JPH03159271A - 半導体装置及びそれを実装した電子装置 - Google Patents
半導体装置及びそれを実装した電子装置Info
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- JPH03159271A JPH03159271A JP1299132A JP29913289A JPH03159271A JP H03159271 A JPH03159271 A JP H03159271A JP 1299132 A JP1299132 A JP 1299132A JP 29913289 A JP29913289 A JP 29913289A JP H03159271 A JPH03159271 A JP H03159271A
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Landscapes
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
本発明は、相補型MISFET(0MO8)を有する半
導体装置及びこの半導体装置を実装する電子装置に適用
して有効な技術に関するものである。
導体装置及びこの半導体装置を実装する電子装置に適用
して有効な技術に関するものである。
大型コンピュータ、OA機器等のシステムで使用される
記憶装置はメモリボード(例えばPCB)に複数個の半
導体記憶装置を実装する。半導体記憶装置は例えばD
RA M (D ynamic Random八CCa
へs Memory)が搭載された半導体ペレットをパ
ッケージで封止したものである。
記憶装置はメモリボード(例えばPCB)に複数個の半
導体記憶装置を実装する。半導体記憶装置は例えばD
RA M (D ynamic Random八CCa
へs Memory)が搭載された半導体ペレットをパ
ッケージで封止したものである。
この種の半導体記憶装置の半導体ペレットに搭載された
DRAMは、低消費電力化及び高集積化を図るため、特
に周辺回路を相補型MO8FET(CMO5)で構成す
る。相補型MO8FETは周知のようにnチャネルMO
SFET及びpチャネルMOSFETで構成される。
DRAMは、低消費電力化及び高集積化を図るため、特
に周辺回路を相補型MO8FET(CMO5)で構成す
る。相補型MO8FETは周知のようにnチャネルMO
SFET及びpチャネルMOSFETで構成される。
現在、DRAMの周辺回路は主に電源電圧例えば5 [
V]及び基?fI!電圧例えばO[V]で回路動作が行
われる。例えば相補型MO8FETで構成されるインバ
ータ回路はpチャネルMOSFETのソース領域に電源
電圧、nチャネルMOSFETのソース領域に基準電圧
の夫々が印加される。この電源電圧は、半導体ペレット
の周囲に配列された外部端子(ポンディングパッド)、
パッケージのリードの夫々を介在させてメモリボードの
電源電圧配線から供給される。同様に、基準電圧はメモ
リボードの基準電圧配線から供給される。
V]及び基?fI!電圧例えばO[V]で回路動作が行
われる。例えば相補型MO8FETで構成されるインバ
ータ回路はpチャネルMOSFETのソース領域に電源
電圧、nチャネルMOSFETのソース領域に基準電圧
の夫々が印加される。この電源電圧は、半導体ペレット
の周囲に配列された外部端子(ポンディングパッド)、
パッケージのリードの夫々を介在させてメモリボードの
電源電圧配線から供給される。同様に、基準電圧はメモ
リボードの基準電圧配線から供給される。
なお、半導体記憶装置が実装されたメモリボードについ
ては、例えば特願昭63−164442に記載される。
ては、例えば特願昭63−164442に記載される。
前述のメモリボード上に実装された半導体記憶装置のD
RAMは周辺回路を相補型MO3FETで構成するので
、この相補型MO8FETで寄生サイリスタが構成され
る。この寄生サイリスタは外部ノイズ又は内部ノイズに
より所謂ラッチアップ現象を生じる。このため、DRA
Mの電源電圧と基準電圧との間に過大電流が流れ、この
過大電流による発熱で半導体記憶装置に熱損傷又は熱破
壊を生じる。この熱損傷又は熱破壊は、半導体記憶装置
に留まらず、メモリボードに達し、結果的にメモリボー
ド上のシステムが破壊されるという問題を生じる。
RAMは周辺回路を相補型MO3FETで構成するので
、この相補型MO8FETで寄生サイリスタが構成され
る。この寄生サイリスタは外部ノイズ又は内部ノイズに
より所謂ラッチアップ現象を生じる。このため、DRA
Mの電源電圧と基準電圧との間に過大電流が流れ、この
過大電流による発熱で半導体記憶装置に熱損傷又は熱破
壊を生じる。この熱損傷又は熱破壊は、半導体記憶装置
に留まらず、メモリボードに達し、結果的にメモリボー
ド上のシステムが破壊されるという問題を生じる。
本発明の目的は、相補型MISFETを有する半導体装
置において、ラッチアップ現象に基づく、熱損傷又は熱
破壊を防止することが可能な技術を提供することにある
。
置において、ラッチアップ現象に基づく、熱損傷又は熱
破壊を防止することが可能な技術を提供することにある
。
本発明の他の目的は、相補型MISFETを有する半導
体装置を実装基板に実装する電子装置において、前記半
導体装置のラッチアップ現象に基づく、熱損傷又は熱破
壊を防止することが可能な技術を提供することにある。
体装置を実装基板に実装する電子装置において、前記半
導体装置のラッチアップ現象に基づく、熱損傷又は熱破
壊を防止することが可能な技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
(1)電源電圧用外部端子から電源電圧配線を介在させ
て相補型MISFETに電源電圧が供給される半導体装
置において、前記電源電圧用外部端子から前記電源電圧
配線の分岐される前又は素子に接続される前までの電源
電圧供給経路に、過電流遮断手段を設ける。前記過電流
遮断手段は前記電源電圧配線に直列に接続されたヒユー
ズ素子で構成される。また、前記過電流遮断手段は、前
記電源電圧供給経路に流れる過大電流を検知する過電流
検知回路及びこの過電流検知回路から出力される制御信
号で前記電源電圧供給経路に流れる過大電流を遮断する
過電流遮断素子で構成される。
て相補型MISFETに電源電圧が供給される半導体装
置において、前記電源電圧用外部端子から前記電源電圧
配線の分岐される前又は素子に接続される前までの電源
電圧供給経路に、過電流遮断手段を設ける。前記過電流
遮断手段は前記電源電圧配線に直列に接続されたヒユー
ズ素子で構成される。また、前記過電流遮断手段は、前
記電源電圧供給経路に流れる過大電流を検知する過電流
検知回路及びこの過電流検知回路から出力される制御信
号で前記電源電圧供給経路に流れる過大電流を遮断する
過電流遮断素子で構成される。
(2)電源電圧用外部端子から電源電圧配線を介在させ
て相補型MISFETに電源電圧が供給される半導体装
置を実装基板に実装した電子装置において、前記半導体
装置の電源電圧用外部リードから内部リード及び電源電
圧用外部端子を介在させて前記電源電圧配線の分岐され
る前又は素子に接続される前までの電源電圧供給経路に
、過電流遮断手段を設ける。
て相補型MISFETに電源電圧が供給される半導体装
置を実装基板に実装した電子装置において、前記半導体
装置の電源電圧用外部リードから内部リード及び電源電
圧用外部端子を介在させて前記電源電圧配線の分岐され
る前又は素子に接続される前までの電源電圧供給経路に
、過電流遮断手段を設ける。
上述した手段(1)によれば、ラッチアップ現象に基づ
き電源電圧供給経路に流れる過大電流を遮断し、ラッチ
アップ現象を遮断できるので、半導体装置の熱損傷或は
熱破壊を防止できる。
き電源電圧供給経路に流れる過大電流を遮断し、ラッチ
アップ現象を遮断できるので、半導体装置の熱損傷或は
熱破壊を防止できる。
上述した手段(2)によれば、ラッチアップ現象に基づ
き電源電圧供給経路に流れる過大電流を遮断し、ラッチ
アップ現象を遮断できるので、半導体装置の熱損傷或は
熱破壊を防止し、電子装置のシステムの破壊を防止でき
る。
き電源電圧供給経路に流れる過大電流を遮断し、ラッチ
アップ現象を遮断できるので、半導体装置の熱損傷或は
熱破壊を防止し、電子装置のシステムの破壊を防止でき
る。
以下、本発明の構成について、周辺回路が相補型MIS
FETで構成されたDRAMを搭載する半導体記憶装置
及びそれを実装する電子装置に本発明を適用した一実施
例とともに説明する。
FETで構成されたDRAMを搭載する半導体記憶装置
及びそれを実装する電子装置に本発明を適用した一実施
例とともに説明する。
なお、実施例を説明するための全回において、同一機能
を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は
省略する。
を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は
省略する。
(実施例I)
本発明の実施例■である電子装置の概略構成を第3図(
斜視図)で示す。
斜視図)で示す。
第3図に示すように、本実施例iの電子装置は、実装基
板(メモリボード、例えばPCB)30上に複数個の半
導体記憶装置131を行列状に配列する。半導体記憶装
置31は1例えば32個又は64個配列され、バイト構
成で構成される。半導体記憶装置31は例えばDRAM
を搭載した半導体ペレットをパッケージで封止して構成
される。パッケージは例えばSOJ構造又はZIP構造
で構成される。
板(メモリボード、例えばPCB)30上に複数個の半
導体記憶装置131を行列状に配列する。半導体記憶装
置31は1例えば32個又は64個配列され、バイト構
成で構成される。半導体記憶装置31は例えばDRAM
を搭載した半導体ペレットをパッケージで封止して構成
される。パッケージは例えばSOJ構造又はZIP構造
で構成される。
半導体記憶装置131の配列に沿った一辺、他の一辺の
夫々において、実装基板30上には半導体記憶装置31
を駆動する駆動用半導体装I!32が配置される。また
、半導体記憶装置31及び駆動用半導体装W32が配置
された領域以外の領域において、実装基板30上には制
御用半導体装置33及び34が配置される。制御用半導
体装1!33及び34は例えば半導体記憶袋!31や駆
動用半導体装置32を制御する。
夫々において、実装基板30上には半導体記憶装置31
を駆動する駆動用半導体装I!32が配置される。また
、半導体記憶装置31及び駆動用半導体装W32が配置
された領域以外の領域において、実装基板30上には制
御用半導体装置33及び34が配置される。制御用半導
体装1!33及び34は例えば半導体記憶袋!31や駆
動用半導体装置32を制御する。
前記半導体記憶装置31に封止された半導体ペレット(
D RA M)のデバイス構造について、第2図(要部
断面図)及び第1図(要部平面図)を用いて説明する。
D RA M)のデバイス構造について、第2図(要部
断面図)及び第1図(要部平面図)を用いて説明する。
第2図に示すように、半導体ペレットは単結晶珪素から
なるp−型半導体基板1で構成される。 p−型半導体
基板1は、寄生の接合容量を低減し、高速化を図る目的
で、−2,5〜−3,5[V]の基板電位が印加される
。このp−型半導体基板1の主面には前述のようにDR
AMが搭載される。
なるp−型半導体基板1で構成される。 p−型半導体
基板1は、寄生の接合容量を低減し、高速化を図る目的
で、−2,5〜−3,5[V]の基板電位が印加される
。このp−型半導体基板1の主面には前述のようにDR
AMが搭載される。
DRAMのメモリセルMはメモリセル選択用MISFE
TQsと情報蓄積用容量素子Cとの直列回路で構成され
る。このメモリセル選択用MISFETQs、情報蓄積
用容量素子Cの夫々は、フィールド絶縁膜4で周囲を囲
まれた領域内において、 p−型半導体基板1の主面部
に形成されたp−型ウェル領域3の主面に構成される。
TQsと情報蓄積用容量素子Cとの直列回路で構成され
る。このメモリセル選択用MISFETQs、情報蓄積
用容量素子Cの夫々は、フィールド絶縁膜4で周囲を囲
まれた領域内において、 p−型半導体基板1の主面部
に形成されたp−型ウェル領域3の主面に構成される。
メモリセル選択用MISFETQSは、主に、p−型ウ
ェル領域(チャネル形成領域)3、ゲート絶縁膜5、ゲ
ート電極6、ソース領域及びドレイン領域である一対の
n型半導体領域7及び一対のn・型半導体領域9で構成
される。前記ゲート電極6は例えば多結晶珪素膜で形成
され、この多結晶珪素膜には抵抗値を低減するn型不純
物が導入される。この構造に限定されないが、メモリセ
ル選択用MISFETQsはn型半導体領域7によりL
DD(Lightly Doped Drain)構造
で構成される。
ェル領域(チャネル形成領域)3、ゲート絶縁膜5、ゲ
ート電極6、ソース領域及びドレイン領域である一対の
n型半導体領域7及び一対のn・型半導体領域9で構成
される。前記ゲート電極6は例えば多結晶珪素膜で形成
され、この多結晶珪素膜には抵抗値を低減するn型不純
物が導入される。この構造に限定されないが、メモリセ
ル選択用MISFETQsはn型半導体領域7によりL
DD(Lightly Doped Drain)構造
で構成される。
メモリセル選択用M I S F E T Q sのゲ
ート電極6には同一導電層で構成されたワード線(WL
)6が接続される。メモリセル選択用MISFETQS
の一方のn゛型半導体領域9には相補性データ線16が
接続される。相補性データ線16は層間絶縁膜14に形
成された接続孔15を通してn“型半導体領域9に接続
される。相補性データ線16は、製造工程中の第1層目
の配線形成工程で形成され1例えばアルミニウム又はア
ルミニウム合金で形成される。
ート電極6には同一導電層で構成されたワード線(WL
)6が接続される。メモリセル選択用MISFETQS
の一方のn゛型半導体領域9には相補性データ線16が
接続される。相補性データ線16は層間絶縁膜14に形
成された接続孔15を通してn“型半導体領域9に接続
される。相補性データ線16は、製造工程中の第1層目
の配線形成工程で形成され1例えばアルミニウム又はア
ルミニウム合金で形成される。
アルミニウム合金はアルミニウムにCu、又はCU及び
Siが添加されたものである。Cuは主にエレクトロマ
イグレーション耐圧を向上できる作用がある。Siはア
ロイスパイク現象を低減できる作用がある。
Siが添加されたものである。Cuは主にエレクトロマ
イグレーション耐圧を向上できる作用がある。Siはア
ロイスパイク現象を低減できる作用がある。
情報蓄積用容量素子Cは、下層電極11、誘電体膜12
.上層電極13の夫々を順次積層した。所謂スタックド
構造で構成される。下層電極11はメモリセル選択用M
ISFETQsの他方のn′″型半導体領域9の主面に
接続される。この下層電極11は例えば多結晶珪素膜で
形成され、この多結晶珪素膜にはn型不純物が導入され
る。誘電体膜12は酸化珪素膜、又は酸化珪素膜と窒化
珪素膜とを積層した複合膜で形成される。上層電極13
は例えば多結晶珪素膜で形成され、この多結晶珪素膜に
はn型不純物が導入される。この上層電極13は、メモ
リセルアレイにおいて各メモリセルMに共通の電極とし
て構成され、基準電圧Vss、電源電圧Vcc又は電源
電圧1/2Vccが印加される。基準電圧Vssは例え
ば回路の接地電位0[V]である。電源電圧vccは例
えば回路の動作電圧5[v]である。電源電圧1/2V
ceは電源電圧Vecと基準電圧Vssとの間の中間電
圧約2.5[V]であ、る。
.上層電極13の夫々を順次積層した。所謂スタックド
構造で構成される。下層電極11はメモリセル選択用M
ISFETQsの他方のn′″型半導体領域9の主面に
接続される。この下層電極11は例えば多結晶珪素膜で
形成され、この多結晶珪素膜にはn型不純物が導入され
る。誘電体膜12は酸化珪素膜、又は酸化珪素膜と窒化
珪素膜とを積層した複合膜で形成される。上層電極13
は例えば多結晶珪素膜で形成され、この多結晶珪素膜に
はn型不純物が導入される。この上層電極13は、メモ
リセルアレイにおいて各メモリセルMに共通の電極とし
て構成され、基準電圧Vss、電源電圧Vcc又は電源
電圧1/2Vccが印加される。基準電圧Vssは例え
ば回路の接地電位0[V]である。電源電圧vccは例
えば回路の動作電圧5[v]である。電源電圧1/2V
ceは電源電圧Vecと基準電圧Vssとの間の中間電
圧約2.5[V]であ、る。
前記メモリセルM上にはワード線(WL)19が延在す
る。このワード線19は、層間絶縁膜17上に延在し、
前記ワード線6と所定部において短絡され、ワード線6
の抵抗値を低減する。ワード線19は、製造工程中の第
2層目の配線形成工程で形成され、アルミニウム又はア
ルミニウム合金で形成される。
る。このワード線19は、層間絶縁膜17上に延在し、
前記ワード線6と所定部において短絡され、ワード線6
の抵抗値を低減する。ワード線19は、製造工程中の第
2層目の配線形成工程で形成され、アルミニウム又はア
ルミニウム合金で形成される。
本実施例のDRAMは2層のアルミニウム配線構造で構
成される。
成される。
DRAMの周辺回路は相補型MISFETで構成される
。相補型MISFETの一方のnチャネルM I S
F E T Q nは、フィールド絶縁膜4で周囲を囲
まれた領域内において、p−型ウェル領域3の主面に構
成される。相補型MISFETの他方のPチャネルMI
SFETQPは、フィールド絶縁膜4で周囲を囲まれた
領域内において、p−型半導体基板1の主面部に形成さ
れたn−型ウェル領域2の主面に構成される。
。相補型MISFETの一方のnチャネルM I S
F E T Q nは、フィールド絶縁膜4で周囲を囲
まれた領域内において、p−型ウェル領域3の主面に構
成される。相補型MISFETの他方のPチャネルMI
SFETQPは、フィールド絶縁膜4で周囲を囲まれた
領域内において、p−型半導体基板1の主面部に形成さ
れたn−型ウェル領域2の主面に構成される。
nチャネルMISFETQnは、主に、p°型ウェル領
域(チャネル形成領域)3、ゲート絶縁膜5、ゲート電
極6、ソース領域及びドレイン領域である一対のn型半
導体領域7及び一対のn・型半導体領域9で構成される
。このnチャネルMISFET Q nのn゛型半導体
領域9には配線16が接続される。ソース領域であるn
゛型半導体領域9には基準電圧Vssが印加される配線
16が接続される。
域(チャネル形成領域)3、ゲート絶縁膜5、ゲート電
極6、ソース領域及びドレイン領域である一対のn型半
導体領域7及び一対のn・型半導体領域9で構成される
。このnチャネルMISFET Q nのn゛型半導体
領域9には配線16が接続される。ソース領域であるn
゛型半導体領域9には基準電圧Vssが印加される配線
16が接続される。
pチャネルMISFETQPは、主に、n−型ウェル領
域(チャネル形成領域)2.ゲート絶縁膜5、ゲート電
極6、ソース領域及びドレイン領域である一対のp型半
導体領域8及び一対のp゛型半導体領域10で構成され
る。このpチャネルMISFETQpのp゛型半導体領
域10には配線16が接続される。ソース領域であるP
゛型半導体領域10には電源電圧vccが印加される配
線16が接続される。
域(チャネル形成領域)2.ゲート絶縁膜5、ゲート電
極6、ソース領域及びドレイン領域である一対のp型半
導体領域8及び一対のp゛型半導体領域10で構成され
る。このpチャネルMISFETQpのp゛型半導体領
域10には配線16が接続される。ソース領域であるP
゛型半導体領域10には電源電圧vccが印加される配
線16が接続される。
前記pチャネルMISFETQpのソース領域であるp
゛型半導体領域10(これに限定されない)には、第1
図及び第2図に示すように、配線(電源電圧配線)16
を介在させて電源電圧用の外部端子(ポンディングパッ
ド:BP)19から電源電圧vccが供給される。配線
16、外部端子19の夫々は層間絶縁膜17に形成され
た接続孔18を通して電気的に接続される。この電源電
圧Vccを供給する配線16、つまり電源供給経路には
フユーズ素子Fが配置される。このフユーズ素子Fは、
外部端子19から、配線16がpチャネルMISFET
Qpのソース領域であるP°型半導体領域10等の素子
に接続される前又は配線16が分岐される前までの間の
電源供給経路に配置される。フユーズ素子Fは、前記電
源供給経路内において、配線16の配線幅寸法をそれ以
外の他の配線16の配線幅寸法に比べて細くすることに
より構成される。このフユーズ素子Fは、前記相補型M
ISFETで構成される寄生サイリスタが外部ノイズ又
は内部ノイズでラッチアップ動作し、電源電圧Vccと
基準電圧Vssとの間に過大電流が流れ始めた時、前記
電源電圧経路に流れる過大電流を強制的に遮断すること
ができる。つまり、フユーズ素子Fは、前記電源電圧経
路に流れる過大電流に基づき発生する熱で自己整合的に
配線16が溶断され、電流電圧vccの供給を遮断でき
る。
゛型半導体領域10(これに限定されない)には、第1
図及び第2図に示すように、配線(電源電圧配線)16
を介在させて電源電圧用の外部端子(ポンディングパッ
ド:BP)19から電源電圧vccが供給される。配線
16、外部端子19の夫々は層間絶縁膜17に形成され
た接続孔18を通して電気的に接続される。この電源電
圧Vccを供給する配線16、つまり電源供給経路には
フユーズ素子Fが配置される。このフユーズ素子Fは、
外部端子19から、配線16がpチャネルMISFET
Qpのソース領域であるP°型半導体領域10等の素子
に接続される前又は配線16が分岐される前までの間の
電源供給経路に配置される。フユーズ素子Fは、前記電
源供給経路内において、配線16の配線幅寸法をそれ以
外の他の配線16の配線幅寸法に比べて細くすることに
より構成される。このフユーズ素子Fは、前記相補型M
ISFETで構成される寄生サイリスタが外部ノイズ又
は内部ノイズでラッチアップ動作し、電源電圧Vccと
基準電圧Vssとの間に過大電流が流れ始めた時、前記
電源電圧経路に流れる過大電流を強制的に遮断すること
ができる。つまり、フユーズ素子Fは、前記電源電圧経
路に流れる過大電流に基づき発生する熱で自己整合的に
配線16が溶断され、電流電圧vccの供給を遮断でき
る。
このように、電源電圧用外部端子(BP)19から電源
電圧配線16を介在させて相補型MISFETのPチャ
ネルMISFETQPに電源基゛圧Vccが供給される
半導体記憶装置131において、前記電源電圧用外部端
子19から前記電源電圧配線16の分岐される前又は素
子に接続される前までの電源電圧供給経路に、過電流遮
断手段を設ける。この過電流遮断手段は前記電源電圧配
線16に直列に接続されたヒユーズ素子Fで構成される
。この構成により、ラッチアップ現象に基づき電源電圧
供給経路に流れる過大電流を遮断し、ラッチアップ現象
を遮断できるので、半導体記憶袋M31の熱損傷或は熱
破壊を防止できる。
電圧配線16を介在させて相補型MISFETのPチャ
ネルMISFETQPに電源基゛圧Vccが供給される
半導体記憶装置131において、前記電源電圧用外部端
子19から前記電源電圧配線16の分岐される前又は素
子に接続される前までの電源電圧供給経路に、過電流遮
断手段を設ける。この過電流遮断手段は前記電源電圧配
線16に直列に接続されたヒユーズ素子Fで構成される
。この構成により、ラッチアップ現象に基づき電源電圧
供給経路に流れる過大電流を遮断し、ラッチアップ現象
を遮断できるので、半導体記憶袋M31の熱損傷或は熱
破壊を防止できる。
また、前記熱損傷又は熱破壊を半導体記憶装置31だけ
に留めることができるので、電子装W(メモリボード3
G)のメモリシステムの破壊を防止できる。つまり、電
子装置は、熱損傷又は熱破壊を生じた半導体記憶装置3
1だけを交換すれば、再度使用できる。
に留めることができるので、電子装W(メモリボード3
G)のメモリシステムの破壊を防止できる。つまり、電
子装置は、熱損傷又は熱破壊を生じた半導体記憶装置3
1だけを交換すれば、再度使用できる。
なお1本実施例は、前記半導体記憶装置31の電源電圧
vccの供給経路のみにフユーズ素子Fを設けたが、本
発明は、基準電圧Vssの供給経路のみ、又は電源電圧
vccの供給経路及び基準電圧Vssの供給経路にフユ
ーズ素子Fを設けてもよい。
vccの供給経路のみにフユーズ素子Fを設けたが、本
発明は、基準電圧Vssの供給経路のみ、又は電源電圧
vccの供給経路及び基準電圧Vssの供給経路にフユ
ーズ素子Fを設けてもよい。
(実施例■)
本実施例■は、前記実施例1の半導体記憶装置31にお
いて、過電流遮断手段であるフユーズ素子Fの材質を変
えた1本発明の第2実施例である。
いて、過電流遮断手段であるフユーズ素子Fの材質を変
えた1本発明の第2実施例である。
本発明の実施例■である半導体記憶装置の半導体ベレッ
トの電源電圧供給経路を第4図(要部平面図)で示す。
トの電源電圧供給経路を第4図(要部平面図)で示す。
本実施例■は、フユーズ素子Fを、第4図に示すように
、相補型MISFETのゲート電極6と同一導電層から
なる多結晶珪素膜で形成する。フユーズ素子Fは、電源
電圧Vccを供給する配線16と異なる層で形成される
ので、配線16との接続は接続孔15を通して行われる
。
、相補型MISFETのゲート電極6と同一導電層から
なる多結晶珪素膜で形成する。フユーズ素子Fは、電源
電圧Vccを供給する配線16と異なる層で形成される
ので、配線16との接続は接続孔15を通して行われる
。
また1本発明は、フユーズ素子Fを、メモリセルMの情
報蓄積用容量素子Cの下層電極11又は上層電極13と
同一導電層で形成してもよい。
報蓄積用容量素子Cの下層電極11又は上層電極13と
同一導電層で形成してもよい。
このように1本実施例■によれば、前記実施例■とほぼ
同様の効果を奏することができる。
同様の効果を奏することができる。
(実施例■)
本実施例■は、前記実施例I、■の夫々と異なり、過電
流遮断手段をボンディングワイヤに設けた、本発明の第
3実施例である。
流遮断手段をボンディングワイヤに設けた、本発明の第
3実施例である。
本発明の実施例■である半導体記憶装置の要部を第5図
に示す。
に示す。
本実施例■は、フユーズ素子Fを、第5図に示すように
、電源電圧Vccを外部端子(BP)19に供給するボ
ンディングワイヤ(電源供給経路)23に設ける。フユ
ーズ素子Fはボンディングワイヤ23の径を他の部分に
比べて細くすることにより形成される。
、電源電圧Vccを外部端子(BP)19に供給するボ
ンディングワイヤ(電源供給経路)23に設ける。フユ
ーズ素子Fはボンディングワイヤ23の径を他の部分に
比べて細くすることにより形成される。
ボンディングワイヤ23の一端側のボール部はバリアメ
タル膜22を介在させて外部端子19に接続される。バ
リアメタル膜22は最終保護膜20に形成されたボンデ
ィング開口21を通して外部端子19に接続される。ボ
ンディングワイヤ23の他端側は1図示していないが、
半導体記憶装置31の内部(インナー)リード、外部(
アウター)リードの夫々を介在させて、実装基板30上
に延在する電源電圧配線に接続される。
タル膜22を介在させて外部端子19に接続される。バ
リアメタル膜22は最終保護膜20に形成されたボンデ
ィング開口21を通して外部端子19に接続される。ボ
ンディングワイヤ23の他端側は1図示していないが、
半導体記憶装置31の内部(インナー)リード、外部(
アウター)リードの夫々を介在させて、実装基板30上
に延在する電源電圧配線に接続される。
このように、電源電圧用外部端子19から電源電圧配線
16を介在させて相補型MISFETに電源電圧Vcc
が供給される半導体記憶装置31を実装基板30に実装
した電子装置において、前記半導体記憶装置31の電源
電圧用外部リードから内部リード及び電源電圧用外部端
子19を介在させて前記電源電圧配線16の分岐される
前又は素子に接続される前までの電源電圧供給経路に、
過電流遮断手段を設ける。この構成により、前記実施例
I、■の夫々とほぼ同様の効果を奏することができる。
16を介在させて相補型MISFETに電源電圧Vcc
が供給される半導体記憶装置31を実装基板30に実装
した電子装置において、前記半導体記憶装置31の電源
電圧用外部リードから内部リード及び電源電圧用外部端
子19を介在させて前記電源電圧配線16の分岐される
前又は素子に接続される前までの電源電圧供給経路に、
過電流遮断手段を設ける。この構成により、前記実施例
I、■の夫々とほぼ同様の効果を奏することができる。
(実施例■)
本実施例■は、前記実施例■の半導体記憶装置31にお
いて、過電流遮断手段を回路構成とした、本発明の第4
実施例である。
いて、過電流遮断手段を回路構成とした、本発明の第4
実施例である。
本発明の実施例■である半導体記憶装置の電源電圧供給
経路に配置された過電流遮断回路の構成を第6図(等価
回路図)に示す。
経路に配置された過電流遮断回路の構成を第6図(等価
回路図)に示す。
本実施例■の過電流遮断回路40は、第6図に示すよう
に、電源電圧Vccが印加される外部端子(19:BP
)と内部回路との間に配置される。この過電流遮断回路
40は、主に、抵抗素子R,nチャネルMISFETQ
nl、Qn2、Qn3及びインバータ回路Inで構成さ
れる。
に、電源電圧Vccが印加される外部端子(19:BP
)と内部回路との間に配置される。この過電流遮断回路
40は、主に、抵抗素子R,nチャネルMISFETQ
nl、Qn2、Qn3及びインバータ回路Inで構成さ
れる。
過電流遮断回路40の抵抗素子Rは外部端子と内部回路
との間に直列に接続される。この抵抗素子Rは半導体領
域(拡散層抵抗)、多結晶珪素膜又はMISFETで構
成する。nチャネルMISFETQnl及びQn2は前
記抵抗素子Rに流れる過大電流を検知する過電流検知回
路を構成する。nチャネルMISFETQnlのゲート
電極は外部端子と抵抗素子Rとの間に接続され、ドレイ
ン領域は電源電圧Vccに接続され、ソース領域はイン
バータ回路Inに接続される。nチャネルMISF E
T Q n 1はnチャネルMISFETQn2に対
して1/2の伝達コンダクタンス(g m)で構成され
る。nチャネルMISFETQn2のゲート電極は抵抗
素子Rと内部回路との間に接続され。
との間に直列に接続される。この抵抗素子Rは半導体領
域(拡散層抵抗)、多結晶珪素膜又はMISFETで構
成する。nチャネルMISFETQnl及びQn2は前
記抵抗素子Rに流れる過大電流を検知する過電流検知回
路を構成する。nチャネルMISFETQnlのゲート
電極は外部端子と抵抗素子Rとの間に接続され、ドレイ
ン領域は電源電圧Vccに接続され、ソース領域はイン
バータ回路Inに接続される。nチャネルMISF E
T Q n 1はnチャネルMISFETQn2に対
して1/2の伝達コンダクタンス(g m)で構成され
る。nチャネルMISFETQn2のゲート電極は抵抗
素子Rと内部回路との間に接続され。
ソース領域は基準電圧Vssに接続され、ドレイン領域
はインバータ回路Inに接続される。nチャネルMIS
FETQn3は、抵抗素子Rと内部回路との間に直列に
接続される過電流遮断素子として使用され、過大電流の
供給を遮断することができる。このnチャネルMISF
ETQn3はインバータ回路Inを介して前記過電流検
知回路の出力信号に基づき制御される。
はインバータ回路Inに接続される。nチャネルMIS
FETQn3は、抵抗素子Rと内部回路との間に直列に
接続される過電流遮断素子として使用され、過大電流の
供給を遮断することができる。このnチャネルMISF
ETQn3はインバータ回路Inを介して前記過電流検
知回路の出力信号に基づき制御される。
次に、前記過電流遮断回路40の動作について、同第6
図を用いて簡単に説明する。
図を用いて簡単に説明する。
(通常動作)
外部端子(19)から過電流遮断回路40の抵抗素子R
に流れる電源電圧■ccは、電圧降下がほとんど生じな
い。つまり、過電流検知回路であるnチャネルM I
S F E T Q n 1、Qn2の夫々はON状態
となり、この過電流検知回路の出力ノードは約1 /
4 Vccでロウレベルとなる。この過電流検知回路の
出力信号に基づき、インバータ回路Inを通してnチャ
ネルMISFETQn3をON状態にする。したがって
、外部端子から供給される電源電圧Vccは内部回路に
供給される。
に流れる電源電圧■ccは、電圧降下がほとんど生じな
い。つまり、過電流検知回路であるnチャネルM I
S F E T Q n 1、Qn2の夫々はON状態
となり、この過電流検知回路の出力ノードは約1 /
4 Vccでロウレベルとなる。この過電流検知回路の
出力信号に基づき、インバータ回路Inを通してnチャ
ネルMISFETQn3をON状態にする。したがって
、外部端子から供給される電源電圧Vccは内部回路に
供給される。
(異常動作)
内部回路の寄生サイリスタの動作により、外部端子から
過電流遮断回路40の抵抗素子Rに過大電流が流れると
、この抵抗素子Rでの電圧降下で、過電流検知回路であ
るnチャネルMISFETQn1がON状態、nチャネ
ルMISFETQn2がOFF状態となる。つまり、こ
の過電流検知回路の出力ノードは電源電圧Vccでハイ
レベルとなる。この過電流検知回路の出力信号に基づき
、インバータ回路Inを通してnチャネルMISFET
Q n 3をOFF状態にする。したがって、外部端
子から内部回路には過大電流が供給されない。
過電流遮断回路40の抵抗素子Rに過大電流が流れると
、この抵抗素子Rでの電圧降下で、過電流検知回路であ
るnチャネルMISFETQn1がON状態、nチャネ
ルMISFETQn2がOFF状態となる。つまり、こ
の過電流検知回路の出力ノードは電源電圧Vccでハイ
レベルとなる。この過電流検知回路の出力信号に基づき
、インバータ回路Inを通してnチャネルMISFET
Q n 3をOFF状態にする。したがって、外部端
子から内部回路には過大電流が供給されない。
このように、半導体記憶装置31の電源供給経路に過電
流遮断回路40を設ける。この過電流遮断回路40は、
主に、抵抗素子R1過電流検知回路及び過電流遮断素子
で構成される。この構成により、前記実施例■乃至■の
夫々とほぼ同様の効果を奏することができる。
流遮断回路40を設ける。この過電流遮断回路40は、
主に、抵抗素子R1過電流検知回路及び過電流遮断素子
で構成される。この構成により、前記実施例■乃至■の
夫々とほぼ同様の効果を奏することができる。
(実施例■)
本実施例■は、前記実施例■と異なる回路構成の過電流
遮断手段を使用した、本発明の第5実施例である。
遮断手段を使用した、本発明の第5実施例である。
本発明の実施例Vである半導体記憶装置の電源電圧供給
経路に配置された過電流遮断回路の構成を第7図(等価
回路図)に示す。
経路に配置された過電流遮断回路の構成を第7図(等価
回路図)に示す。
本実施例■の過電流遮断回路40は、第7図に示すよう
に、電源電圧Vccが印加される外部端子(19:BP
)と内部回路との間に配置される。過電流遮断回路40
は、電源電圧供給経路に流れる過大電流で発生する磁界
を過電流検知回路41で検出し、この過電流検知回路4
1の出力信号で過電流遮断素子であるnチャネルMIS
FETQn3をOFF状態にし、過大電流を遮断できる
。
に、電源電圧Vccが印加される外部端子(19:BP
)と内部回路との間に配置される。過電流遮断回路40
は、電源電圧供給経路に流れる過大電流で発生する磁界
を過電流検知回路41で検出し、この過電流検知回路4
1の出力信号で過電流遮断素子であるnチャネルMIS
FETQn3をOFF状態にし、過大電流を遮断できる
。
このように1本実施例■によれば、前記実施例■とほぼ
同様の効果を奏することができる。
同様の効果を奏することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施例に
基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更可能であることは勿論である。
基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更可能であることは勿論である。
例えば1本発明は、電子装置の実装基板30にSRAM
を搭載する半導体記憶装置31を実装してもよい。
を搭載する半導体記憶装置31を実装してもよい。
また1本発明は、半導体記憶装置!31に限らず。
半導体論理回路装置等、相補型MISFETを搭載した
半導体装置に適用することができる。
半導体装置に適用することができる。
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。
相補型MISFETを有する半導体装置において、熱損
傷又は熱破壊を防止できる。
傷又は熱破壊を防止できる。
相補型MISFETを有する半導体装置を実装基板に実
装する電子装置において、熱損傷又は熱破壊を防止でき
る。
装する電子装置において、熱損傷又は熱破壊を防止でき
る。
第1図は、本発明の実施例■である電子装置に実装され
た半導体記憶装置の半導体ペレットの要部平面図、 第2図は、前記半導体記憶装置の要部断面図。 第3図は、前記電子装置の斜視図。 第4図は、本発明の実施例■である半導体記憶装置の要
部平面図。 第5図は、本発明の実施例■である半導体記憶装置の要
部断面図、 第6図は、本発明の実施例■である半導体記憶装置の過
電流遮断回路の等価回路図、 第7図は、本発明の実施例■である半導体記憶装置の過
電流遮断回路の等価回路図である。 図中、F、5.16・・・フユーズ素子、 16.19
・・・配線、BP、19・・・外部端子、23・・・ボ
ンディングワイヤ、31・・・半導体記憶装置、40・
・・過電流遮断回路。 R・・・抵抗素子、Q・・・MISFET、C・・・情
報蓄積用容量素子、M・・・メモリセルである。
た半導体記憶装置の半導体ペレットの要部平面図、 第2図は、前記半導体記憶装置の要部断面図。 第3図は、前記電子装置の斜視図。 第4図は、本発明の実施例■である半導体記憶装置の要
部平面図。 第5図は、本発明の実施例■である半導体記憶装置の要
部断面図、 第6図は、本発明の実施例■である半導体記憶装置の過
電流遮断回路の等価回路図、 第7図は、本発明の実施例■である半導体記憶装置の過
電流遮断回路の等価回路図である。 図中、F、5.16・・・フユーズ素子、 16.19
・・・配線、BP、19・・・外部端子、23・・・ボ
ンディングワイヤ、31・・・半導体記憶装置、40・
・・過電流遮断回路。 R・・・抵抗素子、Q・・・MISFET、C・・・情
報蓄積用容量素子、M・・・メモリセルである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、電源電圧用外部端子から電源電圧配線を介在させて
相補型MISFETに電源電圧が供給される半導体装置
において、前記電源電圧用外部端子から前記電源電圧配
線の分岐される前又は素子に接続される前までの電源電
圧供給経路に、この電源電圧供給経路に流れる過大電流
を遮断する過電流遮断手段を設けたことを特徴とする半
導体装置。 2、前記過電流遮断手段は、前記電源電圧配線に直列に
接続されたヒューズ素子で構成されたことを特徴とする
請求項1に記載の半導体装置。 3、前記過電流遮断手段は、前記電源電圧配線に流れる
過大電流を検知する過電流検知回路と、この過電流検知
回路から出力される制御信号で前記電源電圧配線に流れ
る過大電流を遮断する過電流遮断素子とで構成されたこ
とを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。 4、電源電圧用外部端子から電源電圧配線を介在させて
相補型MISFETに電源電圧が供給される半導体装置
を実装基板に実装した電子装置において、前記半導体装
置の電源電圧用外部リードから内部リード及び電源電圧
用外部端子を介在させて前記電源電圧配線の分岐される
前又は素子に接続される前までの電源電圧供給経路に、
この電源電圧供給経路に流れる過大電流を遮断する過電
流遮断手段を設けたことを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1299132A JPH03159271A (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | 半導体装置及びそれを実装した電子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1299132A JPH03159271A (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | 半導体装置及びそれを実装した電子装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03159271A true JPH03159271A (ja) | 1991-07-09 |
Family
ID=17868538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1299132A Pending JPH03159271A (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | 半導体装置及びそれを実装した電子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03159271A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19815136B4 (de) * | 1997-09-02 | 2004-07-29 | Mitsubishi Electric System Lsi Design Corp., Itami | Integrierte Halbleiterschaltung mit einem Kondensator und einem Sicherungselement und Herstellungsverfahren |
-
1989
- 1989-11-17 JP JP1299132A patent/JPH03159271A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19815136B4 (de) * | 1997-09-02 | 2004-07-29 | Mitsubishi Electric System Lsi Design Corp., Itami | Integrierte Halbleiterschaltung mit einem Kondensator und einem Sicherungselement und Herstellungsverfahren |
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