JPS586762Y2 - 運搬装置 - Google Patents

運搬装置

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Publication number
JPS586762Y2
JPS586762Y2 JP1978039128U JP3912878U JPS586762Y2 JP S586762 Y2 JPS586762 Y2 JP S586762Y2 JP 1978039128 U JP1978039128 U JP 1978039128U JP 3912878 U JP3912878 U JP 3912878U JP S586762 Y2 JPS586762 Y2 JP S586762Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
track
transport vehicle
brake
attached
transport
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978039128U
Other languages
English (en)
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JPS54143505U (ja
Inventor
梶上賢一
Original Assignee
株式会社ニツカリ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ニツカリ filed Critical 株式会社ニツカリ
Priority to JP1978039128U priority Critical patent/JPS586762Y2/ja
Publication of JPS54143505U publication Critical patent/JPS54143505U/ja
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Publication of JPS586762Y2 publication Critical patent/JPS586762Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は運搬装置に関し、さらに詳しくは、みかん園
などで代表される果実園内や、とくに、山間部に拓かれ
た果実園内などにおける収穫物、さらには、各種資材の
運搬に適した運搬装置に関する。
従来、山腹に拓かれたみかん園などでは収穫物の搬出な
どの作業用として、急傾斜地でも安全かつ確実に走行で
きるようにした単軌道運搬装置が使用されている。
この単軌道運搬装置の導入で急傾斜という特殊環境での
荷役作業は機械化され、その負担は軽減化されたのであ
るが、これは、みかん園内の集荷基地から山麓の集荷基
地までの間を機械化したにすぎないので、みかん園内で
は人手に依る運搬に頼らざるを得ない。
とくにみかん園は発育環境、とくに温度を考慮して山腹
に拓かれたものが多く、そのために、みかん固自体が傾
斜しているので、−車輪などの運搬具による搬送は甚だ
不安定である。
そこでこの考案は、みかん園などの園内の運搬手段とし
て走行性が安全、かつ確実なものを得て、これにより園
内の荷役労働の負担を軽減化しようとするもので、その
ために、地面には単軌道を敷設し、この単軌道を確実に
ホールドする車輪をもつ荷台を用意し、傾斜地でも荷台
を安定走行に必要な水平度を保つことができるようにす
ると共に、ブレーキを兼ねた操作杆を着脱自在に設けた
構成としたことを特徴とするものである。
以下、この考案の詳細を添付した図面について説明する
先ず、図において符号1は地面に敷設された断面I型の
プラスチックス製軌道で、地面に対して保持具2を用い
て止釘3を打込んで固定する。
この軌道は最も単純な構成である単軌道で上縁両側に平
らなフランジ1aが張出し、フランジ1aの上面が走行
面1bとなっている。
この軌道1に沿って走行する運搬車20は、荷台枠21
.車輪ユニット22、さらにはスタンド23、ブレーキ
24、操作杆25などにより構成されている。
即ち、荷台枠21はパイプなどを曲げて成形した方形の
枠体で形成され、幅方向にチャンネル材などの横架材2
1aが施されて荷物積載時の荷台の一部を形成している
この横架材21aには、車輪ユニット22が取付けられ
ており、この車輪ユニット22は下側が開放されたρ型
をした車輪ホルダ22aに対し、軌道1の走行面1b上
を走行するフランジ付の車輪22bが軸22Cにより取
付けられ、この車輪22bと少し間隔をおいて挟持輪2
2dが、荷台枠21の幅方向に沿って直列配置され、車
輪22bと挟持輪22dとにより軌道1のフランジ1a
を上下方向から挾持する構成となっている。
この車輪ユニット22は運搬車20の進行方向に沿って
2組取付けられており、運搬車20が前後方向は勿論、
幅方向に傾くことのないようになっている。
さらに、荷台枠21の幅方向と直交する方向の両側には
、枠型をしたスタンド23がヒンジ支持23aにより取
付けられ、運搬車の幅方向を含む平面内で回転できるよ
うになっている。
そして、荷台枠21の全幅より外側に張出さないように
ヒンジ支持部23aの外側にストッパ23bが取付けら
れている。
スタンド23は下縁全部が接地するのではなく、運搬車
の進行方向に行う両端部分だけに接地部23cが形成さ
れている。
さらに、このスタンド23を収納するために、荷台枠2
1aの下面に板ばね型のスタンド23dが前後、左右に
各1個所に設けてあって、スタンド23を内側に折畳ん
だ状態では、このスタンドホルダ23dの凹溝23e中
に接地部を嵌込んでホルダのもつ弾性で収納状態を保持
するようになっている。
そして、荷台枠21の前後方向両端中央には板体のブレ
ーキ24が取付けられており、荷台枠21に設けたブラ
ケット間に架設した軸24aにブレーキ24の一端が枢
支され、軸に巻いたスプリングによりブレーキ24が常
時上向きに回動する習性を与えられている。
ブレーキ24の接触面には摩擦材24bが固定され、走
行面1bに対して摩擦接触できるようになっており、ブ
レーキ24の支持端側にはシリンダ型の操作杆の取付を
行う装着器24cが固定され荷台枠21に対してブレー
キ24の回動ストッパになっており、その側面周面には
母線方向に沿ってスリット24dが形成されている。
この装着器24cには、運搬車を押す際に使用すると共
に、前記ブレーキ24を操作するための操作杆25の一
端が挿入される。
操作杆25の上端にはグリップ25aを取付けである水
平杆25bが固定され、下端には、前記装着器24Cに
対して挿入されると共に、前記スリンl−24dに嵌ま
るピン25Cが突設されている。
次に、この考案による運搬装置を用いた荷役作業の実際
を説明する。
軌道1に対しては運搬車20の車輪22b、挟着車輪2
2dがそのフランジ1b部分を上下方向から挾持して、
運搬車20全体が前後方向ならびに左右方向に転倒しな
いようになっている。
この運搬車20の荷台枠21上が荷台であって、コンテ
ナに容れられたみかんなどの収穫物が積載される。
そして例えば、進行方向後部の装着器24cに対して操
作杆25の下端部が挿入されると共に、ピン25cをス
リット24c中に嵌込み、グリップ25dを握って前方
に押しながら進行する。
運搬車20は車輪22bが軌道1の走行面1bに沿って
転動し前進する。
運搬車20が傾斜地を傾いた状態(第2図)で走行する
ような場合では、谷側のスタンド23をヒンジ支持部2
3aで回転し、下方に向けた状態にしておくと、横倒防
止となり、また、停車した場合には、両側のスタンド2
3Cを下方に向けて、その接地部23cを地面Gに接地
させれば、横転することなく停車状態を保持する(第3
図)。
進行状態の運搬車20が停止する場合には、ブレーキ2
4の摩擦材24bを軌道1の走行面1bに接触させるの
であって、この操作は操作杆25をブレーキ24のもつ
習性に抵抗して軸24bを中心とした回転運動させて、
ピン25cによるスリット24cの底部を押下げる作業
によりブレーキ24を走行面1bに圧接する。
このブレーキ杆25はブレーキ24のもつ習性で、ブレ
ーキ解除方向に移動するので、ブレーキ作用を止める場
合はブレーキ杆25の傾倒を止めるだけでよい。
また、運搬車20に対する押す作用を何れの方向から行
うかは、作業状態と作業者の都合により決められるので
、例えば、第1図図示の状態とは反対の端部から押す場
合には、操作杆25を装着器25から抜取って、反対側
の装着器25に移し替える。
なお、以上の説明では、軌道1に対しその上下方向から
これを挾持する車輪ユニットを設けたものを示したが、
脱線を防ぐ機能をもった車輪ユニットであればよい。
なおまた、操作杆はブレーキ操作と運搬車の押し、ある
いは曳き作業とに使用するものを示したが、脱着形式の
操作杆はそのまま残し、ブレーキは作業者が足で踏みつ
ける形式にしてもよい。
以上の説明から明らかなように、この考案の運搬装置に
よれば、地面に敷設された単軌道に対し、車輪をもつ運
搬車を走行できるように装備し、この運搬車の両側には
、左右それぞれ独立して、はぼ水平状態、垂直状態に切
替えることができるスタンドを設け、運搬車の前後両端
部に常時解放習性のあるブレーキを設け、このブレーキ
に操作杆を脱着できる装着器を設けたから、果樹園内の
運搬、とくに傾斜状態にある園内の運搬に適し、集荷場
所までのにえき作業の負担を軽減でき、停車状態でも安
定させ得、前後例れからも移動作業、ブレーキ操作をす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面はこの考案による運搬装置の一実施例を示し、
第1図は斜面図、第2図は傾斜地走行状態の説明図、第
3図は停車状態の説明図である。 1・・・・・・軌道、20・・・・・・運搬車、21・
・・・・・荷台枠、21a・・・・・・横架材、22・
・・・・・車輪ユニット、22b・・・・・・車輪、2
2c・・・・・・挟持輪、23・・・・・・スタンド、
23a・・・・・・ヒンジ支持部、23b・・・・・・
ストッパ、23c・・・・・・接地部、24・・・・・
・ブレーキ、24a・・・・・・軸、24C・・・・・
・装着器、25・・・・・・操作杆、25a・・・・・
・グリップ、25c・・・・・ゼン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 単軌道と、これに沿って入力走行する運搬車とを備える
    運搬装置において、運搬車は走行方向に沿って運搬車の
    両側に設けられ、垂直状態、水平状態に切替え得るスタ
    ンドと、走行方向に沿って運搬車の前後両端部に枢着さ
    れていて、単軌道面から離れる方向へ回転習性をもつブ
    レーキと、軌道上を走行する走行輪とを備え、前記ブレ
    ーキはハンドルを兼ねる操作杆の端部を脱着できる装着
    器を有し、運搬車の前後端倒れ側からも移動操作、ブレ
    ーキ操作できるように構成したことを特徴とする運搬装
    置。
JP1978039128U 1978-03-27 1978-03-27 運搬装置 Expired JPS586762Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978039128U JPS586762Y2 (ja) 1978-03-27 1978-03-27 運搬装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978039128U JPS586762Y2 (ja) 1978-03-27 1978-03-27 運搬装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54143505U JPS54143505U (ja) 1979-10-05
JPS586762Y2 true JPS586762Y2 (ja) 1983-02-05

Family

ID=28905377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978039128U Expired JPS586762Y2 (ja) 1978-03-27 1978-03-27 運搬装置

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JP (1) JPS586762Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5164215A (ja) * 1974-11-28 1976-06-03 Nogyo Doboku Shikenjocho Monoreerugataunpanki

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4979909U (ja) * 1972-11-03 1974-07-11

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5164215A (ja) * 1974-11-28 1976-06-03 Nogyo Doboku Shikenjocho Monoreerugataunpanki

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Publication number Publication date
JPS54143505U (ja) 1979-10-05

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