JPH0316516A - 炊飯器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭で使用され、かつ蓋体を有する炊飯器
に関するものである。

従来の技術 従来のこの種の調理器は例えば特開昭５８−１０９５４
９号公報に示されるように第４図のような構戊になって
いた。

すなわち、１は調理器本体で、この本体１には鍋２が内
設されており蓋体３は調理器本体１の上部開口部を開閉
自在に覆うようにヒンジ部４を介して設けられている。

壕た、このヒンジ部４ぱ蓋体３を常時開成する方向に付
勢するヒンジバネ６がヒンジ軸６に設けられており、そ
して開成終了時に蓋体３の停止衝撃を緩和して静かに開
成停止をさせるダンパーバネ７を有したダンパー８が調
理器本体１及び蓋体３のヒンジ部４側に設けられている
。さらに前記ヒンジ部４の反対側に位置して調理器本体
１の内側には蓋体３を閉戊状態で係合するためのフック
レバー９が軸１０，付勢パネ１１を用いて装着され、か
つフックレバー９の一部は抑圧操作する操作部１２とし
て本体１側壁よｂ外部に臨ませていた。

発明が解決しようとする課題 しかしながらこのような構戒では蓋３開時にダンバー８
構造が丸見えでデザイン的に見苦しいばかうでなく、ダ
ンバー７．８構造が大型化し複雑化する上に本体１上而
よシ延出するダンパー貫通部から蓋３内面に付着した水
滴や調理物が滴下侵入し器内構造物の腐食や機能劣化の
原因となるものであった。

さらに蓋体３開成時にダンパーバネ７が♀〈効きすぎる
と蓋体３が途中で止ちってしまったｂ逆に効きが悪いと
蓋体３の開戒時に大きな衝撃が生じるという問題があっ
た。

本発明はこのような問題点を解決するものでデザイン的
にも清楚で、調理器本体上面に開口部を有せず簡単な構
戊でコンパクトに配置し、蓋体の開成スピードを開戒完
了直前よシゆるやかにし落すように機能して蓋開戊動作
の安心感に伴う感性の向上と蓋衝撃力の解消を図る炊飯
器を提供するものである 課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は本体のヒンジ部近傍
に蓋体の開成動作終了直前よｂ蓋体後面に当接して機能
する減速バネを配置したものである。また本発明は蓋体
後面との接触摩擦力を生じるわん曲した板バネを配置し
たものである。

作　　用 上記構或にすることにより、溝戊の小形化，軽量化によ
るコンパクト化を実現すると共にヒンジ部に配置すると
とで本体上面を開口せずデザイン的に清楚な構或と戒シ
１た近年志向されている蓋体のゾンタッチオーブン構或
における蓋回動動作の終了直前からの減速機構は蓋開力
を終了時にダンパー機構で一時に受けるものとは別段に
蓋開成停止に伴う安心感と洗練された構戊感による感性
イメージを向上し、１た停止時の衝撃力を小さくして大
きな緩衝力を不要として簡４１な構造のもので大きなダ
ンパー効果を有した構成として機能させ得るものである
。

さらに減速板バネとしてわん曲した板バネを設けている
ので板バネのクラッチ（かみ合い）構戊等に比較してそ
の減速がスムーズで又順次その接触摩擦による減速力を
大きく設定できる利点“を有しブレーキ効果を高め得る
ものである。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

図において２１は炊飯器本体でこの本体２１には鍋２２
が着脱自在に内設されている。２３は調理器本体２１の
上面開口部を開閉自在に覆う蓋体で、この蓋体２３は上
面を構成する合或樹脂製の外蓋２４と、同じく下面を構
戎する蓋体力バー２６とによシ構戊されている。２６は
本体２１の外郭を構戊するボデーでこのポデー２６の上
部開口部には上枠２７が設けられている。２８はこの上
枠２７の後方に設けられ，かつ蓋体２３を本体２１の一
側に枢支するヒンジ部でこのヒンジ部２８はヒンジ狭部
２９をはさんで２ケ所設けられている。

３０はヒンジ部２８の内部に設けられ、かつ蓋体２３を
常時開戊する方向に付勢するキックバネＡ（付勢バネ）
である。

３１ぱ同じく蓋体２３を開成する方向に付勢し、キノク
パネＡａｏの補助作用をするキックバネＢ（付勢バネ）
でキックバネＡ，Ｂ，３０．３１とも中央部をヒンジ部
２８の内部に設けたヒンジ軸３２に捲装され、かつ端部
は一端を固定金具３３によシ本体２１に固定されると共
に他端も別の固定金具を用いて蓋体２３内に固定されて
いる。３７はヒンジ部２８の反対側の本体２１に設けら
れ、かつ蓋体力バー２６の保合部３８により蓋体２３と
本体２１とを係合させる床合装置でこの係合装置３８ぱ
付勢バネ３９を用いて上枠２７に装着し、かつ上枠２７
をポデー２６に挿着固定した状態で操作部４ｏをポデー
２６の側壁より外部に臨筐せている。

４１はヒンジ狭部２９側のヒンジ部２８側でヒンジ軸３
２直下方向に配置したステンレス製の減速板バネで、上
面をわん曲させ蓋体２３を開成したとき後而４２が板バ
ネ４１を押し下げて回転する寸法に設定している。

上記構或においてその作用を説明する。

蓋体２３は常時開成しようとするキノクバネＡ３０及び
キックバネＢａ１に抗して天面を押し下げ、本体２１前
部の係合装置３７に蓋体力バー２６の保合部３８を係合
させて閉威している。そして蓋体２３開戒は操作部４０
を押すことにより係合装置３７の蓋体２３との係合が外
れ開成バネであるキックパネＡ３０，キックバネＢ３１
の働きによｂヒンジ軸３２を支点として回動する。

蓋体２３の開成角度は約１ｏｏ０前後でその開閉力は開
戒初期よう終了時の方が小さくなる。減速板バネ４１は
開戊角度が７６°以降の開戊終了直前よυ蓋体後面４２
に当接し始めその当接部の接触圧にようその開成力を急
激に減速せしめるよう機能をせしめるため、開戒力にブ
レーキが生じ開成スピードをゆるやかにしてから蓋体２
３の開成完了を終えるものでブレーキの効いたなめらか
な停止と停止時の街撃力の発生を小さくして蓋開時の本
体２１の衝撃をなくしている。

従って終了時に一度にダンバー効果によシその開戊力を
緩衝させるものに比較してその緩衝力吸収効果の小さい
ものでよく、又その時の衝撃力を本体自体で受ける必要
もなく板バネ等の簡単な構成でコンパクト化が図れる。

１た、この開戊速度の終了直前からのブレーキ機能は確
実な蓋体２３の開成力発揮と、終了時の効きのよい減速
開威力によりこきみのよい開戎動作を奏し人間のリズム
に訴える感じのよい開成感を発揮して使用実感が向上す
る。

更に減速板バ不４１はヒンジ部２８直下に位置しておｂ
本体２１内上面に開口して配置していないので、調理物
が器内へ落下したり侵水等の問題も生じることはなく又
内部に配置されて外観に露出してない構造のため、清楚
なデザインを提することができる。

また、本発明は減速板バネ４１を上面がわん曲した板バ
ネとして構或しているため、当接する蓋体後而４２の接
触がスムーズに行なわれてなめらかな減速スピードを有
する上に板バネ４１の変位量によう接触摩擦力を大きく
設定できるために大きな減速効果を発揮できると共に開
成完了時の緩街効果をバネ性でもたらすことのできるも
ので、蓋体２３の重量差やヒンジバネＡ３０，Ｂ３１の
組合せバラツキによる蓋体２３の開成カバラツキがあっ
て効果的に吸収して安定した減速効果と緩衝効果を発揮
するシンプルな溝或を実現できるものである。

発明の効果 上記説明から明らかなように本発明によれば、操作する
ことにより蓋体の開成が自動的に行なわれる構造のもの
において、蓋体の開戊動作終了直前ようヒンジ部の蓋体
後面に当接してその開威速度を戚じる減速板バネを設け
ているので、本体上面に露出することなく、小型化軽量
化した薄形のコンパクトな配置構或で開戒当初の大きな
開戊力を減じることなくして終了直前からの急激な開戒
スピードの減少を発揮したこきみよい開成感を有し、ま
た終了時の開成衝撃力をなくして本体の移動衝撃のない
なめらかな開戒動作を実現できるものである。

筐た、本発明は減速板バネを上面がわん曲した板バネと
することにより、減速変化がスムーズに行なわれると共
にその接触摩擦力による減速効果を幅広く設定できる上
に、終了時の衝撃の緩衝効果を奏してより効果の高い機
能を発揮できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す炊飯器の一部を破断し
た側面図、第２図は同炊飯器の後部カバーを外した状態
の背面図、第３図は同炊飯器のヒンジ部の要部断面図、
第４図は従来例を示す炊飯器の一部破断側面図である。 ２１・・・・・・炊飯器本体、２３・・・・・・蓋体、
２７・・・・・・上枠、２８・・・・・・ヒンジ部、２
９・・・・・・ヒンジ軸、３０，３１・・・・・・キッ
クパネＡ，Ｂ（付勢パネ）、３７・・・・・・係合装置
、４１・・・・・・減速板バネ、４２・・・・・・蓋体
後面。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）上面を開口しその上面開口部に上枠を設けた炊飯
   器本体と、この炊飯器本体の上面開口部を開閉自在に覆
   う蓋体と、この蓋体を前記上枠の一側に設けたヒンジ部
   と、ヒンジ部内のヒンジ軸に捲装して蓋体を開成方向に
   付勢する付勢バネと、ヒンジ部の略反対側に位置して前
   記炊飯器本体と蓋体とを係合させる係合装置と、前記ヒ
   ンジ部近傍に蓋体の開成動作終了直前より蓋体後面の蓋
   ヒンジ部に当接して機能する減速板バネを配設してなる
   炊飯器。
2. （２）前記減速板バネは蓋体後面の蓋ヒンジ部に当接す
   る上面がわん曲した板バネの変位量に加味した接触摩擦
   力によって機能してなる請求項１記載の炊飯器。