JPH03159759A - カラー画像処理装置 - Google Patents

カラー画像処理装置

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JPH03159759A
JPH03159759A JP1297536A JP29753689A JPH03159759A JP H03159759 A JPH03159759 A JP H03159759A JP 1297536 A JP1297536 A JP 1297536A JP 29753689 A JP29753689 A JP 29753689A JP H03159759 A JPH03159759 A JP H03159759A
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JP
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color
image
signal
gradation
original image
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JP1297536A
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Koji Arai
康治 新井
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はフルカラー画像信号を入力し、記録紙の色に対
応して補正するカラー画像処理装置に関するものである
[従来の技術】 従来、カラースキャナで読取った画像データをカラープ
リンタで再生する場合、プリントする記録紙の色を白色
と仮定して、その白色紙上で原稿画像の正しい色再現性
が得られるように画像処理が行われている。またこれ以
外に、プリントする紙の色が白色以外の場合でも正しい
色再現が得られるように、プリント後の記録紙の色を検
出し、白色の記録紙用に画像処理された画像データを前
記検出に基づいて、プリント用紙の階調を単純に減算し
て画像データを補正し、その画像データをもとに記録紙
に印刷するようにしている。
[発明が解決しようとする課題1 しかし上記従来例では、プリントされる記録紙の色に、
原稿画像に比べ相対的に濃い成分がある場合、前述のよ
うに画像処理された画像データより単純にプリント用紙
の階調を減算しただけでは、実際にプリントした時に色
バランスが崩れたり、原稿画像の階調性が忠実に再現さ
れないという問題があった。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、印刷に使
用する記録紙の色と、原稿画像との相対的な濃度を求め
、その相対的な濃度差に応じて最適な画像処理を行うこ
とにより、色付の記録紙であっても階調の再現性を良く
して画像を再生できるように画像データを補正できるカ
ラー画像処理装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明のカラー画像処理装置
は以下の様な構成からなる。即ち、対象カラー画像に応
じたデータを入力し、前記カラー原稿画像データを処理
してカラー画像形成装置に出力するカラー画像処理装置
であって、前記カラー画像形成装置で使用される記録媒
体の色または濃度が前記カラー原稿画像データにより表
わされる色または濃度よりも高い際には、前記カラー原
稿画像データを強調するように補正する補正手段を有す
る。
[作用】 以上の構成において、カラー画像形成装置で使用される
記録媒体の色または濃度が、カラー原稿画像データによ
り表わされる色または濃度よりも高い際には、カラー原
稿画像データを強調するように補正することにより、色
付の記録紙であっても階調の再現性を良くして画像を再
生できるようにしている。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細
に説明する。
[画像処理装置の説明 (第1図,第2図)]第1図は
本発明の一実施例の画像処理装置の概略構成を示すブロ
ック図である。
第1図において、1lはCCDなどの光電変換素子を備
えた光電変換部で、原稿画像及びプリント用紙などを光
電的に読取り、アナログ画像信号VDIに変換して出力
している。第2図は、この光電変換部1lに設けられた
CCDの光電変換素子の配列状態を示す図で、図のよう
に主走査方向に順にR,G%Bのフィルタが設けられて
おり、CODよりシリアルにRGBのアナログ階調信号
VDIが出力される。
l2は光電変換部l1より出力されるRGBアナログ画
像信号VDIを入力してA/D変換し、更にRGB信号
よりY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)信
号へと変換してMMC画像信号VD2を生成する変換部
である。この変換部l2の構成は、第3図を参照して詳
しく後述する。l3はプリント用紙階調処理部で、プリ
ント用紙を読取った時のMMC画像信号VD2からプリ
ント用紙の階調を表わすプリント用紙階調信号VD3を
出力している。14は原稿画像階調処理部で、原稿画像
をブリスキャンし、原稿画像中の特定の箇所の階調を示
す原稿画像の階調信号VD4を生成している。
l5は補正方法決定部で、プリント用紙の階調信号VD
3と原稿画像の階調信号VD4とをもとに、プリント用
紙と原稿画像との相対的な濃度を比較し、後述する画像
処理補正部l6における補正方法を決定している。l6
は画像処理補正部で、原稿画像をスキャンした時に得ら
れる画像信号VD2に対し、プリント用紙の階調信号V
D3と、補正方法決定部5よりの出力である補正方法決
定信号ADJとに基づいて、VD2に対して最適な補正
を行い、最終の補正画像信号VD5を出力する画像処理
補正部である。17はカラープリンタで、補正画像信号
VD5を入力して記録紙などの記録媒体に画像の記録を
行う。
第1図を用い本実施例の動作を説明する。
まず光電変換部11で、カラープリンタ17で使用され
るプリント用紙の色を読取る。こうして光電変換部l1
により電気信号に変換されたブリント用紙の画像信号は
、さらにRGB−YMC変換部l2によってMMC画像
信号VD2に変換され,プリント用紙階調処理部13に
入力される。
この階調処理部l3によりプリント用紙階調信号VD3
が出力されるとともに、階調処理部13にVD3が記憶
される。
次に、光電変換部1lにより、カラープリンタ17で印
刷したいカラー原稿画像をブリスキャンする。この時、
同様にして得られるMMC画像信号VD2は、カラー原
稿画像の階調処理部14に入力され、順次原稿画像階調
信号VD4が出力される。同時に補正方法決定部15に
おいては、プリント用紙階調処理部l3に記憶されてい
るプリント用紙階調信号VD3と、原稿画像階調処理部
14より順次出力される原稿画像階調信号VD4との間
で演算を行い、ブリスキャン終了時に、最適な補正方法
を決める補正方法決定信号ADJを出力する。
次に、カラー原稿画像の本スキャンに入る。これにより
得られる画像信号VD2は、画像処理補正部16に入力
され、階調処理部工3に記憶されているプリント用紙階
調信号VD3と補正方法決定信号ADJにより、カラー
プリンタ17で記録紙に印刷した時に正しい色バランス
が再現されるように、記録紙の色に対応した画像処理が
行われ、最終補正画像信号VD5が出力される。
次に、第3図から第8図を参照して、第1図の各ブロッ
クの構成を詳しく説明する。
[RGB−YMC変換部 (第3図)]第3図は第1図
に示すRGB→YMC変換部12の内部構成を示すブロ
ック図である。
光電変換部11よりRGB順に入力されるアナログ階調
信号VDIをアンプ21で増幅し、A/D変換器22で
各色成分(RGB)を4ビットのデイジタル画像信号に
変換する。このデイジタル画像信号は更に、ラッチ23
によりR,G,Bそれぞれの4ビットデイジタル画像信
号に分解される。これら画像信号のそれぞれは、RGB
−MMC変換ROM24のアドレスとして入力され、R
GB信号よりYMC信号に変換された画像データ(VD
2−Y,VD2−M,VD2−C) (7)それぞれが
読出される。
これらの画像データは、白色の記録紙に印刷した時に正
しい色再現が得られるように画像処理が施された、MM
C成分のそれぞれが4ビットのYMC画像信号V D 
2 (VD2−Y,VD2−M,VD2−C) ”Ic
’ある。
[プリント用紙階調処理部の説明(第4図)]第4図は
第1図に示すプリント用紙階調処理部13の内部構成を
示すブロック図である。
31はクロツク生成回路で,光電変換部11のCCDの
駆勤クロツクCLKとラインシフトパルスSHを入力し
、光電変換部11で読取られているプリント用紙のMM
C画像信号VD2を、均等に10ケ所の点で取込めるよ
うに、クロツク信号35が生成される。これにより、ラ
ツチ32はクロツク35によりプリント用紙の10点の
画像信号VD2をラッチし、順に加算平均器33に出力
する。加算平均器33は画像信号VD2を加算・平均化
し、プリント用紙のlO箇所の画像データ(10点〉の
平均値としてプリント用紙階調信号VD3を出力する。
この画像信号VD3はラッチ34に記憶される。なお、
PRE信号はプリント用紙の読取中のみ“1“になる信
号で、カラー原稿画像を読取っている間は゜゛O”にな
っている。
従って、ラツチ34に記憶されたプリント用紙の階調信
号VD3は、カラー原稿画像の読取り時に記憶されたま
まとなる。
プリント用紙階調処理部13には、第4図に示される回
路が3組(Y,M,Cそれぞれの画像データ分)含まれ
ており、それぞれMMC画像信号VD2(7)中の、Y
成分VD2−Y,M或分VD2−M.C或分VD2−C
に対応している。また、プリント用紙階調信号VD3も
Yl5!2分VD3−Y.M成分VD3−M,C成分V
D3−Cより戒っている。
[原稿画像階調処理部 (第5図)] 第5図は第l図に示す原稿画像階調処理部l4の内部構
成を示すブロック図である。
クロツク生成回路41は、光電変換部11のCCDの駆
動クロックCLKとラインシフトパルスSHを入力し、
光電変換部11で読取っている原稿画像の1頁中で均等
に256ケ所の点をサンプリングし、カラー原稿画像を
ブリスキャンしている間のMMC画像信号VD2を取込
めるようにクロツク信号43を生成している。これによ
りラッチ回路42は、クロツク信号43により、カラー
原稿画像の画像信号VD2をラッチし、順に原稿画像階
調信号VD4を出力している。
原稿画像の階調処理部14には、階調処理部l3と同様
に、第5図で示される回路が3組含まれており、それぞ
れ前記MMC画像VD2の中のY成分VD2−Y%M成
分VD2−M.C成分VD2−Cに対応している。また
、原稿画像階調信号VD4もY成分VD4−Y,M成分
VD4−M、C成分VD4−Cより成っている。
[補正方法決定部の説明 (第6図)1第6図は、第1
図に示す補正方沃決定部15の内部構戊を示すブロック
図である。
減算器5 1 (51−Y,51−M,51−C)にお
いては、既に求められプリント用紙の階調処理部13に
記憶されているプリント用紙階調信号VD3と、原稿画
像階調処理部14より順次出力されてくる原稿画像階調
信号VD4との間で、 VD6=VD3−VD4 (但し、VD3≦VD4のと
きはVD6=O)で示される演算を行い、その演算結果
VD6をYMC成分ごとに、Y成分VD6−Y,M成分
VD6−M.C成分VD6一Cとして、順次256回出
力する。
加算器5 2 (52−Y,52−M,52−C)にお
いては,対応する減算器5lより出力される演算結果V
D6を順次加算し、最終的に256個のデータを加算す
る。
VDT−4   VD6 で示される演算結果VDTを、MMC成分のそれぞれ毎
にVD7−Y,VD7−M,VDT−Cとして得る。こ
の演算結果VDTは、例えば256ケ所の全ての点でV
D3<VD4であればVDT=Oになる。逆に、VD3
>VD4の点の数、ちしくは差の値が大きくなるほど、
VDTの値は大きくなる。
これは原稿画像の階調とプリント用紙の階調の相対的比
較を示しており、VDTが小さいときはカラー原稿画像
の階調がプリント用紙の階調に比べて相対的に濃いこと
を意味し、逆にVDTが大きいときは、プリント用紙の
階調がカラー原稿画像の階調に比べて相対的に濃いこと
を表わしている。即ち、3 ツ(7) V D T (
VD7−Y,VD7−M,VD7−C) (7)値の全
てが小さい時は原稿画像の階調からプリント用紙の階調
を単純に減算するだけで原稿に忠実な色再現が得られる
。しかし、VDTの値に大きい色成分がある時は、単純
に減算するだけでは階調性がなくなったり色バランスが
崩れてしまうので、このVDTが大きい色成分以外、例
えばYI′j!2分VDT−Yが大きいならば、M成分
(V D T −M)とC成分(VD7−C)を積極的
に大きくして色バランスを保つ必要がある。
判定器54においては、演算結果VD7−Y、VD7−
M,VDT−C(7)値により、2ビットの補正決定信
号ADJを第7図のように決定する。
ここでは、3色のVDTの全てが゛゜256”以下であ
ればADJ信号を(00)とし、以下上記以外の場合で
、Y成分(VD7−Y)が最大のときは(01)、M成
分(VDT−M)が最大のどきは(10),C成分(N
D7−C)が最大のときは(1l)としている。
[画像処理補正部の説明 (第8図)]第8図は第1図
に示す画像処理補正部16の内部構成を示すブロック図
である。
6 1 (61−Y,61−M,61−C)は減算補正
器で、光電変換部l1よりカラー原稿画像データを読取
って入力している時、RGB−YMC変換部12より出
力されるMMC画像信号VD2と、プリント用紙の階調
信号VD3との間で、以下に示す演算を行う。
VD8=VD2−VD3 (但し、VD2≦VD3ならばVD8=O)VD9=V
D3−VD2 (但し、vD3≦vD2ならばVD9=O)ここで、V
D8はカラー原稿画像の画像信号VD2からプリント用
紙階調信号VD3を単純に減算補正した補正画像信号で
ある。またVD9は,プリント用紙階調信号VD3の方
がカラー原稿画像の画像信号VD2より大きい時に、そ
の差を表わした画像信号である。
62は加算補正係数生成器で、補正方法決定部15の判
定器54の出力である補正方法決定信号ADJにより、
加算補正係数VDIOの値を次のようにして生成する。
即ち、第7図■に示すADJ= (00)が入力された
時には、カラー原稿画像データの階調からプリント用紙
の階調を単純に減算するだけで適切な補正をした画像信
号が得られる。このため加算補正係数VDIOは V D 1 0 = O  (VDIO−Y,VDIO
−M,VDIO−C =0)とすれば、加算補正器63
で補正画像信号VD8と加算補正係数VDIOとの加算
を行っても、その結果出力される最終補正画像信号VD
5は、VD5=VD8 となり、記録紙にプリントされた画像が正しい階調の画
像となる。
また、第7図の■ADJ= (01)の時、即ち、プリ
ント用紙の階調のY成分(VD3−Y)がカラー原稿画
像の階調のY成分(VD2−Y)よりも相対的に濃い時
は、他のM成分とC成分を積極的に大きくする必要が生
じる。この時、加算補正係数生成器62では、 (VDIO−Y)=O,(VDIO−M)=(VDIO
−C)= (VD9−Y) となるように補正係数VDIOが生成される。
ここでVD9−Yはプリント用紙の階調のY成分(VD
3−Y)がカラー原稿画像の階調のY成分(VD2−Y
)よりも何階調大きいかを表わしている。このようにし
て得られた加算補正係数VDIOと補正画像信号VD8
との間で、加算補正器63で下式で示された補正を行う
ことにより、カラープリンタ17で記録紙にプリントし
た後に正しい階調が得られるような最終補正画像信号V
 D 5 (VD5−Y,VD5−M,VD5−C)が
生成される。
(VD5−Y)= (VD8−Y)+ (VD I O
−Y)= (VD8−Y) (VD5−M)= (VD8−M)+ (VD I O
一M)= (VD8−M)+ lD9−Y)(VD5−
C)= (VD8−C)+ (VDIO−C)= (V
D8−C)+ (VD9−Y)第7図■、■も以上説明
した第7図■の場合と同様である。
[具体例の説明 (第9図,第10図)]以下、具体例
を用いて本実施例の動作を説明する。
第9図(A)はカラー原稿画像の階調の方がプリント用
紙の階調に比べて相対的に濃い場合、即ち、補正方法決
定部15の判定器54の出力である補正方法決定信号A
DJが(00)の場合を示している。
図のように、人間の肌色部分91を読取った時のMMC
画像信号VD2の値が(Y,M,C)=(8,7.2)
とする。但し、Y (VD2−Y)   M (VD2
−M) . C (VD2−C)のそれぞれは、゛0゛
が白で“l5“がべ夕とする16階調(4ビット)を有
するものとする。ここでプリント用紙92が薄黄色で、
このプリント用紙を読取ったときの階調信号VD3が(
Y,M,C’)= (3,1,O)とする。この場合、
補正方法決定信号ADJは、ADJ= (00)となる
。これにより、最終補正画像信号VD5は、 (VD5−Y)=  (VD2−Y)−  (VD3−
Y)=8−3=5 (VD5−M)=  (VD2−M)− (VD3一M
)=7−1=6 (VD5−C)=  (VD2−C)− (VD3−C
)=2−0=2 となり、VD5ミ(5,6.2)になる。
また、肌色の部分9lの中に赤味のある部分93がある
場合、その部分93の画像信号VD2をVD2= (5
,7.2)とすると、同様にしてのの部分の最終補正画
像信号VD5は、VD5=(2,6.2)となる。これ
らの値で、このプリント用紙に印字すれば正しい色調再
現性が得られる。
これを示したのが第10図<A)で、102は第9図(
A)で求められた画像データを示し、lO1はプリント
用紙92に形成された画像を示している。ここで、第1
0図(A)の画像101と第9図(A)の原稿画像90
と比較すると明らかなように、各部の画像データの値が
一致していて、忠実に色が再生されたことがわかる。
しかし、第9図(B)のようにプリント用紙94の階調
VD3の値が(10,1,O)で、カラー原稿画像の階
調に比べてY色成分が相対的に濃い場合には、前述の第
9図(A)の時と同様にして最終補正画像信号VD5を
得ようとすると、103で示すように、肌色部分91と
赤味のある部分93のどちらもがVD5= (0,6.
2)になって階調がなくなり、肌色部分91と赤味部分
93との区別がつかなくなってしまう。
このときの画像再生結果を示したのが第10図(B)の
104である。ここでは、補正された画像データ103
でプリント用紙94に画像を記録すると、画像データ1
03の各色成分(0, 6. 2)にプリント用紙94
の色成分(10. 1.0)が加算され、(Y,M,C
)= (10,7.2)となり、1o4で示すように、
色バランスが崩れ、また階調性のない画像になってしま
う。
そこで本実施例を用いれば、第9図(B)の場合、補正
方法決定信号ADJはADJ=(ol)となり、第9図
(B)(7)画像信号VD2= (8,7.2)の肌色
部分91は、プリント用紙の階調信号VD3= (10
,1.0)なノテ最終補正画像信号VD5は (VD5−Y)= (VD2−Y)− (VD3−Y)
=8− 1 0=0 (VD5−M)=  (VD2−M)− (VD3−M
)+  (VD9−Y) =  (VD2−M)− (VD3−M)+  {  
(VD3−Y)−  (VD2−Y)} =7−1+  (10−8)=8 (VD5−C)=  (VD2−C)−  (VD3一
G)+  (VD9−Y) =  (VD2−C)−  (VD3−C)+  { 
 (VD3−Y)−  (VD2−Y)} =2−0+  (10−8)=4 により、VD5= (0,8.4)となる。また、赤味
のある肌色部分93については、同様にして最終補正画
像信号VD5はVD5= (0,11.7)となる。
この画像データ105を用いてプリント用紙94に記録
すると、第10図(B)の106で示されたように、肌
色部分95の画像は(Y,M,C)= (10.9.4
)に、赤味部分96は(Y,M  C} = (10,
12.7)となって記録される。このようにして、プリ
ント用紙94に再生された画像は、色は濃くなるが階調
性があり、色バランスよく再現できる。
なお、本実施例では、プリント用紙階調処理部l3でプ
リント用紙の階調信号を得るのに、プリント用紙上の1
0ケ所の平均により求めていたが、本発明はこれに限定
されるものでなく、10ケ所よりもつと少ない箇所の平
均より求めても構わない。また、本実施例においては、
原稿画像階調信号を、原稿画像の1頁中で均等に256
ケ所から得ていたが、本発明はこれに限定されるもので
はない。さらに、これら原稿画像とプリント用紙の階調
信号を求めるとき、その用紙あるいは原稿画像の指定さ
れた範囲の画像信号から求めるようにしてももちろん構
わない。
以上説明したように本実施例によれば、原稿画像の方が
プリント用紙に比べ相対的に濃い場合には単純に減算し
、逆にプリント用紙の方が原稿画像に比べ相対的に濃い
成分がある場合には、その他の成分を積極的に大きくす
ることにより、プリントする紙の色と、原稿画像との間
の相対的濃度関係に応じて最適な画像処理補正が可能と
なり、プリント用紙の色が原稿画像に比べ相対的に濃い
成分があっても、色バランスよく階調性のある画像を再
現することができる効果がある。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、印刷に使用する記
録紙の色と、原稿画像との相対的な濃度を求め、その相
対的な濃度差に応じて最適な画像処理を行うことにより
、色付の記録紙であっても階調の再現性を良くして画像
を再生できるように画像データを補正できる効果がある
【図面の簡単な説明】
第I図は本実施例のフルカラー画像処理部の概略構成を
示すブロック図、 第2図は実施例の光電変換部で使用されるCCDの光電
変換素子の配置を示す図、 第3図は実施例のRGB−YMC変換部の内部構成を示
すブロック図、 第4図は実施例のプリント用紙階調処理部の内部構或を
示すブロック図、 第5図は実施例の原稿画像階調処理部の内部構成を示す
ブロック図、 第6図は実施例の補正方法決定部の内部構成を示すブロ
ック図、 第7図は実施例の補正方法決定部より出力される補正方
法決定信号ADJの設定例を示す図、第8図は実施例の
画像処理補正部の内部構成を示すブロック図、 第9図(A)(B)は本実施例における補正方法の具体
例を示す図、そして 第10図(A)(B)は第9図の補正画像データをもと
に記録した時の具体例を示す図である。 図中、1l・・・光電変換部、l2・・・RGB−YM
C変換部、13・・・プリント用紙階調処理部、14・
・・原稿画像階調処理部、15・・・補正方法決定部、
l6・・・画像処理補正部、24・・・RGB→YMC
変換ROM、31.41・・・クロック生成回路、32
・・・ラッチ、33・・・加算平均器、51・・・減算
器、52・・・加算器、54・・・判定器、61・・・
減算補正器、62・・・加算係数生成器、63・・・加
算補正器である。 特 許 出 願 人 キヤノン株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)対象カラー画像に応じたデータを入力し、前記カ
    ラー原稿画像データを処理してカラー画像形成装置に出
    力するカラー画像処理装置であつて、 前記カラー画像形成装置で使用される記録媒体の色また
    は濃度が前記カラー原稿画像データにより表わされる色
    または濃度よりも高い際には、前記カラー原稿画像デー
    タを強調するように補正する補正手段を有することを特
    徴とするカラー画像処理装置。
  2. (2)カラー原稿画像データを入力し、前記カラー原稿
    画像データを処理してカラー画像形成装置に出力するカ
    ラー画像処理装置であつて、前記カラー画像形成装置で
    使用される記録媒体のカラー画像信号を入力して記憶す
    る記憶手段と、 カラー原稿画像を読取り、前記記憶手段に記憶されてい
    るカラー画像信号と比較し、前記カラー画像信号に前記
    カラー原稿画像データよりも濃度の高い色成分が存在す
    るかを判別する判別手段と、 カラー原稿画像を読取り、前記判別手段により濃度が高
    いと判別された色成分以外の前記カラー原稿画像データ
    の色成分データを大きくするように補正する補正手段と
    、 を備えることを特徴とするカラー画像処理装置。
  3. (3)前記補正手段は、カラー原稿画像データの色成分
    データの方が記録媒体のカラー画像信号に比べ相対的に
    濃い場合には原稿画像からカラー画像信号を減算し、逆
    に前記カラー画像信号の方が前記カラー原稿画像データ
    に比べて相対的に濃い色成分がある場合には、それ以外
    の色成分を大きくするように補正することを特徴とする
    請求項第2項に記載のカラー画像処理装置。
JP1297536A 1989-11-17 1989-11-17 カラー画像処理装置 Pending JPH03159759A (ja)

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JP1297536A Pending JPH03159759A (ja) 1989-11-17 1989-11-17 カラー画像処理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017081142A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 大日本印刷株式会社 画像印刷制御システム

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