JPH0315945A - 優先順位設定機能付き割込みコントローラ装置 - Google Patents
優先順位設定機能付き割込みコントローラ装置Info
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- JPH0315945A JPH0315945A JP2833189A JP2833189A JPH0315945A JP H0315945 A JPH0315945 A JP H0315945A JP 2833189 A JP2833189 A JP 2833189A JP 2833189 A JP2833189 A JP 2833189A JP H0315945 A JPH0315945 A JP H0315945A
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- 230000000873 masking effect Effects 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[目 次]
概要
産業上の利用分野
従来の技術[第9〜l1図(a)〜(e)]発明が解決
しようとする課題 課題を解決するための手段(第工図) 作 用(第1図) 実施例(第2〜8図) 発明の効果 [概 要] 優先順位設定機能付きの割込みコントローラ装置に関し
、 予め優先順位の高いものからデージーチェーンを構成し
ておいた場合でも、途中で優先順位を自由に変更できる
ようにすることを目的とし、複数の割込みコントローラ
回路を優先順位の高いものから順にチェーン状につない
でなり、各割込みコントローラ回路が、割込み要因を受
けその旨の信号を出すインタラプトリクエストレジスタ
と、このレジスタからの出力と上位の割込みコントロー
ラ回路からの割込み処理状況信号とを受けるANDゲー
トと、ANDゲートからの出力に基づいて割込み処理状
況信号を下位の割込みコントローラ回路へ出すマスタス
レーブ制御回路と、ANDゲートからの出力に基づきベ
クタ情報を発生するベクタ発生回路とをそなえ、AND
ゲートに,更に割込み保留信号が入力されるように構或
されるほか、インタラプトリクエストレジスタに,割込
み要求マスク信号が入力されるように構成する。
しようとする課題 課題を解決するための手段(第工図) 作 用(第1図) 実施例(第2〜8図) 発明の効果 [概 要] 優先順位設定機能付きの割込みコントローラ装置に関し
、 予め優先順位の高いものからデージーチェーンを構成し
ておいた場合でも、途中で優先順位を自由に変更できる
ようにすることを目的とし、複数の割込みコントローラ
回路を優先順位の高いものから順にチェーン状につない
でなり、各割込みコントローラ回路が、割込み要因を受
けその旨の信号を出すインタラプトリクエストレジスタ
と、このレジスタからの出力と上位の割込みコントロー
ラ回路からの割込み処理状況信号とを受けるANDゲー
トと、ANDゲートからの出力に基づいて割込み処理状
況信号を下位の割込みコントローラ回路へ出すマスタス
レーブ制御回路と、ANDゲートからの出力に基づきベ
クタ情報を発生するベクタ発生回路とをそなえ、AND
ゲートに,更に割込み保留信号が入力されるように構或
されるほか、インタラプトリクエストレジスタに,割込
み要求マスク信号が入力されるように構成する。
[産業上の利用分野コ
本発明は、優先順位設定機能付きの割込みコントローラ
装置に関する。
装置に関する。
例えば、CPUを用いて複数の割込みを制御する手法と
して、デージーチェーンによる制御方法がある。かかる
手法では、割込みに対し優先順位を予め設定しておき、
複数の割込みコントローラ回路1を上記優先順位の高い
ものから順にチェーン状につないで、割込み処理に優先
順位をつけて制御を行なうようになっている。
して、デージーチェーンによる制御方法がある。かかる
手法では、割込みに対し優先順位を予め設定しておき、
複数の割込みコントローラ回路1を上記優先順位の高い
ものから順にチェーン状につないで、割込み処理に優先
順位をつけて制御を行なうようになっている。
[従来の技術]
第9図はデージーチェーンを説明する図であるが、この
第9図に示すように、複数の割込みコントローラ回路1
が、割込み優先順位の高いもの(図中、左から順に優先
順位が高い)から順にチェーン状につながれている。そ
して、上位の割込みコントローラ回路上の出力がハイ(
high)のときは、下位の割込みコントローラ回路1
による割込み制御が可能になり,上位の割込みコントロ
ーラ回路1の出力がロー(Low)のときは、下位の割
込みコントローラ回路1による割込み制御が禁止される
ようになっている。
第9図に示すように、複数の割込みコントローラ回路1
が、割込み優先順位の高いもの(図中、左から順に優先
順位が高い)から順にチェーン状につながれている。そ
して、上位の割込みコントローラ回路上の出力がハイ(
high)のときは、下位の割込みコントローラ回路1
による割込み制御が可能になり,上位の割込みコントロ
ーラ回路1の出力がロー(Low)のときは、下位の割
込みコントローラ回路1による割込み制御が禁止される
ようになっている。
ところで,第1−O図は従来の割込みコントローラ回路
↓のブロック図であるが、この第10図に示す割込みコ
ントローラ回路1は、インタラプトリクエストレジスタ
2,ラッチ3,インサービスレジスタ4,マスタスレー
ブ制御回路5,ベクタ発生回路6,デコーダ7および種
々−のゲート回路8’,9’,10〜14をそなえて構
或されている。
↓のブロック図であるが、この第10図に示す割込みコ
ントローラ回路1は、インタラプトリクエストレジスタ
2,ラッチ3,インサービスレジスタ4,マスタスレー
ブ制御回路5,ベクタ発生回路6,デコーダ7および種
々−のゲート回路8’,9’,10〜14をそなえて構
或されている。
ここで、インタラブトリクエストレジスタ2は、Dフリ
ップフロップで構成され、そのクロック端に割込み要因
信号(この信号は割込み要求があるとソフト的にCPU
側から出される信号)が入力されるようになっていて、
割込み要求が出された場合にその旨の信号をQ出力端か
ら出すようになっている。なお、インタラプトリクエス
トレジスタ2のD入力端は、プルアップされている。
ップフロップで構成され、そのクロック端に割込み要因
信号(この信号は割込み要求があるとソフト的にCPU
側から出される信号)が入力されるようになっていて、
割込み要求が出された場合にその旨の信号をQ出力端か
ら出すようになっている。なお、インタラプトリクエス
トレジスタ2のD入力端は、プルアップされている。
そして、インタラブトリクエストレジスタ2の出力は、
上位の割込みコントローラ回路1からの割込み処理状況
を示す信号iEiとともに、ANDゲート8′へ入力さ
れていて、このANDゲート8′の出力が、ラッチ3の
D入力端へ入力されて、これがラッチ3で一時保持され
るようになっている。
上位の割込みコントローラ回路1からの割込み処理状況
を示す信号iEiとともに、ANDゲート8′へ入力さ
れていて、このANDゲート8′の出力が、ラッチ3の
D入力端へ入力されて、これがラッチ3で一時保持され
るようになっている。
インサービスレジスタ4もDフリップフロップで構成さ
れ、このインサービスレジスタ4のD入力端にラッチ3
の出力が入力されるようになっており、更にそのQ出力
はゲート回路13を介してベクタ発生回路6へ入力され
るとともに、インサービスレジスタ4のXQ出力はマス
タスレーブ制御回路5へ入力されるようになっている。
れ、このインサービスレジスタ4のD入力端にラッチ3
の出力が入力されるようになっており、更にそのQ出力
はゲート回路13を介してベクタ発生回路6へ入力され
るとともに、インサービスレジスタ4のXQ出力はマス
タスレーブ制御回路5へ入力されるようになっている。
マスタスレーブ制御回路5は、複数のゲート回路l5〜
19で構成され,インサービスレジスタ4のXQ出力の
ほか、ラッチ3のXQ出力,上位の割込みコントローラ
回路上からの信号iEi,デコーダ7からの信号を受け
て、割込み処理状況を示す信号iEoを下位の割込みコ
ントローラ回路1へ出力するものである。
19で構成され,インサービスレジスタ4のXQ出力の
ほか、ラッチ3のXQ出力,上位の割込みコントローラ
回路上からの信号iEi,デコーダ7からの信号を受け
て、割込み処理状況を示す信号iEoを下位の割込みコ
ントローラ回路1へ出力するものである。
ベクタ発生回路6は、ゲート回路13からハイレベル(
以下、Hレベルという)信号を受けると、この回路特有
の所定の番地(アドレス)を指定するベクタ情報(8ビ
ット)を発生するものである。
以下、Hレベルという)信号を受けると、この回路特有
の所定の番地(アドレス)を指定するベクタ情報(8ビ
ット)を発生するものである。
デコーダ7は、割込み終了時にソフトウェアから終了コ
ード(8ビット)を受けると、その旨の命令信号(RE
Ti命令)を出すものである。
ード(8ビット)を受けると、その旨の命令信号(RE
Ti命令)を出すものである。
ゲート回路8′は、前述のごとく、インタラプトリクエ
ストレジスタ2からのQ出力と、上位の割込みコントロ
ーラ回路■からの割込み処理状況信号iEiとを受けて
、その論理和出力をラッチ3のD入力端へ出力するAN
Dゲートで、ゲート回路9′は、システム立ち上げ時に
初期化の目的で出されるシステムリセット信号と、イン
サービスレジスタ4のXQ出力とを受けて、その論理和
出力をインタラプトリクエストレジスタ2のリセット端
へ入力するものである。
ストレジスタ2からのQ出力と、上位の割込みコントロ
ーラ回路■からの割込み処理状況信号iEiとを受けて
、その論理和出力をラッチ3のD入力端へ出力するAN
Dゲートで、ゲート回路9′は、システム立ち上げ時に
初期化の目的で出されるシステムリセット信号と、イン
サービスレジスタ4のXQ出力とを受けて、その論理和
出力をインタラプトリクエストレジスタ2のリセット端
へ入力するものである。
ゲート回路10はNORゲート、ゲート回路↓1,12
はNANDゲートで、ゲート回路11,L2はラッチ3
とインサービスレジスタ4との間のインタフェースの機
能を有する。
はNANDゲートで、ゲート回路11,L2はラッチ3
とインサービスレジスタ4との間のインタフェースの機
能を有する。
ゲート回路13は、ベクタ発生回路6八のインタフェー
スで、ゲート回路l4はANDゲート8の出力を受けて
割込み要求があったことを信号XiNTとしてCPU側
へ出力するものである。
スで、ゲート回路l4はANDゲート8の出力を受けて
割込み要求があったことを信号XiNTとしてCPU側
へ出力するものである。
なお、信号XMI,XioR,XRDはCPU側から供
給される信号である. なお、他の割込みコントローラ回路1も同様な構或とな
っている。
給される信号である. なお、他の割込みコントローラ回路1も同様な構或とな
っている。
このような構或により、今、上位の割込みコントローラ
回路1が割込み要求をしていない状態(信号iEiがH
レベル)で、割込み要因信号が入力されたとすると、イ
ンタラプトリクエストレジスタ2のQ出力がHレベルに
なるので.ANDゲート8の出力もHレベルになる。こ
れにより、信号XiNTがHレベルになる。
回路1が割込み要求をしていない状態(信号iEiがH
レベル)で、割込み要因信号が入力されたとすると、イ
ンタラプトリクエストレジスタ2のQ出力がHレベルに
なるので.ANDゲート8の出力もHレベルになる。こ
れにより、信号XiNTがHレベルになる。
そして、このHレベルの信号XiNTがCPU側へ送ら
れると、CPUが割込みモードになるが,このように割
込みモードになると,ソフト処理により、CPUからH
レベルのXMI,XioR信号が入力される。これによ
り、インサービスレジスタ4のQ出力がHレベルになっ
て、ベクタ発生回路6から所定のアドレスを指定するベ
クタ情報(8ビット)が出されるため、この所定のアド
レスヘジャンブして,割込み処理が実行される. また、この間、マスタスレーブ制御回路5の出力iEo
はローレベル(以下,Lレベルという)となっている、
従って,この割込みコントローラ回路1よりも下位の割
込みコントローラ回路lは割込み禁止状態になっている
。
れると、CPUが割込みモードになるが,このように割
込みモードになると,ソフト処理により、CPUからH
レベルのXMI,XioR信号が入力される。これによ
り、インサービスレジスタ4のQ出力がHレベルになっ
て、ベクタ発生回路6から所定のアドレスを指定するベ
クタ情報(8ビット)が出されるため、この所定のアド
レスヘジャンブして,割込み処理が実行される. また、この間、マスタスレーブ制御回路5の出力iEo
はローレベル(以下,Lレベルという)となっている、
従って,この割込みコントローラ回路1よりも下位の割
込みコントローラ回路lは割込み禁止状態になっている
。
そして、CPUでの割込み処理が終了すると、CPUか
らは、ソフト処理により、その旨の信号が出され、これ
を受けたデコーダ7がその旨の信号をゲート回路12や
マスタスレーブ制御回路5へ出す。これにより、マスタ
スレーブ制御回路5の出力iEoがHレベルになる。そ
の結果、これより下位の割込みコントローラ回路1が割
込み処理可能な状態になる。
らは、ソフト処理により、その旨の信号が出され、これ
を受けたデコーダ7がその旨の信号をゲート回路12や
マスタスレーブ制御回路5へ出す。これにより、マスタ
スレーブ制御回路5の出力iEoがHレベルになる。そ
の結果、これより下位の割込みコントローラ回路1が割
込み処理可能な状態になる。
このようにして、上位の割込みコントローラ回路lの出
力がHレベルのときは、下位の割込みコントローラ回路
上による割込み制御が可能になり、上位の割込みコント
ローラ回路1の出力がLレベルのときは、下位の割込み
コントローラ回路1による割込み制御が禁止されるよう
になっているのである。
力がHレベルのときは、下位の割込みコントローラ回路
上による割込み制御が可能になり、上位の割込みコント
ローラ回路1の出力がLレベルのときは、下位の割込み
コントローラ回路1による割込み制御が禁止されるよう
になっているのである。
次に、4つの割込みコントローラ回路1をデージーチェ
ーン方式によって接続している場合において,割込みサ
ービスを実施する場合について説明する。この場合は,
まず第1t図(a)のように全ての割込みコントローラ
回路l(各割込みコントローラ回路1は優先順位の高い
ものから順にボートT, n, III, It/と付
されている)に割込み要因信号が入っていない初期の状
態において,第11図(b)に示すように、優先順位3
(ボート■)の割込みコントローラ回路1が割込みサー
ビスを要求しこれを受けて割込みサービス中になったと
する6次に、この状態で、第11図(Q)に示すごとく
、優先順位2(ボート■)の割込みコントローラ回路工
が割込みを受けると、この割込みコントローラ回路1の
出力iEoがLレベルになるため、優先順位3の割込み
コントローラ回路10割込みサービスが中断される。そ
して、第11図(d)に示すように、優先順位2の割込
みサービスが完了して、この優先順位2の割込みコント
ローラ回路lの出力iEoがHレベルに復帰すると、優
先順位3の割込みコントローラ回路1での割込みサービ
スが再開され、その後は、この優先順位3の割込みコン
トローラ回路1よりも優先順位の高い割込みコントロー
ラ回路工で割込みサービスが入らないかぎり,この優先
順位3での割込み処理が続行される[第11図(e)参
照]。
ーン方式によって接続している場合において,割込みサ
ービスを実施する場合について説明する。この場合は,
まず第1t図(a)のように全ての割込みコントローラ
回路l(各割込みコントローラ回路1は優先順位の高い
ものから順にボートT, n, III, It/と付
されている)に割込み要因信号が入っていない初期の状
態において,第11図(b)に示すように、優先順位3
(ボート■)の割込みコントローラ回路1が割込みサー
ビスを要求しこれを受けて割込みサービス中になったと
する6次に、この状態で、第11図(Q)に示すごとく
、優先順位2(ボート■)の割込みコントローラ回路工
が割込みを受けると、この割込みコントローラ回路1の
出力iEoがLレベルになるため、優先順位3の割込み
コントローラ回路10割込みサービスが中断される。そ
して、第11図(d)に示すように、優先順位2の割込
みサービスが完了して、この優先順位2の割込みコント
ローラ回路lの出力iEoがHレベルに復帰すると、優
先順位3の割込みコントローラ回路1での割込みサービ
スが再開され、その後は、この優先順位3の割込みコン
トローラ回路1よりも優先順位の高い割込みコントロー
ラ回路工で割込みサービスが入らないかぎり,この優先
順位3での割込み処理が続行される[第11図(e)参
照]。
C発明が解決しようとする課題]
しかしながら、このような従来のデージーチェーン方式
による割込みコントローラ装置では、予め優先順位の高
いものからデージーチェーンを固定的に構成しておくた
め、途中で優先順位を変更することができず、不便であ
るという問題点がある。
による割込みコントローラ装置では、予め優先順位の高
いものからデージーチェーンを固定的に構成しておくた
め、途中で優先順位を変更することができず、不便であ
るという問題点がある。
本発明は、このような問題点を解決しようとするもので
、予め優先順位の高いものからデージーチェーンを構戊
しておいた場合でも、途中で優先順位を自由に変更でき
るようにした、優先順位設定機能付き割込みコントロー
ラ装置を提供することを目的とする。
、予め優先順位の高いものからデージーチェーンを構戊
しておいた場合でも、途中で優先順位を自由に変更でき
るようにした、優先順位設定機能付き割込みコントロー
ラ装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段コ
まず、本発明にかかるものも、複数の割込みコントロー
ラ回路を優先順位の高いものから順にチェーン状につな
いでなる。
ラ回路を優先順位の高いものから順にチェーン状につな
いでなる。
そして,第工図は本発明の原理ブロック図であるが、こ
の第1図において、1は割込みコントローラ回路である
。この割込みコントローラ回路工は、割込み要因信号を
受けてその旨の信号を出すインタラプトリクエストレジ
スタ2と、このインタラプトリクエストレジスタ2から
の出力と上位の割込みコントローラ回路からの割込み処
理状況を示す信号iEiとを受けるANDゲート8と、
このANDゲート8からの出力に基づいて割込み処理状
況を示す信号iEoを下位の割込みコントローラ回路へ
出力するマスタスレーブ制御回路5と,ANDゲート8
からの出力に基づいて所定の番地を指定するベクタ情報
を発生するベクタ発生回路6とをそなえている。
の第1図において、1は割込みコントローラ回路である
。この割込みコントローラ回路工は、割込み要因信号を
受けてその旨の信号を出すインタラプトリクエストレジ
スタ2と、このインタラプトリクエストレジスタ2から
の出力と上位の割込みコントローラ回路からの割込み処
理状況を示す信号iEiとを受けるANDゲート8と、
このANDゲート8からの出力に基づいて割込み処理状
況を示す信号iEoを下位の割込みコントローラ回路へ
出力するマスタスレーブ制御回路5と,ANDゲート8
からの出力に基づいて所定の番地を指定するベクタ情報
を発生するベクタ発生回路6とをそなえている。
さらに,ANDゲート8に、インタラプトリクエストレ
ジスタ2からの出力および上位の割込みコントローラ回
路からの割込み処理状況を示す信号iEiに加えて、割
込みを保留すべきか否かを決める割込み保留信号が入力
されるように構成されるとともに、インタラプトリクエ
ストレジスタ2に,割込み要求信号をマスクする割込み
マスク信号が入力されるように構或されている。
ジスタ2からの出力および上位の割込みコントローラ回
路からの割込み処理状況を示す信号iEiに加えて、割
込みを保留すべきか否かを決める割込み保留信号が入力
されるように構成されるとともに、インタラプトリクエ
ストレジスタ2に,割込み要求信号をマスクする割込み
マスク信号が入力されるように構或されている。
なお、他の割込みコントローラ回路も同様な構成となっ
ている. [作 用] このような構成により、割込み保留信号も割込みマスク
信号も入っていない状態(共にLレベルの状態)では、
信号iEiがHレベル(上位の割込みコントローラ回路
が割込み処理中でない状態)であるとして、この割込み
コントローラ回路↓にHレベルの割込み要因信号がイン
タラプトリクエストレジスタ2に入力されると、AND
ゲート8の出力がHレベルになる。これにより、信号X
iNTがHレベルになって、これがCPUへ送られる。
ている. [作 用] このような構成により、割込み保留信号も割込みマスク
信号も入っていない状態(共にLレベルの状態)では、
信号iEiがHレベル(上位の割込みコントローラ回路
が割込み処理中でない状態)であるとして、この割込み
コントローラ回路↓にHレベルの割込み要因信号がイン
タラプトリクエストレジスタ2に入力されると、AND
ゲート8の出力がHレベルになる。これにより、信号X
iNTがHレベルになって、これがCPUへ送られる。
一方,ベクタ発生回路6では、ANDゲート8のHレベ
ル出力に基づき、所定の番地を指定するベクタ情報を発
生する。また,この間、マスタスレープ制御回路5から
はLレベルの信号iEoが下位の割込みコントローラ回
路へ出される。これにより、この割込みコントローラ回
路lで制御される割込み処理が実行されるとともに、こ
の割込みコントローラ回路1よりも下位の割込みコント
ローラ回路では、対応する割込み処理は禁止される。
ル出力に基づき、所定の番地を指定するベクタ情報を発
生する。また,この間、マスタスレープ制御回路5から
はLレベルの信号iEoが下位の割込みコントローラ回
路へ出される。これにより、この割込みコントローラ回
路lで制御される割込み処理が実行されるとともに、こ
の割込みコントローラ回路1よりも下位の割込みコント
ローラ回路では、対応する割込み処理は禁止される。
次に、Hレベルの割込み要因信号がインタラプトリクエ
ストレジスタ2に入力されている状態で、割込みマスク
信号がインタラプトリクエストレジスタ2へ入力される
と、このインタラプトリクエストレジスタ2は強制的に
リセットされ、これにより.ANDゲート8が、他の入
力の状況にかかわらず、Lレベルになる。その結果、割
込み開始を制御する信号XiNTがHレベルにならず、
しかもベクタ発生回路6からもベクタ情報は出されず、
マスタスレーブ制御回路5の出力もLレベルにならない
。これにより、この割込みコントローラ回路1での割込
み処理は行なわれず、割込み処理をマスクすることがで
きる。
ストレジスタ2に入力されている状態で、割込みマスク
信号がインタラプトリクエストレジスタ2へ入力される
と、このインタラプトリクエストレジスタ2は強制的に
リセットされ、これにより.ANDゲート8が、他の入
力の状況にかかわらず、Lレベルになる。その結果、割
込み開始を制御する信号XiNTがHレベルにならず、
しかもベクタ発生回路6からもベクタ情報は出されず、
マスタスレーブ制御回路5の出力もLレベルにならない
。これにより、この割込みコントローラ回路1での割込
み処理は行なわれず、割込み処理をマスクすることがで
きる。
また、Hレベルの割込み要因信号がインタラプトリクエ
ストレジスタ2に入力されている状態で,Lレベルの割
込み保留信号がANDゲート8へ入力されると、このA
NDゲート8が,他の入力の状況にかかわらず、Lレベ
ルになる。その結果、割込み開始を制御する信号XiN
TがHレベルにならず、しかもベクタ発生回路6からも
ベクタ情報は出されず、マスタスレーブ制御回路5の出
力もLレベルにならない。その後、割込み保留信号をH
レベルにすると、ANDゲート8は,他の入力がHレベ
ルを保持しているとすると,Hレベルになる。その結果
、割込み開始を制御する信号XiNTがHレベルになり
、しかもベクタ発生回路6からもベクタ情報が出され、
マスタスレーブ制御回路5の出力がHレベルになる。こ
れにより、割込み保留信号がLレベルの間だけ、この割
込みコントローラ回路上での割込み処理を停止させ、そ
の後その保留状態を解放することができる。
ストレジスタ2に入力されている状態で,Lレベルの割
込み保留信号がANDゲート8へ入力されると、このA
NDゲート8が,他の入力の状況にかかわらず、Lレベ
ルになる。その結果、割込み開始を制御する信号XiN
TがHレベルにならず、しかもベクタ発生回路6からも
ベクタ情報は出されず、マスタスレーブ制御回路5の出
力もLレベルにならない。その後、割込み保留信号をH
レベルにすると、ANDゲート8は,他の入力がHレベ
ルを保持しているとすると,Hレベルになる。その結果
、割込み開始を制御する信号XiNTがHレベルになり
、しかもベクタ発生回路6からもベクタ情報が出され、
マスタスレーブ制御回路5の出力がHレベルになる。こ
れにより、割込み保留信号がLレベルの間だけ、この割
込みコントローラ回路上での割込み処理を停止させ、そ
の後その保留状態を解放することができる。
[実施例]
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
この実施例においても、第9図に示すごとく、複数の割
込みコントローラ回路lを優先順位の高いものから順に
チェーン状につないでなるものである。
込みコントローラ回路lを優先順位の高いものから順に
チェーン状につないでなるものである。
第2図は本発明の一実施例を示すブロック図であるが,
この第2図に示す割込みコントローラ回路上は、インタ
ラプトリクエストレジスタ2,ラッチ3,インサービス
レジスタ4,マスタスレーブ制御回路5(このマスタス
レーブ制御回路5はゲート回路上5〜19からなる),
ベクタ発生回路6,デコーダ7および種々のゲート回路
8〜14をそなえて構或されている。
この第2図に示す割込みコントローラ回路上は、インタ
ラプトリクエストレジスタ2,ラッチ3,インサービス
レジスタ4,マスタスレーブ制御回路5(このマスタス
レーブ制御回路5はゲート回路上5〜19からなる),
ベクタ発生回路6,デコーダ7および種々のゲート回路
8〜14をそなえて構或されている。
ここで、インタラプトリクエストレジスタ2,ラッチ3
,インサービスレジスタ4,マスタスレーブ制御回路5
,ベクタ発生回路6,デコーダ7およびゲート回路10
−14については、第10図に示す従来の割込みコント
ローラ回路と同じであるので,その詳細な説明は省略す
る。
,インサービスレジスタ4,マスタスレーブ制御回路5
,ベクタ発生回路6,デコーダ7およびゲート回路10
−14については、第10図に示す従来の割込みコント
ローラ回路と同じであるので,その詳細な説明は省略す
る。
ところで、本実施例において,従来のものと異なるのは
、ADHゲート8.9である。
、ADHゲート8.9である。
まず、ANDゲート8は、インタラプトリクエストレジ
スタ2からの出力および上位の割込みコントローラ回路
1からの割込み処理状況を示す信号iEiに加えて、割
込みを保留すへきか否かを決める割込み保留信号が入力
されることにより、その論理和出力を出力するものであ
る。
スタ2からの出力および上位の割込みコントローラ回路
1からの割込み処理状況を示す信号iEiに加えて、割
込みを保留すへきか否かを決める割込み保留信号が入力
されることにより、その論理和出力を出力するものであ
る。
さらに、ANDゲート9は、システム立ち上げ時に初期
化の目的で出されるシステムリセット信号およびインサ
ービスレジスタ4のXQ出力に加えて、割込み要求信号
をマスクする割込みマスク信号が入力されることにより
、その論理和出力をインタラプトリクエストレジスタ2
のリセット端へ入力するものである。
化の目的で出されるシステムリセット信号およびインサ
ービスレジスタ4のXQ出力に加えて、割込み要求信号
をマスクする割込みマスク信号が入力されることにより
、その論理和出力をインタラプトリクエストレジスタ2
のリセット端へ入力するものである。
なお、他の割込みコントローラ回路1も同様な構戒とな
っている。
っている。
上述の構戒により、割込み保留信号も割込みマスク信号
も入っていない状態(共にHレベルの状態)では、上位
の割込みコントローラ回路1が割込み要求をしていない
状態(信号iE1がHレベル)で、割込み要因信号が入
力されたとすると、インタラプトリクエストレジスタ2
のQ出力がHレベルになるので.ANDゲート8の出力
もHレベルになる。これにより、信号XiNTがHレベ
ルになる.そして,このHレベルの信号XiNTがCP
U側へ送られると、CPUが割込みモードになるが、こ
のように割込みモードになると、ソフト処理により、C
PUからHレベルのXMI,XioR信号が入力される
。これにより、インサービスレジスタ4のQ出力がHレ
ベルになって、ベクタ発生回路6から所定のアドレスを
指定するベクタ情報(8ビット)が出されるため、この
所定のアドレスヘジャンプして、割込み処理を実行する
。
も入っていない状態(共にHレベルの状態)では、上位
の割込みコントローラ回路1が割込み要求をしていない
状態(信号iE1がHレベル)で、割込み要因信号が入
力されたとすると、インタラプトリクエストレジスタ2
のQ出力がHレベルになるので.ANDゲート8の出力
もHレベルになる。これにより、信号XiNTがHレベ
ルになる.そして,このHレベルの信号XiNTがCP
U側へ送られると、CPUが割込みモードになるが、こ
のように割込みモードになると、ソフト処理により、C
PUからHレベルのXMI,XioR信号が入力される
。これにより、インサービスレジスタ4のQ出力がHレ
ベルになって、ベクタ発生回路6から所定のアドレスを
指定するベクタ情報(8ビット)が出されるため、この
所定のアドレスヘジャンプして、割込み処理を実行する
。
また、この間、マスタスレーブ制御回路5の出力iEo
はLレベルとなっている。従って、この割込みコントロ
ーラ回路工よりも下位の割込みコントローラ回路lは割
込み禁止状態になっている.そして、CPUでの割込み
処理が終了すると、CPUからは、ソフト処理により、
その旨の信号が出され、これを受けたデコーダ7がその
旨の信号をゲート12やマスタスレーブ制御回路5へ出
す。これにより、マスタスレーブ制御回路5の出力iE
oがHレベルになる。その結果、これより下位の割込み
コントローラ回路工が割込み処理可能な状態になる。
はLレベルとなっている。従って、この割込みコントロ
ーラ回路工よりも下位の割込みコントローラ回路lは割
込み禁止状態になっている.そして、CPUでの割込み
処理が終了すると、CPUからは、ソフト処理により、
その旨の信号が出され、これを受けたデコーダ7がその
旨の信号をゲート12やマスタスレーブ制御回路5へ出
す。これにより、マスタスレーブ制御回路5の出力iE
oがHレベルになる。その結果、これより下位の割込み
コントローラ回路工が割込み処理可能な状態になる。
このようにして、上位の割込みコントローラ回路1の出
力がHレベルのときは、下位の割込みコントローラ回路
1による割込み制御が可能になり、上位の割込みコント
ローラ回路1の出力がLレベルのときは、下位の割込み
コントローラ回路1による割込み制御が禁止される。
力がHレベルのときは、下位の割込みコントローラ回路
1による割込み制御が可能になり、上位の割込みコント
ローラ回路1の出力がLレベルのときは、下位の割込み
コントローラ回路1による割込み制御が禁止される。
次に、Hレベルの割込み要因信号がインタラプトリクエ
ストレジスタ2に入力されている状態で,割込みマスク
信号がLレベルになると、ANDゲート9の出力はLレ
ベルになるため、インタラプトリクエストレジスタ2は
強制的にリセットされる。これにより、ANDゲート8
が、他の入力の状況にかかわらず、Lレベルになる。そ
の結果、割込み開始を制御する信号XiNTがHレベル
にならず、しかもベクタ発生回路6からもベクタ情報は
出されず、マスタスレーブ制御回路5の出力もLレベル
にならない。これにより、この割込みコントローラ回路
lでの割込み処理は行なわれず、割込み処理をマスクす
ることができる。
ストレジスタ2に入力されている状態で,割込みマスク
信号がLレベルになると、ANDゲート9の出力はLレ
ベルになるため、インタラプトリクエストレジスタ2は
強制的にリセットされる。これにより、ANDゲート8
が、他の入力の状況にかかわらず、Lレベルになる。そ
の結果、割込み開始を制御する信号XiNTがHレベル
にならず、しかもベクタ発生回路6からもベクタ情報は
出されず、マスタスレーブ制御回路5の出力もLレベル
にならない。これにより、この割込みコントローラ回路
lでの割込み処理は行なわれず、割込み処理をマスクす
ることができる。
また、Hレベルの割込み要因信号がインタラプトリクエ
ストレジスタ2に入力されている状態で.Lレベルの割
込み保留信号がANDゲート8へ入力されると、このA
NDゲート8が、他の入力の状況にかかわらず,Lレベ
ルになる.その結果、割込み開始を制御する信号XiN
TがHレベルにならず、しかもベクタ発生回路6からも
ベクタ情報は出されず、マスタスレーブ制御回路5の出
力もLレベルにならない。その後,割込み保留信号をH
レベルにすると、ANDゲート8は、他の入力がHレベ
ルを保持しているとすると,Hレベルになる。その結果
、割込み開始を制御する信号XiNTがHレベルになり
、しかもベクタ発生回路6からもベクタ情報が出され、
マスタスレーブ制御回路5の出力がHレベルになる。こ
れにより、割込み保留信号がLレベルの間だけ、この割
込みコントローラ回路1での割込み処理を停止させ、そ
の後その保留状態を解放することができる。
ストレジスタ2に入力されている状態で.Lレベルの割
込み保留信号がANDゲート8へ入力されると、このA
NDゲート8が、他の入力の状況にかかわらず,Lレベ
ルになる.その結果、割込み開始を制御する信号XiN
TがHレベルにならず、しかもベクタ発生回路6からも
ベクタ情報は出されず、マスタスレーブ制御回路5の出
力もLレベルにならない。その後,割込み保留信号をH
レベルにすると、ANDゲート8は、他の入力がHレベ
ルを保持しているとすると,Hレベルになる。その結果
、割込み開始を制御する信号XiNTがHレベルになり
、しかもベクタ発生回路6からもベクタ情報が出され、
マスタスレーブ制御回路5の出力がHレベルになる。こ
れにより、割込み保留信号がLレベルの間だけ、この割
込みコントローラ回路1での割込み処理を停止させ、そ
の後その保留状態を解放することができる。
このように、割込みコントローラ回路1に割込み要因信
号が入っていても、割込みマスク信号や割込み保留信号
を用いて、この割込みコントローラ回路1での割込み制
御を禁止したり,保留したりすることができるので、予
め優先順位の高いものからデージーチェーンを構或した
場合でも、途中で優先順位を自由に変更できるものであ
る。
号が入っていても、割込みマスク信号や割込み保留信号
を用いて、この割込みコントローラ回路1での割込み制
御を禁止したり,保留したりすることができるので、予
め優先順位の高いものからデージーチェーンを構或した
場合でも、途中で優先順位を自由に変更できるものであ
る。
次に、4つの割込みコントローラ回路1をデージーチェ
ーン方式によって接続している場合において、割込み保
留信号も割込みマスク信号も入っていない通常時の割込
みサービスと、割込みマスク信号が入ったマスク時の割
込みサービスと、割込み保留信号が入った保留時の割込
みサービスとについて説明する。
ーン方式によって接続している場合において、割込み保
留信号も割込みマスク信号も入っていない通常時の割込
みサービスと、割込みマスク信号が入ったマスク時の割
込みサービスと、割込み保留信号が入った保留時の割込
みサービスとについて説明する。
最初に、通常時の割込みサービスから説明する。
この場合は、従来の場合と同様であるが、まず第3図(
a)のように全ての割込みコントローラ回路1(各割込
みコントローラ回路1は優先順位の高いものから順にボ
ートI,II,In,IVと付されている)に割込み要
因が入っていない初期の状態において、第3図(b)に
示すように、優先順位3(ポート■)の割込みコントロ
ーラ回路1が割込みサービスを受けて割込みサービス中
になったとする6次に、この状態で、第3図(c)に示
すごとく、優先順位2(ポート■)の割込みコントロー
ラ回路上が割込み要因信号を受けると、この割込みコン
トローラ回路工の出力iEoがLレベルになるため、優
先順位3の割込みコントローラ回路1の割込みサービス
が中断する。そして,第3図(d)に示すように、優先
順位2の割込みサービスが完了して、この優先順位2の
割込みコントローラ回路1の出力iEoがHレベルに復
帰すると、優先順位3の割込みコントローラ回路1での
割込みサービスが再開し、その後は,この優先順位3の
割込みコントローラ回路上よりも優先順位の高い割込み
コントローラ回路lで割込み要因が入らないかぎり、こ
の割込みサービスが完了するまで、割込み処理が続行さ
れる[第3図(e)参照]。
a)のように全ての割込みコントローラ回路1(各割込
みコントローラ回路1は優先順位の高いものから順にボ
ートI,II,In,IVと付されている)に割込み要
因が入っていない初期の状態において、第3図(b)に
示すように、優先順位3(ポート■)の割込みコントロ
ーラ回路1が割込みサービスを受けて割込みサービス中
になったとする6次に、この状態で、第3図(c)に示
すごとく、優先順位2(ポート■)の割込みコントロー
ラ回路上が割込み要因信号を受けると、この割込みコン
トローラ回路工の出力iEoがLレベルになるため、優
先順位3の割込みコントローラ回路1の割込みサービス
が中断する。そして,第3図(d)に示すように、優先
順位2の割込みサービスが完了して、この優先順位2の
割込みコントローラ回路1の出力iEoがHレベルに復
帰すると、優先順位3の割込みコントローラ回路1での
割込みサービスが再開し、その後は,この優先順位3の
割込みコントローラ回路上よりも優先順位の高い割込み
コントローラ回路lで割込み要因が入らないかぎり、こ
の割込みサービスが完了するまで、割込み処理が続行さ
れる[第3図(e)参照]。
なお、第3図(a)〜(.)に至る間のタイムチャート
を示すと、第6図のようになる.次に、マスク時の割込
みサービスについて説明する。まず第4図(a)に示す
ように,優先順位2の割込みコントローラ回路1にLレ
ベルの割込みマスク信号が入力されて、この優先順位2
の割込みコントローラ回路1がマスク状態にあるとする
。この状態において、第4図(b)に示すように,優先
順位2の割込みコントローラ回路1に割込みサービスが
要求されたとしても、この優先順位2の割込みコントロ
ーラ回路1の出カiEoはHレベルのままである。従っ
て、優先順位3の割込みコントローラ回路1に割込み要
因信号が入ると、この優先順位3の割込みコントローラ
回路lが割込みサービスを受けて割込みサービス中にな
る[第4図(C)参照]。
を示すと、第6図のようになる.次に、マスク時の割込
みサービスについて説明する。まず第4図(a)に示す
ように,優先順位2の割込みコントローラ回路1にLレ
ベルの割込みマスク信号が入力されて、この優先順位2
の割込みコントローラ回路1がマスク状態にあるとする
。この状態において、第4図(b)に示すように,優先
順位2の割込みコントローラ回路1に割込みサービスが
要求されたとしても、この優先順位2の割込みコントロ
ーラ回路1の出カiEoはHレベルのままである。従っ
て、優先順位3の割込みコントローラ回路1に割込み要
因信号が入ると、この優先順位3の割込みコントローラ
回路lが割込みサービスを受けて割込みサービス中にな
る[第4図(C)参照]。
次に、第4図(c)に示すごとく、優先順位3の割込み
サービスが完了するとともに、優先順位2の割込みコン
トローラ回路1への割込みマスク信号をHレベルにして
、マスク状態を解除したあと、第4図(e)に示すよう
に,優先順位2の割込みコントローラ回路上が割込み要
因信号を受けると、この割込みコントローラ回路上はマ
スクを解除されているので、優先順位3以降の割込みコ
ントローラ回路1に優先して、割込みサービスを受ける
ことができる。
サービスが完了するとともに、優先順位2の割込みコン
トローラ回路1への割込みマスク信号をHレベルにして
、マスク状態を解除したあと、第4図(e)に示すよう
に,優先順位2の割込みコントローラ回路上が割込み要
因信号を受けると、この割込みコントローラ回路上はマ
スクを解除されているので、優先順位3以降の割込みコ
ントローラ回路1に優先して、割込みサービスを受ける
ことができる。
なお、上記第4図(a)〜(e)に至る間のタイムチャ
ートを示すと、第7図のようになる。
ートを示すと、第7図のようになる。
次に、保留時の割込みサービスについて説明する。まず
第5図(a)に示すように,優先順位2の割込みコント
ローラ回wt1にLレベルの割込み保留信号が入力され
て、この優先順位2の割込みコントローラ回路上が保留
状態にあるとする。この状態において、第4図(b)に
示すように、優先順位2の割込みコントローラ回路1に
割込みサービスが要求されたとしても、この優先順位2
の割込みコントローラ回路lの出力iEoはHレベルの
ままである。従って,優先順位3の割込みコントローラ
回路lに割込み要因信号が入ると、この優先順位3の割
込みコントローラ回路1が割込みサービスを受けて割込
みサービス中になる[第5図(c)参照], 次に,第5図(d)に示すごとく、優先順位20割込み
コントローラ回路1を保留状態にしたまま、優先順位3
の割込みサービスが完了したあと、第5図(e)に示す
ように、優先順位2の割込みコン1一口ーラ回路1への
割込み保留信号をHレベルにすると,この割込みコント
a−ラ回路1は割込み保留を解除されるので、第5図(
b)で受けた割込みサービスを開始する。
第5図(a)に示すように,優先順位2の割込みコント
ローラ回wt1にLレベルの割込み保留信号が入力され
て、この優先順位2の割込みコントローラ回路上が保留
状態にあるとする。この状態において、第4図(b)に
示すように、優先順位2の割込みコントローラ回路1に
割込みサービスが要求されたとしても、この優先順位2
の割込みコントローラ回路lの出力iEoはHレベルの
ままである。従って,優先順位3の割込みコントローラ
回路lに割込み要因信号が入ると、この優先順位3の割
込みコントローラ回路1が割込みサービスを受けて割込
みサービス中になる[第5図(c)参照], 次に,第5図(d)に示すごとく、優先順位20割込み
コントローラ回路1を保留状態にしたまま、優先順位3
の割込みサービスが完了したあと、第5図(e)に示す
ように、優先順位2の割込みコン1一口ーラ回路1への
割込み保留信号をHレベルにすると,この割込みコント
a−ラ回路1は割込み保留を解除されるので、第5図(
b)で受けた割込みサービスを開始する。
なお、上記第5図(a)〜(e)に至る間のタイムチャ
ートを示すと、第8図のようになる。
ートを示すと、第8図のようになる。
[発明の効果]
以上詳述したように、本発明の優先順位設定機能付き割
込みコントローラ装置によれば、割込みコントローラ回
路に割込み要因信号が入っていても、割込みマスク信号
や割込み保留信号を用いて、この割込みコントローラ回
路での割込み制御を禁止したり保留したりすることがで
きるので、予め優先順位の高いものからデージーチェー
ンを構或した場合でも、途中で優先順位を自由に変更で
きる利点がある。
込みコントローラ装置によれば、割込みコントローラ回
路に割込み要因信号が入っていても、割込みマスク信号
や割込み保留信号を用いて、この割込みコントローラ回
路での割込み制御を禁止したり保留したりすることがで
きるので、予め優先順位の高いものからデージーチェー
ンを構或した場合でも、途中で優先順位を自由に変更で
きる利点がある。
第l図は本発明の原理ブロック図、
第2図は本発明の一実施例を示すブロック図、第3図(
a)〜(e)は通常動作時の割込みサービスを説明する
図, 第4図(a)〜(e)は割込みマスク時の割込みサービ
スを説明する図、 第5図(a)〜(e)は割込み保留時の割込みサービス
を説明する図、 第6図は通常動作時の割込みサービスを説明するタイム
チャート、 第7図(a)〜(e)は割込みマスク時の割込みサービ
スを説明するタイムチャート、第8図(a)〜(e)は
割込み保留時の割込みサービスを説明するタイムチャー
ト、 第9図はデージーチェーンを説明する図、第10図は従
来例を示すブロック図、 第工1図は従来例の作用を説明する図である。 1は割込みコントローラ回路、 2はインタラプトリクエストレジスタ、3はラッチ、 4はインサービスレジスタ、 5はマスタスレーブ制御回路, 6はベクタ発生回路、 7はデコーダ、 8,9はANDゲート、 10〜19はゲート回路である。 図において、 手続補正書(方式)
a)〜(e)は通常動作時の割込みサービスを説明する
図, 第4図(a)〜(e)は割込みマスク時の割込みサービ
スを説明する図、 第5図(a)〜(e)は割込み保留時の割込みサービス
を説明する図、 第6図は通常動作時の割込みサービスを説明するタイム
チャート、 第7図(a)〜(e)は割込みマスク時の割込みサービ
スを説明するタイムチャート、第8図(a)〜(e)は
割込み保留時の割込みサービスを説明するタイムチャー
ト、 第9図はデージーチェーンを説明する図、第10図は従
来例を示すブロック図、 第工1図は従来例の作用を説明する図である。 1は割込みコントローラ回路、 2はインタラプトリクエストレジスタ、3はラッチ、 4はインサービスレジスタ、 5はマスタスレーブ制御回路, 6はベクタ発生回路、 7はデコーダ、 8,9はANDゲート、 10〜19はゲート回路である。 図において、 手続補正書(方式)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 複数の割込みコントローラ回路(1)を優先順位の高い
ものから順にチェーン状につないでなり、各割込みコン
トローラ回路(1)が、 割込み要因信号を受けてその旨の信号を出すインタラプ
トリクエストレジスタ(2)と、該インタラプトリクエ
ストレジスタ(2)からの出力と、上位の割込みコント
ローラ回路(1)からの割込み処理状況を示す信号とを
受けるANDゲート(8)と、 該ANDゲート(8)からの出力に基づいて割込み処理
状況を示す信号を下位の割込みコントローラ回路(1)
へ出力するマスタスレーブ制御回路(5)と、 該ANDゲート(8)からの出力に基づいて所定の番地
を指定するベクタ情報を発生するベクタ発生回路(6)
とをそなえてなり、 該ANDゲート(8)に、該インタラプトリクエストレ
ジスタ(2)からの出力および該上位の割込みコントロ
ーラ回路(1)からの割込み処理状況を示す信号に加え
て、割込みを保留すべきか否かを決める割込み保留信号
が入力されるように構成されるとともに、 該インタラプトリクエストレジスタ(2)に、該割込み
要求をマスクする割込みマスク信号が入力されるように
構成されたことを 特徴とする、優先順位設定機能付き割込みコントローラ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2833189A JPH087686B2 (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | 優先順位設定機能付き割込みコントローラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2833189A JPH087686B2 (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | 優先順位設定機能付き割込みコントローラ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0315945A true JPH0315945A (ja) | 1991-01-24 |
JPH087686B2 JPH087686B2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=12245631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2833189A Expired - Lifetime JPH087686B2 (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | 優先順位設定機能付き割込みコントローラ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH087686B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6915517B1 (en) | 1999-07-06 | 2005-07-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Digital signal processor |
-
1989
- 1989-02-07 JP JP2833189A patent/JPH087686B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6915517B1 (en) | 1999-07-06 | 2005-07-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Digital signal processor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH087686B2 (ja) | 1996-01-29 |
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