JPH0317038Y2 - - Google Patents

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JPH0317038Y2
JPH0317038Y2 JP1984111257U JP11125784U JPH0317038Y2 JP H0317038 Y2 JPH0317038 Y2 JP H0317038Y2 JP 1984111257 U JP1984111257 U JP 1984111257U JP 11125784 U JP11125784 U JP 11125784U JP H0317038 Y2 JPH0317038 Y2 JP H0317038Y2
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JP1984111257U
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JPS6125493U (ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、障子上框に設けた係合溝を窓上枠に
設けた上部案内レールを互いに係合し、障子閉鎖
時にこの案内レールに沿つて障子を降下させる引
戸障子の下部気密装置に関するものである。
下枠1に設けた下部案内レール2上を転動する
下車3を車枠31を介して障子Aに組付け、車枠
31の支軸32を障子A側に設けた傾斜長孔33
に係合し、障子Aに設けた操作ハンドル34を転
回させることによつて下車3を転動自在に軸支し
た前記車枠31を引張り、この引張りによつて前
記支軸32が傾斜長孔33に沿つて降下し、支軸
32の降下によつて障子全体が上昇して障子走行
状態を得、また、前記操作ハンドル34を反転さ
せて車枠31を押圧し、この押圧によつて車枠支
軸32は傾斜長孔33を上昇、すなわち、障子全
体が降下して障子閉鎖状態になるようにした引戸
障子は公知であり、また、前記の障子の上昇、降
下装置も後に詳述するような公知の構造のものが
ある。
本考案は、前記の障子装置の障子閉鎖時におけ
る下部の雨風の侵入を防ぐことを目的として案出
したのである。
図面は本考案に係る引戸障子の下部気密装置の
実施例を示す。
実施例のものは、前記した公知の障子上昇、降
下操作装置Cを備えている。
35は装置Cの基枠で、基枠35は水平部片3
5′と垂直部片35″とで成り、水平部片35′を
障子下框4に設けた溝に、また垂直部片35″を
竪框5に設けた溝にそれぞれ係合して障子Aに固
定したもので、水平部片35′の先端側には支持
片36を設け、この支持片36に設けた傾斜長孔
33に貫通させた支軸32を車枠31に架設し、
車枠31は両側に窓下枠1に設けた下不案内レー
ル2を転動する下車3,3を転動自在に軸支し、
車枠31の一側は障子下框4の反対側にある他の
車枠31′に連結杆37を介して接続し、また、
車枠31の他側は水平部片35′と垂直部片3
5″の接続部すなわち基枠35の中間部に回動自
在に枢着した三角形の仲介部片38の一端に接続
片41を介して接続し、仲介部片38の他端は縦
動片39を介して連けい杆40に接続され、連け
い杆40は竪框5に取付けた操作ハンドル34に
接続されている。
しかして、この公知の障子上昇、降下操作装置
Cは、障子開放時に、操作ハンドル34を転回さ
せると、連けい杆40、縦動片39、仲介部片3
8および接続片41を介して車枠35,35′は
引張られ、車枠35,35′の支軸32は傾斜長
孔33に沿つて降下し、すなわち、障子Bは下車
3,3に対して上昇せしめ、また、閉鎖時には前
記と逆方向に動作させて用いる構造となつてい
る。
本考案は斯様な装置を用いて障子Aを降下させ
たとき、障子下部と窓下枠間からの雨、風の侵入
を防ぐものである。
しかして、実施例にあつて、基枠35の前記水
平部片35′を係合した溝を構成する内外の下框
部片4a,4bには下端を自由端として該部片4
a,4bより突出させた気密材6,6を取付け、
下框4と留め切り結合した召合せ框7の下端中央
には前記下部案内レール2が係合する切欠8を形
成し、この切欠8の周縁部を塞ぐ閉塞片9を召合
せ框7に嵌挿してネジ10によつて閉塞片9を召
合せ框7に止着するのである。閉塞片9は、主体
片11の両側に召合せ框7に形成した係合溝1
2,12に嵌挿する部片13,13を設け、該部
片13,13の前後面には前記主体片11に連続
する部片で成り、召合せ框7の下端に係止する係
止片14,14′を設け、後面側の係止片14の
下側には前記気密材6の自由端6′の側端が係合
する空隙15を設けると共に、主体片11下端に
は下部案内レール2とほぼ同形に切欠し設けた係
合切欠16を設けて構成し、この閉塞片9はゴム
で形成したものである。
閉塞片9は召合せ框7と留め切りにして結合し
た下框4の三角形状の側端4′に位置するように
して前記の通り召合せ框7に嵌挿止着され、下框
4に設けた気密材6と屋内外方向に部分的に重ね
合わされるようにして配され、気密材6と閉塞片
9が重なつてすき間がなく連続して配されてい
る。
しかして、障子の上昇、降下装置Cによつて障
子閉塞時に障子を降下させると閉塞片9に設けた
係合切欠16が下部案内レール2に密嵌され、下
框4に設けた気密材6が下枠1に圧接して障子A
と下枠1との気密性が保たれるのである。
実施例のものは嵌め殺し障子A′を備えた片引
き障子に本考案を実施した一例を示すが、引違い
障子に適用しても良いことは勿論である。
なお、図示20は下枠1の中央召合せ部に設け
た下部風止め材で、この風止め材20に障子閉塞
(降下)時に召合せ框7の部片(実施例にあつて
は煙返し)がこれに圧接して下部の風止めが行わ
れる。
障子閉塞時に障子を降下させ、障子走行時に障
子を上昇せしめる引戸障子にあつて、従来は障子
対下枠との気密・水密性は全く考慮されていなか
つたが、本考案は前記の通りの構成であるので、
従来の前記引戸障子の下框から連続する召合せ框
に至る下部全体の気密、水密性を高めることがで
き実用的である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る引戸障子の下部気密装置の
一実施例を示し、第1図は正面図、第2図は横断
面図、第3図は縦断面図、第4図は障子走行状態
時の第1図−′線断面図、第5図は同じく縦
断面図、第6図は障子のコーナー部の一部欠截正
面図、第7図は閉塞片と気密材の関係を示す平面
図、第8図は閉塞片の斜視図、第9図は障子の上
昇、降下装置の障子閉鎖状態時の正面図、第10
図は同障子走行状態時の正面図である。 1……下枠、2……下部案内レール、3……下
車、6……気密材、7……召合せ框、9……閉塞
片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 障子閉鎖時に障子を降下させ、障子走行時に障
    子を上昇せしめる引戸障子において、下車を係合
    した溝を構成する障子下框の内外の各部片に、障
    子閉塞時に窓下枠に圧接する気密材を設ける一
    方、召合せ框の下端に前記下車の案内レールに密
    嵌する閉塞片を取付け、この閉塞片と前記気密材
    を互いに連続させた引戸障子の下部気密装置。
JP11125784U 1984-07-23 1984-07-23 引戸障子の下部気密装置 Granted JPS6125493U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11125784U JPS6125493U (ja) 1984-07-23 1984-07-23 引戸障子の下部気密装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11125784U JPS6125493U (ja) 1984-07-23 1984-07-23 引戸障子の下部気密装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6125493U JPS6125493U (ja) 1986-02-15
JPH0317038Y2 true JPH0317038Y2 (ja) 1991-04-11

Family

ID=30670360

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11125784U Granted JPS6125493U (ja) 1984-07-23 1984-07-23 引戸障子の下部気密装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6125493U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5310768Y2 (ja) * 1972-01-31 1978-03-23
JPS532450Y2 (ja) * 1973-02-28 1978-01-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6125493U (ja) 1986-02-15

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