JPH0315891Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0315891Y2
JPH0315891Y2 JP917885U JP917885U JPH0315891Y2 JP H0315891 Y2 JPH0315891 Y2 JP H0315891Y2 JP 917885 U JP917885 U JP 917885U JP 917885 U JP917885 U JP 917885U JP H0315891 Y2 JPH0315891 Y2 JP H0315891Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
magnetic cylinder
valve
cylindrical body
control valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP917885U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61126168U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP917885U priority Critical patent/JPH0315891Y2/ja
Publication of JPS61126168U publication Critical patent/JPS61126168U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0315891Y2 publication Critical patent/JPH0315891Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は手動操作やソレノイド操作等のコント
ロールバルブの切換状態を検出して、該バルブに
より制御されるアクチエータの作動状態を表示し
たり、或いは他のアクチエータの制御回路を同時
制御したり、シーケンス制御したりする場合等に
用いるコントロールバルブの動作検知装置に関す
る。
(従来の技術) 従来型装置は第9図に示すようにコントロール
バルブ1のバルブスプール延長部分2に設けた環
状溝或いは環状段部2aに対応してバルブ外筐側
にリミツトスイツチ3を取付け、該リミツトスイ
ツチの接点を、環状段部2aによるスイツチ切換
子3aの押上運動で切換える構成とするのを普通
とする。
(考案が解決しようとする問題点) このスイツチは有接点のため、、振動、衝撃等
に対する信頼性や耐久性が乏しく、結氷による作
動不良を生じ易い欠点があつた。又3位置のコン
トロールバルブは流体圧回路の構成に応じて1個
のリミツトスイツチで常時位置或いは中立位置復
帰を検出せねばならぬ場合もあれば、常時位置よ
り両側のアクチエータ駆動位置への切換えを検出
せねばならぬ場合もあるし、又常時位置とその両
側のアクチエータ駆動位置の何れにあるかを複数
のリミツトスイツチで検出せねばならぬ場合もあ
るが、これ等の場合に応じてその都度コントロー
ルバルブの動作検知装置を準備せねばならない
し、貯蔵部品保管上も種々の問題を生じていた。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこの問題に対処するもので、夫々常時
位置からのスプールストロークに等しい長さを持
ち、バルブスプールの自由端側に連設される磁性
筒体及び非磁性筒体と、これに対応してコントロ
ールバルブの各切換位置の検出可能に複数の磁気
型近接スイツチを取付け得るバルブ外筐側の取付
金具とを含むコントロールバルブの動作検知装置
であつて、磁性筒体と非磁性筒体の両端に夫々雌
雄のいんろう嵌合部分を設け、且つバルブスプー
ルの自由端側に磁性筒体或いは非磁性筒体の端末
が嵌合するいんろう嵌合部分を設けて、該雌雄の
いんろう嵌合部分を介し順次連設した磁性筒体と
非磁性筒体とを、その内孔に挿入したボルトでバ
ルブスプールの自由端側に結合固着したことを特
徴とする。
(作 用) 本考案は上記構成よりなるから、第3図のよう
な3位置コントロールバルブ1が常時位置イとそ
の両側のアクチエータ駆動位置ロ,ハの何れにあ
るかを複数の磁気型近接スイツチで検出せねばな
らぬ場合は、該各バルブ切換位置における両近接
スイツチの出力の組合わせが総て異なるように磁
性筒体と非磁性筒体をバルブスプールの自由端側
に連設することにより、適宜の論理回路を用いて
バルブの切換状態を検出できる。
又1個の近接スイツチで常時位置より両側のア
クチエータ駆動位置への切換えを検出せねばなら
ぬ場合は、取付金具に取付けた何れか1個の近接
スイツチの検出ヘツドが常時位置において非磁性
筒体に対向するようにすると共に、該非磁性筒体
の両側に夫々磁性筒体を配設してバルブスプール
の自由端側に取付ければよい。又コントロールバ
ルブが常時位置に復帰したことだけを検出すれば
よい場合は、取付金具に取付けた何れか1個の近
接スイツチの検出ヘツドが常時位置において磁性
筒体に対向するようにすると共に、該磁性筒体の
両側に夫々非磁性筒体を連設すればよい。
何れの場合も磁性筒体と非磁性筒体とは、バル
ブスプールの自由端側に順次いんろう嵌合部を介
して順次連設されるため、取付金具側に従来同様
に設けた近接スイツチのバルブスプール軸線方向
位置の調節機構と相俟つてスイツチ作動精度を充
分保証できる。
(実施例) 第1図〜第6図は本考案の一実施例を示し、磁
性筒体4と非磁性筒体5とは全く同構成で、第5
図及び第6図に示すように常時位置或いは中立位
置イからのスプールストロークに等しい長さを持
つ円筒体Cの一端に雄いんろう嵌合部分Tを突出
させると共に、該円筒体の他端に雌いんろう嵌合
部分Uを凹設してなる。6は3位置コントロール
バルブ1のバルブスプール延長部分2の自由端に
一体に設けた磁性筒部分で、該磁性筒部分6は磁
性筒体4と等外径を持ち、その自由端には第4図
のように雄いんろう嵌合部分Tを備える。7は磁
性筒部分6に従来同様に設けたスプール引抜用の
ねじ孔8に螺合されるボルトで、該ボルト7は雌
雄のいんろう嵌合部分を介して4個の磁性筒体4
や非磁性筒体5を磁性筒部分6に結合可能な長さ
を持つ。
9は3位置コントロールバルブ1のバルブ外筐
に固着したL字状の取付金具で、該取付金具9に
設けた2個のバルブスプール軸線方向の長孔には
夫々磁気型近接スイツチ10,11が該長孔長手
方向位置の微調節可能に取付けられ、常時位置或
いは中立位置イにおいて該両近接スイツチの検出
ヘツドは、磁性筒部分6に第1図のように交互に
連設した4個の磁性筒体4及び非磁性筒体5の
内、磁性筒体4,4に夫々対向する。
このため第1図の常時位置においては両近接ス
イツチ10,11の出力は共にH(high)である
が、この位置よりバルブスプールを左方に摺動し
て該両近接スイツチに夫々非磁性筒5が対向する
位置に切換えた時は、該両近接スイツチの出力が
共にL(low)となり、又逆にバルブスプールを
右方に摺動して近接スイツチ10に磁性筒部分6
が、又近接スイツチ11に非磁性筒5が夫々対向
する位置に切換えた時は、該両近接スイツチの出
力がHとLの組合わせとなる。即ちバルブ切換位
置イ,ロ,ハの各々における両近接スイツチの出
力の組合わせが総て異なるため、前述のように各
バルブ切換状態を検出可能となる。
又第2図のように取付金具9に近接スイツチ1
0だけを取付け、且つ磁性筒部分6に順次非磁性
筒5と磁性筒4を1個宛短ボルト12で連設固着
すれば、コントロールバルブ1がアクチエータ駆
動位置ロ,ハの何れかに切換えられた時に該近接
スイツチがH信号を発するようにすることができ
る。或いは又第2図鎖線示のように取付金具9に
近接スイツチ11だけを取付け、且つ常時位置に
おいて該近接スイツチに対向する磁性筒体4の両
側に夫々非磁性筒体5をボルト7で連設するよう
にすれば、コントロールバルブが常時位置に復帰
した時にだけ近接スイツチ11がH信号を発する
ようにすることができる。
以上磁性筒体4及び非磁性筒体5を夫々1個の
円筒体Cに構成した場合について説明したが、第
7図に示すように厚さの異なる環体E,F,G等
を互いにいんろう嵌合部を介して一体に連設した
り、或いは又第8図のように厚さ一定の複数の環
体Nを互いにいんろう嵌合部を介して一体に連設
したりして円筒体Cを構成するようにすれば、ス
プールストロークを異にする他のコントロールバ
ルブにも磁性筒体4、非磁性筒体5を転用し得
る。又スプールストロークが小さくて、両近接ス
イツチ10,11の検出ヘツド間の距離Dをスイ
ツチ相互の磁気干渉を生じないように大きくでき
ない場合には、スプール軸線を中心とする該両近
接スイツチの角度位相に差を設けるように取付金
具9を構成すればよい。
(考案の効果) 本考案によれば振動や衝撃等に対する信頼性や
耐久性が良いのみならず、結氷による作動不良を
無くすることができ、しかも1種類の装置でコン
トロールバルブの多種類の動作検知を精度よく行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々本考案一実施例の使用
状態を示す縦断側面図、第3図はそのコントロー
ルバルブの概略図、第4図はバルブスプール延長
部分の側面図、第5図及び第6図は夫々磁性筒体
の縦断正面図及び側面図、第7図及び第8図は
夫々磁性筒体の他の実施例を示す縦断正面図、第
9図は従来型装置の側面図である。 1……コントロールバルブ、2……バルブスプ
ール延長部分、4……磁性筒体、5……非磁性筒
体、7,12……ボルト、9……取付金具、1
0,11……磁気型近接スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 夫々常時位置からのスプールストロークに等し
    い長さを持ち、バルブスプールの自由端側に連設
    される磁性筒体及び非磁性筒体と、これに対応し
    てコントロールバルブの各切換位置の検出可能に
    複数の磁気型近接スイツチを取付け得るバルブ外
    筐側の取付金具とを含むコントロールバルブの動
    作検知装置であつて、磁性筒体と非磁性筒体の両
    端に夫々雌雄のいんろう嵌合部分を設け、且つバ
    ルブスプールの自由端側に磁性筒体或いは非磁性
    筒体の端末が嵌合するいんろう嵌合部分を設け
    て、該雌雄のいんろう嵌合部分を介し順次連設し
    た磁性筒体と非磁性筒体とを、その内孔に挿入し
    たボルトでバルブスプールの自由端側に結合固着
    したことを特徴とするコントロールバルブの動作
    検知装置。
JP917885U 1985-01-28 1985-01-28 Expired JPH0315891Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP917885U JPH0315891Y2 (ja) 1985-01-28 1985-01-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP917885U JPH0315891Y2 (ja) 1985-01-28 1985-01-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61126168U JPS61126168U (ja) 1986-08-08
JPH0315891Y2 true JPH0315891Y2 (ja) 1991-04-05

Family

ID=30489150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP917885U Expired JPH0315891Y2 (ja) 1985-01-28 1985-01-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0315891Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001027357A (ja) * 1999-07-12 2001-01-30 Smc Corp 位置検出機能付き切換弁

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3468454B2 (ja) * 1999-07-12 2003-11-17 Smc株式会社 位置検出機能付き切換弁

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001027357A (ja) * 1999-07-12 2001-01-30 Smc Corp 位置検出機能付き切換弁

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61126168U (ja) 1986-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2647294C (en) Fluid powered dual-piston actuator with efficient fluid porting and method of implementation
JP2001027361A (ja) 位置検出機能付き切換弁
US6267140B1 (en) Directional control valve having position detecting function
JPH0315891Y2 (ja)
JPH0158383B2 (ja)
US4169405A (en) Control apparatus
US5881833A (en) Motorcycle throttle rolloff switch
US5653421A (en) Fluid switch
US6345568B1 (en) Fluid pressure device with reversible mounting mechanism
US6223851B1 (en) Rear wheel steering device having fail-safe features
JP2672637B2 (ja) ピストン駆動装置
ITPR20070024A1 (it) Distributore idraulico con trasduttore di corsa
JPH03194201A (ja) 3ポジションアクチュエータ
JPH0239049Y2 (ja)
JP2875623B2 (ja) 流体アクチュエータ
JPH01299305A (ja) スイッチ機構内蔵式シリンダ
JPH07722Y2 (ja) ストローク調整シリンダの前進端感知装置
JPS61171907A (ja) 電気液圧サ−ボ弁
JPS6211217Y2 (ja)
KR20040097694A (ko) 페달 스트로크센서의 설치구조
JPH0647122Y2 (ja) 揺動アクチュエータにおけるスイッチ取付装置
JPS6128486Y2 (ja)
JPH0396478A (ja) 流体圧シリンダのストローク検出装置
JPS6223867A (ja) 全油圧式動力舵取装置
JP2589965Y2 (ja) 変速機操作装置