JPH03175367A - 半導体装置の直流特性測定用治具 - Google Patents

半導体装置の直流特性測定用治具

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JPH03175367A
JPH03175367A JP31554889A JP31554889A JPH03175367A JP H03175367 A JPH03175367 A JP H03175367A JP 31554889 A JP31554889 A JP 31554889A JP 31554889 A JP31554889 A JP 31554889A JP H03175367 A JPH03175367 A JP H03175367A
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JP
Japan
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semiconductor device
probe
substrate
present
wiring
Prior art date
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JP31554889A
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Manabu Okada
学 岡田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、半導体装置の測定用治具に関し、特に、高濁
波半導体デバイスの製造工程においてウェハ状態での直
流特性測定に適した測定治具に関する。
〈従来の技術〉 半導体装置の測定治具としては、例えば第4図に示すよ
うに、基tff141に設けられた開口部41aの周辺
に、対象となる半導体装置50の各信号取り出し電極に
それぞれ対応した多数のプローブ針43.44.45を
配列した、いわゆるプローブカードがある。
このようなプローブカードを用いて、例えば化合物半導
体による高周波FETデバイスの直流特性を測定する場
合、不定な周波数における発振現象が起こり易い。この
発振現象は、FETデバイスから発生する高周波雑音が
プローブ針の配線等によって捕らえられ、これにより配
線路内に交流信号が流れ、この交流信号がデバイスへと
導かれ増幅されることによって起きる。このような発振
現象が起きると、直流測定を正確に測定できなくなるこ
とがある。
そこで、従来、各プローブ針に接続する配線を基板内部
配線とはせず、電磁吸収体であるフェライトビーズを付
けた外部配線43a、44aおよび45aにより接続す
ることによって、高周波雑音に対するシールドを行い、
発振現象の原因となる交流信号が配線路内に流れること
を防止している。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところが、上述の対策を施しても、プローブ針によって
捕らえられた高周波雑音による交流信号は防止すること
はできず、このため依然として発振現象が起きることが
ある。特に、被測定デバイスが、高周波FETデバイス
のうちAfGaAs/GaASヘテロ接合構造のHE 
M T (high electron mobili
ty transistor)の場合には、このデバイ
スが高周波帯域(数10 GHz)においても高利得で
あることから、発振現象が非常に起き易い。
従って、HEMT等の直流測定においては、常に安定し
た測定を行うことができず、このことが測定の自動化を
はかる上での妨げとなっていた。
〈課題を解決するための手段〉 上記の問題点を解決するために、本発明では、実施例に
対応する第1図、第2図に示すように、基板1上の、プ
ローブ針群3,4.5の近傍に、電磁波吸収体(例えば
フェライト等)2を設けている。
〈作用〉 プローブ針群3,4および5の近傍に電磁波吸収体2を
設けることにより、半導体装置10から発生する高周波
雑音の殆どは、電磁吸収体2によって吸収される。これ
により、プローブ針3,4および5を通じて半導体装置
10へと流れる交流信号がきわめて少なくなる結果、デ
バイスの発振現象が起きることを抑えることができる。
〈実施例〉 本発明実施例を、以下、図面に基づいて説明する。
第1図は本発明実施例の構成を示す平面図、第2図はそ
の側面図であって、本発明をHEMTデバイスの直流特
性の測定に適用した例を示す。
基板1の中央部は開口されており、この開口部1a周縁
に沿ってプローブ針3.4および5が配設されている。
これらのプローブ針3,4.5の先端の位置は、ウェハ
WのHEMTデバイス10のドレイン電極13.ソース
電極14.ゲート電極15の配設位置にそれぞれ対応し
ており、つエバWをステージ20上に載置し、位置合わ
せすることによって、各プローブ針3,4.5の先端を
それぞれ対応する電極13,14.15に接触させるこ
とができる。
各プローブ針3.4. 5は、配線3a、4a。
5aによりコネクタ3b、4b、5bにそれぞれ接続さ
れている。この配線3a、4a、5aは、従来と同様に
、フェライトビーズ付き配線を用いる。
さて、本発明実施例においては、基板1上面に各プロー
ブ針3,4.5根本部の内方周縁に沿うフェライト製リ
ング2を配設している。ここで、フェライトは強磁性体
で、電磁波を非常によく吸収することが知られており、
従って、フェライト製のリング2を設けることにより、
HEMTデバイス10から発生する高周波雑音の殆どは
このフェライト製リング2によって吸収される。
以上の構成により、被測定HEMTデバイス10から各
コネクタ3b、4b、5bまでのそれぞれの電流通路に
、高周波雑音による交流信号が流れることを防止でき、
HEMTデバイス10の発振現象を抑えることができる
。これにより、常に正確な測定値を得ることが可能とな
る。
ここで、本発明実施例を用いてHEMTデバイス10の
直流特性をオンウェハの状態で測定したところ、第3図
に示すようなI−V特性を得た。
ただし、ソース電極用プローブ針4は接地電位として、
ドレイン電極用プローブ針3に正のバイアス電圧、ソー
ス・ドレインバイアスVOSを印加しつつ同時に、ゲー
ト電極用プローブ針5に負のバイアス電圧、ゲートバイ
アスv0を印加し、このときドレイン電極用プローブ針
3に流れる電流をドレイン電流1.とした。一方、第4
図に示したプローブカードを用いて、同じ一デバイスを
上記と同様にして測定したところ、第5図に示すような
I−V特性を得た。この第5図および先の第3図から明
らかなように、従来のプローブカードを用いた場合には
、発振現象によって、I−Vカーブが、特に電流の飽和
領域で乱れているのに対し、本発明実施例を用いた場合
にはI−Vカーブの乱れは見られず、直流特性を正確に
測定できることが判明した。
また、本発明実施例を用いてオートプローバによって、
ウェハ上の全てのHEMTデバイスの測定を行い、テス
ト基準内のデバイスをチップ化実装した状態で直流特性
の測定を行ったところ、この実装後のテスト基準外の不
良デバイスは、数パーセント以下であった。
以上は、本発明をHEMTデバイスに適用した例につい
て説明したが、他のFETデバイスの直流測定にも適用
できることは勿論である。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、例えばHEMT
デバイス等の直流特性を測定するにあたり、従来問題と
されていた発振現象を抑えることができ、常に正確な測
定を行うことができる。これにより、オートブローバに
よる自動測定が可能となって、測定の高速化、ひいては
半導体装置製造工程におけるスループットの向上をはか
ることができる。さらに、オンウェハの状態でデバイス
の直流特性を正確に測定できることから、チップ化実装
後における直流特性テストをパスする製品の歩留りの向
上をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の構成を示す平面図で、第2図は
その側面図である。 第3図は、本発明実施例を用いてHEMTデバイスを測
定した際のI−V特性の例を示すグラフである。 第4図は従来のプローブカードの構成例を示す平面図で
ある。 第5図は、第4図のプローブカードを用いてHEMTデ
バイスを測定した際のI−V特性の例を示すグラフであ
る。 1・・・基板 2・・・フェライト製リング 3.4.5・・・プローブ針 4a、5a・・・配線 10・・・HEMTデバイス W・・・ウェハ 3a。 第1図 第2図 ]O 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基板に、被測定半導体装置の各信号取り出し電極の配設
    パターンに対応して複数のプローブ針が配設され、かつ
    、その各プローブ針に個別に導通する配線が配設されて
    なる測定治具において、上記基板上の、上記プローブ針
    群の近傍に電磁波吸収体が配設されていることを特徴と
    する、半導体装置の直流特性測定用治具。
JP31554889A 1989-12-04 1989-12-04 半導体装置の直流特性測定用治具 Pending JPH03175367A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9429638B2 (en) 2008-11-21 2016-08-30 Cascade Microtech, Inc. Method of replacing an existing contact of a wafer probing assembly

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