JP2009285112A - 炊飯器 - Google Patents

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賢治 岡本
Kazuhiro Ukita
和宏 浮田
Masato Sano
正人 佐野
Takashi Konno
誉史 紺野
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Abstract

【課題】簡単で省スペースの構造で、蓋体がゆっくりと開く炊飯器を提供する。
【解決手段】炊飯器本体1と、前記炊飯器本体1の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体3と、前記蓋体3をヒンジ軸4を通じて回動可能に支持するヒンジ部と、前記蓋体3を開放方向に付勢する付勢手段5と、前記ヒンジ軸4に組み付けられ、前記蓋体3の開成に対し制動を行う制動機構(オイルダンパー)6を設け、前記オイルダンパー6はヒンジ部の外側に構成した炊飯器とすることにより、耐久などの経年劣化により、仮にオイルダンパー6からのオイル漏れが発生したとしても、オイルダンパー6がヒンジ部の外側の蓋体3内に設けている為、配線処理がされヒンジ部にオイルが流出することを防止できる為、配線にオイルが触れる懸念をなくすことができ、安全な炊飯器を提供することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、蓋の開成を自動的に行うようにした炊飯器に関するものである。
最近の炊飯器は、本体の上部を覆う蓋体を簡単な操作により自動的に開成できるものが主流であり、特に高級な炊飯器では、蓋の開き途中のスピードの安定感、止まり際のゆったり感、一連の開き動作における静かさ等の高級な質感を実現する為に、ヒンジ部にギヤダンパー・オイルダンパー等の制動機構を構成しているものがある。
その構成は、本体後方に設けたヒンジ軸の近傍に配設したバネにより、蓋を開成する方向に付勢するとともに、本体前方にて蓋前方の係止部と係合するフックボタンを設けており、フックボタンを操作することにより、蓋の係止部との係合が解除される。
また、ヒンジ部の内側のヒンジ軸には制動機構(ギヤダンパー)が連結されており、蓋開成時には内包するギヤ及び抵抗羽よる空気抵抗によって制動力を発生させて蓋の動きを緩和している(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−150072号公報
しかしながら、従来の炊飯器の構成の制動機構(ギヤダンパー)は、いくつものギヤが連結されている為、ダンパー全体が大きくなっており、ギヤダンパーを配設するヒンジ部が大きくなり、ヒンジ部の小型化、ひいては製品の小型化が困難となる。
また、製品の小型化を目指し、オイルダンパーを採用した場合は、ギヤダンパーに比べて小さく構成しやすいものの、オイル漏れに対する注意が必要である。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、オイルダンパーを採用して製品の小型化を図るとともに、蓋の開き途中でのスピードの安定感、止まり際のゆったり感、一連の開き動作における静けさ等の高級イメージを実現でき、かつオイルダンパーを配線処理がされるヒンジ部の外側の蓋体内に配設することにより、オイルダンパーからのオイル漏れが仮に発生した場合にでも、配線にかかることはなく、不安全にならない炊飯器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の炊飯器は、炊飯器本体と、前記炊飯器本体の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体と、前記蓋体をヒンジ軸を通じて回動可能に支持するヒンジ部と、前記蓋体を開放方向に付勢する付勢手段と、前記ヒンジ軸に組み付けられ、前記蓋体の開成に対し制動を行うオイルダンパーとを具備し、前記オイルダンパーはヒンジ部の外側の前記蓋体内に構成したものである。
このように、オイルダンパーを採用したことで製品の小型化をはかれるとともに、耐久などの経年劣化により仮にオイルダンパーからのオイル漏れが発生したとしても、配線の処理部であるヒンジ部の外側の蓋体内に配設している為、配線にオイルが触れる懸念をなくすことができ、安全な炊飯器を提供することができる。
本発明の炊飯器は、オイルダンパーが配線の処理部であるヒンジ部の外側の蓋体内に配設していることにより、耐久などの経年劣化により仮にオイルダンパーからのオイル漏れが発生したとしても、オイルダンパーが配線の処理部であるヒンジ部の外側の蓋体内に配設している為、配線にオイルが触れる懸念をなくすことができ、安全な炊飯器を提供することができる。
第1の発明は、炊飯器本体と、前記炊飯器本体の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体と、前記蓋体をヒンジ軸を通じて回動可能に支持するヒンジ部と、前記蓋体を開放方向に付勢する付勢手段と、前記ヒンジ軸に組み付けられ、前記蓋体の開成に対し制動を行うオイルダンパーとを具備し、前記オイルダンパーはヒンジ部の外側の前記蓋体内に構成したものである。
したがって、耐久などの経年劣化により仮にオイルダンパーからのオイル漏れが発生したとしても、配線にオイルが触れる懸念をなくすことができ、安全な炊飯器を提供することができる。
第2の発明は、前記第1の発明において、前記オイルダンパーの周りにリブで囲うことで、オイルが蓋体から流出するのを確実に防止したものである。
第3の発明は、前記第1の発明において、前記ヒンジ軸に防壁を設けることで、オイルが蓋体から流出するのを確実に防止したものである。
第4の発明は、前記第1の発明において、炊飯器本体内の配線部とは略反対側にオイルダンパーを設けたことにより、ヒンジ軸を通じて、蓋体内からヒンジ部内にオイル漏れが発生したとしても、オイルダンパーの近傍のヒンジ部には配線がない為、配線に触れることはなく、安全な炊飯器を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1に示すように、本実施の形態における炊飯器は、上面が開口した本体1と、この本体1に収納されるステンレス、鉄などの磁性体からなる鍋2と、前記本体1の上面開口部を覆う蓋体3と、同蓋体3を本体1に対して開閉自在に軸支するヒンジ軸4と、前記蓋体3を開成方向に付勢するバネなどの付勢手段5と、ヒンジ部4の軸に組みつけられ、蓋体3の開成に対し制動を行うオイルダンパー6とを備えている。
そして、オイルダンパー6は、配線処理がされるヒンジ部4の略外側にある蓋体3の内部に配設している。
また、本体1内には鍋2を収納する鍋収納部7と、その下方に設置した加熱コイルなどの加熱手段8と、この加熱手段8への通電制御などを行う電源基板9とを備えている。
すなわち、本実施の形態では、鍋2を誘導発熱させ、その内部の調理物(図示せず)を加熱調理する。
また、本体1の上面開口部を覆う蓋体3は、付勢手段5により常に開成方向に付勢されつつヒンジ部4で回動自在に軸支されているが、他方側ではフックボタン10により本体1と係合されている。
ここで、フックボタン10を操作することにより係合が解除され、付勢手段5により蓋体3は自動的に開成されるが、付勢手段5の付勢力により蓋体3が開成する際にオイルダンパー6で制動力を働かせる。
なお、オイルダンパー6は蓋体3内のダンパー取付け部11に取り付けられ、ヒンジ部4はヒンジカバー12で覆われていて、本体1の外から見えないようにしている。
また、蓋体3には、フラットケーブルなどの配線13で電源基板9とを連結されている表示基板14を有しており、ここで操作入力などを行うとともに炊飯・保温などの状態表示や時刻表示などを行う。
さらに、蓋体3の内側には、ステンレス製の内蓋15、樹脂製の内蓋支え16、および鍋パッキン17からなる内蓋ユニット18が装着されており、この内蓋ユニット18は、鍋パッキン17が鍋2の上部のフランジ部2aに当接することにより鍋2を閉塞する。
図2に示すように、ヒンジ部4の内側にフラットケーブル13が配線処理されている。
オイルダンパー6の詳細を図3に示す。ヒンジ部4の軸には、回転規制用のリブ4a,リブ4b、およびDカット面4cが形成されている。リブ4a、Dカット面4cは蓋3に設けたキー溝付き穴やD形状穴に、リブ4bはオイルダンパー6に設けたキー溝付き部品に嵌め合わされ、回転規制を行う。
オイルダンパー6は、ダンパー蓋6a、ダンパー軸6b、ダンパーボディ6c、パッキン6d、6e、オイル(図示しない)によって構成されている。
ダンパー軸6bにはヒンジ部4の軸のリブ4bに嵌合するキー溝6fとオイル穴6gが形成されている。
ダンパーボディ6cの下面6hは、取り付ける部品の形状に合わした形にしており、実施例では蓋体3のダンパー取り付け部11が平面の為、平面形状にしており、ダンパー取り付け部11に接するかまたは近接するように配設している。
そして、オイルダンパー6は、ダンパー軸6bの小円筒側にパッキン6d、大円筒側内部にパッキン6eを挿入した状態でオイルを注入したダンパーボディ6cに挿入した後、ダンパー蓋6aを接着してオイルを封じている。
ダンパー軸6bが回転すると、オイルが抵抗体となり制動力が発生する。この構成の場合、ダンパー蓋6aとダンパーボディ6cの接着部、および各パッキン6d、6e部分からのオイル漏れが懸念されるが、従前のギヤダンパーに比べて小さく構成できる。
上記の構成の炊飯器において、フックボタン10を操作すると、付勢手段5の付勢力により蓋体3は開くが、オイルダンパー6によりその開き動作が抑制され、常に安定したスピードで開くことになり、また、止まり際にもゆっくりと止まる上に、オイルダンパー6により蓋体3の動きが緩和され、静かに蓋開成動作が行われる高級イメージが実現する。
また、ギヤダンパーに比べて小さく構成でき、ヒンジ部4の外型にオイルダンパー6を配設している為、オイルダンパー6を入れるためにヒンジ部4を大きくする必要はなく、炊飯器に対する小型化の要求に応えることができる。
加えて、仮にオイルダンパー6からオイル漏れが発生した際、オイルは蓋体3内に伝わるが、オイルダンパー6周りを蓋体3から形成した防壁リブ19で囲めば、配線処理がされるヒンジ部4に流入することを防止でき、安全である。
以上のように、本実施の形態の炊飯器によれば、使用者は蓋開き途中のスピードの安定感、止まり際のゆったり感、一連の開き動作における静けさなどの高級イメージのある小型の安全な炊飯器を使用することができる。
なお、本実施の形態において、ヒンジ部4と蓋体3、オイルダンパー6の回転規制形状はリブ、Dカット面によるものとしたが、ピンなどの別部材で行うなど、別手段でもよい。また、オイルダンパー6の構成も限定されるものではない。
(実施の形態2)
図4、図5は、本発明の実施の形態2を示すもので、実施の形態1との異なる点は、ヒンジ部4の軸に防油壁4dを設けたところである。
なお、図2,3と同作用をする構成要素には同一符号を付し、具体的説明は実施の形態1のものを援用する。
耐久などの経年劣化でオイルダンパー6からオイル漏れが発生し、ヒンジ部4の軸を伝って、防壁リブ19との隙間から防壁リブ19外にオイル流出しようとしても、漏れたオイルは防油壁4dにより蓋体3下面に落ち、更に配線処理がされるヒンジ部4内への進入を防止することができ、安全である。
なお、本実施の形態において、配線処理されるヒンジ部近傍にオイルダンパー6を配設しているが、炊飯器本体内の配線部とは略反対側にオイルダンパー6を配設することにより、ヒンジ部を通じて、蓋体内からヒンジ部内にオイル漏れが発生したとしても、オイルダンパーの近傍のヒンジ部には配線がない為、配線に触れることはなく、更に安全な炊飯器を提供することができる。
以上のように、本発明にかかる炊飯器は、オイルダンパーを採用して製品の小型化をはかるとともに、オイルダンパーからのオイル漏れが仮に発生しても、配線処理がされるヒンジ部内にオイルが流入することはなく、リード線に触れる懸念をなくした安全な炊飯器を提供できるので、家庭用、業務用などに関わらず炊飯器全般に適用できる。
本発明の実施の形態1における炊飯器の断面図 同炊飯器のオイルダンパー部分の部分背面図 同炊飯器のヒンジ軸とオイルダンパーの分解斜視図 本発明の実施の形態2における炊飯器のヒンジ軸とオイルダンパーの分解斜視図 同炊飯器のオイルダンパー部分の部分背面図
符号の説明
1 炊飯器本体
3 蓋体
4 ヒンジ部
4d 防油壁
5 バネ(蓋開成付勢手段)
6 オイルダンパー
19 防壁リブ

Claims (4)

  1. 炊飯器本体と、前記炊飯器本体の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体と、前記蓋体をヒンジ軸を通じて回動可能に支持するヒンジ部と、前記蓋体を開放方向に付勢する付勢手段と、前記ヒンジ軸に組み付けられ、前記蓋体の開成に対し制動を行うオイルダンパーとを具備し、前記オイルダンパーはヒンジ部の外側の前記蓋体内に構成した炊飯器。
  2. 前記オイルダンパーの周りをリブで囲うように構成した請求項1に記載の炊飯器。
  3. 前記ヒンジ軸に防壁を設けた請求項1に記載の炊飯器。
  4. 前記炊飯器本体内の配線部とは略反対側にオイルダンパーを設けた請求項1に記載の炊飯器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2017202064A (ja) * 2016-05-10 2017-11-16 象印マホービン株式会社 調理器

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