JPH0317622A - 多色表示装置の製造方法 - Google Patents

多色表示装置の製造方法

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JPH0317622A
JPH0317622A JP1151973A JP15197389A JPH0317622A JP H0317622 A JPH0317622 A JP H0317622A JP 1151973 A JP1151973 A JP 1151973A JP 15197389 A JP15197389 A JP 15197389A JP H0317622 A JPH0317622 A JP H0317622A
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JP
Japan
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positive resist
light
color filters
display device
color filter
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Pending
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JP1151973A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Suginoya
充 杉野谷
Hitoshi Kamamori
均 釜森
Koji Iwasa
浩二 岩佐
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Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カラーフィルターを応用した多色表示装置の
製造方法に関し、特に駆動電圧を低減するためにカラー
フィルター上に駆動用電極を設けた多色表示装置の製造
方法に関する。
〔発明の概要〕
本発明はカラーフィルター上に透明導電膜を形威し、次
に全面、主に400no+以下の光に高い感度を持つポ
ジレジストを塗布した後、カラーフィルターをフォトマ
スクとして光をカラーフィルターの背面より照射、ポジ
レジストを露光し、現像して、カラーフィルター間隙の
透明導電膜をエッチングする事により、非常に簡便な方
法ながら精度良くカラーフィルター上のみを駆動用の電
極を形成できるものである。
〔従来の技術〕
近年、液晶表示装置はカラーフィルターとの組み合わせ
により多色化が進んできている。最初は駆動用電極の上
にカラーフィルターを設け、カラーフィルターを介して
液晶を駆動していたが、大型化、多画素化が進む中で低
電圧駆動の要求が強く、カラーフィルター分の電圧ロス
を避けるためカラーフィルター上に駆動用電極を形威す
る方法が開発されつつある。
第4図に、カラーフィルターを用いた多色液晶表示装置
の一例を示す。第4図においては4lはガラスより成る
透明基板、42は透明導電膜より或る電極、43はカラ
ーフィルターで電着法、染色法、印刷法等により形成さ
れる。なお、染色法、印刷法の場合は42の電極は必要
ない。44はカラーフィルター上にパターンを一致して
形成される透明導電膜より戒る駆動用電極であり、第5
図に示す工程にて形成される。第5図(a+において5
1は透明基板で52は透明電極、53はカラーフィルタ
ーで電着性高分子と色素を含む溶液から電着法により形
成される。この基板全面にスパンク、蒸着等によりIT
Oより或る透明導電膜54が形成される。第5図fbl
において透明導電膜上にレジスト55が全面塗布される
。第5図(Clにおいてフォトマスク56をカラーフィ
ルターパターンに一致させるようにアラインメントし、
光57によりレジストを露光する。
第5図fd+においてレジストを現像し、カラーフィル
ター間隙部分の透明導電膜を露出させる。第5図tel
においてカラーフィルター間隙の透明導電膜をエッチン
グし、残存レジストを剥離させ、カラーフィルター上の
みに駆動電極58を形成する。第4図に戻り多色液晶表
示装置の製造方法を説明すると、このようにして形威さ
れた駆動用電極44を設けた基板41と他の駆動用電極
45を設けた基板46を相対向させ、液晶47を狭持す
る事によって多色液晶表示装置が構威される.このよう
に構威された多色液晶表示装置にカラーフィルターによ
る電圧ロスがなく低電圧駆動が可能なものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
第4図および第5図にて説明した多色液晶表示装置の製
造方法においては、カラーフィルター上に駆動電極を形
成する際、カラーフィルターのパターンと同しパターン
を有する高い精度のフォトマスクを必要とする。フォト
マスクはカラーフィルターパターンが高精細になるにつ
れ、欠陥なく作るのが難しく、それだけ高価なものとな
る。また露光の際もカラーフィルターとフォトマスクの
アラインメントが必要であり、パターンが精細になれば
なるほど技術的に困難となり、装置上も工程上も複雑に
なり、不良となる確率も高い。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明は簡便な工程でカラ、一フィルター上に
精度の高い駆動用電極を形成する事を目的とし、カラー
フィルター自体をフォトマスクとして、透明電極をセル
ファラインメントでパターニングする手段として、カラ
ーフィルターに透明導電膜を形成し、主に400nm以
下の光に高い感度を持つポジレジストを積層し、カラー
フィルター背面より光を照射してポジレジストを露光す
る事゛により、カラーフィルター間隙部分のポジレジス
1・のみが感光され、現住、エッチングする事により、
精度良くカラーフィルター上のみに透明電極が形成され
るものである。
〔作用〕
現在、多色表示装置用のカラーフィルターとしては加法
混色における3原色、つまり赤・緑・青を使用すること
が多く、その分光特性は第3図に示すように400nm
以下ではi!i過率はほぼOとなっている.すなわち4
00nm以下の光に対してはフォトマスクとして用いる
事ができ、セルファラインメントが可能である事も示し
ている。しかし、般的にレジストの露光に用いる光源は
400nm以下の光のみを発生するものは少ない。光源
としては水銀ランプもしくはメタルハライドランプ等が
一般的であるが、例えば高圧水銀ランプの発光スペクト
ルは第3図中に示したようにg線(435nm) , 
h線(405n+w), i線(365nm)の3種が
主なものであり、種類によって多少の強弱や広がりを持
つ。メタルハライドランプの場合は明確な線スペクトル
ではなく、ブロードな広がりを持ったものが多い.方、
ポジレジストは一般的にg線,h線5 1線のいずれに
も感度を有しており、400nm以下の光のみに感光す
るものは少ない。しかし、ポジレジストの増感剤の種類
や吸光度によって、400nm以下もしくは400nm
以上のどちらに主な感度があるか決まってくる.本発明
者らは主に400nm以下の光に高い感度を有するポジ
レジストを用いる事により目的が達威できる事を見出し
、その尺度として365na+における膜厚lμm当た
りの吸光度が0,6以上有するという条件も見出した。
ポジレジストのある波長における吸光度が大きいという
光とはその波長における感度が高い事を意味するもので
ある。この方法によれば、従来のように複雑な工程を経
る事なく非常に簡便にカラーフィルター上に精度良く透
明電極を形或する事ができ、実用上極めて有用なもので
ある。
〔実施例〕
以下、実施例と比較例を用いて本発明を具体的に説明す
る。
(実施例1) 第1図に本発明による多色液晶表示装置の実施例の断面
図を示す。(1)はガラスより成る基板、12はIT○
から成る透明電極、13はカラーフィルターで電着性高
分子と色素を含む溶液中で透明電極12に電圧を印加し
、1i着させて形戊する。14はカラーフィルターにパ
ターンを一敗させた!TOよりなる駆動用透明電極で第
2図に示す工程にして作製する。第2図fatにおいて
21はガラス基板で上にITOi3明電極22とカラー
フィルター23が形戊されている。さらにその上にスパ
ノタ、蒸着層によりITOから成る透明導電膜24が形
成される。
第2図(blにおいてポジレジスト25 (TSMR−
8900東京応化製)が全面塗布される。このポジレジ
ストは主に400nm以下の光に高い感度を有し、36
5nI1における14当たりの吸光度は0.7である。
第2図(Clにおいて、基板背面から高圧水銀ランプを
光源とした光26でカラーフィルターをフォトマスクと
してポジレジストを露光させる。第2図+diにおいて
ポジレジストを現像し、カラーフィルター間隙部分のI
TOを露出させる。第2図telにおいてカラーフィル
ター間隙部分のITOをエノチングし、残存レジスト剥
離させ、カラーフィルター上のみに駆動電極27を形゛
或する。この工程の中には精密なフォトマスクも正確な
アラインメントも不要であり、簡便ながら不良率を大幅
に改善できた。
以下、第1図に戻り説明を続けると、このようにして形
威された透明電極14を持つ基板(1)と他の駆動用電
極15を形威した5板16を相対向させエノチングl7
を狭持して多色液晶表示装置を作製した。
この多色液晶表示装置は簡便な方法で作られたにもかか
わらず、欠陥による不良もなく、低電圧駆動に適したも
のであった。
(実施例2) 実施例lにおけるカラーフィルターl3を感光性ゼラチ
ンをパターニングして染料により染色して形或する染色
法にて透明電極l2をはぶき基板1lに直接作製した。
また、実施例1における露光用光源をメタルハライドラ
ンプとし、ポジレジスト25をTSMl?i3 (東京
応化製)とした。このポジレジストの365r+n+に
おける1μm当たりの吸光度0.6であった。以下、他
は実施例lと同様にカラーフィルター上に透明電極14
を形威し、多色液晶表示装置を構成したところ、実施例
lと同様の効果が得られた。
(比較例) 実施例lにおけるポジレジスト25を3650閑におけ
る1μm当たりの吸光度が0.5であるOFPR − 
800(東京応化M)にして、カラーフィルター背面か
ら光を当て露光し、カラーフィルター上に透明電極を形
成しようとしたところ、青のフィルターから漏れる40
0nm以上の光によってレジストが露光されてしまい、
透明電極がエッチングされなくなってしまった。
〔発明の効果〕
以上、実施例にて具体的に説明したように、本発明によ
る多色表示装置の製造方法は、従来のように精密なフォ
トマスクや正確なアラインメントを必要とせず、カラー
フィルターをフォトマスクとしてセルファラインメント
で精度の高い透明電極パターンをカラーフィルター上に
形威できる。
また、400nm以下の光に高い感度を有するポジレジ
ストを用いるだけで、従来の製造設備を複雑化させる事
なく、非常に簡便に不良の少ない、低電圧駆動に適した
多色表示装置を大量に製造できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による多色表示装置の断面図、第2図+
al〜IQIは本発明によるカラーフィルター上透明電
極製造のための工程を示す断面図、第3図は各フィルタ
ーの分光特性と光源の輝度スペクトルを示す図、第4図
は従来の多色表示装置の断面図、第5図fat〜tel
は従来のカラーフィルター上透明電極製造のための工程
を示す断面図である。 (1),  16.  21,  41.  46,1
2,  14.  15,  27,  4213,2
3,43.53・ ・ ・ 17.47・ ・ ・ ・ ・ ・ ・24.54・ 
・ ・ ・ ・ ・ ・25.55・ ・ ・ ・ ・
 ・ ・56・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 26 57・ ・ ・ ・ ・ ・ ・51・・・基板 44, 45. 58・・・透明電極 ・・カラーフィルター ・・液晶 ・・透明導電膜 ・・レジスト ・・フォトマスク ・・光 以上

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カラーフィルターを用いた多色液晶表示装置の製
    造方法において、 [1]透明基板上に複数のカラーフィルターを形成する
    工程 [2]該カラーフィルター上に透明導電膜を全面形成す
    る工程 [3]該カラーフィルター上透明導電膜の全面に主に4
    00nm以下の光に高い感度を持つポジレジストを塗布
    する工程 [4]該カラーフィルターをフォトマスクとして基板の
    背面より光を照射し該ポジレジストを露光する工程 [5]現像後、カラーフィルター間隙部分の透明導電膜
    をエッチングしてカラーフィルター上のみに透明導電膜
    を残存させる工程 を含む事を特徴とする多色表示装置の製造方法。
  2. (2)前記主に400nm以下の光に高い感度を持つポ
    ジレジストが365nmにおける吸光度が膜厚1μm当
    たり0.6以上有するポジレジストである事を特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の多色表示装置の製造方法
  3. (3)前記照射する光が水銀ランプもしくはメタルハラ
    イドランプを光源として発生するものである事を特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の多色表示装置の製造方
    法。
  4. (4)前記カラーフィルターが基板上に互いに絶縁され
    て配置された複数の導電層を形成し、次にそれらの導電
    層上に、電着高分子と色素とを分散された溶液より、電
    着により選択的に形成される事を特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の多色表示装置の製造方法。
JP1151973A 1989-06-14 1989-06-14 多色表示装置の製造方法 Pending JPH0317622A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5191780A (en) * 1991-03-19 1993-03-09 Kawasaki Steel Corporation Roller-type straightening apparatus for h-beams
US5478681A (en) * 1993-11-10 1995-12-26 Nippon Oil Co., Ltd. Method for producing color filter

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5191780A (en) * 1991-03-19 1993-03-09 Kawasaki Steel Corporation Roller-type straightening apparatus for h-beams
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