JPS6142356A - 自動靴塗装装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動軸塗装装置、さらに詳しくは、形状が完
成した靴を塗装位置に移動させ、そこでその靴を回転さ
せながら塗料を吹付けて塗装する装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の第１例の靴塗装装置は、排気装鮒の前に靴載置用
の回転台を配置して構成され、該回転台を回転させて靴
を回転させながら作業者が手持ちのスプレーによって塗
料を吹付けていた。

従来の第２例の靴塗装装ｒＩｔは、排気装置付のハウジ
ング内において、四辺形の各頂点にその中心に向けてダ
つのスプレーを固定配置し、靴を一対角線上を走行させ
、かつ四辺形の中心部において回転させながら塗料を吹
き付けていた。

〔本発明が解決しようとする問題点〕

上記第１の従来例においては５手持ちのスプレーによっ
ているいろな方向から塗装することによりいわゆる味の
ある塗装が可能である反面、作業者が霧状の塗料を吸入
する問題や、塗装置後のまだ乾いていない靴を回転台か
らはずし、そこに新たな靴を載置しなければならず、作
業者の手が汚れたり塗装面が乱れる問題があった。

上記第コの従来例においても、塗装置後の寸だ乾いてい
ない靴を回転台からはずし、そこに別の靴を載置しなけ
ればならず５作業者の手が汚れたり塗装面が乱れる問題
があった。また、複数のスプレーによって塗装を行って
いるが、固定式のためその塗装の味については不満足な
ものであった。

本発明は従来の靴塗装装置の上記問題に鑑みなされたも
のであって、塗装位置から離れた位置で靴を載置するこ
とができ、塗装位置では自動的圧塗装が行われる自動軸
塗装装置を提供することを目的とする。

本発明は、また、塗装後の靴が載置台に載置されたまま
スプレー装置から離れて自然乾燥が行われ、所望により
その１ま乾燥炉を通過させることができる自動靴塗装装
電を提供することを目的とする。

本発明は、さらに、靴を移動させる無端走行部材にほと
んど隙間なく靴載置台を配管して小型に構成され、かつ
塗装時には塗装位置にある靴載置台が隣接した靴載置台
から遠く離れて、塗装すべき靴以外に塗料がかかる恐れ
のない自動軸塗装装置を提供することを目的とする。

本発明は、さらに、スプレーを自動的に操作し。

しかも吹付は効率が高く味のある塗装が可能な自動靴塗
装装置を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上記問題点を解決するため、以下の構成上の特
徴を有する。すなわち１本発明は、はぼ平行な２つの直
線部と該直線部を接線とする円弧部とを包含する走行路
上を走行する無端走行部材と、該走行部材から外方へ向
けて突出させられた複数の支持アームのそれぞれにより
回転自在に支持された複数の靴載置用のパレットと、上
記無端走行部材の上記円弧部のほぼ中央部から突出させ
られた支持アームにより支持された回転位置にあるＡレ
ッドを回転させる回転装置と、上記回転位置にあるパレ
ットの近傍に配置された揺動塗装スプレー装置とを包含
し、パレットが回転位置に来ると無端走行部材を停止し
、上記回転装置を作動させてパレットを回転させ、同時
に揺動塗装スプレー装置を作動させるように構成される
。

〔実施例〕

以下に本発明の実施例を図に基いて説明する。

靴を運ぶコンベア系は、第１図に示すように、一つのプ
ーリ２，４によって支持された無端チェーン６と、無端
チェーン６から外方へ向けて突出させられたアーム８の
先端部に取付けられた靴載置用の複数のパレツ）１０と
を有する。プーリ２．４のうちの一方はモータ（図示せ
ず）に連結されている。

無端チェーン６とプーリ２．４との係合部分の中央部か
ら突出するアーム８によって支持されたパレット１０は
第１及び第コ塗装位置３０，４０にあり、プーリ２の上
方部には塗装スプレー装置１２が配置され、塗装位置の
パレット１０に関する塗装スプレー製電１２の反対側に
は排気吸引装置１４が配置されている。無端チェーン６
の一方の直線部分２０は第１電気乾燥炉２２内を走行し
。

他方の直線部分の一部２４は第２電気乾燥炉２５内を走
行し、残シの直線部分２６は塗装前後の靴の入れ換え作
業位置である。

アーム８は、第２図に示すように、一端部を無端チェー
ン６に固着され、他端部に軸受部材５゜を固着されて構
成される。軸受部材５ｏはパレッ）１０の中心部から下
向きに延びた軸部材５２を回転自在に支持し、軸部材５
２の下端部には大歯車５４が取付けられている。

第１及び第２塗装位置３０，４０にあるパレット１０の
下方に当る位置には、第２図に示すように、ツヤレット
回転装置５６が配置されている。パレット回転装置５６
１ｄ、装置本体５８に取付けられた枠部材６０と、枠部
材６０に揺動自在に支持され、回転軸に小歯車６２を取
付けたモータ６４と、モータ６４を揺動させて小歯車６
２を大歯車５４と噛合せたシ離したシするための第１シ
リンダー６６とを有する。

塗装スプレー装置１２は、第１及び第コ塗装位置３０％
４０にあるパレット１０の中心部を中心とする弧状走行
部７０を有するスプレーレール部材７２（！：、３つの
ローラ７４によってスプレーレール部材７２上を走行可
能に支持されたスプレー台７６と、スプレーレール部材
７２によって支持され、スプレー台７６をスプレーレー
ル部材７２上で走行させる第コシリンダ−７８とを有す
る。

スプレー台７６は、支持アーム８２を介して揺動自在圧
支持されたスプレーガン８０と、モータ（図示せず）に
よって回転させられるから偏心板８４と、支持アーム８
２と偏心板８４とを回動自在に連結するリンク部材８６
とを有する。

排気吸引装置１４は、第１及び第２塗装位置にあるノぞ
レット１０に対面した吸収口９０を設けたハウジング９
２内の空気通路に２つのフィルタ一部材９４と、吸引フ
ァン９６を配置して構成される。

次に５本実施例の作動について説明する。無端チェーン
６は、第１図において時計方向に間欠的に回動する。作
業者は、無端チェーン６の直線部分２６によって支持さ
れたパレット１０から塗装済の靴を取って塗装前の靴を
踵を無端チェーン６に向けて載置する。靴を載置したノ
クレツ）１０が第１塗装ｍｔｉｉ３０に来ると、リミッ
トスイッチ（図示せず）がこれを検出する。パレット１
０の検出によシ第１シリンダー６６を伸長させてモータ
６４を揺動させ、大歯車５４と小歯車６２とを噛み合わ
せ、同時にモータ６４の回動が開始してパレット１０が
回転し始める。

一方、塗装スプレー装置１２は、パレット１０が回転し
始めると同時に、偏心板８４が回転してスプレー台７６
に対しスプレーガン８０が揺動するとともに、第２シリ
ンダー７８が伸縮してスプレー台７６がスプレーレール
部材７２上を上下する。ノ４レット１０の回転角度とス
プレー台７６の位置との関係は、靴の踵がスプレー装［
１）１２の方向を向いている時にスプレー台７６は第２
図に示す、塗料をほぼ水平に噴霧する位置にあり、その
後スプレー台はゆつくりと上昇を続け、）母レッド１０
が／ｇθ０回転して靴の爪先がスプレー装置１２の方向
を向くようになると、スプレーガンがｇｏ′で示す位置
になるようにスプレー台７６が上昇し、靴の爪先側半分
を斜上方から塗料を吹付けるようになる続いて、パレッ
ト１０が回転を続け。

再び靴の踵がスプレー装置１２の方向を向くとスプレー
台７６は第２図に示す位置に戻り、パレット１０の回転
とスプレー台７６の移動が停止する。

続いて、第１シリンダー６６が短縮して大歯車５４と小
歯車６２との噛み合いが解け、無端チェーン６がノやレ
ット１０の間隔に等しい距離だけ走行して、上記塗装工
程が再び開始される。

第１塗装位１３０を出たノやレツ）１０は、続いて第１
電気乾燥炉２２に入シ、塗装された靴の乾燥がなされる
。第１電気乾燥炉２２で乾燥された靴は、第２塗装位貧
４０で第１塗装位１）３０でなされたのと全く同じ工程
で仕上げ塗装がなされ、続いて第１電気乾燥炉２５にお
いて乾燥されて靴の入れ換え作業位置に戻る。

上記工程中、排気吸引装置は常に吸引ファン９６を回転
させて吸引を行っている。

上記実施例においては、塗装スプレー装置１２を２台備
えているが、７台であってもよく、また電気乾燥炉２２
．２５を備えているが、これらを設けず自然乾燥させる
ようにしても本発明の範囲内であることはもちろんであ
る。

〔効果〕

本発明は、以上説明したように、塗装位置から離れた位
置で靴を載置でき、かつ塗装は自動的に行われるから２
作業者は手と汚したシ霧状の塗料を吸込むことがない効
果を有する。

また、本発明では、靴を載置台に載置したまま塗装が行
われかつ乾燥がなされて靴入れ換え位置に戻って来るか
ら、塗装・乾燥作業を能率的に行うことができる効果を
有する。

本発明は、さらに、靴載置台とほとんど隙間なく配置し
て装置全体を小型圧し、かつ塗装時には塗装すべき靴以
外の靴を遠く離して位置させることができ、塗料が他の
靴に吹きかかることがない効果を有する。

本発明に、自動塗装であるにもかかわらず、揺動するス
プレーガンから塗料を吹き付け、かつ踵部分は水平方向
から、！た爪先側部分は斜上方から吹きつけることによ
シ吹き付は効率が高く味のある塗装を行うことができる
効果を有する。

ダ図面のＩ１）′１凰な説明 第１図は本発明の実施例のコンベア系の平面図、第２図
は本発明の実施例の塗装部分の側面図である。

２．４・・・プーリー、６・・・無端チェーン、８・・
・アーム、１０・・・パレット、１２・・・塗装スプレ
ー装置、２２・・・第１電気乾燥炉、２５・・・第１電
気乾燥炉、５６・・りやレット回転装Ｒ，７６・・・ス
プレー台。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）ほぼ平行な２つの直線部と該直線部を接線とする
   円弧部とを包含する走行路上を走行する無端走行部材と
   、該走行部材から外方へ向けて突出させられた複数の支
   持アームのそれぞれにより回転自在に支持された複数の
   靴載置用のパレットと、上記無端走行部材の上記円弧部
   のほぼ中央部から突出させられた支持アームにより支持
   された回転位置にあるパレットを回転させる回転装置と
   、上記回転位置にあるパレットの近傍に配置された揺動
   塗装スプレー装置とを包含し、パレットが回転位置に来
   ると無端走行部材を停止し、上記回転装置を作動させて
   パレットを回転させ、同時に揺動塗装スプレー装置を作
   動させるように構成したことを特徴とする自動靴塗装装
   置。 （２）上記パレットは一体に取付けられた被駆動歯車を
   有し、また上記回転装置は回転軸に上記被駆動歯車と噛
   み合う駆動歯車を取付けたモータを揺動可能に取付けて
   なり、パレットが回転位置にあるとき回転装置が揺動し
   て上記駆動歯車と被駆動歯車とを噛み合わされ、パレッ
   トが回転させられる特許請求の範囲第（１）項に記載の
   自動靴塗装装置。 （３）上記揺動塗装スプレー装置は、スプレーが、パレ
   ットのほぼ中央を中心とする円弧部材上に摺動可能に支
   持されている特許請求の範囲第（１）項に記載の自動靴
   塗装装置。（４）上記スプレーは、揺動装置を介して上
   記円弧部材上に支持されている特許請求の範囲第（３）
   項に記載の自動靴塗装装置。 （５）上記スプレーは、パレットの長さ方向がスプレー
   方向を向いた基準方向のときパレットのほぼ等しい高さ
   にあり、パレットの長さ方向が基準方向に対し１８０°
   回転したとき最高位置にあるように制御される特許請求
   の範囲第（３）項に記載の自動靴塗装装置。（６）上記
   無端走行部材の一方の直線走行路では塗装前後の靴を交
   換がなされ、他方の直線走行路は乾燥装置を走行する特
   許請求の範囲第（１）項に記載の自動靴塗装装置。