JPH03169212A - 電線の被覆部剥取方法 - Google Patents

電線の被覆部剥取方法

Info

Publication number
JPH03169212A
JPH03169212A JP1305846A JP30584689A JPH03169212A JP H03169212 A JPH03169212 A JP H03169212A JP 1305846 A JP1305846 A JP 1305846A JP 30584689 A JP30584689 A JP 30584689A JP H03169212 A JPH03169212 A JP H03169212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric wire
cut
stripping
wire
suction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1305846A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Yoshida
光司 吉田
Yasushi Ihara
靖 井原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Meiva Industry Ltd filed Critical Shin Meiva Industry Ltd
Priority to JP1305846A priority Critical patent/JPH03169212A/ja
Publication of JPH03169212A publication Critical patent/JPH03169212A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業」二の利用分野) この発明は、電線の被覆部をカバー部祠で覆いながら剥
取って吸引排除する電線の被覆部剥取方法に関する。
(従来の技術) 第15図は中間ストリップ処理された電線1を示す斜視
図である。同図に示すように、電線1の中間ストリップ
領域の被覆部2が剥取られて、その領域に芯線3が露出
している。
このように電線1の中間ストリップ領域の被覆部2を剥
取るための装置として、第16図に示す装置が提案され
ている。同図に示すように、電線1の配設ラインXに沿
って、第1クランプ5,カッタ一部6および第2クラン
ブ7が順次この順で配列されている。カッタ一部6は、
電線]の被覆部全周に切込みを形成するための一対の切
込カッター6aと、電線1の長平方向に沿って切裂溝を
形成ずるための一対の切裂カッター6bとを有している
。さらに、両カッター6a,6bには一対のカバー部材
8が固定されており、両カッター6a,6bが閉成した
際に、一対のカバー部材8により両カッター6a,6b
の先端周辺部が被覆されるように構成している。
この装置において、両クランプ5,7で電線1を把持し
てから、切込カッター6aを閉成させて、電線1の中間
ストリップ予定領域における矢符P方向に対し下流側端
部位置の被覆部2全周に切込部を形成する。次に、切込
カッター6aを開成させてから、両クランプ5,7を矢
符P方向にそれぞれ移動させることにより電線1を同方
向に移動させる。そして、切込カッター6aを再び閉威
させて、電線1−の中間ストリップ予定領域における矢
符P方向に対し」二流側端部位置の被覆部2全周に切込
部を形成する。
その後、両クランプ5,7を矢符P方向に直交する矢符
R方向にそれぞれ移動させることにより、電線1を切裂
カッター6bに対応ずる位置まで移動させる。つづいて
、切裂カッター6bを閉成させて、電線]の中間ストリ
ップ予定領域の上流側端部位置の被覆部2に切裂カッタ
ー6bを切込ませる。この切込状態のまま、両クランプ
5,7を3 矢符P方向に対し逆方向に移動させることにより、電線
1を同方向に移動させて、電線]の中間ストリップ予定
領域の被覆部2に電線長手方向に沿ってスリット状の切
裂溝を形或する。さらに、切裂カッター6bを閉或した
状態で、換言すれば中間ストリップ予定領域をカバー部
材8により取囲んだ状態でエアーパイプ9より中間スト
リップ予定領域の被覆部2にエアーを吹き付けて、中間
ストリップ領域の被覆部2を芯線3(第15図参照)か
ら脱落させる。その後、このようにして芯線3から脱落
した被覆部(ストリップカス)を、カバー部材8内から
そのカバー部祠8に連設された吸引パイプ9を介して吸
引排除する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記提案例の被覆部剥取装置における剥
取方法では、中間ストリップ領域の被覆部2を一度に剥
取って、吸引排除するようにしているため、剥取量を例
えば10〜20mm程度に大きく設定すると、ストリッ
プカスも同様に大きくなり、この大きなストリップカス
がカバー部祠84 の内部にからみ付いたり、あるいは吸引パイブ9内に詰
まることがある。このため、ストリップカスのからみ付
きを防止するためにカバー部材8を大きく形成する必要
があり、またストリップカスが詰まらないように吸引バ
イプ9を大径に形成する必要があり、装置の大型化を来
たすという問題が生じる。
以上は、電線1の中間ストリップ領域4の被覆部2の剥
取りについて説明したが、電線の端部ストリップ領域の
被覆部を剥取る場合にも同様の問題が生じる。
すなわち、第17図に示すように、電線11の端部スト
リップ領域の被覆部12を剥取るための従来の被覆部剥
取装置は、端部ストリップ予定領域の被覆部12を、一
対のカッター16にそれぞれ固定されたカバー部材18
により覆うようにしてそれら一対のカッター16により
切込み、その切込状態のまま電線12を後退させて、端
部ストリップ領域の被覆部1−2を芯線13から一度に
剥取る。そして、芯線13から剥取られた被覆部6 (ストリップカス)12を、カバー部材18に連設され
た吸引バイプ19を介して吸引排除するようにしている
しかしながら、このような装置でも、上記と同様で、端
部スI・リップ領域の被覆部12を一度に剥取って、吸
引排除するようにしているため、剥取量が大きくなると
、ストリップヵスがカバー部利18にからみ付いたり、
吸引パイプ19に詰まるので、カバー部材18および吸
引パイプ1つを太き《する必要があり、装置の大型化を
来たすという問題が生しる。
(発明の目的) この発明の第1の目的は、電線の中間ストリップ領域の
被覆部を剥取るための被覆部剥取装置に適用した場合、
装置のコンパク1・化を図りつつ、剥取員も大きくでき
る電線の被覆部剥取方法を提供することである。
この発明の第2の目的は、電線の端部ストリップ領域の
被覆部を剥取るための被覆部剥取装置に適用した場合、
装置のコンパク]・化を図りつつ、7 剥取量も大きくできる電線の被覆部剥取方法を提供する
ことである。
(課題を解決するための手段) 請求項1−記載の発明は、電線長手方向に沿った切裂溝
が形或されるとともに、電線外周に渡る切込部が前記切
裂溝の両側位置に形或された電線の中間ストリップ領域
の被覆部を、カバー部材により覆った状態でエアーを吹
き付けて前記電線の芯線から脱落させ、さらに前記カバ
ー部材に連設された吸引管を介して吸引排除させるよう
にした電線の被覆部剥取方法であって、上記第1の目的
を達戊するため、前記中間ストリップ領域の被覆部の中
間位置に少なくとも1箇所以上の切込部をさらに形或す
ることにより、その被覆部が、複数に分割されて吸引排
除されるようにしている。
請求項2記載の発明は、同じく上記第1の目的を達成す
るため、請求項1記載の発明において、前記中間ストリ
ップ領域の両側位置の切込部と、前記中間位置の切込部
とを形成した後、前記切裂溝を形成するようにしている
請求項3記載の発明は、同じく上記第1の目的を達或す
るため、請求項1記載の発明において、前記切裂溝を形
成した後、前記中間ストリップ領域の両側位置の切込部
と、前記中間位置の切込部とを形成するようにしている
請求項4記載の発明は、電線の端部ストリップ領域の被
覆部をカバー部祠で覆いながら一対のカッターにより挾
み込むように切込んで、その切込状態のまま前記電線を
後退させて、前記被覆部を剥取り、さらに前記カバー部
材に連設された吸引管を介して吸引排除するようにした
電線の被覆部剥取方法であって、上記第2の目的を達或
するため、前記端部ストリップ領域の被覆部の中間位置
を前記一対のカッターにより切込むとともに、その切込
状態のまま前記電線を後退させて、前記中間位置よりも
前部側の被覆部を剥取る工程を少なくとも1回以上行っ
て、前記被覆部が、複数に分割されて吸引排除されるよ
うにしている。
(実施例) 第1図はこの発明の第1の実施例である電線の9 被覆部剥取方法が適用可能な被覆部剥取装置を示す斜視
図、第2図はその側面図、第3図はその平面図、第4図
はその要部斜視図である。これらの図に示すように、こ
の装置は、電線600を間欠的に送給する電線送給手段
50と、カッタ一部100と、それぞれ3次元方向に移
動自在に電線600を把持・解除自在な第1および第2
クランブ手段250,350と、電線送出手段550と
を備える。
電線送給手段50には、電線送給ラインXを挟んで上下
に一対の搬送部51,5]が設けられるとともに、両搬
送部51.51がそれぞれその一端に枢結された測長ロ
ーラ52,52の回転軸を支点として揺動自在に構威さ
れる。そして、両搬送部51.51の他端にそれぞれ枢
結された送給ローラ53,53で電線600を扶持する
ように両搬送部51.,51を揺動させた状態で電線送
給モータ60(第3図)が駆動すると、両送給ローラ5
3が相互に逆方向に回転して、電線600が電線送給ラ
インXに沿って矢符P方向に送給され] 0 るように構或されている。
第1および第2クランブ手段250,350は、それそ
れ電線600を把持・解除自在な第1−および第2クラ
ンブ200,300と、第1および第2クランブ200
,300をそれぞれ3次元方向に移動自在に支持する第
1および第2クランプ移動手段2’51,’351とを
有している。第1および第2クランブ移動手段251.
,35Fにおいて、基台201,301にそれぞれ左右
移動部202,302が矢q’R,Sに示す左右方向に
移動自在に支持されるとともに、左右移動部202,3
02にそれぞれ前後移動部203,303が矢符P,Q
に示す前後方向に移動自在にそれぞれ支持される。さら
に、第1および第2クランプ200,300が前後移動
部203,303に矢符T,Uに示す上F方向に昇降自
在に支持される。また、左右移動部202,302は基
台201,301−にそれぞれ取付けられたモータ20
4,304が駆動することにより動力伝達機構204a
,304aを介して左右方向に移動するように構成され
ている。さらに、前後移動部203.30’:3は図示
しないモータが駆動することにより、前後方向に移動す
るように構成されている。
第4図に示すように、第1クランブ200には、電線送
給ラインXに沿って送給される電線600を挿通可能な
電線挿通穴2]0が形成されており、その押通穴210
を通過ずる電線6 (.) Oを把持・解除できるよう
に構戊されている。
第2クランプ300は、略L形の固定爪306と、固定
爪306の水平部に、電線送給ラインXに対して直交す
る左右方向へ進退自在に取付けられた可動爪307と、
可動爪307を進退駆動するためのシリンダ308とを
有している。そして、固定爪306の垂直部と可動爪3
07との間に電線600を配置した状態で、シリンダ3
08の駆動により可動爪307が進出すると、固定爪3
06と可動爪307とで電線600が把持されるととも
に、可動爪307が後退ずると電線600の把持が解除
されるように構成されている。
第4図に示すように、カッタ一部100は、カ1 ] ッター本体101 (第1図参照)と、電線送給ライン
Xを挟んて上下に配置された一対の切込カッター103
と、その切込カッター103に並ぶように配置された上
下一対の切裂カッター104と、両カッター1.03,
1.04をそれぞれカッター本体101に」二下方向に
移動自在に支持する一対のカッター支持板102と、カ
ッター支持板1o2を上f方向に移動させて両カッター
1.03,1.04を開閉駆動するための図示しない駆
動部とで構威されている。
また、一対のカッター支持板1 0 2には、一対の弾
性カバー部伺150が取付けられて、両カッター1−0
3,1.04が閉威した際に、両カッタ].03.1 
04の先端周辺部がカバー部材150により覆われて、
閉空間が形成されるように構成している。さらに、下方
側のカバー部材150には、吸引バイブ〕51等の吸引
管が連結されており、カバー部11 1 5 0内のス
トリップヵス(後述する)が、吸引バイブ]51を介し
て吸引排除されるように構或している。
1 2 また、切込カッター1. 0 3の側方て、電線送給ラ
インXに対向するように配置されるエアパイプ1. 6
 0は、カバー部+4’ 1 5 0が閉威した際に、
一対のカバー部材150に挾み込まれて、エアパイプ1
60のエア吹出口がカバー部祠150の内部に臨むよう
に構成されている。
また、第1図に示すように、第2クランブ3(]Oの電
線送給方向Pに対し下流側には、中間ストリップ処理さ
れた電線600を送り出すための電線送出手段550が
配置される。
次に、この装置の動作について説明する。なお、動作開
始前において、電線600は、電線送給手段50から電
線送出手段550にかけて電線送給ラインX上に配設さ
れるとともに、第1および第2クランブ200  30
0はそれそれ電線600への把持を解除した状態にある
この状態から、電線送給手段5(}および電線送出手段
550により電線6 0 0を電線送給ラインXに沿っ
て矢符P方向に所定量送給する。次に、第1および第2
クランブ200,300により電1 4 線600を把持する。これにより、第5図に示すように
、電線600の中間ストリップ予定領域の下流側端部位
置に対応して切込カッター103の先端が配置される。
次に、切込カッター103により電線600を挾み込み
、中間ストリップ予定領域の下流側端部の被覆部全周に
芯線650にまで達する切込部601 (第6図参照)
を形成する。次に、第6図に示すように、切込カッター
1. 0 3を電線600に切込ませた状態で、第1お
よび第2クランプ2oO,300をそれぞれ矢符P方向
に少したけ移動させることにより、電線6 0 0を同
方向に移動させて、中間ストリップ子定領域のF流側端
部の被覆部を、それよりも下流側の被覆部から分離する
次に、切込カッター103を開成させてから、第1およ
び第2クランブ200,300をそれぞれ矢符P方向に
所定量移動させることにより、電線600を同方向に移
動させる。これにより、電線6 0 0の中間ストリッ
プ予定領域の中間位置に幻応して切込カッター103が
配置される。
1 弓 次に、第7図に示すように、切込カッター103により
電線600を挾み込み、中間ストリップ予定領域の中間
位置の被覆部全周に芯線650に達ずるまての切込部6
 0 2を形成ずる。つづいて、第8図に示すように、
この切込状態のまま、第1および第2クランブ200.
300の移動により電線600を矢符PまたはQ方向に
少しだけ移動さぜて、中間ストリップ予定領域の中間位
置で被覆部を分離する。
次に、切込カッター1〔]3を開成させてから、第1お
よび第2クランプ200.300を矢符P方向に所定量
移動させることにより、電線600を同方向に移動さぜ
て、中間ストリップ予定領域の上流側端部位置に切込カ
ッター1 (’If 3の先端を対向させる。
次に、第9図に示すように、切込カッター103により
電線600を挾み込み、中間ストリップ予定領域の上流
側端部位置の被覆部全周に芯線65 0 L達するまで
の切込部60−3’t形成する。つづいて、この切込状
態のまま、第10図に示すように、第1および第2クラ
ンブ200,300の移動により電線600を矢符Q方
向に移動させて、中間ストリップ予定領域の上流側端部
の被覆部を、それよりも上流側の被覆部から分離する。
次に、第1■図に示すように、切込カッター103を開
成させてから、第1および第2クフンゾ200,300
をそれぞれ矢符Rに示す右方向に所定量移動させて、中
間ストリップ予定領域の上流側端部位置に切裂カッター
1 fJ 4の先端を対向させる。つづいて、第1−2
図に示すように、切裂カッター](]4を閉威させて、
中間ス1・リソプ予定領域の」二流側端部位置の被覆部
を切裂カッタ104により切込む。なれ、t7J裂カッ
ター1. 0 4を閉成移動(2だ際には、一対のプ,
1′バ一部4イ1 5 0も間様に移動して、中間ス)
・り・ソブ予定領域の周辺部がカバー部月コ5()によ
り覆われる。
次に、第13図に示すように、切裂カッター104を切
込ませた状態のまま、第1もよび第2クランブ2 0 
(L  3 0 0をそれイれ’t ?:} Q方向に
移動させることにより、電線6 00を同方向に移動1
 7 ] ← させる。これにより、中間ノ、I・リップr定領域の被
覆部に」二流側端部位置力N IE・−1・流側端部位
置にかけて、上ド2本のスリソ1・払の助裂満604が
それぞれ形或ざれる。
次に、・二の状態のまま、模1fオれIt、、中間スト
リップ領域の周辺部をノ7べ一部441+・『〕により
取囲みながら、エアバイブ]6〔jより中間ストリップ
予定領域の被覆部lJ向1「(一エノ′−を吹き{=1
ける。
これにより、中間ヌト+),., f飴域の被覆部を芯
線650から脱落させる。この場合、−1二述1,たよ
うに、中間ストリップ領域の被覆部C,′)中間位置に
切込部602を形成しで、イの被覆部を中間位置で2句
割し′C t,・るのて、芯線し1〈・゛から脱落し,
た被覆部(スF・ソツ1カ又>は、ぞれそh /Jz片
に分割されてカバー部H 1 5 (J内に右7Eずる
つついて、カバ〜部4イ5 ”5 (1内にY〆7■−
するス1・!レソブカスの′1}割片イそれそ和吸引・
ぐイブ151庖介して吸引排除する、 吸引D1除し5t:後、、I4It nノr ノ.y−
1 0 4 ヲ開I戊Lて、第1および第2クフニブ2
 O n,  3 0 (lをそ! 8 れそれ矢符Sに示ず左方向に所定量移動させることによ
り、電線600を電線送給ラインX上に配置する。その
後、第1および第2クランプ20o,300の電線60
0への把持をそれぞれ解除させる。
このような動作が連続的に繰り返されて、電線600の
中間ストリップ領域の被覆部が順次剥取られる。
この装置における被覆部剥取方法によれば、中間ストリ
ップ領域の被覆部を、その中間位置に切込部602を形
或することによりストリップヵスを2分割して排除する
ようにしているため、中間ストリップ領域の剥取量を大
きく設定した場合でも、ストリップカスの分割片を小さ
くできて、その分割片のカバー部H 1 5 0へのか
らみ付きが防止されるとともに吸引パイブ151−への
詰まりが防止される。したがって、カバー部材150お
よび吸引パイプ151を大きく形或する必要がなく、装
置のコンパク]・化が図れる。
なお、」二記実施例においては、切込部601,602
,603を形成した後、切裂溝604を形成するように
しているが、切裂溝604を形成した後、切込部601
.,602,603を形成するようにしてもよい。また
、切込部601.602603および切裂溝604の形
成手順は上記に眼定されるものではなく、他のどのよう
なT順をとってもよい。
また、上記実施例では、中間ストリップ領域の中間位置
に切込部602を1個所形成する場合について説明した
が、中間位置の切込部は1箇所に限らず、複数箇所に形
或してもよい。この場合、ストリップカスの分割片の寸
法か一層小さくなり、さらに、装置のコンパクト化を図
ることができる。
また、上記実施例においては、1回の工程で切裂溝60
4を形成するようにしているが、複数回の工程で切裂溝
を形成するようにしてもよい。例えば、中間ストリップ
領域の一端位置および中間位置に切込部をそれぞれ形或
ずるとともに、その間に切裂溝を形成して、その領域の
被覆部を剥取った後、中間ストリップ領域の他端位置に
切込部1 9 を形或するとともに、中間位置から他端位置にかけて切
裂溝を形成して、その領域の被覆部を剥取るようにして
もよい。
第14図はこの発明の第2の実施例の電線の被覆部剥取
方法が適用可能な被覆部剥取装置を示す要部斜視図であ
る。この装置は、電線600の端部ストリップ領域の被
覆部を剥取るための装置であって、上記第1の実施例の
被覆部剥取装置に対し、切裂カッター104,エアパイ
プ160および電線送出手段550(第1図ないし第4
図参照)がそれぞれ装備されていない点を除き、同じ構
成を有している。
この装置では、まず第1クランプ200による電線60
0への把持が解除された状態で、図示しない電線送給手
段により電線600を電線送給ラインXに沿って矢符P
方向に送給し、つづいて第1および第2クランプ200
,300で電線600を把持して、切込カッター103
により電線600を切断する。次に、第1クランブ20
0を矢符P方向に所定量たけ前進させて、それに把持さ
2 0 れた残留電線600の、電線送給方向Pに対しr流側の
端部ストリップ領域の中間位置にカッター103の先端
を対向させる。
次に、カッター103を閉成させて、残留電線600の
端部ストリップ領域の被覆部の中間位置をカッター10
3で切込む。この助込状態のまま、第1クランプ200
を矢符Q方向に後退させることにより残留電線600を
同方向に後退させて、残留電線600の端部ストリップ
領域の中間位置よりも下流側の被覆部を剥取る。こうし
て、剥取られた被覆部(ストリップカスの分割片)を、
カバー部材1−50の内部から吸引パイプ151を介し
て吸引排除する。
つづいて、カッター103を開成させてから、第1クラ
ンプ200を矢符P方向に前進させることにより残留電
線600・を前進させて、残留電線600の端部ストリ
ップ領域の上流側端部位置にカッター1−03の先端を
対向させる。
次に、カッター1. 0 3を閉成させて、端部ストリ
ップ領域の被覆部の」二流側端部位置にカッター9つ 103を切込む。この切込状態のまま、第1−クランプ
200の移動により残留電線600を矢符Q方向に後退
させて、端部ストリップ領域の残りの被覆部を剥取る。
このようにして剥取られた被覆部(ストリップカスの分
割片)を吸引パイプ151を介して吸引排除する。
この装置おける被覆部剥取方法によれば、電線600の
端部ストリップ領域の被覆部を剥取る際に、端部ストリ
ップ領域の被覆部の中間位置を切込むことにより端部ス
トリップ領域の被覆部が2分割されて吸引排除されるよ
うにしているため、剥取量を大きく設定した場合でも、
ストリップヵスの分割片の寸法を小さくできる。その結
果、ストリップカスのカバー部材’ ] 5 0へのか
らみ付きおよび吸引パイプ151への詰まりをそれぞれ
防止できて、」二記実施例と同様の効果を達成できる。
また、カバー部材150および吸引パイプ151を小さ
く形成することにより、第1および第2クランブ200
,300間の距離を短くでき、電線600を第1クラン
プ200から第2クランプ2 3 300に送給する際の電線送給精度が高くなる。
なお、」二記第2の実施例においては、端部ストリップ
領域の中間位置にカッター1 0 3を切込んで、その
中間位置より先端側の被覆部を剥取る工程を1−回行っ
ているが、1回に限らず複数回行ってもよい。
(発明の効果) 請求項1ないし3記載の電線の被覆部剥取方法によれば
、中間ストリップ領域の被覆部の中間位置に少なくとも
1箇所以上の切込部をさらに形或することにより、その
被覆部が、複数に分割されて吸引排除されるようにして
いるため、中間ストリップ領域の被覆部を剥取るための
装置に適用した場合、スI・リップカスのカバー部祠へ
のからみ付きおよび吸引パイプへの詰まりがそれぞれ防
止されるので、カバー部材および吸引バイブを小さく形
或でき、装置のコンパクト化を図りつつ、剥取量も大き
くできるという第1の効果がそれぞれ得られる。
請求項4記載の電線の被覆部剥取方法によれば、電線の
端部ストリップ領域の被覆部の中間位置を一対のカッタ
ーにより切込むとともに、その切込状態のまま電線を後
退させて、中間位置よりも前部側の被覆部を剥取る工程
を少なくとも]−回以上行って、被覆部が、複数に分割
されて吸引排除されるようにしているため、端部ストリ
ップ領域の被覆部を剥取るための装置に適用した場合、
スI・リップカスのカバー部材へのからみ付きおよび吸
引パイプへの詰まりかそれぞれ防止されるので、カバー
部材および吸引パイプを小さく形成でき、装置のコンバ
クl・化を図りつつ、剥取量も大きくできるという第2
の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1−図はこの発明の第1の実施例である電線の被覆部
剥取方法が適用された装置を示す斜視図、第2図および
第3図はそれぞれその装置の側面図および平面図、第4
図は同じくその装置の要部斜視図、第5図ないし第13
図はそれぞれ上記第1−の実施例における装置の動作を
説明するための斜視図、第14図はこの発明の第2の実
施例である2 5 電線の被覆部剥取方法が適用された装置を示す要部斜視
図、第15図は中間ストリップされた電線を示す斜視図
、第16図は従来の電線の被覆部剥取装置を示す要部斜
視図、第17図は他の従来の電線の被覆部剥取装置を示
す要部側断面図である。 10B.1.04・・・カッター 150・・・カバー部材、 15]・・・吸引パイプ、
160・・・エアパイプ、 600・・・電線、601
〜603・・・切込部、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電線長手方向に沿った切裂溝が形成されるととも
    に、電線外周に渡る切込部が前記切裂溝の両側位置に形
    成された電線の中間ストリップ領域の被覆部を、カバー
    部材により覆った状態でエアーを吹き付けて前記電線の
    芯線から脱落させ、さらに前記カバー部材に連設された
    吸引管を介して吸引排除させるようにした電線の被覆部
    剥取方法において、 前記中間ストリップ領域の被覆部の中間位置に少なくと
    も1箇所以上の切込部をさらに形成することにより、そ
    の被覆部が、複数に分割されて吸引排除されるようにし
    たことを特徴とする電線の被覆部剥取方法。
  2. (2)前記中間ストリップ領域の両側位置の切込部と、
    前記中間位置の切込部とを形成した後、前記切裂溝を形
    成する請求項1記載の電線の被覆部剥取方法。
  3. (3)前記切裂溝を形成した後、前記中間ストリップ領
    域の両側位置の切込部と、前記中間位置の切込部とを形
    成する請求項1記載の電線の被覆部剥取方法。
  4. (4)電線の端部ストリップ領域の被覆部をカバー部材
    で覆いながら一対のカッターにより挾み込むように切込
    んで、その切込状態のまま前記電線を後退させて、前記
    被覆部を剥取り、さらに前記カバー部材に連設された吸
    引管を介して吸引排除するようにした電線の被覆部剥取
    方法において、前記端部ストリップ領域の被覆部の中間
    位置を前記一対のカッターにより切込むとともに、その
    切込状態のまま前記電線を後退させて、前記中間位置よ
    りも前部側の被覆部を剥取る工程を少なくとも1回以上
    行って、前記被覆部が、複数に分割されて吸引排除され
    るようにしたことを特徴とする電線の被覆部剥取方法。
JP1305846A 1989-11-24 1989-11-24 電線の被覆部剥取方法 Pending JPH03169212A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1305846A JPH03169212A (ja) 1989-11-24 1989-11-24 電線の被覆部剥取方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1305846A JPH03169212A (ja) 1989-11-24 1989-11-24 電線の被覆部剥取方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03169212A true JPH03169212A (ja) 1991-07-22

Family

ID=17950070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1305846A Pending JPH03169212A (ja) 1989-11-24 1989-11-24 電線の被覆部剥取方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03169212A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0471309A (ja) * 1990-07-09 1992-03-05 Yazaki Corp 電線皮ムキチップの処理方法および装置
JP2003050320A (ja) * 2001-08-07 2003-02-21 Nittoku Eng Co Ltd 光ファイバ被覆剥離除去方法及び装置
JP2020174428A (ja) * 2019-04-08 2020-10-22 矢崎総業株式会社 皮剥き装置、及び回収装置
JP2021058080A (ja) * 2019-09-27 2021-04-08 石鴻偉 ケーブルハーネス先端の急速皮剥がし装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0471309A (ja) * 1990-07-09 1992-03-05 Yazaki Corp 電線皮ムキチップの処理方法および装置
JP2003050320A (ja) * 2001-08-07 2003-02-21 Nittoku Eng Co Ltd 光ファイバ被覆剥離除去方法及び装置
JP2020174428A (ja) * 2019-04-08 2020-10-22 矢崎総業株式会社 皮剥き装置、及び回収装置
JP2021058080A (ja) * 2019-09-27 2021-04-08 石鴻偉 ケーブルハーネス先端の急速皮剥がし装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101533804B1 (ko) 복합케이블 외피탈피기
JPH0438108A (ja) 被覆電線の中間皮剥き方法
US4773148A (en) Method of and apparatus for removing tying band
EP0403115A3 (en) Automatic wire press-connecting and laying out apparatus for wire harness
JPH02278679A (ja) 自動圧接機におけるシールドリボンケーブルの切断処理方法及びその装置
EP0932164A3 (en) Taping device
US6442833B1 (en) Method of stripping electric wire
JPH03169212A (ja) 電線の被覆部剥取方法
JPH03179302A (ja) 光ケーブルの端部から絶縁材を剥離させるための方法及び装置
JP2836726B2 (ja) 電線圧接装置の電線押し下げ機構及び電線押し下げ方法
JPH0727770Y2 (ja) 被覆剥取装置
JPS63195607A (ja) ケ−ブルの自動端末処理装置
JPH031615U (ja)
JPH038217A (ja) ハーネス製造装置
EP0860912A3 (en) Wire cutting and stripping mechanism
JP3030465U (ja) ケーブルの皮剥具
JPS58222710A (ja) 多芯ケ−ブルの芯線出し方法およびその装置
JPH06290845A (ja) 電線の切断および端子圧着装置
JPH0595614A (ja) 電線の中間ストリツプ方法
JPS6213380Y2 (ja)
JP2003050320A (ja) 光ファイバ被覆剥離除去方法及び装置
JP3005906B2 (ja) ワイヤハーネス製造装置
JP2003032824A (ja) 多芯電線の口出し方法
JPH0753366Y2 (ja) 被覆剥取装置
JPH0438107A (ja) 電線の中間ストリップ装置における切裂溝形成方法