JP2653981B2 - セラミック回路基板の製造方法 - Google Patents

セラミック回路基板の製造方法

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    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0306Inorganic insulating substrates, e.g. ceramic, glass

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  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面に発熱抵抗体とこ
の発熱抵抗体に対する各種のプリント回路を形成したサ
ーマルヘッド基板とか、或いは、表面に電子部品を搭載
すると共にこの電子部品に対する各種のプリント回路を
形成したハイブリッドIC等のように、セラミック製基
板の表面にプリント回路を形成して成るセラミック回路
基板において、その構造及び製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、セラミック回路基板に使用する
セラミック製の基板は、セラミックのグリーンシート
を、高い温度で焼成したものであるから、その周囲は、
その厚さが不揃いなるばかりか、形状も不揃いになる。
そこで、従来は、セラミックのグリーンシートを焼成す
ることにより、図8に示すように、長さがLで幅がWに
したサーマルヘッド基板用のセラミック回路基板片Aの
複数枚を一体的に連接したセラミック回路基板A0を、
その全周囲に幅寸法Sの余白部A1,A2を一体的に設
けて形成し、次いで、前記セラミック回路基板A0の周
囲における各余白部A1,A2を、図9に示すように、
従来から良く知られている適宜手段(例えば、セラミッ
ク回路基板A0の裏面側にブレイク溝を刻設し、各余白
部A1,A2をセラミック回路基板A0の表面側に折り
曲げてブレイクする方法)によって切り離し、このセラ
ミック回路基板A0における各基板片Aの上面に、グレ
ーズ層を形成したのちプリント回路を形成するか、グレ
ーズ層を介することなくプリント回路を直接に形成し、
そして、前記セラミック回路基板A0を、図10に示す
ように、各基板片Aごとに、従来から良く知られている
適宜手段(例えば、セラミック回路基板A0の裏面側に
ブレイク溝を刻設して、このブレイク溝に沿ってブレイ
クする方法)によって切り離すようにしている。
【0003】また、周囲の各余白部A1,A2を切離し
たセラミック回路基板A0の上面に、プリント回路を、
グレーズ層を介して又は介さずに形成するに際しては、
このセラミック回路基板A0を、図11及び図12に示
すように、テーブルBの上面に載せたのち、当該セラミ
ック回路基板A0における四辺の側面A0a,A0b,
A0c,A0dのうち相隣接する二つの側面A0a,A
0bが前記テーブルBの上面に植設した位置決めピンB
1,B2に対して接当するように他方の二つの側面A0
c,A0dから押圧体C1,C2にて押圧することで位
置決めし、この状態で、プリント回路をスクリーン印刷
にて形成することが行なわれる。
【0004】また、前記プリント回路を形成した後にお
いて、このプリント回路が正常であるか否かの検査に際
しても、セラミック回路基板A0を、前記図11及び図
12に示す方法にて位置決めすることが行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記セラミ
ック回路基板A0の全周囲における各余白部A1,A2
を、セラミック回路基板A0から切り離すに際しては、
当該セラミック回路基板A0における四つの各側面A0
a,A0b,A0c,A0dができるだけセラミック回
路基板A0の上面に直角になるようにしているが、プリ
ント回路の形成、及びこのプリント回路の検査に際し
て、セラミック回路基板A0を、前記図11及び図12
に示すように位置決めしたとき、当該セラミック回路基
板A0における上面のうち前記各位置決めピンB1,B
2及び押圧体C1,C2が接当する部分とか、セラミッ
ク回路基板A0の上面に形成したグレーズ層のうち前記
各位置決めピンB1,B2及び押圧体C1,C2が接当
する部分に、図12の符号X,Yで示すように、欠けが
発生するのを避けることができないから、この欠けの部
分X,Yにプリント回路を形成することができなくなっ
たり、或いは、形成したはずのプリント回路の一部が欠
損したりすることになる。
【0006】すなわち、セラミック回路基板A0を位置
決めする場合に、その上面、又は当該上面に形成したグ
レーズ層に欠けが発生することによる不良品の発生が高
いと言う問題があった。本発明は、この問題、つまり、
不良品の発生率を確実に低減できるようにしたセラミッ
ク回路基板の製造方法とを提供することを技術的課題と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「全周囲に余白部を一体的に設けたセ
ラミック回路基板の表面に、レーザ光線によるブレイク
溝を、前記余白部との境界線に沿って刻設し、次いで、
前記余白部を、当該余白部にその幅寸法よりも小さい深
さの溝を有するブレイク用治具を被嵌し、このブレイク
用治具を前記セラミック回路基板の裏面の方向に回転す
ることによってブレイクすることを特徴とする。」もの
である。
【0008】
【作 用】このようにすることにより、セラミック回
路基板の周囲における各余白部を、前記セラミック回路
基板の表面に刻設したブレイク溝に沿ってブレイクする
に際して、そのブレイクの方向が、前記ブレイク溝の最
深部からセラミック回路基板の裏面に向かって、必ず外
向きに傾くことになるから、前記セラミック回路基板の
周囲におけるブレイク面は、当該セラミック回路基板の
裏面に向かって外向きに傾斜する傾斜面になる。
【0009】その結果、前記のように余白部をブレイク
したあとにおいて、このセラミック回路基板に対するプ
リント回路の形成、及びこのプリント回路の検査に際し
て、当該セラミック回路基板を、図14及び図15に示
すようにして位置決めしたとき、各位置決めピン及び押
圧体には、セラミック回路基板における各側面のうち裏
面側の部分が、必ず接当することになるから、セラミッ
ク回路基板における各側面のうち表面側の部分、又はこ
の表面に形成したグレーズ層に欠けが発生することを確
実に回避できるのである。
【0010】
【発明の効果】従って、本発明によると、セラミック回
路基板を、その周囲における余白部を切り離して製造す
る場合における不良品の発生率を大幅に低減できると言
う効果を有する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面について説明
する。図1〜図6は、実施例による方法を示す。この実
施例による方法は、先づ、前記従来と同様に、セラミッ
クのグリーンシートを焼成することにより、図1に示す
ように、長さがLで幅がWにしたサーマルヘッド基板用
のセラミック回路基板片Aの複数枚を一体的に連接した
セラミック回路基板A0を、その全周囲に幅寸法S1,
S2の余白部A1,A2を一体的に設けて形成し、次い
で、図2及び図3に示すように、セラミック回路基板A
0の表面A0′に、ブレイク溝D1,D2を、当該セラ
ミック回路基板A0の周囲における前記余白部A1,A
2との境界線に沿って延びるように、レーザ光線の照射
にて刻設する。
【0012】そして、前記各余白部A1,A2に、図4
に示すように、断面コ字状に形成したブレイク用治具E
1,E2を被嵌したのち、この各ブレイク用治具E1,
E2を、矢印E1′,E2′で示すように、セラミック
回路基板A0の裏面A0″に向かって回転することによ
り、各余白部A1,A2を、前記ブレイク溝D1,D2
に沿ってセラミック回路基板A0からブレイクするので
ある。
【0013】この場合において、前記ブレイク用治具E
1,E2における溝深さ寸法Gを、前記各余白部A1,
A2における幅寸法寸法S1,S2よりも小さく構成す
ることにより、前記ブレイクの方向が、前記ブレイク溝
D1,D2の最深部からセラミック回路基板A0の裏面
A0″に向かって、必ず外向きに傾くことになるから、
前記セラミック回路基板A0における全周囲の側面A0
a,A0b,A0c,A0dは、図5及び図6に示すよ
うに、当該セラミック回路基板A0の表面A0′に対し
て僅かな角度θだけ外向きに傾斜する傾斜面になるので
あり、換言すると、各余白部A1,A2をブレイクする
と同時に、セラミック回路基板A0における全周囲の側
面A0a,A0b,A0c,A0dを外向きの傾斜面に
することができるのである。
【0014】このように、セラミック回路基板A0にお
ける全周囲の側面A0a,A0b,A0c,A0dを、
当該セラミック回路基板A0の表面A0′に対して僅か
な角度θだけ外向きに傾斜する傾斜面にすることによ
り、このセラミック回路基板A0に対するプリント回路
の形成、及びこのプリント回路の検査に際して、当該セ
ラミック回路基板A0を、図11に示すようにして位置
決めしたとき、各位置決めピンB1,B2及び押圧体C
1,C2には、図7に示すように、セラミック回路基板
A0における各側面A0a,A0b,A0c,A0dの
うち当該セラミック回路基板A0の裏面A0″側の部分
が、必ず接当することになるから、セラミック回路基板
A0における各側面A0a,A0b,A0c,A0dの
うち当該セラミック回路基板A0の表面A0′側の部分
に欠けが発生することを確実に回避できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における余白部付きセラミック
回路基板の斜視図である。
【図2】前記図1におけるセラミック回路基板の表面に
ブレイク溝を刻設した状態の斜視図である。
【図3】図2のIII −III 及びIII ′−III ′視拡大断
面図である。
【図4】前記図1のセラミック回路基板における余白部
をブレイクしている状態を示す拡大断面図である。
【図5】前記余白部をブレイクしたセラミック回路基板
の斜視図である。
【図6】図5のVI−VI及びVI′−VI′視拡大断面図であ
る。
【図7】本発明によるセラミック回路基板を位置決めし
ている状態を示す断面図である。
【図8】従来における余白部付きセラミック回路基板の
斜視図である。
【図9】前記図12のセラミック回路基板における余白
部を切り離した状態の斜視図である。
【図10】前記セラミック回路基板をセラミック回路基
板片ごとに切り離した状態の斜視図である。
【図11】セラミック回路基板の位置決めを示す状態の
斜視図である。
【図12】図11のXVI −XVI 及びXVI ′−XVI ′視拡
大断面図である。
【符号の説明】
A セラミック回路基板片 A0 セラミック回路基板 A0′ セラミック回路基板の表面 A0″ セラミック回路基板の裏面 A0a,A0b,A0c,A0d セラミック回路
基板の側面 A1,A2 余白部 D1,D2 ブレイク溝 E1,E2 ブレイク用治具

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】全周囲に余白部を一体的に設けたセラミッ
    ク回路基板の表面に、レーザ光線によるブレイク溝を、
    前記余白部との境界線に沿って刻設し、次いで、前記余
    白部を、当該余白部にその幅寸法よりも小さい深さの溝
    を有するブレイク用治具を被嵌し、このブレイク用治具
    を前記セラミック回路基板の裏面の方向に回転すること
    によってブレイクすることを特徴とするセラミック回路
    基板の製造方法。
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