JPH03172483A - ウインドレギュレータ - Google Patents

ウインドレギュレータ

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JPH03172483A
JPH03172483A JP1308877A JP30887789A JPH03172483A JP H03172483 A JPH03172483 A JP H03172483A JP 1308877 A JP1308877 A JP 1308877A JP 30887789 A JP30887789 A JP 30887789A JP H03172483 A JPH03172483 A JP H03172483A
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geared cable
guide rail
pulley
motor
guide
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Kenji Hara
賢二 原
Hideaki Tsubota
坪田 英明
Toshiaki Funada
舟田 年明
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Johnan Manufacturing Co Ltd
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Johnan Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、特に、自動車の片側サツシュのドアにおける
ウィンドガラスの昇降を自動的に行なうギヤドケーブル
方式のウィンドレギュレータに関するものである。
従来の技術 従来、ガイドチューブの内部にギヤドケーブルを軸方向
に移動自在に設けると共に、ギヤドケーブルに移送体を
設け、ガイドチューブの側方にギヤドケーブルを移動す
る駆動体を設け、駆動体のモータ軸を一部にめねじ部を
有する中空軸に構成し、モータ軸にギヤドケーブルをめ
ねじ部に螺合した状態で貫通し、ギヤドケーブルを駆動
体の駆動によりガイドチューブに沿って移動することに
より、移送体がギヤドケーブルと共にガイドチューブに
対して上下方向に移動し、ウィンドガラスを移送体によ
りガイドレールの長手方向に沿って昇降するようにした
自動車の窓開閉装置が特開昭59−118974号公報
として提案されている。
発明が解決しようとする課題 ところが、特開昭59−118974号公報記載のもの
は、移送体のギヤドケーブルによるガイドチューブに対
する移動に際し、ローラ等の案内部材がガイドレールに
摺動しながらウィンドガラスを昇降するので、ガイドレ
ールをガイドチューブの鉛直部分の側部にしか配置せざ
るを得ず、駆動体をガイドレールから離れたところの側
方に配置したベースプレートに設けていたので、駆動体
の車体のドアパネルに対する取付けをガイドレールとは
別に行なわなければならず、駆動体のドアパネルへの取
付は作業が面倒であり、装置全体が幅方向に駆動体より
も大きくなり、ガイドチューブをガイドレールのブラケ
ット及びベースプレートに固定していたので、ガイドチ
ューブの全長がガイドレールよりも長くなり、ギヤドケ
ーブルの全長もガイドチューブと相対的に長くなり、装
置のドアパネルへの配置に広いスペースを必要とし、ガ
イドレールの端部にキャリアプレートの移動を規制する
弾性体よりなるストッパを設けていたので、ストッパが
キャリアプレートのガイドレールに対する移動を規制す
るに際し、ギヤドケーブルにたるみを生じ、ギヤドケー
ブルがガイドチューブに干渉して異音を発することがあ
った。
本発明の目的は、上述する問題点に対処して、ギヤドケ
ーブルが駆動体の駆動によりプーリに係合しながらガイ
ドチューブの内部を移動すると同時に、プーリがギヤド
ケーブルの移動に伴って回動し、移送体がギヤドケーブ
ルと共にガイドチューブの長手方向に沿って上下方向に
移動し、ウィンドガラスを移送体によりガイドレールの
長手方向に沿って昇降し、支持体に駆動体及びプーリを
配置し、駆動体をガイドレールと共に車体のドアパネル
へ取付け、駆動体のドアパネルへの取付は作業が容易に
行なえ、駆動体がヨークだけであり、駆動体の小型化を
充分に活かせ、装置全体が幅方向に駆動体よりも大きく
なることがなく、装置全体をコンパクトにまとめ、装置
のドアパネルへの配置に広いスペースを必要とせず、装
置全体の軽量化を図れ、ガイドチューブがウィンドガラ
スのガイドレールに対する昇降の邪魔とならず、ガイド
チューブをガイドレールに配置し、ガイドチューブの全
長がガイドレールよりも長くなることがなく、ギヤドケ
ーブルをガイドチューブと相対的に短か<シ、ウィンド
ガラスの移送体によるガイドレールに対する移動に際し
、ストッパが駆動体の端部に当接し、ギヤドケーブルの
駆動体による移動をストッパにより阻止し、ギヤドケー
ブルにたるみを生じることがなく、ギヤドケーブルがガ
イドチューブに干渉して異音を発することもないウィン
ドレギュレータを提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明のウィンドレギュレータは、ガイドレールに長手
方向に沿ってガイドチューブを配設し、前記ガイドチュ
ーブの内部にギヤドケーブルを軸方向に移動自在に設け
ると共に、前記ギヤドケーブルに移送体を設け、前記ガ
イドレールの端部に支持体を設け、前記支持体に前記ガ
イドレールの側部に臨んで前記ギヤドケーブルを移動す
る駆動体を配設し、前記駆動体の内部に前記ギヤドケー
ブルを挿通し、前記支持体の端部に前記ギヤドケーブル
を前記ガイドチューブに誘導するプーリを回動自在に設
け、前記ギヤドケーブルの端部に前記ギヤドケーブルの
移動を阻止するストッパを設けたことを特徴とする構成
を有するものである。
作用 ガイドレールの端部に設けた支持体にガイドレールの側
部に臨んで配設した駆動体を駆動すると、駆動体の内部
に挿通したギヤドケーブルが駆動体により支持体の端部
に回動自在に設けたプーリに係合しながらガイドレール
に長手方向に沿って配設したガイドチューブの内部を移
動すると同時に、プーリがギヤドケーブルの移動に伴っ
て回動し、ギヤドケーブルに設けた移送体がギヤドケー
ブルと共にガイドチューブの長手方向に沿って上下方向
に移動し、ウィンドガラスが移送体によりガイドレール
の長手方向に沿って昇降する。
また、ウィンドガラスの移送体によるガイドレールに対
する移動に際し、ギヤドケーブルの端部に設けたストッ
パが駆動体の端部に当接し、ギヤドケーブルの駆動体に
よる移動をストッパにより阻止する。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図において、1はガイドレールであり、ガイドレー
ル1には長手方向に沿ってガイドチューブとなるアウタ
ーチューブ2が配設され、アウターチューブ2の内部に
はギヤドケーブル3が軸方向に移動自在に設けられると
共に、ギヤドケーブル3には移送体となるキャリッジ4
が設けられている。
ガイドレール1の上端部には支持体となる支持ホルダー
5が設けられ、支持ホルダー5にはガイドレール1の側
部に臨んでギヤドケーブル3を移動する駆動体となるモ
ータMが配設され、モータMの内部にはギヤドケーブル
3が挿通され、支持ホルダー5の上端部にはギヤドケー
ブル3をアウターチューブ2に誘導するプーリ6が支持
ピン7を介して回動自在に設けられ、ギヤドケーブル3
の端部にはギヤドケーブル3の移動を阻止するストッパ
となる係止リング8が設けられている。
係止リング8は弾性ゴム等の緩衝材よりなる。
そして、支持ホルダー5はガイドレール1.の上端寄り
の裏面に配設され、プーリ6は支持ホルダー5の上端寄
りの前部に配設され、モータMは支持ホルダー5の下部
にガイドレール1の側部に並んで配置されている。
支持ホルダー5の下端寄りの前部にはガイドレール1の
側部に相当する位置にカバ一体9が配設され、支持ホル
ダー5の下端寄りの裏側には上部ブラケット10が配設
され、ガイドレール1の下端寄りの裏面には下部ブラケ
ット11が配設されている。
アウターチューブ2.支持ホルダー5.プーリ6及びカ
バ一体9はポリアセタール樹脂等の合成樹脂材料よりな
る。
モータMの下端部には嵌合保持体12が設けられ、嵌合
保持体12の下端部にはギヤドケーブル3を誘導する誘
導管13が連結され、嵌合保持体1−2はモータMの下
端部にねじ14により固定され、誘導管13の上端部が
嵌合保持体12の下端部に嵌合固定されている。
誘導管13はポリアセタール樹脂等の合成樹脂材料より
なる。
ガイドレール1には、第2図に示すように、長尺の曲板
15の両側に前方に直角に折曲して側板16.16がそ
れぞれ形成され、一方の側板16には外方に直角に折曲
して側部係合体17が形成され、他方の側板16を2重
に折返して側部支持体18が形成され、ガイドレール1
の曲板15には長手方向に間隔を置いて複数の差込孔1
9が設けられ、ガイドレール1の曲板15の上端寄りに
は上下位置に複数の通孔20,20がそれぞれ設けられ
ている。
アウターチューブ2には長手方向に沿ってキャリッジ4
を誘導する案内溝21が形成され、アウターチューブ2
の外周面には、第2図に示すように、案内溝21に沿っ
て間隔を置いて複数の差込片22が突出して設けられ、
差込片22には係止突部23,23が形成されている。
ガイドレール1の曲板15の差込孔19にはアウターチ
ューブ2の差込片22が挿通され、差込片22の係止突
部23.23が曲板15の裏面に係止され、アウターチ
ューブ2はガイドレール1の曲板15の前部に差込片2
2を介して着脱自在に取付けられている。
ギヤドケーブル3のワイヤ24にはブラシ(図示せず)
が植設され、ワイヤ24の外周面には、第3図に示すよ
うに、螺旋状の突条25が設けられている。
係止リング8には挿通孔26が設けられ、係止リング8
の挿通孔26にはギヤドケーブル3のワイヤ24の下端
寄りが挿通され、ワイヤ24の下端部にはキャップ27
が固着され、係止リング8はワイヤ24にキャップ27
により係止されている。
キャリッジ4にはキャリアプレート28が設けられ、キ
ャリアプレート28の一端寄りには丸孔29が設けられ
、キャリアプレート28の他端寄りには長孔30が設け
られ、キャリアプレート28には丸孔29及び長孔30
を利用してウィンドガラス(図示せず)が取付けられる
キャリアプレート28の一端寄りの裏面には上下位置に
後方に突出してガイドレール係合体31゜31が一体に
それぞれ設けられると共に、キャリアプレート28の他
端寄りの裏面には上下位置に後方に突出して摺動体32
.32がそれぞれ一体に設けられている。
キャリアプレート28のガイドレール係合体31の先端
には、第2図に示すように、摺動体32に向かってレー
ル係合片33が形成され、摺動体32には後方に向かっ
て開口するレール嵌入溝34が形成され、摺動体32の
先端にはガイドレール係合体31に向かってレール抑止
片35が形成され、摺動体32の裏面とレール抑止片3
5との間にはレール嵌入溝34に続いて側方に向かって
開口するレール挿入溝36が形成されている。
キャリアプレート28のガイドレール係合体31のレー
ル係合片33にはガイドレール1の側部係合体17が係
合され、摺動体32のレール嵌入溝34にはガイドレー
ル1の側部支持体1−8が嵌入され、摺動体32のレー
ル抑止片35にはガイドレール1の曲板15の裏面が抑
止され、キャリアプレート28はガイドレール1にガイ
ドレール係合体31及び摺動体32を介して摺動自在に
取付けられている。
支持ホルダー5には、第4図に示すように、ガイドレー
ル取付部37が形成されると共に、ガイドレール取付部
37の側部には後方に向かって傾斜するモータ取付部3
8が形成され、ガイドレール取付部37とモータ取付部
38との間には隔壁39が設けられ、ガイドレール取付
部37及びモータ取付部38の上部にはプーリ取付部4
0が形成され、プーリ取付部40の周囲には嵌合壁41
が設けられている。
支持ホルダー5のガイドレール取付部37にはガイドレ
ール1−の通孔20,20に相当する位置に取付孔42
.42がそれぞれ設けられ、モータ取付部38には上下
方向にギヤドケーブル3をプーリ6に誘導する直線溝4
3が形成され、直線溝43の両側にはモータMを取付け
るための取付孔44.44がそれぞれ設けられている。
1 支持ホルダー5のモータ取付部38の下端寄りの裏面に
は、第5図に示すように、後方に突出する突出体45が
設けられ、突出体45には直線溝43の下端寄りにモー
タMの上端寄りを収納する凹部46が形成され、プーリ
取付部40の中央には支持孔47が設けられ、嵌合壁4
1には直線溝43と平行にギヤドケーブル3をアウター
チューブ2に誘導する誘導溝48が形成されている。
支持ホルダー5のガイドレール取付部37及びモータ取
付部38の裏側には上部ブラケット10が配置され、上
部ブラケット10の平板49の両側には、第6図に示す
ように、前方に直角に折曲して側壁50.51がそれぞ
れ形成されると共に、一方の側壁50には外方に直角に
折曲して側部フランジ52が形成され、他方の側壁51
には外方に直角に折曲して側部フランジ53が形成され
ている。
上部ブラケット10の平板49の前面には、第7図に示
すように、膨出部54が形成され、膨出部54にはねじ
孔55が設けられ、側部フランジ2 52の裏面には支持ホルダー5のガイドレール取付部3
7の取付孔42.42に相当する位置に膨出部56.5
6がそれぞれ形成され、膨出部56にはねじ孔57が設
けられ、側部フランジ53の裏面には支持ホルダー5の
モータ取付部38の取付孔44.44に相当する位置に
膨出部58゜58がそれぞれ形成され、膨出部58には
ねじ孔59が設けられている。
支持ホルダー5のガイドレール取付部37の裏面には、
第2図に示すように、上部ブラケット10の側部フラン
ジ52が当接され、ガイドレール1の通孔20.ガイド
レール取付部37の取付孔42にはボルト60が挿通さ
れ、ボルト60の先端を側部フランジ52のねじ孔57
に螺着することにより、ガイドレール取付部37が側部
フランジ52の前面に固定されると同時に、ガイドレー
ル1がガイドレール取付部37の前面に固定される。
モータMの上端部には、第8図に示すように、保持プレ
ート61が設けられ、保持プレート61には嵌合孔62
が設けられ、保持プレート61の両側には上方に向かっ
て突出する複数の取付片63.63がそれぞれ形成され
、取付片63゜63の先端部には支持ホルダー5のモー
タ取付部38の取付孔44.44に相当する位置に挿通
孔64.64がそれぞれ設けられ、嵌合孔62にはモー
タMの上端寄りが嵌入され、保持プレート61の上面に
はモータMの上端寄りの外周面が溶接65により固着さ
れている。
モータMのケース66の内部には、第9図に示すように
、モータ軸67がベアリング68.68を介して回転自
在に設けられると共に、モータ軸67の内部には中心軸
に沿って貫通孔69が設けられ、貫通孔69の内周面の
一部にはギヤドケーブル3の突条25と螺合するめねじ
部70が形成され、ケース66の内周面にはモータ軸6
7と同軸上にマグネット71が設けられ、モータ軸67
の外周面にはロータ72が設けられている。
モータ軸67の貫通孔69の内部にはギヤドケーブル3
が挿通され、モータ軸67の下端にギヤドケーブル3の
係止リング8が当接することにより、ギヤドケーブル3
のモータ軸67の回動による移動が阻止されるようにな
っている。
モータMは図示しない運転席のスイッチあるいは車体の
サイドドアのスイッチにより駆動されるようになってい
る。
支持ホルダー5のモータ取付部38の前部にはカバ一体
9が配置され、カバ一体9の前面には、第10図に示す
ように、モータ取付部38の取付孔44.44に相当す
る位置に嵌合穴73.73がそれぞれ設けられ、嵌合穴
73の内端には保持プレート61の挿通孔64と連通す
る通孔74が設けられている。
カバ一体9の裏面には、第11図に示すように、係合段
部75が形成され、カバ一体9の上端寄りにはモータM
の上端寄りを収納する凹部76が形成され、四部76の
上部にはモータMの上端部を嵌合する嵌合凹部77が形
成されている。
支持ホルダー5のモータ取付部38の前面には、第12
図に示すように、カバ一体9が当接され、5 モータ取付部38の裏面には上部ブラケット1゜の側部
フランジ53が当接され、カバ一体9の通孔74.保持
プレート61の挿通孔64及びモータ取付部38の取付
孔44にはボルト78が挿通され、ボルト78の先端を
側部フランジ53のねじ孔59に螺着することにより、
モータ取付部38が側部フランジ53の前面に固定され
ると同時に、カバ一体9がモータ取付部38の前面に固
定され、ボルト78の頭部78aがカバ一体9の嵌合穴
73に嵌合されている。
支持ホルダー5のモータ取付部38とカバ一体9の係合
段部75との間には保持プレート61の取付片63.6
3が挾持され、モータ取付部38の凹部46及びカバ一
体9の凹部76にはモータMのケース66の上端寄りが
嵌合され、カバ一体9の嵌合凹部77にはケース66の
上端部が嵌合され、ギヤドケーブル3はカバ一体9によ
り支持ホルダー5の直線溝43より外れないように押え
られ、モータMは保持プレート61の取付片63゜63
を介して支持ホルダー5の下部に取付けられ6 ている。
下部ブラケット11の前面には、第1図に示すように、
膨出部79が形成され、膨出部79にはねじ孔80が設
けられ、下部ブラケット11はガイドレール1の曲板1
5の裏面に溶接により固定されている。
ガイドレール1は上部ブラケット10及び下部ブラケッ
ト11により図示しない車体のドアパネルに取付けられ
る。
プーリ6の中央には嵌合孔81が設けられ、プーリ6の
外周面にはギヤドケーブル3を係合する環状溝82が形
成されている。
プーリ6の嵌合孔81には支持ピン7が挿通され、支持
ホルダー5のプーリ取付部40の支持孔47には支持ピ
ン7の先端に設けた軸部83が挿通され、支持ピン7の
軸部83のプーリ取付部40の裏面より突出する先端を
カシメ止することにより、支持ピン7はプーリ取付部4
0の前面に突出して固定され、プーリ6は支持ピン7を
介してプーリ取付部40に取付けられる。
プーリ6の環状溝82の一部にはギヤドケーブル3が巻
き掛けられ、プーリ6の外周面は支持ホルダー5の嵌合
壁41に嵌合され、ギヤドケーブル3は嵌合壁41−に
より環状溝82より外れるないようにされている。
次に、この実施例の作用について説明する。
まず、モータMを運転席のスイッチあるいは車体のサイ
ドドアのスイッチにより駆動すると、モータMのモータ
軸67がマグネット71及びロータ72により回動する
と同時に、モータ軸67のめねじ部70がギヤドケーブ
ル3の突条25と噛合いながら回動し、ギヤドケーブル
3が支持ホルダー5の直線溝43.プーリ6の環状溝8
2及び支持ホルダー5の誘導溝48に係合しながらモー
タ軸67の回動に伴ってアウターチューブ2の内部を上
下方向に移動し、プーリ6がギヤドケーブル3の移動と
共に支持ピン7に対して回動を行なう。
ギヤドケーブル3のモータ軸67の回動によるアウター
チューブ2に対する移動により、キャリッジ4がアウタ
ーチューブ2の案内溝21に係合しながらギヤドケーブ
ル3と共に上下方向に移動すると同時に、キャリアプレ
ート28がガイドレール1に係合しながらキャリッジ4
と共に上下方向に移動し、ウィンドガラスがキャリアプ
レート28と共にガイドレール1の長手方向に沿って昇
降する。
また、ギヤドケーブル3をモータ軸67の回動によりア
ウターチューブ2に沿って上方に移動すると、キャリア
プレート28がキャリッジ4を介してギヤドケーブル3
と共にガイドレール1に対して上方へ移動し、キャリア
プレート28の上端帯りに位置のガイドレール係合体3
1が支持ホルダー5の嵌合壁41に当接することにより
、キャリアプレート28のガイドレール1に対する上方
への移動を阻止し、ウィンドガラスのキャリアプレート
28による上昇を嵌合壁41により規制する。
さらに、ギヤドケーブル3をモータ軸67の回動により
アウターチューブ2に沿って下方に移動9 すると、キャリアプレート28がキャリッジ4を介して
ギヤドケーブル3と共にガイドレール1に対して下方へ
移動し、係止リング8がモータ軸67の下端に当接する
ことにより、ギヤドケーブル3のモータ軸67の回動に
伴う移動を阻止し、ウィンドガラスのキャリアプレート
28による下降を係止リング8により規制する。
また、係止リング8はモータ軸67の下端に係止リング
8が衝突した時の衝撃を吸収する。
第13図は本発明の他の実施例を示し、ガイドレール8
4には長手方向に沿って嵌合溝85が形成され、嵌合溝
85の内部にはアウターチューブ86が嵌入され、アウ
ターチューブ86の内部にはギヤドケーブル87が軸方
向に移動自在に設けられると共に、ギヤドケーブル87
にはキャリッジ88が設けられ、アウターチューブ86
には長手方向に沿ってキャリッジ88を誘導する案内溝
89が形成され、キャリッジ88には第2図に示す実施
例と同様のキャリアプレート28が設けられている。
0 アウターチューブ86はポリアセタール樹脂等の合成樹
脂材料よりなる。
この実施例の他の構成及び作用は、第2図に示す実施例
と全く同様のため、同一部位には同一符号を付して説明
を省略する。
なお、第1図に示す実施例のようにガイドレールの側部
に並んで配置したモータを支持ホルダーの下端に近接し
て設けると、ドアのインカバネルと曲率したウィンドガ
ラスとの間にモータの配置するスペースをとれない場合
があり、この場合は、モータの上端に溶着した保持プレ
ートの取付片を下方に向かって延出することにより、モ
ータを支持ホルダーの下端よりも離れた下方に下げ、支
持ホルダーの下端とモータの上端との間にナイロンある
いはポリアセタール樹脂よりなるホルダーチューブを設
け、ホルダーチューブの内部にギヤドケーブルを挿通す
れば良い。
また、モータのモータ軸の端部にギヤドケーブルの突条
と噛合うめねじ部を有するナツトを一体に設けることも
可能である。
発明の効果 以上に述べたように、本発明のウィンドレギュレータに
よれば、ギヤドケーブルが駆動体の駆動によりプーリに
係合しながらガイドチューブの内部を移動すると同時に
、プーリがギヤドケーブルの移動に伴って回動し、移送
体がギヤドケーブルと共にガイドチューブの長手方向に
沿って上下方向に移動するので、ウィンドガラスを移送
体によりガイドレールの長手方向に沿って昇降すること
ができる。
また、支持体に駆動体及びプーリを配置したので、駆動
体をガイドレールと共に車体のドアパネルへ取付けるこ
とができ、駆動体のドアパネルへの取付は作業が容易に
行なえ、駆動体がヨークだけであるので、駆動体の小型
化を充分に活かすことができ、装置全体が幅方向に駆動
体よりも大きくなることがなく、装置全体をコンパクト
にまとめることができ、装置のドアパネルへの配置に広
いスペースを必要とせず、装置全体の軽量化を図ること
ができ、ガイドチューブがウィンドガラスのガイドレー
ルに対する昇降の邪魔とならないので、ガイドチューブ
をガイドレールに配置することができ、ガイドチューブ
の全長がガイドレールよりも長くなることがなく、ギヤ
ドケーブルをガイドチューブと相対的に短かくすること
ができ、ウィンドガラスの移送体によるガイドレールに
対する移動に際し、ストッパが駆動体の端部に当接する
ので、ギヤドケーブルの駆動体による移動をストッパに
より阻止することができ、ギヤドケーブルにたるみを生
じることがなく、ギヤドケーブルがガイドチューブに干
渉して異音を発することもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例のウィンドレギュレータの正
面図、 第2図は、第1図の要部横断面図、 第3図は、ギヤドケーブルの要部切断正面図、第4図は
、支持ホルダーの正面図、 第5図は、第4図の要部側断面図、 第6図は、上部ブラケットの正面図、 3 第7図は、第6図の要部横断面図、 第8図は、支持プレートのモータに対する取付は状態を
示す正面図、 第9図は、モータの半部切断正面図、 第1.0図は、カバ一体の正面図、 第11図は、第10図の要部側断面図、第12図は、モ
ータの支持ホルダーへの取付は状態を示す要部側断面図
、 第13図は、本発明の他の実施例のウィンドレギュレー
タの要部横断面図である。 1・・・ガイドレール、2・・・アウターチューブ、3
・・・ギヤドケーブル、4・・・キャリッジ、5・・・
支持ホルダー、6・・・プーリ、7・・・支持ピン、8
・・・係止リング、9・・・カバ一体、10・・・上部
ブラケット、11・・・下部ブラケット、12・・・嵌
合保持体、13・・・誘導管、14・・・ねじ、1−5
・・・曲板、16・・・側板、17・・・側部係合体、
18・・・側部支持体、19・・・差込孔、20・・・
通孔、21・・・案内溝、22・・・差込片、23・・
・係止突部、24・・・ワイヤ、25・・・突条、26
・・・挿通孔、27・・・キャップ、4 28・・・キャリアプレート、29・・・丸孔、30・
・・長孔、31・・・ガイドレール係合体、32・・・
摺動体、33・・・レール係合片、34・・・レール嵌
大溝、35・・・レール抑止片、36・・・レール挿入
溝、37・・・ガイドレール取付部、38・・・モータ
取付部、39・・・隔壁、40・・・プーリ取付部、4
1・・・嵌合壁、42・・・取付孔、43・・・直線溝
、44・・・取付孔、45・・・突出体、46・・・凹
部、47・・・支持孔、48・・・誘導溝、49・・・
平板、50・・・側壁、51−・・・側壁、52・・・
側部フランジ、53・・・側部フランジ、54・・・膨
出部、55・・・ねじ孔、56・・・膨出部、57・・
・ねじ孔、58・・・膨出部、59・・・ねじ孔、60
・・・ボルト、61・・・保持プレート、62・・・嵌
合孔、63・・・取付片、64・・・挿通孔、65・・
・溶接、66・・・ケース、67・・・モータ軸、68
・・・ベアリング、69・・・貫通孔、70・・・めね
じ部、71・・・マグネット、72・・・ロータ、73
・・・嵌合穴、74・・・通孔、75・・・係合段部、
76・・・凹部、77・・・嵌合凹部、78・・・ボル
ト、78a・・・頭部、79・・・膨出部、80・・・
ねじ孔、81・・・嵌合孔、2・・・環状溝、83・・
・軸部、84・・・ガイドレール、5・・・嵌合溝、8
6・・・アウターチューブ、7・・・ギヤドケーブル、
88・・・キャリッジ、9・・・案内溝、M・・・モー
タ。 7 第7図 第9図 a 特開平 3 172483 (12)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ガイドレールに長手方向に沿ってガイドチューブを配設
    し、前記ガイドチューブの内部にギヤドケーブルを軸方
    向に移動自在に設けると共に、前記ギヤドケーブルに移
    送体を設け、前記ガイドレールの端部に支持体を設け、
    前記支持体に前記ガイドレールの側部に臨んで前記ギヤ
    ドケーブルを移動する駆動体を配設し、前記駆動体の内
    部に前記ギヤドケーブルを挿通し、前記支持体の端部に
    前記ギヤドケーブルを前記ガイドチューブに誘導するプ
    ーリを回動自在に設け、前記ギヤドケーブルの端部に前
    記ギヤドケーブルの移動を阻止するストッパを設けたこ
    とを特徴とするウインドレギュレータ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007008456A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Bos Gmbh & Co Kg 作動要素と嵌合する終端ストッパを有する自動車用ウィンドウシェード
US7617633B2 (en) * 2006-10-11 2009-11-17 Mitsui Mining And Smelting Co., Ltd. Vehicular window regulator
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JP2022053205A (ja) * 2020-09-24 2022-04-05 株式会社ハイレックスコーポレーション 方向転換部材及び対象物移動装置

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