JPH03170946A - 静電荷像現像用トナーの製造方法 - Google Patents

静電荷像現像用トナーの製造方法

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JPH03170946A
JPH03170946A JP1309034A JP30903489A JPH03170946A JP H03170946 A JPH03170946 A JP H03170946A JP 1309034 A JP1309034 A JP 1309034A JP 30903489 A JP30903489 A JP 30903489A JP H03170946 A JPH03170946 A JP H03170946A
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JP
Japan
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toner
fine particles
resin powder
powder
particles
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Pending
Application number
JP1309034A
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English (en)
Inventor
Jiro Aoshima
青島 二郎
Hiromi Totsuka
博己 戸塚
Hideo Fujita
秀夫 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tomoegawa Co Ltd
Original Assignee
Tomoegawa Paper Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真法.静電記録法.静電印刷法等にお
ける静電荷像を現像するためのトナーの製造方法に関す
る。
[従来の技術] 従来より静電荷像現像用トナーの表面にフッ素系樹脂粉
を付着させて多数枚連続コピーにおける帯電性の安定化
、画像濃度の安定化、地力ブリの防止等の改良を行うこ
とが知られている。
従来技術におけるフッ素系樹脂粉を静電荷像現像用トナ
ーの表面に付着させる方法としては、ヘンシエルミキサ
ー等の一般的な混合機が用いられてきた。
かかる従来技術による方法では、フッ素系樹脂粉と静電
荷像現像用トナーとの付着が弱いために、多数枚連続コ
ピー時にキャリアや現像槽の攪拌羽根との接触によって
静電荷像現像用トナーからフッ素系樹脂粉が容易に分離
し、分離したフッ素系樹脂粉がキャリア表面の凹部には
いり込み静電荷像現像用トナーの帯電性を著しく悪化さ
せ現像剤の寿命を短かくするという問題があった.〔発
明が解決しようとする課題〕 本発明は、フッ素系樹脂粉をトナー微粒子の表面に強固
に固着して、多数枚連続コピーにおいて摩擦帯電量が安
定し、地力ブリの無い画像が得られる静電荷像現像用ト
ナーの製造方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の要旨は、結着樹脂と着色剤とを主或分としたト
ナー微粒子を作威し、しかるのち該トナー微粒子100
重量部に対してフッ素系樹脂粉を0.Ol〜5重量部混
合し、該トナー微粒子とフソ素系樹脂$5)とに圧縮力
及び摩擦力を写えて該トナー微粒子の表面にフッ素系樹
脂粉を固着することを特徴とする静電荷像現像用トナー
の製造方法である。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明はその第1工程として結着樹脂.着色剤及びその
他必要に応して添加される添加剤を所望の配合に混合し
溶融混練後、粉砕分級して平均粒子径が5〜15μmの
トナー微粒子を作製するものである。
次に第2工程として第1工程で得たトナー微粒子100
重量部に対してフッ素系樹脂粉を0.01〜5重量部混
合し、該トナー微粒子とフッ素系樹脂粉とに圧縮力及び
摩擦力を与えて(以下、トナー微粒子の表面改質という
)トナー微粒子の表面にフン素系樹脂粉を固着させるも
のである。
トナー微粒子に表面改質を施す手段としては、粉体の表
面改質装置として知られる奈良機械製作所製の′”ナラ
ハイプリダイゼーションシステム゛゜やホソカワミクロ
ン社製の“゜オングミル′゛等を適用し、機械的衝撃力
により芯材であるトナー微粒子の表面に微粉体を固着さ
せるものである。
本発明を構成するフッ素系樹脂粉は、平均粒子径が10
μm以下のものであり、特に平均粒子径がO. 1〜5
μmのものが好ましい。平均粒子径が10μmより大き
いフッ素系樹脂粉はトナー微粒子より粒体が大きいため
トナー微粒子に固着できず、トナー微粒子から容易に分
離してキャリア表面へ付着し、静電荷像現像用トナーの
摩擦帯電を阻害する。
本発明を構戒するフッ素系樹脂粉としては、ポリ三フッ
化エチレン,ポリ四フッ化エチレン2ポリ三フッ化塩化
エチレン,ボリフッ化ビニリデンボリテトラフルオロエ
チレン等の有機フッ素化合物及びフッ素黒鉛等を挙げる
ことができる。
上記フッ素系樹脂粉は負帯電性が強いためにトナー微粒
子中に帯電制御剤を含有させなくても適正な負帯電性を
静電荷像現像用トナーに保持することができる。したが
って、高価な帯制制御剤を用いないために安価な静電荷
像現像用トナーが得られる。
フン素系樹脂粉の固着量は、トナー微粒子100重量部
に対して0.Ol〜5重量部が適量であり、0.01重
量部未満では摩擦帯電量の安定化、地力ブリの防止の目
的を達し得なく、5重量部を超えた場合はトナー微粒子
の表面に固着できないフッ素系樹脂粉が発生ずるためキ
ャリアに対する静電荷像現像用トナーの摩擦帯電を阻害
する。
本発明では、トナー微粒子の表面にフッ素系樹脂粉を固
着させた後、更にヘンシエルミキサー等でシリカ等の流
動化剤をトナー微粒子の表面にイ:1着させてもよい。
本発明でいう固着とは、トナー微粒子とフ・ノ素系樹脂
粉が強固に結合した状態をいい具体的にはトナー微粒子
の表面にフッ素系樹脂粉がその粒径以下の深さに付着埋
没した状態をいう。この固着状態はトナー微粒子とフッ
素系樹脂粉とが点接触し、接触点において圧縮力及び摩
擦力、場合により衝撃力が働き、該接触点でトナー微粒
子もしくはフッ素系樹脂粉の融点以上の熱が瞬時に発生
し、それによりトナー微粒子とフッ素系樹脂粉とが融着
することにより生起するものと考えられる。
次に本発明の他の構威材料について説明する。
本発明に使用される結着樹脂としては、例えばスチレン
樹脂,ポリアクリル酸エステル樹脂,スチレンーアクリ
ル酸エステル共重合体樹脂,ポリ塩化ビニル,ポリ酢酸
ビニル,ポリ塩化ビニルデン,フェノール樹脂,エポキ
シ樹脂.ポリエステル樹脂等が挙げられる。
また、着色剤としては例えばカーボンプラックモノアゾ
系赤色顔料,ジスアゾ系黄色顔料,キナクリドン系マゼ
ンタ顔料.アントラキノン染料等が挙げられる。
更にまた、その他必要に応じて添加される添加剤として
は、モノアゾ染料の金属染錯塩、電子受容性の有機錯体
、脂肪酸の金属塩、塩素化ポリオレフィン等の負帯性の
帯電制御剤,低分子量ボリフロヒレン.低分子量ポリエ
チレン,流動パー77イン等の定着助剤が挙げられる。
〔実施例] 以下、本発明を実施例に基づき説明する。なお実施例に
おいて部とは全て重量部を示す。
実施例1 上記材料を混合し、二軸混練押出機において溶融混練後
、ジェットξルで粉砕して気流分級器により分級を行い
平均粒子径12μmのトナー微粒子を得た。
次に該トナー微粒子100部と四フッ化エチレン樹脂粉
末(セントラル硝子社製セフラルルーブ)1部を冫昆合
し、ナラハイフ゛リダイゼーションシステム(奈良機械
製作所社製)を用いて圧縮力及び摩擦力を与えてトナー
微粒子の表面に四フッ化エチレン樹脂粉末を固着させ本
発明による静電荷像現像用トナーを作製した. 実施例2 実施例lで得たトナー微粒子100部とフフ化黒鉛(セ
ントラル硝子社製セフボン)1部を混合し、オングミル
(ホソカヮミクロン社製)を用いて圧縮力及び摩擦力を
与えてトナー微粒子の表面にフフ化黒鉛を固着させ、本
発明による静電荷像現像用トナーを作製した。
実施例3 上記材料を混合し、二軸混練押出機において溶融混練後
、ジェットミルで粉砕して気流分級器により分級を行い
平均粒子径10μmのトナー微粒子を得た。
次に該トナー微粒子100部とフン化黒鉛(セントラル
硝子社製セフボン)1.5部を混合し、ナラハイブリダ
イゼーションシステム(奈良機械製作所社製)を用いて
圧縮力及び摩擦力を与えてトナー微粒子の表面にフフ化
黒鉛を固着させ本発明による静電荷像現像用トナーを作
製した。
実施例4 実施例1で得た四フフ化エチレン樹脂粉末を固着させた
トナー微粒子100部の表面に、ヘンシェルミキサーを
用いて疎水性シリカ0.4部を付着させ本発明による静
電荷像現像用トナーを作製した。
比較例1 ヘンシエルミキサーを用いて、実施例1で得たトナー微
粒子100部の表面に四フソ化エチレン樹脂粉末(セン
トラル硝子社製セフラルルーブ)1部をまぶして付着さ
せ比較用のトナーを作製した。
比較例2 ヘンシエルミキサーを用いて、実施例lで得たトナー微
粒子100部の表面にフッ化黒鉛(セントラル硝子社製
セフポン)l部をまぶして付着させ比較用のトナーを作
製した。
比較例3 ヘンシエルミキサーを用いて、実施例3で得たトナー微
粒子100部の表面にフッ化黒鉛(セントラル硝子社製
セフボン)1.5部をまぶして付着させ比較用のトナー
を作製した。
比較例4 実施例1で得たトナー微粒子をそのまま比較用のトナー
とした。
比較例5 ヘンシエルミキサーを用いて、実施例1で得たトナー微
粒子100部の表面に疎水性シリカ0.4部をまぶして
付着させ比較用のトナーを作製した.次に実施例1〜4
の本発明による静電荷像現像用トナー及び比較例1〜5
による比較用のトナー各4部とシリコーンコートフェラ
イトキャリア(パウダーテック社製F−95−100)
100部とを混合して現像剤を作製した。
これらの現像剤を市販の複写m(IJコー社製FT−4
 0 3 0)に適用して、10万枚までの多数枚連続
コピー試験を行った。その結果を第1表に示す。なお、
第1表中の画像濃度はマクベス反射濃度計で測定し、地
力プリはハンター白色度計で測定した。
(以下余白) 第1表の結果から明らかなように本発明による静電荷像
現像用トナーは、10万枚後まで画像濃度、摩擦帯電量
が安定しており地力ブリも極めて少ないことが確認され
た。一方、比較用のトナーは初期に比べ10万枚後の摩
擦帯電量が低下し、地カブリも発生しており実用上支障
をきたすものであった。
(発明の効果〕 本発明の製造方法により行われた静電荷像現像用トナー
は多数枚連続コピーにおいて摩擦帯電量が安定しており
、地力ブリの極めて少ない画像を得ることができる。
また、静電荷像現像用トナーをI戒するトナー微粒子中
に高価な帯電制御剤を多量に含有させなくても良好な負
帯電性が得られるため、安価な静電荷像現像用トナーを
得ることができる。
特許出順人  株式会社 巴川製紙所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 結着樹脂と着色剤とを主成分としたトナー微粒子を作成
    し、しかるのち該トナー微粒子100重量部に対してフ
    ッ素系樹脂粉を0.01〜5重量部混合し、該トナー微
    粒子とフッ素系樹脂粉とに圧縮力及び摩擦力を与えて該
    トナー微粒子の表面にフッ素系樹脂粉を固着することを
    特徴とする静電荷像現像用トナーの製造方法。
JP1309034A 1989-11-30 1989-11-30 静電荷像現像用トナーの製造方法 Pending JPH03170946A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010197732A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Fuji Xerox Co Ltd 静電荷像現像用トナー、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

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JPS5681853A (en) * 1979-12-07 1981-07-04 Ricoh Co Ltd Manufacture of toner
JPS593445A (ja) * 1982-06-30 1984-01-10 Toshiba Corp 電子写真用現像剤
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JPS6491141A (en) * 1987-10-02 1989-04-10 Konishiroku Photo Ind Electrostatic image developing toner

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