JPH03164962A - メモリ制御方式 - Google Patents

メモリ制御方式

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JPH03164962A
JPH03164962A JP30530689A JP30530689A JPH03164962A JP H03164962 A JPH03164962 A JP H03164962A JP 30530689 A JP30530689 A JP 30530689A JP 30530689 A JP30530689 A JP 30530689A JP H03164962 A JPH03164962 A JP H03164962A
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JP
Japan
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main memory
data
main storage
page
bus
Prior art date
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Application number
JP30530689A
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English (en)
Inventor
Yushi Fukuchi
雄史 福地
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH03164962A publication Critical patent/JPH03164962A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、マルチプロセッサシステムにおけるメモリ
制御方式に関するものである。
[従来の技術] 第3図は例えば“旧gh−Performance C
omputerArchitecture” (1−1
arold S、5tone著、 1987年Addj
son Wesley発行、 pp、299−303)
に記述されているような従来のマルチプロセッサシステ
ムの要部を示す構成図であり、la、lb、lc、ld
はそれぞれCPU (プロセッサ)、2は主記憶装置で
あり、3はどのCPUが後述するメモリバス4を使うか
を制御するバス制御回路、4は各C1)U 1 a〜1
dと主記憶装置2との間でデータ(2) 及び71−レスの転送や、各CPU]a〜1dとバス制
御回路3との間でバスの獲得のための制御信号−を転送
するメモリバスである。
第4図は、ページングによる仮想記憶方式を実現すると
きに論理アドレスから実アドレスへのアドレス変換に用
いる一般的なページテーブルを示す図であり、ff1f
II!8化して説明に必要な部分のみ示したものである
。ページテーブル8内の8i1はページの番号を示すペ
ージ枠番号、8bはそのページ枠番号8aで示されるペ
ージが主記憶装置2上にあるかどうかを示すページフォ
ルトビットで、そのページが主記憶装置2上にあれば′
0′であり、なければ11′になる。このようなページ
テーブル8は、CP U上で動作しているプログラム1
つにつき1つ主記憶装置2上に作られる。
この例のように4台のCPUで1つのプログラムを実行
する場合は同じページテーブルを4台のCPUが共有す
るものとする。
次に動作について説明する。ここではCPU1aの動作
を中心に、主記憶装置2内のデータを(3) アクセスする動作を説明する。なお、この例では、実記
憶方式ではなく、ページングによる仮想記憶方式を用い
ているものとする。公知の技術であるページングによる
仮想記憶方式については、例えば“オペレーティング・
システムの機能と構成″(高橋延匡 他著、 1983
年9月 岩波書店発行、 pp、209−233)に説
明がある。
主記憶装置2内のデータをアクセスするには先ず、CP
 U 1 aはメモリバス4にバス要求信号・を出す。
バス制御回路3はその信号を受は取り、他のCPU]、
b〜1dがメモリバス4を使っているかどうか調べる。
他のCPU1b〜1dがメモリバス4を使っていなけれ
ば、バス制御回路3はCP U l’ aに対してバス
使用許可信号を出す。
CP U 1 aはバス使用許可信号を受は取ると。
メモリバス4にデータのアドレスを出し、主記憶装置2
のデータにアクセスする。他のCPU1b〜1dがメモ
リバス4を使っている場合には、CP U 1 aはメ
モリバス4が空くまで待ち、メモリバス4が空いたらメ
モリバス4にデータの(A  ) アドレスを出し、主記憶装置2のデータにアクセスする
データにアクセスする時には、ページテーブル8を調べ
て、アクセスするデータを含むページが主記憶装置2内
に存在するかどうかを調べる。つまり、該当するデータ
を含むページ枠番号8aのページフォルトビット8bが
′0′のとき(主記憶装置2に該当するデータを含むペ
ージがあったとき)は、そのまま主記憶装置2にアクセ
スし、該当するデータを含むページ枠番号8aのページ
フォルトビット8bが′1′のとき(主記憶装置2に該
当するデータを含むページがなかったとき)は、外部記
憶装置から主記憶装置2にそのデータを含むページを読
み込み、データにアクセスする。
[発明が解決しようとする課題] 従来のマルチプロセッサシステムにおけるメモリ制御方
式は以上のようになされており、主記憶装置へのアクセ
スがそれほど頻繁に起こらないときはメモリバスを他の
CPUが使っていない確率の方が高いので、メモリバス
の使用許可を得るために待たされることはあまりないが
、CPUの数が多い場合や、それぞれのCI) Uがベ
クトル演算装置のような高速に大量のデータを処理する
機能を持ち、それらが−度に動作するような場合には、
主記憶装置に対するアクセスが頻繁に起こり、メモリバ
スの使用頻度が高くなってメモリバスの使用許可を得る
ために待たされる確率が高くなり、性能が低下するとい
う問題点があった。
この発明はL記のような問題点を解消するためになされ
たもので、マルチプロセッサシステムにおいて、並列処
理を行なうときにメモリバスの負荷を軽減し、効率の良
いメモリアクセスを可能とすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係るメモリ制御方式は、主記憶装置を複数の
主記憶サブシステムに分割して制御する主記憶サブシス
テム制御回路と、各プロセッサを複数のグループに分け
て各グループ毎にどのプロセッサがバスを使用するかを
制御するバス制御回路と、各主記憶サブシステム及び各
プロセッサグループ毎のバスを備えるとともに、主記憶
装置のアクセスモードとして通常実行モードと並列実行
モードの2つの制御モードを設定するためのモードフラ
グを設けたものである。
[作用] この発明における主記憶装置の制御は、モードフラグ、
例えば並列実行モードフラグが′On′場合は並列実行
モードで行われ、並列実行モードフラグがo f f″
の場合は通常の実行モードで行われる。並列実行モード
では、主記憶装置は複数の主記憶サブシステムに分割さ
れて制御されるとともに、全てのプロセッサをいくつか
のグループに分けて、データの読み込み時には1つのプ
ロセッサグループは1つの主記憶サブシステムからのみ
データを読み込み、データの書き出し時には書き出すデ
ータを持っている全ての主記憶サブシステムにデータを
書き出すように制御する。通常実行モードでは主記憶装
置を分割せず、1つの主記憶装置に全てのプロセッサが
アクセスするよう(7) に制御する。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は本実施例の要部を示す構成図であり。
図において、la、lb、lc、ldはそれぞれCPU
、2は主記憶装置であり、この主記憶装置2は2つの主
記憶サブシステム2a、2bに分割されている。3a、
3bはどのCPUが下記のメモリバス4a、4−cを使
うかを制御するバス制御回路、4.a、4.cは各CP
 U 1. a−1dと後述する主記憶サブシステム制
御回路6との間でデータ及びアドレスの転送や、各CP
UI a〜1dとバス制御回路3a、3bとの間でバス
の獲得のための制御信号を転送するメモリバス、4b、
4dは主記憶装置2と主記憶サブシステム制御回路6と
の間でデータ及びアドレスの転送を行うメモリバス、6
は主記憶サブシステム制御回路で、7はこの主記憶サブ
システム制御回路6内にあり、主記憶装置2の制御モー
ドを変えろ並列実行モードフ(8) ラグであり、通常実行モードの時は’off’であり、
並列実行モードの時には′On′になる。
この実施例では、4つのCPU1a〜1dから成るマル
チプロセッサシステムで、並列実行モードでは主記憶装
置2を2つの主記憶サブシステム2a、2bに分割して
制御する。
第2図は、簡略化して説明に必要な部分のみ示した本実
施例におけるページテーブルの図であり、ページテーブ
ル8内の88はページの番号を示すページ枠番号、8b
はそのページ枠番号8aで示されるページが主記憶装置
2上にあるかどうかを示すページフォル1ヘビツトで、
そのページが主記憶装置2上にあれば0′であり、なけ
れば11′になる。8cは従来例のものからの拡張した
点で、そのページ枠番号8aで示されるページが他の主
記憶サブシステム内にも存在しているかどうかを示すシ
ェア/プライベート(share/private)ビ
ットであり、そのページが他の主記憶サブシステムにも
存在するときは1′になり、そのページが自分の主記憶
サブシステムにしか存在しないときは0′になる。
上記ページテーブル8は、CI) U上で動作している
プログラム1つにつき1つ主記憶サブシステム内に作ら
れる。この例のように4台のCP Uで1つのプログラ
ムを実行する場合は、各CP Uが1つずつそのプログ
ラム用のページテーブルを持っても良いのだが、通常実
行モードではそれらの内容が4つとも同じものになるの
で、同じページテーブル8を4台のCI) Uが共有す
るものとし、並列実行モードではCP U J、、 a
のページテーブルとCPU1bのページテーブルの内容
は同じものになり、CP LJ 1. cのページテー
ブルとCPU1dのページテーブルの内容は同じものに
なるので、CPUIaとCPU1bは同じページテーブ
ル8−1を2台のCPUで共有し、CPU1cとCi)
 U ]、 dは同じページテーブル8−2を2台のC
PUで共有するものとする。
次に動作について説明する。
この発明におけるメモリ制御方式は、主記憶装置の制御
モードを2通り設け、場合に応じてモードを変更し主記
憶の制御方式を変える。このモードの設定は、モードを
変更する特定の命令を計算機に持たせ、並列実行を行な
う任意のCI) Uが並列実行モードに設定し、並列実
行モードに設定したCPUが通常実行モードに戻す。な
お、並列実行を行なうCP tJのうち、全体のCI)
 Uを制御するマスターCPUがあればマスターCPU
が並列実行モードに設定し、並列モードでの実行が終っ
たらマスターCPUが通常実行モードに戻すようにする
。プログラム中のどの部分を並列モードで実行するのか
を決めるのは、コンパイラがプログラム中からモードを
変更すべき部分を見付は出してモード変更の命令を挿入
するか、ユーザーが自らプログラム中にモード変更の命
令を挿入することによって行なう。
並列実行モードの時は主記憶装置2を主記憶サブシステ
ム2a、2bの2つに分割してそれぞれ1つの主記憶装
置であるかのように動作する。つまり、主記憶装置2が
Oから2N−1までの実アドレス領域を持っていた場合
、主記憶サブシステ(11) ム2aは0からN−1までの実アドレス領域を持ち、主
記憶サブシステム2bはNから2N−1までの実アドレ
ス領域を持つ主記憶装置として動作する。
このとき、今まで4つのCPU1a〜1dで共有して使
っていたページテーブル8のコピーを作り、1つをCP
U1a、]、bが共有して使うページテーブル8−1、
もう1つをCPU1c、ldが共有して使うページテー
ブル8−2とする。ここで、1つの主記憶サブシステム
の実アドレス領域は主記憶装置2が持っている領域の1
72になり、CPU]a、lbからは並列実行モードに
入る前に主記憶サブシステム2b内にあったページへの
アクセスができなくなっているため、ページテーブル8
−1の中の、主記憶サブシステム2b内に入っていたペ
ージ枠番号のページフォルトビット8b−1を111に
する。同様に、CPU1c、ldからは主記憶サブシス
テム2a内にあったページへのアクセスができなくなっ
ているため、CPU1c、ld用のページテーブル8−
f 19) 2の中の、主記憶サブシステム2a内に入っていたペー
ジ枠番号のページフォルトビット8b−2を′1′にす
る。そして、並列実行モード中は、CPU1a、lbが
アクセスする実アドレスは主記憶サブシステム2aのみ
に、CPUI c、1.dがアクセスする実アドレスは
主記憶サブシステム2bのみになるようにアドレス変換
を行なう。また、ページテーブルをコピーする際に新し
く作ったページテーブルのアドレスを主記憶装置2内の
どこかに保存しておき、ページテーブルを置くページは
全てのCPU1a〜1dからアクセスできるように制御
することによって、ページテーブル8−2をCPU1a
、lbからもアクセスできるようにし、ページテーブル
8−1をCPU1c。
1dからもアクセスできるようにしておく。
並列実行モードでデータを読み込むときは、CPU1a
、lbは主記憶サブシステム2aからデータを読み込み
、CPU1c、1dは主記憶サブシステム2bからデー
タを読み込む。一方、データを書き出すときは、CPU
1a、lbは主記憶サブシステム2aに書き出すが、そ
のときに主記憶サブシステム2bの内容を調べて、主記
憶サブシステム2b内に同じデータがあれば主記憶サブ
システム2bにもデータを書き出す。同様に、CP U
 1. c、1dは主記憶サブシステム2bに書き出す
が、そのとき主記憶サブシステム2aの内容を調べて、
主記憶サブシステム2a内に同じデータがあれば主記憶
サブシステA 2 aにもデータを書き出す。
ここでは、CPU1aの動作を中心に、データの読み込
みと書き出しに分けて動作を詳細に説明する。
CP U 1 aがデータを読み込むときは先ず、メモ
リバス4aを通してバス制御回路3aと主記憶サブシス
テム制御回路6にバス要求信号を出す。
バス制御回路3aはCPU1aからのバス要求信号を受
は取ると、CPU1bがメモリバス4aを使っていない
かどうかを調べ、使っていなければメモリバス4aを通
してCPU1aにバス使用許可信号を出す。主記憶サブ
システム制御回路6はCPU1aからのバス要求信号を
受は取ると、CP U i c、1dがメモリバス4b
を使っていないかどうかを調べ、使っていなければメモ
リバス4aを通してCP U i aにバス使用許可信
号を出す。両方のメモリバス4.a、4bの使用許可信
号が得られなかった場合は、両方のメモリバス4a、4
bが空くまで待つ。両方のメモリバス4a、4bの使用
許可信号が得られたら、CP Ulaはメモリバス4a
を通して主記憶サブシステム制御回路6に対してデータ
のアドレスを出力し、主記憶サブシステム2aからメモ
リバス/lb。
4aを通してデータを読み込む。
このとき、ページテーブル8−1を調べて、該当するデ
ータを含むページ枠番号のページフォルトビット8b−
1が′1′のとき(主記憶サブシステム2aに該当する
データを含むページがなかったとき)は、主記憶サブシ
ステム2bのページテーブル8−2を調べて、該当する
データを含むページ枠番号のページフォル]−ピッl−
8b −2が′0′のとき(主記憶サブシステム2bに
該当C15) するデータを含むページがあったとき)は、主記憶サブ
システム2bから主記憶サブシステム2aにそのデータ
を含むページをコピーしてきて、主記憶サブシステム2
a、2b両方のページテーブル8−1.8−2の該当す
るデータを含むページ枠番号のシェア/プライベートビ
ット8 c−1。
8cm2を11′にして、データを読み込む。また、主
記憶サブシステム2a、2bの両方のページテーブル8
−1.8−2の該当するデータを含むページ枠番号のペ
ージフォルトビット8b−1,8b−2が′1′のとき
(両方の主記憶サブシステム2a、2b内に該当するデ
ータを含むページがなかったとき)には、外部記憶装置
から主記憶サブシステム2aにそのデータを含むページ
を読み込んできて、主記憶サブシステム2aのページテ
ーブル8−1の該当するデータを含むページ枠番号のシ
ェア/プライベートビット8cm1を10′にして、デ
ータを読み込む。
データを書き出すときは先ず、メモリバス4aを通して
バス制御回路3aと主記憶サブシステム(16) 制御回路6にバス要求信号を出す。バス制御回路3aは
CPU1aからのバス要求信号を受は取ると、CPU1
bがメモリバス4aを使っていないかどうかを調べ、使
っていなければメモリバス4aを通してCPU1aにバ
ス使用許可信号を出す。主記憶サブシステム制御回路6
はCP U ]、 aからのバス要求信号を受は取ると
、CPUIC11dがメモリバス4bを使っていないか
どうかを調べ、使っていなければメモリバス4aを通し
てCP U l aにバス使用許可信号を出す。両方の
メモリバス4a、4bの使用許可信号が得られなかった
場合は、両方のメモリバス4a、4bが空くまで待つ。
両方のメモリバス4a、4bの使用許可信号が得られた
ら、CP U 1 aはメモリバス4aを通して主記憶
サブシステム制御回路6に対してデータのアドレスを出
力し、メモリバス4a。
4bを通してデータを書き出す。
データの書き出しの際には、主記憶装置2内のデータの
一貫性を保つため、主記憶サブシステム2bの内容を調
べて、主記憶サブシステム2b内に同じデータがあれば
主記憶サブシステム2bにもデータを書き出す必要があ
る。すなわち、主記憶サブシスデム2bのページテーブ
ル8−2を調べ、該当するデータを含むページ枠番号の
ページフォルトビット8b−2が′0′のとき(主記憶
サブシステム2b内に該当するデータを含むページがあ
るとき)は、主記憶サブシステム2aだけでなく、主記
憶サブシステム2bにもデータを書き出すようにしなく
てはならない。
そこで、ページテーブル8−1を調べて、該当するデー
タを含むページ枠番号のページフォルトビット8b−1
が′1″のとき(主記憶サブシステム2aに該当するデ
ータを含むページがなかったとき)は、主記憶サブシス
テム2bのページテーブル8−2を調べて、該当するデ
ータを含むページ枠番号のページフォル1〜ビット8b
−2が′0′のとき(主記憶サブシステム2bに該当す
るデータを含むページがあったとき)は、主記憶サブシ
ステム2bから主記憶サブシステム2aにそのデータを
含むページをコピーしてきて、主記憶すブシステム2a
、2b両方のページテーブル8−1.8−2の該当する
データを含むページ枠番号のシェア/プライベートビッ
ト8cm1゜8cm2を1′にして、主記憶サブシステ
ム2a、2b両方にデータを書き出す。また、主記憶サ
ブシステム2a、2bの両方のページテーブル8−1.
8−2の該当するデータを含むページ枠番号のページフ
ォルトビット8b−1゜8b−2が1′のとき(両方の
主記憶サブシステム2a、2b内に該当するデータを含
むページがなかったとき)には、外部記憶装置から主記
憶サブシステム2aにそのデータを含むページを読み込
んできて、主記憶サブシステム2aのページテーブル8
−1の該当するデータを含むページ枠番号のシェア/プ
ライベートビット8cm1を′01にして、主記憶サブ
システム2aのみにデータを書き出す。また、該当する
データを含むページ枠番号のページフォルトピッl−8
b−1が0′のとき(主記憶サブシステム2aに該当す
るデータを含むページがあったとき)は、シェ(19) ア/プライベートビット8cm1を調べて、シェア/プ
ライベートビット8cm1が101のときはそのまま主
記憶サブシステム2aのみに書き出し、シェア/プライ
バー1〜ビツト8cm1が1′のときは主記憶サブシス
テム2a、2bの両方に書き出す。
並列実行モードを終了するときは、2つのページテーブ
ル8−1.8−2を8−1にマージする。各ページテー
ブル8−1.8−2のページフォルトビット8b−1,
8b−2を調べて、ページフォル1〜ピッh8b−、L
、8b−2共に1′のときはページフォルトピッI〜8
b−1を11′にし、ページフォルトビット8b−1が
1′で、8b−2がj Olのときはページフォルトビ
ット8b−1をl Oj にしてページ枠番号8a−2
を88−1にコピーする。ページフォルトビット8b−
1がI O+で、8b−2が1′のときはページフォル
トピッl−8b−1をl Orにする。両方のページフ
ォルトビット8 b −]、 。
8b−2共に10′のときはページフォルトピッ(20
) ト8b−1を101にして、主記憶サブシステム2bの
中の該当するページを開放する。シェア/プライベート
ビットは全て0′にする。そして、通常の実行モードの
ときには、各主記憶サブシステム2a、2bを2つ合わ
せて1つの主記憶装置2として動作するように制御する
以上のように制御することにより、CPU台数が多い場
合や、高速に大量のデータを要求するベクトル演算装置
のようなものが同時に複数台動作しているような場合な
どでも、CPU側の速度にバスの転送速度が間に合わな
くなり性能が低下することを避けることができ、高速の
データアクセスが可能になる。
なお、」二記実施例ではCP tJ数が4つのマルチプ
ロセッサ構成で、主記憶装置の分割数を2つにした場合
の例を示したが、CP U数が5つ以−ヒの場合や、主
記憶装置の分割数を3つ以上にした場合でも、同様のシ
ステム構成で本発明が提示した機能を有することができ
る。
また、4′、記実施例では、本願を仮想記憶方式を(2
1) とるマルチプロセッサシステムに適用したものについて
示したが、実記憶方式のものでもよく、より簡単に実現
できる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、主記憶装置を複数の
主記憶サブシステムに分割して制御する主記憶サブシス
テム制御回路と、各プロセッサを複数のグループに分け
て各グループ毎にどのプロセッサがバスを使用するかを
制御するバス制御回路と、各主記憶サブシステム及び各
プロセッサグループ毎のバスを備えるとともに、主記憶
装置のアクセスモードとして通常実行モードと並列実行
モードの2つの制御モードを設定するためのモードフラ
グを設け1通常実行モードでは1つの主記憶装置に全て
のプロセッサがアクセスし、並列実行モードでは、主記
憶装置を複数の主記憶サブシステムに分割するとともに
各プロセッサを複数のグループに分けて、データの読み
込み時には各プロセッサグループはそれぞれ所定の主記
憶サブシステムからのみデータを読み込み、データの書
き(22) 出し時にはそのデータを持っている全ての主記憶サブシ
ステムにデータを書き出すように制御するので、マルチ
プロセッサシステムにおいて、並列処理を行なうときに
メモリバスの負荷を軽減し、効率の良いメモリアクセス
を行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の要部構成を示すブロック
図、第2図は実施例のページテーブルを示す図、第3図
は従来のマルチプロセッサシステムの要部構成を丞すブ
ロック図、第4図は従来例のページテーブルを示す図で
ある。 la〜ldはCPU (プロセッサ)、2は主記憶装置
、2a、2bは主記憶サブシステム、3a、3bはバス
制御回路、4a〜4dはメモリバス、6は主記憶サブシ
ステム制御回路、7は並列実行モードフラグ、8はペー
ジテーブル。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数のプロセッサと、それらのプロセッサによりバスを
    介して共有される主記憶装置とを有するマルチプロセッ
    サシステムにおいて、 主記憶装置を複数の主記憶サブシステムに分割して制御
    する主記憶サブシステム制御回路と、各プロセッサを複
    数のグループに分けて各グループ毎にどのプロセッサが
    バスを使用するかを制御するバス制御回路と、各主記憶
    サブシステム及び各プロセッサグループ毎のバスを備え
    るとともに、主記憶装置のアクセスモードとして通常実
    行モードと並列実行モードの2つの制御モードを設定す
    るためのモードフラグを設け、通常実行モードでは1つ
    の主記憶装置に全てのプロセッサがアクセスし、並列実
    行モードでは、主記憶装置を複数の主記憶サブシステム
    に分割するとともに各プロセッサを複数のグループに分
    けて、データの読み込み時には各プロセッサグループは
    それぞれ所定の主記憶サブシステムからのみデータを読
    み込み、データの書き出し時にはそのデータを持ってい
    る全ての主記憶サブシステムにデータを書き出すように
    制御することを特徴とするメモリ制御方式。
JP30530689A 1989-11-24 1989-11-24 メモリ制御方式 Pending JPH03164962A (ja)

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JP (1) JPH03164962A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010152585A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Fujitsu Semiconductor Ltd 複数バスを有するシステムlsi

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010152585A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Fujitsu Semiconductor Ltd 複数バスを有するシステムlsi

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