JPH0316781Y2 - - Google Patents

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JPH0316781Y2
JPH0316781Y2 JP19056585U JP19056585U JPH0316781Y2 JP H0316781 Y2 JPH0316781 Y2 JP H0316781Y2 JP 19056585 U JP19056585 U JP 19056585U JP 19056585 U JP19056585 U JP 19056585U JP H0316781 Y2 JPH0316781 Y2 JP H0316781Y2
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JP
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handle
vehicle body
holding frame
pedestrian
shaped
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JP19056585U
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JPS6297875U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は道路の側部に敷設する歩車道境界ブロ
ツク等の重量物を運ぶ如くした手押式重量物運搬
車に関するものである。
〈従来の技術〉 従来、一般に用いられている車道と歩道の境目
に埋設する歩車道境界ブロツク、縁石等のコンク
リートとかブロツク、石材などの重量物を手軽に
運搬しうるておしタイプの作業用運搬車として
は、一輪車(ネコ車)が知られている。しかし、
一輪車の取扱いに当つては、重量物を荷台の中央
へ載置せねばバランスが悪く、押すときに車体ぶ
れを招き易く危険であり、熟練を要する。勿論、
この歩車道境界ブロツクの如きは1個当りの重さ
が60〜80Kgもあり、持上げること自体も面倒で、
この点からもバランスよく載せることは難しい。
また、降ろす作業においても安全性がないため、
危ないものとなつている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 本考案は上記実情に鑑み、作業員の手を直接触
れることなく車体の起しに起因するテコ作用で簡
単、確実に重量物を把持し安定走行する簡易タイ
プの手押式重量物運搬車を提供することを目的と
したものである。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、一対の平行せる車輪を貫通した軸に
軸架の車体本体の前方に下向きコ字状保持枠部を
形成すると共に、車体後方に、下端を該車体本体
の両側に枢着し、中間部に傾斜規制用支持杆を配
した杷持兼用ハンドルを傾斜突設し、且つ前記保
持枠部の前面枠腕に取付けたテコ型把持爪に連繋
の索条の先端をハンドルに係止し、該ハンドルの
押下げに連動し把持爪を枠内へ突出する構成とし
てなる。
〈作用〉 上記のような構成のため、車体前方の下方に開
口のコ字状保持枠部を所望の重量物に跨がるよう
に臨ませ、この状態でハンドルの傾斜規制用支持
杆のストツパー係合を解き、該ハンドルの下方に
連動する把持爪の起立にて保持枠部内の重量物に
当接し、該保持枠部を重点に、車輪を支点にハン
ドルを力点とし運搬し得る如くしたものである。
〈実施例〉 以下、本考案を実施例の図面に基づいて説明す
れば、次の通りである。
1は一対となる平行の車輪2,2に挿通の軸
3,3の両端に支持梁部1aを軸架した車体本体
で、該車体本体1の前方には下向きのコ字状保持
枠部4を形成すると共に、車体本体1の後方に把
持兼用ハンドル5を上向き傾斜として突設する。
このハンドル5は下端を車体本体1の支持梁部1
aの前端部に支軸6をもつて枢着し回動自在と
し、且つハンドル5の中間部に基端を取付けた傾
斜規制用支持杆7の中途に有する切欠き係合部8
を車体本体1の後端に設けたストツパーピン9に
係合自在としてなる。また、コ字状保持枠部4の
両側の一対となる前面枠腕4a,4aの下端に中
間を枢着したテコ型把持爪10を夫々設け、該把
持爪10の基端に突設の連結部材11に、先端を
ハンドル5の中途に係止した索条12を、保持枠
部4の上端出隅部に配す滑車13を介在して導き
連動部材としてなり、これ等全体で手押式重量物
運搬車14となる。この場合、把持兼用ハンドル
5の構造は、傾斜突設となる左右一対の支持腕杆
部5a,aとこの上端に差渡した握り部5bより
なる門型を呈している。
いまこの作用を説明すると、先ず重量物の非把
持状態にあつては、ハンドル5の片側に有する傾
斜規制用支持杆7の係合部8を車体本体1側のス
トツパーピン9に係合し押下げ不能(固定)とし
ておく。このとき、ハンドル5に連繋の索条12
は弛んだ状態を呈し、該索条12の先端の把持爪
10は前面枠腕4a部に添うように後退位置とな
つている。即ち、把持爪10は保持枠内に突出す
る把持状態を取らない。
ここにおいて、例えば重量物である歩車道境界
ブロツク16を運搬するに際し、先ずこの運搬車
14を普通の手押式車と同様にハンドル5の握り
部5aを握つて前方へ押せば移動する。この状態
で前方の保持枠部4を歩車道境界ブロツク16の
真上位置に臨ませ、この下向きとなるコ字状間隙
aを歩車道境界ブロツク16に跨ぐようハンドル
5を下げてセツト位置とする(第4図参照)。
然る後、ハンドル5に基端を枢着して取付いた
傾斜規制用支持杆7を少し持上げ、該支持杆7の
下面に有する切欠きの係合部8を車体本体側のス
トツパーピン9より外せば、ハンドル5は自重に
より下向き回動を呈するため、この状態で更にハ
ンドル5を下方へ押込めば連繋となる索条12が
引張られ、該索条12の先端に連結のテコ型把持
爪10が枢軸15を支点として回動し、この先端
部10aがコ字状間隙a側へ回動突出せしめ、該
コ字状間隙a内にセツトの前記歩車道境界ブロツ
ク16の片面を押圧し、該歩車道境界ブロツク1
6の反対側となる後面枠腕4b,4bとで挾接状
となつて保持される。この場合、コ字状間隙aの
形状を歩車道境界ブロツク16の断面形状と同様
な台形構成としておけば、把持面積が増し、確実
な保持ができる。勿論、この把持爪10は左右の
2箇所に配した2点係止を取ると共に、後面枠腕
4b,4b間に横受梁4cをもつているため、こ
の点からも堅牢で滑り落ちのない保持となる。ま
た、歩車道境界ブロツク16を保持した状態で運
搬車14を動かすに当つては、このハンドル5は
後方へ長く延びているため、重点となる歩車道境
界ブロツク16側には車輪2が支点となるテコ作
用が働くので軽く運搬することができる(第5図
参照)。
次に、一旦保持した歩車道境界ブロツク16を
所定の場所へ置く場合、この歩車道境界ブロツク
16が所定位置の真上にきたとき、ハンドル5を
持上げ車体本体1を水平状態に戻し歩車道境界ブ
ロツク16地面上に置く。更に、この状態でハン
ドル5を持上げれば、今まで緊張していた索条1
2が緩んで弛むため、該索条12の引張りで回動
している把持爪10の歩車道境界ブロツク16へ
の押圧力が無くなり、該歩車道境界ブロツク16
の把持が解ける。従つて、この状態ハンドル5を
押下げるよう可動すれば、歩車道境界ブロツク1
6は保持枠部4より実質的に抜け出る。この場
合、ハンドル5の押下げに当つては、予め傾斜規
制用支持杆7を持上げ係合部8をストツパーピン
9に係合し、該ハンドル5を固定としておく。
〈考案の効果〉 上述のように本考案の手押式重量物運搬車は、
車体本体の前方に形成した下向きのコ字状保持枠
部に、車体本体に回動自在としたハンドルに連動
する索条に連繋のテコ型把持爪を設けたことによ
り、この保持枠部を単に重量物の上に跨がるよう
臨ませ、ハンドルを中途の傾斜規制用支持杆を外
して押下げるだけで、索条に連動の把持爪が自動
的に起立し重量物を加える挾持保持するものとな
り、極めて簡単な取扱いでよい。しかも、この車
体本体に取付けた車輪は左右一対の二輪タイプ構
成のため、車体の移動は一輪車の如き不安定さは
全くなく、安全性の高い手押式運搬車となる。勿
論、この場合の把持爪は少なくとも2個配設の2
点係止としたため、重量物の挾持保持も確実とな
る。また、この重量物の保持及び移動はハンドル
を押下げる力を利用するテコ作用をもつて行なう
ため、力及び熟練のない作業員であつても十分な
活用ができる等の実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
斜面図、第2図は側面図、第3図は正面図、第4
図、第5図は保持作動の説明図、第6図は保持枠
部の斜面図、第7図は同把持爪の作動状態の説明
図である。 1……車体本体、2……車輪、3……軸、4…
…コ字状保持枠部、5……把持兼用ハンドル、7
……傾斜規制用支持杆、10……テコ型把持爪、
12……索条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の車輪の軸に軸架した車体本体の前方に下
    向きのコ字状保持枠部を形成すると共に、車体本
    体後方に、下端を該車体本体に枢着し、中間に傾
    斜規制用支持杆を配した把持兼用ハンドルを突設
    し、且つ前記保持枠部の前面枠腕に取付けたテコ
    型把持爪に連繋する索条の先端を前記ハンドルに
    係止し、該ハンドルの押下げに連動の把持爪を保
    持枠部の枠内へ突出自在とした手押式重量物運搬
    車。
JP19056585U 1985-12-11 1985-12-11 Expired JPH0316781Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19056585U JPH0316781Y2 (ja) 1985-12-11 1985-12-11

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JP19056585U JPH0316781Y2 (ja) 1985-12-11 1985-12-11

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Publication Number Publication Date
JPS6297875U JPS6297875U (ja) 1987-06-22
JPH0316781Y2 true JPH0316781Y2 (ja) 1991-04-10

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JP19056585U Expired JPH0316781Y2 (ja) 1985-12-11 1985-12-11

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