JPH03167403A - 測長方法およびこれに使用する測長装置 - Google Patents

測長方法およびこれに使用する測長装置

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JPH03167403A
JPH03167403A JP30469389A JP30469389A JPH03167403A JP H03167403 A JPH03167403 A JP H03167403A JP 30469389 A JP30469389 A JP 30469389A JP 30469389 A JP30469389 A JP 30469389A JP H03167403 A JPH03167403 A JP H03167403A
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潔 長澤
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星野 吉弘
Kozo Ono
耕三 小野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、微小な長さを高精度で測定する測定装置に関
する。
〔従来の技術〕
近年、各種技術分野においては装置が微小化又は高精度
化され、これに伴い装置の製造時における各部の寸法も
厳格な管理が必要となり、このため、サブμmオーダの
精度で測定可能な測長装置が要望されるようになった。
ここで、上記のように高精度の測長が必要である対象物
として、テレビジョン、コンピュータの表示等に使用さ
れる液晶表示装置を例示して説明する。
第4図は液晶表示装置の電極の配置図である。
図で、1は基板、2は基板1上に縦横に多数配置された
電極である。例えば、図で横方向の長さが400mmの
基板1上に電極2が横方向1列に6700個配列されて
いる.これら各電極2は互いに正確な間隔で配置される
必要がある。即ち、第4図に示す隣接する電極2間の寸
法X++  y+は正確でなければならない.したがっ
て、このような電極パターンを製造するための原板(マ
スク)における上記寸法Xt+  y+ は厳格に管理
されなければならない。そして、このためには、高精度
の測長装置が必要である。例えば、上記の例では、寸法
x1は60μであるので、測長装置としてはサブμmオ
ーダの精度のものが要望される。このような装置の測定
に使用される測長装置を第5図により説明する。
第5図は従来の測長装置の系統図である。図で、5は図
示しない空気定盤上に支持されたステージ、6はステー
ジ5上を図で左右に移動可能な移動台、7は移動台6を
駆動するモータである。移動台6は、モータ7の回転軸
に連結され周面に螺旋状のねじが形威されている軸(螺
軸)に螺合する螺子を有し、モータ7の回転により左右
に移動する構威となっている。8は移動台6に固定され
たテーブル、9はテーブル8上に載置された被測長対象
物である原板を示す.9pは第4図に示す電極2を作威
するため原板9に構威された電極パターンである。電極
パターン9pは第4図に示す電極2の配置に等しく配置
されている.10はこれら電極パターン9pを観察する
顕微鏡、l1は顕微鏡10を支持するスタンド、12は
原板9を照明する光源、13は光源12を支持すると共
に光を顕微鏡10に導く導光管である。l4は顕微鏡1
0の視野内の像を撮影するCODカメラであり、像に応
じた電気信号を出力する. 15はリニアエンコーダであり、スケール15aおよび
センサ15bで構成される.スケール15aはテーブル
8の側面に配置された多数の反射膜で構成されている.
この反射膜は、例えば5μmの巾を有し5μm間隔で配
置されている。センサ15bは発光素子スリット板およ
び受光素子より威り、反射膜で反射された発光素子から
の光を、スリット板を介して受光素子で受光する構或と
なっている.このリニアエンコーダl5によりテーブル
8の移動距離がサブμmオーダの精度で測定できる.7
このようなリニアエンコーダは周知である. 16は画像処理装置を示し、画像処理部16a、表示部
16bおよび記憶部16cで構威されている。画像処理
部16aはカメラl4からの信号に基づき顕微鏡10の
視野内の像を表示部16bに表示する処理を行なうとと
もに、後述するようにその像についての種々の処理を実
行する。表示部16bは等間隔に縦横に配列された微粒
子(画素)で構成されている.これらの画素は表示部1
6bにおける発光単位であり、各画素が選択的に発光す
ることにより、映像が形或表示される。各画素は、記憶
部16Cのアドレスに対応せしめられている。どの画素
を発光させるかの選択は、カメラ14の信号に基づいて
画像処理部16aで行なわれる。l7は測長装置におけ
る所定の演算制御を行なう制御装置である。
次に、上記測長装置の動作を第6図(a), (b)に
示す画像処理装置の表示像を参照しながら説明する.ま
ず、原板9をテーブル8上にセットし、顕微鏡1 ’0
の倍率を電極パターン9pの全体像やその周辺が把握可
能な程度(例えば5倍)に低くする。次いで、カメラ1
4に撮影され表示部l6bに表示された顕微鏡10の視
野を観察しながら、制御装置17を介して(又は手動で
〉テーブル8を移動させ、最端部の電極パターン9p(
この電極パターンを9p+ とする)を顕微鏡10の視
野にとらえる.この状態で顕微鏡10の倍率を高倍率(
例えば200倍)とする。このとき、表示部16bに表
示された顕微鏡工0の視野内の映像が第6図(a)に示
されている。第6図(a)で、Aは顕微鏡10の視野、
Cは顕微鏡lOの中心線に対応する中心線、9p+’は
電極パターン9p+の映像である。
電極パターン9p+は顕微鏡10で拡大されているため
、その映像9p+’は電極パターン9p+の極く一部で
あり、かつ、その縁部(エッジ)は図示のように凹凸と
なって現われる。ところで、原板9における測長は、各
電極パターン9pのエッジ間を測定するのであるから、
エッジに凹凸が存在していては測定不可能となる。この
ため、何等かの手段によりエッジを確定する必要がある
.このエッジの確定は、画像処理部16aにおいて、映
像9p1′ の縁部の発光画素の位置、即ち、記憶部1
6cにおける発光画素に対応するアドレスを取出し、そ
れらの位置の平均値を演算することにより行なわれる。
第6図(a)に、確定したエッジが符号Eで示されてい
る。画像処理部16aは中心線CとエッジEとの間隔J
,を、その間の画素数をカウントする(記憶部16cの
アドレスの差を演算する)ことにより求め、その値l,
を制御装置17に出力する。
次に、制御装置17はモータ7に指令信号を出力し、テ
ーブル8を移動して次の電極パターン9p (この電極
パターンを9ptとする.)を顕微鏡10の視野に入れ
、これを表示部16bに表示する。このときのテーブル
8の移動量lはリニアエンコーダ15により検出され、
制御装置l7に出力される。第6図(b)に電極パター
ン9p,が視野に入ったときの状態が示されている。第
6図(b)で第6図(a)と同一部分には同一符号が付
してある。9pz  は電極パターン9pzの映像を示
す。電極パターン9ptの映像9p!に対しても、電極
パターン9p+の映像9p+と全く同様にしてエツジE
が確定され、中心線Cとの間隔12が求められ、この値
l2が制?II+装置l7に出力される。ここで、リニ
アエンコーダl5で検出された移動量lは、最初の視野
において顕微鏡lOの中心線に対向する原板9上の位置
と、次の視野において顕m!110の中心線に対向する
原板9上の位置との間の間隔に等しい。したがって、第
6図(a),  (b)に示す視野の場合、制御装置1
7は入力された値1,,l2,1を加算して測定値L 
(L=f,+1,+1)を得る。各電極パターン9pの
間隔は、第4図に示す電極2の間隔xl +  xZ 
+  x3・・・・・・・・・と同じように、最端部の
電極パターン(9p+)のエツジEを基準とし、上述の
ような方法で当該エツジEからの間隔として測定される
上記測長方向と直交する方向における各電極パターン9
の間隔の測定は、テーブル8から一旦原板9を外し、載
置方向を90″変更して再度テーブル8にS!置するこ
とにより行なわれるが、このような手間を省くため、ス
テージ5の下に移動方向が直交するステージを重ね、リ
ニアエンコーダ15が配置されている側面と隣接する側
面にさらに他のリニアエンコーダを設けて2軸(X軸,
Y軸)の測長装置を構威してもよい。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記測長装置においては、その測定動作中のエッジの確
定の精度が測定精度を左右する大きな要因の1つとなる
。そして、このエッジの確定の精度は像の分解能により
定まる.これを第7図(a)〜(c)および第8図によ
り説明する.第7図(a)はCCDカメラl4の撮像平
面を示す図である.符号Fでこの平面が示されている.
平面Fの具体的数値例として、縦6.6mm、横8. 
8 m mが示されている.この撮像平面Fは顕徽鏡1
0で拡大される。第7図(b)は撮像平面Fを顕微鏡で
拡大したときの顕微鏡像を示す図である。符号F3は第
7図(a)に示す撮像平面Fの一部分を示すものであり
、顕微鏡10の倍率を例えば200倍としたとき、部分
F3は撮像平面Fの1/200の面積となる。第7図(
b)に示される顕微鏡像F,は、前記各具体的数値例に
したがうと、縦33μm (6.6mm/ 2 0 0
) 、横44μm (8. 8 mm/ 2 0 0 
)となる。
第7図(C)は画像処理装置16の表示部16bにおけ
る発光面を示す図である。この発光面の具体的数値例と
して、縦240画素、横320画素が図示されている。
結局、CODカメラ14で撮像され、顕微鏡lOで拡大
された像F,が表示部16bに表示された状態をみたと
き、上記数値例では(33μmmX44μm)の像が(
24o画素×320画素〉の画面に表示されることにな
る.そして、記憶部16cに記憶されるデータは、画像
処理部16aによって、表示部16bの1画素の発光レ
ベルが、ある定められた値〈例えば1画素の最大発光量
の1/2)以上のときrlJ、定められた値未満のとき
「0」とされる。このことから、像の分解能は、0.1
4μm(33μm/240,44μm/320)となる
第8図は表示部16bの一部の拡大平面図である。図で
、四角形で示される領域はl画素を示し、又、ハツチン
グ部分は像の表示部分(発光部分)を示す.上記数値例
では、l画素は0.14μmに相当することとなる。こ
こで、図示の画素J.についてみると、画素J,の発光
レベルは前記所定レベル以上であるので、記憶部16c
にはこの画素J.のデータとして「1」が記憶されてい
る。
又、図示の画素J!のデータは「0」である。今、線K
を基準として像のエッジをみると、画素J1における実
際のエッジは基準線Kから(0.14μm+a/Jm)
の距離にあるにもかかわらず、画像処理部16aでは(
0.1 4μm+0.1 4,um)として処理され、
又、画素J8における実際のエッジは基準線から(0.
14μm + bμm)の距離にあるにもかかわらず0
.14μmとして処理され、それらがエッジ確定処理に
おける各エッジの数値として採用されることになる。
このように、従来の測長装置にあっては、エッジ確定の
精度は像の分解能で限定され、それ以上の精度でエッジ
確定を行なうことはできず、これにより測長装置の測定
精度の向上にも限界があつた. 本発明の目的は、上記従来技術における課題を解決し、
エッジ確定の精度を向上させることができ、ひいては測
定精度を向上させることができる測長装置を提供するに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達戒するため、本発明は、被測長物を載置
する台と、この台に対向し前記被測長物を視る顕微鏡と
、この顕微鏡の視野の像を表示する表示部およびこの表
示部の画素の状態を記憶する記憶部を備え画素の状態に
基づいて像の測定基準位置を確定する画像処理装置と、
前記台を移動させる移動機構と、前記台の移動距離を測
定する測定手段とを備えた測長装置において、平行たわ
み梁変位機構で構成され前記台と前記移動機構との間に
連結される微動機構と、この微動機構を前記画素の1つ
について当該画素の状態が変化するまで変位させる変位
手段と、この変位手段による前記微動機構の変位量に基
づいて前記像の測定基準位置を演算する演算手段とを設
けたことを特徴とする。
〔作用〕
エッジ確定時、記憶部におけるエッジを示すデータをも
つ1つのアドレスについて、そのアドレスに隣接するア
ドレスの状態が変化するまで微動機構を駆動する.この
ときの微動機構の駆動量に基づいて、これらアドレスが
関与したエッジの値を演算する.この処理を、エッジを
示すデータをもつすべてのアドレス又は選択された所定
のアドレスについて行ない、最終的なエッジを確定する
.〔実施例) 以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例に係る測長装置の系統図である
.図で、第5図に示す部分と同一部分には同一符号を付
して説明を省略する。Xは座標軸を示す。18は移動台
6とテーブル8との間に設けられた微動機構である。こ
の微動機構18の構成は第2図により詳細に説明する.
19は微動機構18の駆動を制御する微動コントローラ
である.なお、本実施例における画像処理部16aは、
後述するように従来の画像処理部とは異なる処理手段を
有する. ここで、第1図に示す微動機構18の構成を説明する。
第2図は微動機構の斜視図である.図で、25は剛性の
高い部材より或る中心剛体部、26aは中心剛体部25
からY軸方向に張出した張出し部、26bは中心剛体部
25から張出し部26aと反対向きに張出した張出し部
、27aは中心剛体部25からX軸方向に張出した張出
し部、27bは中心剛体部25から張出し部27aと反
対向きに張出した張出し部である。28a.28bはそ
れぞれ張出し部26a,26bの端部下端に設けられ移
動台6に固定される固定部、29a,29bはそれぞれ
張出し部27a,27bの端部上端に設けられテーブル
8を連結するテーブル連結部である。
張出し部26a,26b.27a.27b,固定部28
a,28b、およびテーブル連結部29a,29bはそ
れぞれ中心剛体部25と同し部材で構成され、中心剛体
部25とともに1つのブロックから加工或形される。
2 6 F..,  2 6 F.bはそれぞれ張出し
部26a,26bに構威された平行たわみ梁変位機構(
平行たわみ梁変位機構については後述する。)であり、
互いに中心剛体部25に対して対称的に構威されている
。平行たわみ梁変位機構2 6 FM.. 2 6Fl
bは共働してX軸方向の並進変位(中心剛体部25のX
軸方向の変位)を発生する。27F,.,27F yb
はそれぞれ張出し部27a,27bに構威された平行た
わみ梁変位機構であり、互いに中心剛体部25に対して
対称的にFi!威されている.平行たわみ梁変位機構2
 7 Fy−,2 7 Fvbは共働してY軸方向の並
進変位(中心剛体部25のY軸方向の変位)を発生する
。上記平行たわみ梁変位機構26F..,26F.b.
27F,..27Fybは各張出し部26゜a.26b
.27a.27bの所定個所に所定の貫通孔を形成する
ことにより構威される。
平行たわみ梁変位機構26F..は、貫通孔30?形或
することにより構成される2つの互いに平行な平板状の
たわみ梁31、および貫通孔30内に中心剛体部25と
張出部26aから突出した突起間に装架された圧電アク
チュエータ32、ならびにたわみ梁31の所定個所に貼
着されたひずみゲージGで構成される。他の平行たわみ
梁変位機1126F.b,27F,■ 27F,.も同
様な構威を有する。なお、平行たわみ梁変位機構の構成
および動作については、例えば特開昭6 1 −209
846号公報に提示されている。
次に、この微動機構の動作を説明する。今、平行たわみ
梁変位機構2 6 Fx−,  2 6 FXbの各圧
電アクチュエータ32に等しい電圧を印加すると、その
平行たわみ梁3lが印加電圧に応して変形し、微動機構
はX軸方向に並進変位する。この変位は中心剛体部25
、平行たわみ梁変位機構2 7 F,.,27F,いお
よび固定部29a.29bを介してテーブル8に伝達さ
れ、テーブル8は同量だけX軸方向に並進変位する。同
様に、平行たわみ梁変位機構2 7 Fy.2 7 F
ybの圧電アクチュエータに同一電圧を印加した場合、
テーブル8はY軸方向に並進変位する。これら並進変位
の変位量の最小変位量は、例えば0.01μmという微
小量である。なお、本実施例では用いないが、これら各
平行たわみ梁変位機構を同時に駆動すると、合威された
並進変位を得ることができる.上記の変位作動中、各ひ
ずみゲージGはたわみ梁31のたわみを検出することに
より微動機構の実際の変位景を検出する。したがって、
この検出された変位量に基づいてフィードバック制御を
行なえば、微動機構の正確な変位を実施することができ
る。
以上、徽動機構18の構成および動作について説明した
−。次に、第l図に示す本実施例の測長装置のエッジ確
定処理について、第3図を参照しながら説明する。第3
図は表示部16bの発光面の一部を示す図である。図で
、JIl+  Jl!+  J2++J.はそれぞれ画
素を示し、かつ、斜線の部分は像を示す。記憶部16G
には、前述のように各画素に対応するアドレスに像のデ
ータが格納されている。第3図に示す状態において、画
素J.では?のパターンが画素の半分以上を占めるので
、これに対応するアドレスA.にはデータ「1」が格納
され、又、画素JZ1では像のパターンが画素の半分未
満であるので、これに対応するアドレス,Agtにはデ
ータ「0」が格納されている.画素.Jtzに対応する
アドレスAHにはデータ「0」が、又、画素J■に対応
するアドレスA.にはデータ「1」が格納されているの
は明らかである。
ここで、データrlJである画素に隣接するデータ「0
」の画素、即ち、第3図に示す例の場合は画素J +t
r  J zzにおいて、その中心線分をK0とし、中
心線分K。から画素の境界線までの距離をk。とする。
又、画素J.の境界線と像のエッジとの間の距離をb,
画素J.の境界線と像のエッジとの間の距離をaとする
今、像の全データが格納された状態において、画素Jl
1の像に着目する.画像処理部16aが微動コントロー
ラ19に指令信号を出力し、微動機構18をその最小変
位量ずつ変位させてゆくと、これに従って第3図に斜線
で示される像も図の右方向に変位してゆき、当然エッジ
もこれと同時に右方向に・変位してゆく。この動作が継
続され、エッジが画素Jlffi内に入り、その綿分K
0に達するとく実際にはエッジの平均値が線分K。に一
致すると)画素−J+zが発光し、記憶部16cのアド
レスAHのデータが「0」からrlJに変化する。
画像処理部16aは、微動コントローラに最小変位量の
指令信号を出力する毎にその出力回数をカウントすると
ともに、アドレスAI!のデータを監視しており、これ
が「0」からrlJに変化したとき微動コントローラ1
9への指令信号出力を停止する。
次いで、画像処理部16aは指令信号の出力回数のカウ
ント値に基づいて微動機構の変位量、即ちエッジの変位
量を演算する。図示の例の場合、その変位量は(b+k
0)となる。次いで、この変位量から値k0 (この値
は既知である)を滅算すると、値bが得られる。したが
って、画像処理部16aは、アドレスA.のデータ「1
」により示されているエッジが、実際には画素J.上に
お?て画素.J+zとの境界線から距離bの位置にある
と判断し、このデータを所定の記憶部(画像処理部16
a自身が有する記憶部又は記憶部16Cにおける不使用
領域)に記憶させる。
画素J.の像についても同様の処理がなされ、画像処理
部でその変位量(k0−a)が演算される。さらに、こ
の変位量から値k0が減算され、値(〜a)が得られる
。この場合、得られた値の負号は、エッジが画素JZI
でなく画素J2■に存在することを示す。したがって、
画像処理部16aは、アドレスA2,のデータ「1」に
より示されているエッジが、実際にはデータ「0」のア
ドレスAtXに対応する画素J2■上において、画素J
21との境界線から距IfIaの位置にあると判断し、
このデータを記憶させる。
以上の処理を行なうことにより、従来、記憶部16cに
おいてデータrOJと隣接するデータを得ることができ
、各画素のすべてのエッジにっいて同様の処理を行ない
、得られた値を平均することにより、極めて正確なエツ
ジEを得ることができる。
なお、上記実施例の説明では、記憶部にデータ「1」と
して格納されるのは1画素の最大発光量の1/2以上の
場合として説明したが、これに限ることはなく、他の値
を選択することもできる。
この場合、その選択された値に応じて線分K0が変化す
るのは明らかである。又、微動機構による1回の指令信
号の変位量は、必ずしも最小変位量でなくてもよい。さ
らに、エッジ確定の処理は全エッジ画素について行なう
ことなく、所定数のエッジ画素について行なってもよい
。又、リニアエンコーダに代えてレーザ測長器を用いる
こともできる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明では、微動機構により像を変
化させ、対応するアドレスの状態が変化したときの微動
機構の変位量に基づいて所定の演算を行なうようにした
ので、エッジ確定の精度を従来装置に比べて大幅に向上
せしめることができ、ひいては、測定精度を向上せしめ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る測長装置の系統図、第2図は第1
図に示す微動機構の斜視図、第3図は第1図に示す表示
部の一部の拡大平面図、第4図は液晶表示装置の電極の
配置図、第5図は従来の測長装置の系統図、第6図(a
),(b)は画像処理装置の表示部の表示を示す図、第
7図(a),(b),  (C)はそれぞれCCDカメ
ラ撮像面、顕微鏡像面および表示部表示面を示す図、第
8図は表示部表示面の一部の拡大平面図である。 6・・・・・・・・・台、8・・・・・・・・・テーブ
ル、9・・・・・・・・・原板、10・・・・・・・・
・顕微鏡、14・・・・・・・・・CCDカメラ、工5
・・・・・・・・・リニアエンコーダ、16・・・・・
・・・・画像処理装置、16a・・・・・・・・・画像
処理部、16b・・・・・・・・・表示部、16c・・
・・・・・・・記憶部、18・・・・・・・・・微動機
構。 代 理 人 弁理士 武 顕次郎(外1名)第I居 合 テーブル Jllll履 U黴俄 CCD7]>ラ リニ7エンコーダ 画儂鯨瑠装置 檄a議精 第28 第3因 114図 第5ai! 116!Il 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被測長物を載置する台と、この台に対向し前記被測長物
    を視る顕微鏡と、この顕微鏡の視野の像を表示する表示
    部およびこの表示部の画素の状態を記憶する記憶部を備
    え画素の状態に基づいて像の測定基準位置を確定する画
    像処理装置と、前記台を移動させる移動機構と、前記台
    の移動距離を測定する測定手段とを備えた測長装置にお
    いて、平行たわみ梁変位機構で構成され前記台と前記移
    動機構との間に連結される微動機構と、この微動機構を
    前記画素の1つについて当該画素の状態が変化するまで
    変位させる変位手段と、この変位手段による前記微動機
    構の変位量に基づいて前記像の測定基準位置を演算する
    演算手段とを設けたことを特徴とする測長装置。
JP1304693A 1989-11-27 1989-11-27 測長方法およびこれに使用する測長装置 Expired - Lifetime JP2749401B2 (ja)

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