JPH0317151B2 - - Google Patents
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- JPH0317151B2 JPH0317151B2 JP57094653A JP9465382A JPH0317151B2 JP H0317151 B2 JPH0317151 B2 JP H0317151B2 JP 57094653 A JP57094653 A JP 57094653A JP 9465382 A JP9465382 A JP 9465382A JP H0317151 B2 JPH0317151 B2 JP H0317151B2
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- JP
- Japan
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- chute
- coin
- track
- coins
- side wall
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D5/00—Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of coins, e.g. for segregating coins which are unacceptable or alien to a currency
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F1/00—Coin inlet arrangements; Coins specially adapted to operate coin-freed mechanisms
- G07F1/04—Coin chutes
- G07F1/048—Coin chutes with means for damping coin motion
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Testing Of Coins (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Chutes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、コイン取扱装置に関し、特にこのよ
うな装置内を移動するコインの運動速度を減少さ
せ且その軌跡を制限することにより、コインが装
置内の検出装置により正確に検出されるような装
置に関する。
うな装置内を移動するコインの運動速度を減少さ
せ且その軌跡を制限することにより、コインが装
置内の検出装置により正確に検出されるような装
置に関する。
従来の技術
自動販売機などに用いられるコイン取扱装置は
普通種々の検出装置を有し、装置内を運動する物
品が正しいコインであるか或いは鉄片などの不適
格なコインであるか否かを判断し、コインが適正
な場合には、その価額を検出する。この種の検出
装置としては例えば、米国特許第3918564号、同
第3952851号或いは同3966034号明細書に開示され
ている電磁検出装置などがある。このような装置
による正確な検出作用を保証するためには、コイ
ンが、その寸法及び重量を問わず、反発もしくは
ばたつきを伴うことなく同一の速度で装置内を運
動することが重要である。
普通種々の検出装置を有し、装置内を運動する物
品が正しいコインであるか或いは鉄片などの不適
格なコインであるか否かを判断し、コインが適正
な場合には、その価額を検出する。この種の検出
装置としては例えば、米国特許第3918564号、同
第3952851号或いは同3966034号明細書に開示され
ている電磁検出装置などがある。このような装置
による正確な検出作用を保証するためには、コイ
ンが、その寸法及び重量を問わず、反発もしくは
ばたつきを伴うことなく同一の速度で装置内を運
動することが重要である。
例えば米国特許第3889792号及び同第3944038号
明細書には、コインがコイン取扱装置内を運動す
る間にその運動エネルギを発散させるための装置
が開示されている。
明細書には、コインがコイン取扱装置内を運動す
る間にその運動エネルギを発散させるための装置
が開示されている。
発明が解決しようとする課題
本発明が解決しようとする課題の一つは、コイ
ンの運動を抑制し、コインが装置内を移動する間
に反発もしくはばたつきが極力発生しないように
することにより、コインが装置内の検出装置によ
り正確に検出されるようにすることである。
ンの運動を抑制し、コインが装置内を移動する間
に反発もしくはばたつきが極力発生しないように
することにより、コインが装置内の検出装置によ
り正確に検出されるようにすることである。
本発明が解決しようとする第二の課題は、コイ
ンの寸法及び重量に拘らずコインが常に概ね一定
の速度を以て検出装置を通過するようにコインを
検出装置に導くことのできるコイン取扱装置を提
供することにある。
ンの寸法及び重量に拘らずコインが常に概ね一定
の速度を以て検出装置を通過するようにコインを
検出装置に導くことのできるコイン取扱装置を提
供することにある。
本発明が解決しようする第三の課題は、異なる
直径を有する異なる価額のコインを取扱い得るコ
イン取扱装置に於て、装置の高さをそれ程増加す
ることなく構成することである。
直径を有する異なる価額のコインを取扱い得るコ
イン取扱装置に於て、装置の高さをそれ程増加す
ることなく構成することである。
課題を解決するための手段
本発明によれば、コインがその周縁により転動
しつつ降下するための軌道と、コインが軌道に沿
つて転動するように両側に立設された二つの壁と
を備え、この軌道と壁とにより垂直面に対して傾
斜したシユートが形成されており、コインが壁の
一つと面対面接触を行ないつつ且転動降下するべ
く、前記シユートの壁の一つに沿つて、コインが
通過するのを検出するための検出装置が備えられ
ているような形式のコイン取扱装置に於て、検出
装置の上流側の位置で前記シユートの壁の一つに
設けられた孔を通つて傾斜した方向からコインが
シユート内に入り得るように配置された入口装置
であつて、前記シユートの壁の一つよりも垂直面
に対してより大きく傾斜した角度を以てシユート
から上向きに且横方向に延在する傾斜面を有する
通路と、コインがシユートに向けて前記傾斜面を
運動するようにコインを該通路内に導くための入
口と、前記検出装置の上流側であつて前記軌道よ
り上方の位置にてシユートの壁の一つに設けられ
シユートに向けて開かれた出口と、を有する入口
装置が設けられている。入口装置の通路は下に凸
の凹形の放物線に近い曲面の傾斜面を有してお
り、この傾斜面の曲面形状は投入されたコインが
この通路を落下するときコインの両側縁部だけが
傾斜面と接触するよう底部より上方に広がつてお
り、取り扱い得る最大コインの直径より大きな通
路幅を有するようその寸法が定められている。
しつつ降下するための軌道と、コインが軌道に沿
つて転動するように両側に立設された二つの壁と
を備え、この軌道と壁とにより垂直面に対して傾
斜したシユートが形成されており、コインが壁の
一つと面対面接触を行ないつつ且転動降下するべ
く、前記シユートの壁の一つに沿つて、コインが
通過するのを検出するための検出装置が備えられ
ているような形式のコイン取扱装置に於て、検出
装置の上流側の位置で前記シユートの壁の一つに
設けられた孔を通つて傾斜した方向からコインが
シユート内に入り得るように配置された入口装置
であつて、前記シユートの壁の一つよりも垂直面
に対してより大きく傾斜した角度を以てシユート
から上向きに且横方向に延在する傾斜面を有する
通路と、コインがシユートに向けて前記傾斜面を
運動するようにコインを該通路内に導くための入
口と、前記検出装置の上流側であつて前記軌道よ
り上方の位置にてシユートの壁の一つに設けられ
シユートに向けて開かれた出口と、を有する入口
装置が設けられている。入口装置の通路は下に凸
の凹形の放物線に近い曲面の傾斜面を有してお
り、この傾斜面の曲面形状は投入されたコインが
この通路を落下するときコインの両側縁部だけが
傾斜面と接触するよう底部より上方に広がつてお
り、取り扱い得る最大コインの直径より大きな通
路幅を有するようその寸法が定められている。
作 用
入口装置に投入されたコインは、シユートの他
方の側壁に衝突し、シユートの一方の側壁に沿つ
てシユートの軌道上に落下する為、その運動エネ
ルギが減少する。従つて、コインは運動方向を変
化させシユートの軌道に沿つて移動するとき、格
別の反発又はばたつきを発生することなくシユー
トの軌道上を転動する。
方の側壁に衝突し、シユートの一方の側壁に沿つ
てシユートの軌道上に落下する為、その運動エネ
ルギが減少する。従つて、コインは運動方向を変
化させシユートの軌道に沿つて移動するとき、格
別の反発又はばたつきを発生することなくシユー
トの軌道上を転動する。
入口装置に投入されたコインは通路の凹形の面
上を移動するとき、コインの両端だけが通路の面
に接触した状態となる。従つてコインが通路を滑
動降下する間にコインはシユートの壁面に対して
常に一定角度に傾斜した平面上を移動することと
なる。コインがシユートの反対側の壁面に衝突す
る位置及び角度は、略一定である為、コインはそ
の寸法及び重量に拘らず常に概ね一定の速度でシ
ユートの軌道上を転動し、検出装置の前を移動す
る。
上を移動するとき、コインの両端だけが通路の面
に接触した状態となる。従つてコインが通路を滑
動降下する間にコインはシユートの壁面に対して
常に一定角度に傾斜した平面上を移動することと
なる。コインがシユートの反対側の壁面に衝突す
る位置及び角度は、略一定である為、コインはそ
の寸法及び重量に拘らず常に概ね一定の速度でシ
ユートの軌道上を転動し、検出装置の前を移動す
る。
入口装置は、コインの運動エネルギを減少さ
せ、反発又はばたつきを生ずることなく概ね一定
の速度でコインを検出装置の前を通過させる為の
手段として、凹形の曲面を有する傾斜面を有する
通路をシユートの側壁に傾斜して設けるため、従
来のコイン取扱装置の入口装置に比べて装置の高
さを小さく構成することができる。
せ、反発又はばたつきを生ずることなく概ね一定
の速度でコインを検出装置の前を通過させる為の
手段として、凹形の曲面を有する傾斜面を有する
通路をシユートの側壁に傾斜して設けるため、従
来のコイン取扱装置の入口装置に比べて装置の高
さを小さく構成することができる。
実施例
本発明の目的及び特徴は、以下の、添付の図面
についての好適実施例の説明により明らかになる
ものと思う。
についての好適実施例の説明により明らかになる
ものと思う。
各図面に於ては、同一部分に於ては同一の符号
が付されている。
が付されている。
さて、特に第1図、第2図及び第4図に明瞭に
示されているように、本発明に基くコイン取扱装
置の全体が符号1により示されている。適正なコ
イン或いは鉄片などからなる不適格なコインC
は、装置に向つて左側から右側に向けて傾斜する
レール3により形成される軌道上をその周縁によ
り転動する。レール3及びレール3の両側に設け
られた前壁及び後壁即ちパネル5及び7は、コイ
ンその他の円形の物品が左から右へ転動し得るよ
うに拘束するための傾斜シユート9を構成してい
る。前パネル5は、たとえばGENERAL
ELECTRIC CO.により「LEXAN」の商標名で
販売されている透明な成形プラスチツクでできて
いるのが好ましく、後パネル7もやはり同じ会社
により「NORYL」の商標名で販売されている成
形プラスチツクでできているのが好ましい。これ
ら両パネルは互いに概ね平行を成していて、取扱
われるべきコインの最大の厚さを大きく越えるこ
とがない間隔で対向している。後パネル7はハウ
ジング15の左壁11と右壁13との間に固着さ
れており、第4図に示されているように、装着の
下から上にかけて垂直面に対し後向きに傾斜が付
けられているために、レール3を転動しつつ下降
する物品が、後パネル7と面対面の接触を行なう
ようになつている。
示されているように、本発明に基くコイン取扱装
置の全体が符号1により示されている。適正なコ
イン或いは鉄片などからなる不適格なコインC
は、装置に向つて左側から右側に向けて傾斜する
レール3により形成される軌道上をその周縁によ
り転動する。レール3及びレール3の両側に設け
られた前壁及び後壁即ちパネル5及び7は、コイ
ンその他の円形の物品が左から右へ転動し得るよ
うに拘束するための傾斜シユート9を構成してい
る。前パネル5は、たとえばGENERAL
ELECTRIC CO.により「LEXAN」の商標名で
販売されている透明な成形プラスチツクでできて
いるのが好ましく、後パネル7もやはり同じ会社
により「NORYL」の商標名で販売されている成
形プラスチツクでできているのが好ましい。これ
ら両パネルは互いに概ね平行を成していて、取扱
われるべきコインの最大の厚さを大きく越えるこ
とがない間隔で対向している。後パネル7はハウ
ジング15の左壁11と右壁13との間に固着さ
れており、第4図に示されているように、装着の
下から上にかけて垂直面に対し後向きに傾斜が付
けられているために、レール3を転動しつつ下降
する物品が、後パネル7と面対面の接触を行なう
ようになつている。
符号17を以つて全体が示されている検出装置
(第2図)が、その内部を運動する物品が適正な
コインであるか不適格なコインであるかを識別
し、それが適正なコインである場合には、その価
額を検出するためにシユート9に沿つて設けられ
ている。この検出装置17は、米国特許第
3918564号、同第3952851号、及び同第3966034号
明細書に開示されているような、シユート9内を
運動する物品が当該検出装置の近傍を通過した時
に、当該物品が適正或いは不適格なコインである
かを識別し、それが適正なコインの場合にはその
価額を示す信号を発信するようになつている。検
出装置17は、シユート9の後パネルの裏面に取
付けられており、シユートを転動する物品は、検
出装置を通過する際に後パネル7に寄掛るため、
転動する物品が常に同一平面上に位置し、再現性
のある検出が可能となる。この点に関して、物品
が、シユートの横方向についての反発もしくはば
たつきを伴なうことなく検出装置の前方を円滑に
転動するようにすることが重要である。というの
は、コインの反発もしくはばたつきなどの運動
は、それが検出装置17による正確な検出を妨げ
るからである。また、物品が、その寸法或いは重
量に拘らず、常に概ね同一の速度を持つて検出装
置を通過することも重要である。
(第2図)が、その内部を運動する物品が適正な
コインであるか不適格なコインであるかを識別
し、それが適正なコインである場合には、その価
額を検出するためにシユート9に沿つて設けられ
ている。この検出装置17は、米国特許第
3918564号、同第3952851号、及び同第3966034号
明細書に開示されているような、シユート9内を
運動する物品が当該検出装置の近傍を通過した時
に、当該物品が適正或いは不適格なコインである
かを識別し、それが適正なコインの場合にはその
価額を示す信号を発信するようになつている。検
出装置17は、シユート9の後パネルの裏面に取
付けられており、シユートを転動する物品は、検
出装置を通過する際に後パネル7に寄掛るため、
転動する物品が常に同一平面上に位置し、再現性
のある検出が可能となる。この点に関して、物品
が、シユートの横方向についての反発もしくはば
たつきを伴なうことなく検出装置の前方を円滑に
転動するようにすることが重要である。というの
は、コインの反発もしくはばたつきなどの運動
は、それが検出装置17による正確な検出を妨げ
るからである。また、物品が、その寸法或いは重
量に拘らず、常に概ね同一の速度を持つて検出装
置を通過することも重要である。
コインその他の物品は、装置の前から見て左側
に隣接し且検出装置の上流に位置する後パネル7
の部分に設けられた入口23から、シユート9に
向けて横側から投入されるようになつている。こ
の入口23は、垂直面に対してシユートよりも大
きく傾斜しつつシユートから上側に向けて遠ざか
るにつれて横向きに、(即ち装置の前から後に向
けて)延び出す傾斜面を有する通路21をそなえ
ている。例えばこの通路21の傾斜面は、後パネ
ル7の面に対して33度傾斜しているものとするこ
とができる。
に隣接し且検出装置の上流に位置する後パネル7
の部分に設けられた入口23から、シユート9に
向けて横側から投入されるようになつている。こ
の入口23は、垂直面に対してシユートよりも大
きく傾斜しつつシユートから上側に向けて遠ざか
るにつれて横向きに、(即ち装置の前から後に向
けて)延び出す傾斜面を有する通路21をそなえ
ている。例えばこの通路21の傾斜面は、後パネ
ル7の面に対して33度傾斜しているものとするこ
とができる。
この通路21は、シユートに対して傾斜した
(装置の後側に向けて)概ね垂直な面内で通路に
コインが投入されるべく、傾斜面の上端に設けら
れた入口23と、検出装置17の上流(装置の向
かつて左側)の位置であつてレール2の上側に位
置する後パネル7の部分を通過して、シユート9
に向けて開かれた傾斜面の下端に設けられた出口
24を有している。
(装置の後側に向けて)概ね垂直な面内で通路に
コインが投入されるべく、傾斜面の上端に設けら
れた入口23と、検出装置17の上流(装置の向
かつて左側)の位置であつてレール2の上側に位
置する後パネル7の部分を通過して、シユート9
に向けて開かれた傾斜面の下端に設けられた出口
24を有している。
以上から明らかなように入口23から投入され
たコインCは、通路21の傾斜面を滑り降り、そ
れによりガイドされつつ、シユート9に対して傾
斜して運動し、前パネル5に衝突する。これによ
りコインの運動が弱められ、コインの運動の向き
が代えられ、コインが軌道3上に落ち、格別の反
発もしくはばたつきを伴うことなく且後パネル7
に寄掛りつつ、円滑に転動するため、それが検出
装置17により正確に検出される。コインが、後
パネル7と完全な面対面接触を行いつつ軌道上を
転動するのを保証するため、軌道はシユート9の
パネル5,7に対して傾斜が付けられている(第
9図)。即ち、軌道は、前パネルの側から後パネ
ルの側に向けて水平面に対してシユートが垂直面
に対して傾斜する角度よりも大きな角度を以つて
下向きに傾斜している。
たコインCは、通路21の傾斜面を滑り降り、そ
れによりガイドされつつ、シユート9に対して傾
斜して運動し、前パネル5に衝突する。これによ
りコインの運動が弱められ、コインの運動の向き
が代えられ、コインが軌道3上に落ち、格別の反
発もしくはばたつきを伴うことなく且後パネル7
に寄掛りつつ、円滑に転動するため、それが検出
装置17により正確に検出される。コインが、後
パネル7と完全な面対面接触を行いつつ軌道上を
転動するのを保証するため、軌道はシユート9の
パネル5,7に対して傾斜が付けられている(第
9図)。即ち、軌道は、前パネルの側から後パネ
ルの側に向けて水平面に対してシユートが垂直面
に対して傾斜する角度よりも大きな角度を以つて
下向きに傾斜している。
後パネルの上端の左側に全体が符号25により
示されているチヤンネル状の入口部は、前パネル
5の上端の左側に設けられている舌片27とによ
り通路21を郭定している。第3図と第4図とに
示されているように、入口部25は後パネル7に
成形その他により一体的に形成されており、左側
壁29と右側壁31と、後パネル7の面の後側に
概ね平行に間隔を置いて設けられ且装置の上から
下にかけて幾分前方に傾斜が付けられた後壁33
と、通路21の傾斜面の角度に対応する角度を以
つて後壁33から後パネル37に向けて下向きに
傾斜が付けられた底壁35とを有している。入口
部の側壁及び底壁の内面が、通路21の傾斜面を
郭定している。
示されているチヤンネル状の入口部は、前パネル
5の上端の左側に設けられている舌片27とによ
り通路21を郭定している。第3図と第4図とに
示されているように、入口部25は後パネル7に
成形その他により一体的に形成されており、左側
壁29と右側壁31と、後パネル7の面の後側に
概ね平行に間隔を置いて設けられ且装置の上から
下にかけて幾分前方に傾斜が付けられた後壁33
と、通路21の傾斜面の角度に対応する角度を以
つて後壁33から後パネル37に向けて下向きに
傾斜が付けられた底壁35とを有している。入口
部の側壁及び底壁の内面が、通路21の傾斜面を
郭定している。
やはりGENERAL ELECTRIC CO.により
「NORYL」の商標名で市販されている成形プラ
スチツクなどからなるのが好ましい舌片27は、
接着剤などによりに固着されており、入口部25
の両側壁19,31及び後壁33と共に、通路2
1の入口23を形成している。投入されたコイン
が通路21の傾斜面にうまく入るようにガイドす
るべく舌片は装置の上から下にかけて装置の後側
に向けて傾斜している。コインは、舌片27の底
端と入口部25の後壁33との間の入口の喉部を
落下する際に概ね垂直な姿勢をとることができ
る。コインが入口部25の底壁35に衝突する
と、コインは概ね垂直な面から通路の傾斜面に向
けて、第4図における時計廻りに傾動する。舌片
27の底端は、コインが入口23の喉部内を落下
する際に膠着することがないように上向きに湾曲
されている(第1図)。
「NORYL」の商標名で市販されている成形プラ
スチツクなどからなるのが好ましい舌片27は、
接着剤などによりに固着されており、入口部25
の両側壁19,31及び後壁33と共に、通路2
1の入口23を形成している。投入されたコイン
が通路21の傾斜面にうまく入るようにガイドす
るべく舌片は装置の上から下にかけて装置の後側
に向けて傾斜している。コインは、舌片27の底
端と入口部25の後壁33との間の入口の喉部を
落下する際に概ね垂直な姿勢をとることができ
る。コインが入口部25の底壁35に衝突する
と、コインは概ね垂直な面から通路の傾斜面に向
けて、第4図における時計廻りに傾動する。舌片
27の底端は、コインが入口23の喉部内を落下
する際に膠着することがないように上向きに湾曲
されている(第1図)。
第2図と第6図から第8図までに示されている
ように、通路21の傾斜面は凹型をなしており、
その寸法及び形状が、コインが通路の面に対して
その周縁に於てのみ接触するように傾斜面をシユ
ートに向けて通路を転動するべく定められてい
る。装置の前から見ると(第2図)、通路は概ね
放物線状をなしている。縦断面図で見ると(第6
図)、通路には丸みがつけられており、その曲率
半径は取扱われるべきコインの最も大きな直径よ
りも大きくするのが好ましい。例えば、装置が米
国の5セント、10セント、25セント及び新1ドル
硬貨を取扱い得るものとすると、曲率半径は約
17.5mm(約0.69インチ)であつてよい。コインを
シユート9に向けて円滑に且再現性を持つて供給
するためにはこのような丸みを持つた形状が好ま
しい。これは通路の傾斜面を滑り落ちるコインの
端縁が、その寸法に拘らず常に通路の面と接触す
るからである。
ように、通路21の傾斜面は凹型をなしており、
その寸法及び形状が、コインが通路の面に対して
その周縁に於てのみ接触するように傾斜面をシユ
ートに向けて通路を転動するべく定められてい
る。装置の前から見ると(第2図)、通路は概ね
放物線状をなしている。縦断面図で見ると(第6
図)、通路には丸みがつけられており、その曲率
半径は取扱われるべきコインの最も大きな直径よ
りも大きくするのが好ましい。例えば、装置が米
国の5セント、10セント、25セント及び新1ドル
硬貨を取扱い得るものとすると、曲率半径は約
17.5mm(約0.69インチ)であつてよい。コインを
シユート9に向けて円滑に且再現性を持つて供給
するためにはこのような丸みを持つた形状が好ま
しい。これは通路の傾斜面を滑り落ちるコインの
端縁が、その寸法に拘らず常に通路の面と接触す
るからである。
このようにしてコイン取扱装置により取扱われ
るべきあらゆる寸法の適正なコイン及び不適格な
コインは、一定の経路を経て、シユート9に向け
て通路内を正確にガイドされた運動を行なう。通
路の傾斜面に丸みがつけられていることは、入口
23入口部25の底壁35へと落下するコインが
及ぼす力をより均等に分布させ、面の摩耗による
不都合を回避する上でも好適である。これは、特
に通路21の面がプラスチツクからなる場合に重
要である。
るべきあらゆる寸法の適正なコイン及び不適格な
コインは、一定の経路を経て、シユート9に向け
て通路内を正確にガイドされた運動を行なう。通
路の傾斜面に丸みがつけられていることは、入口
23入口部25の底壁35へと落下するコインが
及ぼす力をより均等に分布させ、面の摩耗による
不都合を回避する上でも好適である。これは、特
に通路21の面がプラスチツクからなる場合に重
要である。
通路21の出口24は、通路から滑り出て、前
パネル5(第4図に於けるシユート9の左壁)に
衝突するコインが、通路の傾斜面から、シユート
の面に向けて傾動する際に通路の天井に触れるこ
とのないような十分な高さを有するものとしてあ
る。
パネル5(第4図に於けるシユート9の左壁)に
衝突するコインが、通路の傾斜面から、シユート
の面に向けて傾動する際に通路の天井に触れるこ
とのないような十分な高さを有するものとしてあ
る。
コインその他の円形の物品が通路21を通過し
前パネル5に衝突し、レール3の方へと向きが変
えられると、物品の運動が弱められるために、そ
れらは格別の反発もしくはばたつきを伴なうこと
なく、後パネル7により構成されるシユートの後
壁に寄掛りつつシユートを概ね一定の速度で転動
しつつ降下することができる。これにより、物品
の通過が、検出装置17により一層正確に検出さ
れるようになる。
前パネル5に衝突し、レール3の方へと向きが変
えられると、物品の運動が弱められるために、そ
れらは格別の反発もしくはばたつきを伴なうこと
なく、後パネル7により構成されるシユートの後
壁に寄掛りつつシユートを概ね一定の速度で転動
しつつ降下することができる。これにより、物品
の通過が、検出装置17により一層正確に検出さ
れるようになる。
検出装置17に向けてシユートを転がり落ちる
物品の反発もしくはばたつきに対するもう一つの
予防策として、安定化板37を備える安定化装置
が、出口35の下流であつて、検出装置17の僅
かに上流に位置する軌道の部分に沿つて前パネル
7に偏平に嵌込まれている。第9図に示されてい
るようにこの安定化板37の後(右)面は、シユ
ート9内に突出しており、その幅を、装置により
取扱われるべきコインの厚さの最大のものよりも
極く僅か大きい幅を残すように狭めている。従つ
て、シユートを転動する物品が、シユートの横方
向にばたついて、それが安定化板37の前をガイ
ドされて通過するに伴い安定化されることとな
る。安定化板の上流側端縁は、物品を良好にガイ
ドするべく面取りがされている(第10図)。安
定化板の上端には、その後面からシユートの後パ
ネル7に向けて突出し且レール3の上側に、取扱
われるべきコインの最大直径より若干大きな間隔
を置いて設けられたフランジ39が取付けられて
いる。このフランジは、物品が軌道を転動する際
に異常な反跳もしくは反発を行なつた場合に、そ
れを抑制する働きがある。即ちコインが安定化板
のフランジ39の下側を通過することによりそれ
以上反発を起こすことなく軌道上を転動するよう
になる。
物品の反発もしくはばたつきに対するもう一つの
予防策として、安定化板37を備える安定化装置
が、出口35の下流であつて、検出装置17の僅
かに上流に位置する軌道の部分に沿つて前パネル
7に偏平に嵌込まれている。第9図に示されてい
るようにこの安定化板37の後(右)面は、シユ
ート9内に突出しており、その幅を、装置により
取扱われるべきコインの厚さの最大のものよりも
極く僅か大きい幅を残すように狭めている。従つ
て、シユートを転動する物品が、シユートの横方
向にばたついて、それが安定化板37の前をガイ
ドされて通過するに伴い安定化されることとな
る。安定化板の上流側端縁は、物品を良好にガイ
ドするべく面取りがされている(第10図)。安
定化板の上端には、その後面からシユートの後パ
ネル7に向けて突出し且レール3の上側に、取扱
われるべきコインの最大直径より若干大きな間隔
を置いて設けられたフランジ39が取付けられて
いる。このフランジは、物品が軌道を転動する際
に異常な反跳もしくは反発を行なつた場合に、そ
れを抑制する働きがある。即ちコインが安定化板
のフランジ39の下側を通過することによりそれ
以上反発を起こすことなく軌道上を転動するよう
になる。
コインが検出装置17の前を通過する際の軌道
を形成しているレール3は前パネル5に固着され
ている。前パネル5は、後パネル7に対して近付
いたり遠ざかつたりする向きに傾動し得るよう
に、その右上隅の符号41により示されている部
分で枢着されている。ばね43は、前パネル5、
軌道が後パネルに当接するような閉じた位置に向
けて付勢している。これら両パネルは、軌道の幅
の間隔を置いて互いに概ね平行をなしている。前
記したように、この間隔は、装置により処理され
るべきコインの最大の厚さより若干大きくされて
いる。コインその他がシユート9内で膠着したよ
うな場合に、その下側の軌道を取り除くべく前パ
ネルが、後パネルに遠ざかる向きに傾動すること
ができる。すると、コインなどの物品は、後壁が
後パネル7により構成されている戻りシユート4
5の開かれた上部に滑り落ちることとなる。この
戻りシユートの底面は、このシユートに落下した
物品を、後パネル7の孔47を経て、図示しない
戻し機構により、コインなどを例えばコイン返却
皿へと供給するべく傾斜が付けられている。
を形成しているレール3は前パネル5に固着され
ている。前パネル5は、後パネル7に対して近付
いたり遠ざかつたりする向きに傾動し得るよう
に、その右上隅の符号41により示されている部
分で枢着されている。ばね43は、前パネル5、
軌道が後パネルに当接するような閉じた位置に向
けて付勢している。これら両パネルは、軌道の幅
の間隔を置いて互いに概ね平行をなしている。前
記したように、この間隔は、装置により処理され
るべきコインの最大の厚さより若干大きくされて
いる。コインその他がシユート9内で膠着したよ
うな場合に、その下側の軌道を取り除くべく前パ
ネルが、後パネルに遠ざかる向きに傾動すること
ができる。すると、コインなどの物品は、後壁が
後パネル7により構成されている戻りシユート4
5の開かれた上部に滑り落ちることとなる。この
戻りシユートの底面は、このシユートに落下した
物品を、後パネル7の孔47を経て、図示しない
戻し機構により、コインなどを例えばコイン返却
皿へと供給するべく傾斜が付けられている。
このようなコインの膠着を解くために、入口部
25に隣接する後パネル7の部分53に、コイン
の膠着を解くべく後パネルから遠ざかる向きに前
パネルを傾動するためのレバー51が枢着されて
いる。好ましくはプラスチツクからなるこのレバ
ー51は、前パネル5の後面に取りつけられたカ
ム面57と係合可能な傾斜カム面55を有してお
り、その作用によりレバーが第1図に示された位
置から時計廻りに回動された時、前パネル5が、
後パネル7から遠ざかる向きに回動する。このレ
バーは第1図に示された位置に向けてばねにより
付勢されており、この時には、レバーは両パネル
の何れとも離間している。
25に隣接する後パネル7の部分53に、コイン
の膠着を解くべく後パネルから遠ざかる向きに前
パネルを傾動するためのレバー51が枢着されて
いる。好ましくはプラスチツクからなるこのレバ
ー51は、前パネル5の後面に取りつけられたカ
ム面57と係合可能な傾斜カム面55を有してお
り、その作用によりレバーが第1図に示された位
置から時計廻りに回動された時、前パネル5が、
後パネル7から遠ざかる向きに回動する。このレ
バーは第1図に示された位置に向けてばねにより
付勢されており、この時には、レバーは両パネル
の何れとも離間している。
コインなどの物品が、レール3の右端(第2
図)から転がり落ち、シユート9から出た後に取
扱われる要領は、検出装置が、当該物品が適切な
コインであるか不適格なコインであるかをいかに
検出したかによる。物品が適正でないる検出され
た場合、後パネル7を通過して前向きに突出し且
右から左に向けて下向きに傾斜するソレノイド駆
動式の出口ゲート61が当該物品を戻しシユート
45の開かれた左端へとガイドし、上記した戻し
機構へと送り出す。当該物品が適正なコインであ
る場合には、出口ゲート61が開かれ、コインは
本発明の部分をなすものではない受容機構63へ
と落下することができる。
図)から転がり落ち、シユート9から出た後に取
扱われる要領は、検出装置が、当該物品が適切な
コインであるか不適格なコインであるかをいかに
検出したかによる。物品が適正でないる検出され
た場合、後パネル7を通過して前向きに突出し且
右から左に向けて下向きに傾斜するソレノイド駆
動式の出口ゲート61が当該物品を戻しシユート
45の開かれた左端へとガイドし、上記した戻し
機構へと送り出す。当該物品が適正なコインであ
る場合には、出口ゲート61が開かれ、コインは
本発明の部分をなすものではない受容機構63へ
と落下することができる。
以上の説明から、本発明の幾つもの目的が達成
され、更に他の好適な結果が得られたことがわか
る。
され、更に他の好適な結果が得られたことがわか
る。
本発明の概念から逸脱することなく上記した構成
に種々の変形を加えることが可能である以上添付
の図面についてなされた上記の説明は単なる例示
であつて本発明を限定するものではないことは言
うまでもない。
に種々の変形を加えることが可能である以上添付
の図面についてなされた上記の説明は単なる例示
であつて本発明を限定するものではないことは言
うまでもない。
発明の効果
入口装置の通路の傾斜面は、凹形のほぼ放物線
に近い曲面を成しており、コインがこの傾斜面を
滑動するとき、コインの両側端部のみが曲面に接
した状態となる。従つて、コインは通路を滑動降
下する間、ほぼ一定の平面に沿つて移動すること
となり、シユートの壁に常に一定の角度で一定の
位置にて衝突する。こうしてコインは、シユート
の壁に衝突した後、シユートの壁に沿つて軌道上
に降下しその後方向を変換して軌道上を一定の速
さで転動するから、検出装置によつて適正なコイ
ンか不適正なコインか正確に判別される。
に近い曲面を成しており、コインがこの傾斜面を
滑動するとき、コインの両側端部のみが曲面に接
した状態となる。従つて、コインは通路を滑動降
下する間、ほぼ一定の平面に沿つて移動すること
となり、シユートの壁に常に一定の角度で一定の
位置にて衝突する。こうしてコインは、シユート
の壁に衝突した後、シユートの壁に沿つて軌道上
に降下しその後方向を変換して軌道上を一定の速
さで転動するから、検出装置によつて適正なコイ
ンか不適正なコインか正確に判別される。
コインをシユートの壁に常に一定の角度で且一
定の位置に衝突させる為の手段として、入口装置
に凹形の傾斜面を有する通路がシユートの壁に傾
斜して設けられている。従つて本発明による入口
装置は従来の装置に比べて高さが小さく構成され
る。
定の位置に衝突させる為の手段として、入口装置
に凹形の傾斜面を有する通路がシユートの壁に傾
斜して設けられている。従つて本発明による入口
装置は従来の装置に比べて高さが小さく構成され
る。
第1図は本発明に基くコイン取扱装置の上部を
示す正面図である。第2図は内部を示すための第
1図に対応する縦断面図である。第3図は第1図
の平面図である。第4図は第1図の−線につ
いての縦断面図である。第5図は入口部を示す第
4図の部分を示す縦断面図である。第6図は第5
図の−線についての縦面図である。第7図は
第5図の−線についての横断面図である。第
8図は第5図の−線についての横断面図であ
る。第9図は、コイン安定化機構を示す第1図の
−線についての縦断面図である。第10図は
第1図の−線についての横断面図である。 1…コイン取扱装置、3…レール、5…前パネ
ル、7…後パネル、9…シユート、11…左側
壁、14…右側壁、15…ハウジング、17…検
出装置、21…通路、23…入口、24…出口、
25…入口部、27…舌片、29…左側壁、31
…右側壁、33…後壁、35…底壁、37…安定
化板、39…フランジ、41…部分、43…ば
ね、45…戻しシユート、47…孔、51…レバ
ー、53…入口部、55…カム面、57…カム
面、61…ゲート、63…受容機構。
示す正面図である。第2図は内部を示すための第
1図に対応する縦断面図である。第3図は第1図
の平面図である。第4図は第1図の−線につ
いての縦断面図である。第5図は入口部を示す第
4図の部分を示す縦断面図である。第6図は第5
図の−線についての縦面図である。第7図は
第5図の−線についての横断面図である。第
8図は第5図の−線についての横断面図であ
る。第9図は、コイン安定化機構を示す第1図の
−線についての縦断面図である。第10図は
第1図の−線についての横断面図である。 1…コイン取扱装置、3…レール、5…前パネ
ル、7…後パネル、9…シユート、11…左側
壁、14…右側壁、15…ハウジング、17…検
出装置、21…通路、23…入口、24…出口、
25…入口部、27…舌片、29…左側壁、31
…右側壁、33…後壁、35…底壁、37…安定
化板、39…フランジ、41…部分、43…ば
ね、45…戻しシユート、47…孔、51…レバ
ー、53…入口部、55…カム面、57…カム
面、61…ゲート、63…受容機構。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 コインを転動降下させる軌道と、コインが前
記軌道に沿つて転動するようコインを拘束するた
め前記軌道の両側に設けられた二つの側壁とを有
し、前記軌道及び二つの側壁によつてシユートが
郭定されており、前記側壁はコインが前記側壁の
一方の側壁と面対面接触を行ないながら前記軌道
上を転動降下するよう垂直面に対して傾斜されて
おり、更に、コインが転動しながら通過するのを
検出するため前記シユートの一方の側壁に沿つて
且前記シユートより下流側に設けられた検出装置
を有し、前記検出装置の上流側の位置にてコイン
を前記シユートの側壁に対して傾斜した方向より
前記シユート内に導入する入口装置を有するコイ
ン取扱装置にして、 前記入口装置は、 垂直面に対して前記シユートの一方の側壁の傾
斜よりも大きな傾斜を有し前記シユートより上方
に且これと交差するように延在する傾斜面を有す
る通路と、 コインが前記通路の傾斜面を滑動して前記シユ
ートへ向けて侵入し得るようコインが投入される
ための入口と、 コインが前記シユートの一方の側壁を経て前記
シユートの軌道へ導かれるよう前記シユートの軌
道より所定の高さにて且前記検出装置の上流側の
位置にて前記シユートへ開口する出口と、を有し
ており、 前記通路の傾斜面は正面より見て凹形の曲面を
有しており、コインが前記シユートへ向けて前記
通路を滑動する時該コインは前記通路の傾斜面と
コインの両側縁部だけが接触するように前記傾斜
面の曲面は底部より上方に広がり、取り扱うコイ
ンの最大直径より大きい通路幅を郭定するよう前
記傾斜面の曲面の寸法が定められており、 前記通路は前記出口を通つて出たコインが前記
シユートの側壁に対して傾斜した角度で前記シユ
ートの他方の側壁と衝突するように前記シユート
に対して傾斜して配置されており、 前記シユートの他方の側壁と衝突して運動エネ
ルギが減衰したコインはその運動方向を前記軌道
に沿うように変化させ、傾斜して配置された前記
シユートの一方の側壁と面対面の接触を行いつつ
前記シユートの軌道上を転動降下し、前記シユー
トの下流側に配置された前記検出装置の前を一定
速度で通過しそれによつてコインが前記検出装置
によつて正確に検出されることができるコイン取
扱装置。 2 コインを転動降下させる軌道と、コインが前
記軌道に沿つて転動するようコインを拘束するた
めに前記軌道の両側に設けられた二つの側壁とを
有し、前記軌道及び側壁によつて傾斜を有するシ
ユートが郭定されており、更に、 前記シユートから上方に且それより傾斜して延
在する傾斜面を有する通路と、コインが前記シユ
ートへ向けて前記傾斜面を滑り落ちるようにコイ
ンを前記通路に投入するための入口と、コインが
前記シユートの一方の側壁を経て前記シユートの
軌道へ導かれるよう前記軌道より上方の所定の高
さにて前記シユートに開口する出口と、を有する
入口装置を有しており、前記傾斜面は正面より見
て凹形の曲面を有しており、コインがシユートに
向けて前記通路を滑り落ちる時コインの両側縁部
だけが前記通路の傾斜面と接触するように前記傾
斜面の曲面は底部より上方へ広がつており、取り
扱うコインの最大直径より大きい通路幅を郭定す
るよう前記傾斜面の寸法と形状が定められてお
り、 前記通路は前記出口を通つて出るコインが前記
シユートに対して傾斜した状態で前記シユートの
他方の側壁に衝突するよう傾斜されており、それ
によつて前記シユートの他方の側壁に衝突したコ
インがその運動エネルギを減衰させ且その運動が
前記軌道に沿うようにその向きを変えて前記シユ
ートの軌道を転動落下するように構成されている
コイン取扱装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US268749 | 1981-06-01 | ||
US06/268,749 US4410077A (en) | 1981-06-01 | 1981-06-01 | Coin handling apparatus with coin retardation feature |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS584497A JPS584497A (ja) | 1983-01-11 |
JPH0317151B2 true JPH0317151B2 (ja) | 1991-03-07 |
Family
ID=23024299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57094653A Granted JPS584497A (ja) | 1981-06-01 | 1982-06-01 | コイン取扱装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4410077A (ja) |
JP (1) | JPS584497A (ja) |
DE (1) | DE3208872A1 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4538719A (en) * | 1983-07-01 | 1985-09-03 | Hilgraeve, Incorporated | Electronic coin acceptor |
EP0173112B1 (de) * | 1984-08-29 | 1989-06-07 | Ascom Autelca Ag | Münzführung |
JPH01123529A (ja) * | 1987-11-06 | 1989-05-16 | Yaesu Musen Co Ltd | Pll発振回路方式 |
US5139128A (en) * | 1990-03-27 | 1992-08-18 | Ducan Industries Parking Control Corp. | Chute for controlling the motion of a token moving by gravity through a token-receiving device |
US5676234A (en) * | 1990-05-07 | 1997-10-14 | Microsystem Controls Pty Ltd. | Coin/token sorting method |
US5535872A (en) * | 1990-07-05 | 1996-07-16 | Microsystem Controls Pty. Ltd. | Coin/token separator |
CA2086684C (en) * | 1990-07-05 | 2002-05-21 | Norman Raymond Malzard | Coin validator |
US5255770A (en) * | 1990-10-09 | 1993-10-26 | First City, Texas-Dallas | Coin handling system |
US5388680A (en) * | 1990-10-09 | 1995-02-14 | Intellicall, Inc. | Coin handling system with an improved coin chute |
US5090548A (en) * | 1990-10-09 | 1992-02-25 | Intellicall, Inc. | Coin handling system |
GB2283738B (en) * | 1993-11-12 | 1997-06-11 | Mars Inc | Coin dispenser |
US6021884A (en) * | 1996-12-12 | 2000-02-08 | Asahi Seiko Co., Ltd. | Coin selecting apparatus |
US7635059B1 (en) | 2000-02-02 | 2009-12-22 | Imonex Services, Inc. | Apparatus and method for rejecting jammed coins |
GB2400223A (en) * | 2003-04-04 | 2004-10-06 | Money Controls Ltd | Guiding coins in a coin acceptor |
ES1062982Y (es) * | 2006-05-18 | 2006-12-01 | Jofemar Sa | Selector de monedas |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2729391A (en) * | 1956-01-03 | Drop inlet construction for fare boxes | ||
US3197009A (en) * | 1961-10-19 | 1965-07-27 | Nat Rejectors Gmbh | Coin separators |
BE795650A (fr) * | 1972-02-23 | 1973-06-18 | Mars Inc | Dispositif de selection et de triage des pieces de monnaie |
GB1443945A (en) * | 1972-10-12 | 1976-07-28 | Mars Inc | Phase sensitive coin distrimination method and apparatus |
GB1443934A (en) * | 1972-10-12 | 1976-07-28 | Mars Inc | Method and apparatus for use in an inductive sensor coin selector manufacture of carbon fibre |
GB1468162A (en) * | 1973-05-18 | 1977-03-23 | Mars Inc | Coin handling apparatus |
GB1461404A (en) * | 1973-05-18 | 1977-01-13 | Mars Inc | Coin selection method and apparatus |
GB1482417A (en) * | 1973-11-22 | 1977-08-10 | Mars Inc | Coin handling mechanism including an energy dissipating device |
GB1546773A (en) * | 1975-06-02 | 1979-05-31 | Mars Inc | Coin handling apparatus |
US4175989A (en) * | 1978-03-27 | 1979-11-27 | Precision Fabricators, Inc. | Newspaper vending machine |
-
1981
- 1981-06-01 US US06/268,749 patent/US4410077A/en not_active Expired - Lifetime
-
1982
- 1982-03-11 DE DE19823208872 patent/DE3208872A1/de active Granted
- 1982-06-01 JP JP57094653A patent/JPS584497A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS584497A (ja) | 1983-01-11 |
DE3208872C2 (ja) | 1991-12-05 |
DE3208872A1 (de) | 1982-12-23 |
US4410077A (en) | 1983-10-18 |
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