JPH03167543A - 写真焼付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〉 本発明は、写真フィルムの写像中に別の絵又は文字等を
挿入した合或写真を作戊する際に使用する写真焼付装置
に関する。

（従来の技術〉 一般のカメラで撮影した写像の中に別の絵又は文字等を
挿入した合或写真を作る場合、別の絵又は文字等を写し
たフィルムを作或しておいて、合威したり多重露光した
りする等の様，々なテクニックが用いられてきた。

このため従来の方法は非常に多くの手間と時間のかかる
ものであり、コストも高いものであった。従って写真入
りのポストカ一ドのように同一のものを多量に作或する
場合は若干コストは低く反る程度であるが、それでも多
くの費用と時間がかかっていた。

またカメラで撮影した写像の中に入れる別の絵又は文字
等ｌこ関しても、その内容やデザイン及び挿入位置等で
制約をされることが多いので不便であった。

（発明が解決しようとする課題） 本発明が解決しようとする課題は、従来より短い時間・
少ない手間・低いコストで合或写真を作戒することが可
能で、種々のデザインの合戊写真を容易に作或すること
も可能で、構造もシンプル々写真焼付装置を提供するこ
とにある。

（課題を解決するための手段） かかる課題を解決した本発明の要旨は、１）写真フイル
ムの引伸機の台板上のマスクフレームに、所定形状の遮
光部と透光部とを備えた印画紙マスクを取り付け、さら
にコンピュータ入力の絵又は文字等を実物の色の補色で
表示する電気的ディスプレイ及び同電気的ディスプレイ
の映像を印画紙のマスク部分上に写す投影機を同引伸機
に並設した写真焼付装置 ２）マスクフレームに印画紙マスクを着脱自在に取り付
けた請求項ｌ記載の写真焼付装置。

３）印画紙マスクに設けた印画紙マスク識別記号を、マ
スクフレームに設けた読み取り装置で読み取りコンピユ
ータへ自動的に入力する請求項１又は２記載の写真焼付
装置 ４）電気的ディスプレイとマスクフレームとが連動して
前後左右に移動自在とした請求項１、２、３何れかに記
載の写真焼付装置 ５）２冫ピ具−タｔこ接続した小型座標指示装置でマス
クフレームの位置を検出して電気的ディスプレイを移動
させる請求項１、２、３、４何れかに記載の写真焼付装
置 ６）電気的ディスプレイに表示した絵又は文字等の映像
を同電気的ディスプレイの画面上で移動自在とした請求
項１、２、３、４、５１ｉＴれかに記載の写真焼付装置
にある。

（作用） 本発明の写真焼付装置では、写真フィルムの引伸機の台
板上のマスクフレーム、所定形状の遮光部と透光部とを
備えた印画紙マスクを取り付けている。さらにコンピュ
ータ処理の絵又は文字等を実物の色の補色で表示する電
気的ディスプレイ及び同電気的ディスプレイの映像を印
画紙上に写す投影機を同引伸機に並設している。たお同
マスクフレームに同印画紙マスクを着脱自在としたもの
もある。

引伸機の台板上のマスクフレームに印画紙をセットする
とき、同印画紙の表面を前出の印画紙マスクで覆ってお
き、同印画紙マスクの上から写真フィルムの写像を同引
伸機で写すようにｆＫっている。このとき同印画紙マス
クの遮光部は光を遮断するので同遮光部直下の部分の印
画紙面は感光せず、同印画紙マスクの透光部直下の印画
紙面のみに写真フィルムの写像が焼付けられるようにな
っている。

同引伸機で焼付が終了した印画紙は並設した投影機の下
へ移動させ、電気的ディスプレイの映像を同印画紙の未
感光部分のみに写して焼付けを行うようになっている。

同未感光部分とは、前出の引伸機での焼付けの際に印画
紙マスク遮光部直下に位置していた部分である。同印画
紙の未感光部分への焼付を行う場合には、同電気的ディ
スプレイでは、同未感光部分の形状に応じた形状のみに
映像が表示され他の部分は明る＜　ｆｘらねいようにな
っているので、同未感光部分以外の部分が感光するよう
なことはたい。

このように本発明の写真焼付装置では、引伸機において
写真フィルムの写像の印画紙への焼付けを行ない、次に
投影ＩＩ｝こおいて同印画紙の未感光部分への絵又は文
字等の焼付けを行ない合或写真を完戒するようにたって
いる。

本発明の写真焼付装置では、印画紙マスクに設けた印画
紙マスク識別記号をマスクフレームに設けた読み取り装
置で読み取りコンピユータヘ自動入力するようにしたも
のもある。これはマスクフレームに印画紙マスクをセッ
トすると同印画紙マスクをコンピユータが識別し、同印
画紙マスクに応じた映像を電気的ディスプレイに自動的
に表示するようにしたものである。

本発明の写真焼付装置では、電気的ディスプレイとマス
クフレームとが連動して前後左右に移動自在としたもの
もある。これは同マスクフレームにセットした印画紙マ
スクの遮光部直下に位置していた感光紙の未感光部分へ
電気的ディスプレイに表示した絵又は文字等を焼付けす
るとき位置合わせを正確に行うことができるようにする
ためのものである。

本発明の写真焼付装置では、コンピエー夕ニ接続した小
型座標指示装置、通称マウスでマスクフレームの位置を
検出して電気的ディスプレイを移動させるようにしたも
のもある。これは電気的ディスプレイに表示した絵や文
字等の挿入位置を正確かつ容易に決定できるようにする
ためのものである。

本発明の写真焼付装置では、電気的ディスプレイに表示
した絵又は文字等の映像を同電気的ディスプレイの画面
上で移動自在としたものもある。

これは電気的ディスプレイの本体を移動させずに映像の
みを移動させることができるようにしたものであり、電
気的ディスプレイに表示した絵や文字等の挿入位置合わ
せな正確かつ迅速に、しかも容易に行うことができるよ
うにするためのものである。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は実施例１の全体的な構或を示す説明図、第２図
は第１図のＡ−Ａにおける一部切欠断而図、第３図は第
１図のＢ−Ｂにおける一部切欠断面図、第４図は焼付工
程を示す説明図、第５図は合或写真の説明図である。

第６図は実施例２の全体的な構或を示す説明図、第７図
は第６図のＣ−Ｃにおける一部切欠断面図、第８図は第
６図のＤ−Ｄにおける一部切欠断面図である。

第９図は実施例３の全体的な構或を示す説明図である。

実施例１の写真焼付装置（１）では、写真フイルム’）
　引伸機（２）の合板（３）上のマスクフレーム（４）
に、ハート形状をした遮光部（５）とそれ以外の透光部
（６）を備えた印画紙マスク（７）を着脱自在に設けて
いる。さらにコンピュータ（８）処理の文字（９）を実
物の色の補色で表示する液晶ディスプレイ００及び液晶
ディスプレイ（ＩＩの映像を印画紙（１０上に写す投影
機（玉のを引伸機（２》の側部に並設している。

実施例１において、引伸機｛２｝の合板（３）上のマス
クフレーム（４）に印画紙００をセットするとき、印画
紙（１υの表面を前出の印画紙マスク（７）で覆ってお
き、印画紙マスク（７）の上から写真フィルム（鴎の写
像を引伸機（２）で写すようになっている。このとき印
画紙マスク（７）の遮光部（５）は光を遮断するので遮
光部（５）直下の部分の印画紙（ＩＩＪ面は感光せず、
印画紙マスク（７）の透光部（６）直下の部分の印画紙
（ＩＩ）面のみに写真フィルム（１１の写像が焼付けら
れるようにｋっでいる。

次に、引伸機（２）で焼付けが終了した印画紙（１ｌ）
は、並設した投影機（趨の下へ移動させ、液晶ディスプ
レイ（Ｉｎの文字（９）等を印画紙｛１０の未感光部分
（１４のみに写して焼付けを行うようになっている。未
感光部分（１４とは、前出の引伸機（２）での焼付けの
際に印画紙マスク（７）の遮光部（５）直下に位置して
いたハート形状の部分である。印画紙００の未感光部分
（１４への焼付を行う場合には、液晶ディスプレイ（１
呻では、未感光部分（１４）の形状に応じてハート形状
のみに映像が表示され、他の部分＋Ｉｎは明るくならｔ
ｇいようになっているので、み感光部分（１４以外の部
分が感光するようなことはない。

このように実施例１の写真焼付装置（１）では、引伸１
　（２１において写真フィルム（１３の写像の印画紙０
０への′焼付けを行たい、次に投影機＋１２において印
画紙（１０の未感光部分（１４への文字（９）等の焼付
けを行ない合或写真ｆｌｌを完或するようになっている
。

実施例ｌでは、印画紙マスク（７）の遮光部《５》の形
状、大きさ、位置を変えれば写真上の任意の位置に絵や
文字等の挿入をすることができるようになっている。挿
入する絵や文字等についてはコンビネータ｛８｝で様々
なデザインのものを作或できるようにたっている。また
液晶ディスプレイ（１０）に表示される映像は実物の色
の補色になっているので、ネガ・ポジの関係により、印
画紙（１０に同映像を焼付ければ正しい実物の色の絵又
は文字等を挿入した合或写真＋１４９を得ることができ
る。

実施例１では、印画紙マスク（７）の辺の部分に識別の
ための電極（１″ｈを設けているが、これは印画紙マス
ク（７）の遮光部（５）の形状をコンピュータ（８）に
命令として指示するためのものである。マスクフレーム
（４）に印画紙マスク（７）をセットすれば電極《ｌ７
）の位置に応じた信号がコンピユータ（８）に送られ印
画紙マスク（７）の遮光部（５）の形状と同一形状の部
分のみの映像が液晶ディスプレイ（Ｉ１に表示され、他
の部分（！！１は明るくなら々いようにねっている。す
なわち印画紙マスク（７）をマスクフレーム（４）にセ
ットすれば印画紙マスクとネガ・ポジの関係にある映像
が自動的に液晶ディスプレイＱｌに表示されるようにな
っている。印画紙マスク（７〉を他の種類の印画紙マス
クと入れ換えた場合でも、それに応じた映像が液晶ディ
スプレイ叫に自動的に表示されるようにｔｔっでいる。

従って液晶ディスプレイ（Ｉ１の明るい部分（國にコン
ピュータ（８）により絵や文字（９）等を任意に入力す
ることにより、これらの絵や文字等を挿入した合或写真
（ＩＧを得ることができる。挿入位置の調整については
マスクフレーム（４）又は液晶ディスプレイ００を前後
左右に移動させて微調整を行うように紅っている。なお
印画紙マスクの識別は印画紙マスクに付したマークを光
学的方法で読み取ってコンピエー夕に入力するようにす
ることもできる。また電気的ディスプレイとして液晶デ
ィスプレイ（Ｉ１以外にもＣＲＴディスプレイ等を使用
することもできる。

実施例２の写真焼付装置ｆｌｌでは、引伸機０［１）の
台？（２υ上のマスクフレーム（２乃と液晶ディスプレ
イ（至）とを連結具＋２４で連結し、マスクフレーム（
社）にセットした印画紙マスク（自）と液晶ディスプレ
イ（ハ）とを連動して前後左右に移動自在としている。

移動はＸ軸移動モータ（至）及びＹ軸移動モータ（社）
で行うようになっている。コンピュータ（■に接続シた
マウス囚でマスクフレームＩ２２の位置を検出して液晶
ディスプレイ（自）を移動させることもできる。また液
晶ディスプレイ翰に表示した絵又は文字等の映像を液晶
ディスプレイ（至）の画面上で自由に移動できるように
なっている。実施例２におけるこれらの移動機構はいず
れも液晶ディスプレイ（至）に表示した絵や文字等の合
或写真上での位置合わせを正確かつ迅速に、しかも容易
に行うことができるようにしたものである。他の部分の
構造や作用等については実施例１の場合と同様である。

実施例３の写真焼付装置（浦では、マスクフレーム（３
０とマウス（幻とを連接杆（３３で連接している。コン
ピユータ（３４に接続したマウス（（支）でマスクフレ
ーム（３ｌ）の位置を検出して、それに応じて液晶ディ
スプレイ（至）を前後左右に移動できるようになってい
る。また液晶ディスプレイ（３１に表示した絵又は文字
等の映像を液晶ディスプレイ（３！ｌ９の画面上で自由
に移動できるようにもなっている。実施例３におけるこ
れらの移動機構は実施例２の場合と同様に合或写真上で
の位置合わせを正確かつ迅速に、しかも容易に行うよう
にしたものである。他の部分の構造や作用等については
実施例ｌの場合と同様である。

以上のように本発明の写真焼付装置では、コンピユータ
処理による絵や文字等を任意のデザインで任意の位置に
挿入した合成写真を容易に作或することができるので、
従来の合或写真作戊方法のような多くの手間と時間が不
要となり、コストも低減することが可能となる。

〈発明の効果》 本発明により、従来より短い時間・少ない手間・低いコ
ストで合或写真を作或することが可能で、種々のデザイ
ンの合戊写真を容易に作成することも可能で、構造もシ
ンプル１．写真焼付装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例１の全体的な構或を示す説明図、第２図
は第１図のＡ−Ａにおける一部切欠断而図、第３図は第
１図のＢ−Ｂにおける一部切欠断面図、第４図は焼付工
程を示す説明図、第５図は合或写真の説明図である。 第６図は実施例２の全体的な構戊を示す説明図、第７図
は第６図のＣ−Ｃにおける一部切欠断面図、第８図は第
６図のＤ−Ｄにおける一部切欠断面図である。 第９図は実施例３の全体的な構威を示す説明図である。 （ｌ）＝ （３）： （５）： （７）： （９）＝ （＋１）： （ｌ１： （１ク： （１乃； （目； （２０： （２３： （２１＝ （ｎ： （２Ｉ： ｛３０： ｛幻： （幻： 写真焼付装置 台　　板 遮光部 印画紙マスク 文　　字 印画紙 写真フイルム 他の部分 電　　極 写真焼付装置 台　　板 液晶ディスプレイ 印画紙マスク Ｙ軸移動七一タ マウス マスクフレーム 連接杆 液晶ディスプレイ （２）： （４）： （６）＝ （８）： （ＩＩ　： （ゆ： （ｌ４： （ＩＩ　： （噂： （２Ｉ： 伐乃： （２４： （２Ｑ： Ｉ２棒： （３Ｉ： （幻＝ （３４： 引伸機 マスクフレーム 透光部 コンピユータ 液晶ディスプレイ 投影機 未感光部分 合或写真 明るい部分 引伸機 マスクフレーム 連結具 Ｘ軸移動モータ コンピュータ 写真焼付装置 マウス コンピュータ 第 ２ 図 ９ 第 ３ 図 −３４６−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）写真フィルムの引伸機の台板上のマスクフレームに
   、所定形状の遮光部と透光部とを備えた印画紙マスクを
   取り付け、さらにコンピユータ入力の絵又は文字等を実
   物の色の補色で表示する電気的ディスプレイ及び同電気
   的ディスプレイの映像を印画紙のマスク部分上に写す投
   影機を同引伸機に並設した写真焼付装置。 ２）マスクフレームに印画紙マスクを着脱自在に取り付
   けた請求項１記載の写真焼付装置。 ３）印画紙マスクに設けた印画紙マスク識別記号を、マ
   スクフレームに設けた読み取り装置で読み取りコンピュ
   ータへ自動的に入力する請求項１又は２記載の写真焼付
   装置。 ４）電気的ディスプレイとマスクフレームとが連動して
   前後左右に移動自在とした請求項１、２、３何れかに記
   載の写真焼付装置。 ５）コンピュータに接続した小型座標指示装置でマスク
   フレームの位置を検出して電気的ディスプレイを移動さ
   せる請求項１、２、３、４何れかに記載の写真焼付装置
   。 ６）電気的ディスプレイに表示した絵又は文字等の映像
   を同電気的ディスプレイの画面上で移動自在とした請求
   項１、２、３、４、５何れかに記載の写真焼付装置。