JPH03160440A - 新規な写真用カプラーを含有するハロゲン化銀カラー写真感光材料 - Google Patents

新規な写真用カプラーを含有するハロゲン化銀カラー写真感光材料

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JPH03160440A
JPH03160440A JP29952189A JP29952189A JPH03160440A JP H03160440 A JPH03160440 A JP H03160440A JP 29952189 A JP29952189 A JP 29952189A JP 29952189 A JP29952189 A JP 29952189A JP H03160440 A JPH03160440 A JP H03160440A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は新規な写真用カプラーを含有するハロゲン化銀
カラー写真感光材料に関し、詳しくは堅牢性に優れた色
素画像を与えるカプラーを含有するハロゲン化銀カラー
写真感光材料に関する.[発明の背景] ハロゲン化銀写真感光材料を像様露光後、発色現像処理
することにより、酸化された芳香族第1級アミン発色現
像主薬と色素形成カプラーが反応して色素が生成し、色
画像が形成される.一般に、この写真方法においては減
色法による色再現法が用いられ、イエロー、マゼンタお
よびシアンの色画像が形成される. 上記のイエロー色画像を形成させるために用いられるカ
プラーとしては、例えばアシルアセトアニリド系カプラ
ーがあり、またマゼンタ色画像形成用カプラーとしては
、例えばピラゾロン、ビラゾロベンズイ主ダゾール、ビ
ラゾロトリアゾールまたはインダゾロン系カプラーが知
られており、更にシアン色画像形成用カプラーとしては
、例えばフェノールまたはナフトール系カプラーが一般
的に用いられる。
このようにして得られる色素画像は、長時間光に曝され
ても、また高温、高温下に保存されても変褪色しないこ
とが望まれる。
従来、マゼンタ色画像形成カプラーとして広く実用に供
され、研究されてきた5−ピラゾロン系カプラーから形
成される色素は熱、光に対する堅牢性は優れているもの
の、黄色成分を有する不要吸収が存在するため、色濁り
の原因となっていた。この解決手段としてビラゾロベン
ズイよダゾール、インダゾロン、ビラゾロトリアゾール
、イミダゾピラゾール、ビラゾロピラゾール、ビラゾロ
テトラゾール系等のカプラーが提案され、事実これらカ
プラーから形成される色素は色再現上好ましいものであ
る。しかし、光に対する堅牢性が著しく低く変褪色を引
き起こすという欠点を有している。
一方、シアン色素を形成するためのカプラーとして研究
が進められているフェノール系カプラーは、置換基の工
夫などにより、それぞれ分光吸収特性、耐光性および耐
熱・湿性の改良が計られているが、これらを全て満足す
るような化合物は未だ得られていない。
[発明の目的コ 本発明の第1の目的は、カラー写真用素材として用いら
れる新規な写真用カプラーを含有するハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料を提供することにある。
本発明の第2の目的は、熱・湿度および光により色相の
変化を起こさない色素画像を形成するハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料を提供することにある。
[発明の構Ii.1 本発明の上記目的は、一般式[I]で表わされる写真用
カプラーを含有するハロゲン化銀カラー写真感光材料に
よって達成された. 一般式[I] [式中、Rl、R2、R3およびYは、水素原子または
置換基を表わし、Xは発色現像主薬の酸化体と反応して
離脱する基を表わす。]以下、本発明を詳しく説明する
本発明において用いられる一般式[1]で示される新規
な写真用カプラーは、2.7−ジオキソビラゾロ[1.
5−a]ピリミジン誘導体である. 一般式[I]で示されるR,, R2およびR,は水素
一原子または置換基を表わし、RlおよびR2の表わす
置換基としては、特に制限はないが、代表的には、アル
キル、アリール、アニリノ、アシルアミノ、スルホンア
主ド、アルキルチオ、アリールチオ、アルケニル、シク
ロアルキル等の各基が挙げられ、この他にハロゲン原子
及びシクロアルキル、アルキニル、複素環、スルホニル
、スルフィニル、ホスホニル、アシル、カルバモイル、
スルファモイル、シアン、アルコキシ、スルホニルオキ
シ、アリールオキシ、複素環オキシ、シロキシ、アシル
オキシ、カルバモイルオキシ、アミノ、アルキルアミノ
、イミド、ウレイド、スルファモイルアミノ、アルコキ
シカルボニルアミノ、アリールオキシカルボニルアミノ
、アルコキシヵルボニル、アリールオキシカルボニル、
複素環チオ、チオウレイド、カルボキシ、ヒドロキシ、
メルカブト、ニトロ、スルホン酸等の各基、ならびにス
ビロ化合物残基、有橋炭化水素化合物残基等も挙げられ
る。
R,およびR2で表されるfiffilA基のうち、ア
ルキル基としては、炭素数1〜32のものが好ましく、
直鎖でも分岐でもよい。
アリール基としては、フェニル基が好ましい.アシルア
ミノ基としては、アルキルカルボニルアくノ基、アリー
ルカルボニルアミノ基等が挙げられる。
スルホンアミド基としては、アルキルスルホニルアミノ
基、アリールスルホニルアよノ基等が挙げられる。
アルキルチオ基、アリールチオ基におけるアルキル戒分
、アリール成分は上記R1およびR2で表されるアルキ
ル基、アリール基が挙げられる。
アルケニル基としては、炭素数2〜32のもの、シクロ
アルキル基としては炭素数3〜l2、特に5〜7のもの
が好ましく、アルケニル基は直鎖でも分岐でもよい。
シクロアルケニル基としては、炭素数3〜l2、特に5
〜7のものが好ましい。
スルホニル基としてはアルキルスルホニル基、アリール
スルホニル基等: スルフィニル基としてはアルキルスルフィニル基、アリ
ールスルフィニル基等; ホスホニル基としてはアルキルホスホニル基、アルコキ
シホスホニル基、アリールオキシホスホニル基、アリー
ルホスホニル基等; アシル基としてはアルキルカルボニル基、アリールカル
ボニル基等; カルバモイル基としては、アルキルヵルバモイル基、ア
リールカルバモイル基等: スルファモイル基としてはアルキルスルファモイル基、
アリールスルファモイル基等;アシルオキシ基としては
、アルキルヵルボニルオキシ基、アリールヵルボニルオ
キシ基等;カルバモイルオキシ基としてはアルキルカル
バモイルオキシ基、アリールヵルバモイルオキシ基等; ウレイド基としてはアルキルウレイド基、アリールウレ
イド基等: スルファモイルアミノ基としてはアルキルスルフアモイ
ルアミノ基、アリールスルファモイルアミノ基等; 複素環基としては5〜7員のものが好ましく、具体的に
は2−フリル基、2−チェニル基、2一ピリミジニル基
、2−ヘンゾチアゾリル基、1−ビロリル基、1−テト
ラゾリル基等; 複素環オキシ基としては5〜7員の複素環を有するもの
が好ましく、例えば3,4,5.6−テトラヒドロピラ
ニル−2−オキシ基、1−フェニルテトラゾール−5−
オキシ基等. 複素環チオ基としては、5〜7員の複素環チオ基が好ま
しく、例えば2−ピリジルチオ基、2−ベンゾチアゾリ
ルチオ基、2.4−ジフェノキシー1,3.5 −トリ
アゾールー6−チオ基等;シロキシ基としてはトリメチ
ルシロキシ基、トリエチルシロキシ基、ジメチルブチル
シロキシ基等; イミド基としてはコハク酸イミド基、3−ヘブタデシル
コハク酸イミド基、フタルイ暑ド基、グルタルイミド基
等: スピロ化合物残基としてはスビロ[3.3]ヘブ,タン
ー1−イル等; 有橋炭化水素化合物残基としてはビシクロ[2.2.1
]へブタン−1−イル、トリシクロ[3,3,1,13
7]デカンー1−イル、7.7−ジメチルービシクロ[
2,2.1]へブタン−1−イル等が挙げられる。
R1およびR2は、前記置換基のうちでも、好ましくは
、例えばアルキル基、アリール基、カルボキシル基、オ
キシカルボニル基、シアノ基、スルホニル基、アルコキ
シ基、アリールオキシ基、アミノ基、アよド基及びスル
ホンアミド基等の各基及び水素原子、ハロゲン原子等が
挙げられる。
またR1およびR,は、互いに結合して環を形成しても
よく、該環は不飽和の5員環、6員環、7員環および8
員環等が好ましく、具体的にはベンゼン環、ピリジン環
及びキノリン環等が挙げられる。
R3は水素原子または置換基を表わし、R,の表す置換
基としては、窒素原子に置換し得る基であれば、特に制
限はないが、代表的には、アルキル、アリール、アルケ
ニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルキニル
、複素環、スルホニル、ホスホニル、アシル、カルバモ
イル、ならびにスルファモイル等の各基が挙げられ、こ
れらの置換基の具体例としては、l′l1およびR2で
挙げたものと同様の基を挙げることができる。
上記R,, R,及びR3で表される基は、更に長鎮炭
化水素基やボリマー残基等の耐拡散性基等の置換基を有
していてもよい。
Xの表す発色現像主薬の酸化体との反応により離脱しう
る基としては、例えばハロゲン原子(塩素原子、臭素原
子、弗素原子等)及びアルコキシ、アリールオキシ、複
素環オキシ、アシルオキシ、スルホニルオキシ、アルコ
キシカルボニルオキシ、アリールオキシカルボニル、ア
ルキルオキザリルオキシ、アルコキシオキザリルオキシ
、アルキルチオ、アリールチオ、複素環チオ、アルキル
オキシチオカルボニルチ才、アシルアミノ、スルホンア
ミド、N原子で結合した含窒素複素環、アルキルオキシ
カルボニルアミノ、アリールオキ,シカルボニルアミノ
、カルボキシル、 υ (R+’ 、R2’およびn , Iは、前記R,、R
2およびR,と同義であり、Y′は前記Yと同義であり
、Ra,Rbは水素原子、アリール基、アルキル基また
は複素環基を表す。)等の各基が挙げられるが、好まし
くはハロゲン原子である。これらのうち、Xで表わされ
る特に好ましいものは、水素原子および塩素原子である
一般式[I]において、Yは水素原子または置換基を表
わし、Yが表わす置換基の好ましいものは、例えば、本
発明の化合物が現像主薬酸化体と反応した後、前記化合
物から脱離するものであるが、例えば、Yが表す置換基
は、特開昭81−228444号等に記載されているよ
うな、アルカリ条件下で離脱しつる基や、特開昭56−
 133734号等に記載されているような、現像主薬
酸化体との反応によりカップリング・オフする置換基等
が挙げられる.好ましくはYは水素原子である,従って
、一般式[I]で表わされる化合物は、さらに具体的に
は、例えば、下記一般式[ n ]によって示される。
一般式[■] υ 上記一般式[■!]において、Rl, R2, R3お
よびXは、それぞれ一般式[■コのRl, lh、R,
およびXと同義である。
以下、本発明に係る化合物の代表的具体例を示すが、本
発明はこれらに限定されるものではない. 以下余白 1 2 . 3 . 4 . H υ υ H 5 . 6 . 7 . 8 . Cs}It I(t) 9 . 10. 11. 12. 13. 14, 15. 16. 17. 18. 19. 20. υ 21. 22. 本発明で用いられるカプラーは、ジャーナル・オブ・ジ
・アメリカン・ケミカル・ソサイエティ− (Am.S
oc. ) 1959年、第81巻、第2448頁およ
び第2450頁、米国特許第2,403,329号及び
同第2,481,466号等に記載されている化合物を
含み、かつここに記載されている合戊法により合成され
る。
本発明に用いられるカプラーは通常ハロゲン化銀1モル
当りI X 10−3モル〜1モル、好ましくはI X
 10−2モル〜8 X 10−’モルの範囲で用いる
ことができる。
また本発明に用いられるカプラーは他の種類のカプラー
と併用することもできる。
本発明に用いられるカプラーには、通常の色素形成カプ
ラーにおいて用いられる方法および技術が同様に適用で
きる。
本発明に用いられるカプラーは、いかなる発色法による
カラー写真形成用素材としても用いることができるが、
具体的には外弐発色法および内弐発色法が挙げられる。
外弐発色法として用いられる場合、本発明に用いられる
カプラーはアルカリ水溶液あるいは水親和性有機溶媒(
例えばアルコール等)に溶解して、現像処理液中に添加
し使用することができる。
また内式発色法によるカラー写真形成用素材として用い
る場合、本発明に用いられるカプラーは写真感光材料中
に含有させて使用する。
典型的には、本発明に用いられるカプラーをハロゲン化
銀乳剤に配合し、この乳剤を支持体上に塗布してカラー
感光材料を形威する方法が好ましく用いられる。
本発明のカラー写真感光材料は、例えばカラーのネガ及
びボジフィルム、並び社カラー印画紙などのカラー写真
感光材料に用いられる。
このカラー印画紙をはじめとする本発明の感光材料は、
単色用のものでも多色用のものでもよい。
多色用感光材料はスペクトルの3原色領域のそれぞれに
感光性を有する色素画像形戒構或単位を有する。各構成
単位は、スペクトルのある一定領域に対して感光性を有
する単層または多層乳剤層から或ることができる。画像
形戒構戒阜位の層を含めて感光材料の構成層は、当業界
で知られているように種々の順序で配列することができ
る。典型的な多色用感光材料は、少なくとも1つのシア
ンカプラーを含有する少なくとも1つの赤感光性ハロゲ
ン化銀乳剤層からなるシアン色素画像形成構成単位、少
なくとも1つのマゼンタカプラーを含有する少なくとも
1つの緑感光性ハロゲン化銀乳剤層からなるマゼンタ色
素画像形或構戊単位、少なくとも1つのイエローカプラ
ーを含有する少なくとも1つの青感光性ハロゲン化銀乳
剤層からなるイエロー色素画像形成構F&単位を支持体
上に担持させたものからなる。
感光材料は、追加の層たとえばフィルター層、中間層、
保護層、下塗り層等を有することができる。
本発明に用いられるカプラーを乳剤に含有せしめるには
、従来公知の方法に従えばよい。例えばトリクレジルホ
スフェート、ジブチルフタレート等の沸点が175℃以
上の高沸点有機溶媒または酢酸ブチル、ブロピオン酸ブ
チル等の低沸点溶媒のそれぞれ単独にまたは必要に応じ
てそれらの混合液に本発明に用いられるカプラーを単独
でまたは併用して溶解した後、界面活性剤を含むゼラチ
ン水溶液と混合し、次に高速度回転ミキサーまたはコロ
イドミルで乳化した後、ハロゲン化銀に添加して本発明
に使用するハロゲン化銀乳剤を調製することができる。
本発明に好ましく用いられるハロゲン化銀組成としては
、塩化銀、塩臭化銀または塩沃臭化銀がある。また更に
、塩化銀と臭化銀の混合物等の組合せ混合物であっても
よい。即ち、ハロゲン化銀乳剤がカラー用印画紙に用い
られる場合には、特に速い現像性が求められるので、ハ
ロゲン化銀のハロゲン組成として塩素原子を含むことが
好ましく、少なくとも1%の塩化銀を含有する塩化銀、
塩臭化銀または塩沃臭化銀であることが特に好ましい。
ハロゲン化銀乳剤は、常法により化学増感される。また
、所望の波長域に光学的に増感できる。
ハロゲン化銀乳剤には、感光材料の製造工程、保存中、
あるいは写真処理中のカブリの防止、及び/又は写真性
能を安定に保つことを目的として写真業界においてカブ
リ防止剤または安定剤として知られている化合物を加え
ることができる。
本発明に用いられるカプラーを用いたカラー感光材料に
は、通常感光材料に用いられる色カブリ防止剤、色素画
像安定化剤、紫外線防止剤、帯電防止剤、マット剤、界
面活性剤等を用いることができる。
これらについては、例えばリサーチ・ディスクロージャ
ー (Research Disclosure) 1
76巻、22〜31頁( 1978年12月)の記載を
参考にすることができる。
本発明のカラー写真感光材料は、当業界公知の発色現像
処理を行うことにより画像を形成することができる。
本発明に係るカラー写真感光材料は、親水性コワイド層
中に発色現像主薬を発色現像主薬そのものとして、ある
いはそのプレカーサーとして含有し、アルカリ性の活性
化浴により処理することもできる。
本発明のカラー写真感光材料は、発色現像後、漂白処理
、定着処理を施される。漂白処理は定着処理と同時に行
ってもよい. 定着処理の後は、通常は水洗処理が行われる。
また水洗処理の代替えとして安定化処理を行ってもよい
し、両者を併用してもよい。
[実施例] 次に、本発明を実施例によって具体的に説明するが、本
発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 ポリエチレンで両面ラミネートした紙支持体上に下記の
各層を支持体側より順次塗設し、赤色感光性カラー感光
材料試料1を作製した。尚、化合物の添加量は特に断り
のない限りlm”当りを示す(ハロゲン化銀は銀換算値
)。
第1層:乳剤層 ゼラチン1.3g,赤感性塩臭化銀乳剤(塩化銀96モ
ル%含有)OJOgおよびジオクチルフタレー}−1.
35gに溶解した比較シアンカプラーa9.4x10−
4モルからなる赤感性乳剤層。
第2層:保謹層 ゼラチンo.sogを含む保護層。尚、硬膜剤として2
.4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−s一トリアジンナト
リウム塩をゼラチン1g当り0.017 gになるよう
添加した。
次に、試料1において比較カプラーaを表1に示す本発
明のカプラーに代えた試料(添加量は試料1と等モルと
した)以外は、全く同様にして、試料2〜8を作製した
上記で得た試料1〜8は、それぞれ常法に従ってウエッ
ジn光を与えた後、次の工程で現像IA理を行った。
(現像処理工程) 発色現像    38℃    3分30秒漂白定着 
   38℃    1分30秒安定化処理/または水
洗処理 25℃〜30℃   3分 乾   燥   75℃〜80℃     2分各処理
工程において使用した処理液組成は、下記の如くである
(発色現像液) ベンジルアルコール         15  mjl
エチレングリコール         15  m1亜
硫酸カリウム            2.0g臭化カ
リウム              0.7g塩化ナト
リウム            0.2g炭酸カリウム
             30.0gヒドロキシルア
ミン硫酸塩       3.0gポリ燐酸(TPPS
)          2.5g3−メチル−4−アく
ノーN一エチルーN一(β−メタンスルホンアミドエチ
ル) アニリン硫酸塩 蛍光増白剤(4.4’−ジアくノスチルベンジスルホン
酸誘導体〉 5.5g 1.0g 水酸化カリウム            2.0g水を
加えて全量をILLとし、p}l 10.20に調整す
る。
(漂白定着液) エチレンジアミン四酢酸第2鉄 アンモニウム2水塩        60  gエチレ
ンジアミン四酢酸        3gチオ硫酸アンモ
ニウム(70%溶液)100mA+亜硫酸アンモニウム
(40%溶液)   27.5mf炭酸,カリウムまた
は氷酢酸でpH 7.1に調整し、水を加えて全量を1
℃とする。
(安定化液) 5−クロロー2−メチル−4一 イソチアゾリン−3−オン      1.0gエチレ
ングリコール         10  g水を加えて
IJ2とする。
上記で処理された試料1〜8について、濃度計(コニカ
社製KD−7R型)を用いて濃度を測定した。更に上記
各処理済試料を高温・高温(60℃、80%R.H)の
雰囲気下に15日間放置し、色素画像の耐熱・耐湿性を
調べた。
得られた結果を第1表に示す。但し、色素画像の耐熱・
耐湿性初濃度1.0に対する耐熱・耐湿性試験後の色素
残留バーセントで示す。
また、各試料をキセノンフェードメーターで8日間照射
した後、濃度を測定し初濃度1.0に対する耐光試験後
の色素残存率から色素画像の耐光性を調べた。
比較カプラーa し2 以下余白 表−1 表−1の結果から明らかなように、本発明のカプラーを
用いた試料は、比較カプラーを用いた試料に比べて、い
ずれも色素残存率が高く、高温・高湿下に置かれても、
また光にさらされても褪色がおこりにくいことがわかる
実施例2 実施例1で作製した試料1−89について、下記の発色
現像液を使用して、以下に示す’A I!!工程に従い
処理を施した。
[処理工程] (温 度) 発色現像  34.7±0.3℃ 漂白定着  34.7±0.5℃ 安定化  30〜34℃ 乾   燥     60〜80℃ [発色現像液] 純   水 トリエタノールアミン N,N−ジエチルヒドロキシルアミ 塩化カリウム (時 間) 45秒 50秒 90秒 60秒 ン テト゛ラボリリン酸ナトリウム 炭酸カリウム 亜硫酸カリウム 蛍光増白剤(4.4’ −ジアミノスチルベンスルホン
酸誘導体) 2.0g 30  g 0.2g 1.0g エチレンジアミン四酢酸 チオ硫酸アンモニウム(70%水溶液)亜硫酸アンモニ
ウム(40%水溶液) 炭酸カリウムまたは氷酢酸でpH5.7水を加えて全量
を1ftにする。
[安定化液] 3g 100  mjJ 27.5g に調整し、 5−クロロー2−メチル−4− イソチアゾリン−3−オン        1.0g1
−ヒドロキシエチリデン−1.1一 ホスホン酸              2.0g水を
加えて1角にし、硫酸又は水酸化カリウムでpH7.0
に調整する。
上記処理済の試料1〜8について、実施例1と同様に濃
度を測定し、更に耐熱・耐湿性および耐光性を調べたと
ころ、本IA埋を施した場合も、実施例lと同様に比較
カプラーaを用いた試料に比べて、いづれも色素残存率
が高く、高温・高温下に置かれても、また光にさらされ
ても褪色がおこりにくいことがわかる。
[発明の効果] 本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料により、熱、
湿度および光により色相の変イヒを起さない色素画像を
形成することができる.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式[ I ]で表わされるカプラーを含有するハロゲ
    ン化銀カラー写真感光材料。 一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_1、R_2、R_3およびYは、水素原子
    または置換基を表わし、Xは発色現像主薬の酸化体と反
    応して離脱する基を表わす。]
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0777153A1 (en) 1995-11-30 1997-06-04 Fuji Photo Film Co., Ltd. Silver halide color photographic light-sensitive material
CN103910735A (zh) * 2014-04-14 2014-07-09 人福医药集团股份公司 吡唑并嘧啶酮化合物以及衍生物、及其制备方法和应用

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CN103910735A (zh) * 2014-04-14 2014-07-09 人福医药集团股份公司 吡唑并嘧啶酮化合物以及衍生物、及其制备方法和应用

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JP2736928B2 (ja) 1998-04-08

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