JPH0316037Y2 - - Google Patents

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JPH0316037Y2
JPH0316037Y2 JP38085U JP38085U JPH0316037Y2 JP H0316037 Y2 JPH0316037 Y2 JP H0316037Y2 JP 38085 U JP38085 U JP 38085U JP 38085 U JP38085 U JP 38085U JP H0316037 Y2 JPH0316037 Y2 JP H0316037Y2
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fuel sensor
mounting plate
support structure
support
fuel
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JP38085U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、自動車や建設車輛などの燃料タンク
に装着し、燃料残量を検出する燃料センサの支持
構造に関するものである。
〔考案の背景〕 従来のこの種の燃料センサの支持構造として
は、例えば第6図乃至第11図に示すようなもの
がある。即ち第6図は、燃料タンク0に取付され
た燃料センサ1の支持構造並びに動作の説明図
で、燃料センサ1としては最も一般的なフロート
アーム摺動抵抗式を例示したものである。この燃
料センサ1は燃料液面00の変化に追従してフロ
ート12が、それぞれ12′,12″,12
・・・と変位し、この変位はアーム13を介し
て回動軸14を廻し、さらにこの回動軸14の回
動力は該軸14に固嵌されている接触片11を回
動せしめ、電気抵抗体10との接触点が変位する
ことにより全抵抗値が変化し、この抵抗値の変化
をリード線7を通して送出し、燃料計(図示せ
ず)等を駆動するものである。
上述の動作をする場合に、燃料センサ1の回動
軸14の取付盤3からの深さLは、燃料タンクの
形状寸法との関連で、好適な寸法が自ら定まるも
のである。燃料センサ1と取付盤2とを継設し支
持する構造としては、支持の強度・剛性が高いこ
とと共に、上記深さLの各種燃料タンクからの各
種の寸法要求に経済性・生産性・を落さずに応え
られる目的で、チヤンネル(コ字形断面)の支柱
3を用いる手段をとつている。
第7図乃至第11図は、この支柱3による燃料
センサの支持構造を示す。
燃料センサ1は取付盤2との間にチヤンネルの
支柱3を介して支持されている。支柱3はセンサ
例ではセンサ筐体15にスポツト溶接され、取付
盤側では取付盤2に支柱3の切起部31,32を
当接せしめスポツト溶接し、更に補強金具5を挿
入し取付盤2支柱3との両者にスポツト溶接して
強化を企つている。なお4は(第7図を参照し
て)燃料センサ体の取付芯出と燃料洩シール用の
Oリング8のガイドとなるフランジであり、取付
盤2にスポツト溶接されている。
以上の構造により成る従来燃料センサの支持構
造は、上述の各種要求をほゞ満足するのである
が、車輛においては振動・加速度が激しいので燃
料センサ1の質量の振れモーメントの最大となる
部位の、支柱3の取付盤2との接合部分は、補強
金具5を設けてあるにもかかわらず、強度的に最
弱の部位となるものであつた。即ち、他の部位の
強度・剛性と比べて著しく強度・剛性が劣ること
となり、強度設計バランス上好ましくないものと
なつていた。更にフランジ4は必須部品であり、
この強度の最弱点に接して位置するにもかかわら
ず何ら支持強度に寄与しないという問題点があつ
た。
〔考案の目的〕
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、取付盤に燃料センサを、支柱を
介して継着してなる燃料センサの支持構造におい
て、前記の取付盤と前記支柱との接合部周辺に、
前記支柱に外挿しかつ支柱を覆う補強筒を設け、
該補強筒の取付盤側端には逆絞縁を有するフラン
ジを設けて取付盤に溶接し、またその補強筒の他
端には切起片を設けて、前記の支柱に溶接してな
る燃料センサの支持構造とすることにより、上記
の問題点を解決することができる燃料センサの支
持構造を提供することができる。
〔考案の実施例〕
以下に本考案を、第1図乃至第5図に示す実施
例に基いて詳細に説明する。
まず本実施例の構成を説明する。この実施例に
おける燃料センサ1、取付盤2、支柱3の構造
は、従来例と同一のものを用いるが、従来例にお
けるフランジ4と補強金具5は廃し、それらに代
えて本実施例では補強筒6を設ける。
即ち、支柱3は先ず取付盤2にその切起部3
1,32を当接してスポツト溶接する。次に補強
筒6を支柱3の下端より通して取付盤2に当接せ
しめ、フランジ64を用いてスポツト溶接し又、
切起片62,62,63を用いて支柱側面にスポ
ツト溶接する。しかして後、センサ1を溶接する
ものである。なお、補強筒6の孔60はリード線
7の引出線71と端子72との取付用作業孔であ
る。又、逆絞縁61は、補強筒6自身及び取付盤
2の強度剛性を補強すると共に前述のフランジ4
の機能を兼ね備えるものである。
〔考案の概要〕
このように本考案は、燃料液面の変化に追従し
てフロート12が変位し、この変位がアーム13
を介して回動軸14を回し、さらにこの回動軸1
4の回動力が該軸14に固嵌されている接触片1
1を回動せしめ、電気抵抗体10との接触点が変
化することにより全抵抗値が変化するようにした
燃料センサ1を取付盤2に支柱3を介して継着し
てなる燃料センサの支持構造において、前記取付
盤2と前記支柱3との接合部周辺に、前記支柱3
に外挿し、かつ支柱3を覆う補強筒6を設け、該
補強筒の取付盤側端には逆絞縁61を有するフラ
ンジ64を設けて取付盤2に溶接し、またその補
強筒6の他端には切起片62,62,63を設け
て支柱3に溶接したことを特徴とする燃料センサ
の支持構造である。
〔考案の効果〕
従つてこの燃料センサの支持構造によれば取付
盤2と支柱3との接合部の断面係数を著しく増加
せしめることが可能となり更にこの部位は二重壁
構造になるため、同部の強度を大巾に増大せしめ
ることができると共に強度設計上のバランスの根
本的改善をもたらすことができるという効果が得
られる。
さらに本考案では、補強筒6は1ケの部品であ
りながら、従来のフランジ4、補強金具5の2部
品の機能を果す、のみならず逆絞縁61は補強筒
6と一体になつているために取付板2の剛性も支
柱3の取付の強度剛性にも寄与することができ
る。また補強筒6以外に新規部品はなく、又補強
筒6の溶接以外に溶接構成及び組立仕様の変更は
ない。従つて、設計変更として考慮したとき、金
型・溶接治工具・組立治工具・生産ライン・工場
管理・組立仕様の変更は最小であり、生産性・経
済性の低下は全く生じない。さらに対象物である
燃料タンクには全く変更の必要がない等のことか
ら従来品との互換性も容易であり、アフターサー
ビス・メンテナンス上の効果も大きい等の効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はこの考案の実施例の燃料セン
の支持構造を示す図で、第1図は同上の正面図第
2図は同上の側面図、第3図〜第5図は支持構造
の分解図、第6図は従来の燃料センサ全容の説明
図、第7図〜第11図は従来の燃料センサの支持
構造で第7図は全形斜視図第8図〜11図は同上
の支持構造の分解図である。 0……燃料タンク、1……燃料センサ、2……
取付盤、3……支柱、4……フランジ、5……補
強金具、6……補強筒、7……リード線、8……
Oリング、9……取付ボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 燃料液面の変化に追従してフロート12が変
    位し、この変位がアーム13を介して回動軸1
    4を廻し、さらにこの回動軸14の回動力が該
    軸14に固嵌されている接触片11を回動せし
    め、電気抵抗体10との接触点が変化すること
    により全抵抗値が変化するようにした燃料セン
    サ1を取付盤2に支柱3を介して継着してなる
    燃料センサの支持構造において、前記取付盤2
    と前記支柱3との接合部周辺に、前記支柱3に
    外挿し、かつ支柱3を覆う補強筒6を設け、該
    補強筒の取付盤側端には逆絞縁61を有するフ
    ランジ64を設けて取付盤2に溶接し、またそ
    の補強筒6の他端には切起片62,62,63
    を設けて支柱3に溶接したことを特徴とする燃
    料センサの支持構造。 2 前記支柱3がコ字形断面を有する柱体であ
    り、かつ該柱体の開口側面に向つて補強筒6の
    側面に作業孔60を有する補強筒6を用いたこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の燃料センサの支持構造。
JP38085U 1985-01-07 1985-01-07 Expired JPH0316037Y2 (ja)

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JP38085U JPH0316037Y2 (ja) 1985-01-07 1985-01-07

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JPS61115921U JPS61115921U (ja) 1986-07-22
JPH0316037Y2 true JPH0316037Y2 (ja) 1991-04-08

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