JPH03164069A - 昇降圧形コンバータ回路の制御方法 - Google Patents
昇降圧形コンバータ回路の制御方法Info
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- JPH03164069A JPH03164069A JP29957189A JP29957189A JPH03164069A JP H03164069 A JPH03164069 A JP H03164069A JP 29957189 A JP29957189 A JP 29957189A JP 29957189 A JP29957189 A JP 29957189A JP H03164069 A JPH03164069 A JP H03164069A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産ヱ上の利川分gf}
本発明は.トランスの1次巻線電圧をチョークコイルに
より昇降圧させる昇降圧形コンバータ回路の制御方法に
関する. 〔従東の技術〕 第4図は従来の昇降圧形コンバータ回路の$1御方沃を
説明ずるための図である.同図において,直流入力1+
fM1とトランス2のセンタータップとの間にはチ3−
クコイル3の!次巻線nlが接続され,2次巻線n2は
ダイオード4を介して直流入力電Mlに接続されている
.トランス2の1次巻線Nl, N’l の両端にはス
イッチング素子,例えばトランジスタ5.6のコレクタ
が変inT,8を夫々介して棲続され,各工九フタはf
[流入力fa源1の11極に接続されている.トランス
2の2次巻線N2にはダイオード9,10.0. 12
で構成された全波ブリッジ回路の交流入力側が接続され
,直流出力側には平滑コンデンサl3が接続されており
,a平滑コンデンサl3により平滑されて負荷l4に直
流電圧を供給する回路構成になっている.出力1G圧は
,その検出電圧に基づいて発せられる定電圧制御信号が
トランジスタのオン時間を制御することにより.一定電
圧に制御されるが,トランソスタはまた.最大オン時間
信号により量大オン特間が制限され,一定幅以上にはな
らない.また,何らかの原因でトランジスタ5を流れる
電流がy@常に増加し,トランジスタ5の許容電流嬢を
越えた電流が流れた場合には.トランジスタ5が破壊さ
れるのを防止するために.コレクタ電流を変流m7で検
出し,ダイオードl5を介して抵抗l6の両端にコレク
タ電流に比例した電圧を発生させ.謹電圧と基準flf
il7の電圧とをコンパレータl8にて比較し,コレク
タ電流が設定値に達するとコンバレータl日の出力はH
からLに遷移し,アンドロジックl9の出力をHからL
に変え.トランジスタ5をオフさせて遇f4流から保護
するような回路構成になっている.また.第4図には回
路構或は省略してあるが2何らかの原因でトランジスタ
6の71tfiが異常に増加した場合も同様である.尚
.20はダイオード. 21〜25は抵抗である. 次に,この回路の動作を説明する.先ず,トランジスタ
5.6の同13オン期間を設け.チョークコイル3にエ
ネルギを蔚えてトランス2の1次巻線に電源電圧以上の
電圧を印加する昇圧モード動作について,第5図を用い
て説明する.トランジスタ5がオフ,トランジスタ6が
オンの時.時刻toでトランジスタ5のベースに第5図
fatに示す駆動信号が印加され,トランジスタ5がオ
ンするとトランジスタ6に流れていた電Ri2はトラン
ソスタ5に分流する.そして.トランス2の1次巻線が
短絡するので,直流入力電源lはチゴークコイル3のl
次巻線nlを介して短絡され,トランジスタ5,6を魔
れる電流+1. i2はE/2L(但し.Eは直流入力
電源lの電圧.Lはチョークコイル3のインダクタンス
)の傾きで上昇する.この時,チ曽一クコイル3の2次
巻線n2は.ダイオード4で導通を阻止される.次に,
時刻L1でトランジスタ6がオフすると.それまでトラ
ンジスタ6を流れていた電tlLi2がトランジスタ5
に流れ込み.第5図telに示すように.トランジスタ
5を流れ0る電魔ilが2倍になる.この時の電流の傾
きは(E−Eo)/L(但し,出力電圧をEO,トラン
ス4の巻数比をl:lとする.)となり,出力電圧Eo
は入力電圧Eにチ替−クコイル3の1次巻線nlの電圧
が加わるため入力電圧Eより大きくなり, (E−Eo
)/Lは負となる.トランジスタ5を流れる電tIli
lはトランス2の1次巻線81を流れるilllfLと
同一であり,2次巻線N2には第5図telに示すよう
な電流ioが流れる.次に.時刻L2で再びトランジス
タ6がオンすると,トランジスタif. i2は分流し
,トランス2は短絡し,時刻LOと同一状態となる.次
に,時刻L3でトランジスタ5がオフすると,それまで
流れていた電流は全てトランジスタ6に流れ,トランス
2の1次巻線N’lにも同一の−Is魔が流れ,2次巻
線の電流は時刻L1のときとは逆方向に流れる.次に.
時刻L4でトランジスタ5のベースに第5図fatに示
す馴動信号が印加され.以下同4Jの動作を繰り返すこ
とにより出力電力を供給する. トランジスタ5.6の同1.}オン時間をr.周N1を
Tとすると,昇圧モード動作時の出力電圧Eoは.[i
o= E/ < 1 − 2 r/T) −filで表
される. 次に.トランジスタ5.6の同時オフ期間を設け,電′
B電圧からチョークコイル3の電圧を差し引いた電圧を
トランス2の1次巻線に印加する降圧モード動作につい
て,第6図を用いて説明する.先ず,トランジスタ5,
6がオフでチョークコイル3の2次巻線n2に電m !
111が流れている時に,時刻Loでトランジスタ5
のベースに第6図(alに示す駆動信号が印加され,ト
ランジスタ5がオンすると.トランジスタ5を流れる?
tfli lは,第6図+c+に示すように( E −
Eo) / Lの傾きで上昇する.トランジスタ5を流
れる電魔ilはトランス2の1次巻#!ANlを流れる
電流と同一であり,2次巻線N2には第6図fglに示
すような電流IOが流れる.次に5時刻tiでトランジ
スタ5がオフすると.トランス2のl′eiC巻線Nl
を成れる電流は遮断されチョークコイル3の電流は2次
壱線n2を介して直流入力[91に帰還される.この時
のトランス2の2次巻線n2の1i流i.の傾きはE/
Lで減少する.次に.時11t2でトランジスタ6がオ
ンすると時刻toと同槌のffl流がトランス2の1次
巻線N1に流れ,2次巻線N2には.第6図tg+に示
すような電流ioが時刻toの時とは逆方向に流れる.
次に,時刻L3でトランジスタ6がオフすると,トラン
ス2の1次巻線N’lを流れる電流は遮断され.チョー
クコイル3の電流は2次巻線n2を介して直流入力電源
1に帰還される.次に,時刻L4でトランジスタ5のベ
ースに第6図(alに示す駆動信号が印加され,以下同
様の動作を繰り返すことにより出力電力を供給する. トランジスタのオン時間をT。、,周期をTとすると,
*圧モード動作時の出力電圧EOは.Eo” ( 2
− T/ 2 TIIN) E ・・−tz+で表され
る. 昇降圧コンバータの場合.通常動作としては.人力電流
が連続となり.fli流を人力に帰還しないため効率の
よい昇圧モード動作を使用し,出力過電流や短絡時及び
起動時等の異状状態でのみ降圧モード動作とするのが一
般的な使い方である.また,出力短絡や起動時の過電流
等,何らかの原因でトランジスタ5の電流が異常に増加
し,トランジスタ5の許容電流値を越えた電流が流れた
場合には.トランジスタ5が破壊されるのを防止するた
めに,コレクタ電流を変fflra?で検出し,ダイオ
ードl5を介して抵抗16の両端にコレクタ電流に比例
した電圧を発生させ,該電圧と基f!1!電源l7の電
圧とをコンパレータIBにて比較し.コレクタ電流が設
定値に達するとコンパレータ18の出力はHからしに遷
移し,アンドロジソクl9の出力をHからLに変え,ト
ランジスタ5をオフさせて過電塊から保護する. 〔発明が解決しようとする課題〕 しかし,このような従来の界降圧形コンバータ回路にあ
っては.一度オフすると,次のサイクルまではオンしな
いため,過電流検出によりトランジスタ5.6のオン期
間が短くなり,オフ期間が象くなると,チョークコイル
3にmえられたエネルギが全て直流入力電源lに戻って
しまい.第7図に示すように.次のトランジスタ5,6
のオン時はチョークコイル3の初jJI埴が雰からスタ
ートすることになり,出力にエネルギが充分に伝わらな
いため,定!PInri時等重い11荷を接涜して起動
すると立ち上がらなかったり.起動に時間がかかるとい
う問題がある.また.これを解決するために.チョーク
コイル3のインダクタンス値を大きくし,lサイクルの
間には直流入力電源1に戻りきらないようにするか,或
いは.トランジスタ5Gの電流制限値を通常動作レベル
より充分太き<シ.電流制限動作でオフ期間が長くなっ
ても.チ冒−クコイル3の電流が充分に残っており,次
のオンでトランス2のZ次側に電力を伝達できるように
する方浩もあるが,しかしこの場合には,チブークコイ
ル3やトランジスタ5,6が高価となるばかりでな<,
in<,大きくなるという問題がある. 〔!!題を解決するための手段〕 本発明は以上の欠点を除去するために,直流入力ffi
i9と,複数のスイッチング素子と.トランスと.該ト
ランスのl次巻線電圧を昇降圧させるチョークコイルと
.トランスの2次am電圧を整流・平滑する整流平滑回
路とを備えた昇降圧形コンバータ回路において,上記ス
イッチング1子を流れるf!!流を検出し.咳電流が増
加して第1の設定値に達した時.スイッチング素子をオ
フし.上記チョークコイルに蓄積されたエネルギを2次
巻線を介して上記直流入力電源に帰還させると共に.チ
ョークコイルの2次Q.線電滝を検出し,am流が減少
して第2の設定値に達した時9 スイッチング素子が定
電圧740m信号のオン時間内且つ最大オン時間信号の
オン時間内にある場合には,スイッチング素・子を再び
オンさせることを特徴とする昇降圧形コンバータ回路の
tI1r!J方法を提供するものである. 〔作用〕 定電圧制御信号のオン時間内で且つ最大オン時間信号の
オン時間内であれば. ilifLMfflによりスイ
ッチング素子がオフした場合でも,チ1−クコイルの2
次巻線電流が一定値まで減少してきた段階でそのスイ7
チング素子が再び導通するので.上記課題を解決するこ
とができる. 〔実施例〕 第1図は本発明の一実施例を説明するための図である.
同図において,トランジスタ5を流れる電流を変流器7
で検出した電流と.チ曽一クコイル3の2次巻線n2を
流れる電流を変魔426で検出した電流とを,抵抗l6
で電圧に変換し,コンパレータl8で基準電圧17と比
較し.出力電圧を一定電圧に!4御する定電圧i4m信
号と.トランジスタ5の最大オン時問を制限する最大オ
ン時間信号とのアンドをアンドロジック19でとり.こ
のアンド出力でトランジスタ5のベースをifするもの
である.尚,27はダイオード,28は抵抗である.次
に.作用を説明すると.以下の通りになる.トランジス
タ5を流れる電流を検出している検出抵抗l6の両端の
電圧が,第1の設定値Er(基準iff a 17の電
圧)に等しくなると.コンバレータl8の出力はIIか
らしに遷移し,アンドロジックl9の出力をLに変え.
トランジスタ5をオフさせる.トランジスタ5がオフし
,チョークコイル3の2次巻線n2に電流ill!が流
れ,チヲークコイル3のエネルギがtL流入力電源lに
帰還されると.変流326の2次巻線に検出電流が流れ
.i抗l6に電圧が発生する.コンパレータl8の出力
がLの時.十人力端子の電圧はダイオード20の電圧降
下を零とすると.Er・Rxi/ (Rzz+ Rzi
) となり,Hの時より減少している.第2図に示す
ようにチ1一クコイル3の2次巻線n2のffifii
.−が減少し.抵抗l6の電圧降下が減少し,第2の設
定値Er−Rzs/ (Rzt+Rzi)に等しくなる
と.コンパレータl8の出力はHに遷移し,アンドロジ
ックl9の他の人力信号である定電圧制0]信号と最大
オン時間信号とがHであれば.アンドロジックl9の出
力はi4ヒllにJ1移し,トランジスタ5を導通させ
る.すると再びトランジスタ5を流れる電流i1は上昇
し負荷l4へ電力を供給する.そして再度トランジスタ
5を流れる電流が増加し,検出抵抗l6の両端の電圧が
第1の設定値E『に達すると.再びトランジスタ5をオ
フさせる.脱明ではトランジスタ5で説明したが,トラ
ンジスタ6も同じような制御方法となる. 第3図は.他の一実施例を示す図である.この実施例は
.本発明をブリッジ形昇降圧形コンバータ回路に適用し
た場合の実施例であり,第1図で説明した実施例とほぼ
同様の動作となる.尚,同図において, 5’. 6’
, 29はトランノスタ,30は駆動電源, 31.
31’ は駆動トランスを示す.〔発明の効果〕 以上述べたように本発明は,直流入力電源と,複数のス
イッチング素子と,トランスと.該トランスの1次巻線
電圧を昇降圧させるチ3−クコイルと.トランスの2次
巻線電圧を整流・平滑する整流平滑回路とを備えた昇降
圧形コンバータ回路において.上記スイッチング素子を
流れる電流を検出し,該電流が増加して第1の設定値に
達した時.スイフチング素子をオフし.上記チ言一クコ
イルに蓄積されたエネルギを2次巻線を介して上記直流
入力電源に帰還させると共に、チョークコイルの2次巻
線電流を検出し.該電流が減少して第2の設定値に達し
た時,スイッチング素子が定電圧′i+1御信号のオン
時間内且つ最大オン時間信号のオン時間内にある場合に
は,スイッチング素子を再びオンさせることを特徴とす
る昇降圧形コンバータ回路の制御方店である.本発明は
このような特徴を有するので.重負荷時にも何ら問題を
生ずることなく起動でき.チョークコイルのインダクタ
ンス値やトランジスタの電流容量を小さくすることがで
きる.従って,小形・軽量化を図ることができると共に
,チョークコイルやトランジスタが安価となり,経済的
である.
より昇降圧させる昇降圧形コンバータ回路の制御方法に
関する. 〔従東の技術〕 第4図は従来の昇降圧形コンバータ回路の$1御方沃を
説明ずるための図である.同図において,直流入力1+
fM1とトランス2のセンタータップとの間にはチ3−
クコイル3の!次巻線nlが接続され,2次巻線n2は
ダイオード4を介して直流入力電Mlに接続されている
.トランス2の1次巻線Nl, N’l の両端にはス
イッチング素子,例えばトランジスタ5.6のコレクタ
が変inT,8を夫々介して棲続され,各工九フタはf
[流入力fa源1の11極に接続されている.トランス
2の2次巻線N2にはダイオード9,10.0. 12
で構成された全波ブリッジ回路の交流入力側が接続され
,直流出力側には平滑コンデンサl3が接続されており
,a平滑コンデンサl3により平滑されて負荷l4に直
流電圧を供給する回路構成になっている.出力1G圧は
,その検出電圧に基づいて発せられる定電圧制御信号が
トランジスタのオン時間を制御することにより.一定電
圧に制御されるが,トランソスタはまた.最大オン時間
信号により量大オン特間が制限され,一定幅以上にはな
らない.また,何らかの原因でトランジスタ5を流れる
電流がy@常に増加し,トランジスタ5の許容電流嬢を
越えた電流が流れた場合には.トランジスタ5が破壊さ
れるのを防止するために.コレクタ電流を変流m7で検
出し,ダイオードl5を介して抵抗l6の両端にコレク
タ電流に比例した電圧を発生させ.謹電圧と基準flf
il7の電圧とをコンパレータl8にて比較し,コレク
タ電流が設定値に達するとコンバレータl日の出力はH
からLに遷移し,アンドロジックl9の出力をHからL
に変え.トランジスタ5をオフさせて遇f4流から保護
するような回路構成になっている.また.第4図には回
路構或は省略してあるが2何らかの原因でトランジスタ
6の71tfiが異常に増加した場合も同様である.尚
.20はダイオード. 21〜25は抵抗である. 次に,この回路の動作を説明する.先ず,トランジスタ
5.6の同13オン期間を設け.チョークコイル3にエ
ネルギを蔚えてトランス2の1次巻線に電源電圧以上の
電圧を印加する昇圧モード動作について,第5図を用い
て説明する.トランジスタ5がオフ,トランジスタ6が
オンの時.時刻toでトランジスタ5のベースに第5図
fatに示す駆動信号が印加され,トランジスタ5がオ
ンするとトランジスタ6に流れていた電Ri2はトラン
ソスタ5に分流する.そして.トランス2の1次巻線が
短絡するので,直流入力電源lはチゴークコイル3のl
次巻線nlを介して短絡され,トランジスタ5,6を魔
れる電流+1. i2はE/2L(但し.Eは直流入力
電源lの電圧.Lはチョークコイル3のインダクタンス
)の傾きで上昇する.この時,チ曽一クコイル3の2次
巻線n2は.ダイオード4で導通を阻止される.次に,
時刻L1でトランジスタ6がオフすると.それまでトラ
ンジスタ6を流れていた電tlLi2がトランジスタ5
に流れ込み.第5図telに示すように.トランジスタ
5を流れ0る電魔ilが2倍になる.この時の電流の傾
きは(E−Eo)/L(但し,出力電圧をEO,トラン
ス4の巻数比をl:lとする.)となり,出力電圧Eo
は入力電圧Eにチ替−クコイル3の1次巻線nlの電圧
が加わるため入力電圧Eより大きくなり, (E−Eo
)/Lは負となる.トランジスタ5を流れる電tIli
lはトランス2の1次巻線81を流れるilllfLと
同一であり,2次巻線N2には第5図telに示すよう
な電流ioが流れる.次に.時刻L2で再びトランジス
タ6がオンすると,トランジスタif. i2は分流し
,トランス2は短絡し,時刻LOと同一状態となる.次
に,時刻L3でトランジスタ5がオフすると,それまで
流れていた電流は全てトランジスタ6に流れ,トランス
2の1次巻線N’lにも同一の−Is魔が流れ,2次巻
線の電流は時刻L1のときとは逆方向に流れる.次に.
時刻L4でトランジスタ5のベースに第5図fatに示
す馴動信号が印加され.以下同4Jの動作を繰り返すこ
とにより出力電力を供給する. トランジスタ5.6の同1.}オン時間をr.周N1を
Tとすると,昇圧モード動作時の出力電圧Eoは.[i
o= E/ < 1 − 2 r/T) −filで表
される. 次に.トランジスタ5.6の同時オフ期間を設け,電′
B電圧からチョークコイル3の電圧を差し引いた電圧を
トランス2の1次巻線に印加する降圧モード動作につい
て,第6図を用いて説明する.先ず,トランジスタ5,
6がオフでチョークコイル3の2次巻線n2に電m !
111が流れている時に,時刻Loでトランジスタ5
のベースに第6図(alに示す駆動信号が印加され,ト
ランジスタ5がオンすると.トランジスタ5を流れる?
tfli lは,第6図+c+に示すように( E −
Eo) / Lの傾きで上昇する.トランジスタ5を流
れる電魔ilはトランス2の1次巻#!ANlを流れる
電流と同一であり,2次巻線N2には第6図fglに示
すような電流IOが流れる.次に5時刻tiでトランジ
スタ5がオフすると.トランス2のl′eiC巻線Nl
を成れる電流は遮断されチョークコイル3の電流は2次
壱線n2を介して直流入力[91に帰還される.この時
のトランス2の2次巻線n2の1i流i.の傾きはE/
Lで減少する.次に.時11t2でトランジスタ6がオ
ンすると時刻toと同槌のffl流がトランス2の1次
巻線N1に流れ,2次巻線N2には.第6図tg+に示
すような電流ioが時刻toの時とは逆方向に流れる.
次に,時刻L3でトランジスタ6がオフすると,トラン
ス2の1次巻線N’lを流れる電流は遮断され.チョー
クコイル3の電流は2次巻線n2を介して直流入力電源
1に帰還される.次に,時刻L4でトランジスタ5のベ
ースに第6図(alに示す駆動信号が印加され,以下同
様の動作を繰り返すことにより出力電力を供給する. トランジスタのオン時間をT。、,周期をTとすると,
*圧モード動作時の出力電圧EOは.Eo” ( 2
− T/ 2 TIIN) E ・・−tz+で表され
る. 昇降圧コンバータの場合.通常動作としては.人力電流
が連続となり.fli流を人力に帰還しないため効率の
よい昇圧モード動作を使用し,出力過電流や短絡時及び
起動時等の異状状態でのみ降圧モード動作とするのが一
般的な使い方である.また,出力短絡や起動時の過電流
等,何らかの原因でトランジスタ5の電流が異常に増加
し,トランジスタ5の許容電流値を越えた電流が流れた
場合には.トランジスタ5が破壊されるのを防止するた
めに,コレクタ電流を変fflra?で検出し,ダイオ
ードl5を介して抵抗16の両端にコレクタ電流に比例
した電圧を発生させ,該電圧と基f!1!電源l7の電
圧とをコンパレータIBにて比較し.コレクタ電流が設
定値に達するとコンパレータ18の出力はHからしに遷
移し,アンドロジソクl9の出力をHからLに変え,ト
ランジスタ5をオフさせて過電塊から保護する. 〔発明が解決しようとする課題〕 しかし,このような従来の界降圧形コンバータ回路にあ
っては.一度オフすると,次のサイクルまではオンしな
いため,過電流検出によりトランジスタ5.6のオン期
間が短くなり,オフ期間が象くなると,チョークコイル
3にmえられたエネルギが全て直流入力電源lに戻って
しまい.第7図に示すように.次のトランジスタ5,6
のオン時はチョークコイル3の初jJI埴が雰からスタ
ートすることになり,出力にエネルギが充分に伝わらな
いため,定!PInri時等重い11荷を接涜して起動
すると立ち上がらなかったり.起動に時間がかかるとい
う問題がある.また.これを解決するために.チョーク
コイル3のインダクタンス値を大きくし,lサイクルの
間には直流入力電源1に戻りきらないようにするか,或
いは.トランジスタ5Gの電流制限値を通常動作レベル
より充分太き<シ.電流制限動作でオフ期間が長くなっ
ても.チ冒−クコイル3の電流が充分に残っており,次
のオンでトランス2のZ次側に電力を伝達できるように
する方浩もあるが,しかしこの場合には,チブークコイ
ル3やトランジスタ5,6が高価となるばかりでな<,
in<,大きくなるという問題がある. 〔!!題を解決するための手段〕 本発明は以上の欠点を除去するために,直流入力ffi
i9と,複数のスイッチング素子と.トランスと.該ト
ランスのl次巻線電圧を昇降圧させるチョークコイルと
.トランスの2次am電圧を整流・平滑する整流平滑回
路とを備えた昇降圧形コンバータ回路において,上記ス
イッチング1子を流れるf!!流を検出し.咳電流が増
加して第1の設定値に達した時.スイッチング素子をオ
フし.上記チョークコイルに蓄積されたエネルギを2次
巻線を介して上記直流入力電源に帰還させると共に.チ
ョークコイルの2次Q.線電滝を検出し,am流が減少
して第2の設定値に達した時9 スイッチング素子が定
電圧740m信号のオン時間内且つ最大オン時間信号の
オン時間内にある場合には,スイッチング素・子を再び
オンさせることを特徴とする昇降圧形コンバータ回路の
tI1r!J方法を提供するものである. 〔作用〕 定電圧制御信号のオン時間内で且つ最大オン時間信号の
オン時間内であれば. ilifLMfflによりスイ
ッチング素子がオフした場合でも,チ1−クコイルの2
次巻線電流が一定値まで減少してきた段階でそのスイ7
チング素子が再び導通するので.上記課題を解決するこ
とができる. 〔実施例〕 第1図は本発明の一実施例を説明するための図である.
同図において,トランジスタ5を流れる電流を変流器7
で検出した電流と.チ曽一クコイル3の2次巻線n2を
流れる電流を変魔426で検出した電流とを,抵抗l6
で電圧に変換し,コンパレータl8で基準電圧17と比
較し.出力電圧を一定電圧に!4御する定電圧i4m信
号と.トランジスタ5の最大オン時問を制限する最大オ
ン時間信号とのアンドをアンドロジック19でとり.こ
のアンド出力でトランジスタ5のベースをifするもの
である.尚,27はダイオード,28は抵抗である.次
に.作用を説明すると.以下の通りになる.トランジス
タ5を流れる電流を検出している検出抵抗l6の両端の
電圧が,第1の設定値Er(基準iff a 17の電
圧)に等しくなると.コンバレータl8の出力はIIか
らしに遷移し,アンドロジックl9の出力をLに変え.
トランジスタ5をオフさせる.トランジスタ5がオフし
,チョークコイル3の2次巻線n2に電流ill!が流
れ,チヲークコイル3のエネルギがtL流入力電源lに
帰還されると.変流326の2次巻線に検出電流が流れ
.i抗l6に電圧が発生する.コンパレータl8の出力
がLの時.十人力端子の電圧はダイオード20の電圧降
下を零とすると.Er・Rxi/ (Rzz+ Rzi
) となり,Hの時より減少している.第2図に示す
ようにチ1一クコイル3の2次巻線n2のffifii
.−が減少し.抵抗l6の電圧降下が減少し,第2の設
定値Er−Rzs/ (Rzt+Rzi)に等しくなる
と.コンパレータl8の出力はHに遷移し,アンドロジ
ックl9の他の人力信号である定電圧制0]信号と最大
オン時間信号とがHであれば.アンドロジックl9の出
力はi4ヒllにJ1移し,トランジスタ5を導通させ
る.すると再びトランジスタ5を流れる電流i1は上昇
し負荷l4へ電力を供給する.そして再度トランジスタ
5を流れる電流が増加し,検出抵抗l6の両端の電圧が
第1の設定値E『に達すると.再びトランジスタ5をオ
フさせる.脱明ではトランジスタ5で説明したが,トラ
ンジスタ6も同じような制御方法となる. 第3図は.他の一実施例を示す図である.この実施例は
.本発明をブリッジ形昇降圧形コンバータ回路に適用し
た場合の実施例であり,第1図で説明した実施例とほぼ
同様の動作となる.尚,同図において, 5’. 6’
, 29はトランノスタ,30は駆動電源, 31.
31’ は駆動トランスを示す.〔発明の効果〕 以上述べたように本発明は,直流入力電源と,複数のス
イッチング素子と,トランスと.該トランスの1次巻線
電圧を昇降圧させるチ3−クコイルと.トランスの2次
巻線電圧を整流・平滑する整流平滑回路とを備えた昇降
圧形コンバータ回路において.上記スイッチング素子を
流れる電流を検出し,該電流が増加して第1の設定値に
達した時.スイフチング素子をオフし.上記チ言一クコ
イルに蓄積されたエネルギを2次巻線を介して上記直流
入力電源に帰還させると共に、チョークコイルの2次巻
線電流を検出し.該電流が減少して第2の設定値に達し
た時,スイッチング素子が定電圧′i+1御信号のオン
時間内且つ最大オン時間信号のオン時間内にある場合に
は,スイッチング素子を再びオンさせることを特徴とす
る昇降圧形コンバータ回路の制御方店である.本発明は
このような特徴を有するので.重負荷時にも何ら問題を
生ずることなく起動でき.チョークコイルのインダクタ
ンス値やトランジスタの電流容量を小さくすることがで
きる.従って,小形・軽量化を図ることができると共に
,チョークコイルやトランジスタが安価となり,経済的
である.
第l図及び第2図は本発明の一実施例を説明するための
図,第3図は本発明の他の一実施例を説明するための図
.第4図乃至第7図は従来例を説明するための図である
. l・・・直流入力電源 2・・・トランス 3・・・チゴークコイル 4.9〜12, 15. 20. 27・・・ダイオー
ド5. 5’, 6. 6’, 29・・・スイッチ
ング素子7.8.26・・・変流器 l3・・・平滑コンデンサ l4・・・負荷 16.21〜25. l7・・・基準f1!源 18・・・コンパレータ l9・・・アンドロジック 30・・・駆動電源 31・・・駆動トランス 28・・・抵抗
図,第3図は本発明の他の一実施例を説明するための図
.第4図乃至第7図は従来例を説明するための図である
. l・・・直流入力電源 2・・・トランス 3・・・チゴークコイル 4.9〜12, 15. 20. 27・・・ダイオー
ド5. 5’, 6. 6’, 29・・・スイッチ
ング素子7.8.26・・・変流器 l3・・・平滑コンデンサ l4・・・負荷 16.21〜25. l7・・・基準f1!源 18・・・コンパレータ l9・・・アンドロジック 30・・・駆動電源 31・・・駆動トランス 28・・・抵抗
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 直流入力電源と、複数のスイッチング素子と、トランス
と、該トランスの1次巻線電圧を昇降圧させるチョーク
コイルと、トランスの2次巻線電圧を整流・平滑する整
流平滑回路とを備えた昇降圧形コンバータ回路において
、 上記スイッチング素子を流れる電流を検出し、該電流が
増加して第1の設定値に達した時、スイッチング素子を
オフし、上記チョークコイルに蓄積されたエネルギを2
次巻線を介して上記直流入力電源に帰還させると共に、
チョークコイルの2次巻線電流を検出し、該電流が減少
して第2の設定値に達した時、スイッチング素子が定電
圧制御信号のオン時間内且つ最大オン時間信号のオン時
間内にある場合には、スイッチング素子を再びオンさせ
ることを特徴とする昇降圧形コンバータ回路の制御方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29957189A JP2799749B2 (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 昇降圧形コンバータ回路の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29957189A JP2799749B2 (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 昇降圧形コンバータ回路の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03164069A true JPH03164069A (ja) | 1991-07-16 |
JP2799749B2 JP2799749B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=17874354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29957189A Expired - Fee Related JP2799749B2 (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 昇降圧形コンバータ回路の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2799749B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011182575A (ja) * | 2010-03-02 | 2011-09-15 | Fujitsu Telecom Networks Ltd | 電源装置 |
JP2014509180A (ja) * | 2011-08-23 | 2014-04-10 | ▲広▼州金▲昇▼▲陽▼科技有限公司 | 自励プッシュプル式変換器 |
-
1989
- 1989-11-20 JP JP29957189A patent/JP2799749B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011182575A (ja) * | 2010-03-02 | 2011-09-15 | Fujitsu Telecom Networks Ltd | 電源装置 |
JP2014509180A (ja) * | 2011-08-23 | 2014-04-10 | ▲広▼州金▲昇▼▲陽▼科技有限公司 | 自励プッシュプル式変換器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2799749B2 (ja) | 1998-09-21 |
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