JPH0317126Y2 - - Google Patents

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JPH0317126Y2
JPH0317126Y2 JP1985020622U JP2062285U JPH0317126Y2 JP H0317126 Y2 JPH0317126 Y2 JP H0317126Y2 JP 1985020622 U JP1985020622 U JP 1985020622U JP 2062285 U JP2062285 U JP 2062285U JP H0317126 Y2 JPH0317126 Y2 JP H0317126Y2
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mounting plate
heating
cooking
control device
stage
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【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は、例えば熱風循環式オーブン機能を有
するヒータ付電子レンジ等の加熱器に関するもの
である。
〈従来技術〉 熱風循環式オーブン機能を有するヒータ付電子
レンジで、クツキー、シユークリーム、ロールパ
ン、スポンジケーキ等のお菓子をオーブン加熱調
理する場合、加熱時間と加熱温度があらかじめ制
御装置に記憶させ、各メニユーキーを押すだけで
簡単に調理できるいわゆる「おまかせ加熱」とい
うものが広く採用され利用されている。これらオ
ーブン調理の「おまかせ加熱」は、二段調理とい
う下段載置皿(ターンテーブル)にも該載置皿か
ら取外可能な上段載置皿(オーブンプレート)に
も被加熱物を載せ、二段で加熱することが標準と
され、この二段調理が最適に仕上がるよう加熱時
間等があらかじめ制御装置に入力設定されてい
る。
しかし使用者により一段調理という下段載置皿
(ターンテーブル)のみに被加熱物を載せ「おま
かせキー」によるオーブン調理をする者もいる。
この場合、制御装置に入力された加熱時間、即ち
二段調理の時間が一段調理にとつては長くなりオ
ーブン調理が過加熱になる。
〈目的〉 本考案は、上記に鑑み、一段調理の場合でもそ
れを自動的に検出して加熱時間を制御し得る加熱
器の提供を目的としている。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第5図
に基いて説明する。
第1図は本考案の一実施例である電子レンジの
概略構造を示す正面図である。この加熱器として
の電子レンジは、加熱室5にヒータ1が高さ調整
自在に内装され、該ヒータ1の高さを調整するた
めの調整駆動装置2が設けられ、前記加熱室5に
被加熱物7を載置するための載置皿3が回転軸8
周りに回転自在に内装され、該載置皿3を回転駆
動するための回転駆動装置9が設けられ、前記調
整駆動装置2及び回転駆動装置9を制御すると共
に被加熱物7を加熱するための加熱手段1Aを制
御する制御装置10が設けられている。そして前
記載置皿3は回転軸8周りの回転可能な下載置皿
3Aと、該下載置皿3Aに着脱自在に載置される
四本の脚3C付の上載置皿3Bとから成り、上載
置皿3Bはオーブン調理の専用付属品とされる。
そして、加熱時に前記上段載置皿3の有無を伝送
波を利用して検知するための検知センサー11が
加熱室5の室壁に配設され、該検知センサー11
は、その指向性の高い方向が前記上下の載置皿3
のうちの下載置皿3Aの回転軸8の方向に設定さ
れている。即ち、検知センサー11は、下段載置
皿3Aのみの一段調理か上下二段の載置皿3A,
3Bを使用した二段調理かを検出する機能を有し
ている。そして前記制御装置10は、前記回転駆
動装置9を駆動して下段載置皿3Aを180度以上
回転させて前記検知センサー11の出力信号によ
り上段載置皿3Bの有無を検出して前記加熱手段
1Aの加熱時間を制御する機能を有せしめられた
ものである。
前記検知センサー11は光センサーで、一対の
発光素子12と受光素子13とから成り、発光素
子12は、加熱室5の一側壁と該加熱室5を内装
する加熱器本体14との間でかつ上載置皿3B直
下で下段載置皿3A上の被加熱物の影響を排除で
きる位置するように介装され、またその発光素子
12と同位置の加熱室5の側壁に小孔15が形成
されている。また受光素子13は、発光素子12
と相対する加熱室5の他側壁外側に発光素子12
の位置(高さ)と対応して配され、またその加熱
室5の側壁には小孔16が形成されている。
第2図は電子レンジの概略平面図であり、受光
素子13と発光素子12とは載置皿3の回転軸8
の軸心Aを中心として点対称位置に対向配置され
る。発光素子12としては、オーブンランプある
いは発光ダイオードが使用されている。また受光
素子13は、第3図の如く、ホトトランジスタ
(ホトダイオード等でも可能)で構成され、受光
素子13のエミツタ側がトランジスタ18のベー
ス側に接続され、受光素子13に光が入射する
と、トランジスタ18はONし、トランジスタ1
8のコレクタ電圧はLレベル(OV)になり、ま
た光が入らないと、トランジスタ18のコレクタ
電圧はHレベル(+Vc)になるよう接続されて
いる。そして該トランジスタ18の信号レベルは
制御装置10の主制御回路21のインターフエイ
ス22に送られる。
第3図は制御装置の構成を示す図で、前記制御
装置10は、ヒータ加熱装置B、高周波加熱装置
C、及び回転駆動装置9を制御する主制御回路2
1(マイクロコンピユータ)と、該主制御回路2
1に選択キー23A及び調理開始キー23B等の
信号を出力する設定器23とを具え、該設定器2
3と主制御回路21とはインターフエイス22を
介して接続される。
前記調整駆動装置2は、直流モータ24と、こ
のモータを正転、逆転及び停止させるように制御
するモータ制御回路(IC)25とから構成され、
正逆回転及び停止の信号はインターフエイス22
を介して主制御回路21から出力される。
前記回転駆動装置9は載置皿駆動モータ26
と、該モータ26をON/OFFするリレースイツ
チ27aと、該リレースイツチ27aを作動させ
るリレーコイル27bと、主制御回路21の出力
信号により該リレーコイル27bを駆動するトラ
ンジスタ28とから成り、モータ26及びリレー
スイツチ27aはドアスイツチ29を介して電源
プラグ30に接続されている。
前記ヒータ加熱装置Bは、ヒータ1と、該ヒー
タ1をON/OFF制御するリレースイツチ31a
と、該リレースイツチ31aを作動させるリレー
コイル31bと、主制御回路21の出力信号によ
り該リレーコイル31bを駆動するトランジスタ
32とから成り、ヒータ1及びリレースイツチ3
1aはドアスイツチ29を介して電源プラグ30
に接続されている。
また前記高周波加熱装置Cは、マグネトロン
4、共振コンデンサ33、ダイオード34及びト
ランス35等からなる発振回路36と、該発振回
路に導通するリレースイツチ37aと、該リレー
スイツチ37aを作動させるリレーコイル37b
と、主制御回路21の出力信号により該リレーコ
イル37bを駆動するトランジスタ38とから成
り、トランス35の一次側及びリレースイツチ3
7aはドアスイツチ29を介して電源プラグ30
に接続されている。
次に動作を説明する。先ず設定器23の選択キ
ー23Aのうち「クツキー」「シユークリーム」
「ロールパン」等のオーブン加熱におけるおまか
せ加熱メニユーキーを押し、メニユーを選択後、
加熱開始キー23Bを押すと、主制御回路21は
載置皿駆動リレーコイル31bを動作させてリレ
ースイツチ27aを閉じ、載置皿3を回転させ
る。
次に発光素子12を発光させて受光素子13の
入力に応じて変化するトランジスタ18の出力に
より「L」レベルか「H」レベルかの信号が送ら
れてくるので、主制御回路21に読み込む。
第4図は実際に被加熱物7を載置皿3に載せて
動作させたときのトランジスタ18の出力を表わ
した図である。第4図の如く、上載置皿3Bの脚
3Cが発光素子12の光をさえぎることなく受光
素子13に到達すれば、トランジスタ18の出力
は「L」レベルになる。第1図の如く、上載置皿
3Bの脚3Cが検知センサー11の高さより高い
と、載置皿3の回転により、受光素子13には光
が到達せず陰になる部分のトランジスタ18の出
力が「H」レベルになることが起こる。そして脚
3Cにより光があたつたり、照射しなかつたりす
るので、第4図の如くその出力は「L」「H」レ
ベルが移動する。
そこで、載置皿3が180度回転するまで受光素
子13の出力は主制御回路21で読み込む。
上載置皿3Bは最低三本以上の脚があるので受
光素子13の出力は載置皿3の回転に応じて第4
図の如く出力が断続される。上載置皿3Bが無い
時(一段調理の場合)は、光をさえぎるものが無
いので受光素子13の出力は下載置皿3Aがいく
ら回転しても「L」レベルのままである。被加熱
物7が受光素子13より必ず低い位置で光をさえ
ぎらないので、上段載置皿3Bを置いた場合は、
その脚3Cで光をさえぎり、「H」レベルの出力
があらわれる。
次にその動作を第5図のフローチヤートに従い
説明すると、下載置皿3Aの1回転中に受光素子
の出力が「H」になつたか否かを検出し、もし
「H」になれば、これは二段調理が行なわれてい
ると判断し、あらかじめメモリーしていた該当メ
ニユーの適切加熱時間Tをオーブン加熱(t=
T)する。しかし、もし「H」レベルにならない
一段調理と判断したならば、一段調理は被加熱物
7の量も少ないし二段調理でメモリーされている
加熱時間Tより或る時間例えばシユークリームな
どでは3分程(この値をαで表わす)少なくす
る。従つて、加熱時間はt=T−αとして二段調
理より少ない時間加熱する。こうすることにより
一段調理でも二段調理でも全てのオーブン調理に
おいて適切な仕上りとなるようにしている。
なお、本考案は、上記実施例に限定されるもの
ではなく、本考案の範囲内で上記実施例に多くの
修正および変更を加え得ることは勿論である。
〈効果〉 以上の説明から明らかな通り、本考案は、加熱
室の載置皿上の被加熱物を加熱する加熱手段と、
該加熱手段を制御する制御装置とを具え、前記載
置皿は、回転可能な下段載置皿と、該下段載置皿
に着脱自在に載置される脚付の上段載置皿とから
成り、発光素子と受光素子からなり下段載置皿の
回転で上段載置皿の脚が受発光素子間の光路を遮
ることを利用して上段載置皿の有無を検出する検
知センサーが設けられ、該検知センサーは、前記
加熱室の室壁の上段載置皿直下で下段載置皿上の
被加熱物の影響を受けない位置に配され、前記制
御装置は、前記検知センサーの出力信号により上
段載置皿の有無を判別する機能と、この判別結果
により下段載置台だけの一段調理あるいは上下二
段の載置台による二段調理を行なうよう前記加熱
手段の加熱時間を制御する機能とを有せしめられ
たものである。
したがつて、検知センサーを上段載置皿直下で
下段載置皿上の被加熱物の影響を受けない位置に
配設することにより、上段載置皿の脚の有無を検
出でき、上段載置皿の有無を確実に判別できる。
そのため、オーブン加熱を一段調理、又は二段
調理のいずれの調理であつても最適に仕上るよう
加熱時間を補正制御し、使用者の使い勝手を良好
にし得、最適な自動仕上りが可能になるといつた
優れた効果がある。
また、載置皿を回転させているため、検知セン
サーは一対の受発光素子を用いるだけでよく、簡
単な構成とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である電子レンジの
概略構造を示す正面図、第2図はその平面図、第
3図は制御装置の構成を示す図、第4図は実際に
被加熱物を上段載置皿に載せて動作させたときの
トランジスタの出力を表わした図、第5図は制御
フローチヤートである。 1:ヒータ、2:調整駆動装置、3:載置皿、
3A:下載置皿、3B:上載置皿、5:加熱室、
7:被加熱物、8:回転軸、9:回転駆動装置、
10:制御装置、11:検知センサー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加熱室の載置皿上の被加熱物を加熱する加熱手
    段と、該加熱手段を制御する制御装置とを具え、
    前記載置皿は、回転可能な下段載置皿と、該下段
    載置皿に着脱自在に載置される脚付の上段載置皿
    とから成り、発光素子と受光素子からなり下段載
    置皿の回転で上段載置皿の脚が受発光素子間の光
    路を遮ることを利用して上段載置皿の有無を検出
    する検知センサーが設けられ、該検知センサー
    は、前記加熱室の室壁の上段載置皿直下で下段載
    置皿上の被加熱物の影響を受けない位置に配さ
    れ、前記制御装置は、前記検知センサーの出力信
    号により上段載置皿の有無を判別する機能と、こ
    の判別結果により下段載置台だけの一段調理ある
    いは上下二段の載置台による二段調理を行なうよ
    う前記加熱手段の加熱時間を制御する機能とを有
    せしめられたことを特徴とする加熱器。
JP1985020622U 1985-02-15 1985-02-15 Expired JPH0317126Y2 (ja)

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JP1985020622U JPH0317126Y2 (ja) 1985-02-15 1985-02-15

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JP1985020622U JPH0317126Y2 (ja) 1985-02-15 1985-02-15

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JPS61136214U JPS61136214U (ja) 1986-08-25
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JP1985020622U Expired JPH0317126Y2 (ja) 1985-02-15 1985-02-15

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2510530Y2 (ja) * 1990-03-30 1996-09-11 シャープ株式会社 グリルオ―ブンレンジ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5952305B2 (ja) * 1975-08-20 1984-12-19 ヤンマーディーゼル株式会社 4サイクル直列形6気筒内燃機関のクランク軸

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6314244Y2 (ja) * 1980-05-08 1988-04-21
JPS5952305U (ja) * 1982-09-29 1984-04-06 株式会社東芝 高周波加熱調理装置

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JPS61136214U (ja) 1986-08-25

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