JPH0316389Y2 - - Google Patents

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JPH0316389Y2
JPH0316389Y2 JP1984003184U JP318484U JPH0316389Y2 JP H0316389 Y2 JPH0316389 Y2 JP H0316389Y2 JP 1984003184 U JP1984003184 U JP 1984003184U JP 318484 U JP318484 U JP 318484U JP H0316389 Y2 JPH0316389 Y2 JP H0316389Y2
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JP
Japan
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door
solenoid
attached
door frame
frame
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JP1984003184U
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JPS60115388U (ja
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  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、溝やレールに沿つて戸が左右方向
に開閉移動自在な引戸における自動密閉装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
一般に、空港周辺等の騒音が高い地域において
は、建物の窓やドア等に防音対策を施したものが
使用されている。しかし、特に出入口に供する自
動ドアにおいては、ドア自体は二重ガラス構造等
によつて遮音性を持たせることは可能であるが、
その機能上、ドアと戸枠との気密及び水密性を完
全にすることは困難であつた。また特にIC製造
工場等のクリーンルームにおいてはより高度の気
密性能が要求されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
この考案は、上記事情に鑑み、戸が閉鎖した状
態において自動的に戸を戸枠の一方の面に引き寄
せることにより、閉鎖時の気密、水密性能を向上
させる機構を特に密閉状態を確実にかつ密封解除
を容易にするように改善しようとするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、この考案は、溝やレールに沿つて戸
が左右方向に開閉移動自在な引戸において、戸と
移動自在に嵌装する戸枠に、戸と密着しうるタイ
ト材を取り付け、戸及び戸枠の上部及び下部にお
ける戸又は戸枠のいずれか一方に、戸が閉鎖状態
となつたとき励磁するソレノイドを装着するとと
もに、リンク機構を介してこれらソレノイドの操
作ロツドの直線方向の運動を、前記戸をタイト材
への密着方向に変換するに当つて、前記操作ロツ
ドの作動方向を、上部のソレノイドでは戸枠の長
手方向とし、下部のソレノイドでは戸の縦枠の長
手方向として成る引戸の自動密閉装置を提案する
ものである。
〔実施例〕
以下にこの考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図はこの考案の自動密閉装置を装備する自
動ドアの概略正面図を示すもので、戸枠1の両側
に嵌装固定された固定パネル2,2間の開口部を
開閉し得る両開き式の2枚の戸3,3が戸枠1の
上部に設けられたレール4を転動する戸車5によ
つて左右方向に移動自在に嵌装されている(第2
図参照)。そして、各戸3及び閉鎖時における戸
3に対応する前記戸枠1の上部及び戸3の下部の
第1図に斜線で示す位置にそれぞれこの考案の自
動密閉装置の作動部6,6′…が取り付けられて
いる。なおこの場合、第2図に示すように、前記
レール4は戸枠1の上枠1aに固定されたコ字状
の支持座7の外面にボルト8をもつて固定される
断面、形状の部材で構成され、前記戸車5は、戸
3の上框3aの上端に立設される取付座9の上端
部に水平軸10を介して回転自在に装着されてい
る。一方、戸3の下框3bの下端には上方に向う
凹状の案内溝11が形成されており、この案内溝
11が戸枠1の下枠1bに突設された案内凸条1
2上を移動しうるように跨設されている。
また、上記のように構成される戸3は、閉鎖状
態において、戸枠1の室内面側に移動し得るよう
になつており、戸枠1の室内面側に移動された際
に、戸枠1に周設されたタイト材13に密着され
るようになつている。
前記自動密閉装置の作動部6,6′のうち上部
作動部6は、第3図ないし第5図に示すように、
前記上枠1aに固設されたベース部材14にボル
ト15をもつて固定されるソレノイド16と、こ
のソレノイド16の励磁により作動する操作ロツ
ド17と、操作ロツド17の動作に伴なつて移動
するリンク機構18を介して操作ロツド17に連
結されて、前記上框3aの上端に突設された鉤形
係合片19と係合し得る引き寄せピン20とで構
成されている。そしてこの場合、前記リンク機構
18は、前記操作ロツド17にピン17aで連結
される作動板21と、この作動板21の両側面に
取り付けられた一対のベルクランク片22を備
え、このベルクランク片22は、その一端22a
がピン23で作動板21に枢着され、かつ他端2
2bが前記ベース部材14に固設された軸受24
に、支点ピン25で枢着され、更に一端に前記引
き寄せピン20を突設し、かつ他端側に突設した
ピン26を、前記ベルクランク片22の一端22
a側に穿設した長孔27内に、摺動可能に嵌合し
た引き寄せ板28とで構成されている。
上記のように構成される上部作動部6におい
て、前記ソレノイド16は前記戸3が閉鎖したと
き、その閉鎖位置に取り付けられたリミツトスイ
ツチ(図示せず)を介して通電し、その励磁によ
つて操作ロツド17を収縮させるとともに、リン
ク機構18を介して引き寄せピン20を係合片1
9に係合させ、さらに引き寄せピン20が移動す
ることにより、戸3を前記タイト材13に密着さ
せるようになつている。
なお閉鎖状態から開放状態に移るときは、自動
ドアの前を通過する人を検知するセンサ(図示せ
ず)からの信号によつて、前記ソレノイド16の
励磁が解かれた後、図示しない自動開閉機構によ
つて戸3が開放されるようになつている。
一方、下部作動部6′は、第6図及び第7図に
示すように、前記戸3の縦枠3cの下部に固設さ
れたベース部材29に固定されるソレノイド30
と、このソレノイド30の励磁により作動する操
作ロツド31と、この操作ロツド31の動作に伴
つて移動するリンク機構32を介して操作ロツド
31に連結されて下框3bの室内外方向に揺動し
うるベルクランク状の押し出しカム33とで構成
されている。なおこの場合、前記リンク機構32
は、前記操作ロツド31にピン34によつて連結
される作動板35と、この作動板35にその一端
がピン36によつて枢着され、かつその他端が前
記ベース部材29に固設された軸受37に支点ピ
ン38によつて枢着される揺動片39と、この揺
動片39の中間部に突設されたピン40を摺動可
能に嵌合する長孔41をその一端に有しかつ他端
部に前記押し出しカム33の端部33aをピン4
2で枢着する押し出し片43とで構成されてい
る。なお44は押し出しカム33の支点ピンを示
す。
上記のように構成される下部作動部6′におい
て、前記ソレノイド30は、前述の上部作動部6
と同様に、戸3が閉鎖したとき通電し、その励磁
によつて操作ロツド31を収縮させるとともに、
リンク機構32を介して押し出し片43を上方に
引き上げ、この押し出し片43の上昇により、ベ
ルクランク状の押し出しカム33が、支点44を
中心にして第7図において反時計方向に回転し、
他方の操作腕33bを戸枠1の案内凸条12に係
合させ、さらに回転することにより、戸3を前記
タイト材13に密着させるようになつている。な
おこの場合、前記下框3bの案内溝11の内側面
に装着された振れ止めピース45が案内凸条12
の一側に当接するので、これを避けるために、案
内凸条12の一側に切欠き46が穿設されている
(第2図参照)。
なお、閉鎖状態から開放状態への動作態様は前
述の上部作動部6の場合と同様であるので、その
説明は省略する。
なお上記実施例では、上部作動部6ではソレノ
イド16を上枠1aに取り付け、下部作動部6′
ではソレノイド30を戸3の縦枠3cの下部に取
り付けた場合を示したが、必ずしもこの構造であ
る必要はなく、戸枠1と戸3の上部及び下部の対
応する部位のいずれか一方にソレノイド16又は
30を取り付けてもよい。
また上記実施例では両開き式の自動ドアについ
て説明したが、必ずしもこの方式の自動ドアに限
られるものではなく、片開き式の自動ドアはもち
ろん、両開き又は片開き式の通常の引戸において
も同様に使用することもできるものである。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、この考案の自動密閉装
置によれば、戸を移動自在に嵌装する戸枠に、戸
と密着しうるタイト材を取り付け、戸及び戸枠の
上部及び下部における戸又は戸枠のいずれか一方
に、戸が閉鎖状態となつたとき励磁するソレノイ
ドを装着するとともに、このソレノイドによつて
作動する操作ロツドに、戸をタイト材に密着させ
るためのリンク機構を連結して成るため、戸の閉
鎖時に通電するソレノイドの励磁動作に伴なつて
操作ロツドを移動するとともに、リンク機構を介
して引き寄せピンあるいは押し出しカム等を移動
して、戸を戸枠に引き寄せ、タイト材に密着させ
ることができ、気密、水密性能の向上を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の自動密閉装置を装備した自
動ドアの概略正面図、第2図は第1図の−線
に沿う拡大断面図、第3図はこの考案における上
部作動部を示す拡大断面図、第4図は上部作動部
の平面図、第5図は第4図の側面図、第6図はこ
の考案における下部作動部を示す拡大正面図で、
第7図は第6図の側面図である。 図において、1……戸枠、3……戸、3c……
縦枠、4……レール、11……案内溝、13……
タイト材、16,30……ソレノイド、17,3
1……操作ロツド、18,32……リンク機構、
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 溝やレールに沿つて戸が左右方向に開閉移動自
    在な引戸において、前記戸を移動自在に嵌装する
    戸枠に、戸と密着しうるタイト材を取り付け、前
    記戸及び戸枠の上部及び下部における戸又は戸枠
    のいずれか一方に、前記戸が閉鎖状態となつたと
    き励磁するソレノイドを装着するとともに、リン
    ク機構を介してこれらソレノイドの操作ロツドの
    直線方向の運動を、前記戸をタイト材への密着方
    向に変換するに当つて、前記操作ロツドの作動方
    向を、上部のソレノイドでは戸枠の長手方向と
    し、下部のソレノイドでは戸の縦枠の長手方向と
    して成る引戸の自動密閉装置。
JP318484U 1984-01-13 1984-01-13 引戸の自動密閉装置 Granted JPS60115388U (ja)

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JP318484U JPS60115388U (ja) 1984-01-13 1984-01-13 引戸の自動密閉装置

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JP318484U JPS60115388U (ja) 1984-01-13 1984-01-13 引戸の自動密閉装置

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Publication Number Publication Date
JPS60115388U JPS60115388U (ja) 1985-08-05
JPH0316389Y2 true JPH0316389Y2 (ja) 1991-04-09

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ID=30477572

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JP318484U Granted JPS60115388U (ja) 1984-01-13 1984-01-13 引戸の自動密閉装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0726541Y2 (ja) * 1987-07-10 1995-06-14 寺岡オ−ト・ドア販売株式会社 スライドドアの密閉装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57201478A (en) * 1981-05-30 1982-12-09 Howa Machinery Ltd Sound-proof automatic slide door apparatus

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JPS57201478A (en) * 1981-05-30 1982-12-09 Howa Machinery Ltd Sound-proof automatic slide door apparatus

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