JPH03159814A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH03159814A
JPH03159814A JP29909089A JP29909089A JPH03159814A JP H03159814 A JPH03159814 A JP H03159814A JP 29909089 A JP29909089 A JP 29909089A JP 29909089 A JP29909089 A JP 29909089A JP H03159814 A JPH03159814 A JP H03159814A
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JP
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cooling
discharge capacity
degree
vehicle
state
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JP29909089A
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English (en)
Inventor
Ikutaro Nomichi
郁太郎 野路
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、加速時に吐出容量が低減される可変容量形コ
ンプレッサを備えた車両用空調装置に関する。
B.従来の技術 この種の車両用空調装置は、例えば特開昭59−205
553秀公報や実開昭60−152526号公報に開示
されているように、加速を検出すると一律に可変容量形
コンプレッサの吐出容量を低減している。
そのため、真夏日中のように車室内の冷却負荷が非常に
大きい場合,加速のたびに冷却能力が落ち、吹き出し口
から温かな空気が吹き出され乗員に不快感を与えていた
C.発明が解決しようとする課題 そこで、本出願人は先に、特開平1−254420号公
報において、加速時であっても車室内の冷却状態が良好
なときにのみ可変容量コンプレッサの吐出容量を低減す
るように改良した車両用空調装置を提案した。
そこに開示された空調装置では、加速時であって車室内
の冷却状態が良好なときににさらに冷却の程度を判定し
、その程度があまりよくないときに可変容量コンプレッ
サの吐出容量を最小値に制御している。このような制御
は,加速性能を向上させる目的で行うが、比較的排気量
の大きな車両にあっては、吐出容量を最小値まで低減し
なくとも所望の加速性能を維持できる。すなわち、加速
時の吐出容量制御をよりきめ細かく制御することにより
空調性能をより一層改善できる。
本発明の目的は、加速時に冷却状態が良好でかつその程
度があまりよくないときの空調性能をより改善するよう
にした車両用空調装置を提供することにある。
D.問題点を解決するための手段 クレーム対応図である第1図により説明すると,本発明
は、冷媒を圧送しその吐出容量が可変制御される可変容
量形コンプレッサ101と、その吐出容量を変更する容
量変更手段102と、車両の加速状態を検出する加速検
出千段103と、車室内の冷却状態を検出しその良否を
判定する判定手段104と、車室内冷却に伴う目標値と
現在値との差に基づいて空調装置による冷却の程度を判
定する冷却程度判定手段105と,加速状態検出時に冷
却状態が良好と判定されているときは吐出容量を低減さ
せる吐出容量低減手段106とを具備し、その低減手段
106による吐出容量の低減代は、冷却程度判定手段に
より冷却程度が悪いと判定されると、冷却程度が悪いほ
ど少なくするものである。
E.作用 加速状態が検出され、かつ冷却状態が良好のときにのみ
吐出容量低減手段106により容量変−3 更手段102が駆動されて吐出容量が低減される。
このため、真夏時などに、加速の度に温風が吹き出され
ることがなく、不快感を与えない空調装置を提供できる
。また、冷却程度が悪いと判定されているときには、そ
の程度が悪いほど吐出容量の低減代を小さくするように
しているので、馬力に余裕のある車両においては、冷却
性能をより充実させながら加速性能の向上が図れられる
F.実施例 第2図〜第12図により本発明の一実施例を説明する。
(1)実施例の構戒 <I−1:全体構或〉 本発明に係る車両用空調装置は、第2図に示すように、
エンジン上により鄭動される可変容量形コンプレッサ2
,コンデンサ3,エバボレータ4,リキッドタンク5,
膨張弁6から或る圧縮冷凍サイクルのクーラーユニット
100を備えている。
可変容量形コンプレッサ2は、いわゆる斜板形のもので
、斜板が配設されるケーシング内にコントー4 ロールバルブ2aを介して吸入圧力Psまたは吐出圧力
Pdを導き、これにより斜板の傾き角を変えて吐出容量
を変更するもので、例えば特開昭58−158382号
公報に開示されている。そして、吸入圧力Psがコント
ロールバルブ2aに設定した設定圧力Prを越えるとケ
ーシング室に吸入圧力Psを導き傾き角を大きくして吐
出容量を大きくし、吸入圧力Psが設定圧力Prより小
さくなるとケーシング室に吐出圧Pdを導き傾き角を小
さくして吐出容量を小さくする。設定圧力Prは、第3
図に示す制御回路40から供給されるソレノイド電流I
 SQLによって制御され,設定圧力Prはソレノイド
電流I 80Lに比例して大きくなる。したがって、ソ
レノイド電流I SQLを大きくすると可変容量コンプ
レッサ2の吐出容量は小さくなり冷房能力が低下する。
またエバボレータ4は、外気導入口7aおよび内気導入
口7bを有する空調ダクト7内に配設されている。各導
入口7a,7bには、空調ダクト7内へ導入される空気
流量を制御する内外気切換ドア8が設けられる。更に空
調ダクト5内には、周知のと苑リブロアファン9、ヒー
ターユニット10、エアミックスドアl↓が設けられる
とともに、空調ダクト7に設けられたベント吹出口7c
および足下吹出口7dからの吹き出し量をそれぞれ調整
するベントドアl2、フットドア13が設けられる。更
に、空調ダクト7に設けられたデフロスタ吹出口7eに
はデフロスタドア14が設けられる。
<1−2:制御回路40> 第3図に本発明に係る車両用空調装置の制御回路40の
一例を示す。CPU41には入力回路42を介して,外
気温度TAMBを検出する外気温センサ43,車室内温
度TINcを検出する室内温度センサ44,日射量Qs
uNを検出する日射センサ45,エバポレータ4下流の
空気温度(以下、吸込温度という)TINTを検出する
吸込温度センサ46,インテークマニホルド内の吸気圧
力を検出する吸気圧センサ47がそれぞれ接続され、こ
れらのセンサ43〜47から各種温度情報や熱量情報な
どがCPU41に入力される。また,入力回路42には
、エアコンスイッチ48、プロアファンスイッチ49、
エアミックスドア■1の開度を検出するエアミックスド
ア開度センサ50も接続される。
更に,CPU41には、出力回路51を介してインテー
クドアクチュエータなど各種のドアアクチュエー夕群5
2およびプロアファン制御回路53が接続され、プロア
ファン制御回路53にはプロアファンモータ9が接続さ
れている。出力回路51にはさらに、リレー52を介し
て、コントロールバルブ2aに付設された電磁アクチュ
エータ2a−1のソレノイド部が接続されている。
CPU41は、各センサ43〜47、各スイッチ48.
49から入力された各種情報に基づいて,ドアクチュエ
ータ群52を暇動制御して空気の吸込口や吹出口および
吹出し温度あるいはコントロールバルブ2aの設定圧力
Prを適切に制御する。
(II)実施例の動作 一7 次に実施例の動作を説明する。
<II−1:基本フローチャートー〉 第4図はCPU41で実行される仝調制御装置の基本制
御を示すフローチャートである。
ステップS10では初期設定を行い、通常のオートエア
コンモードにおいては、例えば設定温度T PTCを2
5℃に初期設定する。ステップS20では各センサから
の各種情報を入力する。
これらの各センサのデータ情報を具体的に説明すると、
設定温度TPTCは図示しないコントロールパネルから
、車室内温度TINCは室内温度センサ44から、外気
温度T AMBは外気温センサ43から、日射量Q S
UNは日射センサ45から、吸込温度T INTは吸込
温度センサ46からそれぞれ与えられる。
次にステップ830では、外気温センサ43から得られ
る外気温度TAMBに対して他の熱源からの影響を除き
、現実の外気温度に相当した値TAMに処理する。次に
ステップS40では日射センサ45からの光量としての
日射量情報を以降の−8− 換算に適した熱量としての値Q ’ 8tlNに処理す
る。
ステップS50ではコントロールパネルで設定された設
定温度T PTCを外気温度に応じて補正した値T’P
TCに処理する。ステップS60ではT’pTct T
INC+ TAM+ Q’8UNから目標吹出温度To
を算出すると共に、この目標吹出温度Toと実際の吹出
温度との偏差に応じてエアーミックスドア11の開度を
算出する。ステップS70ではコンプレッサ2を以下に
述べるように制御する。
ステップS80では各吹出口を制御する。ステップS9
0では吸込口,即ち、外気導入口7aおよび内気導入口
7bの選択切換を制御する,ステップ8100ではプロ
アファン9を制御することにより、吹出口からの風量を
制御する。
(II−2 :コンプレッサ制御〉 第5図は、第4図のコンプレッサ制御(ステップS70
)を詳細に説明するフローチャートである。
第5図おいて、ステップS701ではプロアファン9が
作動しているか(オンしているか)否かをブロアファン
スイッチ49からの信号により判定し、非作動ならばス
テップS702でコンプレッサ2を停止(オフ)する。
作動中ならばステップS703において、上記ステップ
S60で求められている目標吹出温度Toを読み込む。
この日標吹出温度Toは例えば次式で求められる。
To=(A+D)T’pTc+B TAM+CQ’SU
N−DT[NC+Eここで、A−Eは定数 次にステップS704に進み、例えば第6図に示すテー
ブルから目標吹出温度Toに基づいて目標吸込温度T 
rNT’ を求める。その後、ステップS705でイン
テークマ二ホールド内の吸気圧力を吸気圧センサ47の
検出信号から読み込みその読み込み値に基づいて車両が
加速状態にあるか否かを判定する。加速状態と判定され
るとステップS706に進み、読み込まれている吸込温
度TINTが所定温度T1以下か否かを判定する。これ
は車室内の冷却状態を判定するもので、吸込温度T I
NTが所定温度T1以下のときに、車室内の冷却状態が
良好とみなされる。このように、加速時に車室内の冷却
状態が良好であるときステップS707に進んで後述す
るテストロー,ク制御を実行し、非加速時、または加速
時であっても吸込温度TINTが所定値T1よりも高く
車室内の冷却状態がよくないときにはステップ8708
に進んで後述する吐出容量制御を実行する。
〈■−3吐出容量制御フローチャート〉第7図はステッ
プ8708の吐出容量制御の詳細フローチャートであり
、次のようにして容量指令信号であるソレノイド通電電
流I 80Lを演算して吐出容量が制御される。
まず吸込温度T INTと目標吸込温度T ’ INT
の差(T INT  T ’ INT)を演算し(ステ
ップ8708↓)、この差から比例項電流IPおよび積
分項電流I+をそれぞれ第8図および第9図に従ってス
テップS7082で求める。ここで、比例項電流IPは
ステップ87081で演算された差に基づいて第9図か
ら求められ、積分項電流IIは、同様の差に基づいて第
8図からΔI+を求め、このΔIIに前回までの工1を
加えた値I+(=I++ΔIt)とし−1.1 て求められる。そしてステップ87083において、比
例項電流IPと積分項電流IIとの差に相当する電流を
ソレノイド通電電流I SQLとして求める。すなわち
ソレノイド通電電流1 i90Lは、ISOL=IP−
I+        9 0 ′  (].)で求めら
れる。
ただし、IPはアンペア、IIはミリアンペアである。
したがって、第8図、第9図および第1式からわかるよ
うに、吐出容量制御時においては、ISOLはエバポレ
ータ4の吸込温度T TNTが目標吸込温度T INT
’ になるように増減される。ソレノイド電流I SQ
Lが小さくなると、コントロールバルブ2aに設定した
圧力Prが低くなり、コンプレッサ吸込圧力Psが小さ
い値でも設定圧力Prを越えてコンプレッサ2のケーシ
ング室には吸込圧力Psが導かれ、傾き角が大きくすな
わちコンプレッサ吐出容量が大きく(冷却能力が大きく
)される。逆にソレノイド電流I SQLが大きくなる
と、コントロールバルブ2aに設定した圧力Pr=12 ?高くなり、コンプレッサ吸込圧力Psが比較的大きく
なっても設定圧力Prを越えなくなりコンプレッサ2の
ケーシング室には吸込圧力Psが導かれず、傾き角の増
加、すなわちコンプレッサ吐出容量の増加が抑制されて
冷房能力が比較的小さく制御される。
<II−4 :デストローク制御〉 第10図は、第5図のステップS707におけるデスト
ローク制御のフローチャートを示す。ステップS707
1において、 T INT> T ’ INT+丁 か否かを判定し、否定されるとステップS7072に進
み、肯定されるとステップS7073に進む。ステップ
S7072では、目標吹出温度T’lNTをT■。度だ
け増加させ、次のステップS7075において、上述の
第8図及び第9図のグラフから第1式に基づいて電磁ア
クチュエータ2a−1のソレノイド部に供給する電流値
I SQLを制御する。
一方、ステップS7073では、第11図のよ?に定め
られたテーブルから(吸込温度TINT−目標吸込温度
TINT’ )の大きさに応じて所定温度TDを求める
。所定温度TDは(吸込温度T INT一目標吸込温度
TINT’)が大きいほど小さな値となり、その最小値
は上記T1o度よりも大きい値である。そして、ステッ
プS7074において、目標吸込温度T INT’ を
所定温度TDとする。
このように、ステップS7072またはステップS70
74で目標吸込温度T TNT’ が求められると、ス
テップS7075において、上述と同様に第1式から求
めた電流値I SQLにより電磁アクチュエータ2a−
1を制御する。
すなわち、ステップS7071において、目標吸込温度
T″INTと吸込温度TINTとの相対比較により、現
在のエバポレータの冷却程度を判定する。否定されるこ
とはある程度エバポレータが目標値に近づいて運転され
ていることを意味し,ステップS7072において、目
標吸込温度T ’ INTを比較的小さい数値であるT
■。度だけ高くして電流値I SQLを決定する。この
結果、コントロールバルブ2aの設定圧力Prが高めに
設定され、コンプレッサ2の吸入圧力Psが従前よりも
高めの状態でもケーシング室内にはコンプレッサ吐出圧
力Pdが導かれて傾き角が小さめに保持される。
この場合、目標吸込温度T’lNTが高くなると、実際
に検出される吸込温度TINTが高くなり目標吹出温度
Toとの偏差が変わりエアミックスドア11が閉じ側に
駆動されるから、冷媒流量が減っても吹き出し温度は上
昇しない。
なお、エアミックスドア11の開度は第12図に示すよ
うに制御される。
第12図において、ステップS601で定数A〜Gを初
期化し、ステップ8602で、エアミックスドア開度セ
ンサ63の信号により現在のエアミックスドア開度Xを
入力する。次いでステップS603において、図示の式
に基づいて目標吹出温度TOと実際の吹出温度との偏差
Sを求める。
そしてステップS604においてこの偏差Sを所定値S
oと比較する。S(−Soの場合,ステップS605で
エアミックスドア開度をコールド側、一15 すなわちヒータユニット10を通過する空気流量が少な
くなるように閉じ側にする。S>−Soの場合、エアミ
ックスドア開度をホット側、すなわちヒータユニット1
0を通過する空気流量が多くなるように開き側にする。
ISI≦+Soの場合、現状の開度をそのまま維持する
一方、デストローク制御のステップS7071が肯定さ
れることは、エバボレータ4を通って吸い込まれる空気
温度T INTがTl度以下でありエバボレータ4の冷
却能力はかなり発揮されているが,目標吸込温度T″r
NTとはまだ隔たりがあることを意味する。そこでこの
場合、冷却性能もある程度維持しつつ加速性能を重視す
るため、(吸込温度TINT一目標吸込温度TINT’
)の大きさに応じて所定温度TDを求めエバポレータ目
標吸込温度T’rNrをT1。度よりも高い値に変更し
てソレノイド通電電流I 80Lを冷却の程度に応じて
大きくする。ここで、この所定温度TDの最大値は、コ
ンプレッサを停止させずに吐出量を最小にした状態での
エバボレータ下流の空気温度に相当する16− 温度で実験的に求められる。したがって、ステップS7
072の場合よりも更にコントロールバルブ2aの設定
圧力Prが上述の場合よりも更に高めに設定され、コン
プレッサ2の吸入圧力Psがかなり高くなってもケーシ
ング室内にはコンプレッサ吐出圧力Pdが導かれて傾き
角が小さめに保持されて,コンプレッサ2のエンジンに
対する負荷が低減されて加速性能が向上する。
以上のようにデストローク制御は加速時に車室内の冷却
状態が良好のときに実行され、次のような作用効果があ
る。
このデストローク制御は、加速時であってエバポレータ
吸込温度T INTがTl度以下のときに実行されるが
,エバポレータ吸込温度T INTがTl度以下の場合
はエバポレータの冷却能力がかなり発揮されているので
冷却状態が良好と判定し、冷却性能を多少犠牲にして加
速性能を向上させるものである。すなわち、デストロー
ク条件が判定されると、コントロールバルブ2aの設定
圧力Prを上げてコンプレッサ2の吸入圧力Psが比較
的大きくなってもケーシング室にコンプレッサ吐出圧力
Pdを導き、これにより、コンプレッサの吐出容量を小
さめにする。この結果、コンプレッサの吸収馬力を低減
して加速性能を向上させる。
この場合、現在の冷却がほぼ十分であれば、具体的には
、吸込温度T INTが目標吸込温度T’lNTにほぼ
達していれば、コントロールバルブ2aの設定圧力Pr
を多少高めに設定し、冷却性能をある程度維持しつつ加
速性能を向上させる。一方、吸込温度T INTが目標
吸込温度T ’ INTとはまだ隔たりがあれば、コン
トロールバルブ2aの設定圧力Prをより高めに設定し
、加速性能を前者よりも重視する。この場合、特にエン
ジン排気量が比較的大きな車両では馬力に余裕があるか
ら、可変容量コンプレッサ2の吐出容量を最小値まで低
減する必要がない。そこで、上述したように、冷却の程
度を表す(吸込温度TINT一目標吸込温度T ’ I
NT)が大きいほど(冷却程度が悪いほど)吐出容量が
大きめになるようにして、冷却性能を向上させている。
以上の実施例の構或において、コントロールバルブ2a
が容量変更手段102を、吸気圧センサ47が加速検出
手段103を、吸込温度センサ46とCPU4.1が冷
却状態判定手段104と冷却程度判定手段105とを、
制御回路40が吐出容量低減手段106をそれぞれ構或
する。
なお、可変容量コンプレッサ2の吐出容量をエバボレー
タ下流の吸込温度とその目標値の偏差に応じて調節した
が、その制御方式は種々の形態を取り得る。また、容量
変更機構についても実施例の方式に限定されない。
G.発明の効果 本発明は以上のように構或したので、夏季日中などの加
速時にコンプレッサが停止して温風が吹き出るようなこ
とが防止され、また、加速時であって車室内の冷却状態
が良好のときにはさらに冷却の程度を判定し、その程度
がよくないときには、その冷却の程度が悪いほど可変容
量コンプレツサの吐出容量の低減代を大きくするように
したので、冷却の程度が良くないときの加速性能と冷却
性能−19 とをより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はクレーム対応図である。 第2図〜第12図は本発明の一実施例を説明するもので
、第2図は空調装置の全体構或図、第3図は制御系のブ
ロック図、第4図はメインのフローチャート、第5図は
コンプレッサ制御のフローチャート,第6図は目標吹出
温度Toと目標吸込温度T IN?’ のテーブルを示
す図、第7図は吐出容量制御のフローチャート、第8図
および第9図はソレノイド電流I SQL演算に用いる
グラフ、第10図はデストローク制御のフローチャート
、第1↓図はそのフローチャートで使用するテーブルを
示すグラフ、第12図はエアミックスドアの開度制御の
フローチャートである。 1:エンジン      2:可変容量コンプレッサ2
a:コントロールバルブ 4:エバポレータ40:制御
回路     46:吸込温度センサ47:吸気圧セン
サ  101 :可変容量コンプレッサ20 102:容量変更手段 104:冷却状態判定手段 106 :容量低減手段 103:加速検出手段 105:冷却程度判定手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)冷媒を圧送しその吐出容量が可変制御される可変容
    量形コンプレッサと、 前記吐出容量を調節する容量変更手段と、 車両の加速状態を検出する加速検出手段と、車室内の冷
    却状態を検出しその良否を判定する冷却状態判定手段、 車室内冷却に伴う目標値と現在値との差に基づいて空調
    装置による冷却の程度を判定する冷却程度判定手段と、 加速状態検出時に冷却状態が良好と判定されているとき
    は吐出容量を低減させる吐出容量低減手段とを具備し、
    その低減手段による吐出容量の低減代は、冷却程度判定
    手段により冷却程度が悪いと判定されると、冷却程度が
    悪いほど少なくすることを特徴とする車両用空調装置。 2)請求項1の空調装置において、加速状態検出時に冷
    却状態が良好と判定されているときに冷却程度判定手段
    により冷却程度が良いと判定されると、前記吐出容量低
    減手段は、前記冷却程度が悪いと判定されその程度が最
    悪時に選ばれる低減量よりも小さい所定の低減量で吐出
    容量を低減することを特徴とする車両用空調装置。
JP29909089A 1989-11-17 1989-11-17 車両用空調装置 Pending JPH03159814A (ja)

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