JPH03169186A - Ｃａｔｖコンバータ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は．ＣＡＴＶシステムの幹線ラインから各家庭に
引込昔れる引込線筐で同軸分配されてくるテレビ信号群
を、一定の周波数に変換してテレビジョン装置に出力す
るＣＡＴＶ用コンバータ装置に関するものである。

従来の技術 近年、都市型ＣＡＴＶシステムの普及に伴い、テレビ放
送の多チャンネル化が要求されている。

従って従来の周波数配列では、娯楽、教育等のサービス
の多様化に対応できるチャンネルが十分確保出来ず、こ
れら都市型ＣＡＴＶシステムでは、既存のテレビ周波数
配列の他に、ミノドバンド，スーパーバンドを利用して
、サービスの多様化を図っている。しかし、一般のテレ
ビ受信機では、これらミソド，スーパーバンドのテレビ
チャンネルを受信する機能がない為、各家庭の引込線か
らテレビ受信機の間にＣＡＴＶコンバータ装置を置く。

これは、センタから伝送されてくるテレビ信号を全てあ
る一定の映像と音声周波数に変換し、テレビ受信機のア
ンテナ端子へ出カする機能を持つ。従って地元放送局の
送信信号の直接飛込み等の妨害を防止するためにＣＡＴ
Ｖコンパータ装置から出力される信号は、その放送地域
に同一の放送周波数を送信していない信号が利用される
。例えば東京地区ではチャンネル２（映像周波数９　７
．２　５　ＭＨＺ　，音声周波数１０１．７５ＭＨＺ）
、大阪地区では、チャンネル１（映像周波数９１．２５
ＭＨｚ，音声周波数９６．７５ＭＨＺ）である。

第３図に従来のＣＡＴＶコンバータ装置の溝或を示す。

テレビ信号選局弔チューナ１は、一般的ＫＰＬＩ，方式
による選喝方式を採用している。あるチャンネルを選局
する場合、選局スイッチ２を押下する。制御回路３ぱ、
押下されたチャンネルに対応するコードを分周器４に入
力する。電圧制御発振器５の出力は、チューナ１の第１
ローカル周波数として使われ、その一部は、分周器４に
も入力される。分周器４は．制御回路３から送出された
チャンネルコードを電圧制御発振器６の出力る。ここで
Ｆ０ぱ基準発振器６の発振周波数、ＦＬは選局チャンネ
ルのローカル周波数に該当するもので、電圧制御発振器
５がＤＣアンプ９から電圧制御を受けて、発振する周波
数である。

この分周出力は、基準発振器６出力と位相比較器７によ
り位相比較される。チューナ１の第１ローカルとして使
用される電圧制御回路６には、この位相比較器７により
位相比較され、その位相差に相応する電圧が、ローパス
フィルタ８、ＤＣアンブ９で、直流化されて、印加され
る。そして選局の確定は、この位相差がなくなる１で、
電圧制御発振器６→分配器４→位相比較器７→ローパス
フィルタ８→ＤＣアンプ９→電圧制御発振器５のループ
を描く。

発明が解決しようとする課題 このように従来のＣＡＴＶコンバータ装置の選局は選局
チャンネルに該当する第１ローカル周波数に電圧制御発
振器６の周波数が、安定する聾での間、若干の時間を費
やす。この時間は約数１０ｍｓｅｃ　〜数１００ｍｇ１
５０ある。従ってＣＡＴＶ）７バータ装置の出力端子１
Ｑへは、選局が確定するまでの間、映像と音声周波数の
搬送波は、チューナ１から出力されないことになる。す
なわち出力端子１０からテレビ受信機のアンテナ端子へ
は無（ぎ号状態になる。これはテレビ信号の音声系がＦ
Ｍ復調方式のため、その中で使用しているリミノタ回路
のアンプ利得が最大になＤ、無信号時のノイズを増幅す
る。このノイズがテレビ受信機のスピーカから、“ボン
音”として選局の度に出力される。かつ画面も同期の乱
れた映像が、選局の確定する１での間、現われる。特に
映像音声環境を重祝するホテルでは，この現象が非常に
問題となっている。

一般にＣＡＴＶコンバータ装置を使用せずに地元地域の
再送信のみを受信しているテレビジョン装置では前述の
問題は発生しない。これは、選局がコンバータ装置では
な〈、テレビ受信機自体で行なうため、テレビ受信機は
、選局スイッチが押下されたことを、内部にあるマイコ
ンが認識でき、選局が確定する間、映像，音声回路とも
ミュート？かけ、前述のような、不快な音、１たは映像
を出力させなくする（一般にミュートと称す）ことがで
きる。しかし、都市Ｔｉｃ　Ａ　Ｔ　”／システムのよ
うにＣＡＴＶコンバータ装置をテレビ受信機のアンテナ
端子の前段に設置しないと、多様化したチャンネルを選
局できない場合、選局は、ＣＡＴＶコンバータ装置側で
行なうことになる。Ｃ▲ＴＶコンバータ装置側から、本
装置の後に接続されるテレビ受信機へは、選局スイッチ
押下の情報を伝達すべき手段がないため、■ユートをか
けることが出来なかった。

本発明は５このような選局時の選局確定する間の音声雑
音、映像乱れをなくし、利用者に快適な映像音声環境を
提供できるＣＡＴＶコンパータ装置を提供するものであ
る。

課題を解決するための手段 本発明は前述の課題解決のために，テレビ信号選局用チ
ューナの出力側に本チューナ出方周波数と同一周波数で
発振する発振器を設ける。この発振回路は、選局スイソ
チを押下したと同時に、前述のテレビ信号選局用チュー
ナと同一周波数の発振器を動作し，チューナ選局が確定
する壕で、切換器を介して出力端子に信号を連続送出す
る。

作用 本発明は、上記手段により選局が壕だ確定していない数
１０〜数１００ミリ秒の間、チューナ出力と同一の発振
周波数を出力する発振器から，テレビ受信機のアンテナ
入力端子へ連続出力されることになる。テレビ受信機内
音声系ＦＭ復調回路リミノタアンプの利得は、この信号
を受け抑圧され、゛ボツ音″の原因となる雑音を増幅せ
ず無音化する。又、テレビ受信機内映像系は、発振器か
ら出力される映像周波数が，無変調であるため、映像検
波された波形は黒レベル付近の信号レベルとなり、画面
は、乱れのない黒画面となる。

実施例 以下、本発明の一実施例のＣＡＴＶコンバータ装置につ
いて図面を参照しながら説明する。本発明のＣＡＴＶコ
ンバータ装置は第１図に示すような構戒を有している。

すなわち，Ｃ▲ＴＶシステムにおけるテレビ信号群は、
入力端子１１を経由して、テレビ信号選局用チューナ１
０入力端子昔で入る。

今、選局スイッチ２を押下すると、制御回路３は押下し
たことを検出し、制御信号線１５から発振器１３の動作
開始と切換＠？．１２の接続をｂ側にするデータを送出
する。その後一定時間遅延させて制御回路３の制御信号
線１４端子からは、指定の選局を可能たらしめる選局チ
ャンネルコード、つ１り分周比Ｎを決定するコードを分
周器４へ送出する。

一方、選局における選局確定渣での数１０〜数１００ミ
リ秒の間は、前述の第３図で示した従来る壕で、電圧制
御発振器６→分周器４→位相比較器７→ローバスフィル
タ８→ＤＣアンブ９→電圧制御器６というループを描く
。本発明においては、筐だ選局が確定しないこの数１０
〜数１００ｍｓｅｃ間は、制御回路３から制御信号線１
５には、常時前記条件を作り出すデータを連続送出する
。この間ＣＡＴＶコンパータ装置出力端子１０へは、発
振器１３からの映像周波数と音声周波数搬送波が周波数
多重されて出力されている。映像周波数と音声周波数の
関係は．　Ｆ，一Ｆｖ＋４．５　ＭＨｚ　（　Ｆｓは音
声周波数、Ｆ，は映像周波数）である。これらの信号が
、本ＣＡＴＶコンバータ装置出力端子１０に後続される
テレビ受信機のアンテナ端子へと入力され、テレビ受信
機内の音声系ＦＭ復調回路リミソタアンプの利得を抑圧
せしめ′ボツ音″の原因となる雑音を防止すると同時に
、映像系は、映像周波数が無変調であるため、画面は乱
れのない黒画面とする。

次に選局確定後は、制御信号線１６から極性反転信号を
送出し、発振器１３の動作終了と、切換器１２の接続を
Δ側にする。

次に以上の動作を第３図に示したタイミングチャートを
用いて説明する。

尚、ここでＣＡＴＶコンバータ装置の出力には、例えば
選局チャンネルコードＮ１０に相当するチャンネル１ｏ
が受信され、そしてテレビ選局用チューナにより周波数
変換され、例えば、チャンネル２が、出力されているも
のとして坦下説明する。

今、選局スイッチ２を押下し、チャンネル１１を選局し
た場合は、同時に制御信号が出力され、ＣＡＴＶコンバ
ータ装置の出力を切換器１２より切換え即、発振器１３
からのチャンネル２に相当する凝似信号が送出される。

その後チャンネル１１に相尭する信号がある一定時間遅
延し、選局チャンネルコードＮ１１として、制御信号線
１４から送出される。この一定時間の遅延は、切換器１
２の切換えを確実にするために設けたタイミングであわ
、切換器の切換速度によって設計的に決定される。

この間制御信号線１６からは、制御信号が連続送出され
ており、ＣＡＴＶコンバータ装置出力の信号として発振
器１２からの信号を出力することを保証しつづけること
になる。

次にＮ１１の選局チャンネルコードを送出後ＦＬ ”一Ｎ１１　　の関係になった時間、っ１りチャンネル
１１０選局が確定した時間からさらにある一定時間、タ
イムラグの経過後、制御信号は、極性反転し、出力を止
める。同時にＣＡＴＶコンパータ装置出力は、テレビ信
号選局用チューナからのチャンネル１１から周波数変換
されたチャンネル２の信号が切換わり出力される。ｕ後
チャンネル１１の視聴が可能となる。選局確定後さらに
一定時間、制御信号線１５の信号を出力される理由は、
選局不確定時間が選局するチャンネルによって数１Ｑミ
リ秒のばらつきがあるため、確実に選局確定が保証され
る時間甘で保持するためである。この時間、つ１り発振
器１２をＣＡＴＶコンバータ装置出力から送出する時間
は、通常数１００ミｌＪ秒程度に設定する。

発明の効果 以上のように、テレビ信号選局用チューナ出力周波数と
同じ発振周波数を有する発振器を，ＣＡＴＶコンバータ
装置内部に備え、かつ選局期間のチューナ選局不確定時
間、上記発振器をＣＡＴＶコンバータ装置出力から送出
することによシ、選局時のボツ音と画像乱れが比較的簡
単に解決できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のＣＡＴＶコンバータ装置のブロック図
、第２図は選局スイッチ押下した後から選局される１で
のテレビ信号選局用チューナの動作状態、ＣＡＴＶコン
バータ装置出力の切換ゎり状態を示すタイミングチャー
ト、第３図は従来例ノＯ　Ａ　Ｔ　Ｖ　：７ンバータ装
置のプロノク図でアル。 １２・・・・・・切換器、１３・・・・・・発振器、１
４・・・・・・制御回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 入力テレビ信号を選局して一定周波数の映像信号と音声
   信号に周波数変換するＣＡＴＶコンバータ装置であって
   、テレビ信号選局用チューナと、このチューナ出力周波
   数と同一の周波数の信号を発振する発振器と、この発振
   器出力と前記チューナ出力とを切り換え出力する切換器
   とを備えるとともに、前記チューナの選局時に発振器を
   作動させて切換器出力に発振器からの信号を出力せしめ
   、その後一定時間遅延させて選局チャンネルコードをチ
   ューナに送出し指定チャンネルへ選局せしめ、選局安定
   後、前記切換器からの出力信号をチューナからの出力信
   号に戻し、かつ発振器を停止せしめるように制御する制
   御回路を備えたことを特徴とするＣＡＴＶコンバータ装
   置。