JPH03171271A - グラフィック描画装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明はリジューム機能を備えたグラフィック描画装
置に関する。

（従来の技術） パーソナルコンビュータの分野では従来のディスクトッ
プタイプに代わり、ラップトップと称される、小形、軽
量、携帯に便利なタイプが台頭し、頻繁に用いられるよ
うになった。この種パーソナルコンピュータはコンパク
ト化のためにバツテリで駆動されることが多い。従って
パワーセーブのための工夫が随所にみられる。また、こ
のバッテリー駆動型のパーソナルコンピュータには、電
池切れの時などのために処理を中断し、その時の状態を
保存し、復帰できるというリジューム機能が不可欠とな
っている。

（発明が解決しようとする課題） ところで上述したリジューム機能は本体のみに有効であ
り、入出力も含めて退避、再設定できる機能は持合せて
いないのが現状である。例えば、グラフィックコントロ
ーラを用いたグラフィック描画の途中に何等かの要因で
（電源が切れる等）処理を中断しなければならない場合
でも、描画計算途中途中結果が壊されてしまうので中断
できないため、復帰できなかった。

例えば、ある図形の一部分の直線を描画する時、始点か
ら終点に向かって連続的に計算し描画を行なっている最
中に中断した場合、復帰してから描画の続きをすること
が出来なかった。また、最初からもう一度描き直そうと
しても、描画はビットマップメモリの内容を読みだして
から、演算処理結果と排他論理和等の処理（リード◆モ
ディファイ・ライト）を行い、再びメモリに書き込むの
で、初めから描画をやり直すと正しい描画結果が得られ
ない等の問題があった。

この発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、文字
、グラフィック図形の描画最中に電源が切れる等して処
理が中断しても演算処理結果を退避させることにより、
再起動した時に途中から描画を続けることのできるグラ
フィッ゜ク描画装置を提供することを目的とする。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明のグラフィック描画装置は、グラフィック描画に
必要なパラメータが設定されるパラメータレジスタと、
このレジスタに描画パラメータを設定し、描画回路に起
動をかけるＣＰＵと、ＣＰＵによって起動され、上記パ
ラメータに従い文字、図形を描くために演算処理を行う
描画回路と、描画回路に接続され、描画のための中途演
算値を都度一時的に記憶するテンポラリレジスタと、上
記各レジスタ出力が入力として供給され、処理中断時上
記ＣＰＵへ描画途中のデータを退避するためにテンポラ
リレジスタの出力を選択するセレクタで構成され、再起
動時上記退避した描画データを上記パラメータレジスタ
に再設定し、中断直後の状態から描画を再開することを
特徴とする。

（作　用） 上述した構成にて、例えば、直線の始点と終点データ等
、グラフィック描画に必要なパラメータをパラメータレ
ジスタに設定し、セレクタにて、初期の描画パラメータ
をライトするとき、または通常のパラメータリードのと
きと、描画計算中、または中断時の計算途中結果をＣＰ
Ｕがリードする時で切り換える。テンポラリレジスタに
は描画計算中の１ステップ毎の途中結果を一時的に記憶
しておき、中断時にＣＰＵがリードしメモリ退避させる
ことにより中断後の描画を続けて行うことを実現する。

このことにより、描画最中に電源が切れる等して、中断
しても、再起動をかければ、途中まで描画したデータを
壊すことなく続きから描画を再開することが可能である
。

（実施例） 以下、図面を使用して本発明実施例について詳細に説明
する。第１図は本発明の実施例を示すブロック図である
。図において、符号１はＣＰＵであり、描画回路に描画
パラメータを与え起動をかける他、中断時にレジスタの
途中結果をリードする。符号２はパラメータレジスタ′
であり、コマンド、描画パラメータが設定される。符号
３はセレクタであり、ＣＰＵ１による制御の下、通常動
作時のコマンドパラメータをリードライトする時と、中
断時のレジスタをリードし、退避させる時の描画データ
を切り換える。符号４は描画回路であり、文字、図形を
描く為の演算処理を行う。符号５はレジスタであり、描
画の途中計算値等を一時的に記憶する。

以下、本ダ明実施例の動作について詳細に説明する。Ｃ
ＰＵＩが、文字、図形を描画するために必要な命令をコ
マンドレジスタ、描画パラメータレジスタ２にセットす
ることにより処理が開始される。以下にその処理につい
て説明する。

コマンド、パラメータ設定時、セレクタ３を介してレジ
スタ２出力が選ばれ、描画回路４に入力される。ＣＰＵ
Ｉから起動がかかると、描画回路４は計算を実行する。

その時、セレクタ３はレジスタ５を選択し、１ドット分
ずつ計算が行われ、その都度レジスタ５に一時的に描画
データが格納される。計算結果はビデオメモリに転送さ
れるデータや、次の処理に使用されるもの等がある。

描画途中で電源が切れたり等して処理が中断される場合
、現在計算しているドットまではビデオメモリに転送し
、そのメモリサイクルは終了させるか又は次のステップ
に渡す。セレクタ３は、レジスタ５を選択し、従って描
画途中の計算結果が格納されているレジスタ５の値が読
みだされ、システム側のメモリ等に一時退避させる。そ
して、再起動時に、退避させておいた描画データを初期
設定と同様にパラメータレジスタ２に再設定し、中断時
の途中から描画を続ける。

［発明の効果］ 以上説明のように本発明によれば、文字、グラフィック
図形の描画最中に処理が中断しても演算処理結果を退避
させることにより、再起動した時に途中から描画を続け
ることができシステムのスループットが向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すブロック図である。 １ Ｃ Ｐ Ｕ ２ ・・・　ノく フ メ タ レ ン ス タ ３・・・セレクタ、 ４ ・・・描画回路、 ５・・・テンボラ リ レジスタ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. グラフィック描画に必要なパラメータが設定されるパラ
   メータレジスタと、このレジスタに描画パラメータを設
   定し、描画回路に起動をかけるＣＰＵと、ＣＰＵによっ
   て起動され、上記パラメータに従い文字、図形を描くた
   めに演算処理を行う描画回路と、描画回路に接続され、
   描画のための中途演算値を一時的に記憶するテンポラリ
   レジスタと、上記各レジスタの出力が供給され、処理中
   断時上記ＣＰＵへ描画途中のデータを退避するためにテ
   ンポラリレジスタの出力を選択するセレクタとを具備し
   、再起動時、上記退避した描画データを上記パラメータ
   レジスタに再設定し、中断直後の状態から描画を再開す
   ることを特徴とするグラフィックス描画回路。