JPH03171169A

JPH03171169A - 原稿検知機構

Info

Publication number: JPH03171169A
Application number: JP1313061A
Authority: JP
Inventors: Koji Ujino; 孝二氏野; Kosuke Nakamatsu; 中松　康祐; Yukio Hashimoto; 幸雄橋本
Original assignee: Mita Industrial Co Ltd
Current assignee: Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Priority date: 1989-11-30
Filing date: 1989-11-30
Publication date: 1991-07-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、複写機等の画像読み取り装置に使用ざれる原
稿検知機構に閏する。

［従来の技術］一般に、複写機等の画像形成Ｈ置によって画像形成を行
う場合、原稿載置板上に原稿を戟置するが、その時、オ
ペレータ或は自動給紙手段が原稿を所定位置に載置でき
なければ原稿と画像形成される用紙との間にずれが生じ
る。

そのため、特開昭５８−１７１０６２号公報で開示され
た技術が知られている。即ち、原稿台の面上における露
光走査方向と直角な方向での原稿載置位置を検知する検
知手段と、該検知手段の出力信号に基づいて上記原稿の
少なくとも所定載置位置からの偏位方向及び偏位量を検
出し、もって用紙の送り出し位置を上記偏位量及び偏位
方向に応じて移動せしめる機構を有することを特徴とす
る技術である。要するに、原稿台の原稿が所定位置から
ずれている場合に、画像形成される用紙をそのずれに′
対応して移動させるというのがその技術である。

［発明が解決しようとする課題］ところで上記技術では、原稿をコピーする際、原稿位置
をチェックするために常に予備のプレスキャンを一回行
う。よって正常な原稿位置がばとんとてあるにも関わら
ず、原稿をコピーする際は、必ず一回予備のプレスキャ
ンをするので無駄が多いという課題を生じていた。

そこで、本発明は上記従来の技術に鑑Ｊトで成されたも
のであり、スピーディに原稿の位置を検知できる機構を
提供することを目的としている。

［課題を解決するためのｆ段］本発明は、露光用ランプ、反ＩＪ−１ミラーを備えた光
学系移ｖＪ伜を原稿ｉ！置板に沿ってスキャンさせるこ
とによってその原稿載置板上に載置された原稿の画像を
読み取る画像読み取り装置に用いられる原稿検知機構に
おいて、前記光学系移動枠に取り付けられたセンサと、
そのセンサを、前記画像読み取り時における前記光学系
移動枠の移動時に駆動させるように制御する制御手段と
、そのセンサからの出力信号に基づき、前記原稿の位置
を判断ずる１′リ断ｆ段とを備えたことを特徴とする。

［作用］センサが光学系移動枠に取り付けられており、制御手段
がこのセンサを、画像読み取り時における光学系移動枠
の移動時に駆動させるように制御し、判断手段がこのセ
ンサからの出力信号に基づき原稿の位置を判断する。

［実施例］以下に、本発明を、その実施例を示す図面を参〇ｒ．ｆ
シながら説明する。

第１図は、本発明にかかる原稿検知機構を使用した画像
形成装置の一実施例を示す略示断面図である。

原稿載置板２上に原稿Ｘが載置され、原稿載置板２−Ｌ
に原稿Ｘを搬送し、排出する原稿自動送り装置ｌがその
原稿Ｘを押さえるようになっている。

また、露光用ランブ３、反射ミラー４等を備えた光学系
１００は、原稿載置板２に沿って原稿Ｘを走査するよう
に移動するようになっている。また、原稿Ｘの先端部の
下方位置には、光学系１００がその位置に到達したこと
を検知するためのフォトセンサ５が配置されている。

像担持体７の周辺には、像担持体７を帯電する主帯電器
８、光学系１００から入射された画像光によって、露光
されて形成された潜像について、トナーの現像を行う現
像器９、現像されたトナー画像を用紙１３に転写する転
写器１０、転写された用紙１３を像担持体７から分離す
るため帯電する分ａＺＺ、転写後残存するトナーを清掃
するクリーニング器１２などの各手段が配置されている
。

他方、転写器１０の上流側には用紙１３の搬送路ｌ４が
配置されている。この搬送路ｌ４には、用紙収納手段の
一例としての各用紙力セツ｝１５や手差しトレイ１６か
ら、用紙供給手段の一例としての給紙ローラｌ７によっ
て、用紙１３が送り込まれ、搬送ローラｌ８によってレ
ジストローラ２０の所で一旦ストップされ、搬送偏りが
修正され、叉タイミングの調整が行われるようＣこなっ
ている。ｌ９は、そのレジストローラ２ｏの場所に用紙
ｌ３が在在することを検知するレジストスイッチである
。

また、分離器ｌ１の下流側には、搬送ベルト２１が備え
られ、分離してきた用紙１３を熱定着器２２の所へ搬送
する。熱定着器２２によって、用紙１３上のトナー像は
、熱溶融して定着する。この熱定着した用紙１３は、排
出トレイ２３上へ排出されるようになっている。

次に、本発明の原稿検知機構の要部について、図を参照
しながら説明する。

光学系移動枠３０は、第２図の斜視図に示すように、ス
キャンすると、レール３１、３１上を移動し（矢印へ参
照）、原稿Ｘの画像を読み取る手段である。また、光学
系移動枠３０には、第１図で示した露光用ランブ３、反
射ミラー４等が備えられている。

センサ３２は、第２図に示すように光学系移動枠３０に
取り付けられている。原稿Ｘの先端のずれを見るだけの
場合はセンサ３２は１つでよく、また原稿Ｘの斜行量を
検知するにはセンサ３２は２つ必要である。センサ３２
として発光素子と受光素子を用い、原稿Ｘの有無を検知
し、或はセンサ３２として受光素子を用い、露尤用ラン
ブ３の原稿Ｘからの反射光の有無を検知するようにして
もよい。

制御手段３３は、センサ３２を画像読み取り時における
光学系移動枠３０の移動時に駆動させるように制御する
手段である。具体的に制御手段３３としては、第３図に
示すマイクロコンピュータ３５がこれにあたる。また駆
動させる手段は、第３図に示すモータ３９であり、マイ
クロコンピュータ３５がドライバ４０を介して駆動制御
する。

判断手段３４は、センサ３２からの出力信号に基づき原
稿Ｘの位置を判断するものである。センサ３２が発光素
子、例えばフォトセンサであれば、原稿載置板であるコ
ンタクトガラス２−ヒに原稿自動送り装置ｌにより搬送
された原稿Ｘの先端があると反創光が帰ってくるが、原
稿Ｘの先端がないと反剖光はないので、コンタクトガラ
ス２上での原稿Ｘが検知され、それを判断千段３４に出
力信号として出力する。判断千段３４としては、第３図
に示すマイクロコンピュータ３５があたる。

原稿Ｘのずれの内、先端部分のずれとは、第４図（イ）
に示すように原稿！！置板２の基準部材Ｙより先端部分
が並行にずれている場合をいう。そしてセンサ３２とし
てはこの場合１個で対応できる。

第５図（イ）は受光量を表すタイムチャ−１・であり、
第５図（口）は、光学系とレジストローラの要部を示す
断面図である。

センサ３２が１個で対応する先端ずれの場合は、第５図
（イ）で示すように、センサ３２は先端ずれを起こして
いる部分において、時間ｔだけ受光しない。そしてスキ
ャン速度は一定であるので、スキャン速度と時間ｔを掛
け合わせることにより先端部分のずれの距離がわかる。

よってその距離だけレジストローラ２０から像担持体７
に給送される位置をずらずことで先端ずれのないコピー
が可能となる。尚、原稿自動送り装置１の搬送ベルトは
灰色として低反射を起こすようにしておくことにより、
原稿先端ずれの光検知が確実となる。

また、原稿Ｘの斜行は、第４図（口）に示すように原槁
Ｘが斜めに殿送され、位置決めされた場合で、センサ３
２を２個配備し、その受光タイミ？グのずれから原稿Ｘ
の斜行量を判断する。

次に、本発明にかかる原稿検知機構の動作について説明
する。

先ず、原稿自動送り装置１による原稿の搬入が行われ、
１枚毎分離され搬送ベルトによりコンタクトガラス２上
へ搬送される。原稿Ｘがコンタクトガラス２上の所定位
置に停止されると、センサ３２が制御千段３３によって
駆動制御され、複写を行っていく際の露光時のコンタク
トガラス２上の原稿位置を検知する。そして、例えば１
００枚コピーして、この１００枚のデータを第３図で示
す記憶素子（ＲＡＭ）３７に記憶させ、順次判断手段３
４が判断し、同一箇所のずれや斜行があれば、センサ３
２の誤検知ではないので、補正が必■というメッセージ
を出す。

例として１００枚のコピーの場合を挙げたが、５０枚で
もよく、便するに、単に一回の原稿ずれのみで原稿自動
送り装置ｌが不良となったものと判断しないようにする
。用紙の種類が所定のもの゛Ｃある場合、或は用紙の長
さが欠けている場合、不必要な補正が行われるのを防ぐ
ためである。原稿Ｘをコピーした場合に、用紙上にずれ
を生じているかｔじていないかを確実に判断するために
複数枚のコピーのデータをとるのである。そして用紙１
３上に先端位置のずれがある場合は、そのまま複写する
と、現像されたトナー像を用紙ｌ３に転写する転写器ｌ
Ｏで、トナー像と用紙ｌ３とのタイミングが合わなくな
り、画像にずれが生じるのであるから、レジストローラ
２０の転写器１０への用紙給送のタイミングをそのずれ
の分だけ遅らせることにより補正できる。

また、単に使用者が原稿載置板２に原稿を正確に搬送し
載置しなかったために原稿の先端ずれや斜行を生じたり
する場合は、使用者に原稿を正確に載置してもらうこと
で対応する。更に、循環式自動給紙装置を使用している
場合には、その原稿を送り戻し、再度コンタクトガラス
上にセットし直すようにしてもよい。

［発明の効宋］本発明は、光学系移動枠に取り付けられたセンサを制御
手段が画像形成時における光学系移動枠の移動峙に駆動
させるように制御し、判断手段がこのセンサから出力信
号に基づき原稿の位置を判断するので、スピーディに原
稿の位置を検知して、ずれを検知することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明にかかる原稿検知機構を使用した画像
形成装置の一実施例を示す略示断而図、第２［々ｌは、
同原稿検知機構の光学系移動枠の斜視図、第３図は、同
原稿検知機構のマイクロコンピュータ周辺の１１コック
図、第４１Ｅ？Ｉ（イ）は、原稿載置板Ｌで原稿が先端
ずれを起こしている場合の平面図、第４図（口）は、原
稿載置板上で原稿が？４行し−Ｃいる場合の平面図、第
５図（イ）は、受光徹ｆ：表すタイムチャート、第５図
（口）は、光′ｔ系とレジストローラの要部を示す略示
断面図である。２・・・原縞載置板　３０・・・光学系移軸枠３２・・
・センサ　　　３３・・・制Ｉ３ｌ＋千段３４−・・ｉ
リ断手段第２図第３図第４図第５図

Claims

【特許請求の範囲】

露光用ランプ、反射ミラーを備えた光学系移動枠を原稿
載置板に沿ってスキャンさせることによってその原稿載
置板上に載置された原稿の画像を読み取る画像読み取り
装置に用いられる原稿検知機構において、前記光学系移
動枠に取り付けられたセンサと、そのセンサを、前記画
像読み取り時における前記光学系移動枠の移動時に駆動
させるように制御する制御手段と、そのセンサからの出
力信号に基づき、前記原稿の位置を判断する判断手段と
を備えたことを特徴とする原稿検知機構。