JPH03163239A - 制振装置の固有振動数の調整装置 - Google Patents

制振装置の固有振動数の調整装置

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JPH03163239A
JPH03163239A JP30192989A JP30192989A JPH03163239A JP H03163239 A JPH03163239 A JP H03163239A JP 30192989 A JP30192989 A JP 30192989A JP 30192989 A JP30192989 A JP 30192989A JP H03163239 A JPH03163239 A JP H03163239A
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coil spring
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Toshio Komi
俊夫 小見
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 髪見』シ2JL迎生盟 本発明は、制振装置の固有振動数を調整するための方法
に関するものである. 藍東汝韮韮 従来、建築構造物の振動を減衰させるために、パッシブ
型の制振装置を使用することは、公知となっているとこ
ろである. 例えば、このような型式の制振装置の1例として、添付
図面の第3図に略図により示すように、支持フレーム1
と、質量2と、質量2を支持フレーム1の上に弾性的に
支持するためのコイルばね3とから成り立っているもの
が、知られている.そして、このような楕戒を有してい
る制振装置は、これを、建築構造物の、例えば、床構造
に適宜に取り付け、制振装置の固有振動数を、床構造の
固有振動数に対して最適なものに選択することにより、
床構造の振動を有効に減衰させることが出来るようにし
てある。
また、この型式の制振装置の固有振動数を最適なものに
選択するための手段としては、コイルばねのばね定数を
最適な値に調整するか、又は、質量を最適な値に増減す
るかの二つの手段が考えられる.すなわち、このような
制振装置の固有振動数f.は、質量2の質量を論,コイ
ルばね3のばね定数をkとする時は、次式 f.=(1/2π)X (k/+s)”’により現され
るので、この式から分かるように、固有振動数10を最
適なものとためには、質量2の質量一を増減するか、又
は、コイルばね3のばね定数kを調整する必要があるか
らである. しかしながら、この制振装置の固有振動数の調整を行う
場合に、質量2の質量一の増減によりこれを行うものと
すれば、質量2の質量曽の増減の実施のためには、比較
的複雑な構成を必要とすることは、容易゛に分かるとこ
ろである. [注:例えば、「日本建築学会構造系論文報告集」第3
87号(昭和63年3月)第89〜93ページ「床構造
の減衰性能に関する実験的報告」参照] また、反対に、制振装置の固有振動数の調整を、コイル
ばね3のばね定数kの調整によりこれを行う場合にも、
同様な困難が伴うものであることも、容易に理解するこ
とが出来るところである.が ′しよ゛と る そこで、本発明は、上記のような横戒を有しているパッ
シブ型制振装置の固有振動数の調整を、それを楕戒して
いるコイルばねのばね定数の調整を容易に行うことが出
来るようにすることにより、容易に行うことが出来るよ
うにした新規な調整方法を得ることを、その課題とする
ものである.を ゛ るための 本発明においては、この課題を解決するために、添付図
面の第1及び2図に示すように、支持フレーム(1)と
、その上に設置されたコイルばね〈3〉と,コイルばね
(3)を介して支持フレーム(1)に弾性的に支持され
た質量(2)とから成る制振装置において、その固有振
動数を調整するために、支持フレーム(1)に板ばね(
4)を取り付け、この板ばね(4)と質量(2)とを、
板ばね(4)のスパン(1)が調整自在であるように連
結することを特徴とするものである.え一蓮−1 以下、本発明方法を、その実施の要領を示す添付図面の
第1及び2図に基づいて、詳細に説明をする.図に示す
ように、本発明方法を実施した制振装置の1例が、参照
数字10により示されているが、この制振装置10は、
第2図に示すように、Oを原点とする直角座標系のX軸
及びY軸の上に、それぞれ、長手方向及び横方向の中心
線x−x及びY−Yを、それぞれ有する平面輪郭が長方
形状である盤状の支持フレーム1と、その上面1。から
垂直方向に間隔を置かれて配置された質量2とから構戒
されているが、この質量2は、その平面輪郭が、同一の
中心Oを有する直角座標系のX軸及びY軸の上に各中心
線X−x及びY−Yを有する平面輪郭が、支持フレーム
1の平面輪郭に相似しているが、それよりも小さな寸法
の底面2。を有している直角平行六面体状の形状を有し
ていると共にその底面2。が、支持フレーム1の上面1
。に対して平行となるように配置されており、また、こ
の質量2は、その底面2。の4隅において垂直に配置さ
れた各コイルばね3を介して、支持フレーム1の上面l
0の上に、弾性的に保持されている.また、支持フレー
ム1には、その上面1。のX軸方向の中心線X−Xの上
において相互に対向する1対の短い辺のそれぞれの上に
は、X軸の上に垂直中心線を持つ幅の狭い板状の支持柱
hが、支持フレーム1の上面1。に対して垂直に、それ
ぞれの下部において固着されている.なお、これらの支
柱1.は、その高さが、質量2の上面21よりも高いも
のとしてある.そして、各支柱11には、その対向する
各面L,から、支持フレーム1のX軸方向の中心線x−
xと同一の中?線X−Xを有してl対の板ばね4が、そ
の幅を質量2の上面21と平行に且つこれから間隔を置
かれて配置されているが、各板ばね4は、それぞれ、1
端部において支柱IIの対向面1■に適宜な手段により
固着されると共に他端部は、質量2のY軸方向の中心線
Y−Yを含む垂直中心面Z−2(第1図)から、ある距
離の点において終わって対向するようにされている.更
に、質量2の上面2,には、各板ばね4のX軸方向の一
つの側辺から間隔を置かれて、平面輪郭が台形板状のス
パン調整金具支持体5。が、質量2のX軸方向の中心線
X−Xと平行に且つY軸方向の中心線Y−Yを垂直中心
線とするように垂直に配置されており、その底部におい
て、質量2の上面21に固着されている.また、このス
パン調整金具支持体5。には、各板ばね4を、そのX軸
方向の中心線x−xの位置において、それを上下から挟
むように各1対のローラ5、が垂直方向に配置されてお
り、これらの各ローラ51は、Y軸方向に配置された各
水平軸52のl端部の回りに回転自在に取り付けられて
おり、更に、これらの各水平軸5■の他端部は、スパン
調整金具支持体5。に、?持フレーム1の上面l0に対
して平行にX軸方向にあけられた各スロット5,の中を
、それぞれ、X軸方向に移動自在に案内されるようにす
ると共に適宜な固定手段5,を介して、スパン調整金具
支持板5。
に固定自在としてある. すなわち、このようにして、各上下1対のローラ51、
水平軸5■、スロッl・5,及び固定手段54が、スパ
ン調整金具5を構成している. 本発明方法は、上記のようなI戊を有する機構により実
施されるものであり、支持フレーム1と、その上面1。
の上にコイルばね3を介して弾性的に支持された質量2
とから成る制振装置10において、1対の板ばね4が、
質量2をコイルばね3と共に補助的に弾性的に支持して
おり、従って、制振装置10に対しては、それらのコイ
ルばね3及び板ばね4の弾性力の合計が、弾性的支持力
となるので、この制振装置10の主弾性支持部材である
コイルばね3のばね定数を変更する必要が生じた場合に
は、コイルばね3はそのままとし、板ばね4のためのス
パン調整金具5の各ローラ51を回転自在に支持してい
る各水平軸52だけを、スパン調整金具支持体5。にあ
けられたスロット5,に沿って適宜に移動させ、その板
ばね4のX軸方向に対する位置を変更し、水平軸52を
その位置に、固定手段5,を介してスパン調整金具支持
体5。に固定すれば良い.このように各口−ラ5.を移
動させることにより、第1図に示すように、各板ばね4
の有効たわみ長さ、すなわち、スパンlを変更し、これ
により、板ばね4のばね定数を変更させることが出来る
.従って、コイル3のばね定数を変更しなくとも、板ば
ね4を含む合計のばね定数を、有効に変更することが出
来るようになり、結局、制振装置10の固有振動数を調
整することが出来る.え豊凶激1 本発明方法は、上記のようにして実施されるものである
ので、支持フレームと、その上に設置されたコイルばね
と、コイルばねを介して支持フレームの上に弾性的に支
持された質量とから構成された制振装置において、この
制振装置の固有振動数を変更する場合に、コイルばねの
ばね定数を変更すること無く、この制振装置に補助的に
取り付けら?た板ばねの取り付けスパンを変更すること
だけにより、容易にこれを行うことが可能となるので、
この型式の制振装置の固有振動数を、容易に調整するこ
とが可能となるという優れた効果を発揮するものである
【図面の簡単な説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、支持フレームと、その上に設置されたコイルばねと
    、コイルばねを介して支持フレームに弾性的に支持され
    た質量とから成る制振装置の固有振動数を調整するため
    に、支持フレームに板ばねを取り付け、この板ばねを質
    量に、板ばねのスパンが調整自在であるように連結する
    ことを特徴とする制振装置の固有振動数の調整方法。
JP1301929A 1989-11-22 1989-11-22 制振装置の固有振動数の調整装置 Expired - Fee Related JP2557536B2 (ja)

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