JPH03162132A - デジタルpll回路 - Google Patents

デジタルpll回路

Info

Publication number
JPH03162132A
JPH03162132A JP1302624A JP30262489A JPH03162132A JP H03162132 A JPH03162132 A JP H03162132A JP 1302624 A JP1302624 A JP 1302624A JP 30262489 A JP30262489 A JP 30262489A JP H03162132 A JPH03162132 A JP H03162132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
output
frequency
oscillation
phase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1302624A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Otsuka
英治 大塚
Tomotaka Shirato
白土 智貴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Telecommunication System Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Telecommunication System Engineering Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Telecommunication System Engineering Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP1302624A priority Critical patent/JPH03162132A/ja
Publication of JPH03162132A publication Critical patent/JPH03162132A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は電子交換機で用いられるデジタルPLL回路に
関する。
(従来の技術) 第6図は電子交換機の概略構或を示しており、デジタル
統合サービス網からの回線(以下ISDN回線と称する
)51にT接点で接続されたデジタル回線インターフェ
ース52と、ISDN回線53にS接点で接続されたデ
ジタル回線インターフエイス54と、内線電話端末55
に接続された内線インターフェイス56と、時分割スイ
ッチ57と、PLL回路(フエーズロックドルーブ回路
)58と、中央処理装置(以下CPUと称す)5つと、
PCMハイウェイ61と、データハイウエイ62と、抽
出8KHzライン63とを備えて構成される。 デジタ
ル回線インターフェース52,54は回線に対するデー
タの送受を複数の音声チャネル毎に64Kb p sの
伝送速度で行っている。
これは例えば音声信号を8KHzのサンプリング周波数
でサンプリングし、パルスコード変n(PCM)するこ
とにより8bit単位のデータを形戊するためである。
一方、電子交換機内のPCMハイウエイ61には32チ
ャンネル分のそれぞれのタイムスロットが多重化されて
おり、それぞれのタイムスロットに64Kb p sの
データを割り当てることができる。よって、PCMハイ
ウェイ61上にて64KbpsX32−2.048Mb
psの伝送速度でデータ伝送が行われている。
このため、デジタル回線インターフェース52,54と
PCMハイウェイ61間でデータ伝送速度の速度変換を
行う必要が有る。なお、速度変換とは多重度を上げるか
または下げるかするのみである。したがって、例えばI
SDNの1時群インターフェースが23チャンネルの音
声チャネルをもっているので、これらのチャネルのデー
タを2.0 4 8 M b p sに速度変換してP
CMハイウエイ61のそれぞれのタイムスロットに多重
化すると、PCMハイウェイ61上の32チャンネルの
うちの9チャネルが余ることとなる。
ここで、電子交換機の時分割スイッチ57はPCMハイ
ウエイ61上の各チャネルからのそれぞれのデータを入
力し、これらのデータのタイムスロットを入れ替て該各
デー夕をPCMハイウエイ61上の各チャネルに戻すこ
とによりデータ経路の交換接続を行っている。この場合
、時分割スイッチ57によるデータのサンプリング速度
と、PCMハイウェイ61上のデータの伝送速度とを一
致させなければならない。例えばPCMハイウエイ61
上のデータ伝送速度が時分割スイッチ57のサンプリン
グ速度よりも速ければ、時分割スイッチ57はPCMハ
イウエイ61上のデータの全てをサンプリングして交換
することができない。
逆にPCMハイウェイ61のデータ伝送速度が時分割ス
イッチ57のサンプリング速度よりも遅ければ、時分割
スイッチ57はPCMハイウェイ61から人力したデー
タよりも多いデータを出力してしまうこととなる。この
ような現象をスリップと呼び、データの伝送エラーを生
じる一原囚となる。
したがって、時分割スイッチ57のサンプリング速度と
PCMハイウエイ61のデータ伝送速度とを同期させ、
スリップが発生しないようにしなければならない。
このためにPLL回路58を設けており、PLL回路5
8は抽出8KHzライン63から8KHzの信号を人力
し、この信号を逓倍することにより時分割スイッチ57
の動作クロツクを形成している。
ここで、まずデジタル回線インタフェイスが1時群イン
タフエイスであるとすると、デジタル回線インタフエイ
スはISDN回線からのでデータより1.544MHz
のピットクロックを抽出し、このクロックを193分周
( 1 .  5 4 4 M H z +193=8
KHz)することで8KHzの信号を形或する。一方、
CPU59はそれぞれの優先度があらかじめ与えられた
各デジタル回線インタフエイスのうちから優先度の高い
1つを選択し、データハイウエイ62を通じての制御に
より選択したデジタル回線インタフエイスから抽出8K
Hzライン63へ8KHz信号を送出させる。また、C
PU59はデータハイウェイ62を通じて各デジタル回
線インタフエイスを監視することによりスロットアウト
されたデジタル回線インターフェースあるいは回線に異
常を生じたデジタル回線インタフエイスを検出し、正常
なデジタル回線インタフエイスから抽出8KHzライン
63へ8KHz信号が送出されるようにしている。
こうして抽出8KHzライン63へ送出された8KHz
信号はPLL回路58に取り込まれる。
第7図はPLL回路の一例を示しており、アナログ回路
で構或される。このPLL回路では抽出8KHz信号を
位相比較器81に入力し、位相比較器81は前記8KH
z信号と分周器82からの8KHzとのα相差を検出し
、この位}目差に対応する信号を出力する。この信号は
ループフィルタ83を介することにより制御電圧として
電圧制御発振器84に加えられる電圧制御発振器84は
中心周波数fo’−16.384MHzに対して前記制
御電圧に応じた周波数偏差を有する信号を発振し、この
発振信号を出力する。この発振信号は分周器82に入力
され、ここで1 / 2 ”に分周されて8KHzの信
号が形成される。この8KHz信号は位相比較器81に
加えられる。これにより、抽出8KHzライン63から
の8KHz信号と分周器82からの8KHz信号との位
相差が零となるような周波数の発振信号が電圧制御発振
器84から送出される。
この発振信号は時分割スイッチ57に加えられ、ここで
該発振信号に同期してPCMハイウェイ61上のデータ
のサンプリングが行われる。
しかしながら、この様なアナログ回路は集積化が困難で
あるばかりではなく、高い精度の電源を必要とするので
周辺回路も大型化するという欠点があった。
そこで、デジタル回路で構威されるデジタルPLL回路
を用いても良い。デジタルPLL回路の1例としては出
力信号よりも高い周波数のクッロク信号を形威し、この
クロック信号に対するクロックパルスの除去並びに追加
、位相の切替え等の操作を行い、これにより出力信号に
対して逓倍周波数の信号を得、さらに該信号を分周する
というものがある。ここで、クロック信号は出力信号(
周波数が16.384MHz)のn倍(n−2.4,8
.   ・)の周波数でなければならず、PLL回路の
量子化位相ジッタを抑制するためには少なくとも4倍以
上が望ましい。例ば4倍(n −4)にすると、出力信
号パルス幅の1/8の量子化位相ジッタを生じる。
しかしながら、量子化位相ジッタの発生を抑制するため
にクロック信号の周波数を出力信号の4倍または8倍に
した場合、クロッック信号の周波数は略6 5 M H
 zまたは略1 3 1 M H zと非常に高くなる
ので、この様なデジタルPLL回路を構成することが極
めて困難となる。
上記のような理由で1 6 .  3 8 4 M H
 z fu度の高周波数の動作クロックを時分割スイッ
チで用いる電子交換機においては、アナログPLL回路
を用いるより致し方なく、このために小形化の実現を阻
んだり、コストの高騰を招いていた。
(発明が解決しようとする問題点) このように従来のデジタルPLL回路は量子化位相ジッ
タを抑制するためには出力信号に対してn倍の周波数の
クロック信号を用いねばならず、このため例えば電子交
換機においては集積化が困難で高いコストのアナログP
LL回路の変わりに用いることができないという問題点
があった。
そこで、本発明では出力信号と略同一の周波数のクロッ
ク信号を用いて動作するデジタルPLL回路を提供する
ことを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明では、発振周波数が異なるそれぞれの信号を出力
する各発振回路と、人力信号と出力信号の位相差を検出
する位相比較手段と、この位相比較手段の検出出力に基
づいて前記各発振手段からのそれぞれの信号のうちのい
ずれかを選択し、選択した信号を前記出力信号として送
出するゲート手段とを備えるデジタルPLL回路におい
て、前記各発振手段からのそれぞれの信号のうちの選択
された信号と前記出力信号との位相差が一致したことを
検出する検出手段と、この検出手段の検出出力に基づい
て前記ゲート手段による選択の切り替えを許可する許可
手段とを備えたことを特長とする。
(作用) 本発明によれば、各発振手段からのそれぞれの信号のう
ちの選択された信号と出力信号との位相差が一致すると
、前記選択された信号を前記出力信号に変わって出力す
るようにしている。ここで、各発振手段からのそれぞれ
の信号が逓倍もしくは分周されることなく出力されてお
り、出力信号と比較して非常に高い周波数の信号を必要
としていない。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明
する。
第1図は本発明に係るデジタルPLL回路の一実施例を
すブロック図であり、このデジタルPLL回路は周知の
バスターナック(Pasterna C k )と称さ
れるデジタルPLL回路を改良して構威される。
第2図(a)は前記バスターナックのデジタルPLL回
路の基本構成を示しており、まずこの回路の概略動作を
述べる。同図(a)における位相比較器21には8KH
zの人力信号fi(第2図(b)に示す)が入力される
とともに、分周器22からの8KHzの帰還信号fh(
第2図(b)に示す)が人力される。位相比較器21は
人力信号fiと帰還信号fhの排他的論理和を求め、こ
の排他的論理和を示す位相比較信号eをゲート回路23
に加える。ゲート回路23はこの位相比較信号eがハイ
レベルのときに第1の発振器24からの発振信号f1を
出力信号fOとして出力し、また該位相比較信号eがロ
ーレベルのときに第2の発振器5からの発振信号g1を
出力信号foとして出力する。分周器22はゲート回路
23からの出力信号fOを人力し、この出力信号を分周
することより8KHzの信号を形威し、この信号を帰還
信号fhとして位相比較器21に加える。
二こで、第1の発振器24から出力される発振信号f1
の周波数は16.384X (1−200ppm)MH
zであり、また第2の発振器25から出力される発振信
号g1の周波数は16.384x (1−200ppm
)MHzである。したつがて、第2図(b)に示される
ように位相比較信号eがハイレベルのときに周波数16
.384x(1+200ppm)MHzの発振信号【l
が選択されて出力され、また位相比較信号eがローレベ
ルのときに周波数16.384X (1−20(1pp
m)の発振信号g1が選択されて出力される。
この出力信号foの周波数は、N−12とすると、分周
器22で1/2  つまり1 / 2 11に分周さN
−1 れ、分周された信号が帰還信号【iとして出力される。
故に、出力信号〔Oの周波数が16.384x (1+
200ppm)MHzであれば、帰還信号fiの周波数
が8X (1+200ppm)KHzである。また、出
力信号fOの周波数が16.384X (1−200p
pm)MHzであれば、帰還信号fiの周波数が8x 
(1−200ppm)KHzである。
この結果、第2図(b)に示すように入力信号fiに対
して帰還信号fhの周期が速くなれば、位相比較信号e
のハイレベルとなる期間が短くなり、発振信号f1を出
力する期間が短くなるので、帰還信号fhの周期を遅ら
せるように作用する。
逆に、人力信号fiに対して帰還信号fhの周期が遅く
なれば、位相比較信号eのハイレベルとなる期間が長く
なり、発振信号f1を出力する期間が長くなるので、帰
還信号fhの周明を速くするように作用する。このため
、例えば入力信号fiの周期が8x (1+200pp
m)KHzである場合、帰還信号fhが人力信号fiと
逆相になりて、これにより発振信号f1が選択され続け
、入力信号fiと出力信号fOとが同期する。また、例
えば人力信号fiの周波数が8×(1±oppm)KH
zである場合、各発振信号f とg1がi 交互に切替え選択され、これにより人力信号fiと出力
信号fOとが同期する。
したがって、パスターナックのデジタルPLL回路では
出力信号foの数倍の周波数を有する高周波のクロック
信号を必要とせず、出力信号foと略同等の周波数を有
する2つ以上の発振信号を用いて構成することができる
しかしながら、このバスターナックのデジタルPLL回
路における各発振信号の選択切替えは随時に行っている
ため、選択された発振信号と出力信号の非同期時に切替
えが行われることがある。
この場合、切替え時に出力信号のパルス幅が広くなった
りまたは狭くなったりすることとなる。このため、パス
ターナックのデジタル回路はそのまま電子交換機に用い
るとしたら、不適格である。
そこで、各発振信号の切替え時に出力信号のパルス幅が
変化しないように改良したものが第1図に示す本実施例
のデジタルPLL回路である。
この実施例では位相比較器1とゲート回路2間にDフリ
ッププロップ3を挿入するとともに、第1の発振器4お
よび第2の発振器5からの各発振信号f  ,gtの同
期タイミングを検出する同期l 検出器6とを備えている。
位相比較器1は抽出8KHzライン63(第6図に示す
)からの8KHzの入カ信号fiと分周器7からの8K
Hzの帰還信号fhとの調停を行う回路であり、各Dフ
リップフロップ8,9.10と各反転回路11.12と
を備えて構成される。
この位相比較器1の動作を第3図を参照して述べる。
まず、第3図(a)に示すように入カ信号fiが帰還信
号〔hよりも位相が進んでいる状態であるとする。この
場合、人カ信号fiの立上がりでDフリップフロップ8
がセットされるとともに、反転回路l2を介しての人カ
信号fiの立上がりに応答してDフリップフロップ9が
リセットされるので、Dフリップフロップ1oがセット
され、位相比較器1から出力される位相比較信号eはロ
ーレベルとなる。このローレベルの位相比較信号eは第
1の発振器4および第2の発振器5のそれぞれの発振信
号f1と発振信号g1のうちの発振信号f1を指示して
いる。
また、第3図(b)に示すように人力信号fiが帰還信
号fhよりもα柑が遅れている状態であるとする。この
場合、帰還信号fhの立上がりでDフリップフロップ9
がセットされるとともに、反転回路11を介しての帰還
信号fhの立上がりに応答してDフリップフロップ8が
リセットされるので、Dフリップフロップ10がリセッ
トされ、位相比較器1から出力される位相比較信号eは
ハイレベルとなる。このハイレベルの位相比較信号eは
前記各発振信号f  ,gtのうちの発振信号i g1を指示している。
同相検出器6は2つの反転回路13.13を有する遅延
回路14と、Dフリップフロップ15.16と、アンド
回路17とを備えて構威されており、第1の発振器4お
よび第2の発振器5からの発振信号f1および発振信号
g1の両者が同相となったことを検出する。そして、各
発振信号f1とg1が第4図(a)に示すようにあらか
じめ設定された時間Δt (例えば10nsec)で共
に立上がって略同相になると、ハイレベルの信号をDフ
リップフロップ3に加え、これにょりDフリップフロッ
プ3の出力反転を可能にする。この動作を第4図(b)
にしたがってさらに詳しく述べる。
まず、発振信号f1が立上がってから時間Δtを経過す
るまでに発振信号g1が立上がった場合、Dフリップフ
ロップ16は発振信号f,が立上がった後に発振信号g
1が立上がるので発振信号flについてのハイレベルを
サンプリングし、ハイレベルの信号をアンド回路17に
加える。一方、Dフリップフ口ップ15は発振信号gl
が立上がった後に遅延回路14を介して時間Δt遅延さ
れた発振信号f1が立上がるので発振信号g1について
のハイレベルをサンプリングし、ハイレベルの信号をア
ンド回路17に加える。
このとき、アンド回路17はハイレベルの信号をDフリ
ップフロップ3に加え、これによりDフリップフロップ
3の出力反転が可能となる。この桔果、位相比較器1か
らの位相比較信号eの2値レベルとDフリップフロップ
3の出力信号の2値レベルが異なっていた場合に、Dフ
リップフロップ3の出力が反転されてゲート回路2に加
えられることとなる。
また、発振信号flが立上がってから時間Δを経過した
後に発振信号g1が立上がった場合、Dフリップフロッ
プ15は発振信号glがローレベルのときに遅延回路l
4を介しての発振信号【1立上カるので発振信号glに
ついてのローレベルをサンプリングし、ローレベルの信
号をアンド回路17に加える。
このときアンド回路17からDフリップフロップ3へと
ローレベルの信号が加えられるので、位相比較器1から
の位相比較信号eの2値レベルとDフリップフロップ3
の出力の2値レベルが異なっていても、Dフリップフロ
ップ3の出力が反転されることはない。
さらに、発振信号f1が立上がる以前に発振信号glが
立上がった場合、Dフリップフロップ16は発振信号g
1の立上がりで発振信号ftについてのローレベルをサ
ンプリングし、ローレベルの信号をアンド回路17に加
える。
このとき、アンド回路17からDフリップフロップ3へ
とローレベルの信号が加えられるので、Dフリップフロ
ップ3の出力が反転されるようなことはない。
すなわち、位相比較器1からの位相比較信号eの2値レ
ベルが反転された場合、発振信号f1と発振信号g1が
略同相となったときに位相比較信号eの新たなレベルが
ゲート回路2に加えられることとなる。
ゲート回路2は位相比較信号eがローレベルであれば第
1の発振器4からの発振信号f1を選択して出力し、ま
た位相比較信号eがハイレベルであれば第2の発振器5
からの発振信号g1を選択して出力する。分周器7はゲ
ート回路2から出力された発振信号の周波数を1 / 
2 11分周し、分周した信号を帰還信号fhとして位
相比較器1に出力する。
さて、第1の発振器4から出力された発振信号flの周
波数は16.384x (1+200ppm)MHzで
あり、また第2の発娠器5から出力される発振信号g1
の周波数は16.384X(1−200ppm)MHz
である。故に、分周器7から出力される帰還信号fhの
周波数は発振11 pm)KHzか、または発振信号glを172分周した
8x (1−200PPM)KHzである。
ここで、先に述べたように入力信号fiが帰還信号fh
よりも位相が進んでいる場合は位相比較器1からローレ
ベルの位相比較信号eが出力され、このローレベルの位
相比較信号eに応答してゲート回路2からは16.38
4x (1+200ppm)MHzの発振信号f1が出
力されるので、帰還信号fhの周波数が高くなって同期
状態となる。
また、人力信号flが帰還信号fhよりも位相が遅れて
いる場合は位相比較器1からハイレベルの位相比較信号
eが出力され、このハイレベルの位相比較信号eに応答
してゲート回路2からは16.384X (1−200
ppm)MHzの発振信号g1が出力されるので、帰還
信号fhの周波数が低くなって同期状態となる。
したがって、この実施例のデジタルPLL回路では第2
図に示したパスターナックのデジタルPLL回路と同様
に、2つの発振信号f,g1のI 選択切替えにより同期をなすことが可能である。
しかも、位相比較信号eの2値レベルが反転した場合は
、2つの発振信号f,g1が略同相でl あることを同相検出器6で検出したときに、位相比較信
号eの新たなレベルをDフリップフロップ3を介してゲ
ート回路2に加えているので、該各発振信号f,g1の
略同相時に両者の発振信号l の切替えが行われる。このため、該各発振信号f1’g
lの切替え時に出力信号foのパルス幅が広くなったり
、また狭くなったりするようなことかない。したがって
、この実施例のデジタルPLL回路は電子交換機におけ
る時分割スイッチの動作クロックを形威するのに好適と
いえる次に、この実施例のデジタルPLL回路を第6図
の電子交換機に適用した場合の動作について第5図を参
照してさらに詳しく述べる。同図において、τは各発振
信号f  ,g  の略同相時と次のl1 略同相時の間隔を示しており、各発振信号f1,glの
切り替えを該同相時に行っている。
この時間τは次式(1)で表すことができる。
τ−1/I f’ −g’  l・・・(1)ただし、
条件;f′〜g f゜ ;発振信号f1の周波数 g゛ ;発振信号g1の周波数 条件としてのf ’ > g  は、周波数f゜と周波
数g゜の差が大きくなければ、、両者の発振信号の位相
の一致をとらえることが困難になるからである。この実
施例においてf’−16.384X(1+200ppm
)MHzであるとし、g’ −16.384X (1−
200ppm)MHzとしているので、τ■153μs
ecとなる。ここで、各周波数f゜とg゛の差を大きく
すれば時間でか小さくなるので、各発振信号f  ,g
tの切替え1 応答を速くすることが可能となる。しかしながら、時間
τを小さくすることは容易であっても、位相比較の対象
が8KHzの信号であるため、125μsec毎にしか
判定することができない。よって、τ〉125μSeC
であることが必要であり、さらにτ!:!−125μs
ecとすれば各発振信号の切替え応答を最も速めること
ができる。
この実施例では先に述べたようにf’−16.384X
 (1+200ppm)MHzとともに、g’ =16
.384X (1−200ppm)MH2としているの
でτ−153μsecとなり、このτは位相比較の間隔
125μsecに近いといえる。また、ISDN等のデ
ジタル網における伝送信号の周波数変動範囲の規定は±
100ppm以下であるので、この変動範囲に追従しう
るように、デジタルPLL回路における各発振信号の周
波数f’,g’を±200ppmに決定している。
次に、抽出8KHzライン63(第6図に示す)からの
周波数略8KHzの人力信号fiに対する分周器7から
出力された周波数略8KHzの帰還信号fhの誤差を求
める。
この誤差が最大となる条件は位相比較器1から出力され
る位相比較信号eの2&iレベルが反転した後、さらに
各発振信号f とg1が略同相であl ることを検出するまでに時間τを費やした場合である。
すなわち、位相比較信号eの反転時の誤差と、発振信号
の切替えが行われるまでの最大時間τを経過している間
にさらに発生した誤差とを累積したものが最大の累積誤
差となる。
ここで、周波数8KHzに対する抽出8KHzライン6
3からの人力信号ftの周波数偏差をε1とし、周波数
16.384MHzに対する発振信号f1の周波数偏差
を+εとし、発振信号g1の周波数偏差を−εとして、
εIに追従する場合を考えると、人力信号fiである抽
出クロックの1フレーム(1周期)内での誤差の最大値
は次式(2)で表される。
ε 1 +  ε i Xfo’◆ (l± ε)・・・ (2)8KIIzx
 (1±εl) 上式(2)において(1±εI)、(1±ε)はεl1
εが非常に小さいため削除し、さらに次式(3)に示す
ように時間τの間に発生する誤差を累積すると最大の誤
差が求められる。
■ + 1 ε I ± Xfo 8 0 0 0 + ( ε 1 + ε I 1 × τ) Xfo − ± (1/8000 + τ) Xfo × ( 1 ε 1 + 1 εIf)   ・・・ 
(3)上式(3)においてεl −100ppmとして
、ε=200ppmとし、fo−16.384MHzと
すると、入力信号fiに対する帰還信号【hの累積最大
誤差は±1.4パルス以下で位相同期をなすことができ
、電子交換機のPLL回路として十分使用可能であり、
簡単なデジタル回路で高周波出力のデジタルPLL回路
を構成することができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係わるデジタルPLL回路
によれば、各発振信号のうちの選択された発振信号と出
力信号との位相が一致すると、前記選択された発振信号
を前記出力信号に変わって出力するようにしているので
、発振信号の選択切替え時に出力信号のパルス幅が大き
く変わることはなく、また出力信号と比較して高周波数
の信号を用いる必要もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わるデジタルPLL回路の一実施例
を示すブロック図、第2図はバスターナックのデジタル
PLL回路の基本構或および同回路における各信号のタ
イミングを示す図、第3図は第1図に示したデジタルP
LL回路の位i目比較器における各信号のタイミングチ
ャート、第4図は第1図に示したデジタルPLL回路の
同相検出器における各信号のタイミングチャート、第5
図は第1図に示したデジタルPLL回路を第6図に示し
た電子交換機に適用した場合の各信号のタイミングチャ
ート、第6図は電子交換機の概略構戊を示すブロック図
、第7図はアナログPLL回路の概略構成を示すブロッ
ク図である。 1・・・位相比較器、2・・・ゲート回路、3,8,9
,10,15.16・・・Dフリップフロップ、4・・
・第1の発振器、5・・・第2の発振器、6・・・同相
検出器、7・・・分周器、11.12・・・反転回路、
14・・・遅延回路、17・・・アンド回路。 第2図(a) 第2図(b) 第4図(a) 第4図(b) 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 発振周波数が異なるそれぞれの信号を出力する各発振回
    路と、入力信号と出力信号の位相差を検出する位相比較
    手段と、この位相比較手段の検出出力に基づいて前記各
    発振手段からのそれぞれの信号のうちのいずれかを選択
    し、選択した信号を前記出力信号として送出するゲート
    手段とを備えるデジタルPLL回路において、 前記各発振手段からのそれぞれの信号のうちの選択され
    た信号と前記出力信号との位相差が一致したことを検出
    する検出手段と、 この検出手段の検出出力に基づいて前記ゲート手段によ
    る選択の切り替えを許可する許可手段とを備えたことを
    特長とするデジタルPLL回路。
JP1302624A 1989-11-21 1989-11-21 デジタルpll回路 Pending JPH03162132A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1302624A JPH03162132A (ja) 1989-11-21 1989-11-21 デジタルpll回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1302624A JPH03162132A (ja) 1989-11-21 1989-11-21 デジタルpll回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03162132A true JPH03162132A (ja) 1991-07-12

Family

ID=17911226

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1302624A Pending JPH03162132A (ja) 1989-11-21 1989-11-21 デジタルpll回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03162132A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0993121A (ja) * 1995-09-28 1997-04-04 Nec Corp Pll回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0993121A (ja) * 1995-09-28 1997-04-04 Nec Corp Pll回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2127485C1 (ru) Схема и способ фазовой синхронизации для системы фазовой автоподстройки частоты
GB2363009A (en) Digital phase locked loop having a plurality of multi-stage delay lines
JP2003258782A (ja) クロックリカバリ回路およびクロックリカバリ方法
JP2002217715A (ja) ヒットレス基準切替えを用いた多重入力位相同期ループ
JPH08163117A (ja) ビット位相同期回路
JPH07221744A (ja) 同期信号生成装置
US5486792A (en) Method and apparatus for calculating a divider in a digital phase lock loop
JPH0292021A (ja) ディジタルpll回路
US5027375A (en) Process for the resynchronization of an exchange in a telecommunication network
EP0419618A4 (en) Bit synchronizer
JPH03162132A (ja) デジタルpll回路
JPS5957530A (ja) 位相同期回路
JPH04365244A (ja) クロック抽出回路
JP2842784B2 (ja) Pll回路
JP3132657B2 (ja) クロック切替回路
JP3253514B2 (ja) Pll回路におけるクロック生成回路
JPH0964732A (ja) 同期クロック生成回路
JPS62110320A (ja) デジタルpll回路
JP3518503B2 (ja) クロック供給装置
JPS62230117A (ja) Pll回路
JP2994021B2 (ja) Pll周波数シンセサイザー
JPH08256138A (ja) クロック抽出回路
JP3003471B2 (ja) クロック切替回路
JPH098786A (ja) 同期クロック切替方式
JPH0254622A (ja) タイミング再生回路