JPH03160112A - 2気筒4サイクルガス機関の吸気マニホールド - Google Patents

2気筒4サイクルガス機関の吸気マニホールド

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Publication number
JPH03160112A
JPH03160112A JP1300096A JP30009689A JPH03160112A JP H03160112 A JPH03160112 A JP H03160112A JP 1300096 A JP1300096 A JP 1300096A JP 30009689 A JP30009689 A JP 30009689A JP H03160112 A JPH03160112 A JP H03160112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
branch pipe
cylinder
mixer
pulsation
chamber part
Prior art date
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Pending
Application number
JP1300096A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Hagiwara
幹雄 萩原
Yukiharu Tada
行治 多田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yanmar Diesel Engine Co Ltd filed Critical Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はクランク角の位相差が180°の2つの気筒を
有し、エアクリーナからの空気と燃料ガスとを混合する
混合器を備えた2気筒4サイクルガス機関に関する。
(従来技術) この種の2気筒4サイクルガス機関では、慣性力のバラ
ンスの関係で上述のように気筒間のクランク角の位相差
を180°に設定しているが、このように位相差を18
0゜に設定することにより、機関全体として吸入行程が
不等間隔になり、第11図の下端部分の区間Mで示すよ
うに第1気筒C1の吸入行程の終り部分と第2気筒C2
の吸入行程の開始部分とが重なってしまう。
各気筒の吸入行程が一部重なると、第11図の下端部に
示すようにマニホールド内の負圧が、P1,P2で示す
ように差が生じる。その結果、第1気筒C1のガス吸入
量(左下りの斜線範囲)と第2気筒C2のガス吸入量(
右下りの斜線範囲)との間に大きな差が生じる。具体的
には第2気筒の負圧P2が大となり、C2のガス吸入量
が大となる。
このように雨気筒間でガス吸入量及び負圧のアンバラン
スが生じ、それらがミキサに影響して空燃比に差が生じ
ると、均等である場合に比べてN0xの排出濃度が高く
収る。
上記NOXを低減するために稀薄燃焼を行なうことが知
られているが、上述した状況で稀薄燃焼を行なうと片肺
運転等の不具合が生じる可能性がある。この原因は先に
述べた通り吸気マニホールド内の負圧lによって生じる
空燃比のアンバランスによる。
現状の2気筒4サイクルガス機関では、例えば第10図
のように枝管式の吸気マニホールド30を備えたり、あ
るいは図示しないがチャンバー式の吸気マニホールド等
を備えたりしている。第10図の枝管式では吸気通路長
が長くなることにより、流速が大きくなって出力が向上
する代りに、大きな脈動が発生してそれが直接ミキサ1
5に伝わることにより、上述の空燃比のアンバランスが
大きくなり、NOxの増加を助長することになる。
一方チャンバー式の吸気マニホールドでは、脈動を吸収
してNOxは低減されるが、シリンダヘッドの吸気ポー
ト内での流速を十分に確保できず、出力低下を来たす。
(発明の目的) 本発明の目的は、稀薄燃焼を行ないながらも機関の出力
を十分に維持し、かつNOxの排出量を低減することで
ある。
([3的を達成するための技術的手段)上記目的を達成
するために本発明は、クランク角の位相差が180’の
2つの気筒を有し、エアクリーナからの空気と燃料ガス
とを混合する混合器を備えた2気筒4サイクルガス機関
において、吸気マニホールドとして、シリンダヘッドの
各気筒用吸気ポートにそれぞれ接続して脈動を確保でき
る程度の長さを自″する2本の枝管部と、該2本の技背
部と混合器の間に接続されると共に枝管部内の脈動を吸
収しうる一定の容積を有するチャンバー部とを備えてい
る。
(作用) 枝管部により各気筒の吸気通路長を長くすることにより
、脈動を大きくして混合気の流速を上げ、吸入効率を上
げ、それにより出力を保つ。一方混合器と枝管部との間
に接続された一定容積を有するチャンバー部により、上
記枝管部内の脈動が混合器内に伝わるのを抑え、空燃比
の均等化を達成し、それによりNOxの排出量を低減す
る。
(実施例) 第1図〜第4図は本発明を適用した2気筒4サイクルガ
ス機関であり、吸気マニホールドの平面図を示す第1図
において、機関は第1気筒Clと第2気筒C2を有し、
両気筒CI SC2はクランク角で180”の位相差を
有している。シリンダヘッド2には各気筒Cl 、C2
用の第1、第2吸気ポート5、6がそれぞれ形成されて
おり、両吸気ポート5、6は同一側に延びて、シリンダ
ヘッド2の同じ端面2aまで至っている。上記端面2a
には本発明にかかる吸気マニホールド8が固定され、該
吸気マニホールド8の混合気人■側には、第2図のよう
にミキサ(混合器)15が接続され、該ミキサ15の空
気人口側にはエアクリーナ16が接続されている。ミキ
サ15には図示しないが燃料ガス供給源が接続されると
共に、下流側にスロットルバルブが西蔵されており、エ
アクリーナ16からの空気をミキサ15内の通路で燃料
ガスト混合し、スロットルバルブにより流量調節して吸
気マニホールド8に送り込むようになっている。
第1図の■矢視図を示す第3図において、吸気マニホー
ルド8は、クランク軸長さ方向(第3図の左右方向)の
中央部に、脈動を抑えうる一定の大きな容積を有する箱
形のチャンバー部10を有し、該チャンバー部10の両
側に混合気の流速を十分に確保できる長さを有する第1
、第2枝管部11、12が一体に形成されている。
チャンバー部10のミキサ側の面(第3図の手前側の面
)には混合気人川部13が形成され、該人口部13の周
囲にはミキサ取付座14が形成されている。
両枝管部11、12はそれぞれ隔壁10a,10aによ
りチャンバー部10内と隔離されると共に、それらの上
端部が混合気入口側となっており、各隔壁10aに形成
された開口11a,12aを介してチャンバー部10の
上端部に連通している。
各枝管部11、12の下端部はそれぞれシリンダヘッド
側に向く出口部1lb,12bとなっており、シリンダ
ヘッド2の各吸気ポート5、6に接続している。
第3図のIV−rV断而を示す第4図において、枝管部
11、12の全体形状はシリンダヘッド2側が凹状とな
るような円弧状に形成されており、それにより小さいス
ペースで長い管趙長を確保している。
第2図のエアクリーナ16からの空気は、ミキサ15内
で燃料ガスと混合され、第1図の吸気マニホールド8の
混合気人口部13からまずチャンバー部10に入る。第
1気筒C1の吸入n.?にはチャンバー部10から第1
枝管部11に入り、第1吸気ポート5を通って第1気筒
C1に混合気を供給する。第2気Qj C 2の吸入時
にはチャンバー部]0から第2枝管部12に入り、第2
吸気ポート6を通って第2気筒C2に混含気を供給する
吸気ポート5、6にそれぞれ一定長さの枝管部11、1
2を接続していることにより、脈動を大きくして混合気
の流速を上げ、吸入効率を上げ、それにより出力を保つ
ことができる。
一方ミキサ15と枝管部11、12の間に一定容積を有
するチャンバー部10を備えていることにより、上記挾
管部11、12の脈動がミキサ15に伝わるのを抑え、
空燃比の均等化を達成し、それによりNOXの排出量が
低減される。
また稀薄燃焼を行なうことにより一層NOXを城少でき
、しかも上記のように負圧の均等化により稀薄燃焼時に
おける片肺運転専の不具合は解消される。
第9図はNOx排出ffiG並びに出力Tに関して、第
10図の枝管式吸気マニホールド30を使用する場合と
、本発明の吸気マニホールドを使用する場合とを比較し
たグラフであり、横軸は枝管要目(ρ/d2)、縦軸は
NOx排出量並びにWOT(ミキサスロットル前回時最
大出力)である。なお上記ρは枝管部の長さ、dは枝管
部を円筒と仮定した場合の仮想直径である。
このグラフにおいて、NOx排出mGに関しては従来例
を示すGOに対して本発明ではチャンバー部を形成して
いることにより、Glに示すように挾菅要目が大きくな
るに従いその減少早が大きくなってきている。
また出力Tに関しては従来例を示すTOに比べて、枝管
部を形成していることによりTIで示すように減少率を
小さく抑えるでいる。
(別の丈施例) (1)第5図は中央の箱形チャンバー部10と両側の円
弧状第1、第2枝管部11、12を別体に戊形し、ボル
ト等により組み立てるようにした構造である。各枝管部
11、12の上端部の開目1la,12aはそれぞれチ
ャンバー部10の上端両側の第1、第2分岐目21、2
2に接続される。
(2)第6図は鋳物又は溶接によるl’{筒状のチャン
バー部10をHし、この下側に筒状の第1、第2分岐口
21、22を一体に形成し、各分岐口21、22にゴム
ホース製第1、第2枝管部11、12をそれぞれ接続し
たIg造である。
(3)第7図及び第8図は長方体形状のチャンバー部1
0の中に第1、第2枝管部11、12を−体に内蔵した
構造である。
(発明の効果) 以上説明したように本発明は、クランク角の位相差が1
80°の2つの気筒Cl 、C2を有し、エアクリーナ
からの空気と燃料ガスとを混合する混合器を備えた2気
筒4サイクルガス機関において、吸気マニホールドとし
て、シリンダヘッド2の各気筒用吸気ポート5、6にそ
れぞれ接続して脈動を確保できる程度の長さをHする2
本の扶管部11、12と、該2本の枝管部11、12と
混合器の間に接続されると共に枝管部11、12内の脈
動を吸収しうる一定の容積をh゛する1つのチャンバー
部10とを備えているので、枝管部11、12により脈
動を大きくして混合気の流速を上げ、吸入効率を上げ、
それにより出力を保つことができる一方、チャンバー部
10により、上記枝管部11、12内の脈動が混合器内
に伝わるのを抑え、空燃比の均等化を図り、それによる
NOxを大幅に減少できる。
即ち出力を高く維持しながら、NOx排出量を減少させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した2気筒4サイクルガス機関の
吸気マニホールドの平面図、第2図は第1図の■矢視図
、第3図は第1図の■矢視図、第4図は第3図のmV−
IV断而図、第5図及び第6図は変形例を示す斜視図、
第7図はさらに別の変形例を示す正面図、第8図は第7
図の■一■断面図第9図はNOX並びに出力の変化を示
すグラフ、第10図は従来例の断面略図、第11図は1
800位相差をHする2気筒4サイクルガス機関におけ
るガス吸入量及びマニホールド内負圧の変化を示すグラ
フである。2・・・シリンダヘッド、5、6・・・吸気
ポート、8・・・吸気マニホールド、10・・・チャン
バー部、11、12・・・枝管部、15・・・ミキサ(
混合器)、16・・・エアクリーナ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. クランク角の位相差が180゜の2つの気筒を有し、エ
    アクリーナからの空気と燃料ガスとを混合する混合器を
    備えた2気筒4サイクルガス機関において、吸気マニホ
    ールドとして、シリンダヘッドの各気筒用吸気ポートに
    それぞれ接続して脈動を確保できる程度の長さを有する
    2本の枝管部と、該2本の枝管部と混合器の間に接続さ
    れると共に枝管部内の脈動を吸収しうる一定の容積を有
    するチャンバー部とを備えたことを特徴とする2気筒4
    サイクルガス機関の吸気マニホールド。
JP1300096A 1989-11-17 1989-11-17 2気筒4サイクルガス機関の吸気マニホールド Pending JPH03160112A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1300096A JPH03160112A (ja) 1989-11-17 1989-11-17 2気筒4サイクルガス機関の吸気マニホールド

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JP1300096A JPH03160112A (ja) 1989-11-17 1989-11-17 2気筒4サイクルガス機関の吸気マニホールド

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ID=17880663

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JP1300096A Pending JPH03160112A (ja) 1989-11-17 1989-11-17 2気筒4サイクルガス機関の吸気マニホールド

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JP (1) JPH03160112A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5213068A (en) * 1991-11-11 1993-05-25 Wartsila Diesel International Ltd. Oy Arrangement for connecting pressure medium systems to cylinder head in big diesel engines
JPH06330774A (ja) * 1993-05-19 1994-11-29 Tokyo Gas Co Ltd ガスエンジンの運転安定化装置
JPH06330773A (ja) * 1993-05-19 1994-11-29 Tokyo Gas Co Ltd ガスエンジンの運転安定化装置

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US5213068A (en) * 1991-11-11 1993-05-25 Wartsila Diesel International Ltd. Oy Arrangement for connecting pressure medium systems to cylinder head in big diesel engines
JPH06330774A (ja) * 1993-05-19 1994-11-29 Tokyo Gas Co Ltd ガスエンジンの運転安定化装置
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