JPH03157878A - ディジタルデータ記録再生装置 - Google Patents

ディジタルデータ記録再生装置

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JPH03157878A
JPH03157878A JP29824589A JP29824589A JPH03157878A JP H03157878 A JPH03157878 A JP H03157878A JP 29824589 A JP29824589 A JP 29824589A JP 29824589 A JP29824589 A JP 29824589A JP H03157878 A JPH03157878 A JP H03157878A
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JP
Japan
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recording
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JP29824589A
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Masao Okabe
岡部 雅夫
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、DAT(ディジタルオーディオテープレコー
ダ)規格に基づく誤り訂正符号処理、インターリーブ処
理を行うと同時に、第3の誤り訂正符号処理を行いテー
プ上にディジタルデータを記録再生するディジタルデー
タ記録再生装置に関するものである。
従来の技術 近年、磁気記録再生方式によるディジタルデータ記録再
生技術は急速な進歩を遂げ、特にディジタルオーディオ
分野ではDATが実用化されるに至っている。DATは
プラスアジマス角とマイナスアジマス角を持つ二つのヘ
ッドを回転させ、磁気テープ上に連続した斜めのトラッ
クを形成させると共に、双方のヘッドにより形成される
一対のトラックよりフレームを構成し、フレーム単位に
ディジタル化されたオーディオデータを記録または再生
するものである。その際、1フレーム完結のインターリ
ーブを併用した2重す−ドソロモン符号による誤り訂正
処理を行い、この誤り訂正能力により、オーディオ用途
としては充分な信頼性を実現している。
一方、コンピュータの外部記憶装置としてT)ATを応
用しようとする試みが盛んになってきた。
これはディジタル化されたオーディオデータの代わりに
コンビ、−夕から転送されたディジタルデータを記録再
生することにより、ディジタルデータ記録再生装置を実
現しようとするものである。
以下、従来のディジタルデータ記録再生装置の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
第4図は、従来のディジタルデータ記録再生装置の構成
を示すブロック図である。
第4図において、1は記録媒体であるテープ、2a、2
bはプラスおよびマイナスのアジマス角を有する一対の
ヘッド、3はヘッド2a、2bを介してテープ1にフレ
ームを形成し、ディジタル信号を記録再生する記録再生
処理部、4はフレームデータを一時的に記憶するメモリ
、5はメモリ4に対するアドレスを管理し、フレームデ
ータのインターリーブ処理、誤り訂正符号の符号系列生
成を行うフレームデータ記憶管理部である。6はフレー
ムデータに対してDAT規格に基づ< c i。
C2系列の誤り訂正符号の符号生成、誤り訂正処理を行
・5誤り訂正符号処理部である。26は誤り訂正処理部
6が正しく訂正できないと判断されるデータに対して消
失情報として出力するイレージヤフラグを一時的に記憶
する消失情報管理部である。8は連続する複数フレーム
によりなるグループ領域に記録されるグループデータを
一時的に記憶するメモリ、9はメモリ8に対するアドレ
スを管理し、グループデータを二次元データとしてメモ
リ8に記憶させ、行列アドレスとメモリ8の実アドレス
との対応を管理するグループデータ記憶管理部である。
10はメモリS上の二次元グループデータの一列のデー
タを一符号系列として、第3の誤り訂正符号である強化
訂正符号の符号生成、訂正処理を行う強化訂正符号処理
部である。11は制御データ、記録再生するディジタル
データを外部装置と送受信する通信部、12は通信部1
1を介して入力された制御データに応じて予め設定され
た制御手順に従って強化訂正符号処理部工o1誤り訂正
符号処理部6、記録再生部3の動作を制御する制御部で
ある。
また、第5図は第4図の消失情報管理部26の内部構成
を示すブロック図である。
第5図において、27.28は強化訂正符号処理部10
によって設定され、グループデータを二次元データとし
て行位置1列位置で指示する行レジスタ、列レジスタで
ある。29.30は誤り訂正符号処理部6で訂正処理さ
れた一連のディジタルデータを、二次元グループデータ
と対応して行。
列位置で指示する行カウンタ、列カウンタである。
31は二次元グループデータの列数の最大値を設定する
レジスタである。32は列カウンタ30の値とレジスタ
31の値とを比較し、列カウンタ30の値が大きいとき
に列カウンタ30をクリアし、行カウンタ29をインク
リメントする比較器、33は行列レジスタ27.28と
、行列カウンタ29゜30の出力を入力とし、強化訂正
符号処理部10が指示する行列位置と誤り訂正符号処理
部6が指示する行列位置とを選択するセレクタである。
34は誤り訂正符号処理部6が出力するイレージヤフラ
グを一時的に記憶するフラグメモリ、35はセレクタ3
3の出力する行9列位置に応じてフラグメモリ34のア
ドレスを生成するアドレス変換器である。36は誤り訂
正符号処理部6が出力するイレージヤフラグを書き込む
場合と、強化訂正符号処理部10が読み出す場合とで、
フラグデータの入出力方向を切り換えるスイッチである
以上のように構成された従来のディジタルデータ記録再
生装置の記録動作について説明する。
第6図は、制御部12の処理の流れを示した流れ図であ
る。制御部12はステップ1で通信部11を介して外部
装置から与えられた制御データを認識し、ステップ2で
制御データが記録であるか再生であるかを判断する。記
録である場合ステップ3で強化訂正符号処理部10、誤
り訂正符号処理部6を初期化し、記録再生部3の動作を
記録に設定する。次に、ステップ4で通信部11を介し
て外部装置から送られてくるディジタルデータを順次二
次元グループデータとしてメモリ8に記憶して行く。こ
のときグループデータ記憶管理部9は、第7図矢印Aに
示すように順次列方向に行。
列アドレスを発生し、これにより第7図に示すような二
次元グループデータがメモリ8上に確定する。次に、ス
テップ5で強化訂正符号処理部10に対して強化訂正符
号の符号生成を指令し、強化訂正符号処理部10は二次
元グループデータの一列分のデータを一符号系列として
符号を生成する。
このときグループデータ記憶管理部9は、強化訂正符号
処理部10の出力する行列アドレスをメモリ8」二の実
アドレスに変換し、−符号系列のデータをアクセスする
。符号生成が完了した時点でメモIJ 8 J〕には強
化訂正符号の冗長データも含めた状態で二次元データが
確定する。次に、ステップ6でグループデータ記憶管理
部を制御して第7図矢印Bに示すように順次行方向にデ
ータを読み出し、一連のフレームデータとしてメモリ4
に転送する。ステップ7では誤り訂正符号処理部θに対
して符号生成を指令し、誤り訂正処理部6はフレーム単
位にDAT規格に基づ<C1,C2系列の符号生成処理
を実行する。フレーム単位の符号生成が完了すると、ス
テップ8でフレームデータを順次記録再生部3に転送し
、テープ1上にヘッド2a、2bを介して記録して行く
次に、再生動作について説明する。
再生動作の処理の流れは記録動作のほぼ逆の流れとなる
。ステップ2で制御データが再生と判断された場合はス
テップ10に進み、強化訂正符号処理部10、誤り訂正
符号処理部6を初期化し、記録再生部3の動作を再生に
設定する。続いて、ステップ11で再生データを順次メ
モリ4に転送し、ステップ12で誤り訂正符号処理部6
に誤り訂正処理を指令する。誤り訂正処理部6はフレー
ム単位にCI、C2系列の誤り訂正処理を実行し、訂正
処理の終了したフレームデータから順次メモリ8に転送
する。これを1グループ分繰り返すことによりメモリ8
上には記録時と同じ二次元データ構造が再現する。また
このとき、消失情報管理部26はフレームデータと共に
出力されるイレージヤフラグを二次元グループデータと
対応づけて一時的に記憶する。まず、第5図の行カウン
タ29、列カウンタ30をリセットしゼロにする。また
、列数の最大値をレジスタ31に設定し、セレクタ33
をフレームデータを二次元グループデータに対応づけた
行列アドレスを選択するように設定すると共に、スイッ
チ36をフラグ書き込み方向に設定する。以降フレーム
データの出力と共に列カウンタ30をインクリメントし
、グル−プデータに対応する行列アドレスを生成し、グ
ループデータ数と同数のイレージヤフラグを記憶して行
く。ステップ15では強化訂正符号処理部10に訂正処
理を指令し、強化訂正符号処理部1oは二次元グループ
データの1列分のデータを符号系列とする訂正処理を実
行する。このとき、第5図に示す消失情報管理部26の
セレクタ33を強化訂正符号処理部10の指示する行列
アドレスを選択するように設定し、スイッチ36を読み
出し方向に設定する。訂正処理時は符号系列の行列アド
レスをグループデータ記憶管理部9に出力して符号デー
タを読み出すと共に、行レジスタ279列レジスタ28
にも行列アドレスを設定してグループデータに対応する
イレージヤフラグを読み出し、このイレージヤフラグを
使用し、必要ならイレージヤ訂正を実行する。以上の処
理が完了し、メモリ8上の二次元グループデータの誤り
が訂正されると、ステップ16で記録と同様に0行O列
のデータから順次、列方向にメモリから読み出し、グル
ープデータを通信部11を介して外部装置に送り、再生
動作を完了する。
さて次に、テープ上の記録形態と誤り訂正能力について
説明する。一連の二次元グループデータは、第8図の矢
印Cに示すように順次列方向に読11− み出され、一連のフレームデータを構成する。
方、DAT規格に基づくインターリーブ処理では、1フ
レ一ム分のデータDN (N:l:0.1. 2.3.
  ・・・)は第9図に示すように8バイト周期でプラ
スアジマストラックとマイナスアジマストラックの上下
領域に分散される。第9図で矢印りに示すプラスアジマ
ストラックの上側領域を+U1  矢印Eに示すプラス
アジマストラックの下側領域を+L1  矢印Fに示す
マイナスアジマストラックの上側領域を−U1 矢印G
に示すマイナスアジマストラックの下側領域を−Lと表
わすと、結果として第8図矢印りに示すように二次元グ
ループデータは8バイト周期に順次分散されることとな
る。また、二次元グループデータは列数を4の奇数倍(
本従来例では4244)とすることで−列置のデータを
一符号系列とする強化訂正符号はテープ上記録位置をテ
ープ上側、下側にまんべんなく分散され、ある符号系列
のデータはテープ上に第10図に示すように記録される
こととなと・ また、第3の誤り訂正符号は符号間距離が7で12− あるから、−符号系列あたり3バイトの誤り訂正能力あ
るいは6イレージヤ訂正能力を持ち、−グループあたり
6トラツク分の誤り、理論上最大25464バイトの訂
正能力を持つ。この訂正能力と上記のインターリーブに
よる分散記録により、テープ上の傷などによるデータエ
ラーや、1フレーム全てにエラーが発生する場合などの
連続性エラーを訂正することができ、コンピュータのコ
ードデータ、アスキーデータなどの記録再生に応用すべ
く信頼性の改善が図られている。
発明が解決しようどする課題 しかしながら」二記の従来の構成では、二次元グループ
データの全データに対応するイレージヤフラグを全部記
憶しなければならず、大量のメモリ容量が必要であると
いう問題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、少量のイレージヤフラグで
第3の誤り訂正処理を行うディジタルデータ記録再生装
置を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するため本発明のディジタルデータ記録
再生装置は、一対の傾斜トラックより成るフレームをテ
ープ上に形成し、ディジタルデータを記録あるいは再生
する記録再生手段と、フレームに記録されるフレームデ
ータに対して誤り訂正符号の符号生成処理と符号訂正処
理を行い、訂正が正しくできないと判断されるディジタ
ルデータには消失情報を付して出力する誤り訂正符号処
理手段と、連続する複数フレームからなるグループ領域
に記録再生するグループデータを一時的に記憶するグル
ープデータ記憶手段と、グループデータを予め決められ
た規則に従って複数の強化符号系列に分割し、グループ
データ記憶手段上に記憶させるグループデータ記憶管理
手段と、グループを単位とした各強化符号系列に対する
強化訂正符号の符号生成及び付加と共に、消失情報を用
いて誤り訂正処理を行う強化訂正符号処理手段と、各符
号系列で同じ符号位置のディジタルデータに対応する消
失!′r」報を、再生されるヘッドがプラスアジマスヘ
ッドであるか、マイナスアジマスヘッドであるか、テー
プ上の記録部位がトラックの入側であるか、出側である
かの組合せにより分類し、各分類に対して一つの消失情
報を一時的に記憶し、必要な分類の消失情報を強化訂正
符号処理手段の訂正処理時に出力する消失情報分類手段
を備える構成としてものである。
作用 本発明は上記した構成により、記憶すべきイレージヤフ
ラグの総量を低減するものである。
実施例 以下、本発明のディジタルデータ記録再生装置の一実施
例について、図面を参照しながら説明する。
第1図は、本発明の一実施例におけるディジタルデータ
記録再生装置の構成を示すブロック図である。
第1図において、上記従来例と同一構成の箇所には同一
符号を付して説明を省略する。7は再生動作において、
誤り訂正符号処理部6が訂正不能時に出力するイレージ
ヤフラグを一定の規則に従15− い複数のグループデータ毎に一つのイレージヤフラグに
まとめて一時的に記憶し、強化訂正符号処理部10の訂
正処理時に、必要なイレージヤフラグを出力する消失情
報管理部である。
第2図は、消失情報管理部7の内部構成を示すブロック
図である。
第2図において、13.14はそれぞれ強化訂正符号処
理部10によって設定され、二次元グループデータに対
する記憶データの行位置9列位置を表わす行レジスタ、
列レジスタである。15゜16はそれぞれ誤り訂正符号
処理部6が訂正処理する一連のディジタルデータを二次
元グループデータの行2列位置で表わす行カウンタ、列
カウンタ、17は二次元グループデータの列数の最大値
を設定するレジスタである。18は列カウンタ16の値
とレジスタj7の値とを比較し、列カウンタ16の値が
大きいときに列カウンタ16をクリアし、行カウンタ1
5をインクリメントする比較器、19.20はそれぞれ
列レジスタ14と列カウンタ16の示す列アドレスを再
生ヘッド及びテ=16− −ブ上記録位置とにより分類された分類アドレスに変換
するデコーダである。21は行レジスタ131  行カ
ウンタ15.デコーダ19.20の出力を入力とし、強
化訂正符号処理部10が指示するイレージヤフラグ記憶
位置と誤り訂正符号処理部6が指示するイレージヤフラ
グ記憶位置とを選択するセレクタ、22は誤り訂正符号
処理部6が出力するイレージヤフラグが対応する分類ア
ドレスでアクティブになったことを一行分のデータ処理
が完了するまで一時的に保持するフラグレジスタである
。23はフラグレジスタ22の出力を記憶し、分類毎に
イレージヤフラグの状態を記憶するフラグメモリ、24
はセレクタ21の出力する論理アドレスに応じてフラグ
メモリ23の物理アドレスを生成するアドレス変換器で
ある。25はフラグメモリ23への書き込みの場合と読
み出す場合とで、イレージヤフラグの入出力方向を切り
換えるスイッチである。
以上のように構成されたディジタルデータ記録再生装置
の動作について、以下に説明する。記録、再生動作など
の基本動作は従来例と同じであり、二次元グループデー
タの構造、強化訂正符号の符号系列は従来例と同一とす
るので、以下では従来例と異なる消失情報管理部7に関
する実際の動作について説明する。
消失情報管理部7は再生動作において誤り訂正符号処理
部6が訂正処理を実行する際、フレームデータと共に出
力されるイレージヤフラグを一時的に記憶する。まず、
第2図の行カウンタ15゜列カウンタ16をリセットし
、ゼロにする。また、列数の最大値をレジスタ17に設
定し、誤り訂正符号処理部6が出力するフレームデータ
を二次元グループデータに対応づけた行列アドレスを選
択するようにセレクタ21を設定すると共に、スイッチ
25をフラグ書き込み方向に設定する。以降グループデ
ータの出力と共に列カウンタをインクリメントし、グル
ープデータに対応する行列アドレスを生成する。本実施
例ではこの行列アドレスを用いて、プラスアジマス上側
、プラスアジマス下側、マイナスアジマス上側、マイナ
スアジマス下側の四つのテープ上記録位置によって同じ
符号位置に属するデータを分類する。本実施例では二次
元グループデータの各列のデータが一符号系列であるか
ら強化訂正符号の同じ符号位置のデータは一行分のデー
タに相当する。−行分のデータは第8図矢印りに示すよ
・5にプラスアジマス下側、マイナスアジマス下側、マ
イナスアジマス」二側、プラスアジマス上側と8バイト
周期で繰り返しており、デコーダ20は第Oビット(L
SB)から第12ビツトで表わされる列アドレスの第1
.第2ビツトを抽出することで記録領域による分類アド
レスへの変換を実行する。また、フラグレジスタ22は
各行のグループデータに対しイレージヤフラグがアクデ
イプになった場合に対応する分類アドレスのフラグレジ
スタをセットし、その分類アドレスで少なくとも一つは
イレージヤフラグがアクティブになったことを保持する
。フラグメモリ23はフラグレジスタ22の出力を記憶
することにより、各分類に該当するグループデータの一
つでもイレージヤフラグがアクティブならその分19− 類のイレージヤフラグをアクティブとして記憶し、全デ
ータに付くイレージヤフラグを同じ符号位置のデータを
単位としてプラスアジマス上側、プラスアジマス下側、
マイナスアジマス上側、マイナスアジマス下側の四つの
記録位置により分類して記憶するものである。また、消
失情報であるイレージヤフラグの記憶総数は、従来例で
は二次元グループデータの(行数)×(列数)であった
のに対し、本実施例では(行数)×4となる。
次に、本実施例の誤り訂正能力について説明する。
一符号系列データのテープ上記録位置は、第10図に示
す従来例と同位置である。−射的にデータの誤り発生の
原因は、大別してランダム性の誤りと連続性の誤りとに
分けられる。ランダム性の誤りはDAT規格に基づ<、
C1,C2系列の誤り訂正符号の持つ誤り訂正能力で充
分であり、第3の誤り訂正符号である強化訂正符号処理
部10は連続性の誤りを訂正することを主たる目的とし
ている。連続性の誤りに対しては、ヘッドの目詰0− まり、テープの損傷などが挙げられる。いま、グループ
データの第1フレームのプラスアジマストラックの再生
時にプラスアジマスヘッドが目詰まりしたとすると、二
次元グループデータは第3図矢印Iに示した1フレーム
目のデータのうち、斜線部のデータが誤りとなり、誤り
訂正符号処理部6の訂正処理にてイレージヤフラグが付
されて出力される。このときイレージヤフラグの分類化
によって2フレーム目の本来正しいはずのデータも、矢
印Jに示すデータはイレージヤフラグがついたことと同
じ扱いになる。しかし、本実施例では二次元グループデ
ータの列数を4の奇数倍に設定しているため、2行目で
イレージヤフラグが付される矢印Jのデータは一行目の
列位置とちょうど反対の位置関係になる。よって、矢印
Kに示す実際に誤りの発生している符号系列でも、矢印
りに示す分類化により誤りと見なされる符号系列も一つ
の誤り発生と同じ扱いとなる。従って、−符号系列でみ
ると片方のヘッドの目詰まりによって起こる一トラック
の連続性誤りでは、どの符号系列でも一つのイレージヤ
フラグしか発生しない。同様に、テープ上記録位置の上
側あるいは下側の損傷による連続性誤りも同じ処理とな
る。つまり、従来例のイレージヤフラグ総数の1061
分の1のイレージヤフラグ総数でありながら、実際的な
連続性誤りに対する訂正能力に関して分類化は殆ど影響
を及ぼさず、6トラツクの連続性誤りに対する訂正能力
を維持している。
以上のように本実施例によれば、強化訂正符号の訂正処
理において使用するイレージヤフラグを二次元データ上
の各行に対して、テープ上の記録位置がプラスアジマス
トラック」二側、プラスアジマストラック下側、マイナ
スアジマストラック上側、マイナスアジマストラック下
側の四つに分類して、各分類毎に一つのイレージヤフラ
グで代表させることにより、大幅に少ないイレージヤフ
ラグ数であっても、ヘッドの目詰まりのような実用上の
連続性エラーに対しても非常に高い訂正能力を維持する
ことができるものである。
発明の効果 以−Lのにうに、本発明のディジタルデータ記録再生装
置は、一対の傾斜トラックより成る71ノ−ムをテープ
」二に形成し、ディジタルデータを記録あるいは再生す
る記録再生手段と、フレームに記録されるフレームデー
タに対して誤り訂正符号の符号生成処理と符号訂正処理
を行い、訂正が正しくできないと判断されるディジタル
データには消失情報を付して出力する誤り訂正符号処理
手段と、連続する複数フレームからなるグループ領域に
記録再生するグループデ・−夕を=−時的に記憶するグ
ループデータ記憶手段と、グループデータを予め決めら
れた規則に従って複数の強化符号系列に分割し、グルー
プデータ記憶手段上に記憶させるグループデータ記憶管
理手段と、グループを単位とした各強化符号系列に対す
る強化訂正符号の符号生成及び付加と共に、消失情報を
用いて誤り訂正処理を行う強化訂正符号処理手段と、各
符号系列で同じ符号位置のディジタルデータに対応する
消失情報を、再生されるヘッドがプラスアジマスヘッド
であるか、マイナスアジマスヘッドであるが、23− テープ」−の記録部位がトラックの入側であるか、出側
であるかの組合せにより分類し、各分類に対して一つの
消失情報を一時的に記憶L、必要な分類の消失情報を強
化訂正符号処理手段の訂正処理時に出力する消失情報分
類手段を備えることにより、大幅に少ないイレージヤフ
ラグ数であっても、ヘッドの目詰まりのようなの実用上
の連続性エラーに対しても非常に高い訂正能力を維持す
ることができる。また、全データにイレージヤフラグが
付される場合と異なり、イレージヤフラグは各符号系列
で周期的に同じパターンが繰り返されるので、符号系列
毎に毎回イレージヤフラグを強化符号訂正処理部に入力
する必要がなく、訂正符号処理のイレージヤフラグ入力
方法を最適化することにより訂正処理のスピードを向上
させることも可能であり、その効果は大なるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるディジタルデータ記
録再生装置の構成を示すブロック図、第2図は第1図に
おける消失情報管理部の内部構成24− を示すブロック図、第3図は本実施例における分類化に
よるイレージヤフラグの関係図、第4図は従来のディジ
タルデータの記録再生装置の構成を示すブロック図、第
5図は第4図における消失情報管理部の内部構成を示す
ブロック図、第6図は従来例における制御部の処理の流
れ図、第7図はメモリ上のグループデータの構成図、第
8図はメモリ」二の二次元グループデータ及び二次元冗
長データの入出力順、テープ上記録位置を示すデータ構
成図、第9図はデータ入出力順とテープ上記録位置の関
係図、第10図はテープ上の記録形態図である。 1・・・テープ、  2a+2b・・・ヘッド、3・・
・記録再生処理部、  4・・・メモリ、  5・・・
フレームデータ記憶管理部、  6・・・誤り訂正符号
処理部、  7.28・・・消失情報管理部、  8・
・・メモリ、9・・・グループデータ記憶管理部、  
10・・・強化訂正符号処理部、  11・・・通信部
、  12・・・制御部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アジマス角の異なる二つのヘッドを回転させ、一
    対の傾斜トラックより成るフレームをテープ上に形成し
    、ディジタルデータを記録あるいは再生する記録再生手
    段と、 前記フレームに記録再生するフレームデータを一時的に
    記憶するフレームデータ記憶手段と、前記フレームデー
    タを予め決められた規則に従って複数の符号系列に分割
    し、前記第1の記憶手段上に記憶させるフレームデータ
    記憶管理手段と、各々の符号系列に対して誤り訂正符号
    の符号生成処理と符号訂正処理を行い、訂正が正しくで
    きないと判断されるディジタルデータには消失情報を付
    して出力する誤り訂正符号処理手段と、連続する複数フ
    レームからなるグループ領域に記録再生するグループデ
    ータを一時的に記憶するグループデータ記憶手段と、 グループデータを予め決められた規則に従って複数の強
    化符号系列に分割し、前記グループデータ記憶手段上に
    記憶させるグループデータ記憶管理手段と、 各強化符号系列に対する強化訂正符号の符号生成及び付
    加とともに、消失情報を用いて誤り訂正処理を行う強化
    訂正符号処理手段と、 前記誤り訂正符号処理手段が訂正処理時に出力する消失
    情報を一時的に記憶し、必要な消失情報を強化訂正符号
    処理手段の訂正処理時に出力する消失情報管理手段とを
    備え、 前記消失情報管理手段は、全データに対する消失情報を
    予め決められた規則に従い分類し、各分類に対して一つ
    の消失情報を記憶する消失情報分類手段を備え、訂正処
    理時には各データが該当する分類の消失情報を出力する
    ことを特徴とするディジタルデータ記録再生装置。
  2. (2)消失情報管理手段は、各符号系列で同じ符号位置
    のディジタルデータに対応する消失情報を、再生される
    ヘッドがプラスアジマスヘッドであるか、マイナスアジ
    マスヘッドであるか、テープ上の記録部位がトラックの
    上側であるか、下側であるかの組合せにより分類し、各
    分類に対して一つの消失情報を記憶する消失情報分類手
    段を備えてなる請求項1記載のディジタルデータ記録再
    生装置。
JP29824589A 1989-11-16 1989-11-16 ディジタルデータ記録再生装置 Pending JPH03157878A (ja)

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JP29824589A Pending JPH03157878A (ja) 1989-11-16 1989-11-16 ディジタルデータ記録再生装置

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