JP6837201B2 - 炊飯器 - Google Patents

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Description

本発明は、蓋体の回動を制動する制動部材を備える炊飯器に関する。
従来、この種の炊飯器として、例えば、特許文献1(特開2009−285112号公報)の炊飯器が知られている。特許文献1には、蓋体が閉位置から開位置までゆっくりと回動するように蓋体の回動を制動するため、蓋体のヒンジ軸の端部に制動部材(オイルダンパ)を取り付けた炊飯器が開示されている。
特開2009−285112号公報
近年、炊飯器においては、例えば、被炊飯物を炊飯する炊飯工程において鍋内の圧力を調整したり、鍋内に過熱蒸気を投入したりするなど、被炊飯物の食味を向上させるために、炊飯器に様々な機構が搭載されている。このため、蓋体の内部に配置される部品の点数が増加し、蓋体の重量が重くなる傾向にある。蓋体の重量が重い場合、蓋体を閉位置から開位置へ回動させるように付勢する付勢部材の付勢力をより大きくし、蓋体のヒンジ軸にかかるトルクを大きくする必要がある。
しかしながら、特許文献1のような従来の炊飯器においては、蓋体のヒンジ軸にかかるトルクを大きくした場合、制動部材が蓋体の回動を十分に制動できず、蓋体が急激に回動することが起こり得る。従って、従来の炊飯器においては、蓋体の回動をより確実に制動する観点において、未だ改善の余地がある。
本発明の目的は、前記課題を解決することにあって、蓋体の回動をより確実に制動することができる炊飯器を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係る炊飯器は、
略有底筒状の炊飯器本体と、
調理物を収容する鍋と、
前記炊飯器本体の内部に設けられ、前記鍋を収納する保護枠と、
前記保護枠の上面開口部と前記炊飯器本体の上面開口部との間を覆うように設けられた上枠と、
前記上枠の後部上方に配置されたヒンジ軸と、
前記ヒンジ軸を中心として回動することにより、前記炊飯器本体の上面開口部を覆う閉位置と、前記炊飯器本体の上面開口部を開放する開位置との間で移動可能な蓋体と、
前記閉位置から前記開位置へ前記蓋体が回動するように前記蓋体を付勢する付勢部材と、
前記蓋体が前記閉位置から前記開位置へ回動する動作に連動して移動する移動部材と、
前記移動部材の移動経路上に配置され、前記移動部材の移動を制動する制動部材と、
を備えるように構成されている。
本発明に係る炊飯器によれば、蓋体の回動をより確実に制動することができる。
本発明の実施形態に係る炊飯器を前方斜め上方から見た斜視図である。 図1の炊飯器の断面図である。 図1の炊飯器の蓋体が開位置に位置する状態を前方斜め上方から見た斜視図である。 図1の炊飯器を後方斜め上方から見た分解斜視図である。 移動部材の近傍の構成を示す拡大斜視図である。 制動部材及び収容ケースを示す斜視図である。 制動部材と収容ケースとヒンジ補強部材との位置関係を示す分解斜視図である。 ヒンジカバーを内面側から見た斜視図である。 蓋体が閉位置から開位置へ回動する動作に連動して、移動部材が下方に移動する様子を示す斜視図であり、る。 蓋体が閉位置から開位置へ回動する動作に連動して、移動部材が下方に移動する様子を示す斜視図である。 蓋体が閉位置から開位置へ回動する動作に連動して、移動部材が下方に移動する様子を示す斜視図である。 蓋体が閉位置から開位置へ回動する動作に連動して、移動部材が下方に移動する様子を示す一部拡大断面図である。 蓋体が閉位置から開位置へ回動する動作に連動して、移動部材が下方に移動する様子を示す一部拡大断面図である。 蓋体が閉位置から開位置へ回動する動作に連動して、移動部材が下方に移動する様子を示す一部拡大断面図である。 本発明の第1変形例に係る炊飯器を一部切り欠いて断面で示す側面図である。 本発明の第2変形例に係る炊飯器を一部切り欠いて断面で示す側面図である。 本発明の第3変形例に係る炊飯器を一部切り欠いて断面で示す側面図である。
(本発明の基礎となった知見)
本発明者らは、蓋体の回動をより確実に制動するために鋭意検討した結果、以下の知見を得た。
特許文献1の炊飯器においては、制動部材を蓋体のヒンジ軸の端部に対して制動部材をヒンジ軸と同軸に取り付け、ヒンジ軸にかかるトルクを制動部材で減衰させるように構成されている。この構成では、ヒンジ軸にかかるトルクを制動部材が直接受けるため、制動部材は非常に大きな制動力を有する必要がある。従来の炊飯器において、制動部材の制動力をより大きくするためには、多くの部品を組合せて構成する必要があり、構成が複雑になるとともに、装置が大型化することになる。
これに対して、本発明者らは、ヒンジ軸にかかるトルクを制動部材が直接受けるのではなく、ヒンジ軸にかかるトルクを制動部材がヒンジ軸から離れた位置で間接的に受けるように構成することで、より小さい制動力で蓋体の回動を制動できることを見出した。具体的には、蓋体が閉位置から開位置へ回動する動作に連動して移動する移動部材を設け、当該移動部材の移動経路上に制動部材を配置することで、制動部材の構成をより簡素化するとともにより小型化できることを見出した。この新規な知見に基づき、本発明者らは以下の発明に至った。
本発明の第1態様によれば、略有底筒状の炊飯器本体と、
調理物を収容する鍋と、
前記炊飯器本体の内部に設けられ、前記鍋を収納する保護枠と、
前記保護枠の上面開口部と前記炊飯器本体の上面開口部との間を覆うように設けられた上枠と、
前記上枠の後部上方に配置されたヒンジ軸と、
前記ヒンジ軸を中心として回動することにより、前記炊飯器本体の上面開口部を覆う閉位置と、前記炊飯器本体の上面開口部を開放する開位置との間で移動可能な蓋体と、
前記閉位置から前記開位置へ前記蓋体が回動するように前記蓋体を付勢する付勢部材と、
前記蓋体が前記閉位置から前記開位置へ回動する動作に連動して移動する移動部材と、
前記移動部材の移動経路上に配置され、前記移動部材の移動を制動する制動部材と、
を備える、炊飯器を提供する。
本発明の第2態様によれば、前記移動部材は、前記蓋体が前記閉位置から前記開位置へ回動する動作に連動して下方に移動するように構成され、
前記制動部材は、前記移動部材の下方に配置されている、第1態様に記載の炊飯器を提供する。
本発明の第3態様によれば、前記移動部材は、前記蓋体が前記閉位置から前記開位置に向かって第1の角度回動されたとき、前記制動部材に接触するように構成されている、第1又は2態様に記載の炊飯器を提供する。
本発明の第4態様によれば、前記第1の角度は、20度以上70度以下の範囲内の角度である、第3態様に記載の炊飯器を提供する。
本発明の第5態様によれば、前記移動部材は、前記蓋体が前記開位置から前記閉位置に向かって第2の角度回動されたとき、前記制動部材から離れるように構成されている、第1〜4態様のいずれか1つに記載の炊飯器を提供する。
本発明の第6態様によれば、前記第2の角度は、20度以上70度以下の範囲内の角度である、第5態様に記載の炊飯器を提供する。
本発明の第7態様によれば、更に、前記移動部材を保持する移動部材保持部を備え、
前記移動部材保持部は、前記蓋体に取り付けられるとともに、前記ヒンジ軸の中間部に取り付けられている、第1〜6態様のいずれか1つに記載の炊飯器を提供する。
本発明の第8態様によれば、前記炊飯器本体の内部に設けられ、前記鍋を加熱する加熱装置と、
前記炊飯器本体の後部の内部に設けられ、前記加熱装置の加熱動作を制御する電子部品が実装された制御基板と、
前記炊飯器本体の後部の内面と前記制御基板との間に配置され、前記制動部材を収容する制動部材収容部を有する収容ケースと、
を備え、
前記制動部材は、内部に非圧縮性流体を有し、当該非圧縮性流体の流体抵抗を利用して前記移動部材の移動を制動するように構成され、
前記制動部材収容部には、前記非圧縮性流体が前記制動部材の外部に漏れ出した際に、当該非圧縮性流体を前記炊飯器本体の後部の内面側へ誘導する誘導路が形成されている、
第1〜7態様のいずれか1つに記載の炊飯器を提供する。
本発明の第9態様によれば、前記ヒンジ軸の両端部を回動自在に保持するヒンジ部と、
前記ヒンジ部よりも剛性の高い金属材料で構成され、前記ヒンジ部を補強するヒンジ補強部材と、
を更に備え、
前記収容ケースは、前記ヒンジ補強部材に取り付けられ、
前記ヒンジ補強部材には、前記移動部材を前記制動部材へガイドするガイド部が形成されている、第8態様に記載の炊飯器を提供する。
本発明の第10態様によれば、前記ヒンジ補強部材は、前記制動部材収容部を下方から支持する補強突起部を有する、第9態様に記載の炊飯器を提供する。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施形態によって本発明が限定されるものではない。
また、以下では、説明の便宜上、通常使用時の状態を想定して「上」、「下」、「横」、「前」、「後」等の方向を示す用語を用いるが、本発明の炊飯器の使用状態等を限定することを意味するものではない。
《実施形態》
図1及び図2を参照しつつ、本発明の実施形態に係る炊飯器について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る炊飯器を前方斜め上方から見た斜視図である。図2は、図1の炊飯器の断面図である。本実施形態に係る炊飯器は、炊飯時に鍋内の圧力を大気圧以上の加圧状態(例えば、1.2気圧程度)にして炊飯する圧力式炊飯器である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る炊飯器は、略有底筒状の炊飯器本体1と、炊飯器本体1の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体2とを備えている。図1は、蓋体2が炊飯器本体1の上面開口部を覆う開位置に位置する状態を示している。
蓋体2の上面には、炊飯コース、炊飯時間などの各種情報を表示する液晶ディスプレイなどの表示部3と、白米コースや玄米コース、白米(柔らかめ)コースなどの複数の炊飯コースの中から特定の炊飯コースを選択可能な操作部4とが設けられている。操作部4は、炊飯コースの選択の他、炊飯の開始、取り消し、予約などの実行を指示できるように、炊飯開始ボタンなどの複数のボタンで構成されている。ユーザは、表示部3の表示内容を参照しつつ、操作部4にて特定の炊飯コースを選択し、炊飯開始を指示することができる。
また、蓋体2の上面には、炊飯器本体1の内部に収納される鍋5内の空間と連通し、当該空間から発生する蒸気を外部に放出するための蒸気筒6が設けられている。
蓋体2は、図2に示すように、炊飯器本体1の後部上方(図2の左上側)に配置されたヒンジ軸R1に回動自在に取り付けられ、当該ヒンジ軸R1を中心として回動することにより、炊飯器本体1の上面開口部を開閉自在に覆うように構成されている。また、蓋体2は、炊飯器本体1の前部上方(図2の右上側)に係合可能に構成されている。蓋体2は、図1に示すように蓋体2の前部上方に設けられた開ボタン7が押圧されることで、炊飯器本体1の前部上方との係合が解除され、炊飯器本体1の上面開口部を開放するようにヒンジ軸R1を中心として回動する。
蓋体2の内部には、鍋5内の圧力を調整する圧力調整機構(図示せず)が設けられている。圧力調整機構については公知の構造であるので、ここでは説明を省略する。
炊飯器本体1の内部には、図2に示すように、鍋5を着脱自在に収納する有底筒状の鍋収納部8が形成されている。鍋5は、調理物を収容するものである。例えば、鍋5には、米と水とを含む調理物が入れられる。鍋収納部8は、保護枠(コイルベースともいう)9と上枠10とで構成されている。
保護枠9は、鍋5を収納する部分であり、鍋5の形状に対応して有底筒状に形成されている。また、保護枠9は、鍋5の外周面に対して所定の隙間が空くように、鍋5よりも少し大きく形成されている。また、保護枠9は、耐熱性を有する樹脂で構成され、上枠10よりも高剛性を有する部材である。
保護枠9の外周面には、鍋5の外周面と対向するように配置されて鍋5を誘導加熱する加熱装置11が配置されている。加熱装置11は、リング状の底内コイル11aと、リング状の底外コイル11bとを備えている。底内コイル11aは、保護枠9を介して鍋5の底部の中央部周囲に対向するように配置されている。底外コイル11bは、保護枠9を介して鍋5の側底部(コーナー部)と対向するように配置されている。
保護枠9の底部の中央部分には、開口部9bが設けられている。開口部9bには、鍋5の温度を測定するための鍋温度センサ12が、鍋収納部8に収納された鍋5の底部に当接可能に配置される。鍋5の温度は鍋5内の調理物の温度と略同じであるので、鍋温度センサ12が鍋5の温度を検知することで、鍋5内の調理物の温度を検知することができる。
図3は、本実施形態に係る炊飯器の蓋体2が炊飯器本体1の上面開口部を開放する開位置に位置する状態を前方斜め上方から見た斜視図である。図3に示すように、上枠10は、環状に形成され、炊飯器本体1の上面開口部を形成する上端部1aから内方へ向かう平面を有するように形成されている。上枠10の内周部10aは、図2に示すように、保護枠9の上端部9aに取り付けられている。すなわち、上枠10は、図3に示すように、保護枠9の上面開口部と炊飯器本体1の上面開口部との間を覆うように設けられている。
炊飯器本体1と鍋収納部8とで囲まれた空間には、図2に示すように、加熱装置11の加熱動作を制御する制御装置13が搭載されている。制御装置13は、操作部4に入力された情報と鍋温度センサ12の検知温度とに基づいて、加熱装置11の加熱量(通電率、加熱温度、加熱時間、又は加熱出力)を制御し、炊飯工程を行う。また、制御装置13は、別途設けられた計時部(図示せず)により炊飯工程中の各工程(予熱、昇温、沸騰維持、蒸らし)の所要時間も制御する。
制御装置13は、加熱装置11の加熱動作を制御する電子部品14が実装された制御基板15を備えている。制御基板15は、炊飯器本体1の後部の内部に設けられている。制御基板15は、略矩形板状に形成され、垂直方向に延在するように配置されている。制御基板15の下端部には、電子部品14を冷却するためのヒートシンク16が取り付けられている。ヒートシンク16は、例えば、アルミニウムにより構成されている。ヒートシンク16の下方には、冷却風を送風する冷却ファン17が取り付けられている。
次に、ヒンジ軸R1の近傍部分の構造についてより具体的に説明する。図4は、本実施形態に係る炊飯器を後方斜め上方から見た分解斜視図である。
図3及び図4に示すように、上枠10の後部(図3の右上側)には、ヒンジ部H1が配置されている。本実施形態において、ヒンジ部H1は、上枠10の上面後部から上方へ突出し、図2に示すように上枠10の後部上方に配置されたヒンジ軸R1の両端部を回動自在に保持するように構成されている。ヒンジ部H1は、樹脂により構成されている。ヒンジ部H1は、図2及び図4に示すように、外部に露出しないようにカバー18によって覆われている。
また、ヒンジ軸R1(図2参照)の周囲には、閉位置(図1参照)から開位置(図3参照)へ蓋体2が回動するように付勢する付勢部材19が設けられている。付勢部材19は、例えば、ねじりコイルばねである。本実施形態において、付勢部材19は、ヒンジ軸R1の中間部を挟んで2つ設けられている。これにより、ヒンジ軸R1にかかるトルクが大きくなっている。
ヒンジ軸R1の中間部の近傍には、蓋体2が閉位置(図1参照)から開位置(図3参照)へ回動する動作に連動して移動する移動部材20が配置されている。移動部材20は、ヒンジ軸R1よりも上枠10の後部に配置されている。
図5は、移動部材20の近傍の構成を示す拡大斜視図である。図5に示すように、移動部材20は、円柱形の棒体を略U字状に折り曲げることにより構成されている。移動部材20の一端部20aと他端部20bとは、互いに近づくように折り曲げられている。移動部材20の一端部20aは、移動部材保持部21に設けられた切欠部21aに係合している。移動部材20の他端部20bは、移動部材保持部21に設けられた貫通穴21bに挿入されている。これにより、移動部材20は、移動部材保持部21に保持されている。
移動部材保持部21は、蓋体2に取り付けられるとともに、ヒンジ軸R1の中間部に取り付けられている。ヒンジ軸R1は、移動部材保持部21に設けられた2つの貫通穴21c,21dに挿入され、中間部を移動部材保持部21に回転可能に保持されている。移動部材保持部21は、所定の形状の金属板を折り曲げ加工や穴開け加工等することにより構成されている。
本実施形態において、移動部材20は、蓋体2が閉位置(図1参照)から開位置(図3参照)へ回動する動作に連動して下方に移動するように構成されている。移動部材20の下方には、制動部材22が配置されている。すなわち、制動部材22は、移動部材20の移動経路上に配置されている。制動部材22は、移動部材20に接触して、移動部材20の移動力を減衰させる部材である。
図6は、制動部材22と、当該制動部材22を収容する制動部材収容部23aを有する収容ケース23とを示す斜視図である。制動部材20は、内部に非圧縮性流体を有し、当該非圧縮性流体の流体抵抗を利用して移動部材20の移動を制動するように構成されている。制動部材22は、例えば、オイルダンパである。制動部材22は、図6に示すように、筒体22aと、当該筒体22a内を移動可能なピストンロッド22bとを備えている。筒体22aの内部には、非圧縮性流体が充填されている。筒体22aの内部に位置するピストンロッド22bの一端部には、円板状のピストン(図示せず)が取り付けられている。筒体22aの内部をピストンロッド22bが進退移動することにより、非圧縮性流体がピストンに設けられたオリフィスを通過し、流体抵抗が発生する。この流体抵抗が移動部材20の移動を減衰する減衰力となる。なお、制動部材22は、この構造に限定されるものではなく、種々の構造を採用可能である。
収容ケース23は、図2に示すように、炊飯器本体1の後部の内面と制御基板15との間に配置されている。収容ケース23の制動部材収容部23aは、有底筒状に形成されている。制動部材収容部23aには、非圧縮性流体が制動部材23の外部に漏れ出した際に、当該非圧縮性流体が制御基板15に付着しないように、非圧縮性流体を炊飯器本体1の後部の内面側へ誘導する誘導路23bが形成されている。
収容ケース23は、図7に示すように、ヒンジ補強部材24に取り付けられる。本実施形態において、収容ケース23は、収容ケース23に設けられた2つのねじ穴23cとヒンジ補強部材24に設けられた2つのねじ穴24aとを通じて2つのねじ25がねじ込まれることにより、ヒンジ補強部材24の内面に取り付けられる。
ヒンジ補強部材24は、ヒンジ部H1よりも剛性の高い金属材料で構成され、ヒンジ部H1を補強するものである。ヒンジ補強部材24は、所定の形状の金属板を折り曲げ加工や穴開け加工等することにより構成されている。ヒンジ補強部材24には、移動部材20を制動部材22へガイドするガイド部24bが形成されている。移動部材20は、ガイド部24bに沿って下方に移動することにより、制動部材22に接触して制動される。また、ヒンジ補強部材24は、制動部材収容部23aを下方から支持する補強突起部24cを有している。補強突起部24cは、ヒンジ補強部材24の鉛直方向に延在する主面に対して直交し、水平方向に延在するように設けられている。補強突起部24cが制動部材収容部23aを下方から支持することにより、制動部材収容部23aの変形が抑えられる。
図8は、ヒンジカバー18を内面側から見た斜視図である。図8に示すように、ヒンジカバー18の中央部には、ねじ穴18aが設けられている。ヒンジカバー18は、ねじ穴18aを通じて炊飯器本体1に設けられたねじ穴にねじ26(図5参照)がねじ込まれることにより、炊飯器本体1に取り付けられる。
また、ヒンジカバー18には、ねじ穴18aの下方に突起部18bが設けられている。ヒンジカバー18が炊飯器本体1に取り付けられた状態において、突起部18bは、下方に移動する移動部材20がガイド部24bの上端部に接触せずガイド部24bの内面に沿って移動するように、ガイドするように設けられている。
図9A〜図9Cは、蓋体2が閉位置から開位置へ回動する動作に連動して、移動部材20が下方に移動する様子を示す斜視図である。図10A〜図10Cは、蓋体2が閉位置から開位置へ回動する動作に連動して、移動部材20が下方に移動する様子を示す一部拡大断面図である。図9A及び図10Aは、蓋体2が閉位置に位置する状態を示している。図9B及び図10Bは、蓋体2が閉位置と開位置との中間に位置する状態を示している。図9C及び図10Cは、蓋体2が開位置に位置する状態を示している。なお、図9A〜図9Cにおいては、移動部材20の移動を見やすくするため、ヒンジカバー18及びヒンジ補強部材24の図示を省略している。
図9A及び図10Aに示すように、蓋体2が閉位置に位置するとき、移動部材20は、制動部材22に対して上方に離れた位置に位置している。すなわち、移動部材20と制動部材22とは接触してない。
図9B及び図10Bに示すように、蓋体2が閉位置から開位置に向かって第1の角度回動されたとき、移動部材20が制動部材22と接触する。「第1の角度」が小さすぎると、移動部材20と制動部材22とが接触してから開位置まで移動するストロークが長くなり、蓋体2が開位置に移動するまでに要する時間が長くなる。また、制動部材22により蓋体2が閉位置と開位置との間で停止することが起こり得る。また、移動部材20が下方に移動する距離も長くなり、移動部材20が移動する広いスペースが必要になる。一方、「第1の角度」が大きすぎると、蓋体2の回動によるトルクを制動部材22が十分に減衰させることができず、炊飯器本体1が転倒することが起こり得る。このため、「第1の角度」は、20度以上70度以下の範囲内の角度であることが好ましく、30度以上65度以下の範囲内の角度であることがより好ましい。本実施形態において、「第1の角度」は60度としている。
図9C及び図10Cに示すように、蓋体2が開位置に位置するとき、移動部材20は、制動部材22を下方に押す。これにより、ピストンロッド22bが筒体22aの内部に侵入する長さが長くなり、制動部材22の制動力が増加する。その結果、蓋体2の回動をより確実に停止させることができる。
また、本実施形態において、移動部材20は、蓋体2が開位置から閉位置に向かって第2の角度回動されたとき、制動部材22から離れるように構成されている。移動部材20と制動部材22とが接触した状態では、制動部材22の制動力は蓋体2を閉位置に移動させるのを補助するように機能する。このため、移動部材20と制動部材22とが接触する期間が長くなるように、「第2の角度」は大きくすることが好ましい。一方、移動部材20と制動部材22とが接触する期間が長すぎると、使用者は、制動部材22の制動力を逆に抵抗として感じるようになる。このため、「第2の角度」は、20度以上70以下の範囲内の角度であることが好ましく、25度以上60度以下の範囲内の角度であることがより好ましい。本実施形態において、「第2の角度」は30度としている。
本実施形態に係る炊飯器によれば、ヒンジ軸R1よりも後方に離れた位置に、蓋体2が閉位置から開位置へ回動する動作に連動して移動する移動部材20を設け、移動部材20の移動経路上に制動部材22を配置するように構成している。すなわち、ヒンジ軸R1にかかるトルクを制動部材22が直接受けるのではなく、ヒンジ軸R1にかかるトルクを制動部材22がヒンジ軸R1から離れた位置で間接的に受けるように構成している。この構成によれば、より小さい制動力で蓋体2の回動を制動することができるので、付勢部材19の付勢力を大きくした場合であっても、蓋体2の回動をより確実に制動することができる。また、制動部材22の構成をより簡素化するとともにより小型化することができる。
また、本実施形態に係る炊飯器によれば、移動部材20を保持する移動部材保持部21が、蓋体2に取り付けられるとともにヒンジ軸R1の中間部に取り付けられている。この構成によれば、蓋体2の回動をヒンジ軸R1の中間部の近傍で制動することができるので、移動部材保持部21の右側と左側とで蓋体2の回動を制動する制動力にバラツキが生じることを抑えることができる。また、移動部材保持部21を蓋体2とヒンジ軸R1の中間部の2箇所に取り付けることにより、移動部材保持部21の強度を向上させることができる。これにより、蓋体2の回動時にかかる負荷によって、移動部材保持部21及び移動部材20が変形することを抑えることができる。
また、本実施形態に係る炊飯器によれば、制動部材22が内部に非圧縮性流体を有し、当該非圧縮性流体の流体抵抗を利用して移動部材20の移動を制動するように構成されている。また、制動部材収容部23aには、非圧縮性流体が制動部材23の外部に漏れ出した際に、非圧縮性流体を炊飯器本体1の後部の内面側へ誘導する誘導路23bが形成されている。この構成によれば、制動部材23の外部に漏れ出した非圧縮性流体が制御基板15に付着することを抑えることができる。なお、誘導路23bは、斜め下方に傾斜するように構成されることが好ましい。これにより、非圧縮性流体が誘導路23b内に溜まることを抑えて、非圧縮性流体を誘導路23bからより確実に排出することができる。
また、本実施形態に係る炊飯器によれば、収容ケース23が高剛性を有するヒンジ補強部材24に取り付けられ、当該ヒンジ補強部材24のガイド部24bによって、移動部材20を制動部材22へガイドするように構成されている。この構成によれば、蓋体2の回動時にかかる負荷によって、収容ケース23が変形することを抑えることができる。また、移動部材20を制動部材22へより確実にガイドすることができる。
また、本実施形態に係る炊飯器によれば、高剛性を有するヒンジ補強部材24の補強突起部24cによって、制動部材収容部23aを下方から支持するように構成している。この構成によれば、蓋体2の回動時にかかる負荷によって、制動部材収容部23aが変形することを抑えることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、前記では、移動部材20は、円柱形の棒体を略U字状に折り曲げることにより構成されるものとしたが、本発明はこれに限定されない。移動部材20は、例えば、略T字状の部材であってもよい。
また、前記では、蓋体2が閉位置から開位置へ回動する動作に連動して移動部材20が下方に移動し、当該移動部材20に接触するように、制動部材22を移動部材20の下方に配置したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図11に示すように、蓋体2の後部に突起部20Aを設け、この突起部20Aを移動部材としてもよい。この場合、蓋体2の回動動作に連動して突起部20Aがヒンジ軸R1を中心として回動するので、制動部材20は、突起部20Aの回動経路上に配置すればよい。例えば、制動部材20は、図12に示すように、ヒンジ軸R1の下方に配置されてもよい。
また、前記では、突起部20Aと制動部材22とが直接接触するように構成したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図13に示すように、突起部20Aと制動部材22とが、緩衝部材30を介して間接的に接触するように構成されてもよい。これにより、例えば、突起部20Aと制動部材22とを樹脂で構成した場合であっても、両者が接触することにより摩耗することを抑えることができる。なお、緩衝部材30は、突起部20Aに一体的に設けられてもよいし、制動部材22に一体的に設けられてもよい。
また、前記では、移動部材20がヒンジ軸R1よりも上枠10の後部に配置されるものとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、移動部材20は、ヒンジ軸R1よりも上枠10の前部に配置されてもよい。この場合、蓋体2が閉位置から開位置へ回動する動作に連動して移動部材20が上方に移動することになる。このため、制動部材20は、例えば、移動部材20によって上方に引っ張られたとき、移動部材20の移動を制動するように設けられてもよい。
本発明に炊飯器によれば、蓋体の回動をより確実に制動することができるので、特に、圧力式炊飯器など、蓋体の重力が重い炊飯器に有用である。
1 炊飯器本体
1a 上端部
2 蓋体
3 表示部
4 操作部
5 鍋
6 蒸気筒
7 開ボタン
8 鍋収納部
9 保護枠
9a 上端部
9b 開口部
10 上枠
10a 内周部
11 加熱装置
11a 底内コイル
11b 底外コイル
12 鍋温度センサ
13 制御装置
14 電子部品
15 制御基板
16 ヒートシンク
17 冷却ファン
18 ヒンジカバー
18a ねじ穴
18b 突起部
19 付勢部材
20 移動部材
20a 一端部
20A 突起部
20b 他端部
21 移動部材保持部
21a 切欠部
21b,21c,21d 貫通孔
22 制動部材
22a 筒体
22b ピストンロッド
23 収容ケース
23a 制動部材収容部
23b 誘導路
23c ねじ穴
24 ヒンジ補強部材
24a ねじ穴
24b ガイド部
24c 補強突起部
25,26 ねじ
30 緩衝部材
H1 ヒンジ部
R1 ヒンジ軸

Claims (12)

  1. 略有底筒状の炊飯器本体と、
    調理物を収容する鍋と、
    前記炊飯器本体の内部に設けられ、前記鍋を収納する保護枠と、
    前記保護枠の上面開口部と前記炊飯器本体の上面開口部との間を覆うように設けられた
    上枠と、
    前記上枠の後部上方に配置されたヒンジ軸と、
    前記ヒンジ軸を中心として回動することにより、前記炊飯器本体の上面開口部を覆う閉位置と、前記炊飯器本体の上面開口部を開放する開位置との間で移動可能な蓋体と、
    前記閉位置から前記開位置へ前記蓋体が回動するように前記蓋体を付勢する付勢部材と、
    前記蓋体が前記閉位置から前記開位置へ回動する動作に連動して直線的に移動する移動部材と、
    前記移動部材の移動経路上に配置され、前記移動部材の直線方向の移動を制動する制動部材と、
    を備える、炊飯器。
  2. 前記移動部材は、前記蓋体が前記閉位置から前記開位置へ回動する動作に連動して下方に直線的に移動するように構成され、
    前記制動部材は、前記移動部材の下方に配置されている、請求項1に記載の炊飯器。
  3. 前記移動部材は、前記蓋体が前記閉位置から前記開位置に向かって第1の角度回動されたとき、前記制動部材に接触するように構成されている、請求項1又は2に記載の炊飯器。
  4. 前記第1の角度は、20度以上70度以下の範囲内の角度である、請求項3に記載の炊飯器。
  5. 前記移動部材は、前記蓋体が前記開位置から前記閉位置に向かって第2の角度回動されたとき、前記制動部材から離れるように構成されている、請求項1〜4のいずれか1つに記載の炊飯器。
  6. 前記第2の角度は、20度以上70度以下の範囲内の角度である、請求項5に記載の炊飯器。
  7. 更に、前記移動部材を保持する移動部材保持部を備え、
    前記移動部材保持部は、前記蓋体に取り付けられるとともに、前記ヒンジ軸の中間部に取り付けられている、請求項1〜6のいずれか1つに記載の炊飯器。
  8. 前記炊飯器本体の内部に設けられ、前記鍋を加熱する加熱装置と、
    前記炊飯器本体の後部の内部に設けられ、前記加熱装置の加熱動作を制御する電子部品が実装された制御基板と、
    前記炊飯器本体の後部の内面と前記制御基板との間に配置され、前記制動部材を収容する制動部材収容部を有する収容ケースと、
    を備え、
    前記制動部材は、内部に非圧縮性流体を有し、当該非圧縮性流体の流体抵抗を利用して前記移動部材の移動を制動するように構成され、
    前記制動部材収容部には、前記非圧縮性流体が前記制動部材の外部に漏れ出した際に、当該非圧縮性流体を前記炊飯器本体の後部の内面側へ誘導する誘導路が形成されている、
    請求項1〜7のいずれか1つに記載の炊飯器。
  9. 前記ヒンジ軸の両端部を回動自在に保持するヒンジ部と、
    前記ヒンジ部よりも剛性の高い金属材料で構成され、前記ヒンジ部を補強するヒンジ補強部材と、
    を更に備え、
    前記収容ケースは、前記ヒンジ補強部材に取り付けられ、
    前記ヒンジ補強部材には、前記移動部材を前記制動部材へガイドするガイド部が形成されている、請求項8に記載の炊飯器。
  10. 前記ヒンジ補強部材は、前記制動部材収容部を下方から支持する補強突起部を有する、請求項9に記載の炊飯器。
  11. 略有底筒状の炊飯器本体と、
    調理物を収容する鍋と、
    前記炊飯器本体の内部に設けられ、前記鍋を収納する保護枠と、
    前記保護枠の上面開口部と前記炊飯器本体の上面開口部との間を覆うように設けられた
    上枠と、
    前記上枠の後部上方に配置されたヒンジ軸と、
    前記ヒンジ軸を中心として回動することにより、前記炊飯器本体の上面開口部を覆う閉位置と、前記炊飯器本体の上面開口部を開放する開位置との間で移動可能な蓋体と、
    前記閉位置から前記開位置へ前記蓋体が回動するように前記蓋体を付勢する付勢部材と、
    前記蓋体が前記閉位置から前記開位置へ回動する動作に連動して移動する移動部材と、
    前記移動部材の移動経路上に配置され、前記移動部材の移動を制動する制動部材と、
    前記移動部材を保持する移動部材保持部と、
    を備え、
    前記移動部材保持部は、前記蓋体に取り付けられるとともに、前記ヒンジ軸の中間部に取り付けられている、炊飯器。
  12. 略有底筒状の炊飯器本体と、
    調理物を収容する鍋と、
    前記炊飯器本体の内部に設けられ、前記鍋を収納する保護枠と、
    前記保護枠の上面開口部と前記炊飯器本体の上面開口部との間を覆うように設けられた
    上枠と、
    前記上枠の後部上方に配置されたヒンジ軸と、
    前記ヒンジ軸を中心として回動することにより、前記炊飯器本体の上面開口部を覆う閉位置と、前記炊飯器本体の上面開口部を開放する開位置との間で移動可能な蓋体と、
    前記閉位置から前記開位置へ前記蓋体が回動するように前記蓋体を付勢する付勢部材と、
    前記蓋体が前記閉位置から前記開位置へ回動する動作に連動して移動する移動部材と、
    前記移動部材の移動経路上に配置され、前記移動部材の移動を制動する制動部材と、
    前記炊飯器本体の内部に設けられ、前記鍋を加熱する加熱装置と、
    前記炊飯器本体の後部の内部に設けられ、前記加熱装置の加熱動作を制御する電子部品が実装された制御基板と、
    前記炊飯器本体の後部の内面と前記制御基板との間に配置され、前記制動部材を収容する制動部材収容部を有する収容ケースと、
    を備え、
    前記制動部材は、内部に非圧縮性流体を有し、当該非圧縮性流体の流体抵抗を利用して前記移動部材の移動を制動するように構成され、
    前記制動部材収容部には、前記非圧縮性流体が前記制動部材の外部に漏れ出した際に、当該非圧縮性流体を前記炊飯器本体の後部の内面側へ誘導する誘導路が形成されている、
    炊飯器。
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