JPH0316348Y2 - - Google Patents

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JPH0316348Y2
JPH0316348Y2 JP3136185U JP3136185U JPH0316348Y2 JP H0316348 Y2 JPH0316348 Y2 JP H0316348Y2 JP 3136185 U JP3136185 U JP 3136185U JP 3136185 U JP3136185 U JP 3136185U JP H0316348 Y2 JPH0316348 Y2 JP H0316348Y2
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JP
Japan
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carpet
tatami
drawer
stage
floor
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JP3136185U
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JPS61147826U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、和風の畳敷きの部屋として、ある
いは洋風のカーペツト敷きの部屋として、和洋両
用に使用される宴会場の床構造に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、この種の和洋両用に使用される宴会場
は、床の仕上げがカーペツトとなつていて、和室
として使用される場合にのみ、畳が運び込まれて
カーペツト上に敷きつめられていた。
[考案が解決しようとする問題点] 上記のような従来の宴会場では、その宴会場内
への畳の運び込み、運び出し、並びにその畳を敷
つめる作業、畳を上げる作業に手間がかかるとい
う問題があり、またその畳のための大きな収納ス
ペースを特別に確保する必要があつた。
[問題点を解決するための手段] この考案の宴会場の床構造は、上記従来の問題
を解決するため、床の上に敷かれかつ磁気的に互
いに引き合う対の磁性体の一方側が内蔵された畳
と、この畳の上に敷かれかつ前記対の磁性体の他
方側が裏側に取り付けられたカーペツトと、床の
横方に位置する舞台の下部空間に形成されて前記
カーペツトを収納する収納部とを有することを特
徴とする。
[作用] この考案による宴会場の床構造は、畳を常設し
ていて、その上にカーペツトが敷かれることによ
り宴会場を洋風の部屋とし、かつそのときにカー
ペツトを磁気的な手段によつて畳上に固定し、ま
たカーペツトの収納部として舞台の下部空間を利
用する。
[実施例] 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
図において、1は宴会場の床であり、その上に
は常時畳2が敷かれている。その畳2には、スチ
ールテープ3が内蔵されている。4は、畳2の上
に敷かれるカーペツトであり、その裏側にはマグ
ネツトシート5が取り付けられている。スチール
テープ3とマグネツトシート5は、カーペツト4
が敷かれたときに互いに引き合つて、カーペツト
4を畳2の定位置に磁気的に固定する関係にあ
る。本例において、カーペツト4は、その一辺が
宴会場の幅方向(第2図中の上下方向)にほぼい
つぱいの長さを有し、他の一辺が宴会場の縦方向
(第2図中の左右方向)に約8m所定の長さを有
していて、宴会場の縦方向に並んで複数枚展開さ
れることにより畳2の全面を覆う。また、本例に
おいて、スチールテープ3は、第2図中にて点線
で表す形態で並ぶように各畳2に内蔵されてお
り、このスチールテープ3に対応するようにマグ
ネツトシート5がカーペツト4に取り付けられて
いる。
宴会場の床の横方には舞台6が設けられてお
り、その舞台6の下部空間がカーペツト4の収納
部Sとなつている。すなわち、舞台6の前面板7
が第1図中にて2点鎖線で表すように開閉し、そ
の前面板7を開いた状態にて舞台6の下側から電
動スライド式の引き出し8が同図中2点鎖線で表
すように前方に引き出される。そして、この引き
出された引き出し8の上にロール状に巻いたカー
ペツト4を載せてから、引き出し8を再び舞台6
の下側に押し入れることにより、カーペツト4が
収納部S内に収められる。通常、前面板7は閉じ
た状態にあつて、舞台6の前面を覆つている。
第4図にスライド式の引き出し8の概略構成を
表す。引き出し8は、その下側に車9を有し、そ
の引き出しの方向に沿う図中の左右方向に掛け渡
されたチエーン10に連結されていて、そのチエ
ーン10がモーター11の正逆転によつて移動さ
れることにより、自動的に図中の右方に引き出さ
れ、また図中の左方に押し入れられる。引き出し
8は、収納部S内に押し入れられたときに水平状
態となり、引き出されたときには図に表すように
傾斜する状態となる。また、引き出し8のガイド
は、舞台6の下部空間の側壁部に引き出し8の側
部のガイド部を設けることにより、または車9の
ガイドレールを畳2の上面に沿つて設けることに
よつて行う。
以上の床構造を備えることにより、宴会場は和
洋両用に使用される。すなわち、和風の畳敷きの
部屋として使用する場合は、常設された畳2のま
まの状態で使用し、カーペツト4は用いずに収納
部S内に収めておく。一方、洋風のカーペツト敷
きの部屋として使用する場合は、舞台6の前面板
7を開いて引き出し8を引き出し、その上のロー
ル状のカーペツト4を畳2の上にころがして出
す。それから、カーペツト4を展開して畳2の上
を覆う。その際、畳2側の定位置のスチールテー
プ3とカーペツト4側のマグネツトシート5が互
いに引き合つて、カーペツト4が畳2に固定され
る。したがつて、カーペツト4はずれを生じるお
それなく畳2の上を覆う。これにより、宴会場は
カーペツト敷きの部屋として使用される。勿論、
その使用時には引き出し8を戻し、前面板7を閉
じる。
第5図は、スライド式の引き出し8の他の構成
例を表す。本例では、引き出し8が水平方向にス
ライド自在にガイドされていて、モータ11の正
逆転によつて水平状態のまま引き出され、また押
し入れられる。引き出し8の先端部は第6図に表
すように構成してもよい。すなわち、その先端部
8aは点Pを中心として回転可能に取り付けられ
ていて、引き出し8が引き出されたときに、図中
実線で表すように下向きに傾いてカーペツト4の
ガイド用斜面を成し、引き出し8が押し入れられ
たときは、図中二点鎖線で表すように上方へ起立
してカーペツト4のストツパーとなる。また、そ
の起立した先端部が前面板7としての機能を果た
すように成すこともできる。
なお、舞台6の下部空間は、引き出し8以外の
種々の機構を備えた構成とすることができ、要は
その下部空間をカーペツト4の収納部Sとして利
用する構成であればよい。
また、畳2とカーペツト4に備える磁性体は、
磁気的に互いに引き合うものであればよい。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案による宴会場の
床構造は、畳を常設して通常は宴会場を和洋の部
屋としていて、その畳の上にカーペツトが敷かれ
ることにより宴会場を洋風の部屋とする構成であ
るから、畳よりも軽く運びやすいカーペツトの移
動によつて、和風と洋風の使用形態の変更を多大
な労力を要さずに容易に行なうことができる。ま
た、カーペツトを磁気的な手段によつて畳上に固
定するから、カーペツトの使用時におけるその不
用意な移動を防ぐことができる。また、その固定
手段が磁気的なものであつて機械的な構成を具備
しないため、取り扱い上、および耐久性において
優れている。しかも、宴会場の舞台の下部空間を
カーペツトの収納部として有効に利用するから、
そのカーペツトのための収納空間を特別に確保す
る必要がない。また、このことはカーペツトの移
動距離を短なものとして、その移動に要する労力
を一層軽減することになる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの考案の一実施例を表
し、第1図は宴会場の側面図、第2図は宴会場の
平面図、第3図は畳の上にカーペツトを敷いた状
態における部分断面図、第4図は引き出し部分の
概略構成図、第5図はこの考案の他の実施例にお
ける引き出し部分の概略構成図、第6図はこの考
案の更に他の実施例における引き出しの先端部の
説明図である。 1……床、2……畳、3……スチールテープ、
4……カーペツト、5……マグネツトシート、6
……舞台、S……収納部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床の上に敷かれかつ磁気的に互いに引き合う対
    の磁性体の一方側が内蔵された畳と、この畳の上
    に敷かれかつ前記対の磁性体の他方側が裏側に取
    り付けられたカーペツトと、床の横方に位置する
    舞台の下部空間に形成されて前記カーペツトを収
    納する収納部とを有することを特徴とする宴会場
    の床構造。
JP3136185U 1985-03-05 1985-03-05 Expired JPH0316348Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3136185U JPH0316348Y2 (ja) 1985-03-05 1985-03-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3136185U JPH0316348Y2 (ja) 1985-03-05 1985-03-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61147826U JPS61147826U (ja) 1986-09-11
JPH0316348Y2 true JPH0316348Y2 (ja) 1991-04-09

Family

ID=30531900

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3136185U Expired JPH0316348Y2 (ja) 1985-03-05 1985-03-05

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JP (1) JPH0316348Y2 (ja)

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JPS61147826U (ja) 1986-09-11

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