JP1304754A patent/JPH0742994B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02296017A (ja) * | 1989-05-02 | 1990-12-06 | Steyr Daimler Puch Ag | 液体摩擦クラッチ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0742994B2 (ja) | 1995-05-15 |
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