JPH0317527Y2 - - Google Patents

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JPH0317527Y2
JPH0317527Y2 JP1985020315U JP2031585U JPH0317527Y2 JP H0317527 Y2 JPH0317527 Y2 JP H0317527Y2 JP 1985020315 U JP1985020315 U JP 1985020315U JP 2031585 U JP2031585 U JP 2031585U JP H0317527 Y2 JPH0317527 Y2 JP H0317527Y2
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room
transformer
chamber
circuit breaker
radiator
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JP1985020315U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は配電塔に関する。
(従来の技術) 周知のようにこの種配電塔は、放熱器を具備す
る変圧器を収納する変圧器室、制御保護の各機器
を収納する制御保護装置室、前記変圧器の一次お
よび二次側の各遮断器を収納する各遮断器室のそ
れぞれによつて構成される。
従来ではこのような配電塔を第6図、第7図に
示すように構成している。同図において1は変圧
器室で、ここには変圧器1Aとその放熱器1Bと
が収納されてあり、これは一つの建物全体で構成
されている。2は制御保護用の各機器(たとえば
保護継電器、計測用計器、所内用ブレーカなど)
2Aを収納している制御保護装置室、3は一次側
遮断器3Aを収納している遮断器室、4は二次側
遮断器4Aを収納している遮断器室で、これら各
室2〜4は真仕切り用の壁5によつてそれぞれ仕
切られて一体とされ、一つの建物全体で構成され
ている。
6は両建物間に設置されているダクトで、ここ
には変圧器と、遮断器その他の各器具とを接続す
る配線すなわち一次側母線導体7、二次側母線導
体8がそれぞれ挿通されている。
ところでこのような配電塔に使用する変圧器
は、鉄心材料の磁気ひずみおよび磁気吸引力によ
る鉄心の振動と、電磁力による巻線の振動が、変
圧器タンクにあるいはこれに直結されている放熱
器に伝達され、これらを振動させるため、騒音が
発生する。
このような変圧器の騒音を低減させるために、
一般的に防音壁を設けている。しかしこの種の防
音壁は厚い鉄板たとえば厚さ12mm程度の鉄板を用
意し、その内側に吸音材を取り付けるなどして構
成される。したがつて騒音低減対策に要する費用
は必然的に高価となる。
また変圧器室1の建物と、その他の各室の建物
とはそれぞれ別個とされているため、それだけ外
周面積が広くそのため騒音放射が多いことも、騒
音低減防止対策に多大の費用を要する原因となつ
ている。のみならずこのように建物を分離してい
るので、この種配電塔の設置に広い面積が必要と
なる。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は、この種配電塔の変圧器からの騒音
を低減させるための、必要な対策の軽減を図ると
ともに、設置面積の縮小化を図ることを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) この考案は、変圧器本体を収納する変圧器本体
室をはさんでその両側に各遮断器室を、また前記
変圧器本体室の上部に、前記変圧器本体の放熱器
を収納する放熱器室をそれぞれ一体的に設置した
ことを特徴とする。
このように構成すると、変圧器本体室はその両
側が遮断器室によつて囲まれることになるので、
変圧器本体からの騒音がこれによつて低減される
ようになる。また放熱器を変圧器本体から分離し
たので、変圧器本体から放熱器に固体伝播される
振動が遮断されることにより、これによつても騒
音が低減されるようになる。
この考案を図によつて説明する。なお第6図、
第7図に示す符合と同じ符合を付した部分は同一
または対応する部分を示す。第1図以降の各図に
おいて、変圧器本体1Aを収納する変圧器本体室
11を中心として正面から見て、その左右に遮断
器室3および4を配置し、またその前後に制御保
護装置室4を配置する。
そして各室3,4,11を同じ階たとえば1階
に設置するとともに、その上の階すなわち2階に
は、変圧器の放熱器1Bを収納する放熱器室12
を配置する。また変圧器本体室11と各遮断器室
3,4とを仕切る壁5には一次側母線導体7、二
次側母線導体8がそれぞれ通る窓13が形成され
てある。
前記のように第1図に示す構成では変圧器本体
室11の前後に制御保護装置室2が設置されてあ
るが、この配置に代えて第5図に示すように、制
御保護装置室2を放熱器室12を並んで同じ2階
に設置することも考えられるが、このようにする
と、変圧器本体室11の前後を制御保護装置室2
で囲むことができなくなるため、都合が悪い。
(作用) 以上のように構成した場合、変圧器本体室1は
これを中央にし、その左右前後を各遮断器室3,
4及び制御保護装置室2によつて囲むようにした
ので、各遮断器室3,4及び制御保護装置室2が
騒音発散を抑制するようになり、したがつて変圧
器本体1Aからの騒音が低減されるようになる。
また遮断器本体と放熱器とは分離されたので、
変圧器本体1Aから放熱器に固体伝播される振動
が遮断されるようになり、したがつてこれに基づ
く騒音が低減されることになる。そして放熱器室
12を上階に設置したので、それだれこの種配電
塔の設置面積が縮少されるようになる。
更に図のように放熱器室12を上階に設置して
おくと、これからの熱によつて上階の温度が上昇
する。したがつて配電塔の屋根に雪が積もつたよ
うな場合でも、融雪効果が期待できるようになつ
て都合がよい。
(考案の効果) 以上詳述したようにこの考案によれば、変圧器
本体からの騒音が外部に伝播していくのを十分に
抑制することができ、これによつて騒音低減の確
実化が期待できるし、また設置面積を縮小するこ
とができるとともに、融雪効果が期待できるとい
つた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す斜視図、第2
図は第1図の下階の斜視図、第3図は第1図の上
階の平面図、第4図は同じく下階の平面図、第5
図はこの考案とは異なる形態を示す斜視図、第6
図は従来例の斜視図、第7図は第6図の平面図で
ある。 2……制御保護装置室、3……一次側遮断器
室、4……二次側遮断器室、11……変圧器本体
室、12……放熱器室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 変圧器本体を収納する変圧器本体室と、一次側
    遮断器および二次側遮断器を収納する一次側遮断
    器室および二次側遮断器室と、制御保護装置を収
    納する制御保護装置室と、前記変圧器本体用の放
    熱器を収納する放熱器室とを備え、前記変圧器本
    体室を囲むようにその左右に前記一次側放熱器室
    および二次側遮断器室を、また前後に制御保護装
    置室をそれぞれ配置するとともに、前記変圧器本
    体室、制御保護装置室、一次側遮断器室および二
    次側遮断器室を同じ階に設置し、その上の階に前
    記放熱器室を設置してなる配電塔。
JP1985020315U 1985-02-14 1985-02-14 Expired JPH0317527Y2 (ja)

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JP1985020315U JPH0317527Y2 (ja) 1985-02-14 1985-02-14

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JP1985020315U JPH0317527Y2 (ja) 1985-02-14 1985-02-14

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Publication Number Publication Date
JPS61138306U JPS61138306U (ja) 1986-08-27
JPH0317527Y2 true JPH0317527Y2 (ja) 1991-04-12

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ID=30510682

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5580688B2 (ja) * 2010-08-06 2014-08-27 株式会社ダイヘン 地上設置型変圧器装置
JP5686320B2 (ja) * 2011-03-22 2015-03-18 株式会社ダイヘン 地上設置型変圧器装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57127508U (ja) * 1981-02-02 1982-08-09
JPS58196504U (ja) * 1982-06-22 1983-12-27 愛知電機株式会社 配電塔の融雪装置

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JPS61138306U (ja) 1986-08-27

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