JPH04307138A - 制振装置 - Google Patents

制振装置

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Publication number
JPH04307138A
JPH04307138A JP7077991A JP7077991A JPH04307138A JP H04307138 A JPH04307138 A JP H04307138A JP 7077991 A JP7077991 A JP 7077991A JP 7077991 A JP7077991 A JP 7077991A JP H04307138 A JPH04307138 A JP H04307138A
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JP
Japan
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auxiliary spring
spring
damping device
vibrating body
adjusting
Prior art date
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Pending
Application number
JP7077991A
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English (en)
Inventor
Naoto Shimono
下野 直人
Tatsuo Okamoto
達雄 岡本
Nobuyoshi Murai
信義 村井
Yoshinori Takahashi
良典 高橋
Kazuyoshi Katayama
片山 和喜
Masashi Yasuda
正志 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Komuten Co Ltd
Tokkyokiki Corp
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
Tokkyokiki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、階段、橋梁、建物の床
の通行に伴って発生する振動を抑制する場合等に用いら
れる制振装置で、詳しくは、付加振動体とバネとダンパ
とを備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】階段や橋梁等の対象物を制振するには、
制振装置の付加振動体の振動数を対象物の固有振動数に
合致させる調整が必要である。その調整を行うに従来で
は、付加振動体に取付けるおもりを選択することにより
付加振動体の重量を変更する手段や、バネを選択するこ
とによりバネのバネ定数を変更する手段、或いは、それ
ら両手段を組合わせた手段を採用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、普通は、施工
された対象物の実際の固有振動数と設計した固有振動数
とが異なっているため、前記従来の技術によるときは、
対象物の固有振動数に付加振動体の振動数を合致させる
ための調整作業がおもりやバネを異なる重量やバネ定数
のものに何回となく取り替えて振動数を調整する試行錯
誤的なものとなり、調整作業に手間取っていた。本発明
の目的は、付加振動体の振動数を対象物の固有振動数に
合致させるための調整を容易、迅速に行うことができる
制振装置を提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による制振装置の
第1の特徴構成は、前記付加振動体に対して相対的に振
動する固定部と付加振動体との間にバネ定数調整用の棒
状の補助バネを架設し、その補助バネのバネ定数を調整
するための調整手段を設けてある点にある。
【0005】本発明による制振装置の第2の特徴構成は
、前記第1の特徴構成において、前記補助バネとして板
バネを設けてある点にある。
【0006】本発明による制振装置の第3の特徴構成は
、前記第1や第2の特徴構成において、前記補助バネを
弾性力に抗して変形させた状態に設けてある点にある。
【0007】本発明による制振装置の第4の特徴構成は
、前記第1や第2、第3の特徴構成において、前記調整
手段として、前記付加振動体の補助バネ支持部と固定部
の補助バネ支持部との補助バネ長手方向の相対位置を調
整する手段を設けてある点にある。
【0008】本発明による制振装置の第5の特徴構成は
、第1や第2、第3の特徴構成において、前記付加振動
体の補助バネ支持部又は固定部の補助バネ支持部に、補
助バネに振動方向一方から接当する第1支持具と振動方
向他方から接当する第2支持具とを備えさせ、前記調整
手段として、前記第1支持具と第2支持具との相対位置
を調整する手段を設けてある点にある。
【0009】本発明による制振装置の第6の特徴構成は
、前記第1や第2、第3、第4の特徴構成において、前
記補助バネ支持部を構成するに、補助バネを振動方向か
ら挟持する一対の挟持具を設け、一方の挟持具の挟持面
を補助バネの長手方向及び挟持方向にともに直交する軸
芯周りの円周面に形成し、他方の挟持具を前記軸芯周り
に揺動自在に取付けてある点にある。
【0010】
【作用】第1の特徴構成によれば、補助バネのバネ定数
を調整することにより、バネ及び補助バネから成るバネ
系のバネ定数を変更して付加振動体の振動数を調整する
ことができる。そして、補助バネとして、板バネ等の棒
状のバネを設けてあるから、第4の特徴構成のように、
補助バネ支持部を補助バネ長手方向に位置変更させて補
助バネの有効長さを変更したり、或いは、第5の特徴構
成のように、第1支持具と第2支持具とを相対変位させ
て補助バネに対する補助バネ支持部での固定度を変更し
たりするといった部材の位置変更だけで補助バネのバネ
定数を調整でき、バネの取り替えやおもりの取り替えと
いった煩雑な操作が不要である。
【0011】第2の特徴構成によれば、板バネの特性と
して、板バネが振動方向(厚さ方向)のみに変形し、幅
方向には変形しないので、この板バネによって付加振動
体の動きを振動方向に規制できる。
【0012】第3の特徴構成によれば、補助バネがそれ
自身の弾性力で補助バネ支持部に振動方向の一方向から
押し付けられて補助バネ支持部から振動方向の他方向へ
の離間が阻止されるから、補助バネ支持部として、押し
付けられる補助バネに接当する1つの当りを備えたもの
で済む。
【0013】第6の特徴構成によれば、振動に伴う補助
バネの姿勢変更に追従して他方の挟持具が揺動すること
で、補助バネの姿勢変更にかかわらず、2つの挟持具に
よる挟持方向が補助バネの長手方向に直交する方向に維
持されて、2つの挟持具の挟持間隔が一定に保持される
から、補助バネをガタなく挟持でき、しかも、補助バネ
の変形に伴う補助バネの挟持具に対する長手方向での滑
りを円滑に行わせ得ることにより、補助バネを挟持具で
支持しながらも、補助バネの変形を円滑にに行わせ得る
【0014】
【発明の効果】従って、本発明によれば、バネ定数を変
更して、付加振動体の振動数を対象物の固有振動数に合
致させる調整を容易に、かつ、迅速に行うことができる
。そして、請求項2記載のようにすれば、付加振動体を
振動方向のみに動くようにガイドするための特別の構成
が不要、或いは、非常に簡単なもので済んで、構造の簡
素化及びコストダウンを図ることができる。また、請求
項3記載のようにすれば、補助バネ支持部の構造の簡素
化を図ることができる。更に、請求項6記載のようにす
れば、補助バネが厚いものであっても、実施することが
できる。
【0015】
【実施例】制振の対象物である階段は、図2及び図3に
示すように、折れ階段であって、階段本体1に制御装置
2を取付けて構成されている。前記階段本体1は下部の
階段部1Aと上部の階段部1Bとを踊場1Cで繋いだ構
造のものであり、鉄骨製である。詳述すると、下部及び
上部の階段部1A,1Bは、第6図及び図7に示すよう
に、鋼板製の水平板と上下板とを突合せ溶接で接合して
作成された側面視形状が稲妻形の上側板3と同様に作成
された下側板4とを、幅方向に間隔を隔てて配置した鋼
板製の複数のリブプレート5で繋いだサンドイッチ構造
に構成されている。前記踊場1Cは、図4に示すように
、鋼板製の上側板6と下側板7とを鋼板製のリブプレー
ト8で繋いだサンドイッチ構造に構成されている。前記
制振装置2は、前記上部の階段1Bのうち長手方向の中
間部と、前記踊場1Cとに取付けられている。これら制
振装置2のうち中間部の制振装置2Aは、段裏に当て付
く状態に取付けられており、踊場1つの制振装置2Bは
、踊場1Cに内蔵されている。
【0016】そして、制振装置2は、図1や図14に示
すように、付加振動体(おもり)9とコイルバネ10と
オイルダンパ11と備えたパッシブ方式で、かつ、付加
振動体型のものであって、付加振動体9の振動方向を上
下とする姿勢で取付けられている。詳述すると、図5乃
至図7、図9乃至図11に示すように、階段本体1に取
付けられて、付加振動体9に対して相対的に振動する固
定部FとなるフレームF1 F2 に、2つのコイルバ
ネ10と1つのオイルダンパ11とを備えたユニットの
2つを水平方向に間隔を隔てて装着し、それらユニット
間に付加振動体9を架設して構成されており、付加振動
体9は、ユニットに載置される両端部分を薄肉に形成さ
れ、かつ、中間部をユニット間に入り込ませる肉厚に構
成されている。つまり、ユニット間の空間に付加振動体
9を入り込ませることにより、必要十分な質量の付加振
動体9としながらも、上下高さが小なるものに構成され
ている。なお、中間部の制振装置2Aの付加振動体9は
、図5乃至図7に示すように、階段部1Aの踏面内に納
める横幅を備え、かつ、横幅を短辺とする平面視で長方
形のものであり、踊場1Cの制御装置2Bの付加振動体
9は、図9乃至図11に示すように、平面視でほぼ正方
形のものである。かつ、制振装置2は、バネ定数を変更
して付加振動体9の振動数を調整する振動調整装置を有
する。振動調整装置は、図5乃至図7、図9乃至図11
に示すように、付加振動体9の両側部夫々にバネ定数調
整用の補助バネとしての板バネ12を配置し、図5、図
10に示すようにそれを板バネ12を付加振動体9と固
定部Fとの間に、付加振動体9と固定部Fの相対振動に
伴って変形する状態に架設し、前記板バネ12のバネ定
数を調整するための調整手段を設け、もって、板バネ1
2のバネ定数の変更により、コイルバネ10と板バネ1
2とから成るバネ系全体のバネ定数を変更するように構
成されている。前記調整手段は、図14(A),(B)
に示すように、付加振動体9の補助バネ支持部13Aと
固定部Fの補助バネ支持部13Bとの板バネ長手方向の
相対位置を調整することにより、板バネ12のうち、振
動に伴って変形する部分の長さを変更してバネ定数を調
整する手段である。図14(A)に示すものは、板バネ
12の長手方向中央部を固定部Fの補助バネ支持部13
Bに固定支持させ、板バネ12の長手方向両端側を夫々
板バネ長手方向に摺動自在に付加振動体9の補助バネ支
持部13Aに支持させ、それら付加振動体9の補助バネ
支持部13Aを付加振動体9に位置調整自在に取付けた
ものであり、図14(B)に示すものは、板バネ12の
長手方向中央部を付加振動体9の補助バネ支持部13A
に固定支持させ、板バネ12の長手方向両端側を夫々板
バネ長手方向に摺動自在に固定部Fの補助バネ支持部1
3Bに支持させ、それら固定部Fの補助バネ支持部13
Bを固定部Fに位置調整自在に取付けたものである。
【0017】前記中間部の制振装置(2A)における振
動調整装置について以下詳述する。図1、図5乃至図7
に示すように、付加振動体9の両側部夫々には、板バネ
12が複数本づつ上下方向(振動方向)に間隔を隔てて
並置されている。板バネ12は、長手方向の中央部を固
定部Fの補助バネ支持部13Bで、かつ、長手方向の両
端側を付加振動体9の補助バネ支持部13Aで夫々支持
され、加えて、弾性力に抗して両端側を押下げられた姿
勢に変形させられた状態で支持されている。つまり、板
バネ12は、常時、付加振動体9に押上げ力を作用させ
ている。そして、付加振動体9の補助バネ支持部13A
は、板バネ12の上面に接当するローラ14から構成さ
れている。調整手段は、図14Aで示したように、付加
振動体9の補助バネ支持部13Aを位置変更することに
より、バネ定数を調整する手段であって、付加振動体9
の一側部に位置する板バネ12群の一端側に対する補助
バネ支持部13Aの位置調整部は、付加振動体9に位置
変更並びに固定自在な1つの台15を取付け、その台1
5に、各板バネ12に対する補助バネ支持部13Aを固
定し、もって、台15の位置変更により、各板バネ12
に対する補助バネ支持部13Aを一括位置変更するよう
に構成されている。台15を付加振動体9に位置変更並
びに固定自在に取付ける手段は、ボルト16で固定する
手段であって、図8に示すように、付加振動体9にボル
ト16に対するねじ孔17の複数を設定ピッチPを隔て
て位置変更方向に並べて形成し、台15のボルト挿通孔
18を位置変更方向に沿った姿勢で、かつ、前記設定ピ
ッチPよりも長い長さLの長孔に形成し、もって、ねじ
孔17の選択と、ボルト挿通孔18で規制された範囲内
でのボルト16に対する台15の位置変更とにより、台
15の付加振動体9に対する位置を無段階に調整するよ
うに構成されている。そして、残る位置調整部、つまり
、付加振動体9の一側部に位置する板バネ12群の他端
側に対する補助バネ支持部13Aの位置調整部、付加振
動体9の他側部に位置する板バネ12群の一端側及び他
端側に対する補助バネ支持部13A夫々の位置調整部も
前記と同様に構成されている。Kはカバーである。
【0018】前記踊場1Cの制振装置2Bにおける振動
調整装置について以下詳述する。図9乃至図11に示す
ように、付加振動体9の両側部夫々には、板バネ12が
一本づつ配置されており、各板バネ12は、図14(B
)で示した形式で、つまり、長手方向の中間部を付加振
動体9の補助バネ支持部13Aで、かつ、長手方向の両
端側を固定部Fの補助バネ支持部13Bで夫々支持され
ている。前記固定部Fの補助バネ支持部13Bは、図1
2、図13にも示すように、板バネ12を上下方向(振
動方向)から挟持する一対の挟持具19A,19Bを設
け、下方の挟持具19Bの挟持面19bを板バネ12の
長手方向及び挟持方向にともに直交する軸芯X1 周り
の円周面に形成し、その下方の挟持具19Bを、固定部
Fに取付けられる枠20に位置固定状態に取付け、上方
の挟持具19Aを前記軸芯X1 周りに揺動自在に枠2
0に取付けて構成されている。前記下方の挟持具19B
は、軸21を介して枠20に軸芯X1 周りに回転自在
に取付けられたローラであり、上方の挟持具19Aも、
前記軸芯X1 と並行な軸芯X2 周りに回転自在なロ
ーラである。そして、上方の挟持具19Aを枠20に取
付ける手段は、前記軸21にアーム22を揺動自在に取
付け、そのアーム22に、上方の挟持具19Aの支軸2
3を支承した軸受け24をボルト25を介して取外し自
在に取付ける手段である。つまり、下方の挟持具19B
上に板バネ12を載せたのち、軸受け24をアーム22
に取付けることにより、上方の挟持具19Aと下方の挟
持具19Bとで板バネ12を上下方向から挟持できるよ
うになっている。この固定部Fの補助バネ支持部13B
によるときは、振動に伴う板バネ12の姿勢変化に追従
して上方の挟持具19Aが揺動することで、上下の挟持
具19A,19Bの挟持方向が板バネ12の長手方向に
直交する方向に常に維持され、このことを、挟持具19
A,19Bが回転自在なローラであることの相乗によっ
て、挟持具19A,19Bに対する板バネ12の変形お
よにそれに伴う長手方向の移動が円滑に行われる。調整
手段は、図14(B)で示したように、固定部Fの補助
バネ支持部13Bを各別に位置変更することにより、バ
ネ定数を調整する手段であって、1つの補助バネ支持部
13Bに対する位置調整部は、固定部Fに、補助バネ支
持部13Bの枠20を位置変更方向にのみ移動自在にガ
イドするレール26を取付け、位置変更方向に沿った姿
勢で枠20の雌ねじ部27に螺合する長尺ボルト利用の
送りねじ28を設け、この送りねじ28を固定部Fに固
定するためのロックナット29を設け、もって、ロック
ナット29を弛めた状態で送りねじ28を回転させるこ
とにより送りねじ28を固定して枠20を位置変更する
ように構成されている。他の補助バネ支持部13Bに対
する位置調整部も同様に構成されている。30は、ガイ
ドレール26上での枠20の移動を円滑にするためのコ
ロである。なお、フレームF2 は、踊場1Cを形成す
る下側板7に載置固定された板状のものであって、周部
のうち周方向に間隔を隔たった複数箇所及び中央箇所に
、上側板6を載置固定するための支柱31を立設してい
る。もちろん、付加振動体5の中央箇所には、支柱31
を挿通させるための孔32が形成されている。33は手
摺りである。
【0019】〔別実施例〕■  上記実施例では、階段
を制振の対象物としたが、本発明の対象物としては、橋
、建物の床等を他に挙げることがでる。
【0020】■  図15に示すように、上記実施例と
は逆に、上下に並ぶ板バネ12を、弾性力に抗して両端
側を押上げられた姿勢に変形させた状態で支持させる。 この場合、板バネ12は、常時、付加振動体9に押下げ
力を作用させることになる。
【0021】■  上記実施例及び別実施例■では、上
下に並ぶ板バネ12の長手方向中央部を固定部Fの補助
バネ支持部13Bに、かつ、両端側を付加振動体9の補
助バネ支持部13Aに夫々支持させたが、反対に、上下
に並ぶ板バネ12の長手方向中央部を付加振動体9の補
助バネ支持部13Aに、かつ、両端側を固定部Fの補助
バネ支持部13Bに夫々支持させても良い。この場合、
固定部Fの補助バネ支持部13Bの位置変更によりバネ
定数を調整するようにすると良い。
【0022】■  上記実施例では、上下に並ぶ板バネ
12を弾性に抗して変形させた状態で支持させたが、踊
場1Cの制振装置2Bのように、弾性に抗して変形させ
ることなく板バネ12を支持させても良い。
【0023】■  上記実施例及び別実施例■において
、図16、図17に示すように、付加振動体9の両側部
に配置する板バネ12を1本づつとする。
【0024】■  上記実施例では、調整手段として、
付加振動体9の補助バネ支持部13Aと固定部Fの補助
バネ支持部13Bとの板バネ長手方向の相対位置を変更
してバネ定数を調整する手段を示したが、図18に示す
よに、付加振動体9の補助バネ支持部13A又は固定部
Fの補助バネ支持部13Bに、板バネ12に揺動方向一
方から接当する第1支持具34Aと揺動方向他方から接
当する第2支持具34Bとを備えさせ、調整手段として
、前記第1支持具34Aと第2支持具34Bとの相対位
置を調整することで、板バネ12に対する固定度を変更
してバネ定数を調整する手段を設けても良い。相対位置
と調整する具体手段としては、図18に示すように、付
加振動体9や固定部F、或いは台15を取付部35とし
てそこに第1支持具34Aを取付け、その取付部35に
第1基台36をボルト37で取付け、その第1基台36
の取付け位置を振動方向に変更するようにボルト挿通孔
38を振動方向に沿った長孔に形成し、第1基台36に
第2支持具34Bを装備した第2基台39をボルト40
で取付け、その第2基台39の取付け位置を振動方向に
直交する方向に変更するようにボルト挿通孔46を直交
する方向に沿った長孔に形成し、もって、直交する二方
向に位置調整する手段を挙げることができる。なお、調
整手段としては、第1支持具34Aと第2支持具34B
との振動方向の装置位置のみを調整する手段や直交する
方向の相対位置のみを調整する手段であっも良い。
【0025】■  上記実施例及び各別実施例では、補
助バネ12として板バネを示したが、補助バネ12とし
ては、丸棒状や角棒状のものであっても良い。
【0026】■  調整手段として、上記実施例で示し
たように補助バネ12の長さを変更する手段と、別実施
例■で示したように固定度を変更する手段とを組合わせ
たものを設ける。具体例を挙げれば、台15を取付部3
5とする。
【0027】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】制振装置の概略構成図
【図2】階段の側面図
【図3】階段の平面図
【図4】階段要部の断面図
【図5】制振装置の切欠き平面図
【図6】制振装置の切欠き正面図
【図7】制振装置の切欠き側面図
【図8】制振装置要部の斜視図
【図9】制振装置の平面図
【図10】制振装置の正面図
【図11】制振装置の側面図
【図12】制振装置要部の切欠き側面図
【図13】制振
装置要部の正面図
【図14】制振装置の原理を示す概略図
【図15】別実
施例を示す制振装置の概略構成図
【図16】別実施例を
示す制振装置の概略構成図
【図17】別実施例を示す制
振装置の概略構成図
【図18】別実施例を示す制振装置
要部の正面図
【符号の説明】
9                付加振動体10 
             バネ11        
      ダンパF               
 固定部12              補助バネ1
3A  13B    補助バネ支持部34A    
        第1支持具34B         
   第2支持具19A,19B    挟持具

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  付加振動体(9)とバネ(10)とダ
    ンパ(11)とを備えた制振装置であって、前記付加振
    動体(9)に対して相対的に振動する固定部(F)と付
    加振動体(9)との間にバネ定数調整用の棒状の補助バ
    ネ(12)を架設し、その補助バネ(12)のバネ定数
    を調整するための調整手段を設けてある制振装置。
  2. 【請求項2】  前記補助バネ(12)として板バネを
    設けてある請求項1記載の制振装置。
  3. 【請求項3】  前記補助バネ(12)を弾性力に抗し
    て変形させた状態に設けてある請求項1又は2記載の制
    振装置。
  4. 【請求項4】  前記調整手段として、前記付加振動体
    (9)の補助バネ支持部(13A)と固定部(F)の補
    助バネ支持部(13B)との補助バネ長手方向の相対位
    置を調整する手段を設けてある請求項1,2又は3記載
    の制振装置。
  5. 【請求項5】  前記付加振動体(9)の補助バネ支持
    部(13A)又は固定部(F)の補助バネ支持部(13
    B)に、補助バネ(12)に振動方向一方から接当する
    第1支持具(34A)と振動方向他方から接当する第2
    支持具(34B)とを備えさせ、前記調整手段として、
    前記第1支持具(34A)と第2支持具(34B)との
    相対位置を調整する手段を設けてある請求項1,2又は
    3記載の制振装置。
  6. 【請求項6】  前記補助バネ支持部(13A又は13
    B)を構成するに、補助バネ(12)を振動方向から挟
    持する一対の挟持具(19A)(19B)を設け、一方
    の挟持具(19B)の挟持面(19b)を補助バネ(1
    2)の長手方向及び挟持方向にともに直交する軸芯(X
    1 )周りの円周面に形成し、他方の挟持具(19A)
    を前記軸芯(X1 )周りに揺動自在に取付けてある請
    求項1,2,3又は4記載の制振装置。
JP7077991A 1991-04-03 1991-04-03 制振装置 Pending JPH04307138A (ja)

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JP2010242807A (ja) * 2009-04-02 2010-10-28 Kurashiki Kako Co Ltd 固有振動数可変機構及び制振装置

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