JPH0316833B2 - - Google Patents

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JPH0316833B2
JPH0316833B2 JP56147671A JP14767181A JPH0316833B2 JP H0316833 B2 JPH0316833 B2 JP H0316833B2 JP 56147671 A JP56147671 A JP 56147671A JP 14767181 A JP14767181 A JP 14767181A JP H0316833 B2 JPH0316833 B2 JP H0316833B2
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resistance region
photoelectric conversion
transparent electrode
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Takahiro Yamada
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、固体撮像装置に関し、低照度撮像時
あるいは瞬間撮像時においても良好な画質を得る
ことのできる超高感度特性と、高照度撮像時にお
いても原理的にブルーミングを生じない特性とを
有することにより、ダイナミツクレンジの極めて
広い固体撮像装置を作り易い条件で実現しようと
するものである。
従来、固体撮像装置の一般的な構成は、光電変
換機能を有する画素領域として2次元に配列され
たフオトダイオードあるいはMOSキヤパシタと、
各画素を選択するための画素選択手段としての
MOSトランジスタあるいは電荷転送ゲートと、
画素選択手段により各画素から得られた光信号に
対応した電位変動あるいは電荷を出力部まで伝送
(転送)する信号読出し手段としての伝送線ある
いは電荷転送素子などが半導体基板表面に形成さ
れているものであつた。
このような固体撮像装置の代表側としては、
XYアドレス型のMOS撮像装置、電荷転送型の
CCD撮像装置、MOS撮像装置とCCD装置のハイ
ブリツドであるCPD撮像装置などがあるが、受
光領域内の同一平面上に光電変換を行なう画素領
域と画素選択手段と信号読出し手段とが構成され
ているため、高集積化(すなわち高解像度化)を
困難にし、光利用率が悪いので感度が低いという
問題を有していた。
更に、強い入射光に対して電荷蓄積型の画素領
域は本質的にブルーミングを生じるため、オーバ
ーフロードレイン、垂直n+pn構造などを利用し
たブルーミング防止手段が不可欠となるため、高
集積化は一層困難になり感度は一層低くなるとい
う欠点が生じていた。
これらを解決する方法として従来提案されたも
のに、光電変換を行なわない画素領域と、画素選
択手段と信号読出し手段とが形成された半導体基
板表面の上部に積膜として知られる光電変換機能
のための光導電性薄膜を形成する固体撮像装置が
ある。(特開昭49−91116号,特開昭51−10715号,
特開昭51−95720号,特開昭51−95721号,各公
報) 光導電性膜として実際に用いられているものの
一例としては、セレン(Se)を主材料とし、性
能改善のために硅素(As)、テルル(Te)を添
加した非晶質の複合からなつているものがある。
他の代表的な例では、多結晶構造の化合物半導体
を2層に蒸着している。第1層はn形のセレン化
亜鉛(ZnSe)で第2層はテルル化亜鉛とテルル
化カドミウムの固溶体(ZnxCd1−xTe)から成
つている。
ところが、以上のような光導電性膜を構成する
化合物半導体も、材料の完全性、すなわち、純
度,化学量論比の精度,結晶の完全性などの点で
はSi,Geに比べてはるかに劣る。しかもこのよ
うな化合物半導体を非晶質として用い多層膜構造
にするということは、一見、プロセスが簡略化さ
れたように見えても特性向上、再現性の改善など
が極めて困難である。これは、格子定数の異なつ
た格子同志の影響が格子定数そのものを考え、格
子欠陥を生じやすくする問題からも分かる。
このことから、光導電膜材料として、アモルフ
アスSi(α−Si)を用いる提案もある。しかし、
単結晶以外の半導体構造においては、たとえ、単
一元素で構成されているとしても問題が多い。
例えば、多結晶などは、グレイン(結晶粒)の
大きさが数μm程度であるが、この寸法精度をど
のように出すかという問題、また、グレインの大
きさが電子の平均自由行程と同程度になつてきた
ら、バンド構造自体が疑わしくなり、従来のよう
に、多結晶の特性が単結晶の理論を用いて説明す
ることも困難になる。更に、グレイン粒界には、
析出物が准積することも、特性制御、再現性に対
する不安定さの原因となり、実用化に対する大き
な障害となる。
一方、アモルフアスと呼ばれる非晶質について
は、元来結晶の方が安定であるのが普通であり、
結晶化を防ぐ手段が解決されない限り、決して安
定な材料とはなり得ない。この為、一般的には熱
的に不安定となり、結晶化が生じて特性の変化を
招き易くする。また、バンドギヤツプ内のトラツ
プ密度が単結晶に比べて相当高い為、光電膜構造
より高速度応答を示すフオトダイオード構造でも
キヤリアの移動度が低く、(例えばアモルフアス
Siの電子の移動度は単結晶Siの1/103以下であ
る。)現状では20KHz程度の低い周波数応答特性
にとどまり、残像などを生じやすい。
さらに、このトラツプ密度は、キヤリアの拡散
長を短かくする(例えば、単結晶Siの拡散長
100μmに比べアモルフアスSiでは0.1〜0.3μmであ
る)ため、青感度あるいは感度そのものの低下を
招きやすい。しかも、光導電膜構造では、導電率
に波長依存性があり、フオトダイオード構造で
は、応答速度に、強度依存性及び波長依存性をも
つため、カラー化の際、これがら、設計・再現性
を著しく困難にする。
しかも、積層膜構造により得られる感度向上に
ついては現状では光利用面積増加による効果と量
子効率増加による影響で改善されるだけであり、
まだ十分とはいえない。又、従来の積層膜は、画
素領域と接続するために、AlやMoなどの金属電
極を用いており、金属一画素領域半導体、金属一
積層膜間の物理化学的特性が素子性能を影響し、
プロセスを複雑にすると共に、キズ発生の原因と
なる段差の一因でもあつた。
一方、光導電膜を利用せず光電変換を行なう画
素領域をフオトトランジスタ構造とし、光電変換
動作を画素領域における多数キヤリア空乏動作で
行なう固体撮像装置の提案もある。(特開昭55−
30855号,特開昭55−124259号,各号報) これはSIT(Static Induction Transistor:静
電誘導トランジスタ)撮像装置と呼ばれ、本発明
の目的である超高感度の実現と、本質的にブルー
ミングを生じないという条件を実現するには構造
が極めて複雑となり、従来の固体撮像装置及びそ
の技術をそのまま利用することはできず、全く異
なる観点に立つて最初からSIT撮像素子の設計・
プロセス開発が不可欠である。
とくに、構造については、フオトトランジスタ
構造実現のため、MOSプロセスとバイポーラプ
ロセスの併用が必要となり、フオトトランジスタ
の占有面積が大きいので表面照射型のSIT撮像装
置では、設計ルールが超LSIレベルにならなけれ
ば現在、すでに実用化されている程度の固体撮像
装置(例えば2/3″受光面積に、画素数が水平400
個×垂直500個程度)の実現も極めて困難である。
裏面照射型のSIT撮像装置では、設計ルールが
幾分、緩和されるけれども、可視光の大部分はシ
リコン表面から4μm以内で吸収されること、キヤ
リアを集めるための有効電界を与える外部印加電
圧が厚さと共に増すこと、バルク内でのキヤリア
再結合低減のためなどから、一般的にいつて受光
領域の基板の厚さを薄くすることが必要になる
が、絶縁物膜と電極構造内の応力が薄い基板面を
曲げて機械的強度の低下を招くこととり、これは
信頼性,寿命を大幅に低下させる原因となるので
実用化の大きな障害である。
そこで、本発明は、上記従来例の問題点を解消
し、超高感度特性および原理的にブルーミングを
発生しない耐ブルーミング特性の良い装置を提供
することを特的とするものである。
この目的を達成するため、本発明では、光電変
換を行なわない画素領域と画素選択手段と信号読
出し手段とが形成された半導体基板表面の上部
に、従来の様な電子あるいは正孔の一方のみを利
用する非晶質の光導電性膜ではなく、電子・正孔
をともに利用する光電変換を行なう単結晶の高抵
抗層(高抵抗領域)を形成するものである。もち
ろん単結晶並の性能を有する非晶質材料を用い
て、同様な光電変換を行なうことも可能である。
しかしこの高抵抗層における光電変換は画素領域
の多数キヤリアの空乏動作で行なわれるためブル
ーミングが原理的に発生せず、画素領域近傍の高
抵抗領域内のポテンシヤル分布にSIT形の電位障
壁を設け、この障壁に起因する電荷増倍作用で通
常のフオト・トランジスタよりも高感度化が可能
となるものである。
以下、本発明の実施例につき図面をもとに説明
する。第1図は、本発明の装置の基本構成を示す
ものである。ここでは2次元の固体撮像方式とし
て一般的なMOS撮像装置を例にとりあげる。
MOS撮像装置は、光電変換領域101、画素
選択用の垂直MOSスイツチ102、垂直MOSス
イツチを一行ごとに順次走査するための垂直シフ
トレジスタ103、垂直シフトレジスタ103か
らの走査パルスを伝送するパルス伝送線(以下行
ラインとも呼ぶ)104、各垂直MOSスイツチ
102がオンとなる時、光電変換領域101の電
位を設定するための信号伝送線(以下列ラインと
も呼ぶ)105、各信号伝送線105を外部電源
V0(Ovでもよい)で設定するための水平MOSス
イツチ106、水平MOSスイツチを1列ごと経
順次走査するための水平走査回路107とから成
つている。信号伝送線105は、水平MOSスイ
ツチ106がオンとなる時、信号検出用のRL
介してV0に設定される。
なお、高抵抗領域である光電変換領域101は
画素領域(これは垂直MOSスイツチ102の信
号伝送伝線105と結ばれていないソース領域で
ある。)の多数キヤリアの空令動作で光電変換を
行なうためにVsSが印加されている。
次に、多数キヤリアの空令動作の光電変換部と
信号読出し方法を第2図をもとに説明する。
第2図aにおいてP基板201上のn+領域2
02は第1図で示した光電変換領域101と接続
された光電変換に寄与しない画素領域であり、こ
のn+領域202とn+領域203とゲートVGとが
第1図の垂直MOSスイツチ102を構成する。
n+領域203はAlなどの信号伝送線204に
接続される。この信号伝送線204は、第1図の
水平MOSスイツチ106を構成するn+領域20
5,n+領域206,ゲートHGのうちn+領域20
5と接続されている。
なお、ここで、n+領域206は、信号検出用
抵抗RLを介して接地されている。(つまりVO
OVの場合である。) 第2図b1〜b7は、画素領域であるn+領域
202と信号伝送線と、外部電源VO=OVに対応
したポテンシヤル状態を模式的に表わしたもので
ある。第2図b1は暗状態のポテンシヤルモデル
である。垂直MOSスイツチのゲートVG、水平
MOSスイツチのゲートHGがオン・オフするこ
とにより全ての電位がOVに設定されている。
第2図b2は、光照射のために、画素領域の多
数キヤリアである電子の空乏動作が行なわれてい
る。信号読出し方法は、第2図b3のようにまず
ゲートVGをオンとし、そのままの状態で第2図
b4のようにゲートHGをオンとすれば、電子空
乏を埋めるためにグランドから注入される電子に
よつてRLに信号電圧が発生する。
信号読出しが終了すれば、第2図b5のように
ゲートHGをオフとし、第2図b6のようにゲー
トVGをオフとすれば、全ての領域のポテンシヤ
ルがOVに設定されたこととなる。
第2図b7はブルーミング状態に対応するポテ
ンシヤルモデルである。画素領域であるn+領域
202の電子空乏化が極端に進んでいる。ところ
がこの空乏化が素子のp−n接合部の耐圧程度あ
るいは耐圧を超えるとリーク電流il,暗電流idな
どによつてそれ以上の空乏化が抑えられるので、
破壊には至らない。
次に、具体的な光電変換部について、説明す
る。第3図は、本発明の第1の実施例を示すもの
である。
第3図aは、光電変換部近傍の断面構造を示
す。P基板301の表面に、画素領域であるn+
領域302,信号伝送線303と接続されたn+
領域304とゲート305が第1図の垂直MOS
スイツチ102を構成する。P基板301の表面
を保護し、各素子を絶縁分離するSiO2などの絶
縁物領領域306の上に、n+領域302と接し
た高抵抗領域307が形成され、その上に透明電
極308が形成されVSが印加されている。
第3図aのY−Y′断面でのポテンシヤルモデ
ルは第2図と同様である。
第3図aのX−X′断面の構造を中心に把えた
等価回路図を第3図b−1に示す。
第3図b1の等価回路図に従つて第3図b2〜
b4に光電変換部のエネルギーバンド図を示す。
第3図b2は、高抵抗領域307として真性半
導体を用いた場合の光電変換部のVS=VO=OV
おけるエネルギーバンド図を示している。
VSに正の電圧を印加すると、高抵抗領域30
7に電界が生じ、光電変換部のエネルギーバンド
図は第3図b3となる。
高抵抗領域307の不純物密度が零か、極めて
低い場合、VSにわずかの電圧を印加すれば、高
抵抗領域307が完全に空乏層で覆われピンチオ
フ状態となり、画素領域であるn+領域302前
面に鞍部点状の電位障壁309が現われ、この電
位障壁309の高さが主としてn+領域302か
ら透明電極308に流れる電子の流量制御を行な
うことになる。これはSITと同様な動作であり、
その動作理論によりn+領域302から透明電極
308に向う方向の高抵抗領域307の直列抵抗
rsと、光入射で制御される高抵抗領域307を含
む光電変換領域の仮想変換コンダクタンスをGm
とすれば、rsGm<1であることが必要である。
この条件を実現するためには、高抵抗領域307
として真性半導体ではなく、1012〜1015cm-3
程度の不純物密度を有するn型又はP型の半導体
を用いることも可能である。
第3図b3のエネルギーバンド図において、光
が高抵抗領域307に入射すると、高抵抗領域3
07内に光により励起された電子・正孔対が発生
する。このうち電子は透明電極308側に吸収さ
れ、正孔は、高抵抗領域307に印加されている
強電界によつて加速され、電子に対する電位障壁
309部に流れこみ、電位障壁309部分を正に
帯電させる。これは、電子に対する電位障壁30
9の高さを下げることになり、その結果n+領域
302から電子が高抵抗領域307に注入され、
高抵抗領域307内にドリフト走向して透明電極
308に吸収される。この結果、n+領域302
は電子空乏状態となり、又電位障壁309の作用
により感度増倍効果が生じることとなる。感度増
倍率SAは、電位障壁309部とn+領域302間
の容量Cfとn+領域とグランド間の容量CSとの比 SS=CS/Cf で与えられる。
更に、透明電極308と高抵抗領域307の接
触はオーミツク接触でもよいが、第3図b3から
分かるように、正孔に対する阻止形接触の方が、
暗電流抵減にとつて望ましいことが分かる。
第3図b4は更に画素領域であるn+領域30
2の空乏動作が進んだ状態を示す。△Vで示すエ
ネルギバンドの変化が入射光に反応した光電変換
量を表わしている。
ここで、電位障壁309近傍に捕えられた正孔
は、蓄積状態にある。この為垂直MOSスイツチ
102で信号読出しを行なつても、n+領域30
2の電位は、正孔の蓄積量に対応する電位障壁3
09の高さで決まるので、n+領域302に信号
伝送線105から注入された電子は速やかに透明
電極308に吸収される。従つてn+領域302
の電位はOVに戻らず、垂直MOSスイツチ102
で読み出される前の電位を保持することとなるの
で、非破壊読出しが可能となる。
一方、n+領域302の電位をOVにリセツトす
る通常の破壊読出しを行なうには、電位障壁30
9近傍に蓄積された正孔を除去する必要がある。
この為には、VSを一度、OVあるいは負電圧とす
れば、電位障壁309近傍に捕えられた正孔を透
明電極308に排出することが可能である。
以上のように本発明によれば、光電変換を空乏
動作で行なうことにより、第2図で示したよう
に、原理的にブルーミングは生じず、また画素領
域近傍の高抵抗領域内に電位障壁を形成すること
により、感度増倍効果が実現する。しかも、この
電位障壁の存在により、非破壊読出しが可能とな
り、破壊読み出しと非破壊読出しの選択は、透明
電極の電圧を変化させるだけで行なえることが明
らかとなつた。
さらに、光電変換を行なう高抵抗領域は、信号
読出しとして用いる高抵抗領域下面の素子構造と
独立に形成することができ、しかも、全プロセス
をSiプロセスで統一することが可能なので、再現
性,制御性は極めて良いことが分かる。
電子・正孔ともにキヤリアとして利用でき、し
かも本装置の様なエネルギーバンドが構成できる
ならば、高抵抗領域を形成する半導体は単結晶に
限らず、非晶質にしてもよいことは勿論である。
第4図は、第3図aに示した第1の実施例の変
形例である。これは、感度増倍効果により、受光
面積を決める高抵抗領域を撮像素子表面全域とせ
ずに、画素領域である2次元配列のn+領域30
2と同様、高抵抗領域401が、絶縁物領域30
6で分離されて、2次元配列となつたもので、そ
の上を透明電極402で覆うものである。これ
は、高抵抗領域の形成が、第3図の構造に比べ、
遥かに簡略化され、プロセスを容易にする。
第5図も、第3図aに示した第1の実施例の別
の変形例である。これは、高抵抗領域501が透
明電極502で分離されて2次元配列となつたも
のである。
第6図は、本発明の第2の実施例を示すもので
ある。
第6図aは、光電変換部近傍の断面構造を示
す。P基板601の表面に、画素領域であるn+
領域602,信号伝送線603と接続されたn+
領域604とゲード605が第1図の垂直MOS
スイツチ102を構成する。P基板601の表面
を保護し、各素子を絶縁分離するSiO2などの絶
縁物領域606の上に、n+領域602と接した
高抵抗領域607が形成され、その上に、低抵抗
n+領域608が形成され更に、その上に、透明
電極609が形成される。
第6図aのX−X′断面の構造を中心に把えた
等価回路図を第6図b1に示す。第6図b1の等
価回路図に従つて、第6図b2,b3に光電変換
部のエネルギーバンド図を示す。
第6図b1は、低抵抗領域608として、n+
型半導体を用い、高抵抗領域607として真性半
導体を用いている。
第6図b2は、第6図b1に示す光電変換部の
VS=VO=OVにおけるエネルギーバンド図を示し
ている。
VSに正の電圧を印加すると、高抵抗領域60
7に電界が生じ、光電変換部のエネルギーバンド
図は第6図b3となる。
高抵抗領域607の不純物密度が零か、極めて
低い場合、VSにわずかの電圧を印加すれば、高
抵抗領域607が完全に空乏層で覆われピンチオ
フ状態となり、画素領域であるn+領域602前
面に鞍部点状の電位障壁610が現われる。この
電位障壁610の高さが主としてn+領域602
から透明電極609に流れる電子の流量制御を行
なうことになる。これはSITと同様な割作であ
り、その動作理論により、n+領域602から透
明電極609に向かう方向の高抵抗領域の直列抵
抗rsと、光入射で制御される高抵抗領域607を
含む光電変換領域の仮想変換コンダクタンスを
GmとすればrsGm<1であることが必要である。
この条件を実現するには、高抵抗領域607とし
て、真性半導体ではなく、1012〜1515cm-3
度の不純物密度を有するn型又はP型の半導体を
用いることも可能である。
第6図b3のエネルギーバンド図において、光
が高抵抗領域607に入射すると、高抵抗領域6
07内に光により励起された電子・正孔対が発生
する。このうち電子は透明電極609側に吸収さ
れ、正孔は、高抵抗領域607に印加されている
強電界界によつて加速され、電子に対する電位障
壁610部に流れこみ、電位障壁610部分を正
に帯電させる。これは、電子に対する電位障壁6
10の高さを下げることになり、その結果、n+
領域602から電子が高抵抗領域607に注入さ
れ、高抵抗領域607内をドリフト走行して、
n+領域608を通過して透明電極609に吸収
される。
この結果、n+領域602は電子空乏状態とな
り、また電位障壁610の作用により、感度増倍
効果が生じることとなる。
更に、透明電極609とn+型の低抵抗領域6
08の接触はオーミツク接触でもよいが、第6図
b3から分かるように、正孔に対する阻止形接触
の方が、暗電流抵減にとつて望ましいことが分か
る。
ここで、電位障壁610近傍に捕えられ正孔
は、蓄積状態にある。この為垂直MOSスイツチ
102で、信号読出しを行なつても、n+領域6
02の電位は、正孔の蓄積量に対応する電位障壁
610の高さで決まるので、n+領域602に信
号伝送線105から注入された電子は、高抵抗領
域607、n+型の低抵抗領域608を通つて速
やかに透明電極609に吸収される。従つてn+
領域602の電位はOVに戻らず、垂直MOSスイ
ツチ102で読み出される前の電位を保持するこ
ととなる。非破壊読出しが可能となる。
一方、n+領域602の電位をOVにリセツトす
る通常の破壊読出して行なうには、電位障壁61
0近傍に蓄積された正孔を除去する必要がある。
このためには、VSを一度OVあるいは負電圧と
すれば、電位障壁610近傍に捕えられた正孔を
透明電極609に排出する事が可能である。
以上のべた第2の実施例によれば、透明電極6
09から高抵抗領域607に正孔が注入されにく
くなるので、第1の実施例に比べて、暗電流が一
層少なくなり、温度変化に対する動作がより確実
となりS/N、信頼性の向上をもたらす。
第7図は、第6図aに示した第2の実施例の変
形である。これは、感度増倍効果により、受光面
積を決める高抵抗領域を撮像装置表面全域とせず
に、画素領域である2次元配列のn+領域602
と同様、高抵抗領域701が、低抵抗領域702
で分離されて、2次元配列となし、その上を透明
電極609で覆うものである。これは、レーザ
ー・アニールなどの手法を用いた高抵抗領域の形
成が第6図の構成に比べ、遥かに簡略化され、プ
ロセスを容易にする。
第8図は第6図aに示した第2の実施例の別の
変形例である。これは、高抵抗領域801と低抵
抗領域802が絶縁物領域606で分離されて2
次元配列となし、透明電極803で覆うものであ
る。
第9図は、本発明の第3の実施例を示すもので
ある。
第9図aは、光電変換部近傍の断面構造を示
す。P基板901の表面に画素領域であるn+
域902信号伝送線903と接続されたn+領域
904とゲート905が、第1図の垂直MOSス
イツチ102を構成する。P基板901の表面を
保護し、各素子を絶縁分離するSiO2などの絶縁
物領域609の上に、n+領域902と接して、
第1の高抵抗領域907を形成し、その上に第2
の高抵抗領域908が形成され、更にその上に低
抵抗n+領域909、透明電極910が順に形成
される。
第9図aのX−X′断面の構造を中心に把えた
等価回路図を第9図b1に示す。第9図b1の等
価回路図に従つて、第6図b2,b3に光電変換
部のエネルギーバンド図を示す。
第9図b1は、第1の高抵抗領域907とし
て、比較的低不純物濃度のP型半導体を用い、第
2の高抵抗領域908として、真性半導体を用い
ている。
第9図b2は、第9図b1に示す光電変換部の
VS=VO=OVにおけるエネルギーバンド図を示し
ている。
VSに正の電圧を印加すると、高抵抗領域90
7,908に電界が生じ、光電変換部のエネルギ
ーバンド図は第9図b3となる。
第1の高抵抗領域907、第2の高抵抗領域9
08の不純物密度が十分に小さいと、VSにわず
かの電圧を印加しただけで、高抵抗領域907,
908は完全に空乏層で覆われ、ピンチ・オフ状
態となり画素領域であるn+領域902前面の第
1の高抵抗領域907部分に鞍部点状の電位障壁
911が現われる。この電位障壁911の高さが
主として、n+領域902から透明電極へ向かつ
て流れる電子の流量制御を行なうことになる。こ
れはSITと同様な動作であり、その動作理論によ
り、n+領域902から透明電極910に向かう
方向の高抵抗領域の直列抵抗rsと、光入射で制御
される高抵抗領域を含む光電変換領域の仮想変換
コンダクタンスをGmとすれば、rsGm<1が必
要となる。この条件を実現するには、第1の高抵
抗領域P域907として、1012〜1018cm-3程度の
不純物密度、第2の高抵抗領域908として、真
性半導体でなく、1012〜1015cm-3程度の不純物密
度を有するn型、又はP型の半導体を用いること
も可能である。
第9図b3のエネルギーバンド図において、光
が第2の高抵抗領域908に入射すると、第2の
高抵抗領域908内に光により励起された電子・
正孔対が発生する。このうち電子は、透明電極9
10側に吸収され、正孔は、第1の高抵抗P領域
908部に流れこみ、電位障壁911を正に帯電
させる。これは、電子に対する電位障壁911の
高さを下げることになり、その結果、n+領域9
02から電子が高抵抗907,908に注入さ
れ、高抵抗領域907,908内をドリフト走行
して、n+領域909を通過して、透明電極91
0に吸収される。
この結果、n+領域902は電子空乏状態とな
り、また電位障壁911の作用により、感度増倍
効果が生じることとなる。
更に、透明電極910と低抵抗n+領域909
の接触はオーミツク接触でもよいが、第9図b3
より正孔に対する阻止形接触の方が、暗電流低減
には望ましいことが分かる。
ここで、電位障壁911近傍に捕えられた正孔
は、蓄積状態にある。この為垂直MOSスイツチ
102で、信号読出しを行なつても、n+領域9
02の電位は、正孔の蓄積量に対応する電位障壁
911の高さで決まるので、n+領域902に信
号伝送線105から注入された電子は、高抵抗領
域907,908、n+型の低抵抗領域909を
通つて速やかに、透明電極910に吸収される。
従つてn+領域902の電位はOVに戻らず、垂直
MOSスイツチ102で読み出される前の電位を
保持することになり、非破壊読出しが可能とな
る。
一方、n+領域902の電位をOVにリセツトす
る通常の破壊読出しを行なうには、電位障壁91
1近傍に蓄積された正孔を除去する必要がある。
このためには、VSを一度OVあるいは負電圧と
すれば、電位障壁911近傍に捕えられた正孔を
透明電極910に排出することが可能となる。
以上述べた第3の実施例によれば、電位障壁9
11の形成する位置を第1の高抵抗領域であるP
領域907で決定でき、電位障壁911の特性を
P領域907の不純物濃度で制御できるようにな
り、設計・プロセスでの自由度が増し、一層作り
易くなる。
第9図c1は、第1の高抵抗領域として比較的
低不純物密度のn領域912を用いた光電変換部
を示している。この光電変換部のVS=VO=OV
エネルギーバンド図が、第9図c2であり、VS
に正の電圧を印加したものが、第9図c3で電位
障壁913が形成される。
第9図b3とc3との差は、第1の高抵抗領域
としてn領域912を用いた場合、第2の高抵抗
領域との関係で、電位障壁911の位置、特性を
決定できることである。
第10図は、第9図aに示した第3の実施例の
変形である。これは、感度増倍効果により、受光
面積を決める高抵抗領域を撮像素子表面全域とせ
ずに、画素領域である2次元配列のn+領域90
2と同様、第1の高抵抗領域1001、第2の高
抵抗領域1002、低抵抗領域1003が、絶縁
物領域906で分離されて2次元配列となし、そ
の上を透明電極1004で覆うものである。これ
は高抵抗領域の形成を容易にし、歩留まりをあげ
る。
第11図は、第9図aに示した第3の実施例の
別の変形である。
これは、第1の高抵抗領域1101が、P基板
901表面の画素領域であるn+領域902内部
表面に形成されたものである。これにより、第2
の高抵抗領域908が、表面に、レーザー・アニ
ールなどを利用して形成できるので、作り易くな
る。しかも電位障壁をn+領域902内部の第1
の高抵抗領域1101に形成できる事から、表面
に形成した第2の高抵抗領域908との界面の影
響が電子の、ドリフト走行部に含まれるようにな
り界面の影響が電位障壁に及ぶのを避けることが
出来きる。
第12図は、本発明の第4の実施例を示すもの
である。これまで述べて来た各実施例に用いた高
抵抗領域の特性を十分活かすには、やはり単結晶
が最も望ましい。しかも、この単結晶は、純度が
高いばかりでなく、欠陥の少ないものが最終的に
要求される。
第12図aは、光電変換部近傍の断面構造を示
す。P基板1201の表面に、画素領域である
n+領域1202、信号伝送線1203と接続さ
れたn+領域1204とゲート1205が第1図
の垂直MOSスイツチ102を構成する。
本装置の高抵抗領域は、P基板1201の表面
を保護すると共に、各素子を絶縁分離するSiO2
などの絶縁物領域1206の上に、n+領域12
02と接して形成される。これを、液相又は気相
成長になつてn+領域1202の上に単純に形成
する以外に、第12図aに示すように絶縁物領域
1206の上に、n+領域1202と接して、ア
モルフアスSiなどの非晶質領域1207を形成
し、その後レーザー光照射などにより高抵抗領域
としての単結晶領域1209に変えることが考え
られる。これは、加熱冷却に局所性をもたせると
基板結晶から結晶化が進むため全体が安定し易す
く欠陥を避けることが容易になるという事を応用
したもので、レーザー光線を照射すると、必要な
ところだけ加熱できるし、波長を変えて吸収減垂
距離を変化させるとか、焦点距離を変化させて光
が集中する範囲をある程度限定することもでき
る。従つて他の部分に損傷を及ばさずに熱処理が
可能になる。したがつて、第12図bのように
n+領域1202に対応する範囲Aでは、n+領域
1202に接して単結晶領域を形成し、範囲Bで
は、非結晶質領域1208をわずかに残して単結
晶領域を形成することが、レーザー光照射で可能
になる。
この時、非晶質領域1207表面あるいは絶縁
物領域1206表面に、適当な起状を設ければ、
n+領域1202と結晶軸を揃えることも従来方
法により可能であり、これにより、完全結晶成長
も実現できる。
上記の非晶質領域1207は、多結晶Siなどの
多結晶領域としても全く同様の方法で実施でき
る。
さらに、量産化に適したものとして、第13図
に第5の実施例を示す。
これは、第11図に示した実施例の変形でもあ
る。P基板1301の表面に画素領域となるn+
領域1302、n+領域1303を形成し、更に
n+領域1302の内部表面にP領域1304を
拡散・イオン注入法などで形成したあと、K−
K′の二重線のようにエツチングし(この時、生
じるエツチピツトなどは、レーザーアニールで取
り除くことは可能である。)、その上に、SiO2
どの第1層の絶縁物領域1305を形成する。こ
の後、ゲート1306、n+領域1303と接続
した信号伝送線1307を形成したあと、第2層
の絶縁物領域1308を形成し、第2層の絶縁物
領域1308の表面と画素領域のP領域1304
の表面とを同一平面とする。この後、気相又は液
相で、単結晶成長を行ない、高抵抗領域1309
を形成し、その上にn+領域1310、透明電極
1311を形成する。
以上のように、本発明によれば、従来の固体撮
像素子で主として用いられたP−n接合形の光電
変換部、つまり、P基板上に形成されたn+領域
に接して、素子表面に、高抵抗領域を形成し、し
かもこの高抵抗領域の上に形成した透明電極に電
圧を印加して、高抵抗領域に接したP基板表面の
n+領域で、電子空乏動作となるような光電変換
を高抵抗領域で実施することにより、次のような
結果が得られる。
感度増倍効果による超高感度が得られる。
原理的にブルーミングを発生しない。
積層構造による高集積化が可能で高解便度設
計が容易となる。
高抵抗領域と接するのはn+領域のみゆえ、
下地となる固体撮像装置は、従来技術で構成す
ることができるので作り易い。
これにより、今後、固体撮像装置の大きさ(主
に受光部面積)を8ミリカメラの光学系が利用で
きるサイズから更に小さいサイズへの小型化まで
可能となり、カメラそのものの小型化に大いに貢
献できる。
又、将来技術としての3次元LSIの敏感な評価
手段としても利用できることとなり、現在の撮像
素子がメモリの性能向上に寄与する様々な情報を
提供しているのと同様に重要な役割を果たすこと
ができる。
なお、実施例は、全てP基板を用いたが、n基
板を用いたものにも適用できることはいうまでも
なく、基板材料としてもSiに限らず、GaAsなど
を用いてよいことも勿論である。更に本文中でも
述べたが、非晶質が極めて高性能になり、単結晶
と同等となれば、非晶質を高抵抗領域として用い
てよいことも勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の固体撮像装置の基本構成を示
す断面図、第2図は空乏モード動作の光電変換部
と信号読出し方法を示すポテンシヤルモデル図、
第3図は本発明の第1の実施例における固体撮像
装置の構成図、その等価回路図、そのVS=OV
の光電変換部のエネルギーバンド図、そのVS
O時の光電変換部のエネルギーバンド図、第4
図,第5図は第1の実施例の変形例の装置の断面
図、第6図は本発明の実施例における固体撮像装
置の断面図、その光電変換部の等価回路、その
VS=O時の光電変換部のエネルギーバンド図、
そのVS>O時の光電変換部のエネルギーバンド
図、第7図,第8図は第2の実施例の変形例の装
置の断面図、第9図は本発明の第3の実施例にお
ける固体撮像装置の断面図、その光電変換部の等
価回路図、そのVS=Oの時の光電変換部のエネ
ルギーバンド図、そのVS>O時の光電変換部の
エネルギーバンド図、別な光電変換部の等価回路
図、そのVS=O時の別な光電変換部のエネルギ
ーバンド図、VS>O時の別な光電変換部のエネ
ルギーバンド図、第10図,第11図は第3の実
施例の変形例の装置の断面図、第12図は本発明
の第4の実施例における固体撮像装置の断面図、
第13図は本発明の第5の実施例における固体撮
像装置の断面図である。 102…垂直MOSスイツチ、105…信号伝
送線、VS…透明電極への印加電圧、202,3
02,602,902,1202,1302…画
素領域であるn+領域、307,401,501,
607,701,801,907,908,91
2,1001,1002,1101,1209,
1304,1309…高抵抗領域、308,40
2,502,609,803,910,121
0,1311…透明電極、608,702,80
2,909,1003,1310…低抵抗領域、
309,610,911,913…電位障壁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 半導体基板の上部に形成された光電変換を行
    なわない画素領域と画素選択手段と信号読みだし
    手段と、半導体表面の上部を覆う絶縁膜上に形成
    された単結晶の高抵抗領域と前記高抵抗領域上の
    透明電極とを有し、前記高抵抗領域と前記画素領
    域とが前記絶縁膜の除去された開口部を通して電
    気的に接触されていることを特徴とする固体撮像
    装置。 2 熱平行状態で完全空乏化し、主動作状態で鞍
    部点状の電位分布が形成されるような濃度・寸法
    を有する前記高抵抗領域を用いることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の固体撮像装置。
JP56147671A 1981-09-17 1981-09-17 固体撮像装置 Granted JPS5848578A (ja)

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