JP2836726B2 - 電線圧接装置の電線押し下げ機構及び電線押し下げ方法 - Google Patents
電線圧接装置の電線押し下げ機構及び電線押し下げ方法Info
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Description
検尺ローラで電線を繰り出しU字状に延長させる際に電
線の屈曲をスムーズに行わせ得る電線圧接装置の電線押
し下げ機構及び電線押し下げ方法に関するものである。
昭60−14780号)を示すものである。この装置3
5は、並列な複数本の電線36を挿通させるガイド37
と、該電線36の前端部を把持するチャック38と、該
チャック38を前後に移動可能な搬送チェン39と、該
電線36を切断するカッタ40と、コネクタ41内の圧
接端子に複数の電線36を同時に圧接させる圧接パンチ
42及び圧接ダイ43と、電線36の後部側を固定する
押えシリンダ44とを備える。
は圧接パンチ42とダイ43とで第一のコネクタ41′
へ圧接され、次いで搬送チェン39の駆動により該コネ
クタ41′が前方に移動され、それにより電線長さが決
定され、電線36の中間部に第二のコネクタ41が接続
される。その後さらに搬送チェン39を前進させて第二
のコネクタ41の後端方で電線36が切断される。
5にあっては、コネクタ41,41′間の電線36の長
さを変えるための搬送チェン39の移動距離が限定され
るために、電線36の設定長さに限界があった。また搬
送チェン39による電線36の延長動作もややスムーズ
さを欠くものであった。
に鑑み、電線圧接装置においてコネクタ間に電線を所望
の長さにスムーズに延長させることのできる手段を提供
することを目的とする。
に、本発明は、電線を送り出す検尺ローラと、電線送り
方向に並列に設置された一対の圧接シリンダと、該一対
の圧接シリンダの間に開閉可能に設置された一対のチャ
ックガイドと、該一対の圧接シリンダに対向する一対の
コネクタ移動テーブルとを備える電線圧接装置におい
て、該一対の圧接シリンダの間に、該一対のチャックガ
イド間を昇降可能な電線垂れ下げロッドを配設し、該検
尺ローラで電線を繰り出して該一対のコネクタ移動テー
ブル間で垂れ下げ延長させる際に、該電線垂れ下げロッ
ドで電線を下方に押圧させる電線押し下げ機構を採用す
る。ここで該電線垂れ下げロッドの先端に、電線案内溝
を有する略半月状の電線垂れ下げ頭部を設けることも有
効である。また、電線を検尺ローラで送り出して前後一
対のコネクタの上に位置させ、前方の該コネクタに該電
線を圧接し、該検尺ローラで電線を所要長さに繰り出
し、後方の該コネクタに該電線を圧接する方法におい
て、該検尺ローラで該電線を繰り出して該一対のコネク
タ間で垂れ下げ延長させる際に、電線垂れ下げ手段で該
電線を下方に押圧させる電線押し下げ方法を併せて採用
する。
クタに圧接された後、検尺ローラで電線が所要長さに繰
り出される際に、電線垂れ下げロッド(電線垂れ下げ手
段)が該電線を下方に案内して、電線をU字状にスムー
ズに湾曲させるきっかけを作る。
し下げ機構(電線押し下げ方法)を示す概念図である。
すなわち図1(a)は、一対の電線検尺ローラ1,1か
ら送り出された電線2を前後の圧接ブレード3,3′の
間の開閉可能なチャックガイド4に挿通させる状態を示
す。各圧接ブレード3,3′の下には圧接コネクタ5,
5′が位置する。また前方の圧接ブレード3の外側には
トリム用ガイド6が位置する。電線挿通溝4aを有する
チャックガイド4の中央には本願の特徴である電線垂れ
下げロッド8(電線垂れ下げ手段)が位置する。電線2
は図1(b)の如くチャックガイド4を挿通してトリム
用ガイド6に支持される。
を開扉した状態で電線2の先端方2aが圧接ブレード3
で一方のコネクタ5に圧接される。電線先端部2a′は
圧接直前にトリム用ガイド6のブロック刃7により切断
される。次いで図1(d)の如く検尺ローラ1,1で電
線2を繰り出すと同時に、前記電線垂れ下げロッド8が
下降して電線中央部2bを下方に略V字状に押し下げ
る。これにより電線2は隣接の電線と絡むことなくスム
ーズに所定の長さにU字状に湾曲して延ばされる。最後
に図1(e)の如く電線2の基端方2cが後方の圧接ブ
レード3′に押圧され、ブロック刃7′で切断されると
同時に他方のコネクタ5′に圧接される。ここで該電線
垂れ下げロッド8は自重で下降ないしはエアシリンダ等
により強制的に押し下げられる。
図、図3はその要部である電線圧接部を示すものであ
る。すなわち該電線圧接装置10はテーブル11上に電
線導入部12と電線検尺部13と電線圧接部14とを備
えたものであり、図2の如く導入ノズル15からガイド
枠16を経て上下一対の検尺ローラ1,1で送り出され
た電線2は、電線送り方向に並列に設置された一対の圧
接シリンダ17,17′の圧接ブレード3,3′の直下
に位置する。図3の如く該一対の圧接シリンダ17,1
7′の間には一対の開閉可能なチャックガイド4,4′
が配置されている。図3で28は電線圧接時の電線2の
引けを防止する押圧シリンダを示す。
フレーム基板18の中央に固定されたエア式のチャック
シリンダ19により駆動され、図4の如く左右に開閉可
能である。該チャックシリンダ19に隣接して該フレー
ム基板18に電線垂れ下げ用シリンダ20が設置され
る。該電線垂れ下げ用シリンダ20は電線垂れ下げロッ
ド8′を有し、該垂れ下げロッド8′は一対のチャック
ガイド4,4′の間に進入可能である。なお鎖線8a′
の如く該垂れ下げロッド8′をチャックガイド4の中央
に位置させるべくクランク状に屈曲させてもよい。
には一対のコネクタ移動テーブル21,21′が位置
し、該移動テーブル21,21′上の圧接コネクタ5,
5′に電線2を圧接させる。該移動テーブル21,2
1′は電線直交方向に独立して移動可能であり、該コネ
クタ5,5′には複数の電線2が並列にないしはクロス
に圧接される。
実施例を示すものであり、該電線垂れ下げ用シリンダ2
2は、フレーム基板18に対し一対の圧接シリンダ1
7,17′の中間に設置され、電線垂れ下げロッド23
の先端に略半月状の電線垂れ下げ頭部24(電線垂れ下
げ手段)を有する。該電線垂れ下げ頭部24は図6の如
く先端に断面円弧状の電線案内溝24aを有し、電線2
を確実に捕らえることができる。該電線垂れ下げ用シリ
ンダ22はロッド23の両側に一対の回り止めガイド2
5,25を有する。該電線垂れ下げ頭部24の左右に位
置する一対のチャックガイド26,26′はフレーム基
板18に設置された一対の横シリンダ27,27′によ
り左右に開閉可能である。電線2の圧接は先端方から行
われ、次いで上記電線の繰り出しが行われた後、基端方
が圧接される。
ーラによる電線の繰り出しに際して電線垂れ下げロッド
(電線垂れ下げ手段)が電線を下方に押し下げるから、
電線がスムーズにU字状に湾曲して延長され、隣接する
電線との絡みが防止され、それによってスムーズな電線
圧接が可能となる。
電線押し下げ機構の概念(電線押し下げ方法)を作用順
に示したものである。
図である。
施例を示す側面図である。
段) 10 電線圧接装置 17,17′ 圧接シリンダ 21,21′ コネクタ移動テーブル 24 電線垂れ下げ頭部(電線垂れ下げ手段) 24a 電線案内溝
Claims (3)
- 【請求項1】 電線を送り出す検尺ローラと、電線送り
方向に並列に設置された一対の圧接シリンダと、該一対
の圧接シリンダの間に開閉可能に設置された一対のチャ
ックガイドと、該一対の圧接シリンダに対向する一対の
コネクタ移動テーブルとを備える電線圧接装置におい
て、該一対の圧接シリンダの間に、該一対のチャックガ
イド間を昇降可能な電線垂れ下げロッドを配設し、該検
尺ローラで電線を繰り出して該一対のコネクタ移動テー
ブル間で垂れ下げ延長させる際に、該電線垂れ下げロッ
ドで電線を下方に押圧させることを特徴とする電線圧接
装置の電線押し下げ機構。 - 【請求項2】 前記電線垂れ下げロッドの先端に、電線
案内溝を有する略半月状の電線垂れ下げ頭部を設けた請
求項1記載の電線圧接装置の電線押し下げ機構。 - 【請求項3】 電線を検尺ローラで送り出して前後一対
のコネクタの上に位置させ、前方の該コネクタに該電線
を圧接し、該検尺ローラで電線を所要長さに繰り出し、
後方の該コネクタに該電線を圧接する方法において、該
検尺ローラで該電線を繰り出して該一対のコネクタ間で
垂れ下げ延長させる際に、電線垂れ下げ手段で該電線を
下方に押圧させることを特徴とする電線押し下げ方法。
Priority Applications (3)
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US08/782,268 US5791037A (en) | 1993-07-12 | 1997-01-15 | Apparatus and method for wire crimping |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP30647293A JP2836726B2 (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | 電線圧接装置の電線押し下げ機構及び電線押し下げ方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP382998A Division JPH10154567A (ja) | 1998-01-12 | 1998-01-12 | 電線圧接装置及び電線圧接方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07161437A JPH07161437A (ja) | 1995-06-23 |
JP2836726B2 true JP2836726B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=17957429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30647293A Expired - Fee Related JP2836726B2 (ja) | 1993-07-12 | 1993-12-07 | 電線圧接装置の電線押し下げ機構及び電線押し下げ方法 |
Country Status (1)
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Families Citing this family (5)
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JP3687703B2 (ja) * | 1996-07-18 | 2005-08-24 | 矢崎総業株式会社 | 圧接装置及び圧接方法 |
JP3395550B2 (ja) | 1996-11-22 | 2003-04-14 | 矢崎総業株式会社 | 圧接装置及びハーネス製造方法 |
JPH10255947A (ja) * | 1997-03-10 | 1998-09-25 | Yazaki Corp | 電線圧接装置及び電線圧接方法 |
JP2001291568A (ja) | 2000-04-05 | 2001-10-19 | Yazaki Corp | サブハーネスの導通検査方法及びサブハーネス製造装置 |
-
1993
- 1993-12-07 JP JP30647293A patent/JP2836726B2/ja not_active Expired - Fee Related
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