JPH03175840A - パケツト再送方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

この発明は、データをパケッＩ・の形式で通信するネッ
トワークにて、伝送の途中でデータが失われると、その
再送を送信側のパケット通信装置に要求するパケット再
送方式に関するものである。

【従来の技術】

第３図は例えば特開昭６１−４３８５０号公報に示され
た従来のパケット再送方式を示すシステム構成図である
。図において、ｌａ、Ｉｂはパケット通信装置であり、
２はこのパケット通信装置ｌａ、ｌｂの相互を接続して
いる伝送路である。 ３ａ、３ｂはパケット通信装置１ａ、Ｉｂ内にあって、
データ４の生成、受領を行うアプリケーションレイヤで
あり、５ａ、５ｂは受け取ったデータ４にパケットレベ
ルヘッダを付加してデータパケット６に組み立て、また
、受け取ったデータパケット６をデータ４に分解するパ
ケットレベルレイヤである。７ａ、７ｂは組み立てられ
たデータパケット６にリンクレベルヘッダを付加してデ
ータフレーム８に変換し、伝送路２へ送出するとともに
、伝送路２より受け取ったデータフレーム８をデータパ
ケット６に変換するリンクレベルレイヤである。パケッ
ト通信装置１ａ、ｌｂはこれら各レイヤを備えている。 また、パケット通信装置１ａ、ｌｂのリンクレベルレイ
ヤ７ａ、７ｂ間で送受信されるデータフレーム８におい
て、Ａはデータパケット６に付加されるフレームレベル
ヘッダ中のアドレスフィールド、Ｃは同じくコントロー
ルフィールドであり、Ｓはこのコントロールフィールド
Ｃに書き込まれる順序番号である。 次に動作について説明する。ここで、パケット通信装置
１ａと１ｂとが伝送路２を介してパケット通信を行う場
合、アプリケーションレイヤ３ａと３ｂ、パケットレベ
ルレイヤ５ａと５ｂ、リンクレベルレイヤ７ａと７ｂが
それぞれ、各レイヤ同士を相手に通信を行っている。 即ち、パケット通信装置１ａが送信側となる場合には、
アプリケーションレイヤ３ａにて生成されたデータ４が
パケットレベルレイヤ５ａに送られる。パケットレベル
レイヤ５ａでは、このデータ４にパケットレベルヘッダ
を付加してデータパケット６に組み立て、それをリンク
レベルレイヤ７ａに送る。リンクレベルレイヤ７ａでは
そのデータパケット６にリンクレベルヘッダを付加して
データフレーム８を生成し、それを伝送路２に送出する
。ここで、この伝送路２では伝送誤りが発生するため、
リンクレベルレイヤ７ａはリンクレベルヘッダ中のコン
トロールフィールドＣの順Ｊ％番号Ｓをインクリメント
しながらデータフレーム８の送信を行っている。 受信側のパケット通、信装置１ｂでは、リンクレベルレ
イヤ７ｂにてそのデータフレーム８を伝送路２より受け
取り、データパケット６に変換してパケットレベルレイ
ヤ５ｂに渡す。その時、リンクレベルレイヤ７ｂではコ
ントロールフィールドＣ内の順序番号Ｓの監視を行って
おり・、その順序番号Ｓの不連続性を検出すると後続の
データフレーム８を全て棄却し、送信側のパケット通信
装置１ａに対してリジェクトフレームを送信し、正常な
順序番号Ｓからのデータフレーム８の再送を要求する。 また、パケットレベルレイヤ５ａと５ｂの間ではウィン
ドウ制御が行われており、ウィンドウサイズ内であれば
相手からのレシーブ・レディー・パケット等による送達
確認なしにデータパケット６を続けて送受信している。 この時、パケットレベルでの順序番号の連続性に誤りが
検出されるとリセットされてデータパケット６の転送は
中止される。パケットレベルレイヤ５ｂはリンクレベル
レイヤ７ｂから正常なデータパケット６を受け取るとそ
のデータパケット６を分解し、データ４としてアプリケ
ーションレイヤ３ｂに通知する。

【発明が解決しようとする課題】

従来のパケット再送方式は以上のように構成されている
ので、リンクレベルレイヤ７ａ、７ｂにて順序番号を監
視してフレーム抜けを検出すると再送の要求を行い、さ
らに、上位手順であるパケットレベルレイヤ５ａ、５ｂ
でも順序番号の監視によるウィンドウ制御が行われてお
り、それぞれのレイヤ５ａ、５ｂおよび７ａ、７ｂにお
いて送達確認用のデータバッファが必要となるばかりか
、同様の処理が二重に行われるといった無駄があるなど
の課題があった。 この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、パケットレベルとリンクレベルで機能的に重複
して部分を省略し、手順的に簡略化をはかるとともに、
再送の要求を最低限に押さえ、高速かつ高品質なパケッ
ト再送方式を得ることを目的とする。

【課題を解決するだめの手段】

この発明に係るパケット再送方式は、非番号制形式情報
フレーム（以下、ＵＩフレームという）を基本としてリ
ンクレベルレイヤ間のデータ転送を行い、パケッＩ・レ
ベルレイヤにおいて順序番号の連続性を監視して、パケ
ットの欠落を検出すると相手に欠落したデータパケット
の再送を要求するパケットを送出するものである。

【作　用】

この発明におけるパケット再送方式は、ＵＩフレームを
基本としてデータの転送を行ってリンクレベルレイヤで
はＵＩフレームの伝達確認を行わず、パケットレベルレ
イヤにおけるパケットレベルヘツダの順序番号の監視に
よって失われたパケットの保証を行うことにより、重複
している機能部分を整理し、手順を簡略化するとともに
、再送の要求を最低限に押さえて、高速かつ高品質なパ
ケット再送方式を実現する。

【実施例】

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、ｌａ、ｌｂはパケット通信装置、２は伝送
路、３ａ、３ｂはアプリケーションレイヤであり、第３
図に同一符号を付した従来のそれらと同一、もしくは相
当部分であるため詳細な説明は省略する。 ９ａ、９ｂはアプリケーションレイヤ３ａ、３ｂより受
け取ったデータ４ａ、４ｂにパケットレベルへラダＰを
付加してデータバケツ１〜６ａ、６ｂに組み立て、また
パケットレベルヘッダＰ内の順序番号の連続性の監視を
行って、パケッＩ・の欠落を検出すると相手に欠落した
データパケッｌ　６　ａ６ｂの再送を要求し、受け取っ
たデータパケット６ａ、６ｂをデータ４．ａ、４ｂに分
解するパケットレベルレイヤである。１．Ｏａ、１０ｂ
はパケットレベルレイヤ９ａ、９ｂにて組み立てられた
データハケッ１−６ａ、６ｂに、コントロールフィール
ド内に順序番号を含んでいないリンクレベルへラダＬを
付加し、ＵＩｌフレーム１１変換して伝送路２へ送出す
るとともに、伝送路２より受け取ったＵｌフレーム１１
をデータパケット６ａ、６ｂに変換するリンクレベルレ
イヤである。 次に動作について説明する。ここで、第２図はパケット
通信装置１ａ、ｌｂ内およびその相互で行われる情報の
やりとりを示すシーケンス図である。 パケット通信装置１ｂのアプリケーションレイヤ３ｂに
て生成された内容が”ＢＯ”のデータ（データＢＯと表
記する）はパケットレベルレイヤ９ｂに送られ、送信順
序番号、受信順序番号がともに“０゛のパケットレベル
へラダＰが付加されたデータパケッｌ−（ＤＴ　（０，
０）と表記する）に組み立てられ、リンクレベルレイヤ
］、　Ｏｂに送られる。リンクレベルレイヤ１０ｂてば
、このＤＴ（０，０）にリンクレベルへラダＬを付加し
てＵＩｌフレーム１１生成し、伝送路２へ送出する。 パケット通信装置１ａではそのＵＩフレーＪ１１１をリ
ンクレベルレイヤ１０ａで受信し、フレーム抜けの検出
を行うことなくＤＴ（０，０）に変換してパケットレベ
ルレイヤ９ａに送る。パケットレベルレイヤ９ａでは、
付加されたパケットレベルヘツダＰの送信順序番号に基
づいてパケット抜けの検出を行った上、そのＤＴ（０，
０）をデータＢＯに分解し、アプリケーションレイヤ３
ａに通知する。 一方、パケッＩ・通信装置１ａのアプリケーションレイ
ヤ３ａで順次生成されるデータＡ、Ｏ，ＡＩ。 Ａ２も同様に、パケットレベルレイヤ９ａにてＤＴ（０
，１）、ＤＴ　（１，１，）あるいはＤＴ　（２゜１）
に組み立てられ、さらにリンクレベルレイヤ１０ａにて
順次Ｕ　Ｔフレーム１１に変換されて伝送路２に送出さ
れる。ここで、ＤＴ（１，１）のＵＩｌフレーム１１伝
送路２上で紛失した場合、パケット通信装置１ｂではＤ
Ｔ（０，１）のＵＩｌフレーム１１続いてＤＴ（２，１
）のＵＩｌフレーム１１受信される。しかしながら、リ
ンクレベルレイヤ１．　Ｏｂではフレーム抜けの検出を
行っていないので、ＤＴ（２，１）はそのままパケット
レベルレイヤ９ｂに送られる。 送信順序番号が“０“のＤＴ（０，１）に続いて送信順
序番号が“２゛のＤＴ（２，１）を受け取ったパケット
レベルレイヤ９ｂは、送信順序番号Ｉｔ　１　＋１のＤ
Ｔ（１，１）が欠落していることを検出し、ＤＴ（２，
１）のデータＡ２を保留するとともに、欠落したＤＴ（
１，１）の再送を要求するパケットとして、受信順序番
号“１′”を付加したセレクティブ・リジェクト・パケ
ット（ＳＲＥＪ（１）と表記する）を生成する。このＳ
　ＲＥ　、Ｊ　（１）はリンクレベルレイヤ１０ａに送
られてＵＩｌフレーム１１変換され、伝送路２を介して
パケット通信装置１ａに送られる。 パケット通信装置１ａではこのＵｌフレーム１１をリン
クレベルレイヤ１０ａにて受信し、５ＲＥＪ（１）に変
換してパケットレベルレイヤ９ａに送る。パケットレベ
ルレイヤ９ａはこの５ＲＥＪ　（１）に応答してＤＴ（
１，１）に再送を行う。再送されたＤＴ（１，１）を受
けたパケット通信装置１ｂ１ のパケットレベルレイヤ９ｂは、そのＤＴ　（１゜１）
をデータＡ１に分解してアプリケーションレイヤ３ｂに
通知し、次いで、保留していたデータＡ２の通知を行う
。その後、パケットレベルレイヤ９ｂはＤＴ（３，１）
以降の受信可能を通知するため、自主心順序番号“′３
゛を付加したレシーブ・レゾ−・パケット（ＲＲ（３）
）を生成してリンクレベルレイヤ１０ｂよりパケット通
信装置１ａに送る。 なお、上記実施例では、データパケットをＵｌフレーム
にして転送するものを示したが、呼制御系パケットやリ
セットパケット等の使用頻度の小さなパケットは、フレ
ームレベルに順序番号を付加した情報フレームを使用し
て、リンクレベルにて再送するようにしてもよい。

【発明の効果】

以上のように、この発明によれば、Ｕｌフレームを基本
としてデータの転送を行ってリンクレベルレイヤではＵ
Ｉｌフレーム伝達確認を行わず、パケットレベルレイヤ
における順序番号の監視に１？ よって失われたパケットを保証するように構成したので
、リンクレベルレイヤとパケットレベルレイヤとで重複
している機能部分が整理され、手順の簡略化が可能にな
り、また、フレーム抜は時の再送が最低限に押さえられ
て、高速かつ高品質なパケット再送方式が得られる効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるパケット再送方式を
示すシステム構成図、第２図はその情報のやりとりを示
すシーケンス図、第３図は従来のパケット再送方式を示
すシステム構成図である。 ｌａ、ｌｂはパケット通信装置、２は伝送路、３ａ、３
ｂはアプリケーションレイヤ、４ａ、４ｂはデータ、６
ａ、６ｂはデータパケット、９ａ。 ９ｂはパケットレベルレイヤ、１０ａ、１０ｂはリンク
レベルレイヤ、１１は非番号制形式情報フレーム、Ｐは
パケットレベルヘッダ、Ｌはリンクレベルヘッダ。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 手 続 補 正 書 （自 発） ２、発明の名称 パケット再送方式 ３、補正をする者 ６゜ 補正の内容 明細書をつぎのとおり訂正する。 （２）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 送信側のパケット通信装置では、パケットレベルレイヤ
   でアプリケーションレイヤの発生したデータにパケット
   レベルヘッダを付加してデータパケットに組み立て、リ
   ンクレベルレイヤで前記パケットレベルレイヤにて組み
   立てられた前記データパケットにリンクレベルヘッダを
   付加して送受信フレームを生成して伝送路に送出し、前
   記送信側のパケット通信装置に前記伝送路で接続されて
   いる受信側のパケット通信装置ではリンクレベルレイヤ
   にて前記伝送路より受け取った前記送受信フレームを前
   記データパケットに変換し、変換された前記データパケ
   ットをパケットレベルレイヤで分解して前記データとし
   てアプリケーションレイヤに通知し、前記受信側のパケ
   ット通信装置は、前記伝送路にて前記送受信フレームが
   失われたことを検出すると、前記送信側のパケット通信
   装置に対してその再送の要求を行うパケット再送方式に
   おいて、前記送信側のパケット通信装置のリンクレベル
   レイヤと前記受信側のパケット通信装置のリンクレベル
   レイヤの間では、前記データパケットを非番号制形式情
   報フレームを基本として伝送し、前記受信側パケット通
   信装置のパケットレベルレイヤにて、前記データパケッ
   トに付加された前記パケットレベルヘッダ内の順序番号
   を監視し、当該順序番号の不連続を検出すると、前記送
   信側パケット通信装置のパケットレベルレイヤに対して
   欠落したデータパケットの再送を要求するパケットを送
   出することを特徴とするパケット再送方式。