JPH0317425Y2 - - Google Patents

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JPH0317425Y2
JPH0317425Y2 JP1986064243U JP6424386U JPH0317425Y2 JP H0317425 Y2 JPH0317425 Y2 JP H0317425Y2 JP 1986064243 U JP1986064243 U JP 1986064243U JP 6424386 U JP6424386 U JP 6424386U JP H0317425 Y2 JPH0317425 Y2 JP H0317425Y2
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JP
Japan
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terminal
rubber plate
hole
partition wall
tapered
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、隔壁板に穿設した端子貫通孔より水
その他の異物が箱内に侵入することを防止した電
気接続箱に関する。
〔従来技術と問題点〕
内部に配線板を収納した電気接続箱としては、
第6図〜第9図に示すように、電気接続箱1の隔
壁1′にゴム板2を介してブスバー3を配設した
配線板4が取付けられる。
上記ブスバー3の端部より下方に突設されたタ
ブ状端子5は、ゴム板2の端子貫通孔2a及び隔
壁1′の端子貫通孔1aを貫通して外部へ突出さ
れる。
一方、上方に突設された端子6はカバー本体7
のコネクター8内に挿入される。
各端子貫通孔1a,2aは電気接続箱1の外部
より該貫通孔1a及び2aを通つて水域は塵埃等
が侵入して漏電等の事故を起こさぬように、タブ
状端子5との間に隙間を作らないようにしなけれ
ばならない。
従つて、ゴム板2の端子貫通孔2aの巾寸法を
端子5の巾寸法と同一乃至はわずかにそれ以下と
しなければならない(端子貫通孔2aの巾寸法を
端子5の巾寸法より小さくすることはゴム板2に
割れを発生させる原因となる)。
然しながら、複数の端子5の隙間寸法をゴム板
2の端子貫通孔2aのピツチ寸法に極めて正確に
揃えることは、それぞれの部品の製造段階及び組
立段階において困難な問題である。
又、端子5と端子貫通孔2aとの相対的なピツ
チ誤差は、ゴム板2に無理な歪を加えることにな
り、端子貫通孔2aに亀裂を生ぜしめる原因とな
る。
更に、組立作業上の便宜上、端子5を隔壁1′
の端子貫通孔1aに挿入し易くするために、端子
貫通孔1aの内壁面側に面取部1bを施してある
が、ゴム板2が面取部1b側に移動可能な状態と
なり、ゴム板2と端子5との緊密な接続が保たれ
なくなつて水の進入による漏電事故原因を生ず
る。
又、ゴム板2が面取部1b側に移動することに
よつてゴム板2に亀裂を生じ上記の漏電事故原因
を助長する。
本考案は、端子5とゴム板2の端子貫通孔2a
との隙間を完全に密閉して漏電事故等を防止する
と共に、ゴム板に亀裂を生ずることのない電気接
続箱を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案においては、
端子挿通孔を有する隔壁に端子挿通孔を有するゴ
ム板を介してブスバー配線板を設け、該ブスバー
配線板の端子を両端子挿通孔を通して該隔壁の他
側へ突出させる電気接続箱において、該端子の両
側面に凸部を形成すると共に該ゴム板の該端子挿
通孔に該凸部に対する大径収容部と該端子に対す
る小径貫通部を形成したテーパー状突設片を設
け、取付け状態において該凸部が該テーパー状突
設片を押圧することにより該テーパー状突設片が
隔壁の端子貫通孔におけるテーパー状面取部に沿
つて弾性変形して該小径貫通部の内径が該端子の
外周面に密着することを特徴とする電気接続箱の
構造を採用した。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
なお、従来例と同一部分には同一符号を付す。
第2図及び第3図において、配線板4上に取付
けられたブスバー3の端部に立設されたタブ状端
子9は、巾方向の両端面に凸部9aを突設し、板
厚方向の側面にはプレス加工によつてそれぞれ両
側面に打出された凸部9bを形成する。
ゴム板10の端子貫通孔10′は、上記端子9
を挿入する際に、凸部9a,9bを受け入れるこ
とのできる大径収容部10aと、端子9の径より
も大きい小径貫通部10bを有し、小径貫通部1
0bは下方(反大径部側)にテーパー状を成して
突出した突設片10cに形成されている。
第5図に示すように、電気接続箱1の隔壁1′
の端子9の貫通孔1aの内壁面側に上記ゴム板1
0の突設片10cとほぼ同形状のテーパー状面取
部1bを有する。
従つて、端子9をゴム板10を介して端子貫通
孔1aに挿入した場合、第1図に示すように、端
子9の凸部9a,9bと隔壁1′の面取部1bに
挾圧されたゴム板10の突設片10cは弾性変形
に伴つて伸張して小径貫通部10bの内径が縮小
し、端子9の外周面に密着する。
従つて、端子9とゴム板10の小径貫通部10
bとの間に隙間を生ずることはなく、水その他の
異物が箱内に進入することはない。
又、ゴム板10の突設片10cは端子9の凸部
9a,9bと隔壁1′の面取部1bに挾圧されて
いるために動揺することがなく、熱影響を受けて
も収縮することはない。
〔効果〕
本考案は次の効果を有する。
a ゴム板の突設片が挾圧され変形することによ
つて、端子貫通孔と端子との間の隙間を密閉す
ることができるので、端子間ピツチと端子貫通
孔間のピツチの相対誤差は上記隙間の範囲内で
許容されるので、部品の製造及び組立作業が容
易となる。
b 同上の理由により、端子貫通孔と端子との間
の隙間を密閉するため、電気接続箱内に水その
他の異物が進入することがなく、漏電その他の
事故を防止することが出来る。
c 従来技術によれば、端子間ピツチと端子貫通
孔間のピツチ誤差によりゴム板に無理な歪を与
え、ゴム板に亀裂を発生させる原因となつてい
たが、本考案によればゴム板に無理な歪を与え
ることはなく、又、ゴム板の突設片を挾圧保持
しているため、ゴム板の動揺による亀裂発生原
因をも解消した。
d 突設片を挾圧保持しているため、ゴム板が熱
影響を受けても収縮することはなく、長期使用
中に端子及び貫通穴間に隙間を生ずることはな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本実施例を示し、第1図は組
立後の縦断面図、第2図及び第3図は端子の正面
図及び斜視図、第4図及び第5図はゴム板及び電
気接続箱壁の要部の縦断面図、第6図、第7図及
び第8図はそれぞれ従来例における電気接続箱、
ゴム板並びに配線板及びカバー本体の斜視図、第
9図は従来例における組立後の縦断面図を示す。 1……電気接続箱、1′……隔壁、1a……端
子貫通孔、4……配線板、9……端子、9a,9
b……凸部、10……ゴム板、10′……端子貫
通孔、10a……大径収容部、10b……小径貫
通部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 端子挿通孔を有する隔壁に端子挿通孔を有する
    ゴム板を介してブスバー配線板を設け、該ブスバ
    ー配線板の端子を該端子挿通孔を通して該隔壁の
    他側へ突出させる電気接続箱において、 該端子の両側面に凸部を形成すると共に該ゴム
    板の該端子挿通孔に該凸部に対する大径収容部と
    該端子に対する小径貫通部を形成したテーパー状
    突設片を設け、取付け状態において該凸部が該テ
    ーパー状突設片を押圧することにより該テーパー
    状突設片が隔壁の端子貫通孔におけるテーパー状
    面取部に沿つて弾性変形して該小径貫通部の内径
    が該端子の外周面に密着することを特徴とする電
    気接続箱。
JP1986064243U 1986-04-30 1986-04-30 Expired JPH0317425Y2 (ja)

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JP1986064243U JPH0317425Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986064243U JPH0317425Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62176985U JPS62176985U (ja) 1987-11-10
JPH0317425Y2 true JPH0317425Y2 (ja) 1991-04-12

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ID=30900223

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JP1986064243U Expired JPH0317425Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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JP (1) JPH0317425Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59173285U (ja) * 1983-05-02 1984-11-19 株式会社山武 コネクタの防塵構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62176985U (ja) 1987-11-10

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