JPH03174266A - 被塗装体の保持装置 - Google Patents

被塗装体の保持装置

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JPH03174266A
JPH03174266A JP1310537A JP31053789A JPH03174266A JP H03174266 A JPH03174266 A JP H03174266A JP 1310537 A JP1310537 A JP 1310537A JP 31053789 A JP31053789 A JP 31053789A JP H03174266 A JPH03174266 A JP H03174266A
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JP
Japan
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holding member
fixed
driving means
sprocket
painted
Prior art date
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Pending
Application number
JP1310537A
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English (en)
Inventor
Kunitaka Amamiya
雨宮 國隆
Shoji Kaminari
神成 昭治
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DaikyoNishikawa Corp
Original Assignee
Nishikawa Kasei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車のバンパー等の被塗装体を揺動しながら
保持する被塗装体の保持装置に関する。
従来の技術 自動車に高級感を出すためにはボデー等の塗装の程度が
非常に重要であり、各自動車メーカーでは塗装の効率化
とともに高級感を出すための塗装技術が開発されており
、バンパーも従来の板金型のバンパーに代えて衝撃吸収
ウレタンバンパーを使用し、このウレタンバンパーに塗
装を施すことにより自動車の高級感を高めるようにして
いる。
ウレタンバンパーの塗装プロセスは、−膜内には、洗浄
工程、マスキング工程、下塗り塗装及び乾燥工程、上塗
り塗装及び乾燥工程から構成される装置 抑えることが重要であり、この塗装不良の一種に被塗装
体の垂直面又は傾斜面に塗装するときに発生する塗料の
「タレ」がある。タレの原因としては、塗料の膜厚が厚
すぎるか粘度が低いためであり、塗料の一部が数ミリ流
下し、流下が止まった部分は塗膜が盛り上がりタレ模様
となる。このタレを防止する対策としては、膜厚を薄く
するか、塗料の粘度を上げるか、乾燥を早める等の方法
があるが、被塗装体を塗装置後から所定時間にわたり回
転させる方法もタレを防止するのに有効である。
例えば、実開昭63−126063号には、塗装ライン
における搬送台車とし題して、自動車のボデーを搬送台
車によって搬送しなからボデーを回転させるようにした
技術が開示されている。また、実開昭63−90463
号には、バンパー等の細長い被塗装体を手動により任意
に傾けることのできるチルト治具が開示されている。
発明が解決しようとする課題 上述した実開昭63−126063号は自動車のボデー
等の大型被塗装体に適用するものであり、装置が複雑に
なるとともにバンパーやエアスポイラ−等の細長い被塗
装体には適用困難である。また、実開昭63−9046
3号は手動によりバンパー等の細長い被塗装体を任意に
傾斜させるものであり、自動化を図ることができないた
め、生産効率が悪いという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、簡単な構成でバンパー等の細長
い被塗装体を乾燥中に自動的に揺動しながら保持するこ
とのできる被塗装体の保持装置を提供することである。
課題を解決するための手段 上述した目的を達成するために、本発明は、固定された
支持部材に対し揺動可能に取り付けられた被塗装体保持
部材と、該被塗装体保持部材を所定角度範囲内で揺動す
るように駆動する駆動手段と、該被塗装体保持部材が所
定の周期で揺動するように駆動手段を制御する制御手段
とを具備したことを特徴とする被塗装体の保持装置を提
供する。
作   用 被塗装体保持部材上に被塗装体を載置してから塗装を行
い、塗装後に駆動手段を駆動して被塗装体を所定角度範
囲内で揺動させる。この揺動運動は塗料が完全乾燥する
まで行う必要はなく、ある程度塗料が固まってタレを発
生しないような時間内で行えば良い。揺動周期は制御手
段で制御し、塗装後に被塗装体を所定時間内で揺動させ
れば、タレを有効に防止することができ、品質の高い塗
装膜を形成することができる。
実  施  例 以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に脱明する。
第1図は本発明実施例の全体斜視図であり、ベース2に
支持部材4が立設されている。支持部材4の中程には支
持プレート6が概略水平に固定されており、支持部材4
の上端部には回動軸10が回動自在に貫通する軸受部材
8が固定されている。
第1図で回動軸10の左端部(第3図参照)には揺動ブ
ラケット14が固定されており、回動軸10の右端部に
は揺動ブラケット16が固定されている。左側の揺動ブ
ラケット14には回動軸10を中心にスプロケット18
が一体回転するように固定されている。
一対の揺動ブラケッ)14.16の上面には取付部材2
0がネジ止め等により固定されており、この取付部材2
0の両端部近傍には支柱部材22が立設されていて、こ
れらの支柱部材22には被塗装体保持部材25のバイブ
部材23が外嵌され、ビン24で両者が一体化され、被
塗装体保持部材25が支柱部材22から抜は落ちるのを
防止している。被塗装体保持部材25は横方向に伸長し
たベース部材26とこのベース部材26の両端に固定さ
れた一対の保持パッド28から構成される。
本実施例の被塗装体保持部材25は自動車のバンパーを
支持するのに適合しているが、ピン24を外すことによ
りバンパー形状や大きさの異なったバンパー、或いはエ
アスポイラ−等の他の被塗装体を支持するように適合し
た被塗装体保持部材を容易に取り付けることができる。
保持プレート6の左端部にカバー30の下端部がネジ止
め固定されており、保持プレー1−6には回転軸31 
(第3図参照)が固定されており、この回転軸31にス
プロケット32が回転自在に装着されている。そして、
スプロケット18.32にわたりチェーン34が掛け回
されている。36は上部が取付プレート6の下面に取り
付けられたエアーシリンダであり、そのピストンロッド
38は取付プレート6を貫通しており、その先端部には
締結部材40が設けられていて、この締結部材40がチ
ェーン34の所定箇所に固定されている。
42.44はエアーシリンダ36内の圧搾空気を吸排気
する管路であり、他端部は第2図に示す制御回路51を
介してコンプレッサ等の空圧源50に接続されている。
また、46は揺動時にバランスを取るためのバランサー
であり、揺動ブラケッ)16に固定されている。
次に第2図を参照してエアーシリンダ36の制御回路5
1について説明する。ボールバルブ52を開くことによ
り空圧源50からの圧搾空気は管路53を介して3ポー
ト・2ポジシヨンのエアバルブ54に供給される。エア
バルブ54には排気音を消音するためのサイレンサ56
.58が接続されている。エアバルブ54が図示のポジ
ションIにあるときには、圧搾空気はエアバルブ54、
管路55、絞り60を介してエアーシリンダ36のロッ
ド側チャンバ36aに導入され、ピストンロッド38が
収縮される。エアーシリンダ36のヘッド側チャンバ3
6b中のエアは逆比弁66、管路57を介してエアバル
ブ54に導入され、サイレンサ58を介して排気される
一方、空圧源50からの圧搾空気は管路59を介して空
圧式タイマー68のパイロットポートpに導入されると
ともに、管路61を介して3ボード・2ポジシヨンのエ
アバルブ70に導入される。
エアバルブ70が図示のポジション■にあるときには、
管路61の圧搾空気はエアバルブ70、管路63を介し
てタイマー68の入口ポートaに導入され、所定時間後
に信号ポートSから信号圧力が出力される。この信号圧
力は管路65を介してエアバルブ70のパイロットポー
トに導入され、エアバルブ70をポジション■に切り替
える。すると、管路61内の圧搾空気はエアバルブ70
、管路67を介してマニフォールド72に供給され、こ
のマニフオールド72から管路69を介してエアバルブ
54のパイロットポートに供給され、エアバルブ54を
ポジションHに切り替える。
このようにしてエアバルブ54がポジションHに切り替
わると、空圧源50内の圧搾空気は管路53、エアバル
ブ54、管路57、絞り64を介してエアーシリンダ3
6のヘッド側チャンバ36bに導入され、ピストンロッ
ド38が伸長する。
エアーシリンダ36のロンド側チャンバ36a内のエア
は、逆止弁62、管路55を介してエアバルブ54に導
入され、さらにサイレンサ56を介して排気される。
一方、マニフォールド72からの圧搾空気は管路71を
介して空圧作動のタイマー74のパイロットポートpに
供給されるとともに、管路73を介してタイマー74の
入口ボートaに供給され、所定時間後に信号ボートSか
ら信号圧力が出力される。この信号圧力は管路75を介
してエアバルブ70のパイロットポートに導入され、エ
アバルブ70をポジションIに切り替える。かくすると
、管路67、マニフオールド72及び管路69からエア
バルブ54のパイロットポートへの圧搾空気の供給が絶
たれるため、エアバルブ54はスプリング54Hにより
再びポジションIに切り替えられ、エアーシリンダ36
のロッド側チャンバ36aに圧搾空気が導入されて、ピ
ストンロッド38が収縮する。このように本実施例のエ
アーシリンダ制御回路では、タイマー68.74で設定
した時間に応じてピストンロッド38が伸縮し、チェー
ン34を右回り又は左回りに交互に回転することにより
、被塗装体保持部材25を所定周期で揺動することがで
きる。
また、管路55,57は逆止弁76.78を介してボー
ルバルブ80に連通されており、このボールバルブ80
を開くことによりエアーシリンダ36の両方のチャンバ
36a、36b中のエアがサイレンサ82を介して排気
される。被塗装体の塗装時には、ボールバルブ80を開
くことによりエアーシリンダ36の両チャンバ36a、
36bから排気して、エアーシリンダ36を中立状態に
保って塗装を実行する。
次に第3図を参照して本実施例の動作について説明する
第3図は第1図の概略左側面図であり、被塗装体保持部
材25の保持パッド28上に自動車のバンパー48が搭
載された状態が示されている。第3図(A>はピストン
ロッド38が下死点にある状態が示されており、この状
態ではエアーシリンダ36のロッド側チャンバ36a中
に圧搾空気が導入されてピストンロッド38は収縮し、
チェーン34が反時計方向に回転して保持パッド28が
左方向に首を振っている。この状態からエアーシリンダ
36のヘッド側チャンバ36bに圧搾空気を導入するこ
とにより、ピストンロッド38は徐々に伸長し、これに
つれて保持パッド28も徐々に立ち上がって第3図(B
)に示すように中間位置では保持パッド28が完全に直
立した状態となる。この状態からエアーシリンダ36の
ヘッド側チャンバ36bにさらに圧搾空気を導入するこ
とにより、ピストンロッド38は第3図(C)に示すよ
うに上死点まで上昇し、この状態では保持パッド28は
右に首を振った状態となる。
この状態からエアーシリンダ36のロッド側チャンバ3
6aに圧搾空気の供給が開始されると、ピストンロッド
38は徐々に収縮して(B)の状態を経て(A)に示す
下死点まで収縮し、以下上述したプロセスを繰り返す。
揺動の1周期に要する時間はタイマー68.74により
適当に設定することができ、例えば自動車のバンパーの
場合には1周期を数十秒に設定する。また塗装終了後、
乾燥炉で約40〜50分程度強制乾燥するが、被塗装体
の揺動運動は夕1/が生じる恐れのある最初の約20分
間だけ行うようにすれば十分である。
上述した実施例では駆動手段の一部としてスプロケット
及びチェーンを採用しているが、本発明はこれらに限定
されるものではなく、例えばタイミングベルト及びプー
リ等の適当な他の動力伝達手段も採用可能である。
発明の効果 本発明は以上詳述したように、被塗装体を塗装後の所定
時間揺動させることにより、塗膜に加わる重力の方向を
随時変えることができるため、塗料のタレを有効に防止
して平滑で見栄えの優れた塗装面を得ることができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の全体斜視図、 第2図は駆動装置の制御回路図、 第3図は本発明実施例の動作説明図である。 4.16・・・揺動ブラケット、 8.32・・・スプロケット、 5・・・被塗装体保持部材、 8・・・保持パッド、 4・・・チェーン、 6・・・エアーシリンダ、 8・・・ピストンロッド、 6・・・バランサー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、固定された支持部材に対し揺動可能に取り付けられ
    た被塗装体保持部材と、 該被塗装体保持部材を所定角度範囲内で揺動するように
    駆動する駆動手段と、 該被塗装体保持部材が所定の周期で揺動するように駆動
    手段を制御する制御手段とを具備したことを特徴とする
    被塗装体の保持装置。 2、前記駆動手段を、前記被塗装体保持部材に一体的に
    固定された第1スプロケットと、該第1スプロケットか
    ら離間して配置された第2スプロケットと、該第1及び
    第2スプロケットにわたり掛け回されたチェーンと、ピ
    ストンロッドの先端部が前記チェーンに固定されたエア
    ーシリンダ手段とから構成したことを特徴とする請求項
    1記載の被塗装体の保持装置。
JP1310537A 1989-12-01 1989-12-01 被塗装体の保持装置 Pending JPH03174266A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003103206A (ja) * 2001-09-28 2003-04-08 Honda Motor Co Ltd 樹脂製バンパ用塗装治具、およびそれを使用する部品の塗装方法
EP1607290A1 (en) 2004-06-14 2005-12-21 Koyo Seiko Co., Ltd. Cylindrical body
CN104355048A (zh) * 2014-10-29 2015-02-18 重庆市永宏陈记实业有限公司 链条轨道式汽车保险杠喷涂流水线

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