JPH0889352A - 棚の収納装置 - Google Patents

棚の収納装置

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Publication number
JPH0889352A
JPH0889352A JP26603994A JP26603994A JPH0889352A JP H0889352 A JPH0889352 A JP H0889352A JP 26603994 A JP26603994 A JP 26603994A JP 26603994 A JP26603994 A JP 26603994A JP H0889352 A JPH0889352 A JP H0889352A
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JP
Japan
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shelf
shelves
floor surface
row
line
Prior art date
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Pending
Application number
JP26603994A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Matsumoto
治男 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MATSUMOTO KINZOKU KK
Original Assignee
MATSUMOTO KINZOKU KK
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Publication date
Application filed by MATSUMOTO KINZOKU KK filed Critical MATSUMOTO KINZOKU KK
Priority to JP26603994A priority Critical patent/JPH0889352A/ja
Publication of JPH0889352A publication Critical patent/JPH0889352A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 押し入れ等に収納されている複数個の棚の使
い勝手をよくし、かつ収納効率をよくした棚の収納装置
を提供する。 【構成】押し入れ等の収納スペースに複数個の棚を収納
するに当たり、方形の床面の後列の床面には複数個の棚
をそれぞれ前後方向に移動可能に隣設してあり、前列の
床面には上記後列の棚数より1個少ない数の棚をそれぞ
れ左右方向に移動可能に隣設してあり、さらに後列の所
定の1個の棚を前列に引き出すことのできる空間部を設
置していることを特徴とする棚の収納装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は押入れ等に収納されてい
る複数個の棚の使い勝手をよくした棚の収納装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、押入れ等に収納されている棚は押
入れの前後の長さに相当する奥行のある棚を左右方向に
複数個隣接している。あるいは又、前後の長さは押入れ
の半分強で前後移動可能なキャスター付きのものもあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の棚の収
納装置は、前者においては棚の奥行が深いために衣類、
下着類の出し入れが面倒であり、整理、整頓が十分にで
きない。又季節物の入れ替え等も不便である。後者にお
いては小型の棚であり、移動可能で便利であるが、押入
れ等の収納スペースを十分に収納力を高めて利用すると
いう配慮に欠けている。いわゆる遊び空間が多すぎる。
本発明は上記問題点を解消した棚の収納装置を提供す
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】その構成は次のとおりで
ある。その1つは「押し入れ等の収納スペースに複数個
の棚を収納するに当たり、方形の床面の後列の床面には
複数個の棚をそれぞれ前後方向に移動可能に隣設してあ
り、前列の床面には上記後列の棚数より1個少ない数の
棚をそれぞれ左右方向に移動可能に隣設してあり、さら
に後列の所定の1個の棚を前列に引き出すことのできる
空間部を設置していることを特徴とする棚の収納装置」
である。その2つは「後列の床面にはそれぞれの棚に対
応する位置にガイドレールまたはガイド溝が前後方向に
敷かれてあり、かつそれぞれの棚には後側下部に上記ガ
イドレールまたはガイド溝に沿って移動する戸車が取り
付けてあり、さらに前側下部および後側下部には移動用
の戸車が適宜取り付けてあり、前列の床面には、その前
面側に左右方向に沿ってガイドレールまたはガイド溝が
敷かれてあり、かつそれぞれの棚には前側下部に上記ガ
イドレールまたはガイド溝に沿って移動する戸車が取り
付けてあり、さらに前側下部および後側下部には移動用
の戸車が適宜取り付けてあることを特徴とする上記記載
の棚の収納装置」である。その3つは「後列の床面には
それぞれの棚に対応して形成されている分割した板状の
ベースであり、前列の床面はそれぞれの棚および空間部
に対応して形成されている分割した板状のベースである
ことを特徴とする上記それぞれに記載の棚の収納装置」
である。
【0005】
【作用】本発明によれば、方形床面を後列と前列に分け
て、しかも後列には複数個の棚をそれぞれ移動可能に隣
接しており、前列においても複数個の棚をそれぞれ移動
可能に隣接しているので、衣類、下着、その他の収納物
品はコンパクトに納められる。さらに後列の棚は前列に
引き出すことのできる空間部にまで移動できるので、出
し入れ作業は手前で楽にできる。よって整理、整頓が十
分である。
【0006】空間部以外は全て棚が収納できるので収納
効率も高い。
【0007】後列、前列の棚の移動がガイドレール又は
ガイド溝を床面に形成することによって規則正しく移動
するので、棚同志間の接触移動を回避するために、互い
に遊び空間を大きく設けることのような無駄を省くこと
ができる。しかも移動方向に引くだけで移動ができるの
で操作が楽である。
【0008】在来の押し入れの床面にそれぞれの棚を移
動するためのガイドレールまたはガイド溝を取り付ける
構造ではなく、床面を個々の棚に対応して分割した板状
のベースとすることにより、既設の床面に水平レベルの
差異があっても、その床面上にベースを敷設することに
よって、必要によってベースに高さレベルの調整金具を
設けておくことによって、所望のレベル出しのできる床
面を形成できるので、棚の移動がスムーズになる。さら
に棚とベースとをセットにあらかじめベースにガイドレ
ールをとりつけておけば、ベースを固定するだけで装置
として完成する。また押入れ以外の収納スペースがあれ
ばその箇所に設置できる。
【0009】
【実施例】図1から図6は本発明のの実施例を示す。図
1、図2において、1は押入れ等の収納スペースで、必
要に応じて前面側には2枚引戸のふすま、折りたたみ式
のドア、アコーデイオン式カーテン等がとりつけられて
いて、区画されている。2は床面で通常の押入れであれ
ば奥行800〜900ミリメートル、間口1,700〜
1,800ミリメートルの方形である。この床面の後列
の床面には同形状の棚3言わば間口と奥行き長さを同じ
くした棚3が複数個、図面では4個隣接している。棚の
具体的形状、構造は従来公知のものでよい。よってたと
えば引き出し、たな板、かご、ハンガーなどいずれでも
よい。またこの床面2の前列の床面には後列の棚と略同
形状の棚4が上記した棚3より1個少なくして3個隣接
している。そして左端部に1個の棚の収納スペースに相
当する空間部5を設置している。
【0010】6は後列の床面において、それぞれの棚に
対応する位置に形成したガイドレール又はガイド溝であ
る。この図示のものはガイドレールの軌道を示してい
る。そして左右に各1本ずつ前後方向に向いて形成して
いる。7は戸車でしかも溝車としており、上記のガイド
レール上を走行するように棚の後側に設けている。8は
棚の前側にとりつけている戸車で、これは床面を直に走
行するものであり、平車やキャスターである。よって後
列の床面に隣接している棚は、それぞれ前列の床面にま
で前後方向に移動することができる。
【0011】前列の床面には前面側において左右方向に
沿って略間口の長さ分に相当するガイドレールまたはガ
イド溝9を敷いている。棚4は前側に2個戸車(溝車)
10が、後側に2個戸車(平車またはキャスター)11
を取り付けている。しかして図1においては左端部に空
間部5を棚1個が収納できる大きさにして設けている。
この空間部に隣接の棚4を移動すると、その箇所が空間
部となってその位置に対応している後列の棚をその箇所
に引き出すことができる。また後列の右端の棚を前列に
引き出すには前列の右端をふくむ3個の棚全部を左側に
移動して、前列の右端を空間部とすればよい。
【0012】2aは個々の棚と略同じ大きさかやや大き
めにした分割した板状のベースで、在来の床面に敷いて
必要に応じてレベルをだして取り付けている。固定手段
は接着、止めぐによる固着、粘着テープ等を採用でき
る。鎖線は個々のベースの境界線である。ここでは8枚
のベースに分割されている。またベース1枚の大きさは
棚2個分にしてもよい。また個々のベースは布蝶番のご
ときうすいシートで一体的に連結されて折り重ねできる
ものでもよい。棚同士の移動時の接触を避けるにはベー
スを棚よりもやや大きめがよい。
【0013】上記のとおり後列の棚はベースの左右端に
前後方向に向かってとりつけているガイドレール上を走
行する後側に設けた2個の溝車と、前側に設けた2個の
平車又はキャスターとを有しているが、他の構造も考え
られる。たとえば、棚の中央部に対応する位置にガイド
レール1本を設け、棚にはそのレール上を走行する溝車
と、棚の四隅にとりつけられる平車又はキャスターとを
とりつけることもできる。
【0014】図3において、後列に設ける棚3の下部後
側には、ベース2aの中央部に設けているガイドレール
に対応する凹状のガイド溝6aを設けている。しかして
棚3の下部の四隅には平車又はキャスター8が設けられ
ている。よって棚の移動は上記したガイドレールとガイ
ド溝によって真直ぐに移動する。
【0015】図4において、2は既設の床面でもよく、
又分割した板状のベースからなる床面でもよい。棚3の
下部後側にとりつけている溝車7およびそれに対応する
ガイドレール6は上記図1、図2で説明したものと同じ
である。しかし棚3の下部前側にとりつけている平車8
は溝車7よりも内側に位置をずらして設けている。この
ようにすれば、床面の前後方向において略全長にガイド
レール又はガイド溝を設けることができ、よって後列の
棚3をより前列の空間部の前側にまで近づけることがで
きる。
【0016】図5において、前列の棚板の床面への取付
け状態を側面視したときの様子で示している。側板を網
状にしている。棚4は後側に平車11、前側の左右にベ
ース2aにとりつけたガイドレール9に対応して溝車1
0を設けている。
【0017】図6において前列の左端の棚4を空間部に
移動して新たに空間部5を形成し、その空間部に後列の
棚3を引き出している。よってこの棚3は前側に位置し
ているので、品物の出し入れがしやすい。また元に戻せ
ば整理整頓できる。
【0018】以上説明したとおり、本発明の床面は公知
の押入れ等の一枚床面でもよく、棚とセットにして分割
した板状のベースを並設した床面でもよい。またガイド
レール1本でも複数本でもよい。戸車はキャスター、平
車、溝車など、これの設ける箇所も適宜設定すればよ
い。要は後列の棚が前列にまで移動して、棚の中の衣服
等の出し入れを容易にし、かつ確実にし、しかも床面を
有効に活用のできる棚の配列とすることが重要であり、
そのための設計変更は本発明の技術思想を逸脱しない限
り有効である。
【0019】
【効果】方形床面を後列と前列に分けて、しかも後列に
は複数個の棚をそれぞれ移動可能に隣接しており、前列
においても複数個の棚をそれぞれ移動可能に隣接してい
るので、衣類、下着、その他の収納物品はコンパクトに
納められる。さらに後列の棚は前列に引き出すことので
きる空間部にまで移動できるので、出し入れ作業は手前
で楽にできる。よって整理、整頓が十分である。
【0020】空間部以外は全て棚が収納できるので収納
効率も高い。
【0021】後列、前列の棚の移動がガイドレール又は
ガイド溝を床面に形成することによって規則正しく移動
するので、棚同志間の接触移動を回避するために、互い
に遊び空間を大きく設けることのような無駄を省くこと
ができる。しかも移動方向に引くだけで移動ができるの
で操作が楽である。
【0022】在来の押し入れの床面にそれぞれの棚を移
動するためのガイドレールまたはガイト溝を取り付ける
構造ではなく、床面を個々の棚に対応して分割した板状
のベースとすることにより、既設の床面に水平レベルの
差異があっても、その床面上にベースを敷設することに
よって、必要によってベースに高さレベルの調整金具を
設けておくことによって、所望のレベル出しのできる床
面を形成できるので、棚の移動がスムーズになる。さら
に棚とベースとをセットにあらかじめベースにガイドレ
ールをとりつけておけば、ベースを固定するだけで装置
として完成する。また押入れ以外の収納スペースがあれ
ばその箇所に設置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明棚の収納装置の略平面図。
【図2】図1の後列に位置する棚を矢印A方向から見た
略正面図。
【図3】棚の床面への取り付け状態の別の実施例を示す
略正面図。
【図4】棚の床面への取り付け状態のさらに別の実施例
を示す略正面図。
【図5】図1の前列に位置する棚を矢印B方向から見た
略左側面図。
【図6】図1に示す棚の移動状態の一例を示す略平面
図。
【符号の説明】
1 収納スペース 2 方形の床面 2a板状のベース 3 棚 4 棚 5 空間部 6 ガイドレール、ガイド溝 7 戸車 8 戸車 9 ガイドレール、ガイド溝 10戸車 11戸車

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】押し入れ等の収納スペースに複数個の棚を
    収納するに当たり、方形の床面の後列の床面には複数個
    の棚をそれぞれ前後方向に移動可能に隣設してあり、前
    列の床面には上記後列の棚数より1個少ない数の棚をそ
    れぞれ左右方向に移動可能に隣設してあり、さらに後列
    の所定の1個の棚を前列に引き出すことのできる空間部
    を設置していることを特徴とする棚の収納装置。
  2. 【請求項2】後列の床面にはそれぞれの棚に対応する位
    置にガイドレールまたはガイド溝が前後方向に敷かれて
    あり、かつそれぞれの棚には後側下部に上記ガイドレー
    ルまたはガイド溝に沿って移動する戸車が取り付けてあ
    り、さらに前側下部および後側下部には移動用の戸車が
    適宜取り付けてあり、前列の床面には、その前面側に左
    右方向に沿ってガイドレールまたはガイド溝が敷かれて
    あり、かつそれぞれの棚には前側下部に上記ガイドレー
    ルまたはガイド溝に沿って移動する戸車が取り付けてあ
    り、さらに前側下部および後側下部には移動用の戸車が
    適宜取り付けてあることを特徴とする請求項1記載の棚
    の収納装置。
  3. 【請求項3】後列の床面にはそれぞれの棚に対応して形
    成されている分割した板状のベースであり、前列の床面
    はそれぞれの棚および空間部に対応して形成されている
    分割した板状のベースであることを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の棚の収納装置。
JP26603994A 1994-09-22 1994-09-22 棚の収納装置 Pending JPH0889352A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26603994A JPH0889352A (ja) 1994-09-22 1994-09-22 棚の収納装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP26603994A JPH0889352A (ja) 1994-09-22 1994-09-22 棚の収納装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0889352A true JPH0889352A (ja) 1996-04-09

Family

ID=17425548

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26603994A Pending JPH0889352A (ja) 1994-09-22 1994-09-22 棚の収納装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0889352A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100966460B1 (ko) * 2005-12-29 2010-06-28 엘지디스플레이 주식회사 롤 스토커 및 이를 이용한 액정표시장치의 제조방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100966460B1 (ko) * 2005-12-29 2010-06-28 엘지디스플레이 주식회사 롤 스토커 및 이를 이용한 액정표시장치의 제조방법

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