JPH03177047A - サーマルヘッド用基板及びそれを備えた電子部品 - Google Patents
サーマルヘッド用基板及びそれを備えた電子部品Info
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- JPH03177047A JPH03177047A JP1317207A JP31720789A JPH03177047A JP H03177047 A JPH03177047 A JP H03177047A JP 1317207 A JP1317207 A JP 1317207A JP 31720789 A JP31720789 A JP 31720789A JP H03177047 A JPH03177047 A JP H03177047A
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- JP
- Japan
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- patterns
- scribe lines
- substrate
- laser processing
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 title claims description 27
- 238000013532 laser treatment Methods 0.000 claims description 5
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 abstract description 3
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 abstract description 3
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 239000002966 varnish Substances 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Dicing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
この発明は、サーマルヘッドや、ハイブリッドICチッ
プ抵抗器等の電子部品用の基板に関する。
プ抵抗器等の電子部品用の基板に関する。
(ロ)従来の技術
1子部品、例えばサーマルヘッドは、セラミック基板を
使用する。近年、サーマルヘッドの基板寸法の縮小化に
伴い、第5図にも示すように、枚の大きな基板IIから
サーマルヘッド用基板を多数個取ることが行われている
。基板11の外形寸法は統一されているため、サーマル
ヘッド用基板を多数個取りする場合には、寸法調繁用の
捨てパターン15が設けられることが多い。
使用する。近年、サーマルヘッドの基板寸法の縮小化に
伴い、第5図にも示すように、枚の大きな基板IIから
サーマルヘッド用基板を多数個取ることが行われている
。基板11の外形寸法は統一されているため、サーマル
ヘッド用基板を多数個取りする場合には、寸法調繁用の
捨てパターン15が設けられることが多い。
この基板11には、分割を容易とするためのスクライブ
ライン12が形成されており、54反11はこのスクラ
イブライン12により、サーマルヘッド用基板のパター
ン14と捨てパターン15とに区画されることになる。
ライン12が形成されており、54反11はこのスクラ
イブライン12により、サーマルヘッド用基板のパター
ン14と捨てパターン15とに区画されることになる。
このスクライブライン12は、レーザ処理により形成さ
れる。第6図はスクライブライン12を拡大して示す図
であり、レーザビームBを所定ピッチをおいて1回ずつ
照射して、六pが列設されている。穴pの深さdは、π
板11の厚さtの1/3程度とされる。
れる。第6図はスクライブライン12を拡大して示す図
であり、レーザビームBを所定ピッチをおいて1回ずつ
照射して、六pが列設されている。穴pの深さdは、π
板11の厚さtの1/3程度とされる。
(ハ)発明が解決しようとする課題
上記基板11において、捨てパターン15の幅が小さい
(2〜5mm)と、捨てパターン15の分割が困難であ
り、割れ角度θ(第4図参照)が大きくなるなどの分割
不良が生じやすい。
(2〜5mm)と、捨てパターン15の分割が困難であ
り、割れ角度θ(第4図参照)が大きくなるなどの分割
不良が生じやすい。
そこで、スクライブライン12の穴pを深くすることが
考えられる。しかし、穴pを基板ノブさtの1/3以上
の深さとすると、ビーム径が大きくなり、基板Ifにマ
イクロクランクが生じやすくなる。
考えられる。しかし、穴pを基板ノブさtの1/3以上
の深さとすると、ビーム径が大きくなり、基板Ifにマ
イクロクランクが生じやすくなる。
この発明は、上記に鑑みなされたものであり、マイクロ
クラックを生しさせることなく、捨てパターンの分割を
容易とした電子部品用基板の提供を目的としている。
クラックを生しさせることなく、捨てパターンの分割を
容易とした電子部品用基板の提供を目的としている。
(ニ)課題を角?決するための手段及び作用、に記課題
を解決するため、この発明の重子部品用基板は、レーザ
処理によりスクライブラインを形成し、各パターンに区
画してなるものにおいて、端部の捨てパターンを区画す
るスクライブラインは、2回レーザ処理して形成するこ
とを特徴としている。
を解決するため、この発明の重子部品用基板は、レーザ
処理によりスクライブラインを形成し、各パターンに区
画してなるものにおいて、端部の捨てパターンを区画す
るスクライブラインは、2回レーザ処理して形成するこ
とを特徴としている。
この発明の電子部品用基板では、捨てパターンを区画す
るスクライブラインは、2回レーザビームを照射して穴
を形成するので、ビーム径を大きくすることなく、穴を
深くすることができる。
るスクライブラインは、2回レーザビームを照射して穴
を形成するので、ビーム径を大きくすることなく、穴を
深くすることができる。
従って、捨てパターンの分別が容易となり、分別不良の
発生率を低くすることが可能となる。
発生率を低くすることが可能となる。
(ホ)実施例
この発明の一実施例を第1図乃至第4図に基づいて以下
に説明する。
に説明する。
第2図は、実施例電子部品用基板1の平面図である。こ
の重子部品用基板lは、例えばセラミックよりなるもの
で、スクライブライン2.3により、電子部品の基板と
して使用されるパターン4及び捨てパターン5とに区画
される。
の重子部品用基板lは、例えばセラミックよりなるもの
で、スクライブライン2.3により、電子部品の基板と
して使用されるパターン4及び捨てパターン5とに区画
される。
スクライブライン2は、パターン4同志を区画している
もので、従来と同様、1Iri1のレーザ処理で形成さ
れている(第6図参照)。これに対して、スクライブラ
イン3は、パターン4と捨てパターン5とを区画してお
り、2回のレーザ処理すなわち、1箇所に2回レーザビ
ームを照射して深さが基板厚さtの1/2程度の六pを
所定ピンチをおいて形成したものである(第1図参閘)
。レーザビーム径は1回処理の場合と同じなので、重子
部品用基板1にマイクロクランクが生じる危険性は少な
い。
もので、従来と同様、1Iri1のレーザ処理で形成さ
れている(第6図参照)。これに対して、スクライブラ
イン3は、パターン4と捨てパターン5とを区画してお
り、2回のレーザ処理すなわち、1箇所に2回レーザビ
ームを照射して深さが基板厚さtの1/2程度の六pを
所定ピンチをおいて形成したものである(第1図参閘)
。レーザビーム径は1回処理の場合と同じなので、重子
部品用基板1にマイクロクランクが生じる危険性は少な
い。
この電子部品用基板1は、各パターン4の部分に、電子
部品の横rIj、要素をつくりこんだ後、例えばサーマ
ルヘッドの場合であれば、グレーズ層、発熱抵抗体、電
極パターン等を形成した後、個々のパターン4に分割さ
れる。
部品の横rIj、要素をつくりこんだ後、例えばサーマ
ルヘッドの場合であれば、グレーズ層、発熱抵抗体、電
極パターン等を形成した後、個々のパターン4に分割さ
れる。
以下の第1表は、2回レーザ処理の場合と、1回レーザ
処理の場合とで、捨てパタ分割5分制時の抗折力F、不
良率P、割れ角度θとを比較して示している。
処理の場合とで、捨てパタ分割5分制時の抗折力F、不
良率P、割れ角度θとを比較して示している。
第1表
ここで抗折力Fは、第3図に示すように、治具6a、6
bで電子部品用基板lを挟持すると共に、捨てパターン
5に治具7を装着して、この治具7をプッシュプルゲー
ジ8で押圧し、捨てパターン5が割り取れた時のプッシ
ュプルゲージ8の読みである。ここでは、電子部品基板
1の厚さし及び幅Wは、それぞれ1.05mm、 55
mmである。なお、参考までに治具6a、6bの寸法f
fi、 、f2は、それぞれ23m+n、73mmであ
る。また、割れ角度θは、第4図に示すように、割れ面
fと電子部1青。
bで電子部品用基板lを挟持すると共に、捨てパターン
5に治具7を装着して、この治具7をプッシュプルゲー
ジ8で押圧し、捨てパターン5が割り取れた時のプッシ
ュプルゲージ8の読みである。ここでは、電子部品基板
1の厚さし及び幅Wは、それぞれ1.05mm、 55
mmである。なお、参考までに治具6a、6bの寸法f
fi、 、f2は、それぞれ23m+n、73mmであ
る。また、割れ角度θは、第4図に示すように、割れ面
fと電子部1青。
周基jli 1に垂直な方向とのなす角度であり、小さ
いほど分割が良好に行われたことになる。
いほど分割が良好に行われたことになる。
第1表にも示すように、2回レーザ処理の場合は、1回
レーザ処理の場合に比べて、抗折力F1不良率P、割れ
角度θのいずれもが小さく、捨てパターン5を容易に分
別できることがfl’fk L’Lできる。
レーザ処理の場合に比べて、抗折力F1不良率P、割れ
角度θのいずれもが小さく、捨てパターン5を容易に分
別できることがfl’fk L’Lできる。
(へ)発明の詳細
な説明したように、この発明の電子部品用基板は、端部
の捨てパターンを区画するスクライブラインは、2回レ
ーザ処理して形成することを特徴とするものであるから
、捨てパターンを容易に分割でき、分割不良の発生を防
IEできる利点を有している。
の捨てパターンを区画するスクライブラインは、2回レ
ーザ処理して形成することを特徴とするものであるから
、捨てパターンを容易に分割でき、分割不良の発生を防
IEできる利点を有している。
第1図は、この発明の一実施例における重子部品用基板
のスクライブラインに沿う断面図、第2因は、同電子部
品用基板の平面図、第3図は、同電子部品用基板の抗折
力測定を説明する斜視図、第4図は、同電子部品用基板
の捨てパターンの割れ角度を説明する図、第5図は、従
来の霊了部品用ス(板の平面図、第6図(0)は、同従
来の電子部品用基板のスクライプラインを拡大して示す
図、笛6図(t))は、同従来の電子部品用基板のスク
ライプラインにン<)う断面図である。 1:電子部品用基板、5:捨てパターン、2・3ニスク
ライブライン。 特許出朝人 ローム株式会社
のスクライブラインに沿う断面図、第2因は、同電子部
品用基板の平面図、第3図は、同電子部品用基板の抗折
力測定を説明する斜視図、第4図は、同電子部品用基板
の捨てパターンの割れ角度を説明する図、第5図は、従
来の霊了部品用ス(板の平面図、第6図(0)は、同従
来の電子部品用基板のスクライプラインを拡大して示す
図、笛6図(t))は、同従来の電子部品用基板のスク
ライプラインにン<)う断面図である。 1:電子部品用基板、5:捨てパターン、2・3ニスク
ライブライン。 特許出朝人 ローム株式会社
Claims (1)
- (1)レーザ処理によりスクライブラインを形成し、各
パターンに区画してなる電子部品用基板において、 端部の捨てパターンを区画するスクライブラインは、2
回レーザ処理して形成することを特徴とする電子部品用
基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31720789A JPH0744163B2 (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | サーマルヘッド用基板及びそれを備えた電子部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31720789A JPH0744163B2 (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | サーマルヘッド用基板及びそれを備えた電子部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03177047A true JPH03177047A (ja) | 1991-08-01 |
JPH0744163B2 JPH0744163B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=18085659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31720789A Expired - Lifetime JPH0744163B2 (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | サーマルヘッド用基板及びそれを備えた電子部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0744163B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012243855A (ja) * | 2011-05-17 | 2012-12-10 | Murata Mfg Co Ltd | 積層セラミック電子部品の製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4886466A (ja) * | 1972-02-16 | 1973-11-15 | ||
JPS6255310U (ja) * | 1985-09-25 | 1987-04-06 |
-
1989
- 1989-12-05 JP JP31720789A patent/JPH0744163B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4886466A (ja) * | 1972-02-16 | 1973-11-15 | ||
JPS6255310U (ja) * | 1985-09-25 | 1987-04-06 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012243855A (ja) * | 2011-05-17 | 2012-12-10 | Murata Mfg Co Ltd | 積層セラミック電子部品の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0744163B2 (ja) | 1995-05-15 |
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Legal Events
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