JP3103502B2 - Ｃａｔｖ伝送機器 - Google Patents
Ｃａｔｖ伝送機器Info
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- JP3103502B2 JP3103502B2 JP08104751A JP10475196A JP3103502B2 JP 3103502 B2 JP3103502 B2 JP 3103502B2 JP 08104751 A JP08104751 A JP 08104751A JP 10475196 A JP10475196 A JP 10475196A JP 3103502 B2 JP3103502 B2 JP 3103502B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン放送
電波と同じチャンネルのテレビジョン放送をケーブル伝
送するようにしたＣＡＴＶ伝送機器に関するものであ
る。
電波と同じチャンネルのテレビジョン放送をケーブル伝
送するようにしたＣＡＴＶ伝送機器に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】ＣＡＴＶ（ケーブルテレビジョン）等の
ＴＶ共同受信は、ＵＨＦチャンネルのテレビジョン放送
電波を受信して、受信したＵＨＦチャンネルをＶＨＦの
チャンネルに変換したり、ＶＨＦチャンネルのテレビジ
ョン放送電波を、異なるＶＨＦチャンネルに変換したり
してケーブルを利用して伝送するようにしている。この
時、ＴＶ変調器を用いて自主製作番組の放送を行うこと
もできるようにされている。なお、テレビジョン放送を
ケーブル伝送する場合、ＴＶ受像器の遮蔽性能が十分で
ないと、テレビジョン放送電波とケーブルで伝送された
テレビジョン信号の映像搬送周波数差に起因するビート
伝送妨害が生じ、受像画面が見苦しいものとなる。
ＴＶ共同受信は、ＵＨＦチャンネルのテレビジョン放送
電波を受信して、受信したＵＨＦチャンネルをＶＨＦの
チャンネルに変換したり、ＶＨＦチャンネルのテレビジ
ョン放送電波を、異なるＶＨＦチャンネルに変換したり
してケーブルを利用して伝送するようにしている。この
時、ＴＶ変調器を用いて自主製作番組の放送を行うこと
もできるようにされている。なお、テレビジョン放送を
ケーブル伝送する場合、ＴＶ受像器の遮蔽性能が十分で
ないと、テレビジョン放送電波とケーブルで伝送された
テレビジョン信号の映像搬送周波数差に起因するビート
伝送妨害が生じ、受像画面が見苦しいものとなる。
【０００３】これを解決するために、従来は、 （１）変換チャンネルに同じチャンネルが存在する場
合、そのチャンネルは使用しない。 （２）変換したＶＨＦチャンネルを１０ｋＨｚ程度の周
波数オフセットを与えて同一チャンネルビートを目立た
なくする。 （３）テレビジョンの入力レベルを高めにし、妨害波と
のＤＵ比を大きくする。 （４）テレビジョンの設置方法を変更して、テレビジョ
ンへテレビジョン放送電波が直接飛びこまないようにす
る。 当の対策がとられているが、確実なものではなかった。
合、そのチャンネルは使用しない。 （２）変換したＶＨＦチャンネルを１０ｋＨｚ程度の周
波数オフセットを与えて同一チャンネルビートを目立た
なくする。 （３）テレビジョンの入力レベルを高めにし、妨害波と
のＤＵ比を大きくする。 （４）テレビジョンの設置方法を変更して、テレビジョ
ンへテレビジョン放送電波が直接飛びこまないようにす
る。 当の対策がとられているが、確実なものではなかった。
【０００４】そこで、これに代わる対策として従来、実
公昭５７−１４９３号公報に記載されているような方法
がある。以下、図４および図５を用いてこの方法を説明
する。図４は自主製作番組をケーブル伝送する場合の構
成を示しており、図４において、テレビジョン放送電波
はアンテナ１１０において受信され、混合器１１１に入
力される。混合器１１１では、局部発振器１１２からの
局発信号により周波数変換されて、選局されたテレビジ
ョン放送信号が映像中間周波数信号に変換される。この
映像中間周波数信号は、フィルタ１１３に入力されて映
像搬送波が抽出されてリミッター１１４に供給される。
映像搬送波は、リミッター１１４においてＡＭ成分が抑
圧された後、位相比較器１１５の一方の入力端子に入力
される。
公昭５７−１４９３号公報に記載されているような方法
がある。以下、図４および図５を用いてこの方法を説明
する。図４は自主製作番組をケーブル伝送する場合の構
成を示しており、図４において、テレビジョン放送電波
はアンテナ１１０において受信され、混合器１１１に入
力される。混合器１１１では、局部発振器１１２からの
局発信号により周波数変換されて、選局されたテレビジ
ョン放送信号が映像中間周波数信号に変換される。この
映像中間周波数信号は、フィルタ１１３に入力されて映
像搬送波が抽出されてリミッター１１４に供給される。
映像搬送波は、リミッター１１４においてＡＭ成分が抑
圧された後、位相比較器１１５の一方の入力端子に入力
される。
【０００５】位相比較器１１５の他の入力端子には、電
圧制御発振器（ＶＣＯ）１１６により発振されている発
振周波数信号が入力される。位相比較器１１５は、入力
された映像搬送波と、発振周波数信号とを位相比較し
て、両信号の位相差に応じた誤差信号を出力する。この
誤差信号が、ＶＣＯ１１６に供給されることにより、Ｖ
ＣＯ１１６の発振周波数が制御されて、ＶＣＯ１１６の
発振周波数が、映像搬送波の周波数に一致するようにな
る。このＶＣＯ１１６の発振周波数信号は、映像変調器
１１７に搬送波として供給されて、映像信号入力端子１
１８から入力された映像信号により変調され、その変調
信号は混合器１１９に入力される。混合器１１９におい
ては、混合器１１１に供給された局発信号と同じ局部発
振器１１２からの局発信号が供給されて、変調信号が周
波数変換される。これにより、選局されたテレビジョン
放送のチャンネルと同一のチャンネルの周波数にアップ
コンバートされて、出力端子１２０から出力されケーブ
ルを伝送していくようになる。
圧制御発振器（ＶＣＯ）１１６により発振されている発
振周波数信号が入力される。位相比較器１１５は、入力
された映像搬送波と、発振周波数信号とを位相比較し
て、両信号の位相差に応じた誤差信号を出力する。この
誤差信号が、ＶＣＯ１１６に供給されることにより、Ｖ
ＣＯ１１６の発振周波数が制御されて、ＶＣＯ１１６の
発振周波数が、映像搬送波の周波数に一致するようにな
る。このＶＣＯ１１６の発振周波数信号は、映像変調器
１１７に搬送波として供給されて、映像信号入力端子１
１８から入力された映像信号により変調され、その変調
信号は混合器１１９に入力される。混合器１１９におい
ては、混合器１１１に供給された局発信号と同じ局部発
振器１１２からの局発信号が供給されて、変調信号が周
波数変換される。これにより、選局されたテレビジョン
放送のチャンネルと同一のチャンネルの周波数にアップ
コンバートされて、出力端子１２０から出力されケーブ
ルを伝送していくようになる。
【０００６】この場合、ＶＣＯ１１６の出力信号は、選
局されたチャンネルのテレビジョン放送の映像搬送波と
同期している。したがって、混合器１１９からケーブル
に出力されるテレビジョン伝送信号の映像搬送波も、テ
レビジョン放送の映像搬送波と同期するようになり、テ
レビジョン放送のチャンネルと同一チャンネルでケーブ
ル伝送された伝送信号を受信してもビート妨害が生じな
いようになる。
局されたチャンネルのテレビジョン放送の映像搬送波と
同期している。したがって、混合器１１９からケーブル
に出力されるテレビジョン伝送信号の映像搬送波も、テ
レビジョン放送の映像搬送波と同期するようになり、テ
レビジョン放送のチャンネルと同一チャンネルでケーブ
ル伝送された伝送信号を受信してもビート妨害が生じな
いようになる。
【０００７】また、図５に示す方法は、ケーブル伝送さ
れるテレビジョン伝送信号がテレビジョン再放送番組と
される場合である。図５において、アンテナ１２１、混
合器１２２、局部発振器１２３、フィルター１２４およ
びリミッター１２５の動作は図３に示す同一の名称のブ
ロックと同じである。また、第２のアンテナ１２６は、
再放送しようとするテレビジョン放送電波を受信するも
のであり、受信された信号は第２混合器１２７において
電圧制御発振器１３１からの局発信号により周波数変換
されて、中間周波数信号とされる。この中間周波数信号
は、フィルタ１２８に入力されて映像搬送波が抽出され
てリミッター１２９に供給される。この映像搬送波は、
リミッター１２９においてＡＭ成分が抑圧された後、位
相比較器１３０の他方の入力端子に入力される。
れるテレビジョン伝送信号がテレビジョン再放送番組と
される場合である。図５において、アンテナ１２１、混
合器１２２、局部発振器１２３、フィルター１２４およ
びリミッター１２５の動作は図３に示す同一の名称のブ
ロックと同じである。また、第２のアンテナ１２６は、
再放送しようとするテレビジョン放送電波を受信するも
のであり、受信された信号は第２混合器１２７において
電圧制御発振器１３１からの局発信号により周波数変換
されて、中間周波数信号とされる。この中間周波数信号
は、フィルタ１２８に入力されて映像搬送波が抽出され
てリミッター１２９に供給される。この映像搬送波は、
リミッター１２９においてＡＭ成分が抑圧された後、位
相比較器１３０の他方の入力端子に入力される。
【０００８】このようにして、位相比較器１３０の２つ
の入力端子には映像搬送波信号がそれぞれ入力されて、
両映像搬送波信号の位相差に応じた誤差信号を出力す
る。この誤差信号が、ＶＣＯ１３１に供給されることに
より、ＶＣＯ１３１の発振周波数が制御されて、リミッ
ター１２５から位相比較器１３０に入力されている映像
搬送波の周波数に、リミッター１２９から位相比較器１
３０に入力されている映像搬送波の周波数が一致するよ
うになる。
の入力端子には映像搬送波信号がそれぞれ入力されて、
両映像搬送波信号の位相差に応じた誤差信号を出力す
る。この誤差信号が、ＶＣＯ１３１に供給されることに
より、ＶＣＯ１３１の発振周波数が制御されて、リミッ
ター１２５から位相比較器１３０に入力されている映像
搬送波の周波数に、リミッター１２９から位相比較器１
３０に入力されている映像搬送波の周波数が一致するよ
うになる。
【０００９】これにより、混合器１２２から出力される
映像中間周波数信号と混合器１２７から出力される映像
中間周波数信号との周波数が同期するようになる。そし
て、混合器１２７から出力される映像中間周波数信号
は、混合器１３２において局部発振器１２３からの局発
信号によりアップコンバートされて、出力端子１３３か
らケーブルに出力されるようになる。なお、ケーブルに
出力されるテレビジョン信号の映像搬送波は、アンテナ
１２１で受信されたテレビジョン放送電波の映像搬送波
に等しくなると共に、伝送される映像信号は第２のアン
テナ１２６で受信されたテレビジョン放送電波の映像信
号となる。これにより、ケーブルを伝送された再放送番
組を受信してもビート妨害が生じることを防止すること
ができる。
映像中間周波数信号と混合器１２７から出力される映像
中間周波数信号との周波数が同期するようになる。そし
て、混合器１２７から出力される映像中間周波数信号
は、混合器１３２において局部発振器１２３からの局発
信号によりアップコンバートされて、出力端子１３３か
らケーブルに出力されるようになる。なお、ケーブルに
出力されるテレビジョン信号の映像搬送波は、アンテナ
１２１で受信されたテレビジョン放送電波の映像搬送波
に等しくなると共に、伝送される映像信号は第２のアン
テナ１２６で受信されたテレビジョン放送電波の映像信
号となる。これにより、ケーブルを伝送された再放送番
組を受信してもビート妨害が生じることを防止すること
ができる。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したＣ
ＡＴＶ伝送機器においては、ケーブル伝送されるテレビ
ジョン信号の映像搬送波と同期させるテレビジョン放送
電波が深夜になると停波されるようになる。すると、位
相比較器に基準の映像搬送波が入力されなくなるため、
ＶＣＯから所定の発振周波数信号を得ることができなく
なる。このため、テレビジョン放送電波のサービス時間
を過ぎると、テレビジョン伝送信号がＣＡＴＶ伝送機器
から出力されないようになってしまうという問題点があ
った。
ＡＴＶ伝送機器においては、ケーブル伝送されるテレビ
ジョン信号の映像搬送波と同期させるテレビジョン放送
電波が深夜になると停波されるようになる。すると、位
相比較器に基準の映像搬送波が入力されなくなるため、
ＶＣＯから所定の発振周波数信号を得ることができなく
なる。このため、テレビジョン放送電波のサービス時間
を過ぎると、テレビジョン伝送信号がＣＡＴＶ伝送機器
から出力されないようになってしまうという問題点があ
った。
【００１１】これを解決するために、本出願人は映像搬
送波を発生する発生手段を設け、テレビジョン放送電波
のサービス時間を過ぎた時に、該発生手段から発生され
た映像搬送波によりテレビジョン伝送信号を生成するこ
とを提案している。しかしながら、このようにするとテ
レビジョン放送電波のサービス時間を過ぎた時に、ＶＣ
Ｏから発生される発振周波数信号がスプリアス等のノイ
ズとなったり、発生手段から発生された映像搬送波が、
テレビジョン放送電波のサービス時間内において、スプ
リアス等のノイズとなったりして、良好な映像を伝送す
ることができないという問題点があった。
送波を発生する発生手段を設け、テレビジョン放送電波
のサービス時間を過ぎた時に、該発生手段から発生され
た映像搬送波によりテレビジョン伝送信号を生成するこ
とを提案している。しかしながら、このようにするとテ
レビジョン放送電波のサービス時間を過ぎた時に、ＶＣ
Ｏから発生される発振周波数信号がスプリアス等のノイ
ズとなったり、発生手段から発生された映像搬送波が、
テレビジョン放送電波のサービス時間内において、スプ
リアス等のノイズとなったりして、良好な映像を伝送す
ることができないという問題点があった。
【００１２】そこで、本発明は、テレビジョン放送電波
が停波された場合にも、ケーブルに所定のチャンネルの
テレビジョン伝送信号を送出することができると共に、
このような対策を施しても良好な映像を伝送することの
できるＣＡＴＶ伝送機器を提供することを目的としてい
る。
が停波された場合にも、ケーブルに所定のチャンネルの
テレビジョン伝送信号を送出することができると共に、
このような対策を施しても良好な映像を伝送することの
できるＣＡＴＶ伝送機器を提供することを目的としてい
る。
【００１３】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のＣＡＴＶ伝送機器は、テレビジョン放送電
波のチャンネルに割り当てられた周波数信号を搬送波と
するテレビジョン信号を伝送するＣＡＴＶ伝送機器にお
いて、テレビジョン放送電波の映像搬送波信号に同期し
た映像搬送波を得る再生手段と、該再生手段で再生され
る前記映像搬送波の周波数とほぼ等しい周波数の発振信
号を発振する発振手段と、該発振手段から出力される前
記発振信号と前記再生手段から出力される前記映像搬送
波とのいずれか一方を選択して前記テレビジョン信号生
成手段に供給する切換手段と、該切換手段からの出力
を、入力された信号で変調することにより前記テレビジ
ョン信号を生成するテレビジョン信号生成手段と、前記
切換手段と前記発振手段との間、および該切換手段と前
記再生手段との間にそれぞれ挿入されたスケルチ手段
と、テレビジョン放送電波の有無を検出する検出手段と
を備え、該検出手段がテレビジョン放送電波を検出して
いる間は、前記切換手段が前記再生手段から出力される
前記映像搬送波を選択して前記テレビジョン信号生成手
段に供給すると共に、前記切換手段と前記発振手段との
間に挿入されたスケルチ手段が前記発振信号を通過させ
ないように制御され、前記検出手段がテレビジョン放送
電波が停波されていることを検出した時は、前記切換手
段が前記発振手段から出力される前記発振信号を選択し
て前記テレビジョン信号生成手段に供給すると共に、前
記切換手段と前記再生手段との間に挿入されたスケルチ
手段が前記映像搬送波を通過させないように制御されて
いる。
に、本発明のＣＡＴＶ伝送機器は、テレビジョン放送電
波のチャンネルに割り当てられた周波数信号を搬送波と
するテレビジョン信号を伝送するＣＡＴＶ伝送機器にお
いて、テレビジョン放送電波の映像搬送波信号に同期し
た映像搬送波を得る再生手段と、該再生手段で再生され
る前記映像搬送波の周波数とほぼ等しい周波数の発振信
号を発振する発振手段と、該発振手段から出力される前
記発振信号と前記再生手段から出力される前記映像搬送
波とのいずれか一方を選択して前記テレビジョン信号生
成手段に供給する切換手段と、該切換手段からの出力
を、入力された信号で変調することにより前記テレビジ
ョン信号を生成するテレビジョン信号生成手段と、前記
切換手段と前記発振手段との間、および該切換手段と前
記再生手段との間にそれぞれ挿入されたスケルチ手段
と、テレビジョン放送電波の有無を検出する検出手段と
を備え、該検出手段がテレビジョン放送電波を検出して
いる間は、前記切換手段が前記再生手段から出力される
前記映像搬送波を選択して前記テレビジョン信号生成手
段に供給すると共に、前記切換手段と前記発振手段との
間に挿入されたスケルチ手段が前記発振信号を通過させ
ないように制御され、前記検出手段がテレビジョン放送
電波が停波されていることを検出した時は、前記切換手
段が前記発振手段から出力される前記発振信号を選択し
て前記テレビジョン信号生成手段に供給すると共に、前
記切換手段と前記再生手段との間に挿入されたスケルチ
手段が前記映像搬送波を通過させないように制御されて
いる。
【００１４】また、上記目的を達成することができる本
発明の他のＣＡＴＶ伝送機器は、テレビジョン放送電波
のチャンネルに割り当てられた周波数信号を搬送波とす
るテレビジョン信号を伝送するＣＡＴＶ伝送機器におい
て、テレビジョン放送電波の映像搬送波信号に同期した
映像搬送波を得る再生手段と、該再生手段で再生される
前記映像搬送波の周波数とほぼ等しい周波数の発振信号
を発振する発振手段と、該発振手段から出力される前記
発振信号と前記再生手段から出力される前記映像搬送波
とのいずれか一方を選択して前記テレビジョン信号生成
手段に供給する切換手段と、該切換手段からの出力を、
入力された信号で変調することにより前記テレビジョン
信号を生成するテレビジョン信号生成手段と、記発振手
段が動作しないように制御する第１リセット手段と、前
記再生手段が動作しないように制御する第２リセット手
段と、テレビジョン放送電波の有無を検出する検出手段
とを備え、該検出手段がテレビジョン放送電波を検出し
ている間は、前記切換手段が前記再生手段から出力され
る前記映像搬送波を選択して前記テレビジョン信号生成
手段に供給すると共に、前記第１リセット手段により前
記発振手段が動作しないように制御され、前記検出手段
がテレビジョン放送電波が停波されていることを検出し
た時は、前記切換手段が前記発振手段から出力される前
記発振信号を選択して前記テレビジョン信号生成手段に
供給すると共に、前記第２リセット手段により前記再生
手段が動作しないように制御されている。さらに、上記
目的を達成することができる本発明のさらに他のＣＡＴ
Ｖ伝送機器は、テレビジョン放送電波のチャンネルに割
り当てられた周波数信号を搬送波とするテレビジョン信
号を伝送するＣＡＴＶ伝送機器において、テレビジョン
放送電波の映像搬送波信号に同期した映像搬送波を得る
再生手段と、該再生手段で再生される前記映像搬送波の
周波数とほぼ等しい周波数の発振信号を発振する発振手
段と、該発振手段の出力と、前記再生手段から出力され
る映像搬送波とを合成して前記テレビジョン信号生成手
段に供給する分岐器と、該分岐器からの出力を、入力さ
れた信号で変調することにより前記テレビジョン信号を
生成するテレビジョン信号生成手段と、前記分岐器と前
記再生手段との間に挿入されたスケルチ手段と、前記発
振手段が動作しないように制御するリセット手段と、テ
レビジョン放送電波の有無を検出する検出手段とを備
え、該検出手段がテレビジョン放送電波を検出している
間は、前記リセット手段により前記発振手段が動作しな
いように制御されると共に、前記再生手段から出力され
る映像搬送波が通過するように前記スケルチ手段が制御
され、前記検出手段がテレビジョン放送電波が停波され
ていることを検出した時は、前記発振手段が動作すると
共に、前記再生手段から出力される映像搬送波が通過し
ないように前記スケルチ手段が制御されている。
発明の他のＣＡＴＶ伝送機器は、テレビジョン放送電波
のチャンネルに割り当てられた周波数信号を搬送波とす
るテレビジョン信号を伝送するＣＡＴＶ伝送機器におい
て、テレビジョン放送電波の映像搬送波信号に同期した
映像搬送波を得る再生手段と、該再生手段で再生される
前記映像搬送波の周波数とほぼ等しい周波数の発振信号
を発振する発振手段と、該発振手段から出力される前記
発振信号と前記再生手段から出力される前記映像搬送波
とのいずれか一方を選択して前記テレビジョン信号生成
手段に供給する切換手段と、該切換手段からの出力を、
入力された信号で変調することにより前記テレビジョン
信号を生成するテレビジョン信号生成手段と、記発振手
段が動作しないように制御する第１リセット手段と、前
記再生手段が動作しないように制御する第２リセット手
段と、テレビジョン放送電波の有無を検出する検出手段
とを備え、該検出手段がテレビジョン放送電波を検出し
ている間は、前記切換手段が前記再生手段から出力され
る前記映像搬送波を選択して前記テレビジョン信号生成
手段に供給すると共に、前記第１リセット手段により前
記発振手段が動作しないように制御され、前記検出手段
がテレビジョン放送電波が停波されていることを検出し
た時は、前記切換手段が前記発振手段から出力される前
記発振信号を選択して前記テレビジョン信号生成手段に
供給すると共に、前記第２リセット手段により前記再生
手段が動作しないように制御されている。さらに、上記
目的を達成することができる本発明のさらに他のＣＡＴ
Ｖ伝送機器は、テレビジョン放送電波のチャンネルに割
り当てられた周波数信号を搬送波とするテレビジョン信
号を伝送するＣＡＴＶ伝送機器において、テレビジョン
放送電波の映像搬送波信号に同期した映像搬送波を得る
再生手段と、該再生手段で再生される前記映像搬送波の
周波数とほぼ等しい周波数の発振信号を発振する発振手
段と、該発振手段の出力と、前記再生手段から出力され
る映像搬送波とを合成して前記テレビジョン信号生成手
段に供給する分岐器と、該分岐器からの出力を、入力さ
れた信号で変調することにより前記テレビジョン信号を
生成するテレビジョン信号生成手段と、前記分岐器と前
記再生手段との間に挿入されたスケルチ手段と、前記発
振手段が動作しないように制御するリセット手段と、テ
レビジョン放送電波の有無を検出する検出手段とを備
え、該検出手段がテレビジョン放送電波を検出している
間は、前記リセット手段により前記発振手段が動作しな
いように制御されると共に、前記再生手段から出力され
る映像搬送波が通過するように前記スケルチ手段が制御
され、前記検出手段がテレビジョン放送電波が停波され
ていることを検出した時は、前記発振手段が動作すると
共に、前記再生手段から出力される映像搬送波が通過し
ないように前記スケルチ手段が制御されている。
【００１５】このような本発明によれば、受信したテレ
ビジョン放送電波を利用して、その映像搬送波に同期し
ているテレビジョン信号を生成してケーブル伝送する場
合に、テレビジョン放送電波が停波された時には、その
映像搬送波の周波数にほぼ等しい映像搬送波信号が得ら
れるような発振手段を設けるようにしている。さらに、
テレビジョン放送電波が検出されている間は、前記発振
手段から発振信号が出力されないように制御すると共
に、テレビジョン放送電波が停波されている時には、Ｖ
ＣＯ等の前記再生手段からの出力を遮断するようにして
いる。したがって、テレビジョン放送電波が停波されて
も、自主制作番組あるいは再放送番組のテレビジョン信
号をケーブルに送出することができるようになると共
に、ケーブルに送出されたテレビジョン信号はスプリア
ス等のノイズを含まない良好な映像信号とすることがで
きる。
ビジョン放送電波を利用して、その映像搬送波に同期し
ているテレビジョン信号を生成してケーブル伝送する場
合に、テレビジョン放送電波が停波された時には、その
映像搬送波の周波数にほぼ等しい映像搬送波信号が得ら
れるような発振手段を設けるようにしている。さらに、
テレビジョン放送電波が検出されている間は、前記発振
手段から発振信号が出力されないように制御すると共
に、テレビジョン放送電波が停波されている時には、Ｖ
ＣＯ等の前記再生手段からの出力を遮断するようにして
いる。したがって、テレビジョン放送電波が停波されて
も、自主制作番組あるいは再放送番組のテレビジョン信
号をケーブルに送出することができるようになると共
に、ケーブルに送出されたテレビジョン信号はスプリア
ス等のノイズを含まない良好な映像信号とすることがで
きる。
【００１６】
【発明の実施の形態】本発明のＣＡＴＶ伝送機器の第１
の実施の形態の構成を示すブロック図を図１に示す。図
１は自主製作番組をケーブル伝送する場合の構成を示し
ており、図１において、１はテレビジョン放送電波を受
信するアンテナ、２は受信されたテレビジョン放送電波
の選局された所望のチャンネルを映像中間周波数に周波
数変換する混合器、３は変換された映像中間周波数信号
から映像搬送波を抽出するフィルタ、４は抽出された映
像搬送波のＡＭ成分を抑圧するためのリミッタである。
の実施の形態の構成を示すブロック図を図１に示す。図
１は自主製作番組をケーブル伝送する場合の構成を示し
ており、図１において、１はテレビジョン放送電波を受
信するアンテナ、２は受信されたテレビジョン放送電波
の選局された所望のチャンネルを映像中間周波数に周波
数変換する混合器、３は変換された映像中間周波数信号
から映像搬送波を抽出するフィルタ、４は抽出された映
像搬送波のＡＭ成分を抑圧するためのリミッタである。
【００１７】また、５はＰＬＬ回路の一部を構成する位
相比較器、６は位相比較器５から出力される誤差信号に
より発振周波数が制御される電圧制御発振器（ＶＣ
Ｏ）、８は混合器２に局発信号を供給する局部発振器、
９は混合器２から出力される中間周波数信号の有無を検
出する信号検出器、１０はテレビジョン放送電波の映像
搬送波とほぼ等しい周波数を発振する映像発振器、１１
は映像発振器１０の発振を停止するリセット回路、１２
は映像発振器１０から出力される映像搬送波の通過を制
御するスケルチ回路、１３はスケルチ回路１２の出力、
あるいはスケルチ回路１４の出力のいずれかを選択して
変調器１５に供給する切換スイッチ、１４は電圧制御発
振器（ＶＣＯ）６の発振出力の通過を制御するスケルチ
回路である。
相比較器、６は位相比較器５から出力される誤差信号に
より発振周波数が制御される電圧制御発振器（ＶＣ
Ｏ）、８は混合器２に局発信号を供給する局部発振器、
９は混合器２から出力される中間周波数信号の有無を検
出する信号検出器、１０はテレビジョン放送電波の映像
搬送波とほぼ等しい周波数を発振する映像発振器、１１
は映像発振器１０の発振を停止するリセット回路、１２
は映像発振器１０から出力される映像搬送波の通過を制
御するスケルチ回路、１３はスケルチ回路１２の出力、
あるいはスケルチ回路１４の出力のいずれかを選択して
変調器１５に供給する切換スイッチ、１４は電圧制御発
振器（ＶＣＯ）６の発振出力の通過を制御するスケルチ
回路である。
【００１８】さらに、１５は自主製作番組の映像信号に
より映像搬送波を変調する映像変調器、１６は変調され
た映像搬送波を所定のチャンネルの周波数にアップコン
バートするための混合器、１７は自主制作番組の映像信
号が入力される映像入力端子、１８は自主制作番組の音
声信号が入力される音声入力端子、１９は所定のチャン
ネルに変換されたテレビジョン信号が出力される出力端
子である。
より映像搬送波を変調する映像変調器、１６は変調され
た映像搬送波を所定のチャンネルの周波数にアップコン
バートするための混合器、１７は自主制作番組の映像信
号が入力される映像入力端子、１８は自主制作番組の音
声信号が入力される音声入力端子、１９は所定のチャン
ネルに変換されたテレビジョン信号が出力される出力端
子である。
【００１９】次に、このように構成されたＣＡＴＶ伝送
機器の動作を説明すると、テレビジョン放送電波はアン
テナ１において受信されて混合器２に供給される。混合
器２では、局部発振器８からの局発信号により周波数変
換されて、選局されたチャンネルのみのテレビジョン放
送信号が中間周波数信号に変換される。この選局された
チャンネルの中間周波数信号は、フィルタ３に入力され
て映像搬送波のみが抽出されてリミッタ４に供給され
る。映像搬送波は、リミッタ４においてＡＭ成分が抑圧
された後、位相比較器５の一方の入力端子に入力され
る。位相比較器５の他の入力端子には、スケルチ回路１
４および切換スイッチ１３を介したＶＣＯ６よりの発振
周波数信号が入力される。
機器の動作を説明すると、テレビジョン放送電波はアン
テナ１において受信されて混合器２に供給される。混合
器２では、局部発振器８からの局発信号により周波数変
換されて、選局されたチャンネルのみのテレビジョン放
送信号が中間周波数信号に変換される。この選局された
チャンネルの中間周波数信号は、フィルタ３に入力され
て映像搬送波のみが抽出されてリミッタ４に供給され
る。映像搬送波は、リミッタ４においてＡＭ成分が抑圧
された後、位相比較器５の一方の入力端子に入力され
る。位相比較器５の他の入力端子には、スケルチ回路１
４および切換スイッチ１３を介したＶＣＯ６よりの発振
周波数信号が入力される。
【００２０】位相比較器５は、入力された映像搬送波
と、ＶＣＯ６よりの発振周波数信号とを位相比較して、
両信号の位相差に応じた誤差信号を出力する。この誤差
信号が、ＶＣＯ６に供給されることにより、ＶＣＯ６の
発振周波数が制御される。これにより、ＶＣＯ６の発振
周波数が、映像搬送波の周波数に一致するように制御さ
れる。すなわち、位相比較器５、ＶＣＯ６、スケルチ回
路１４、および切換スイッチ１３によりＰＬＬ回路が構
成されることになる。このＶＣＯ６の発振周波数信号
は、映像変調器１５に搬送波として供給されて、映像信
号入力端子１７から入力された自主製作番組の映像信号
および音声信号により変調される。そして、その変調信
号は混合器１６に入力され、混合器１６において局部発
振器８からの局発信号によりアップコンバートされて出
力端子１９から出力される。
と、ＶＣＯ６よりの発振周波数信号とを位相比較して、
両信号の位相差に応じた誤差信号を出力する。この誤差
信号が、ＶＣＯ６に供給されることにより、ＶＣＯ６の
発振周波数が制御される。これにより、ＶＣＯ６の発振
周波数が、映像搬送波の周波数に一致するように制御さ
れる。すなわち、位相比較器５、ＶＣＯ６、スケルチ回
路１４、および切換スイッチ１３によりＰＬＬ回路が構
成されることになる。このＶＣＯ６の発振周波数信号
は、映像変調器１５に搬送波として供給されて、映像信
号入力端子１７から入力された自主製作番組の映像信号
および音声信号により変調される。そして、その変調信
号は混合器１６に入力され、混合器１６において局部発
振器８からの局発信号によりアップコンバートされて出
力端子１９から出力される。
【００２１】局部発振器８から出力される局発信号は混
合器２と混合器１６に共通に供給されているので、自主
製作番組は選局されたテレビジョン放送のチャンネルに
より、出力端子１９に接続された図示しないケーブルを
介して放送されるようになる。なお、以上のように動作
する場合は、信号検出器９が混合器２から中間周波数信
号を検出している時である。すなわち、テレビジョン放
送電波のサービス時間内の場合である。この時は、信号
検出器９の出力により、切換スイッチ１３がスケルチ回
路１４側へ切り換えられると共に、リセット回路１１が
リセットされて映像搬送波発振器１０の動作が停止され
ている。また、リセット回路７はリセットされずＶＣＯ
６は発振動作を継続している。さらに、信号検出器９の
出力により、スケルチ回路１２は映像搬送波発振器１０
の出力を通過させないように制御されると共に、スケル
チ回路１４はＶＣＯ６の出力を通過させるよう制御され
る。
合器２と混合器１６に共通に供給されているので、自主
製作番組は選局されたテレビジョン放送のチャンネルに
より、出力端子１９に接続された図示しないケーブルを
介して放送されるようになる。なお、以上のように動作
する場合は、信号検出器９が混合器２から中間周波数信
号を検出している時である。すなわち、テレビジョン放
送電波のサービス時間内の場合である。この時は、信号
検出器９の出力により、切換スイッチ１３がスケルチ回
路１４側へ切り換えられると共に、リセット回路１１が
リセットされて映像搬送波発振器１０の動作が停止され
ている。また、リセット回路７はリセットされずＶＣＯ
６は発振動作を継続している。さらに、信号検出器９の
出力により、スケルチ回路１２は映像搬送波発振器１０
の出力を通過させないように制御されると共に、スケル
チ回路１４はＶＣＯ６の出力を通過させるよう制御され
る。
【００２２】この場合、ＶＣＯ６の出力信号は、選局さ
れたテレビジョン放送の映像搬送波と同期されるように
なり、このため、混合器１６からケーブルに出力される
テレビジョン伝送信号の映像搬送波も、テレビジョン放
送電波の映像搬送波と同期するようになる。これによ
り、テレビジョン放送電波のチャンネルと同一チャンネ
ルでケーブル伝送された伝送信号を受信してもビート妨
害が生じないようになる。
れたテレビジョン放送の映像搬送波と同期されるように
なり、このため、混合器１６からケーブルに出力される
テレビジョン伝送信号の映像搬送波も、テレビジョン放
送電波の映像搬送波と同期するようになる。これによ
り、テレビジョン放送電波のチャンネルと同一チャンネ
ルでケーブル伝送された伝送信号を受信してもビート妨
害が生じないようになる。
【００２３】また、テレビジョン放送のサービス時間が
終了し、テレビジョン放送電波が停波されると、混合器
２からは映像中間周波数信号が出力されなくなる。する
と、映像中間周波数信号が出力されなくなったことを検
出した信号検出器９は、切換スイッチ１３をスケルチ回
路１２側へ切り換えると共に、リセット回路７をリセッ
トしてＶＣＯ６の動作を停止させる。また、リセット回
路１１のリセットを解除して映像搬送波発振器１０の発
振動作を開始させる。さらに、信号検出器９の出力によ
り、スケルチ回路１２は映像搬送波発振器１０の出力を
通過させるように制御されると共に、スケルチ回路１４
はＶＣＯ６の出力を通過させないよう制御される。
終了し、テレビジョン放送電波が停波されると、混合器
２からは映像中間周波数信号が出力されなくなる。する
と、映像中間周波数信号が出力されなくなったことを検
出した信号検出器９は、切換スイッチ１３をスケルチ回
路１２側へ切り換えると共に、リセット回路７をリセッ
トしてＶＣＯ６の動作を停止させる。また、リセット回
路１１のリセットを解除して映像搬送波発振器１０の発
振動作を開始させる。さらに、信号検出器９の出力によ
り、スケルチ回路１２は映像搬送波発振器１０の出力を
通過させるように制御されると共に、スケルチ回路１４
はＶＣＯ６の出力を通過させないよう制御される。
【００２４】これにより、映像変調器１５には映像搬送
波発振器１０により発振された搬送波が供給される。こ
の搬送波の周波数は、選局されたテレビジョン放送の映
像搬送波とほぼ等しい周波数とされており、映像変調器
１５において、映像搬送波発振器１０よりの搬送波は、
自主製作番組の映像信号により変調されるようになる。
この変調信号は、混合器１６により局部発振器８よりの
局発信号によりアップコンバートされて所定のチャンネ
ルの周波数とされて出力端子１９から出力されるように
なる。
波発振器１０により発振された搬送波が供給される。こ
の搬送波の周波数は、選局されたテレビジョン放送の映
像搬送波とほぼ等しい周波数とされており、映像変調器
１５において、映像搬送波発振器１０よりの搬送波は、
自主製作番組の映像信号により変調されるようになる。
この変調信号は、混合器１６により局部発振器８よりの
局発信号によりアップコンバートされて所定のチャンネ
ルの周波数とされて出力端子１９から出力されるように
なる。
【００２５】これにより、テレビジョン放送電波が停波
されても映像搬送波発振器１０よりの搬送波により、自
主製作番組の放送を行うことができるようになる。この
場合、映像搬送波の周波数および位相は、テレビジョン
放送電波の映像搬送波と若干異なることになるが、テレ
ビジョン放送電波は停波されているのでビート妨害は生
じない。さらに、映像搬送波を変調器１５に供給する側
のＶＣＯ６、あるいは映像搬送波発振器１０のみが動作
されると共に、その出力もスケルチ回路１２あるいはス
ケルチ回路１４により通過制御されるため、スプリアス
等のノイズを発生することがなく、良好な自主制作番組
の映像を伝送することができるようになる。
されても映像搬送波発振器１０よりの搬送波により、自
主製作番組の放送を行うことができるようになる。この
場合、映像搬送波の周波数および位相は、テレビジョン
放送電波の映像搬送波と若干異なることになるが、テレ
ビジョン放送電波は停波されているのでビート妨害は生
じない。さらに、映像搬送波を変調器１５に供給する側
のＶＣＯ６、あるいは映像搬送波発振器１０のみが動作
されると共に、その出力もスケルチ回路１２あるいはス
ケルチ回路１４により通過制御されるため、スプリアス
等のノイズを発生することがなく、良好な自主制作番組
の映像を伝送することができるようになる。
【００２６】なお、リセット回路１１とスケルチ回路１
２は、いずれか一方だけを設けるようにしてもよく、リ
セット回路７とスケルチ回路１４も、いずれか一方だけ
を設けるようにしてもよい。また、スケルチ回路１２，
１４は動作時に、その出力が他に影響を与えないように
４０ｄＢ程度映像搬送波信号を減衰させればよい。さら
に、スケルチ回路１２，１４、およびリセット回路７，
１１を設けるようにしたので、切換スイッチ１３の各端
子間のアイソレーションが大きくないものでも使用可能
とすることができる。
２は、いずれか一方だけを設けるようにしてもよく、リ
セット回路７とスケルチ回路１４も、いずれか一方だけ
を設けるようにしてもよい。また、スケルチ回路１２，
１４は動作時に、その出力が他に影響を与えないように
４０ｄＢ程度映像搬送波信号を減衰させればよい。さら
に、スケルチ回路１２，１４、およびリセット回路７，
１１を設けるようにしたので、切換スイッチ１３の各端
子間のアイソレーションが大きくないものでも使用可能
とすることができる。
【００２７】次に、本発明のＣＡＴＶ伝送機器の第２の
実施の形態の構成を示すブロック図を図２に示す。図２
は、図１に示すＣＡＴＶ伝送機器の作用をほぼ保ちなが
らその構成を簡単にするようにしたものであり、図１と
同符号の部分は同一の働きをする部分を示しているので
その説明は省略する。図２において、２０は分岐器であ
り、映像搬送波発振器１０から出力される映像搬送波
と、スケルチ回路１４から出力される映像搬送波とが入
力されて、その出力は合成されて変調器１５に供給され
ている。なお、分岐器２０の２入力端子間は約２０ｄＢ
のアイソレーションを有している。
実施の形態の構成を示すブロック図を図２に示す。図２
は、図１に示すＣＡＴＶ伝送機器の作用をほぼ保ちなが
らその構成を簡単にするようにしたものであり、図１と
同符号の部分は同一の働きをする部分を示しているので
その説明は省略する。図２において、２０は分岐器であ
り、映像搬送波発振器１０から出力される映像搬送波
と、スケルチ回路１４から出力される映像搬送波とが入
力されて、その出力は合成されて変調器１５に供給され
ている。なお、分岐器２０の２入力端子間は約２０ｄＢ
のアイソレーションを有している。
【００２８】次に、図２に示すＣＡＴＶ伝送機器の動作
を説明する。テレビジョン放送電波のサービス時間内の
場合は、信号検出器９が映像中間周波数信号を検出し、
リセット回路１１、およびスケルチ回路１４を制御す
る。すなわち、リセット回路１１がリセットされて映像
搬送波発振器１０の動作が停止されると共に、スケルチ
回路１４はＶＣＯ６から出力される映像搬送波を通過さ
せるよう制御される。スケルチ回路１４を通過した映像
搬送波は、分岐器２０を通過して変調器１５に供給され
る。変調器１５では、映像入力端子１７から入力された
自主制作番組の映像信号、および音声入力端子１８から
入力された音声信号により、映像搬送波が変調されてコ
ンポジット信号が生成される。このコンポジット信号
は、混合器１６において局部発振器８よりの局発信号で
アップコンバートされて所定のチャンネルに変換され
る。
を説明する。テレビジョン放送電波のサービス時間内の
場合は、信号検出器９が映像中間周波数信号を検出し、
リセット回路１１、およびスケルチ回路１４を制御す
る。すなわち、リセット回路１１がリセットされて映像
搬送波発振器１０の動作が停止されると共に、スケルチ
回路１４はＶＣＯ６から出力される映像搬送波を通過さ
せるよう制御される。スケルチ回路１４を通過した映像
搬送波は、分岐器２０を通過して変調器１５に供給され
る。変調器１５では、映像入力端子１７から入力された
自主制作番組の映像信号、および音声入力端子１８から
入力された音声信号により、映像搬送波が変調されてコ
ンポジット信号が生成される。このコンポジット信号
は、混合器１６において局部発振器８よりの局発信号で
アップコンバートされて所定のチャンネルに変換され
る。
【００２９】この場合、ＶＣＯ６の出力信号は、選局さ
れたテレビジョン放送の映像搬送波と同期されており、
このため、混合器１６からケーブルに出力されるテレビ
ジョン伝送信号の映像搬送波も、テレビジョン放送電波
の映像搬送波と同期するようになる。したがって、テレ
ビジョン放送電波のチャンネルと同一チャンネルでケー
ブル伝送された伝送信号を受信してもビート妨害が生じ
ないようになる。また、映像搬送波発振器１０の動作は
停止されているので、スプリアス等のノイズが発生され
ることはない。
れたテレビジョン放送の映像搬送波と同期されており、
このため、混合器１６からケーブルに出力されるテレビ
ジョン伝送信号の映像搬送波も、テレビジョン放送電波
の映像搬送波と同期するようになる。したがって、テレ
ビジョン放送電波のチャンネルと同一チャンネルでケー
ブル伝送された伝送信号を受信してもビート妨害が生じ
ないようになる。また、映像搬送波発振器１０の動作は
停止されているので、スプリアス等のノイズが発生され
ることはない。
【００３０】次に、テレビジョン放送のサービス時間が
終了し、テレビジョン放送電波が停波されると、混合器
２からは映像中間周波数信号が出力されなくなる。する
と、映像中間周波数信号が出力されなくなったことを検
出した信号検出器９は、リセット回路１１のリセットを
解除して映像搬送波発振器１０の発振動作を開始させ
る。さらに、信号検出器９の出力により、スケルチ回路
１４はＶＣＯ６の出力を通過させないよう制御される。
終了し、テレビジョン放送電波が停波されると、混合器
２からは映像中間周波数信号が出力されなくなる。する
と、映像中間周波数信号が出力されなくなったことを検
出した信号検出器９は、リセット回路１１のリセットを
解除して映像搬送波発振器１０の発振動作を開始させ
る。さらに、信号検出器９の出力により、スケルチ回路
１４はＶＣＯ６の出力を通過させないよう制御される。
【００３１】これにより、映像変調器１５には映像搬送
波発振器１０により発振された搬送波が供給される。こ
の搬送波の周波数は、選局されたテレビジョン放送の映
像搬送波とほぼ等しい周波数とされており、映像変調器
１５において、映像搬送波発振器１０よりの搬送波は、
自主製作番組の映像信号により変調されるようになる。
この変調信号は、混合器１６により局部発振器８よりの
局発信号によりアップコンバートされて所定のチャンネ
ルの周波数とされて出力端子１９から出力されるように
なる。
波発振器１０により発振された搬送波が供給される。こ
の搬送波の周波数は、選局されたテレビジョン放送の映
像搬送波とほぼ等しい周波数とされており、映像変調器
１５において、映像搬送波発振器１０よりの搬送波は、
自主製作番組の映像信号により変調されるようになる。
この変調信号は、混合器１６により局部発振器８よりの
局発信号によりアップコンバートされて所定のチャンネ
ルの周波数とされて出力端子１９から出力されるように
なる。
【００３２】これにより、テレビジョン放送電波が停波
されても映像搬送波発振器１０よりの搬送波により、自
主製作番組の放送を行うことができるようになる。この
場合、映像搬送波の周波数および位相は、テレビジョン
放送電波の映像搬送波と若干異なることになるが、テレ
ビジョン放送電波は停波されているので同一チャンネル
ビート妨害は生じない。さらに、ＶＣＯ６はこの時フリ
ー発振するが、その発振出力はスケルチ回路１４により
十分減衰されと共に、減衰器２０の２入力間のアイソレ
ーションによりさらに減衰されるようになる。したがっ
て、ＶＣＯ６が発振動作をしていてもスプリアス等のノ
イズを発生することがなく、良好な自主制作番組の映像
を伝送することができるようになる。
されても映像搬送波発振器１０よりの搬送波により、自
主製作番組の放送を行うことができるようになる。この
場合、映像搬送波の周波数および位相は、テレビジョン
放送電波の映像搬送波と若干異なることになるが、テレ
ビジョン放送電波は停波されているので同一チャンネル
ビート妨害は生じない。さらに、ＶＣＯ６はこの時フリ
ー発振するが、その発振出力はスケルチ回路１４により
十分減衰されと共に、減衰器２０の２入力間のアイソレ
ーションによりさらに減衰されるようになる。したがっ
て、ＶＣＯ６が発振動作をしていてもスプリアス等のノ
イズを発生することがなく、良好な自主制作番組の映像
を伝送することができるようになる。
【００３３】次に、図３に本発明のＣＡＴＶ伝送機器の
第３の実施の態様の構成のブロック図を示す。図３に示
すＣＡＴＶ伝送機器は、再放送番組をケーブル伝送する
ようにしたものである。図３において、図２と同一の符
号の部分は、同一の働きをする部分であるのでその説明
は省略するが、２１は再放送しようとするチャンネルの
テレビジョン放送電波を受信する第２のアンテナであ
り、その受信された信号は混合器２２に入力される。こ
の混合器２２には、ＶＣＯ６からの局発信号がスケルチ
回路１４および分岐器２０を介して供給されることによ
り、選局されたチャンネルの信号が映像中間周波数信号
に周波数変換される。
第３の実施の態様の構成のブロック図を示す。図３に示
すＣＡＴＶ伝送機器は、再放送番組をケーブル伝送する
ようにしたものである。図３において、図２と同一の符
号の部分は、同一の働きをする部分であるのでその説明
は省略するが、２１は再放送しようとするチャンネルの
テレビジョン放送電波を受信する第２のアンテナであ
り、その受信された信号は混合器２２に入力される。こ
の混合器２２には、ＶＣＯ６からの局発信号がスケルチ
回路１４および分岐器２０を介して供給されることによ
り、選局されたチャンネルの信号が映像中間周波数信号
に周波数変換される。
【００３４】この映像中間周波数信号は、フィルタ２３
に入力されて映像搬送波が抽出される。この映像搬送波
は、リミッタ２４に供給され、そのＡＭ成分が抑圧され
た後、位相比較器５の他方の入力端子に入力される。こ
のようにして、位相比較器５の２つの入力端子には、リ
ミッタ４からの映像搬送波信号と、リミッタ２４からの
映像搬送波信号が入力されて、両映像搬送波信号が位相
比較されるようになる。そして、その位相差に応じた誤
差信号が位相比較器５から出力されて、この誤差信号に
より、ＶＣＯ６の発振周波数が制御されるようになる。
これにより、リミッタ４から位相比較器５に入力されて
いる映像搬送波の周波数に、リミッタ２４から位相比較
器５に入力されている映像搬送波の周波数が一致される
ようになる。
に入力されて映像搬送波が抽出される。この映像搬送波
は、リミッタ２４に供給され、そのＡＭ成分が抑圧され
た後、位相比較器５の他方の入力端子に入力される。こ
のようにして、位相比較器５の２つの入力端子には、リ
ミッタ４からの映像搬送波信号と、リミッタ２４からの
映像搬送波信号が入力されて、両映像搬送波信号が位相
比較されるようになる。そして、その位相差に応じた誤
差信号が位相比較器５から出力されて、この誤差信号に
より、ＶＣＯ６の発振周波数が制御されるようになる。
これにより、リミッタ４から位相比較器５に入力されて
いる映像搬送波の周波数に、リミッタ２４から位相比較
器５に入力されている映像搬送波の周波数が一致される
ようになる。
【００３５】次に、図３に示すＣＡＴＶ伝送機器の動作
を説明する。テレビジョン放送電波のサービス時間内の
場合は、信号検出器９が映像中間周波数信号を検出し、
リセット回路１１、およびスケルチ回路１４を制御す
る。すなわち、リセット回路１１がリセットされて局部
発振器２５の動作が停止されると共に、スケルチ回路１
４はＶＣＯ６から出力される局発信号を通過させるよう
制御される。スケルチ回路１４を通過した局発信号は、
分岐器２０を通過して混合器２２に供給される。混合器
２２の出力はフィルタ２３、および混合器１６に供給さ
れる。混合器１６では、混合器２２から出力された映像
中間周波数信号が局部発振器８よりの局発信号でアップ
コンバートされて所定のチャンネルに変換される。
を説明する。テレビジョン放送電波のサービス時間内の
場合は、信号検出器９が映像中間周波数信号を検出し、
リセット回路１１、およびスケルチ回路１４を制御す
る。すなわち、リセット回路１１がリセットされて局部
発振器２５の動作が停止されると共に、スケルチ回路１
４はＶＣＯ６から出力される局発信号を通過させるよう
制御される。スケルチ回路１４を通過した局発信号は、
分岐器２０を通過して混合器２２に供給される。混合器
２２の出力はフィルタ２３、および混合器１６に供給さ
れる。混合器１６では、混合器２２から出力された映像
中間周波数信号が局部発振器８よりの局発信号でアップ
コンバートされて所定のチャンネルに変換される。
【００３６】この場合、ＶＣＯ６の局発信号は、前述し
たようにリミッタ４から出力される映像搬送波と、リミ
ッタ２４から出力される映像搬送波とが同期する周波数
とされているため、混合器１６からケーブルに出力され
るテレビジョン伝送信号の映像搬送波も、アンテナ１で
受信されたテレビジョン放送電波の映像搬送波と同期す
るようになる。したがって、アンテナ１で受信されるテ
レビジョン放送電波のチャンネルと同一チャンネルでケ
ーブル伝送された伝送信号を受信してもビート妨害が生
じないようになる。また、局部発振器２５の動作は停止
されているので、スプリアス等のノイズが発生されるこ
とはない。
たようにリミッタ４から出力される映像搬送波と、リミ
ッタ２４から出力される映像搬送波とが同期する周波数
とされているため、混合器１６からケーブルに出力され
るテレビジョン伝送信号の映像搬送波も、アンテナ１で
受信されたテレビジョン放送電波の映像搬送波と同期す
るようになる。したがって、アンテナ１で受信されるテ
レビジョン放送電波のチャンネルと同一チャンネルでケ
ーブル伝送された伝送信号を受信してもビート妨害が生
じないようになる。また、局部発振器２５の動作は停止
されているので、スプリアス等のノイズが発生されるこ
とはない。
【００３７】次に、テレビジョン放送のサービス時間が
終了し、テレビジョン放送電波が停波されると、混合器
２からは映像中間周波数信号が出力されなくなる。する
と、映像中間周波数信号が出力されなくなったことを検
出した信号検出器９は、リセット回路１１のリセットを
解除して局部発振器２５の発振動作を開始させる。さら
に、信号検出器９の出力により、スケルチ回路１４はＶ
ＣＯ６の出力を通過させないよう制御される。
終了し、テレビジョン放送電波が停波されると、混合器
２からは映像中間周波数信号が出力されなくなる。する
と、映像中間周波数信号が出力されなくなったことを検
出した信号検出器９は、リセット回路１１のリセットを
解除して局部発振器２５の発振動作を開始させる。さら
に、信号検出器９の出力により、スケルチ回路１４はＶ
ＣＯ６の出力を通過させないよう制御される。
【００３８】これにより、混合器２２には局部発振器２
５により発振された局発信号が供給される。この局発信
号の周波数は、選局されたテレビジョン放送の映像搬送
波とほぼ等しい周波数が、混合器２２から出力される周
波数とされる。したがって、混合器２２から出力される
映像中間周波数信号を、混合器１６において局部発振器
８よりの局発信号によりアップコンバートすると、選局
されたチャンネルに変換されるようになる。このチャン
ネル信号は出力端子１９から出力されてケーブルに送出
される。
５により発振された局発信号が供給される。この局発信
号の周波数は、選局されたテレビジョン放送の映像搬送
波とほぼ等しい周波数が、混合器２２から出力される周
波数とされる。したがって、混合器２２から出力される
映像中間周波数信号を、混合器１６において局部発振器
８よりの局発信号によりアップコンバートすると、選局
されたチャンネルに変換されるようになる。このチャン
ネル信号は出力端子１９から出力されてケーブルに送出
される。
【００３９】これにより、テレビジョン放送電波が停波
されても局部発振器２５よりの局発信号により、再放送
番組の放送を行うことができるようになる。この場合、
映像搬送波の周波数および位相は、選局されたチャンネ
ルのテレビジョン放送電波の映像搬送波と若干異なるこ
とになるが、このテレビジョン放送電波は停波されてい
るので同一チャンネルビート妨害は生じない。さらに、
ＶＣＯ６はこの時フリー発振するが、その発振出力はス
ケルチ回路１４により十分減衰されと共に、減衰器２０
の２入力間のアイソレーションによりさらに減衰される
ようになる。したがって、ＶＣＯ６が発振動作をしてい
てもスプリアス等のノイズを発生することがなく、良好
な自主制作番組の映像を伝送することができるようにな
る。
されても局部発振器２５よりの局発信号により、再放送
番組の放送を行うことができるようになる。この場合、
映像搬送波の周波数および位相は、選局されたチャンネ
ルのテレビジョン放送電波の映像搬送波と若干異なるこ
とになるが、このテレビジョン放送電波は停波されてい
るので同一チャンネルビート妨害は生じない。さらに、
ＶＣＯ６はこの時フリー発振するが、その発振出力はス
ケルチ回路１４により十分減衰されと共に、減衰器２０
の２入力間のアイソレーションによりさらに減衰される
ようになる。したがって、ＶＣＯ６が発振動作をしてい
てもスプリアス等のノイズを発生することがなく、良好
な自主制作番組の映像を伝送することができるようにな
る。
【００４０】さらにまた、図３に示すＣＡＴＶ伝送機器
は、ＵＨＦチャンネルのテレビジョン放送電波を受信し
て、受信したＵＨＦチャンネルをＶＨＦのチャンネルに
変換したり、ＶＨＦチャンネルのテレビジョン放送電波
を、異なるＶＨＦチャンネルに変換したりしてケーブル
を利用して伝送することができるものである。
は、ＵＨＦチャンネルのテレビジョン放送電波を受信し
て、受信したＵＨＦチャンネルをＶＨＦのチャンネルに
変換したり、ＶＨＦチャンネルのテレビジョン放送電波
を、異なるＶＨＦチャンネルに変換したりしてケーブル
を利用して伝送することができるものである。
【００４１】
【発明の効果】本発明は以上のように、受信したテレビ
ジョン放送電波を利用して、その映像搬送波に同期して
いるテレビジョン信号を生成してケーブル伝送する場合
に、テレビジョン放送電波が停波された時には、その映
像搬送波の周波数にほぼ等しい映像搬送波信号が得られ
るような発振手段を設けるようにしている。さらに、テ
レビジョン放送電波が検出されている間は、前記発振手
段から発振信号が出力されないように制御すると共に、
テレビジョン放送電波が停波されている時には、ＶＣＯ
等の前記再生手段からの出力を遮断するようにしてい
る。したがって、テレビジョン放送電波が停波されて
も、自主制作番組あるいは再放送番組のテレビジョン信
号をケーブルに送出することができるようになると共
に、ケーブルに送出されたテレビジョン信号はスプリア
ス等のノイズを含まない映像信号とすることができる。
ジョン放送電波を利用して、その映像搬送波に同期して
いるテレビジョン信号を生成してケーブル伝送する場合
に、テレビジョン放送電波が停波された時には、その映
像搬送波の周波数にほぼ等しい映像搬送波信号が得られ
るような発振手段を設けるようにしている。さらに、テ
レビジョン放送電波が検出されている間は、前記発振手
段から発振信号が出力されないように制御すると共に、
テレビジョン放送電波が停波されている時には、ＶＣＯ
等の前記再生手段からの出力を遮断するようにしてい
る。したがって、テレビジョン放送電波が停波されて
も、自主制作番組あるいは再放送番組のテレビジョン信
号をケーブルに送出することができるようになると共
に、ケーブルに送出されたテレビジョン信号はスプリア
ス等のノイズを含まない映像信号とすることができる。
【図１】本発明のＣＡＴＶ伝送機器の第１の実施の形態
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図２】本発明のＣＡＴＶ伝送機器の第２の実施の形態
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図３】本発明のＣＡＴＶ伝送機器の第３の実施の形態
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図４】従来のＣＡＴＶ伝送機器の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図５】従来のＣＡＴＶ伝送機器の他の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
１，２１ アンテナ ２，１６，２２ 混合器 ３，２３ フィルタ ４，２４ リミッタ ５ 位相比較器 ６ 電圧制御発振器（ＶＣＯ） ７，１１ リセット回路 ８，２５ 局部発振器 ９ 信号検出器 １０ 映像搬送波発振器 １２，１４ スケルチ回路 １５ 映像変調器 １７ 映像入力端子 １８ 音声入力端子 １９ 出力端子 ２０ 分岐器
Claims (3)
- 【請求項１】 テレビジョン放送電波のチャンネルに割
り当てられた周波数信号を搬送波とするテレビジョン信
号を伝送するＣＡＴＶ伝送機器において、 テレビジョン放送電波の映像搬送波信号に同期した映像
搬送波を得る再生手段と、該 再生手段で再生される前記映像搬送波の周波数とほぼ
等しい周波数の発振信号を発振する発振手段と、該発振手段から出力される前記発振信号と前記再生手段
から出力される前記映像搬送波とのいずれか一方を選択
して前記テレビジョン信号生成手段に供給する切換手段
と、 該切換手段からの出力を、入力された信号で変調するこ
とにより前記テレビジョン信号を生成するテレビジョン
信号生成手段と、 前記切換手段と前記発振手段との間、および該切換手段
と前記再生手段との間にそれぞれ挿入されたスケルチ手
段と、 テレビジョン放送電波の有無を検出する検出手段とを備
え、 該検出手段がテレビジョン放送電波を検出している間
は、前記切換手段が前記再生手段から出力される前記映
像搬送波を選択して前記テレビジョン信号生成手段に供
給すると共に、前記切換手段と前記発振手段との間に挿
入されたスケルチ手段が前記発振信号を通過させないよ
うに制御され、前記検出手段がテレビジョン放送電波が
停波されていることを検出した時は、前記切換手段が前
記発振手段から出力される前記発振信号を選択して前記
テレビジョン信号生成手段に供給すると共に、前記切換
手段と前記再生手段との間に挿入されたスケルチ手段が
前記映像搬送波を通過させないように制御されるように
したことを特徴とするＣＡＴＶ伝送機器。 - 【請求項２】 テレビジョン放送電波のチャンネルに割
り当てられた周波数信号を搬送波とするテレビジョン信
号を伝送するＣＡＴＶ伝送機器において、 テレビジョン放送電波の映像搬送波信号に同期した映像
搬送波を得る再生手段 と、 該再生手段で再生される前記映像搬送波の周波数とほぼ
等しい周波数の発振信号を発振する発振手段と、 該発振手段から出力される前記発振信号と前記再生手段
から出力される前記映像搬送波とのいずれか一方を選択
して前記テレビジョン信号生成手段に供給する切換手段
と、 該切換手段からの出力を、入力された信号で変調するこ
とにより前記テレビジョン信号を生成するテレビジョン
信号生成手段と、 前記発振手段が動作しないように制御する第１リセット
手段と、前記再生手段が動作しないように制御する第２
リセット手段と 、テレビジョン放送電波の有無を検出する検出手段とを備
え、 該検出手段がテレビジョン放送電波を検出している間
は、前記切換手段が前記再生手段から出力される前記映
像搬送波を選択して前記テレビジョン信号生成手段に供
給すると共に、前記第１リセット手段により前記発振手
段が動作しないように制御され、前記検出手段がテレビ
ジョン放送電波が停波されていることを検出した時は、
前記切換手段が前記発振手段から出力される前記発振信
号を選択して前記テレビジョン信号生成手段に供給する
と共に、前記第２リセット手段により前記再生手段が動
作しないように制御されるようにしたことを特徴とする
ＣＡＴＶ伝送機器。 - 【請求項３】 テレビジョン放送電波のチャンネルに割
り当てられた周波数信号を搬送波とするテレビジョン信
号を伝送するＣＡＴＶ伝送機器において、 テレビジョン放送電波の映像搬送波信号に同期した映像
搬送波を得る再生手段と、 該再生手段で再生される前記映像搬送波の周波数とほぼ
等しい周波数の発振信号を発振する発振手段と、 該 発振手段の出力と、前記再生手段から出力される映像
搬送波とを合成して前記テレビジョン信号生成手段に供
給する分岐器と、該分岐器からの出力を、入力された信号で変調すること
により前記テレビジョ ン信号を生成するテレビジョン信
号生成手段と、 前記 分岐器と前記再生手段との間に挿入されたスケルチ
手段と、 前記発振手段が動作しないように制御するリセット手段
と、 テレビジョン放送電波の有無を検出する検出手段とを備
え、該検出手段がテレビジョン放送電波を検出している間
は、前記リセット手段により前記発振手段が動作しない
ように制御されると共に、前記再生手段から出力される
映像搬送波が通過するように前記スケルチ手段が制御さ
れ、前記検出手段がテレビジョン放送電波が停波されて
いることを検出した時は、前記発振手段が動作すると共
に、前記再生手段から出力される映像搬送波が通過しな
いように前記スケルチ手段が 制御されるようにしたこと
を特徴とするＣＡＴＶ伝送機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08104751A JP3103502B2 (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | Ｃａｔｖ伝送機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08104751A JP3103502B2 (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | Ｃａｔｖ伝送機器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09271004A JPH09271004A (ja) | 1997-10-14 |
| JP3103502B2 true JP3103502B2 (ja) | 2000-10-30 |
Family
ID=14389208
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08104751A Expired - Fee Related JP3103502B2 (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | Ｃａｔｖ伝送機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3103502B2 (ja) |
-
1996
- 1996-04-03 JP JP08104751A patent/JP3103502B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09271004A (ja) | 1997-10-14 |
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