JPH03167963A - プリセットリモコン送信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 の 本発明は、リモコンで制御される各種機器に共通に使用
することのできるプリセットリモコン送信機に関する。

盗』己工支術一 テレビ受像機等、リモコンにより制御される機器（以下
、リモコン制御機器という）が複数台ある場合、各機器
について別個のリモコン送信機を操作せねばならず、わ
ずらわしいことから、１個で２種以上のリモコン制御機
器を動作させることのできるリモコン送信機が利用され
ている。

このようなリモコン送信機では、あらかじめ、既存のリ
モコン制御機器に専用のリモコン送信機と本体（受信機
）との間の信号のコード（規約）を憶え込ませなければ
ならない（プリセット）。このため、従来は次のような
方法をとっていた。

第５図に従来のプリセットリモコン送信機の構成を示し
、第６図にリモコン送信機の外観を示す。

例えば、あるテレビ受像機を対象としてリモコン信号コ
ードをプリセットする場合、送信機４０のモード変更ボ
タン４２を押して設定モードに入り、送信機４０の送信
窓をそのテレビ受像機に向けて、電源ボタン４６を押し
続ける。この間、リモコン送信機４０の内部では、上記
ボタン４２．　４８他が含まれる操作部２３から電源キ
ー信号が制御部２１に送出される。

制御部２１では、電源キー信号が入ってきている間、メ
モリ２７に予め格納されている多数のデータ系列の中か
ら、電源オンに対応する信号を順次取り出し、送信出力
部２５を介して外部に送信する。このように順次送信さ
れて来る多数の電源オン信号の中で、そのテレビ受像機
に対応するものがあれば、その時点でそのテレビ受像機
の電源が入る。このとき操作者が電源ボタン４６を押す
のをやめると、そのとき送信されていた電源オン信号が
確定されるとともに、その電源オン信号の属するデータ
系列が確定される。このデータ系列とは、電源オン信号
の他、各チャンネル番号や音量大小等の通常テレビ受像
機で用いられる多数の機能に対応した一連の信号をまと
めたものである。これにより、モード切換ボタン４２を
再度押して通常動作モードに入ったとき、送信機４０の
各ボタンを押すと、それに対応した信号が送信され、そ
のテレビ受像機をリモコン制御することができるように
なる。

また、次のような方式も用いられている。各データ系列
毎に番号を付けておき、説明書等で各番号と対応機器・
機種の一覧表を用意しておく。プリセットリモコン送信
機をあるリモコン制御機器に使おうとするときは、操作
者がその番号をリモコン送信機のテンキーで入力してデ
ータ系列を決定する。

が　゛しよ゛と　る 前者の方法では、動作させようとする機器の電源が入っ
た瞬間に電源ボタンを離さなければ、信号を確定するこ
とができず、少しでも手を離すのが遅れると設定動作を
最初からやり直さなければならない。また、このような
困難性を除去するために各電源オン信号の送信時間を長
くとると、多数の信号を順次送り出すため、設定動作に
非常に時間がかかる。後者の方法では、いちいち一覧表
を取り出して番号を探さねばならず、対応機器の数が多
くなった場合には非常に面倒なものとなる。

本発明はこのような問題を解決し、簡単に、しかも比較
的短時間にプリセットすることのできるリモコン送信機
を提供することを目的とする。

るための 上記目的を達成するため、本発明では、第１図に示すよ
うに、リモコン制御される機器ｌ８で使用されるリモコ
ン信号をプリセットすることのできるプリセットリモコ
ン送信機において、各リモコン制御機器１８で使用され
るリモコン信号の組を複数組記憶している記憶手段１０
と、リモコン制御機器１８の音声出力に関連する機能に
対応するリモコン信号を、記憶手段１０に記憶されてい
る信号の組の各組から順次取り出し、送信する順次送信
手段１２と、リモコン制御機器１８からの音声を入力す
る音声入力手段１６と、入力された音声のレベルが変化
した時点で、そのとき送信されているリモコン信号の属
する信号の組を確定する確定手段ｌ４とを備えることを
特徴とする。

在一」Ｌ 順次送信手段１２は、記憶手段１０に記憶されている信
号の組の中の音声出力に関連する機能のリモコン信号を
、各組から順次リモコン制御機器１８に送信してゆく。

リモコン制御機器１８の方でそれらの中のいずれかに反
応して音声出力のレベルが変化したとき、音声入力手段
１６から音声信号を受けた確定手段１４では、その時点
で送信されている信号の属する信号の組をそのリモコン
制御機器ｌ８のリモコン信号であると確定する。これに
より、以後、このリモコン信号の組の中の各信号を送信
することにより、対象となるリモコン制御機器１８を制
御することができる。

芸」虻例一 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。本
実施例のリモコン送信機の外観を第６図に、その内部の
構造を第２図に示す。第５図と比較すると明かな通り、
本実施例のリモコン送信機では、従来のものに音声入力
用のマイク（ＭＩＣ）２８、音声信号増幅器３０及びレ
ベル検出回路３２を付加した構造となっており、また、
制御部２０の動作も従来とは異なる。メモリ２６には、
第３図に示すような各種リモコン制御機器Ａ，Ｂ，・・
・，２の各種機能（電源オン、音声大等）に対応するリ
モコン信号データＤＡＩ，　ＤＡ２，　ＤＢＩ，　ＤＢ
２，・・・が格納されている。

このリモコン送信機のプリセット時に制御部２０で行わ
れる処理を、第４図のフローチャートにより説明する。

ここでは、テレビ受像機３４を対象にプリセットを行う
場合を説明する。本処理の前に、テレビ受像機３４の主
電源を入れておき、リモコン信号を受け付ける状態にし
ておく。また、今テレビ受像機３４はオフ（音声が出て
いない）状態であるものとするが、後述するように、は
じめがオン状態であっても構わない。また、テレビ受像
機３４の音声出力レベルは、周囲の雑音に埋もれないよ
うな適当な大きさに予めセットしておく。

このような準備をした後、リモコン送信機４０のモード
切替ボタン４２を押して設定モードにする。

このとき、設定モードであることを表すランプ４４が点
灯する。そして、送信機４０の電源ボタン４６を押すと
第４図に示すプリセットルーチンがスタートする。

本ルーチンがスタートすると、最初にステップ＃１０で
メモリ２６から各機器Ａ，Ｂ，・・・の電源オンに対応
するリモコン信号ＤＡＩ，　ＤＢＩ，・・・を順次取り
出し、ステップ＃１２で外部へ送信する。

これを受けたテレビ受像機３４では、自分固有の電源オ
ンに対応するリモコン信号（仮にＤＢＩとする）を受信
した時点で電源が入る。すると、このテレビ受像機３４
のスビーカ３６から予めセットしたレベルの音声が出力
され、リモコン受信機のマイク２８に届く。マイク２８
により拾われた音声信号は増幅器３０により増幅され、
レベル検出回路３２でそのレベルに相当する信号に変換
されて制御部２０に送られる。

制御部２０では、ステップ＃１４で、レベル検出回路３
２からの音声信号レベルの変化をチェックしており、変
化がない場合には、ステップ＃１０に戻って次の機器に
対応する「電源オン」リモコン信号をメモリ２６から取
り出し、送信する。音声信号レベルが変化した時点で、
ステップ＃１４から＃１５に進み、その時に送信してい
る電源オン信号（ＤＢＩ）を、テレビ受像機３４のリモ
コン信号であると決定する。このとき、このリモコン送
信機４０は自動的に設定モードから通常動作モードに切
り替わり、設定モードランプ４４は消灯する。電源オン
信号ＤＢ１が確定することにより、それ以外の機能（音
声大ＤＢ２，・・・）についてもリモコン信号が確定さ
れるため、以降、操作部２２の各ボタンを押すことによ
り、テレビ受像機３４の各種機能がこのリモコン送信機
により制御される。

以上のプリセット処理の間、設定モードランプ４４が消
えるまで電源ボタンを押し続けなければならないが、本
実施例では、音声レベルの変化と同時にリモコン機器の
制御部２０が自動的に信号の確定を行うため、操作者は
神経を使う必要はなく、漫然と押し続ければよい。従っ
て、ステップ＃１０及び＃■２の各リモコン信号の取り
出し・送信の間隔を短くすることができ、速やかなプリ
セットを行うことができる。

なお、以上では電源を入れる場合について説明したが、
はじめにテレビ受像機３４を受信状態（音声が出ている
状態）にしておき、電源ボタン４６（これはトゲルスイ
ッチになっており、押す度にオンとオフを繰り返す）に
よりオフとする場合でも、操作は全く同じように行える
。この場合には、制御部では、音声レベルが下がった時
点でリモコン信号を確定すればよい。また、電源ボタン
ばかりではなく、ミューティング（消音）ボタン４８や
入カソース切替ボタン（テレビ受像機に接続したビデオ
テープレコーダＶＴＲをオフにしておき、テレビ受像機
自信の放送入力状態とＶＴＲの入力状態との切替を行う
）４７等を用いることもできる。更に、テレビ受像機に
限らず、ＶＴＲ，ＣＤプレーヤ、チューナ、ラジカセ等
、およそ音声信号を扱う機器であれば全て、本発明に係
るリモコン送信機でプリセットを行うことができる。こ
れらの場合には、スタート、プレイ、ポーズ等のボタン
を用いることにより、音声レベルを変化させることがで
きる。

且肚廷羞果 以上説明した通り、本発明によれば、対象となるリモコ
ン制御機器の音声出力の変化により自動的に信号の組を
確定するため、微妙なボタン操作が不要となる。従って
、設定モードにおいて各信号の送信時間を短くすること
ができ、プリセット作業が短時間で済むようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のクレーム対応図、第２図は本発明の実
施例であるリモコン送信機の構或を示すブロック図、第
３図はそのリモコン送信機のメモリに記憶されているリ
モコン信号の内容を示す表、第４図はそのリモコン送信
機の制御部で行われるプリセット処理のフローチャート
、第５図は従来のリモコン送信機の構成を示すブロック
図、第６図はリモコン送信機の外観図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）リモコン制御される機器で使用されるリモコン信
   号をプリセットすることのできるプリセットリモコン送
   信機において、 各リモコン制御機器で使用されるリモコン信号の組を複
   数組記憶している記憶手段と、 リモコン制御機器の音声出力に関連する機能に対応する
   リモコン信号を、記憶手段に記憶されている信号の組の
   各組から順次取り出し、送信する順次送信手段と、 リモコン制御機器からの音声を入力する音声入力手段と
   、 入力された音声のレベルが変化した時点で、そのとき送
   信されているリモコン信号の属する信号の組を確定する
   確定手段と を備えることを特徴とするプリセットリモコン送信機。